JPH06325886A - 高周波点灯装置 - Google Patents
高周波点灯装置Info
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- JPH06325886A JPH06325886A JP11345093A JP11345093A JPH06325886A JP H06325886 A JPH06325886 A JP H06325886A JP 11345093 A JP11345093 A JP 11345093A JP 11345093 A JP11345093 A JP 11345093A JP H06325886 A JPH06325886 A JP H06325886A
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高周波電源から給電される電流を電流トランス
で受けて、電流トランスの出力巻線からの電流により負
荷を動作させるようにした電源装置において、高周波電
源の出力端が開放状態になったり、出力端の近くの部分
で出力配線が短絡して殆どインピーダンスが無くなった
状態においても、スイッチング素子へのストレスを抑え
て回路を保護できる点灯装置を提供する。 【構成】電源の出力部に出力電流検出回路と出力電圧検
出回路の少なくとも一方を設け、出力電流検出回路の検
出電流が所定値以下のとき、又は出力電圧検出回路の検
出電圧が所定値以上のときに動作する保護回路を設け
た。
で受けて、電流トランスの出力巻線からの電流により負
荷を動作させるようにした電源装置において、高周波電
源の出力端が開放状態になったり、出力端の近くの部分
で出力配線が短絡して殆どインピーダンスが無くなった
状態においても、スイッチング素子へのストレスを抑え
て回路を保護できる点灯装置を提供する。 【構成】電源の出力部に出力電流検出回路と出力電圧検
出回路の少なくとも一方を設け、出力電流検出回路の検
出電流が所定値以下のとき、又は出力電圧検出回路の検
出電圧が所定値以上のときに動作する保護回路を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電源から給電さ
れる電流を電流トランスで受けて、電流トランスで照明
負荷を点灯させるようにした高周波点灯装置に関するも
のである。
れる電流を電流トランスで受けて、電流トランスで照明
負荷を点灯させるようにした高周波点灯装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図14は高周波電源と電流トランスを用
いた照明システムの従来例(実願平1−180152
号)を示す回路図である。図中、B1 ,B2 ,B3 は照
明器具であり、電源から離れた場所に分散して設置され
る。この照明システムは、商用電源を入力して高周波の
定電流を出力する定電流高周波電源Aを備え、その出力
電流Iは複数の電流トランスT1 ,T2 ,T3 の1次巻
線に供給されている。各電流トランスT1 ,T2 ,T3
の2次巻線にはそれぞれ蛍光灯FL1 ,FL2 ,FL3
のような照明負荷が接続されている。各電流トランスT
1 ,T2 ,T3 の1次巻線は一本の電線とし、この電線
をトロイダルコアのような閉磁路を形成する鉄心に貫挿
することにより1ターンの磁気結合を行っており、この
鉄心に巻回された2次巻線から負荷電流を供給するもの
である。。
いた照明システムの従来例(実願平1−180152
号)を示す回路図である。図中、B1 ,B2 ,B3 は照
明器具であり、電源から離れた場所に分散して設置され
る。この照明システムは、商用電源を入力して高周波の
定電流を出力する定電流高周波電源Aを備え、その出力
電流Iは複数の電流トランスT1 ,T2 ,T3 の1次巻
線に供給されている。各電流トランスT1 ,T2 ,T3
の2次巻線にはそれぞれ蛍光灯FL1 ,FL2 ,FL3
のような照明負荷が接続されている。各電流トランスT
1 ,T2 ,T3 の1次巻線は一本の電線とし、この電線
をトロイダルコアのような閉磁路を形成する鉄心に貫挿
することにより1ターンの磁気結合を行っており、この
鉄心に巻回された2次巻線から負荷電流を供給するもの
である。。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、電流トランスの2次巻線が開放と
なって、出力電流がゼロになった場合には、定電流電源
であるが故に、電流を流し込もうとして、インバータ部
におけるスイッチング素子のデューティを広げるような
制御を行い、スイッチング素子のストレスを増大させ、
最悪の場合には、回路が破壊に至るという問題があっ
た。また、放電灯や白熱灯の寿命末期時や無負荷時に
は、放電灯の始動電圧に匹敵する数百Vの高い電圧が常
時印加されており、感電や電撃などという危険な状態が
引き起こされる可能性を含んでいる。
従来技術においては、電流トランスの2次巻線が開放と
なって、出力電流がゼロになった場合には、定電流電源
であるが故に、電流を流し込もうとして、インバータ部
におけるスイッチング素子のデューティを広げるような
制御を行い、スイッチング素子のストレスを増大させ、
最悪の場合には、回路が破壊に至るという問題があっ
た。また、放電灯や白熱灯の寿命末期時や無負荷時に
は、放電灯の始動電圧に匹敵する数百Vの高い電圧が常
時印加されており、感電や電撃などという危険な状態が
引き起こされる可能性を含んでいる。
【0004】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、高周波電源から
給電される電流を電流トランスで受けて、電流トランス
の出力巻線からの電流により負荷を動作させるようにし
た点灯装置において、高周波電源の出力端が開放状態に
なったり、出力端の近くの部分で出力配線が短絡して殆
どインピーダンスが無くなった状態においても、スイッ
チング素子へのストレスを抑えて回路を保護させること
ができる点灯装置を提供することにある。また、本発明
の他の目的とするところは、放電灯の寿命末期や無負荷
時においても放電灯を接続される出力端子間に印加され
る電圧を低く抑えることのできる放電灯点灯装置を提供
することにある。
ものであり、その目的とするところは、高周波電源から
給電される電流を電流トランスで受けて、電流トランス
の出力巻線からの電流により負荷を動作させるようにし
た点灯装置において、高周波電源の出力端が開放状態に
なったり、出力端の近くの部分で出力配線が短絡して殆
どインピーダンスが無くなった状態においても、スイッ
チング素子へのストレスを抑えて回路を保護させること
ができる点灯装置を提供することにある。また、本発明
の他の目的とするところは、放電灯の寿命末期や無負荷
時においても放電灯を接続される出力端子間に印加され
る電圧を低く抑えることのできる放電灯点灯装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、高周波定電流電源と、前記電源
から出力される定電流が供給される閉ループ状の出力配
線と、前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コ
アを備える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻
線に接続された照明負荷を備え、前記電源の出力部に出
力電流検出回路と出力電圧検出回路の少なくとも一方を
設けた点灯装置において、前記出力電流検出回路の検出
電流が所定値以下のとき、又は前記出力電圧検出回路の
検出電圧が所定値以上のときに動作する保護回路を前記
電源に設けたことを特徴とするものである。
課題を解決するために、高周波定電流電源と、前記電源
から出力される定電流が供給される閉ループ状の出力配
線と、前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コ
アを備える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻
線に接続された照明負荷を備え、前記電源の出力部に出
力電流検出回路と出力電圧検出回路の少なくとも一方を
設けた点灯装置において、前記出力電流検出回路の検出
電流が所定値以下のとき、又は前記出力電圧検出回路の
検出電圧が所定値以上のときに動作する保護回路を前記
電源に設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、無負荷及び定格負荷内におい
ては、出力電流は一定であり、出力電圧も或る電圧レベ
ル以下であるが、負荷が開放状態になると、出力電流が
0となるために、出力電流を一定に保持しようとして、
出力電圧が高くなる。また、過負荷状態においても、出
力電圧が定格負荷時よりも高くなる。このような異常状
態を出力電圧検出回路又は出力電流検出回路により検出
して、保護回路を動作させることにより、回路を保護す
るものである。
ては、出力電流は一定であり、出力電圧も或る電圧レベ
ル以下であるが、負荷が開放状態になると、出力電流が
0となるために、出力電流を一定に保持しようとして、
出力電圧が高くなる。また、過負荷状態においても、出
力電圧が定格負荷時よりも高くなる。このような異常状
態を出力電圧検出回路又は出力電流検出回路により検出
して、保護回路を動作させることにより、回路を保護す
るものである。
【0007】
【実施例】図1は請求項1記載の発明の一実施例の回路
図である。以下、その回路構成について詳しく説明す
る。商用電源Vsは、雑音防止回路1を介して全波整流
回路2の交流入力端子に接続されている。全波整流回路
2の直流出力端子には、平滑用のコンデンサC4 が接続
されている。コンデンサC4 の両端には、MOSトラン
ジスタQ1 ,Q2 の直列回路が並列接続されている。M
OSトランジスタQ1の両端には、カップリング用のコ
ンデンサCcを介して、インダクタL3 とコンデンサC
5 の直列共振回路が接続されている。コンデンサC5 の
両端には、絶縁トランスTfの1次巻線が並列接続され
ている。絶縁トランスTfの2次巻線からの出力電流
は、電流検出トランスCTを介して負荷5に供給されて
いる。絶縁トランスTfの2次巻線には出力電圧検出回
路11が接続されており、その検出出力はフォトカプラ
を介して保護回路12に伝達されている。電流検出トラ
ンスCTの出力巻線の両端はダイオードD2 ,D3 を介
して電流検出回路6に入力されており、前記出力巻線の
センタータップは接地されている。電流検出回路6の出
力は、比較回路9の第1の入力とされている。比較回路
9の第2の入力には、発振器OSCの矩形波信号を積分
回路10により三角波に変換した信号が入力されてい
る。比較回路9の出力は、インバータ制御回路41にフ
ィードバックされている。MOSトランジスタQ1 ,Q
2 はインバータ制御回路41の出力によりON/OFF
制御される。インバータ制御回路41は、比較回路9の
出力を否定回路NTで反転し、抵抗R8 ,R10、トラン
ジスタQ10,Q11,Q12と駆動トランスTd及びコンデ
ンサC10よりなるドライブ回路を介して高電位側のMO
SトランジスタQ1 のゲートに供給すると共に、抵抗R
20、トランジスタQ20,Q21,Q22よりなるドライブ回
路を介して低電位側のMOSトランジスタQ2 のゲート
に供給している。保護回路12が動作すると、MOSト
ランジスタQ2 は動作を停止する。
図である。以下、その回路構成について詳しく説明す
る。商用電源Vsは、雑音防止回路1を介して全波整流
回路2の交流入力端子に接続されている。全波整流回路
2の直流出力端子には、平滑用のコンデンサC4 が接続
されている。コンデンサC4 の両端には、MOSトラン
ジスタQ1 ,Q2 の直列回路が並列接続されている。M
OSトランジスタQ1の両端には、カップリング用のコ
ンデンサCcを介して、インダクタL3 とコンデンサC
5 の直列共振回路が接続されている。コンデンサC5 の
両端には、絶縁トランスTfの1次巻線が並列接続され
ている。絶縁トランスTfの2次巻線からの出力電流
は、電流検出トランスCTを介して負荷5に供給されて
いる。絶縁トランスTfの2次巻線には出力電圧検出回
路11が接続されており、その検出出力はフォトカプラ
を介して保護回路12に伝達されている。電流検出トラ
ンスCTの出力巻線の両端はダイオードD2 ,D3 を介
して電流検出回路6に入力されており、前記出力巻線の
センタータップは接地されている。電流検出回路6の出
力は、比較回路9の第1の入力とされている。比較回路
9の第2の入力には、発振器OSCの矩形波信号を積分
回路10により三角波に変換した信号が入力されてい
る。比較回路9の出力は、インバータ制御回路41にフ
ィードバックされている。MOSトランジスタQ1 ,Q
2 はインバータ制御回路41の出力によりON/OFF
制御される。インバータ制御回路41は、比較回路9の
出力を否定回路NTで反転し、抵抗R8 ,R10、トラン
ジスタQ10,Q11,Q12と駆動トランスTd及びコンデ
ンサC10よりなるドライブ回路を介して高電位側のMO
SトランジスタQ1 のゲートに供給すると共に、抵抗R
20、トランジスタQ20,Q21,Q22よりなるドライブ回
路を介して低電位側のMOSトランジスタQ2 のゲート
に供給している。保護回路12が動作すると、MOSト
ランジスタQ2 は動作を停止する。
【0008】以下、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、負荷を駆動するための高周波電源として
直列型インバータを使用しており、そのスイッチング素
子のデューティ(つまり、オン期間とオフ期間の比率)
を変化させることにより、負荷への出力電流を一定化す
るものである。インバータ回路4のMOSトランジスタ
Q1 ,Q2 はインバータ制御回路41からの制御信号に
従って交互にオン・オフされる。まず、MOSトランジ
スタQ1 がOFF状態でMOSトランジスタQ 2 がON
状態になると、コンデンサC4 からカップリング用のコ
ンデンサCc、コンデンサC5 と絶縁トランスTfの1
次巻線、インダクタL3 、MOSトランジスタQ2 を介
して電流が流れて、コンデンサCcに電荷が蓄積され
る。次に、MOSトランジスタQ1 がON状態、MOS
トランジスタQ2 がOFF状態になると、コンデンサC
cを電源として、MOSトランジスタQ1 、インダクタ
L3、コンデンサC5 と絶縁トランスTfの1次巻線に
逆方向に電流が流れる。これにより、絶縁トランスTf
の2次巻線から高周波電流が出力されて、負荷5に電力
供給を行う。負荷5と直列に電流検出トランスCTを挿
入し、この電流検出トランスCTの出力巻線に発生する
電圧をダイオードD2 ,D3 により全波整流し、抵抗R
3 ,R4 とコンデンサC8 よりなるCR積分回路で構成
された電流検出回路6で平均化して、負荷電流に応じた
電圧信号を発生させて、これを比較回路9の第1の入力
とする。一方、インバータ回路4の発振周波数を決める
発振器OSCの矩形波信号を抵抗R5 とコンデンサC9
よりなる積分回路10により三角波に変換して、これを
比較回路9の第2の入力とする。これにより、比較回路
9から出力される信号は、発振器OSCの発振周波数と
同一の周波数を有し、負荷電流の大きさに応じてデュー
ティが変化する信号となり、この信号によりMOSトラ
ンジスタQ1 ,Q2 を交互にON/OFFさせる。負荷
電流が必要以上に多い場合、MOSトランジスタQ2 の
オフ期間をMOSトランジスタQ1 のオフ期間よりも長
くして、インバータ回路4の出力を抑えることにより、
負荷電流を一定化させるものである。
本実施例では、負荷を駆動するための高周波電源として
直列型インバータを使用しており、そのスイッチング素
子のデューティ(つまり、オン期間とオフ期間の比率)
を変化させることにより、負荷への出力電流を一定化す
るものである。インバータ回路4のMOSトランジスタ
Q1 ,Q2 はインバータ制御回路41からの制御信号に
従って交互にオン・オフされる。まず、MOSトランジ
スタQ1 がOFF状態でMOSトランジスタQ 2 がON
状態になると、コンデンサC4 からカップリング用のコ
ンデンサCc、コンデンサC5 と絶縁トランスTfの1
次巻線、インダクタL3 、MOSトランジスタQ2 を介
して電流が流れて、コンデンサCcに電荷が蓄積され
る。次に、MOSトランジスタQ1 がON状態、MOS
トランジスタQ2 がOFF状態になると、コンデンサC
cを電源として、MOSトランジスタQ1 、インダクタ
L3、コンデンサC5 と絶縁トランスTfの1次巻線に
逆方向に電流が流れる。これにより、絶縁トランスTf
の2次巻線から高周波電流が出力されて、負荷5に電力
供給を行う。負荷5と直列に電流検出トランスCTを挿
入し、この電流検出トランスCTの出力巻線に発生する
電圧をダイオードD2 ,D3 により全波整流し、抵抗R
3 ,R4 とコンデンサC8 よりなるCR積分回路で構成
された電流検出回路6で平均化して、負荷電流に応じた
電圧信号を発生させて、これを比較回路9の第1の入力
とする。一方、インバータ回路4の発振周波数を決める
発振器OSCの矩形波信号を抵抗R5 とコンデンサC9
よりなる積分回路10により三角波に変換して、これを
比較回路9の第2の入力とする。これにより、比較回路
9から出力される信号は、発振器OSCの発振周波数と
同一の周波数を有し、負荷電流の大きさに応じてデュー
ティが変化する信号となり、この信号によりMOSトラ
ンジスタQ1 ,Q2 を交互にON/OFFさせる。負荷
電流が必要以上に多い場合、MOSトランジスタQ2 の
オフ期間をMOSトランジスタQ1 のオフ期間よりも長
くして、インバータ回路4の出力を抑えることにより、
負荷電流を一定化させるものである。
【0009】図2は本実施例に用いる出力電圧検出回路
11と保護回路12の構成を示している。全波整流器D
Bの交流入力端子a,bは絶縁トランスTfの2次巻線
に接続されている。全波整流器DBの直流出力端子には
コンデンサC11が接続されている。このコンデンサC11
の両端には、抵抗R11,R12の直列回路が接続されてい
る。抵抗R11,R12の接続点は、抵抗R13とツェナダイ
オードZD1 を介してサイリスタQ4 のゲートに接続さ
れている。サイリスタQ4 はフォトカプラPC 1 の発光
素子と抵抗R14を介して直流電源E1 に接続されてい
る。フォトカプラPC1 の受光素子の両端c,dは保護
回路12の出力として、MOSトランジスタQ2 のゲー
ト・ソース間に接続されている。
11と保護回路12の構成を示している。全波整流器D
Bの交流入力端子a,bは絶縁トランスTfの2次巻線
に接続されている。全波整流器DBの直流出力端子には
コンデンサC11が接続されている。このコンデンサC11
の両端には、抵抗R11,R12の直列回路が接続されてい
る。抵抗R11,R12の接続点は、抵抗R13とツェナダイ
オードZD1 を介してサイリスタQ4 のゲートに接続さ
れている。サイリスタQ4 はフォトカプラPC 1 の発光
素子と抵抗R14を介して直流電源E1 に接続されてい
る。フォトカプラPC1 の受光素子の両端c,dは保護
回路12の出力として、MOSトランジスタQ2 のゲー
ト・ソース間に接続されている。
【0010】図3は本実施例の動作説明図であり、負荷
状態と出力電流及び出力電圧の関係を示している。出力
電圧検出回路11により、絶縁トランスTfの2次巻線
の出力電圧が検出され、その検出電圧が所定値以上にな
ると、ツェナーダイオードZD1 がオンしてサイリスタ
Q4 のゲートにトリガー信号が入力されて、サイリスタ
Q4 がオンする。これにより、フォトカプラPC1 の発
光素子が光信号を発生し、受光素子がオンして、インバ
ータ回路4のMOSトランジスタQ2 のゲート・ソース
間を短絡して発振を停止させる。この実施例において
は、過負荷においても、負荷開放の状態においてもイン
バータ回路4の発振を瞬時に停止させてしまうものであ
り、スイッチング素子のストレスを確実に防止してい
る。
状態と出力電流及び出力電圧の関係を示している。出力
電圧検出回路11により、絶縁トランスTfの2次巻線
の出力電圧が検出され、その検出電圧が所定値以上にな
ると、ツェナーダイオードZD1 がオンしてサイリスタ
Q4 のゲートにトリガー信号が入力されて、サイリスタ
Q4 がオンする。これにより、フォトカプラPC1 の発
光素子が光信号を発生し、受光素子がオンして、インバ
ータ回路4のMOSトランジスタQ2 のゲート・ソース
間を短絡して発振を停止させる。この実施例において
は、過負荷においても、負荷開放の状態においてもイン
バータ回路4の発振を瞬時に停止させてしまうものであ
り、スイッチング素子のストレスを確実に防止してい
る。
【0011】図4は本発明の第2実施例の回路図であ
る。以下、その回路構成について説明する。商用電源V
sは、雑音防止回路1を介して全波整流回路2の交流入
力端子に接続されている。この雑音防止回路1は、コン
デンサC1 ,C2 及びチョークコイルL1 でローパスフ
ィルタを構成し、電源帰還雑音を低減すると共に入力電
流歪みを低減させている。全波整流回路2の直流出力端
子には、昇降圧チョッパー回路3が接続されている。こ
のチョッパー回路3では、スイッチング素子として2個
のMOSトランジスタQ0 ,Q1 を用いて耐圧を低減し
ている。MOSトランジスタQ0 ,Q1 はチョッパー制
御回路31により高周波的にON/OFFされる。MO
SトランジスタQ0 ,Q1 がONされると、全波整流回
路2からMOSトランジスタQ1 、インダクタL2 、M
OSトランジスタQ0 を介して電流が流れて、インダク
タL2 にエネルギーが蓄積される。MOSトランジスタ
Q0,Q1 がOFFされると、インダクタL2 の両端に
電圧が発生し、ダイオードD 1 を介してコンデンサC4
に電流が流れて、インダクタL2 のエネルギーがコンデ
ンサC4 に放出される。これにより、コンデンサC4 に
は平滑な直流電圧が得られる。C3 は高周波バイパス用
のコンデンサであり、昇降圧チョッパー回路3の入力端
子に並列接続されている。
る。以下、その回路構成について説明する。商用電源V
sは、雑音防止回路1を介して全波整流回路2の交流入
力端子に接続されている。この雑音防止回路1は、コン
デンサC1 ,C2 及びチョークコイルL1 でローパスフ
ィルタを構成し、電源帰還雑音を低減すると共に入力電
流歪みを低減させている。全波整流回路2の直流出力端
子には、昇降圧チョッパー回路3が接続されている。こ
のチョッパー回路3では、スイッチング素子として2個
のMOSトランジスタQ0 ,Q1 を用いて耐圧を低減し
ている。MOSトランジスタQ0 ,Q1 はチョッパー制
御回路31により高周波的にON/OFFされる。MO
SトランジスタQ0 ,Q1 がONされると、全波整流回
路2からMOSトランジスタQ1 、インダクタL2 、M
OSトランジスタQ0 を介して電流が流れて、インダク
タL2 にエネルギーが蓄積される。MOSトランジスタ
Q0,Q1 がOFFされると、インダクタL2 の両端に
電圧が発生し、ダイオードD 1 を介してコンデンサC4
に電流が流れて、インダクタL2 のエネルギーがコンデ
ンサC4 に放出される。これにより、コンデンサC4 に
は平滑な直流電圧が得られる。C3 は高周波バイパス用
のコンデンサであり、昇降圧チョッパー回路3の入力端
子に並列接続されている。
【0012】昇降圧チョッパー回路3の出力には、イン
バータ回路4が接続されている。インバータ回路4は、
MOSトランジスタQ2 ,Q3 の直列回路とコンデンサ
C12,C13の直列回路が並列接続されている。MOSト
ランジスタQ2 ,Q3 の接続点とコンデンサC12,C13
の接続点の間には、インダクタL3 とコンデンサC5の
直列共振回路が接続されている。コンデンサC5 の両端
には、絶縁トランスTfの1次巻線が並列接続されてい
る。絶縁トランスTfの2次巻線には、コンデンサ
C6 ,C7 とトランスL4 よりなる正弦波フィルタ回路
を介して出力される。インバータ回路4の出力は、電流
検出トランスCTを介して負荷5に供給されている。ま
た、インバータ回路4の出力には、出力電圧検出回路1
1が接続されている。電流検出トランスCTの出力巻線
の両端はダイオードD2 ,D3 を介して時定数回路CR
1 ,CR2 に入力されており、前記出力巻線のセンター
タップは接地されている。第1の時定数回路CR1 の出
力は、差動増幅回路7の第1の入力とされている。差動
増幅回路7の第2の入力には、基準電圧Vrefが入力
されている。差動増幅回路7の出力は、チョッパー制御
回路31にフィードバックされている。MOSトランジ
スタQ2 ,Q3 はインバータ制御回路41の出力により
ON/OFF制御される。インバータ制御回路41は発
振回路42の出力を分周して、MOSトランジスタQ2
がON、MOSトランジスタQ3 がOFFとなる第1の
状態と、MOSトランジスタQ2 がOFF、MOSトラ
ンジスタQ 3 がONとなる第2の状態とが交番するよう
に、MOSトランジスタQ2 ,Q3を制御する。また、
発振回路42には、第2の時定数回路CR2 の出力電圧
が入力されると共に、第1の時定数回路CR1 の出力電
圧が補正回路43を介して入力されている。全波整流回
路2の交流入力端子には、ダイオードD4 ,D5 を介し
てソフトスタート回路8が接続されている。ソフトスタ
ート回路8の出力は、チョッパー制御回路31に入力さ
れている。
バータ回路4が接続されている。インバータ回路4は、
MOSトランジスタQ2 ,Q3 の直列回路とコンデンサ
C12,C13の直列回路が並列接続されている。MOSト
ランジスタQ2 ,Q3 の接続点とコンデンサC12,C13
の接続点の間には、インダクタL3 とコンデンサC5の
直列共振回路が接続されている。コンデンサC5 の両端
には、絶縁トランスTfの1次巻線が並列接続されてい
る。絶縁トランスTfの2次巻線には、コンデンサ
C6 ,C7 とトランスL4 よりなる正弦波フィルタ回路
を介して出力される。インバータ回路4の出力は、電流
検出トランスCTを介して負荷5に供給されている。ま
た、インバータ回路4の出力には、出力電圧検出回路1
1が接続されている。電流検出トランスCTの出力巻線
の両端はダイオードD2 ,D3 を介して時定数回路CR
1 ,CR2 に入力されており、前記出力巻線のセンター
タップは接地されている。第1の時定数回路CR1 の出
力は、差動増幅回路7の第1の入力とされている。差動
増幅回路7の第2の入力には、基準電圧Vrefが入力
されている。差動増幅回路7の出力は、チョッパー制御
回路31にフィードバックされている。MOSトランジ
スタQ2 ,Q3 はインバータ制御回路41の出力により
ON/OFF制御される。インバータ制御回路41は発
振回路42の出力を分周して、MOSトランジスタQ2
がON、MOSトランジスタQ3 がOFFとなる第1の
状態と、MOSトランジスタQ2 がOFF、MOSトラ
ンジスタQ 3 がONとなる第2の状態とが交番するよう
に、MOSトランジスタQ2 ,Q3を制御する。また、
発振回路42には、第2の時定数回路CR2 の出力電圧
が入力されると共に、第1の時定数回路CR1 の出力電
圧が補正回路43を介して入力されている。全波整流回
路2の交流入力端子には、ダイオードD4 ,D5 を介し
てソフトスタート回路8が接続されている。ソフトスタ
ート回路8の出力は、チョッパー制御回路31に入力さ
れている。
【0013】以下、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、商用電源Vsからの交流電圧を全波整流
回路2により整流した後に昇降圧チョッパー回路3によ
り平滑な直流電圧に変換し、その後段のハーフブリッジ
構成のインバータ回路4によって高周波電力に変換し
て、負荷5に供給している。昇降圧チョッパー回路3
は、MOSトランジスタQ0 ,Q1 のスイッチング動作
と、エネルギーを蓄積するためのインダクタL2 、平滑
用のコンデンサC4 などによって商用電圧を全波整流し
た電圧よりも低い又は高い直流電圧を得ている。電源投
入時は、トランジスタQ0 ,Q1 のオン・デューティを
抑えて、徐々に広げていくことにより突入電流を抑制し
ている。定常的には負荷5と直列に接続された電流トラ
ンスCTによって負荷電流を検出し、負荷電流の大小に
応じた電圧を基準電圧と比較し、トランジスタQ1 のデ
ューティを変化させることにより、負荷電流が一定とな
るように、降圧チョッパー回路3の出力電圧が変化する
ようにしている。
本実施例では、商用電源Vsからの交流電圧を全波整流
回路2により整流した後に昇降圧チョッパー回路3によ
り平滑な直流電圧に変換し、その後段のハーフブリッジ
構成のインバータ回路4によって高周波電力に変換し
て、負荷5に供給している。昇降圧チョッパー回路3
は、MOSトランジスタQ0 ,Q1 のスイッチング動作
と、エネルギーを蓄積するためのインダクタL2 、平滑
用のコンデンサC4 などによって商用電圧を全波整流し
た電圧よりも低い又は高い直流電圧を得ている。電源投
入時は、トランジスタQ0 ,Q1 のオン・デューティを
抑えて、徐々に広げていくことにより突入電流を抑制し
ている。定常的には負荷5と直列に接続された電流トラ
ンスCTによって負荷電流を検出し、負荷電流の大小に
応じた電圧を基準電圧と比較し、トランジスタQ1 のデ
ューティを変化させることにより、負荷電流が一定とな
るように、降圧チョッパー回路3の出力電圧が変化する
ようにしている。
【0014】インバータ回路4は、MOSトランジスタ
Q2 ,Q3 とコンデンサC12,C13でハーフブリッジ回
路を構成し、発振回路42で決まる周波数をインバータ
制御回路41で分周して、MOSトランジスタQ2 ,Q
3 が交互にスイッチングするようにしたものである。な
お、スイッチング周波数は凡そ40kHz〜100kH
zの範囲で、なるべく雑音の影響が少ない値を中心とし
て変化させている。ハーフブリッジ構成のインバータの
出力電圧は矩形波であるが、主にインダクタL 3 とコン
デンサC5 の直列共振回路及び絶縁トランスTf、コン
デンサC6 ,C 7 ,インダクタL4 などからなる正弦波
フィルタ回路によって正弦波に近い電流を出力するもの
である。これは負荷に高周波電流を供給する際の配線路
から発生する輻射雑音を最小限に抑えるために、正弦波
に近い波形としているものである。また、インバータ回
路4の出力を絶縁トランスTfで絶縁しているのは、施
工時における感電等の危険を防止し、また、大地に対す
る漏洩電流を低減し、それによる配線損失を低減するた
めである。
Q2 ,Q3 とコンデンサC12,C13でハーフブリッジ回
路を構成し、発振回路42で決まる周波数をインバータ
制御回路41で分周して、MOSトランジスタQ2 ,Q
3 が交互にスイッチングするようにしたものである。な
お、スイッチング周波数は凡そ40kHz〜100kH
zの範囲で、なるべく雑音の影響が少ない値を中心とし
て変化させている。ハーフブリッジ構成のインバータの
出力電圧は矩形波であるが、主にインダクタL 3 とコン
デンサC5 の直列共振回路及び絶縁トランスTf、コン
デンサC6 ,C 7 ,インダクタL4 などからなる正弦波
フィルタ回路によって正弦波に近い電流を出力するもの
である。これは負荷に高周波電流を供給する際の配線路
から発生する輻射雑音を最小限に抑えるために、正弦波
に近い波形としているものである。また、インバータ回
路4の出力を絶縁トランスTfで絶縁しているのは、施
工時における感電等の危険を防止し、また、大地に対す
る漏洩電流を低減し、それによる配線損失を低減するた
めである。
【0015】この実施例では、負荷変動に対する応答時
間を短縮すると共に、雑音障害を最小限に抑えるため
に、比較的長時間にわたる負荷変動に対してはチョッパ
ー回路3のスイッチング動作を制御し、比較的短時間の
負荷変動に対してはインバータ回路4のスイッチング動
作を制御している。チョッパー回路3は、電源投入時に
はソフトスタート回路8により制御され、突入電流を抑
制する。また、電源投入時以外には、インバータ回路4
からの出力電流を電流検出トランスCTにより検出し、
時定数回路CR1 により比較的大きい時定数で平均化し
た信号によりフィードバック制御される。これにより、
検出電流に応じてチョッパー回路3の出力電圧を変化さ
せ、出力電流が一定となるように制御している。また、
電流検出トランスCTの検出信号は、時定数回路CR2
により比較的小さい時定数で平均化されて、インバータ
回路4の発振回路42に入力されている。この発振回路
42は、比較的短時間の負荷変動に対して出力電流が一
定となるようにインバータ回路4の発振周波数を変化さ
せるものであり、その結果、人間の目の残像効果によっ
て感じることができない程度のちらつき(10msec
以下の負荷電流変動)に対して応答でき、不快感が生じ
ない。また、定常的にはインバータの制御条件を出力波
形が最も歪みの少ない波形となるような条件とするべ
く、時定数回路CR1 の出力が補正回路43を介して発
振回路42に入力されている。これにより、連続して配
線路から発生する雑音を最小限に抑えることができる。
この補正回路43は、雑音除去のために都合の良い発振
周波数やデューティとなるように、インバータの制御条
件をチョッパー出力電圧に応じて補正するものである。
定常状態に移行するまでの間に極めて短時間にわたり雑
音レベルが上昇するが、実用上は支障の無い状態を達成
することができる。
間を短縮すると共に、雑音障害を最小限に抑えるため
に、比較的長時間にわたる負荷変動に対してはチョッパ
ー回路3のスイッチング動作を制御し、比較的短時間の
負荷変動に対してはインバータ回路4のスイッチング動
作を制御している。チョッパー回路3は、電源投入時に
はソフトスタート回路8により制御され、突入電流を抑
制する。また、電源投入時以外には、インバータ回路4
からの出力電流を電流検出トランスCTにより検出し、
時定数回路CR1 により比較的大きい時定数で平均化し
た信号によりフィードバック制御される。これにより、
検出電流に応じてチョッパー回路3の出力電圧を変化さ
せ、出力電流が一定となるように制御している。また、
電流検出トランスCTの検出信号は、時定数回路CR2
により比較的小さい時定数で平均化されて、インバータ
回路4の発振回路42に入力されている。この発振回路
42は、比較的短時間の負荷変動に対して出力電流が一
定となるようにインバータ回路4の発振周波数を変化さ
せるものであり、その結果、人間の目の残像効果によっ
て感じることができない程度のちらつき(10msec
以下の負荷電流変動)に対して応答でき、不快感が生じ
ない。また、定常的にはインバータの制御条件を出力波
形が最も歪みの少ない波形となるような条件とするべ
く、時定数回路CR1 の出力が補正回路43を介して発
振回路42に入力されている。これにより、連続して配
線路から発生する雑音を最小限に抑えることができる。
この補正回路43は、雑音除去のために都合の良い発振
周波数やデューティとなるように、インバータの制御条
件をチョッパー出力電圧に応じて補正するものである。
定常状態に移行するまでの間に極めて短時間にわたり雑
音レベルが上昇するが、実用上は支障の無い状態を達成
することができる。
【0016】なお、インバータ回路4の前段に設けたチ
ョッパー回路3は昇降圧式に限らず、例えば、昇圧式や
降圧式であっても良い。インバータ回路4はハーフブリ
ッジ式に限らず、フルブリッジ式でも良く、その定常的
な出力波形が正弦波に近いものであれば任意の方式を用
いることができる。さらに、インバータ回路4の出力制
御方式としては、周波数を変化させる方式を示したが、
スイッチング素子のデューティなどを変化させる方式を
用いても良い。
ョッパー回路3は昇降圧式に限らず、例えば、昇圧式や
降圧式であっても良い。インバータ回路4はハーフブリ
ッジ式に限らず、フルブリッジ式でも良く、その定常的
な出力波形が正弦波に近いものであれば任意の方式を用
いることができる。さらに、インバータ回路4の出力制
御方式としては、周波数を変化させる方式を示したが、
スイッチング素子のデューティなどを変化させる方式を
用いても良い。
【0017】図5は本実施例に用いる出力電圧検出回路
11の構成を示している。これは、図2に示した回路を
2個並列に接続したものであり、ツェナーダイオードZ
D1とZD2 のツェナー電圧を異なる値とすることによ
り、検出電圧は2段階に分かれている。図6は本実施例
の動作説明図である。まず、過負荷状態は低い電圧Vz
1 で検出すると共に、チョッパー制御回路31にフィー
ドバックされて、比較的長い時間で出力を制限するよう
に制御している。また、負荷開放状態は、高い電圧Vz
2 で検出すると共に、インバータ制御回路41にフィー
ドバックされて、短時間で発振を停止させて回路を保護
している。
11の構成を示している。これは、図2に示した回路を
2個並列に接続したものであり、ツェナーダイオードZ
D1とZD2 のツェナー電圧を異なる値とすることによ
り、検出電圧は2段階に分かれている。図6は本実施例
の動作説明図である。まず、過負荷状態は低い電圧Vz
1 で検出すると共に、チョッパー制御回路31にフィー
ドバックされて、比較的長い時間で出力を制限するよう
に制御している。また、負荷開放状態は、高い電圧Vz
2 で検出すると共に、インバータ制御回路41にフィー
ドバックされて、短時間で発振を停止させて回路を保護
している。
【0018】図7は請求項3記載の発明の基本構成を示
す回路図である。商用電源Vsからの交流電力は、定電
流高周波電源Aにより高周波電流に変換され、出力配線
20に導通される。この出力配線20は電流トランスT
1 の磁気コアに1次巻線として貫通している。電流トラ
ンスT1 の磁気コアには2次巻線が巻回されており、こ
の2次巻線には短絡回路21と負荷検出回路22と負荷
23が接続されている。負荷検出回路22により負荷2
3の存在が検出されているときには、短絡回路21は開
放状態となっており、通常の動作となる。また、負荷2
3の不存在が検出されたときには、短絡回路21は導通
状態となり、電流トランスT1 の2次巻線は短絡され
る。
す回路図である。商用電源Vsからの交流電力は、定電
流高周波電源Aにより高周波電流に変換され、出力配線
20に導通される。この出力配線20は電流トランスT
1 の磁気コアに1次巻線として貫通している。電流トラ
ンスT1 の磁気コアには2次巻線が巻回されており、こ
の2次巻線には短絡回路21と負荷検出回路22と負荷
23が接続されている。負荷検出回路22により負荷2
3の存在が検出されているときには、短絡回路21は開
放状態となっており、通常の動作となる。また、負荷2
3の不存在が検出されたときには、短絡回路21は導通
状態となり、電流トランスT1 の2次巻線は短絡され
る。
【0019】図8は請求項3記載の発明の一実施例を示
す回路図である。この実施例では、短絡回路21はリレ
ーRyのノーマリ・オフ接点SWで構成されている。負
荷検出回路22の入力に設けられた全波整流器DBの交
流入力端子は、電流トランスT1 の2次巻線に接続され
ている。全波整流器DBの直流出力端子にはコンデンサ
C11が接続されている。このコンデンサC11の両端に
は、抵抗R11,R12の直列回路が接続されている。抵抗
R11,R12の接続点は、抵抗R13とツェナダイオードZ
D1 を介してサイリスタQ4 のゲートに接続されてい
る。サイリスタQ4はリレーRyの励磁コイルと抵抗R
14を介して直流電源E1 に接続されている。リレーRy
のノーマリ・オフ接点SWは保護回路12の出力とし
て、電流トランスT1 の2次巻線に接続されている。
す回路図である。この実施例では、短絡回路21はリレ
ーRyのノーマリ・オフ接点SWで構成されている。負
荷検出回路22の入力に設けられた全波整流器DBの交
流入力端子は、電流トランスT1 の2次巻線に接続され
ている。全波整流器DBの直流出力端子にはコンデンサ
C11が接続されている。このコンデンサC11の両端に
は、抵抗R11,R12の直列回路が接続されている。抵抗
R11,R12の接続点は、抵抗R13とツェナダイオードZ
D1 を介してサイリスタQ4 のゲートに接続されてい
る。サイリスタQ4はリレーRyの励磁コイルと抵抗R
14を介して直流電源E1 に接続されている。リレーRy
のノーマリ・オフ接点SWは保護回路12の出力とし
て、電流トランスT1 の2次巻線に接続されている。
【0020】図9は本実施例の動作説明図であり、図
中、(a)は電流トランスT1 の2次巻線n2 の電圧V
n2 、(b)は抵抗R11,R12で分圧された電圧Viと
ツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz、(c)
はサイリスタQ4 のトリガー信号、(d)はリレーRy
の励磁電流である。図中、P点までは負荷が接続されて
おり、抵抗R11,R12で分圧された電圧Viはツェナー
ダイオードZD1 のツェナー電圧Vzに達していないの
で、サイリスタQ4 はトリガーされない。したがって、
リレーRyには励磁電流が流れず、そのノーマリ・オフ
接点SWは開放されており、負荷23は点灯状態を維持
する。次に、ランプ寿命などによりフィラメントが断線
して不点灯になると、無負荷状態となり、電流トランス
T1 の2次巻線n2 の電圧Vn2 が上昇する。これによ
り、抵抗R11,R12で分圧された電圧Viがツェナーダ
イオードZD1 のツェナー電圧Vzに達して、ツェナー
ダイオードZD1 を介してサイリスタQ4 のトリガー電
流が流れるので、サイリスタQ4 が導通する。このた
め、リレーRyに励磁電流が流れて、ノーマリ・オフ接
点SWが短絡され、電流トランスT1 の2次巻線n2 の
電圧Vn2 はゼロとなる。
中、(a)は電流トランスT1 の2次巻線n2 の電圧V
n2 、(b)は抵抗R11,R12で分圧された電圧Viと
ツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz、(c)
はサイリスタQ4 のトリガー信号、(d)はリレーRy
の励磁電流である。図中、P点までは負荷が接続されて
おり、抵抗R11,R12で分圧された電圧Viはツェナー
ダイオードZD1 のツェナー電圧Vzに達していないの
で、サイリスタQ4 はトリガーされない。したがって、
リレーRyには励磁電流が流れず、そのノーマリ・オフ
接点SWは開放されており、負荷23は点灯状態を維持
する。次に、ランプ寿命などによりフィラメントが断線
して不点灯になると、無負荷状態となり、電流トランス
T1 の2次巻線n2 の電圧Vn2 が上昇する。これによ
り、抵抗R11,R12で分圧された電圧Viがツェナーダ
イオードZD1 のツェナー電圧Vzに達して、ツェナー
ダイオードZD1 を介してサイリスタQ4 のトリガー電
流が流れるので、サイリスタQ4 が導通する。このた
め、リレーRyに励磁電流が流れて、ノーマリ・オフ接
点SWが短絡され、電流トランスT1 の2次巻線n2 の
電圧Vn2 はゼロとなる。
【0021】図10は他の実施例の回路図である。図8
の実施例では、瞬時ではあるが、ノーマリ・オフ接点S
WがONするまでの間、トランスT1 の2次巻線n2 の
電圧が上昇し、全波整流器DBには照明負荷23の始動
電圧以上の高電圧が印加されるため、高耐圧のダイオー
ドブリッジや電解コンデンサが必要となり、回路が大型
化したり、コストが高くなる。そこで、図10の実施例
では、電流トランスCT1 を設けて、その2次巻線に全
波整流器DBの交流入力端子を接続している。全波整流
器DBの直流出力端子には、コンデンサC11と抵抗
R11,R12,R13及びツェナーダイオードZD1 よりな
る検出回路が接続されている。ツェナーダイオードZD
1 が導通すると、トランジスタQ4 のベース・エミッタ
間にツェナー電流が流れるように構成されている。この
トランジスタQ4 は別のトランジスタQ5 のベース・エ
ミッタ間に接続されている。トランジスタQ5 のベース
には、直流電源E1 から抵抗R15を介してベース電流が
供給されている。また、直流電源E1 には、トランジス
タQ5 のコレクタ・エミッタ間を介して抵抗R14とリレ
ーRyの励磁コイルが接続されている。
の実施例では、瞬時ではあるが、ノーマリ・オフ接点S
WがONするまでの間、トランスT1 の2次巻線n2 の
電圧が上昇し、全波整流器DBには照明負荷23の始動
電圧以上の高電圧が印加されるため、高耐圧のダイオー
ドブリッジや電解コンデンサが必要となり、回路が大型
化したり、コストが高くなる。そこで、図10の実施例
では、電流トランスCT1 を設けて、その2次巻線に全
波整流器DBの交流入力端子を接続している。全波整流
器DBの直流出力端子には、コンデンサC11と抵抗
R11,R12,R13及びツェナーダイオードZD1 よりな
る検出回路が接続されている。ツェナーダイオードZD
1 が導通すると、トランジスタQ4 のベース・エミッタ
間にツェナー電流が流れるように構成されている。この
トランジスタQ4 は別のトランジスタQ5 のベース・エ
ミッタ間に接続されている。トランジスタQ5 のベース
には、直流電源E1 から抵抗R15を介してベース電流が
供給されている。また、直流電源E1 には、トランジス
タQ5 のコレクタ・エミッタ間を介して抵抗R14とリレ
ーRyの励磁コイルが接続されている。
【0022】図11は本実施例の動作説明図であり、図
中、(a)は電流トランスCT1 の2次巻線に流れる電
流I2 、(b)は抵抗R11,R12で分圧された電圧Vi
とツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz、
(c)はトランジスタQ4 のON/OFF、(d)はト
ランジスタQ5 のON/OFF、(e)はリレー接点S
WのON/OFF、(f)は電流トランスT1 の2次巻
線n2 に生じる電圧Vn2である。図中、P点までは負
荷が接続されており、電流トランスCT1 に電流が流れ
るので、その2次巻線にも電流I2 が流れて、抵抗
R11,R12で分圧された電圧Viはツェナーダイオード
ZD1 のツェナー電圧Vzよりも高く、トランジスタQ
4 はONであり、そのため、トランジスタQ5 はOFF
している。したがって、リレーRyの励磁電流は流れ
ず、リレー接点SWはOFFしている。次に、無負荷状
態になると、トランジスタQ4 がOFF、トランジスタ
Q5 がONとなり、リレー接点SWはONとなる。これ
により、電流トランスT1 の2次巻線n2 は短絡され
る。
中、(a)は電流トランスCT1 の2次巻線に流れる電
流I2 、(b)は抵抗R11,R12で分圧された電圧Vi
とツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz、
(c)はトランジスタQ4 のON/OFF、(d)はト
ランジスタQ5 のON/OFF、(e)はリレー接点S
WのON/OFF、(f)は電流トランスT1 の2次巻
線n2 に生じる電圧Vn2である。図中、P点までは負
荷が接続されており、電流トランスCT1 に電流が流れ
るので、その2次巻線にも電流I2 が流れて、抵抗
R11,R12で分圧された電圧Viはツェナーダイオード
ZD1 のツェナー電圧Vzよりも高く、トランジスタQ
4 はONであり、そのため、トランジスタQ5 はOFF
している。したがって、リレーRyの励磁電流は流れ
ず、リレー接点SWはOFFしている。次に、無負荷状
態になると、トランジスタQ4 がOFF、トランジスタ
Q5 がONとなり、リレー接点SWはONとなる。これ
により、電流トランスT1 の2次巻線n2 は短絡され
る。
【0023】図12は請求項4記載の発明の基本構成を
示す回路図である。商用電源Vsからの交流電力は、定
電流高周波電源Aにより高周波電流に変換され、出力配
線20に導通される。この出力配線20は電流トランス
T1 の磁気コアに1次巻線として貫通している。また、
出力配線20の電流が磁気コアを貫通しないようにバイ
パスさせるための短絡回路21が接続されている。電流
トランスT1 の磁気コアには2次巻線が巻回されてお
り、この2次巻線には負荷検出回路22と負荷23が接
続されている。負荷検出回路22により負荷23の存在
が検出されているときには、短絡回路21は開放状態と
なっており、通常の動作となる。また、負荷23の不存
在が検出されたときには、短絡回路21は導通状態とな
り、電流トランスT1 の1次巻線は短絡される。
示す回路図である。商用電源Vsからの交流電力は、定
電流高周波電源Aにより高周波電流に変換され、出力配
線20に導通される。この出力配線20は電流トランス
T1 の磁気コアに1次巻線として貫通している。また、
出力配線20の電流が磁気コアを貫通しないようにバイ
パスさせるための短絡回路21が接続されている。電流
トランスT1 の磁気コアには2次巻線が巻回されてお
り、この2次巻線には負荷検出回路22と負荷23が接
続されている。負荷検出回路22により負荷23の存在
が検出されているときには、短絡回路21は開放状態と
なっており、通常の動作となる。また、負荷23の不存
在が検出されたときには、短絡回路21は導通状態とな
り、電流トランスT1 の1次巻線は短絡される。
【0024】図13は請求項4記載の発明の一実施例を
示す回路図である。本実施例では、短絡回路21はリレ
ーのノーマリ・オフ接点SWで構成されている。負荷検
出回路22の構成については、図8又は図10の構成と
同様である。図12又は図13の回路では、図7、図8
又は図10の回路に比べて電力変換効率は高くなる。な
ぜなら、図7、図8又は図10の回路でも無負荷時には
電流トランスT1 の2次巻線には高電圧は発生しない
が、2次巻線には短絡電流が流れ続けて、コアの鉄損や
コイルの銅損は負荷が存在する場合と同様に生じるが、
図12又は図13の回路では電流トランスT1 の1次巻
線を短絡させているので、無負荷時における鉄損や銅損
が生じないという利点がある。
示す回路図である。本実施例では、短絡回路21はリレ
ーのノーマリ・オフ接点SWで構成されている。負荷検
出回路22の構成については、図8又は図10の構成と
同様である。図12又は図13の回路では、図7、図8
又は図10の回路に比べて電力変換効率は高くなる。な
ぜなら、図7、図8又は図10の回路でも無負荷時には
電流トランスT1 の2次巻線には高電圧は発生しない
が、2次巻線には短絡電流が流れ続けて、コアの鉄損や
コイルの銅損は負荷が存在する場合と同様に生じるが、
図12又は図13の回路では電流トランスT1 の1次巻
線を短絡させているので、無負荷時における鉄損や銅損
が生じないという利点がある。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高周波電
源から給電される電流を複数の電流トランスで受けて、
それぞれの電流トランスで負荷を動作させるようにした
点灯装置において、直流電圧をスイッチング動作によっ
て任意の電圧値に変換する直流電圧変換部と、直流電圧
変換部により変換された直流電圧をスイッチング動作に
よって高周波電圧に変換するインバータ部と、インバー
タ部の出力電圧又は出力電流を検出する検出部とで高周
波電源を構成したので、過負荷時や負荷開放時のような
負荷の異常時に、出力電圧又は電流検出の変化を検出し
て、インバータ部の発振を停止させたり、出力を絞るこ
とで回路を保護することができる。
源から給電される電流を複数の電流トランスで受けて、
それぞれの電流トランスで負荷を動作させるようにした
点灯装置において、直流電圧をスイッチング動作によっ
て任意の電圧値に変換する直流電圧変換部と、直流電圧
変換部により変換された直流電圧をスイッチング動作に
よって高周波電圧に変換するインバータ部と、インバー
タ部の出力電圧又は出力電流を検出する検出部とで高周
波電源を構成したので、過負荷時や負荷開放時のような
負荷の異常時に、出力電圧又は電流検出の変化を検出し
て、インバータ部の発振を停止させたり、出力を絞るこ
とで回路を保護することができる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、直流
電圧変換部から出力される直流電圧をインバータ部によ
り高周波に変換し、複数の電流トランスを介して負荷に
供給するようにした電源装置において、出力電流が一定
となるように、直流電圧変換部の電圧を変化させるよう
にしたから、インバータ部としては、入力電圧が変化し
ても同一の発振条件で動作すれば良いので、複雑な制御
が不要であり、構成が簡単になるという利点がある。
電圧変換部から出力される直流電圧をインバータ部によ
り高周波に変換し、複数の電流トランスを介して負荷に
供給するようにした電源装置において、出力電流が一定
となるように、直流電圧変換部の電圧を変化させるよう
にしたから、インバータ部としては、入力電圧が変化し
ても同一の発振条件で動作すれば良いので、複雑な制御
が不要であり、構成が簡単になるという利点がある。
【0027】また、請求項3記載の発明によれば、無負
荷時においても電流トランスの2次巻線電圧がほとんど
発生せず、万一触れた場合でも電撃を受けることがな
く、安全である。
荷時においても電流トランスの2次巻線電圧がほとんど
発生せず、万一触れた場合でも電撃を受けることがな
く、安全である。
【0028】さらに、請求項4記載の発明によれば、電
流トランスの1次巻線を短絡させているので、無負荷時
における鉄損や銅損を無くすことができ、電力変換効率
が高くなるという利点がある。
流トランスの1次巻線を短絡させているので、無負荷時
における鉄損や銅損を無くすことができ、電力変換効率
が高くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例の回路図であ
る。
る。
【図2】請求項1記載の発明に用いる出力電圧検出回路
の回路図である。
の回路図である。
【図3】請求項1記載の発明の動作を示す説明図であ
る。
る。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例の回路図であ
る。
る。
【図5】請求項2記載の発明に用いる出力電圧検出回路
の回路図である。
の回路図である。
【図6】請求項2記載の発明の動作を示す説明図であ
る。
る。
【図7】請求項3記載の発明の基本構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図8】請求項3記載の発明の一実施例の回路図であ
る。
る。
【図9】請求項3記載の発明の一実施例の動作波形図で
ある。
ある。
【図10】請求項3記載の発明の他の実施例の回路図で
ある。
ある。
【図11】請求項3記載の発明の他の実施例の動作波形
図である。
図である。
【図12】請求項4記載の発明の基本構成を示す回路図
である。
である。
【図13】請求項4記載の発明の別の実施例の回路図で
ある。
ある。
【図14】従来例の回路図である。
1 雑音防止回路 2 全波整流回路 3 チョッパー回路 4 インバータ回路 5 負荷 11 出力電圧検出回路 12 保護回路
Claims (4)
- 【請求項1】 高周波定電流電源と、前記電源から出
力される定電流が供給される閉ループ状の出力配線と、
前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コアを備
える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻線に接
続された照明負荷とを備え、前記電源の出力部に出力電
流検出回路と出力電圧検出回路の少なくとも一方を設け
た点灯装置において、前記出力電流検出回路の検出電流
が所定値以下のとき、又は前記出力電圧検出回路の検出
電圧が所定値以上のときに動作する保護回路を前記電源
に設けたことを特徴とする高周波点灯装置。 - 【請求項2】 高周波定電流電源と、前記電源から出
力される定電流が供給される閉ループ状の出力配線と、
前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コアを備
える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻線に接
続された照明負荷とを備える点灯装置において、前記高
周波定電流電源は、交流電圧を直流電圧に変換する直流
電圧変換部と、前記直流電圧を高周波電圧に変換するイ
ンバータ部とから構成され、前記直流電圧変換部の出力
電圧と前記インバータ部の入力電流の積が所定値を越え
たときに動作する保護回路を備えることを特徴とする高
周波点灯装置。 - 【請求項3】 高周波定電流電源と、前記電源から出
力される定電流が供給される閉ループ状の出力配線と、
前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コアを備
える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻線に接
続された照明負荷とを備え、前記電源の出力部に出力電
流検出回路と出力電圧検出回路の少なくとも一方を設け
た点灯装置において、負荷の異常時に前記電流トランス
の2次巻線の両端を短絡させるスイッチ回路を設けたこ
とを特徴とする高周波点灯装置。 - 【請求項4】 高周波定電流電源と、前記電源から出
力される定電流が供給される閉ループ状の出力配線と、
前記出力配線を1次巻線として貫通させる磁気コアを備
える電流トランスと、前記電流トランスの2次巻線に接
続された照明負荷とを備え、前記電源の出力部に出力電
流検出回路と出力電圧検出回路の少なくとも一方を設け
た点灯装置において、前記出力配線が電流トランスの磁
気コアを貫通しないように切り換えるバイパス回路を設
けたことを特徴とする高周波点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11345093A JPH06325886A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高周波点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11345093A JPH06325886A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高周波点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325886A true JPH06325886A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14612545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11345093A Pending JPH06325886A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高周波点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325886A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001157456A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 定電流電源装置 |
WO2003013195A1 (fr) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de fonctionnement de lampe a decharge |
JP2004342352A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Pentax Corp | 光源装置 |
JP2007005005A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Sharp Corp | インバータ回路、バックライトユニット、及び液晶表示装置 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP11345093A patent/JPH06325886A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001157456A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 定電流電源装置 |
JP4560690B2 (ja) * | 1999-11-25 | 2010-10-13 | 東芝ライテック株式会社 | 定電流電源装置 |
WO2003013195A1 (fr) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de fonctionnement de lampe a decharge |
JP2004342352A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Pentax Corp | 光源装置 |
JP2007005005A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Sharp Corp | インバータ回路、バックライトユニット、及び液晶表示装置 |
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