JPH07121081A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07121081A JPH07121081A JP5266278A JP26627893A JPH07121081A JP H07121081 A JPH07121081 A JP H07121081A JP 5266278 A JP5266278 A JP 5266278A JP 26627893 A JP26627893 A JP 26627893A JP H07121081 A JPH07121081 A JP H07121081A
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体が帯電して逆極性トナーの付着等によ
る受像紙の裏の汚れを防止すること。 【構成】 感光体に導電性弾性転写ローラを所定の圧力
で接触させ、転写ローラにバイアスを印加して感光体上
のトナー像を受像紙に転写する。転写工程終了後の受像
紙が介在しない時点で、トナーで汚れた転写ローラをト
ナーと同極性電圧によって静電的にクリーニングする。
この動作によって感光体が帯電し、そのまま現像ステー
ションに至ると逆極性トナーを引き出し、以後の複写時
の受像紙裏汚れとなる。これを回避するために、転写ロ
ーラにクリーニングバイアスを印加しているときに露光
装置を動作させるか、または、LEDを別途設けて感光
体を除電する。
る受像紙の裏の汚れを防止すること。 【構成】 感光体に導電性弾性転写ローラを所定の圧力
で接触させ、転写ローラにバイアスを印加して感光体上
のトナー像を受像紙に転写する。転写工程終了後の受像
紙が介在しない時点で、トナーで汚れた転写ローラをト
ナーと同極性電圧によって静電的にクリーニングする。
この動作によって感光体が帯電し、そのまま現像ステー
ションに至ると逆極性トナーを引き出し、以後の複写時
の受像紙裏汚れとなる。これを回避するために、転写ロ
ーラにクリーニングバイアスを印加しているときに露光
装置を動作させるか、または、LEDを別途設けて感光
体を除電する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
プリンターに係り、特に画像形成装置に関するものであ
る。
プリンターに係り、特に画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置はオフィスユースの
目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型化、
メンテフリー等を実現する技術が求められている。パー
ソナルユースを目的とする小型のプリンターは、配置さ
れる場所が机上の隅であったり、一般の家庭で使用され
る場合が想定され、メンテンンス性やオゾン排気が少な
い等の条件が満たされることが普及のポイントとなる。
目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型化、
メンテフリー等を実現する技術が求められている。パー
ソナルユースを目的とする小型のプリンターは、配置さ
れる場所が机上の隅であったり、一般の家庭で使用され
る場合が想定され、メンテンンス性やオゾン排気が少な
い等の条件が満たされることが普及のポイントとなる。
【0003】電子写真方式の複写機、プリンターの印字
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために感光体を
帯電する。帯電方法としては、従来から多く用いられて
いるコロナ放電器を使用するもの、また、近年では発生
オゾンの低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧
した接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯
電する。感光体を帯電後、複写機であれば、複写原稿に
光を照射し反射光をレンズ系を通して感光体に照射す
る。或いは、プリンターであれば露光光源としての発光
ダイオードやレーザーダイオードに画像信号を送り光の
ON−OFFによって感光体に潜像を形成する。感光体
に潜像(表面電位の高低)が形成されると感光体は予め
帯電された着色粉体であるトナー(直径が5μm〜15
μm位)によって顕像化される。トナーは感光体の表面
電位の高低に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気
的に転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電
しており複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の
電荷を付与して電気的に吸引する。これまで、この電荷
付与方法としては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く
用いられてきたが、オゾン発生の低減のため近年では導
電性ローラを用いた転写装置が実用化されている。
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために感光体を
帯電する。帯電方法としては、従来から多く用いられて
いるコロナ放電器を使用するもの、また、近年では発生
オゾンの低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧
した接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯
電する。感光体を帯電後、複写機であれば、複写原稿に
光を照射し反射光をレンズ系を通して感光体に照射す
る。或いは、プリンターであれば露光光源としての発光
ダイオードやレーザーダイオードに画像信号を送り光の
ON−OFFによって感光体に潜像を形成する。感光体
に潜像(表面電位の高低)が形成されると感光体は予め
帯電された着色粉体であるトナー(直径が5μm〜15
μm位)によって顕像化される。トナーは感光体の表面
電位の高低に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気
的に転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電
しており複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の
電荷を付与して電気的に吸引する。これまで、この電荷
付与方法としては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く
用いられてきたが、オゾン発生の低減のため近年では導
電性ローラを用いた転写装置が実用化されている。
【0004】図13は特開昭48−69524号公報、
USP2,807,233号公報、特開平3−1555
84号公報などに開示されたトナー像転写装置の構成を
示す概略図である。図13において、20は発泡性また
は個体状態のゴムなどからなり、107Ω位の中抵抗に
調整された転写ローラ、21は転写ローラに電圧印加の
ための電源、22は感光体、23は受像紙(複写用
紙)、以上のように構成された転写装置の動作を説明す
る。
USP2,807,233号公報、特開平3−1555
84号公報などに開示されたトナー像転写装置の構成を
示す概略図である。図13において、20は発泡性また
は個体状態のゴムなどからなり、107Ω位の中抵抗に
調整された転写ローラ、21は転写ローラに電圧印加の
ための電源、22は感光体、23は受像紙(複写用
紙)、以上のように構成された転写装置の動作を説明す
る。
【0005】感光体22の表面には上述したトナーによ
る像が形成されている。今、感光体22の極性を負、ト
ナーの極性が正の正規現像を想定する。転写ローラ20
は感光体22に所定の押圧力で接している。受像紙23
は感光体22と転写ローラ20の接触点に供給され、転
写ローラ20によって感光体22に押し当てられトナー
と接触する。転写ローラ20にはトナーの極性と反対の
負電圧が電源装置21から印加されているのでトナーは
受像紙23転写される。転写ローラ20が受像紙23に
接触しているので電源21から印加する電圧は数百〜3
000V程度と低くすむ。受像紙23は感光体20と転
写ローラ22の接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送
される。受像紙23と転写ローラ20の幅が異なると
き、特に、複写幅(画像幅)の方が受像紙23よりも大
きい時は転写ローラ20がトナーによって汚れる。この
直後に、転写ローラ20と受像紙23の幅がほぼ等しい
複写をすると、受像紙23の背面は転写ローラ20上に
付着したトナーによって汚れてしまう。これを防止する
目的で複写に関与しない時点で、トナーの極性と同極性
(この場合、正)の電圧を転写ローラ20に印加して転
写ローラ20表面に付着したトナーを感光体22に戻す
方法がとられる(特開昭51−9840号公報等)。
る像が形成されている。今、感光体22の極性を負、ト
ナーの極性が正の正規現像を想定する。転写ローラ20
は感光体22に所定の押圧力で接している。受像紙23
は感光体22と転写ローラ20の接触点に供給され、転
写ローラ20によって感光体22に押し当てられトナー
と接触する。転写ローラ20にはトナーの極性と反対の
負電圧が電源装置21から印加されているのでトナーは
受像紙23転写される。転写ローラ20が受像紙23に
接触しているので電源21から印加する電圧は数百〜3
000V程度と低くすむ。受像紙23は感光体20と転
写ローラ22の接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送
される。受像紙23と転写ローラ20の幅が異なると
き、特に、複写幅(画像幅)の方が受像紙23よりも大
きい時は転写ローラ20がトナーによって汚れる。この
直後に、転写ローラ20と受像紙23の幅がほぼ等しい
複写をすると、受像紙23の背面は転写ローラ20上に
付着したトナーによって汚れてしまう。これを防止する
目的で複写に関与しない時点で、トナーの極性と同極性
(この場合、正)の電圧を転写ローラ20に印加して転
写ローラ20表面に付着したトナーを感光体22に戻す
方法がとられる(特開昭51−9840号公報等)。
【0006】また、特開平1−292385号公報に
は、感光体の帯電電位を制御して前述した転写ローラク
リーニングの効率を高めるため、接触式の帯電ローラを
用い、転写ローラに前述のようなクリーニングバイアス
の印加時は、帯電ローラに印加する電圧を変化させて感
光体の表面電位を低下させ、クリーニング電界を高くと
る方法を採っている。
は、感光体の帯電電位を制御して前述した転写ローラク
リーニングの効率を高めるため、接触式の帯電ローラを
用い、転写ローラに前述のようなクリーニングバイアス
の印加時は、帯電ローラに印加する電圧を変化させて感
光体の表面電位を低下させ、クリーニング電界を高くと
る方法を採っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写方法は以
下に示す課題が生じる。
下に示す課題が生じる。
【0008】像担持体と転写ローラ間に受像紙を挟持し
て像担持体上のトナー像を転写する方法では、受像紙と
転写ローラとの幅が同一ではない場合や、受像紙が機械
内部のトラブルで排紙されない、ジャム時等によって像
担持体上のトナーが転写ローラに直接移り、後続する印
字時の裏汚れとなる。これを回避するためトナーと同じ
極性の電圧を転写ローラに印加して転写ローラに付着し
たトナーを感光体に電気的に戻して転写ローラのクリー
ニングを行う方法が用いられている。特に、プリンター
など像露光用の光源に発光ダイードやレーザーダイオー
ドを使用する場合は、露光部分が文字となる現像方法
(反転現像法;感光体の表面電荷のないところにトナー
が付着する)を用いるので感光体の帯電極性とトナー極
性が同一で、このクリーニング用の電圧は像担持体を帯
電する極性と同じとなる。
て像担持体上のトナー像を転写する方法では、受像紙と
転写ローラとの幅が同一ではない場合や、受像紙が機械
内部のトラブルで排紙されない、ジャム時等によって像
担持体上のトナーが転写ローラに直接移り、後続する印
字時の裏汚れとなる。これを回避するためトナーと同じ
極性の電圧を転写ローラに印加して転写ローラに付着し
たトナーを感光体に電気的に戻して転写ローラのクリー
ニングを行う方法が用いられている。特に、プリンター
など像露光用の光源に発光ダイードやレーザーダイオー
ドを使用する場合は、露光部分が文字となる現像方法
(反転現像法;感光体の表面電荷のないところにトナー
が付着する)を用いるので感光体の帯電極性とトナー極
性が同一で、このクリーニング用の電圧は像担持体を帯
電する極性と同じとなる。
【0009】転写ローラは、通常、抵抗が104〜109
Ω位の半導電性のものを用いる。転写ローラのクリーニ
ングは、前述したようにトナーと同極性の電圧を印加し
て行い、その電圧は数百ボルトから1kVである。ま
た、クリーニングは受像紙の介在しないタイミング、例
えば、機械の電源を入れた直後のイニシャル動作時や、
プリント終了時等に行うため、像担持体に直接転写ロー
ラが接触しており、前述した電圧の印加によって感光体
が帯電をする。近年、像担持体は、導電性の基材上に電
荷発生層と電荷輸送層を積層した負帯電型のものが多く
使われている。反転現像を用いると、トナーの極性も負
となり、転写ローラのクリーニングは負極性電圧を印加
することになる。この印加によって像担持体は帯電す
る。クリーニングバイアスとして−1kVを用いると、
像担持体の表面は数百ボルトに達する。このように高い
電圧に帯電した像担持体表面が、現像のステーションに
到達すると現像器から多量のトナーが引き出され像担持
体に付着する。像担持体に付着したトナーは、転写ロー
ラを汚すだけではなく、像担持体クリーニング部に回り
込みクリーニング部容器を不要に満杯する。また、印字
に用いられるトナーが減少する等の問題点を生じる。こ
れを解決する方法として帯電ローラに印加する電圧を変
化させると、通常感光体を帯電する極性と反対の極性の
電圧印加によって感光体電位を変化させねばならなかっ
たり、交流電圧を印加するなど別の電源を用意しなけれ
ばならず、装置の複雑化、コスト高を招く等の問題点を
生じる。
Ω位の半導電性のものを用いる。転写ローラのクリーニ
ングは、前述したようにトナーと同極性の電圧を印加し
て行い、その電圧は数百ボルトから1kVである。ま
た、クリーニングは受像紙の介在しないタイミング、例
えば、機械の電源を入れた直後のイニシャル動作時や、
プリント終了時等に行うため、像担持体に直接転写ロー
ラが接触しており、前述した電圧の印加によって感光体
が帯電をする。近年、像担持体は、導電性の基材上に電
荷発生層と電荷輸送層を積層した負帯電型のものが多く
使われている。反転現像を用いると、トナーの極性も負
となり、転写ローラのクリーニングは負極性電圧を印加
することになる。この印加によって像担持体は帯電す
る。クリーニングバイアスとして−1kVを用いると、
像担持体の表面は数百ボルトに達する。このように高い
電圧に帯電した像担持体表面が、現像のステーションに
到達すると現像器から多量のトナーが引き出され像担持
体に付着する。像担持体に付着したトナーは、転写ロー
ラを汚すだけではなく、像担持体クリーニング部に回り
込みクリーニング部容器を不要に満杯する。また、印字
に用いられるトナーが減少する等の問題点を生じる。こ
れを解決する方法として帯電ローラに印加する電圧を変
化させると、通常感光体を帯電する極性と反対の極性の
電圧印加によって感光体電位を変化させねばならなかっ
たり、交流電圧を印加するなど別の電源を用意しなけれ
ばならず、装置の複雑化、コスト高を招く等の問題点を
生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は下記の構成を特徴とする電子写真方法及び
画像形成装置ある。
めに本発明は下記の構成を特徴とする電子写真方法及び
画像形成装置ある。
【0011】本発明は、 1.静電潜像担持体と、 2.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 3.前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化するた
めの現像手段と、 4.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラとを具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置である。
手段と、 3.前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化するた
めの現像手段と、 4.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラとを具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置である。
【0012】または、 1.静電潜像担持体と、 2.該静電潜像担持体表面を帯電するための帯電手段
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化するた
めの現像手段と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 6.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置である。
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化するた
めの現像手段と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 6.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置である。
【0013】または、 1.静電潜像担持体と、 2.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 3.帯電した着色粉体の現像材溜めと、 4.前記潜像を顕像化するための現像電極と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置である。
手段と、 3.帯電した着色粉体の現像材溜めと、 4.前記潜像を顕像化するための現像電極と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置である。
【0014】または、 1.静電潜像担持体と、 2.該静電潜像担持体表面を帯電するための帯電手段
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.帯電した着色粉体の現像材溜めと、 5.前記潜像を顕像化するための現像電極と、 6.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 7.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置である。
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.帯電した着色粉体の現像材溜めと、 5.前記潜像を顕像化するための現像電極と、 6.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 7.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置である。
【0015】または、 1.固定磁石を内包し移動する静電潜像担持体と、 2.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 3.帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、 4.前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化す
るための現像電極と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置である。
手段と、 3.帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、 4.前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化す
るための現像電極と、 5.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置である。
【0016】または、 1.固定磁石を内包し移動する静電潜像担持体と、 2.該静電潜像担持体表面を帯電するための帯電手段
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、 5.前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化す
るための現像電極と、 6.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 7.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置である。
と、 3.前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、 4.帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、 5.前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化す
るための現像電極と、 6.受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、 7.該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜像
担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置である。
【0017】
【作用】転写ローラ等の接触式の転写手段と顕像化に反
転現像方式を用いると、トナーによる転写ローラの汚れ
を回復させるには、トナーと同極性の電圧を転写ローラ
に印加することが有効であることは既に述べた。しかし
ながら、転写ローラに印加する電圧によって静電潜像担
持体を帯電してしまう。これによって生じる様々な問題
を回避するため、帯電した静電潜像担持体の光導電特性
を利用して除電し、同時に現像用の電極を無バイアスに
することが有効である。特に、高い解像度、潜像を忠実
に現像するために、トナーを保持する現像電極上にトナ
ー層を形成したり、或いは、直接トナー溜まりを静電潜
像担持体に近接、或いは接触させる一成分現像方法で
は、順極性のトナーの他、逆極性のトナーが存在するた
め、静電潜像担持体が不用意に帯電すると、現像電極の
バイアスを切っても、静電潜像担持体の帯電によって逆
極性トナーが静電潜像担持体に付着し、さらに、クリー
ニングバイアス(順極性トナーと同極性電圧)を印加し
ている転写ローラに付着してしまう。これら静電潜像担
持体近傍にあるトナーの付着を抑えるには、前述したよ
うに帯電した静電潜像担持体を光で除電し、現像電極を
無バイアスにする他、わずかな、保持電界を印加するこ
とも有効である。保持電界とは、現像電極に現像バイア
スとは反対の、順極性トナーを引きつける電界のことで
ある。これらの単独、或いは、組み合わせによって静電
潜像担持体への不用意なトナー付着と転写ローラのクリ
ーニングが有効に行われ、受像紙裏汚れのない良好な画
像が得られる。
転現像方式を用いると、トナーによる転写ローラの汚れ
を回復させるには、トナーと同極性の電圧を転写ローラ
に印加することが有効であることは既に述べた。しかし
ながら、転写ローラに印加する電圧によって静電潜像担
持体を帯電してしまう。これによって生じる様々な問題
を回避するため、帯電した静電潜像担持体の光導電特性
を利用して除電し、同時に現像用の電極を無バイアスに
することが有効である。特に、高い解像度、潜像を忠実
に現像するために、トナーを保持する現像電極上にトナ
ー層を形成したり、或いは、直接トナー溜まりを静電潜
像担持体に近接、或いは接触させる一成分現像方法で
は、順極性のトナーの他、逆極性のトナーが存在するた
め、静電潜像担持体が不用意に帯電すると、現像電極の
バイアスを切っても、静電潜像担持体の帯電によって逆
極性トナーが静電潜像担持体に付着し、さらに、クリー
ニングバイアス(順極性トナーと同極性電圧)を印加し
ている転写ローラに付着してしまう。これら静電潜像担
持体近傍にあるトナーの付着を抑えるには、前述したよ
うに帯電した静電潜像担持体を光で除電し、現像電極を
無バイアスにする他、わずかな、保持電界を印加するこ
とも有効である。保持電界とは、現像電極に現像バイア
スとは反対の、順極性トナーを引きつける電界のことで
ある。これらの単独、或いは、組み合わせによって静電
潜像担持体への不用意なトナー付着と転写ローラのクリ
ーニングが有効に行われ、受像紙裏汚れのない良好な画
像が得られる。
【0018】
(実施例1)図1は本発明に従う一実施例の画像形成装
置の構成構成図である。
置の構成構成図である。
【0019】1は静電潜像保持体としての感光体で、導
電性の基材上に電荷発生層としてフタロシアニン系の顔
料を樹脂に分散したものを用い、電荷発生層上に電荷輸
送層としてヒドラゾンを樹脂に混合して感光層の膜厚を
20μmとした有機感光体を用いた。2は感光体1を帯
電するコロナ放電装置、3は感光体に像露光に行うため
の露光装置、4は露光後の潜像を顕像化するための現像
装置で、4aは、抵抗106〜107Ω位の半導電の弾性
体(硬度アスカーC 約60〜40度)からなる現像電極
で、表面に薄層化されたトナーが付着しており、感光体
1に接触している。4bは、現像電極上に電圧印加する
ための電源で、タイミングによりON-OFFできる。現像電
極4aは感光体1と等速度で回転する。5は感光体1に
接触するように設定された転写ローラである。転写ロー
ラ5は導電性の磁性金属からなる軸の周囲に導電性ゴム
を設けた弾性のローラである。感光体1への押圧力は転
写ローラ5一本当たり(約216mm)0〜2000
g、望ましくは500〜1000gである。これは転写
ローラ5を感光体1に圧接するためのバネのバネ係数と
縮み量の積から測定した。感光体との接触幅は約0.5
mm〜5mmである。転写ローラ5のゴム硬度はアスカ
ーCの測定方法で80度以下で、望ましくは30〜60
度である。7は受像紙を転写ローラ5に導入する導電性
部材からなる突入ガイド、8は導電性部材の表面を絶縁
被覆した搬送ガイドである。突入ガイド7と搬送ガイド
8は直接あるいは抵抗を介して接地している。10は受
像紙、11は感光体1表面に転写後残留するトナーをク
リーニングするためのクリーニング装置、12はトナー
である。13は転写ローラ5に電圧印加するための電圧
発生電源である。
電性の基材上に電荷発生層としてフタロシアニン系の顔
料を樹脂に分散したものを用い、電荷発生層上に電荷輸
送層としてヒドラゾンを樹脂に混合して感光層の膜厚を
20μmとした有機感光体を用いた。2は感光体1を帯
電するコロナ放電装置、3は感光体に像露光に行うため
の露光装置、4は露光後の潜像を顕像化するための現像
装置で、4aは、抵抗106〜107Ω位の半導電の弾性
体(硬度アスカーC 約60〜40度)からなる現像電極
で、表面に薄層化されたトナーが付着しており、感光体
1に接触している。4bは、現像電極上に電圧印加する
ための電源で、タイミングによりON-OFFできる。現像電
極4aは感光体1と等速度で回転する。5は感光体1に
接触するように設定された転写ローラである。転写ロー
ラ5は導電性の磁性金属からなる軸の周囲に導電性ゴム
を設けた弾性のローラである。感光体1への押圧力は転
写ローラ5一本当たり(約216mm)0〜2000
g、望ましくは500〜1000gである。これは転写
ローラ5を感光体1に圧接するためのバネのバネ係数と
縮み量の積から測定した。感光体との接触幅は約0.5
mm〜5mmである。転写ローラ5のゴム硬度はアスカ
ーCの測定方法で80度以下で、望ましくは30〜60
度である。7は受像紙を転写ローラ5に導入する導電性
部材からなる突入ガイド、8は導電性部材の表面を絶縁
被覆した搬送ガイドである。突入ガイド7と搬送ガイド
8は直接あるいは抵抗を介して接地している。10は受
像紙、11は感光体1表面に転写後残留するトナーをク
リーニングするためのクリーニング装置、12はトナー
である。13は転写ローラ5に電圧印加するための電圧
発生電源である。
【0020】具体的には、感光体1の外径は30mm、
導電性の基材はアルミニウムで厚み1mmの負帯電有機
感光体を用いた。転写ローラ5は直径6mmのシャフト
の周囲に発砲性の導電性ウレタンエラストマーを抵抗値
107Ω(軸と表面に電極を設け、両者に500V印加
する)にしたものを用いた。転写ローラ5全体の外径は
18.7mmで、硬度はアスカーCで65度であった。
転写ローラ5を感光体1に転写ローラ5の軸を金属バネ
で押圧することで接触させた。押圧力は約1000gで
あった。トナー12は平均粒径が約12μmで、非磁性
一成分で負電荷を帯びている。
導電性の基材はアルミニウムで厚み1mmの負帯電有機
感光体を用いた。転写ローラ5は直径6mmのシャフト
の周囲に発砲性の導電性ウレタンエラストマーを抵抗値
107Ω(軸と表面に電極を設け、両者に500V印加
する)にしたものを用いた。転写ローラ5全体の外径は
18.7mmで、硬度はアスカーCで65度であった。
転写ローラ5を感光体1に転写ローラ5の軸を金属バネ
で押圧することで接触させた。押圧力は約1000gで
あった。トナー12は平均粒径が約12μmで、非磁性
一成分で負電荷を帯びている。
【0021】上述した装置を用いて動作を説明する。感
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、表面にトナー
12を保持した現像電極4aが潜像形成された感光体と
対向し、電源4bには、感光体1の表面電位と近似の現
像バイアスが印加されており、露光装置3によって露光
された部分(感光体表面電位は低い)に負極性に帯電し
たトナー12が付着して行われる(反転現像方法)。感
光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同時に、受
像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に供給され
る。転写ローラ5にはトナー12と反対極性の定電流が
印加されており静電力で受像紙10にトナー12が転写
される。
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、表面にトナー
12を保持した現像電極4aが潜像形成された感光体と
対向し、電源4bには、感光体1の表面電位と近似の現
像バイアスが印加されており、露光装置3によって露光
された部分(感光体表面電位は低い)に負極性に帯電し
たトナー12が付着して行われる(反転現像方法)。感
光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同時に、受
像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に供給され
る。転写ローラ5にはトナー12と反対極性の定電流が
印加されており静電力で受像紙10にトナー12が転写
される。
【0022】本実施例では約4μAの定電流で行った。
この時B4サイズの受像紙10にベタ黒を転写した時の
インピーダンスは、33℃/80%RHの環境下で約1
00MΩ、7℃/20%RHの環境下で約400MΩで
あった。受像紙10は感光体1より分離され、搬送ガイ
ド8を経て定着装置(図示せず)を通り、トナー12は
受像紙10上に固着される。転写工程後の感光体1上の
転写せずに残留するトナー12はクリーニング装置11
にで廃トナーボックスに回収される。受像紙10に感光
体1上の顕像が転写される一連の動作を示すシーケンス
図を図2に示す。図2中表示はActive Lowで示した。
図2からも分かるように受像紙10が感光体1と転写ロ
ーラ5の接触ニップを通過した後、転写ローラ5にはト
ナー12と同極性の電圧が印加される。本実施例ではト
ナー12の極性が負であるので負極性電圧約−1000
Vが印加される。同時に露光装置3がONし感光体1の
表面電位はほぼ0Vになる。これと同期させて現像電極
4aへの印加は、電源4bをOFFにすることによって
停止され、不要なトナー12の感光体1への付着を防止
する。
この時B4サイズの受像紙10にベタ黒を転写した時の
インピーダンスは、33℃/80%RHの環境下で約1
00MΩ、7℃/20%RHの環境下で約400MΩで
あった。受像紙10は感光体1より分離され、搬送ガイ
ド8を経て定着装置(図示せず)を通り、トナー12は
受像紙10上に固着される。転写工程後の感光体1上の
転写せずに残留するトナー12はクリーニング装置11
にで廃トナーボックスに回収される。受像紙10に感光
体1上の顕像が転写される一連の動作を示すシーケンス
図を図2に示す。図2中表示はActive Lowで示した。
図2からも分かるように受像紙10が感光体1と転写ロ
ーラ5の接触ニップを通過した後、転写ローラ5にはト
ナー12と同極性の電圧が印加される。本実施例ではト
ナー12の極性が負であるので負極性電圧約−1000
Vが印加される。同時に露光装置3がONし感光体1の
表面電位はほぼ0Vになる。これと同期させて現像電極
4aへの印加は、電源4bをOFFにすることによって
停止され、不要なトナー12の感光体1への付着を防止
する。
【0023】(実施例2)図3は、図1の装置に転写工
程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光除
電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成概
略図である。LEDは感光体の最も吸収の高い波長のも
のを用いるのが有効であるが、本実施例で用いた感光体
のように近赤外に感度を有する感光体の場合は紫外線を
含まない波長の光源で有ればよい。ここでは650nm
のLEDを用いた。光量は25〜200μW/cm2で
ある。LED15を搭載したこと以外図1と同じ構成を
している。図4は、図3に示す画像形成装置を動作させ
るときのシーケンス図で図2と同じくActive Lowで示
したてある。受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接
触ニップを通過した後、転写ローラ5にはトナー12と
同極性の電圧が印加されている。図2と異なるのは、同
時にLED15がONし、コロナ放電装置2はOFFさ
れる。コロナ放電装置OFFと同時に現像電極4aがO
FFされるのは同じである。LED15がONし感光体
1の表面電位はほぼ0Vになり、不要なトナー12の感
光体1への付着を防止している。
程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光除
電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成概
略図である。LEDは感光体の最も吸収の高い波長のも
のを用いるのが有効であるが、本実施例で用いた感光体
のように近赤外に感度を有する感光体の場合は紫外線を
含まない波長の光源で有ればよい。ここでは650nm
のLEDを用いた。光量は25〜200μW/cm2で
ある。LED15を搭載したこと以外図1と同じ構成を
している。図4は、図3に示す画像形成装置を動作させ
るときのシーケンス図で図2と同じくActive Lowで示
したてある。受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接
触ニップを通過した後、転写ローラ5にはトナー12と
同極性の電圧が印加されている。図2と異なるのは、同
時にLED15がONし、コロナ放電装置2はOFFさ
れる。コロナ放電装置OFFと同時に現像電極4aがO
FFされるのは同じである。LED15がONし感光体
1の表面電位はほぼ0Vになり、不要なトナー12の感
光体1への付着を防止している。
【0024】(実施例3)図5は、図1に記載した現像
電極4aへの印加電源4bに代わり、現像バイアスとは
反対の保持電界の印加を可能にした電源装置17を搭載
した画像形成の構成概略図である。感光体1上の現像像
を受像紙に転写し、定着する動作は図1と同様である。
図6に、動作を示すシーケンス図を示している。図2に
示したシーケンス図とコロナ放電装置2、露光装置3、
転写ローラ5の動作は同様であるが、露光装置3がON
し感光体1の表面電位はほぼ0Vになると、これと同期
させて現像電極4aへの印加は、電源装置17を切り換
え、不要なトナー12の感光体1への付着を防止してい
る。本実施例では、現像バイアスが負であるので、正極
性の電界を印加(約+100V、保持バイアス)する。
電極4aへの印加電源4bに代わり、現像バイアスとは
反対の保持電界の印加を可能にした電源装置17を搭載
した画像形成の構成概略図である。感光体1上の現像像
を受像紙に転写し、定着する動作は図1と同様である。
図6に、動作を示すシーケンス図を示している。図2に
示したシーケンス図とコロナ放電装置2、露光装置3、
転写ローラ5の動作は同様であるが、露光装置3がON
し感光体1の表面電位はほぼ0Vになると、これと同期
させて現像電極4aへの印加は、電源装置17を切り換
え、不要なトナー12の感光体1への付着を防止してい
る。本実施例では、現像バイアスが負であるので、正極
性の電界を印加(約+100V、保持バイアス)する。
【0025】(実施例4)図7は、図5の装置に転写工
程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光除
電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成概
略図である。図5とはLED15を搭載したこと以外同
じ構成をしている。図8に動作を示すシーケンス図を示
す。図4に示したシーケンス図とコロナ放電装置2、露
光装置3、転写ローラ5の動作は同様であるが、図4と
異なるのは、コロナ放電装置OFFし、感光体1の表面
電位はほぼ0Vになると、これと同期させて現像電極4
aへの印加は、電源装置17を切り換え(本例では、負
極性トナーを保持するための正極性電界印加 約+10
0V、保持バイアス)、不要なトナー12の感光体1へ
の付着を防止している。
程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光除
電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成概
略図である。図5とはLED15を搭載したこと以外同
じ構成をしている。図8に動作を示すシーケンス図を示
す。図4に示したシーケンス図とコロナ放電装置2、露
光装置3、転写ローラ5の動作は同様であるが、図4と
異なるのは、コロナ放電装置OFFし、感光体1の表面
電位はほぼ0Vになると、これと同期させて現像電極4
aへの印加は、電源装置17を切り換え(本例では、負
極性トナーを保持するための正極性電界印加 約+10
0V、保持バイアス)、不要なトナー12の感光体1へ
の付着を防止している。
【0026】(実施例5)図9は、別の実施例の画像形
成装置の構成概略図である。
成装置の構成概略図である。
【0027】感光体1、感光体1を帯電するコロナ放電
装置2、感光体に像露光に行うための露光装置3、及び
受像紙10に現像像を転写する構成はは前述した画像形
成装置と同様の構成をしている。19は露光後の潜像を
顕像化するための現像装置で、感光体1に磁性の現像剤
であるトナーを付着させるために感光体1に内包した固
定の磁場発生用磁石19aと電圧を印加して画像部以外
の余分なトナーを回収するための導電性部材からなる回
収ローラ19b、現像電極19aに電圧印加と保持電界
印加が可能な電源装置17からなる。回収ローラ19b
には交流(AC)と直流(DC)が単独または重畳して
印加される。
装置2、感光体に像露光に行うための露光装置3、及び
受像紙10に現像像を転写する構成はは前述した画像形
成装置と同様の構成をしている。19は露光後の潜像を
顕像化するための現像装置で、感光体1に磁性の現像剤
であるトナーを付着させるために感光体1に内包した固
定の磁場発生用磁石19aと電圧を印加して画像部以外
の余分なトナーを回収するための導電性部材からなる回
収ローラ19b、現像電極19aに電圧印加と保持電界
印加が可能な電源装置17からなる。回収ローラ19b
には交流(AC)と直流(DC)が単独または重畳して
印加される。
【0028】上述した装置を用いて動作を説明する。感
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、感光体1の基
材内部に内包した磁石19aによって感光体1表面に磁
性現像剤としてのトナー12を付着させる。感光体1の
表面電位と近似の現像バイアスを回収ローラ19bに印
加する反転現像法を用いると、露光装置3によって露光
された部分の感光体表面電位は低くなり、この部分に負
極性に帯電したトナー12が付着し、感光体表面電位の
高い非画像部のトナー12は回収ローラ19bに回収さ
れる。感光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同
時に、受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に
供給され、現像像が受像紙10に転写、定着される工程
の動作は前述した装置と同様である。
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、感光体1の基
材内部に内包した磁石19aによって感光体1表面に磁
性現像剤としてのトナー12を付着させる。感光体1の
表面電位と近似の現像バイアスを回収ローラ19bに印
加する反転現像法を用いると、露光装置3によって露光
された部分の感光体表面電位は低くなり、この部分に負
極性に帯電したトナー12が付着し、感光体表面電位の
高い非画像部のトナー12は回収ローラ19bに回収さ
れる。感光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同
時に、受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に
供給され、現像像が受像紙10に転写、定着される工程
の動作は前述した装置と同様である。
【0029】図10に動作のシーケンス図を示す。図6
に示したものと同様のタイムングで各部材がON−OF
Fするが、現像ACバイアスがモータと同期して回収ロ
ーラ19bに印加される。
に示したものと同様のタイムングで各部材がON−OF
Fするが、現像ACバイアスがモータと同期して回収ロ
ーラ19bに印加される。
【0030】(実施例6)図11は、図9の装置に転写
工程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光
除電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成
概略図である。この装置の動作のシーケンスを図12に
示す。図8に示したものと同様のタイミングで各部材が
ON−OFFするが、現像ACバイアスがモータと同期
して回収ローラ19bに印加される。
工程以降の感光体1に残る潜像を消去するための専用光
除電部材(LED)15を搭載した画像形成装置の構成
概略図である。この装置の動作のシーケンスを図12に
示す。図8に示したものと同様のタイミングで各部材が
ON−OFFするが、現像ACバイアスがモータと同期
して回収ローラ19bに印加される。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、静電潜像担持体
と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化す
るための現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための転写ローラとを具備し、前記静電潜
像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないとき
に、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性の電圧を印
加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜像担
持体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成装置
によって良好な画像を得ることができる。
と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、前記潜像を帯電した着色粉体によって顕像化す
るための現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための転写ローラとを具備し、前記静電潜
像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないとき
に、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性の電圧を印
加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜像担
持体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成装置
によって良好な画像を得ることができる。
【0032】または、静電潜像担持体と、該静電潜像担
持体表面を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担
持体表面に潜像形成するための露光手段と、前記潜像を
帯電した着色粉体によって顕像化するための現像手段
と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段との間に
前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を具備
し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が
存在しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置によって良好な画像を得ることができ
る。
持体表面を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担
持体表面に潜像形成するための露光手段と、前記潜像を
帯電した着色粉体によって顕像化するための現像手段
と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段との間に
前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を具備
し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が
存在しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置によって良好な画像を得ることができ
る。
【0033】または、静電潜像担持体と、前記静電潜像
担持体表面に潜像形成するための露光手段と、帯電した
着色粉体の現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための
現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持
するための転写ローラと、を具備し、前記静電潜像担持
体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないときに、前
記現像電極に前記着色粉体と反対の極性電圧を印加し、
かつ、転写ローラに前記着色粉体と同極性の電圧を印加
し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜像担持
体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成装置に
よって良好な画像を得ることができる。
担持体表面に潜像形成するための露光手段と、帯電した
着色粉体の現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための
現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持
するための転写ローラと、を具備し、前記静電潜像担持
体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないときに、前
記現像電極に前記着色粉体と反対の極性電圧を印加し、
かつ、転写ローラに前記着色粉体と同極性の電圧を印加
し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜像担持
体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成装置に
よって良好な画像を得ることができる。
【0034】または、静電潜像担持体と、該静電潜像担
持体表面を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担
持体表面に潜像形成するための露光手段と、帯電した着
色粉体の現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための現
像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持す
るための転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段と
の間に前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を
具備し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像
紙が存在しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と
反対の極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色
粉体と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動
作させて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを
特徴とする画像形成装置によって良好な画像を得ること
ができる。
持体表面を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担
持体表面に潜像形成するための露光手段と、帯電した着
色粉体の現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための現
像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持す
るための転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段と
の間に前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を
具備し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像
紙が存在しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と
反対の極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色
粉体と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動
作させて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを
特徴とする画像形成装置によって良好な画像を得ること
ができる。
【0035】または、固定磁石を内包し移動する静電潜
像担持体と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するた
めの露光手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、
前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するた
めの現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に
挟持するための転写ローラとを具備し、前記静電潜像担
持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないときに、
前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の極性電圧を印加
し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤と同極性の電圧
を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜
像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成
装置によって良好な画像を得ることができる。
像担持体と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するた
めの露光手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、
前記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するた
めの現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に
挟持するための転写ローラとを具備し、前記静電潜像担
持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在しないときに、
前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の極性電圧を印加
し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤と同極性の電圧
を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記静電潜
像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画像形成
装置によって良好な画像を得ることができる。
【0036】または、固定磁石を内包し移動する静電潜
像担持体と、該静電潜像担持体表面を帯電するための帯
電手段と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するため
の露光手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、前
記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するため
の現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟
持するための転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手
段との間に前記静電潜像担持体を除電するための除電光
源を具備し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に
受像紙が存在しないときに、前記現像電極に前記磁性現
像剤と反対の極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前
記磁性現像剤と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電
光源を動作させて前記静電潜像担持体上の電荷を除電す
ることを特徴とする画像形成装置によって良好な画像を
得ることができる。
像担持体と、該静電潜像担持体表面を帯電するための帯
電手段と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するため
の露光手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、前
記固定磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するため
の現像電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟
持するための転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手
段との間に前記静電潜像担持体を除電するための除電光
源を具備し、前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に
受像紙が存在しないときに、前記現像電極に前記磁性現
像剤と反対の極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前
記磁性現像剤と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電
光源を動作させて前記静電潜像担持体上の電荷を除電す
ることを特徴とする画像形成装置によって良好な画像を
得ることができる。
【0037】前述したように、転写工程終了後の受像紙
が介在しない時点で、トナーで汚れた転写ローラをトナ
ーと同極性電圧によって静電的にクリーニングする。こ
の動作によって感光体が帯電し、そのまま現像ステーシ
ョンに至ると逆極性トナーを引き出し、以後の複写時の
受像紙裏汚れとなる。これを避けるため転写ローラにク
リーニング電圧を印加するタイミングで露光装置をON
(または、専用LEDをON)して静電潜像担持体を除
電する。同時に現像電極にトナーと」逆極性電界を印加
して、静電潜像担持体に不要なトナー付着を抑え受像紙
裏汚れのない良好な画像が得られる。
が介在しない時点で、トナーで汚れた転写ローラをトナ
ーと同極性電圧によって静電的にクリーニングする。こ
の動作によって感光体が帯電し、そのまま現像ステーシ
ョンに至ると逆極性トナーを引き出し、以後の複写時の
受像紙裏汚れとなる。これを避けるため転写ローラにク
リーニング電圧を印加するタイミングで露光装置をON
(または、専用LEDをON)して静電潜像担持体を除
電する。同時に現像電極にトナーと」逆極性電界を印加
して、静電潜像担持体に不要なトナー付着を抑え受像紙
裏汚れのない良好な画像が得られる。
【図1】本発明の第1実施例における画像形成装置の構
成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加する
バイアスによって感光体が帯電してしまうのを印加電圧
装置を動作せせて除電する例を示している構成図
成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加する
バイアスによって感光体が帯電してしまうのを印加電圧
装置を動作せせて除電する例を示している構成図
【図2】本発明の第1実施例における画像形成装置で受
像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示すシ
ーケンス図
像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示すシ
ーケンス図
【図3】本発明の第2の実施例における画像形成装置の
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLED
で除電する例を示している構成図
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLED
で除電する例を示している構成図
【図4】本発明の第2の実施例における画像形成装置の
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
【図5】本発明の第3の実施例における画像形成装置の
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのを露光装
置を動作させて除電し、同時に現像電極にトナーとは反
対極性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示し
ている構成図
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのを露光装
置を動作させて除電し、同時に現像電極にトナーとは反
対極性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示し
ている構成図
【図6】本発明の第3の実施例における画像形成装置の
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
【図7】本発明の第4の実施例における画像形成装置の
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLED
用いて除電し、同時に現像電極にトナーとは反対極性の
電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示している構
成図
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLED
用いて除電し、同時に現像電極にトナーとは反対極性の
電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示している構
成図
【図8】本発明の第4の実施例における画像形成装置の
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示す
シーケンス図
【図9】本発明の第5の実施例における画像形成装置の
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのを露光装
置を動作させて除電し、同時に現像電極にトナーとは反
対極性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示し
ている構成図
構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加す
るバイアスによって感光体が帯電してしまうのを露光装
置を動作させて除電し、同時に現像電極にトナーとは反
対極性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示し
ている構成図
【図10】本発明の第5の実施例における画像形成装置
の受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示
すシーケンス図
の受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示
すシーケンス図
【図11】本発明の第6の実施例における画像形成装置
の構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加
するバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLE
Dを用いて除電し、同時に現像電極にトナーとは反対極
性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示してい
る構成図
の構成概略図で、転写ローラクリーニングのために印加
するバイアスによって感光体が帯電してしまうのをLE
Dを用いて除電し、同時に現像電極にトナーとは反対極
性の電界を印加して用紙裏汚れを防止する例を示してい
る構成図
【図12】本発明の第6の実施例における画像形成装置
の受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示
すシーケンス図
の受像紙に感光体上の現像像が転写される一連動作を示
すシーケンス図
【図13】従来の転写ローラのクリーニオング方法を説
明するための概略図
明するための概略図
1 感光体 2 コロナ放電装置 3 露光装置 4 現像装置 4a 現像電極 4b 電源 5 転写ローラ 15 LEDランプ 17 電源装置 19a 磁場発生用磁石 19b 回収ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 103 21/08
Claims (6)
- 【請求項1】静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体表
面に潜像形成するための露光手段と、前記潜像を帯電し
た着色粉体によって顕像化するための現像手段と、受像
紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するための転写ロ
ーラとを具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体表面
を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担持体表面
に潜像形成するための露光手段と、前記潜像を帯電した
着色粉体によって顕像化するための現像手段と、受像紙
を前記静電潜像担持体との間に挟持するための転写ロー
ラと、該転写ローラと前記帯電手段との間に前記静電潜
像担持体を除電するための除電光源を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記転写ローラに前記着色粉体と同極性
の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて前記
静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項3】静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体表
面に潜像形成するための露光手段と、帯電した着色粉体
の現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための現像電極
と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項4】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体表面
を帯電するための帯電手段と、前記静電潜像担持体表面
に潜像形成するための露光手段と、帯電した着色粉体の
現像材溜めと、前記潜像を顕像化するための現像電極
と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持するため
の転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段との間に
前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を具備
し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記着色粉体と反対の極
性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記着色粉体と同
極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作させて
前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項5】固定磁石を内包し移動する静電潜像担持体
と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、前記固定
磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するための現像
電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持する
ための転写ローラと、を具備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記露光手段を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項6】固定磁石を内包し移動する静電潜像担持体
と、該静電潜像担持体表面を帯電するための帯電手段
と、前記静電潜像担持体表面に潜像形成するための露光
手段と、帯電した磁性現像剤の現像剤溜めと、前記固定
磁石近傍に設けられた前記潜像を顕像化するための現像
電極と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持する
ための転写ローラと、該転写ローラと前記帯電手段との
間に前記静電潜像担持体を除電するための除電光源を具
備し、 前記静電潜像担持体と前記転写ローラ間に受像紙が存在
しないときに、前記現像電極に前記磁性現像剤と反対の
極性電圧を印加し、かつ、転写ローラに前記磁性現像剤
と同極性の電圧を印加し、かつ、前記除電光源を動作さ
せて前記静電潜像担持体上の電荷を除電することを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266278A JPH07121081A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266278A JPH07121081A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07121081A true JPH07121081A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17428742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5266278A Pending JPH07121081A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121081A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011414A (ja) * | 1999-04-28 | 2007-01-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010039168A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
US9146505B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5266278A patent/JPH07121081A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011414A (ja) * | 1999-04-28 | 2007-01-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4498339B2 (ja) * | 1999-04-28 | 2010-07-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2010039168A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
US9146505B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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