JPH0712297Y2 - おろし器付容器蓋 - Google Patents
おろし器付容器蓋Info
- Publication number
- JPH0712297Y2 JPH0712297Y2 JP1989046942U JP4694289U JPH0712297Y2 JP H0712297 Y2 JPH0712297 Y2 JP H0712297Y2 JP 1989046942 U JP1989046942 U JP 1989046942U JP 4694289 U JP4694289 U JP 4694289U JP H0712297 Y2 JPH0712297 Y2 JP H0712297Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- grater
- container
- container lid
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、食料品売り場等で食品をパック製品として販
売に供するのに特に好適な、主として合成樹脂フィルム
乃至シートを圧空乃至真空成形してなる容器(通称トレ
ー)の蓋の改良に関する。
売に供するのに特に好適な、主として合成樹脂フィルム
乃至シートを圧空乃至真空成形してなる容器(通称トレ
ー)の蓋の改良に関する。
(従来の技術) 従来の合成樹脂フィルム乃至シートを圧空乃至真空成形
してなるトレー型容器の蓋の改良は、積み重ね機能や被
収納物の定置機能、デザイン性等に対するものが多く、
容器蓋以外の用途を兼ねた多機能性を発揮するものの実
施化は少なかった。
してなるトレー型容器の蓋の改良は、積み重ね機能や被
収納物の定置機能、デザイン性等に対するものが多く、
容器蓋以外の用途を兼ねた多機能性を発揮するものの実
施化は少なかった。
(考案が解決しようとする課題) 例えば、需要者が、生姜、わさび、ニンニク等をおろし
て使用するのに好適な食品をパック製品として購入した
場合は、容器はそのまま廃棄し、おろし金を別途準備し
なければならなかった。
て使用するのに好適な食品をパック製品として購入した
場合は、容器はそのまま廃棄し、おろし金を別途準備し
なければならなかった。
このような場合に、おろし金を別途準備する必要がなけ
れば需要者にとって便利であり、販売者にとってはそれ
を商品の付加価値として示すこともできる。
れば需要者にとって便利であり、販売者にとってはそれ
を商品の付加価値として示すこともできる。
本考案は、このような着眼からなしたものであり、その
ためにおろし器付容器蓋を提供せんとするものである。
ためにおろし器付容器蓋を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、圧空乃至真空成
形の合成樹脂製容器蓋であって、周縁部に形成した容器
本体嵌合用の嵌合縁の内側に周側面を立設し、さらにそ
の内方の蓋面部分を蓋の最下面位置まで凹ませ、この凹
んだ蓋面をおろし刃用小突起が上方に多数突起したおろ
し面として形成してなる構成を有しておろし器付容器蓋
としたことを特徴とする。
形の合成樹脂製容器蓋であって、周縁部に形成した容器
本体嵌合用の嵌合縁の内側に周側面を立設し、さらにそ
の内方の蓋面部分を蓋の最下面位置まで凹ませ、この凹
んだ蓋面をおろし刃用小突起が上方に多数突起したおろ
し面として形成してなる構成を有しておろし器付容器蓋
としたことを特徴とする。
(作用) 収納食品を容器から取り出し、容器蓋の上面をおろし器
として利用し、そのまま食品をおろすことができる。
として利用し、そのまま食品をおろすことができる。
(実施例) 以下、一実施例として示した図面によって本考案を説明
する。
する。
第1図において、1は容器本体、2はその蓋であって、
蓋2は、非発泡性の適度な硬さを有する任意合成樹脂フ
ィルム乃至シート、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート等の単体或いは重合体
からなっていて、好ましくは0.3〜0.4mm前後の厚みを有
するフィルム乃至シートを圧空乃至真空成形して形成さ
れており、容器本体1に被嵌する嵌合縁3を周縁部に形
成すると共に、嵌合縁3の内側に周側面を立設し、さら
にその内方の蓋面4部分を嵌合縁3下端位置、すなわ
ち、蓋2の最下面位置まで凹ませ、この凹んだ蓋面4を
おろし刃用小突起5を上方に多数突起したおろし面とし
たものである。
蓋2は、非発泡性の適度な硬さを有する任意合成樹脂フ
ィルム乃至シート、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート等の単体或いは重合体
からなっていて、好ましくは0.3〜0.4mm前後の厚みを有
するフィルム乃至シートを圧空乃至真空成形して形成さ
れており、容器本体1に被嵌する嵌合縁3を周縁部に形
成すると共に、嵌合縁3の内側に周側面を立設し、さら
にその内方の蓋面4部分を嵌合縁3下端位置、すなわ
ち、蓋2の最下面位置まで凹ませ、この凹んだ蓋面4を
おろし刃用小突起5を上方に多数突起したおろし面とし
たものである。
この小突起5の形状、大きさ、及び配置等は、例えば第
2図乃至第5図のように、三角錐の一側面を他の側面よ
りも若干急傾斜にしておろし刃5aとしてなる偏三角錐状
に絞った形態の小突起5を、千鳥状にかつ一列ごとにお
ろし刃5aを逆向きにして適度に密接して配設し(第2
図)、或いは四角錐の一側面を他の側面よりも若干急傾
斜のおろし刃5aとした偏四角錐状の小突起5を上記同様
に配設し(第3図)、或いはまた、四角錐と円錐の各半
割を合体した如き形状の円錐面とは反対の平坦傾斜面を
おろし刃5aとしてなる特殊形状の小突起5を前記同様に
配設し(第4図)、他のおろし可能形態として形成す
る。
2図乃至第5図のように、三角錐の一側面を他の側面よ
りも若干急傾斜にしておろし刃5aとしてなる偏三角錐状
に絞った形態の小突起5を、千鳥状にかつ一列ごとにお
ろし刃5aを逆向きにして適度に密接して配設し(第2
図)、或いは四角錐の一側面を他の側面よりも若干急傾
斜のおろし刃5aとした偏四角錐状の小突起5を上記同様
に配設し(第3図)、或いはまた、四角錐と円錐の各半
割を合体した如き形状の円錐面とは反対の平坦傾斜面を
おろし刃5aとしてなる特殊形状の小突起5を前記同様に
配設し(第4図)、他のおろし可能形態として形成す
る。
大きさと配置状態の一例としては、例えば小突起の底面
幅が1〜1.5mm前後、高さが1mm前後、各突起間の間隔が
2mm前後の如きである。
幅が1〜1.5mm前後、高さが1mm前後、各突起間の間隔が
2mm前後の如きである。
上記構成の蓋2によるおろし機能は、例えば生姜、わさ
び、ニンニクその他任意の食品に適用可能であり、しか
も例えば生姜であっても少なくとも数個乃至10数個をお
ろすことができる強度は十分に発揮できる。
び、ニンニクその他任意の食品に適用可能であり、しか
も例えば生姜であっても少なくとも数個乃至10数個をお
ろすことができる強度は十分に発揮できる。
また、蓋が非常に小形の場合は蓋面の略全面に渡ってお
ろし面を形成すればよいが、通常は蓋面の中央部或いは
一側部乃至両側部に形成しておろし面にそのままおろし
物を溜めればよい。おろし面周囲の蓋面、周縁部分等に
適宜補強リブなどを形成することは任意である。
ろし面を形成すればよいが、通常は蓋面の中央部或いは
一側部乃至両側部に形成しておろし面にそのままおろし
物を溜めればよい。おろし面周囲の蓋面、周縁部分等に
適宜補強リブなどを形成することは任意である。
小突起5は凹んだ蓋面において蓋2の上方に突出する形
で形成されているので、被収納物を万が一にも傷つける
ことがなく、また、蓋2の外側を被う包装体を傷つける
こともない。
で形成されているので、被収納物を万が一にも傷つける
ことがなく、また、蓋2の外側を被う包装体を傷つける
こともない。
なお、蓋は、容器本体と一体成形されたヒンジ式に開閉
形のものであってもよい。
形のものであってもよい。
上記容器によれば、需要者は、容器本体から収納食品を
取り出し、好みに応じてそのまま蓋を用いて食品をおろ
すことができる。おろしたものはおろし面上乃至蓋面上
にそのまま溜めることができる。
取り出し、好みに応じてそのまま蓋を用いて食品をおろ
すことができる。おろしたものはおろし面上乃至蓋面上
にそのまま溜めることができる。
また、用途例としてサシミを収納した容器の蓋を本考案
のものとし、蓋で生姜やわさび、ニンニク等をおろして
そのまま醤油皿を兼ね、サシミを新鮮な生姜醤油につけ
て食することができる。この場合、蓋の左右両側に分離
状態でおろし器が形成されていれば、例えば一方でわさ
びをおろし、他方で生姜やニンニクをおろして両方を使
い分けること等もできる。
のものとし、蓋で生姜やわさび、ニンニク等をおろして
そのまま醤油皿を兼ね、サシミを新鮮な生姜醤油につけ
て食することができる。この場合、蓋の左右両側に分離
状態でおろし器が形成されていれば、例えば一方でわさ
びをおろし、他方で生姜やニンニクをおろして両方を使
い分けること等もできる。
(考案の効果) このようにして、本考案によれば、合成樹脂の一体成形
によって蓋面におろし器が一体成形された蓋を提供する
ことができる。
によって蓋面におろし器が一体成形された蓋を提供する
ことができる。
この蓋は、合成樹脂を一体成形するだけで形成できるの
で、特殊な別材質の材料を必要とせず、別部材を組み合
わせる必要もなく、通常の容器成形と同様に成形でき、
量産と共に安価に提供でき、しかも取扱が簡便である。
で、特殊な別材質の材料を必要とせず、別部材を組み合
わせる必要もなく、通常の容器成形と同様に成形でき、
量産と共に安価に提供でき、しかも取扱が簡便である。
また、収納食品を別途おろし金を準備する必要なく該食
品を収納していた蓋付容器の蓋によっておろすことがで
きるので、販売者にとっては包装物を含む商品の付加価
値を高め、使用者にとっては使用の利便性を得ることが
できる。
品を収納していた蓋付容器の蓋によっておろすことがで
きるので、販売者にとっては包装物を含む商品の付加価
値を高め、使用者にとっては使用の利便性を得ることが
できる。
特にこの蓋は、蓋の凹んだ蓋面に上方に突起する形で小
突起を形成したことにより、おろし面を被覆する等の配
慮をしなくても被収納物を傷めるおそれがなく、また、
蓋の外側を被う包装体を傷つけることもない。蓋は容器
被着時のまま上下反転することなく使用できるので取扱
が簡便であり、また、おろし面上乃至蓋面上にそのまま
おろしたものを溜めることができ、蓋をそのまま皿代わ
りに使用することができる。
突起を形成したことにより、おろし面を被覆する等の配
慮をしなくても被収納物を傷めるおそれがなく、また、
蓋の外側を被う包装体を傷つけることもない。蓋は容器
被着時のまま上下反転することなく使用できるので取扱
が簡便であり、また、おろし面上乃至蓋面上にそのまま
おろしたものを溜めることができ、蓋をそのまま皿代わ
りに使用することができる。
第1図は本考案に係るおろし器付容器蓋の一例断面図、
第2図、第3図、第4図はいずれもおろし刃用小突起の
拡大図であり、各図の(A)は斜視図、(B)は平面
図、第5図は第2図のおろし刃用小突起の配置例を示す
部分平面図である。 1……容器本体、2……蓋、4……蓋面、5……おろし
刃用小突起、5a……おろし刃。
第2図、第3図、第4図はいずれもおろし刃用小突起の
拡大図であり、各図の(A)は斜視図、(B)は平面
図、第5図は第2図のおろし刃用小突起の配置例を示す
部分平面図である。 1……容器本体、2……蓋、4……蓋面、5……おろし
刃用小突起、5a……おろし刃。
Claims (1)
- 【請求項1】圧空乃至真空成形の合成樹脂製容器蓋であ
って、周縁部に形成した容器本体嵌合用の嵌合縁の内側
に周側面を立設し、さらにその内方の蓋面部分を蓋の最
下面位置まで凹ませ、この凹んだ蓋面をおろし刃用小突
起が上方に多数突起したおろし面として形成してなる構
成を有するおろし器付容器蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989046942U JPH0712297Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | おろし器付容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989046942U JPH0712297Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | おろし器付容器蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138157U JPH02138157U (ja) | 1990-11-19 |
JPH0712297Y2 true JPH0712297Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31562447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989046942U Expired - Lifetime JPH0712297Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | おろし器付容器蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712297Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015527143A (ja) * | 2012-08-27 | 2015-09-17 | フイスラー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングFissler GmbH | 容器に載置するキッチン用具、キッチン用具とさまざまな機能的ユニットとを備えたキッチン用具セット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54155737U (ja) * | 1978-04-22 | 1979-10-30 | ||
JPS61175991U (ja) * | 1985-04-22 | 1986-11-01 | ||
JPS623451U (ja) * | 1985-06-22 | 1987-01-10 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1989046942U patent/JPH0712297Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015527143A (ja) * | 2012-08-27 | 2015-09-17 | フイスラー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングFissler GmbH | 容器に載置するキッチン用具、キッチン用具とさまざまな機能的ユニットとを備えたキッチン用具セット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138157U (ja) | 1990-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |