JPH07119982A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPH07119982A JPH07119982A JP26496593A JP26496593A JPH07119982A JP H07119982 A JPH07119982 A JP H07119982A JP 26496593 A JP26496593 A JP 26496593A JP 26496593 A JP26496593 A JP 26496593A JP H07119982 A JPH07119982 A JP H07119982A
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- JP
- Japan
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- cooking
- setup
- display
- menu
- heating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置付属のクックブックの料理手順に対応し
た段取り内容をオートメニュー調理進行状況に応じて表
示部に表示可能とする。 【構成】 各種オートメニュー料理を調理して行くため
の段取り内容を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取
り内容記憶手段に記憶されている段取り内容を指定され
たオートメニュー料理に対応して表示部に表示する段取
り表示キーとを設け、上記表示部に表示された段取り内
容の全てが実行されたことを示すスタートキーのON操
作に対応して調理完了まで順々に次の段取り内容を表示
部に表示させて行くようにした。
た段取り内容をオートメニュー調理進行状況に応じて表
示部に表示可能とする。 【構成】 各種オートメニュー料理を調理して行くため
の段取り内容を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取
り内容記憶手段に記憶されている段取り内容を指定され
たオートメニュー料理に対応して表示部に表示する段取
り表示キーとを設け、上記表示部に表示された段取り内
容の全てが実行されたことを示すスタートキーのON操
作に対応して調理完了まで順々に次の段取り内容を表示
部に表示させて行くようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、選択された調理メニ
ューの段取り表示機能を備えた高周波加熱装置に関する
ものである。
ューの段取り表示機能を備えた高周波加熱装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電子レンジ等の高周波加熱装置で
は、例えばオートメニューキーにより所定の調理メニュ
ーが選択された場合、それに対応して自動設定された所
定の加熱量、加熱時間、加熱パターンでマグネトロン又
はヒータを駆動して加熱を行う自動加熱制御システムが
採用されている。
は、例えばオートメニューキーにより所定の調理メニュ
ーが選択された場合、それに対応して自動設定された所
定の加熱量、加熱時間、加熱パターンでマグネトロン又
はヒータを駆動して加熱を行う自動加熱制御システムが
採用されている。
【0003】そして、該オートメニューキーによる自動
加熱制御システムによって各種オートメニュー調理を行
う場合、一般には当該装置に付属品として添付されてい
るクックブックを参照し、そこに記載されている調理手
順に従って適切に調理を実行してゆけば良いようになっ
ている。
加熱制御システムによって各種オートメニュー調理を行
う場合、一般には当該装置に付属品として添付されてい
るクックブックを参照し、そこに記載されている調理手
順に従って適切に調理を実行してゆけば良いようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ユーザは最
初の頃は比較的上記クックブックを使用して調理を実行
することが多いが、その内に殆んど使用しなくなり、や
がては紛失してしまうことも多いのが一般的な傾向であ
る。その結果、いざ特別な調理メニューを行おうとした
時に困ると言った問題がある。
初の頃は比較的上記クックブックを使用して調理を実行
することが多いが、その内に殆んど使用しなくなり、や
がては紛失してしまうことも多いのが一般的な傾向であ
る。その結果、いざ特別な調理メニューを行おうとした
時に困ると言った問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3各項
記載の発明は、上記の問題を解決することを目的として
なされたものであって、各々次のように構成されてい
る。
記載の発明は、上記の問題を解決することを目的として
なされたものであって、各々次のように構成されてい
る。
【0006】(1) 請求項1記載の発明の構成 この発明の高周波加熱装置は、各種調理メニューの中か
ら調理すべき調理メニューを選択設定する調理メニュー
設定手段と、マイクロ波出力又はヒータ出力によって被
調理物を加熱する加熱調理手段と、該加熱調理手段の加
熱調理状態を上記調理メニュー設定手段により設定され
た調理メニューに対応して設定制御する加熱制御手段
と、所定の情報を表示する表示部とを備えてなる高周波
加熱装置において、上記各種調理メニューの調理行程を
実行して行くための段取り内容を記憶した段取り内容記
憶手段と、該段取り内容記憶手段に記憶されている段取
り内容を上記調理メニュー設定手段によって設定された
調理メニューに対応して上記表示部に表示する段取り内
容表示制御手段と、該段取り内容表示制御手段を作動さ
せる段取り表示キーとを設けて構成されている。
ら調理すべき調理メニューを選択設定する調理メニュー
設定手段と、マイクロ波出力又はヒータ出力によって被
調理物を加熱する加熱調理手段と、該加熱調理手段の加
熱調理状態を上記調理メニュー設定手段により設定され
た調理メニューに対応して設定制御する加熱制御手段
と、所定の情報を表示する表示部とを備えてなる高周波
加熱装置において、上記各種調理メニューの調理行程を
実行して行くための段取り内容を記憶した段取り内容記
憶手段と、該段取り内容記憶手段に記憶されている段取
り内容を上記調理メニュー設定手段によって設定された
調理メニューに対応して上記表示部に表示する段取り内
容表示制御手段と、該段取り内容表示制御手段を作動さ
せる段取り表示キーとを設けて構成されている。
【0007】(2) 請求項2記載の発明の構成 この発明の高周波加熱装置は、上記請求項1記載の発明
の構成を前提とし、同構成における段取り内容表示制御
手段が、段取り内容記憶手段に記憶されている調理メニ
ューの調理開始から調理完了までの一連の調理行程を調
理段階毎の所定の調理行程に区分して表示するように構
成されている。
の構成を前提とし、同構成における段取り内容表示制御
手段が、段取り内容記憶手段に記憶されている調理メニ
ューの調理開始から調理完了までの一連の調理行程を調
理段階毎の所定の調理行程に区分して表示するように構
成されている。
【0008】(3) 請求項3記載の発明の構成 この発明の高周波加熱装置は、上記請求項1又は2記載
の発明の構成を前提とし、同構成において、さらに庫内
温度を検知する庫内温度検知手段と、調理メニュー設定
手段によって設定された調理メニューの調理行程中にオ
ーブン予熱行程がある場合に上記庫内温度検知手段によ
って検知された庫内温度と当該オーブン予熱行程におけ
る設定予熱温度とに基いて予熱完了までの残時間を演算
する残時間演算手段とを設け、上記予熱行程中において
は段取り内容の表示とは別に上記残時間演算手段によっ
て演算された残時間を表示するようにしている。
の発明の構成を前提とし、同構成において、さらに庫内
温度を検知する庫内温度検知手段と、調理メニュー設定
手段によって設定された調理メニューの調理行程中にオ
ーブン予熱行程がある場合に上記庫内温度検知手段によ
って検知された庫内温度と当該オーブン予熱行程におけ
る設定予熱温度とに基いて予熱完了までの残時間を演算
する残時間演算手段とを設け、上記予熱行程中において
は段取り内容の表示とは別に上記残時間演算手段によっ
て演算された残時間を表示するようにしている。
【0009】
【作用】本願の請求項1〜3各項記載の発明の高周波加
熱装置は、上記構成に対応して各々次のような作用を奏
する。
熱装置は、上記構成に対応して各々次のような作用を奏
する。
【0010】(1) 請求項1記載の発明の作用 この発明の高周波加熱装置の構成では、上述のように、
各種調理メニューの中から調理すべき調理メニューを選
択設定する調理メニュー設定手段と、マイクロ波出力又
はヒータ出力によって被調理物を加熱する加熱調理手段
と、該加熱調理手段の加熱調理状態を上記調理メニュー
設定手段により設定された調理メニューに対応して設定
制御する加熱制御手段と、所定の情報を表示する表示手
段とを備えてなる高周波加熱装置において、上記各種調
理メニューの調理行程を実行して行くための段取り内容
を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取り内容記憶手
段に記憶されている段取り内容を上記調理メニュー設定
手段によって設定された調理メニューに対応して上記表
示部に表示する段取り内容表示制御手段と、該段取り内
容表示制御手段を作動させる段取り表示キーとを設け、
上記調理メニュー設定手段による調理メニュー設定後、
上記段取り表示キーを押すことによって最初の段取り内
容を表示部に表示して対応する調理を行ない、その後上
記表示部に表示された段取り内容の全てが実行されたこ
とを例えば続くスタートキーのON操作などを基準とし
て順次判定することにより最終的な調理完了まで順々次
の段取り内容を表示部に表示させて行って調理を行うよ
うになっている。
各種調理メニューの中から調理すべき調理メニューを選
択設定する調理メニュー設定手段と、マイクロ波出力又
はヒータ出力によって被調理物を加熱する加熱調理手段
と、該加熱調理手段の加熱調理状態を上記調理メニュー
設定手段により設定された調理メニューに対応して設定
制御する加熱制御手段と、所定の情報を表示する表示手
段とを備えてなる高周波加熱装置において、上記各種調
理メニューの調理行程を実行して行くための段取り内容
を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取り内容記憶手
段に記憶されている段取り内容を上記調理メニュー設定
手段によって設定された調理メニューに対応して上記表
示部に表示する段取り内容表示制御手段と、該段取り内
容表示制御手段を作動させる段取り表示キーとを設け、
上記調理メニュー設定手段による調理メニュー設定後、
上記段取り表示キーを押すことによって最初の段取り内
容を表示部に表示して対応する調理を行ない、その後上
記表示部に表示された段取り内容の全てが実行されたこ
とを例えば続くスタートキーのON操作などを基準とし
て順次判定することにより最終的な調理完了まで順々次
の段取り内容を表示部に表示させて行って調理を行うよ
うになっている。
【0011】(2) 請求項2記載の発明の作用 この発明の高周波加熱装置の構成では、上記請求項1記
載の発明の高周波加熱装置の構成における上記段取り内
容表示制御手段が、段取り内容記憶手段に記憶されてい
る調理メニューの調理開始から調理完了までの一連の調
理行程を調理段階毎の所定の調理行程に区分して表示す
るようになっており、例えばA:下ごしらえ行程No1〜
Non1→B:本行程Non2〜Non3→C:仕上げ行程Non4〜
Nonnのように所定の調理パターン毎に区分して表示さ
れるので一見して分り易く、又調理し易くなる。
載の発明の高周波加熱装置の構成における上記段取り内
容表示制御手段が、段取り内容記憶手段に記憶されてい
る調理メニューの調理開始から調理完了までの一連の調
理行程を調理段階毎の所定の調理行程に区分して表示す
るようになっており、例えばA:下ごしらえ行程No1〜
Non1→B:本行程Non2〜Non3→C:仕上げ行程Non4〜
Nonnのように所定の調理パターン毎に区分して表示さ
れるので一見して分り易く、又調理し易くなる。
【0012】(3) 請求項3記載の発明の作用 この発明の高周波加熱装置の構成では、上述の如く上記
請求項1又は2記載の高周波加熱装置の構成に加えて、
さらに庫内温度を検知する庫内温度検知手段と、調理メ
ニュー設定手段によって設定された調理メニューの調理
行程中にオーブン予熱行程がある場合に上記庫内温度検
知手段によって検知された庫内温度と当該オーブン予熱
行程における設定予熱温度とに基いて予熱完了までの残
時間を演算する残時間演算手段とを設け、上記予熱行程
中においては段取り内容の表示とは別に上記残時間演算
手段によって演算された残時間を表示するようになって
いる。従って、該表示された残時間を考慮して、その間
に次の調理行程に対する材料を準備したり、また別の仕
事をするなど対応が容易となり、予熱期間中にも無易に
消費する時間がなくなる。
請求項1又は2記載の高周波加熱装置の構成に加えて、
さらに庫内温度を検知する庫内温度検知手段と、調理メ
ニュー設定手段によって設定された調理メニューの調理
行程中にオーブン予熱行程がある場合に上記庫内温度検
知手段によって検知された庫内温度と当該オーブン予熱
行程における設定予熱温度とに基いて予熱完了までの残
時間を演算する残時間演算手段とを設け、上記予熱行程
中においては段取り内容の表示とは別に上記残時間演算
手段によって演算された残時間を表示するようになって
いる。従って、該表示された残時間を考慮して、その間
に次の調理行程に対する材料を準備したり、また別の仕
事をするなど対応が容易となり、予熱期間中にも無易に
消費する時間がなくなる。
【0013】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の高周波加熱装置
によると、クックブックを参照するまでもなく、その記
載内容と同様の調理手順が表示部に表示され、調理進行
状況に応じて順次リアルタイムで表示されてゆくので、
非常に調理が楽になる。
によると、クックブックを参照するまでもなく、その記
載内容と同様の調理手順が表示部に表示され、調理進行
状況に応じて順次リアルタイムで表示されてゆくので、
非常に調理が楽になる。
【0014】
(1) 第1実施例 図1〜図4は、本願発明の第1実施例に係る段取り表示
機能を備えた高周波加熱装置(電子レンジ)の構成および
動作を示している。
機能を備えた高周波加熱装置(電子レンジ)の構成および
動作を示している。
【0015】先ず図1および図2は、当該高周波加熱装
置1の全体的な構造(筺体構造)を示すもので、その筺体
1aの内側には加熱室(調理物収納庫)2が設けられてい
る。そして、該加熱室2の底部には調理物載置用のター
ンテーブル3が回転可能に設置されている。また該加熱
室2の正面側開口部19にはファィンダー部17を形成
したドア16が上下方向に開閉可能な状態で取付けられ
ている。また、ドア16に対応した本体部側には、ドア
スイッチ18が設けられている。
置1の全体的な構造(筺体構造)を示すもので、その筺体
1aの内側には加熱室(調理物収納庫)2が設けられてい
る。そして、該加熱室2の底部には調理物載置用のター
ンテーブル3が回転可能に設置されている。また該加熱
室2の正面側開口部19にはファィンダー部17を形成
したドア16が上下方向に開閉可能な状態で取付けられ
ている。また、ドア16に対応した本体部側には、ドア
スイッチ18が設けられている。
【0016】一方、上記筺体1a正面側の上記加熱室2
の開口部19の右側部には当該高周波加熱装置の各種の
機能を操作・制御するための操作パネル部26が設置さ
れている。該操作パネル部26には、例えば図2に詳細
に示すように、先ず上方側から下方側にかけて、表示部
(液晶表示部)34、マニュアルメニュー用の加熱時間設
定キー(5分用27a、1分用27b、10秒用27cの3
つのキーよりなる)、手動加熱キー群(生もの解凍、トー
スター、ピザ加熱、おかゆの4つのキーよりなる)2
9、自動加熱キー群(酒のかん、トースト、冷凍トース
ト、炊飯の4つのキーよりなる)30、マニュアルメニ
ュー指定キー41、オートメニュー指定キー42が各々
適切に操作性良く配設されている。
の開口部19の右側部には当該高周波加熱装置の各種の
機能を操作・制御するための操作パネル部26が設置さ
れている。該操作パネル部26には、例えば図2に詳細
に示すように、先ず上方側から下方側にかけて、表示部
(液晶表示部)34、マニュアルメニュー用の加熱時間設
定キー(5分用27a、1分用27b、10秒用27cの3
つのキーよりなる)、手動加熱キー群(生もの解凍、トー
スター、ピザ加熱、おかゆの4つのキーよりなる)2
9、自動加熱キー群(酒のかん、トースト、冷凍トース
ト、炊飯の4つのキーよりなる)30、マニュアルメニ
ュー指定キー41、オートメニュー指定キー42が各々
適切に操作性良く配設されている。
【0017】また、図1から明らかなようにドア16の
ファインダー部17下方には、左側から右側方向に仕上
り調節キー38a、段取り表示キー38b、トーストキー
38c、解凍キー38d、あたため・スタートキー38
e、取消キー38fなどの特に日常的に使用頻度が高いド
アキー群38が設けられている。
ファインダー部17下方には、左側から右側方向に仕上
り調節キー38a、段取り表示キー38b、トーストキー
38c、解凍キー38d、あたため・スタートキー38
e、取消キー38fなどの特に日常的に使用頻度が高いド
アキー群38が設けられている。
【0018】そして、上記操作パネル部26の表示部3
4には、例えば上述した各種の操作キーがON操作され
ると、それに対応して各種の選択設定状態が表示される
ようになっている。特に、上記段取り表示キー38bが
押された時は、当該選択されているオートメニュー料理
の調理手順、すなわち段取り内容が所定の調理行程毎に
表示されて行くようになっている(詳細は後述)。
4には、例えば上述した各種の操作キーがON操作され
ると、それに対応して各種の選択設定状態が表示される
ようになっている。特に、上記段取り表示キー38bが
押された時は、当該選択されているオートメニュー料理
の調理手順、すなわち段取り内容が所定の調理行程毎に
表示されて行くようになっている(詳細は後述)。
【0019】該操作パネル部26および上述のドアキー
群38は各々相互に接続され、例えば図3に示すように
マイクロコンピュータを中心として構成された電子レン
ジコントロール用の制御ユニット20とデータバスおよ
びコントロールバスを介して接続されていて自由に入出
力信号の送受が行えるようになっている。
群38は各々相互に接続され、例えば図3に示すように
マイクロコンピュータを中心として構成された電子レン
ジコントロール用の制御ユニット20とデータバスおよ
びコントロールバスを介して接続されていて自由に入出
力信号の送受が行えるようになっている。
【0020】さらに、同図3から明らかなように、上記
高周波加熱装置1の筺体1a内部には、上記加熱室2内
のターンテーブル3上に載置された調理皿5中の被加熱
物40にマイクロ波を放射吸収させることによって加熱
するマグネトロン13と、当該加熱室2内の被加熱物に
必要に応じ赤外線を照射することによって加熱するヒー
タHuおよびヒータ回路35と、換気用のファン12aお
よびファンモータ12とが各々図示のように設置されて
いる。そして、上記制御ユニット20とターンテーブル
モータ4との間にはターンテーブルモータ駆動回路24
が、また同制御ユニット20と上記ファンモータ12と
の間にはファンモータ駆動回路25が、さらに同制御ユ
ニット20と上記マグネトロン13との間にはマグネト
ロン駆動部22が各々介設されている。上記ターンテー
ブルモータ4部には、重量センサ36が設けられ、該重
量センサ36で検出された検出値Kは調理物の量(重量)
の判定に使用される。さらに、符号37は電源回路であ
り、AC電源100(V)からの電源電圧を上記マグネト
ロン駆動部22、ターンテーブルモータ駆動回路24、
ファンモータ駆動回路25に分配供給する。
高周波加熱装置1の筺体1a内部には、上記加熱室2内
のターンテーブル3上に載置された調理皿5中の被加熱
物40にマイクロ波を放射吸収させることによって加熱
するマグネトロン13と、当該加熱室2内の被加熱物に
必要に応じ赤外線を照射することによって加熱するヒー
タHuおよびヒータ回路35と、換気用のファン12aお
よびファンモータ12とが各々図示のように設置されて
いる。そして、上記制御ユニット20とターンテーブル
モータ4との間にはターンテーブルモータ駆動回路24
が、また同制御ユニット20と上記ファンモータ12と
の間にはファンモータ駆動回路25が、さらに同制御ユ
ニット20と上記マグネトロン13との間にはマグネト
ロン駆動部22が各々介設されている。上記ターンテー
ブルモータ4部には、重量センサ36が設けられ、該重
量センサ36で検出された検出値Kは調理物の量(重量)
の判定に使用される。さらに、符号37は電源回路であ
り、AC電源100(V)からの電源電圧を上記マグネト
ロン駆動部22、ターンテーブルモータ駆動回路24、
ファンモータ駆動回路25に分配供給する。
【0021】上記ファン12aは、煮込み状態の換気に
使用される一方、例えばオート「あたため加熱」連続加熱
時の加熱実行前の庫内湿度の排気などにも使用される。
使用される一方、例えばオート「あたため加熱」連続加熱
時の加熱実行前の庫内湿度の排気などにも使用される。
【0022】一方、図示の如く、上記筺体1aの一側壁
31側には外気導入口8が、また他側壁32側には排気
口11が各々形成されているとともに、それらの間の加
熱室2の両側壁6,7部には換気口9,10がそれぞれ形
成されている。そして、上記外気導入口8と換気口9と
の間には上記ファンモータ12によって駆動される上述
のファン12aが介設されていて、上記外気導入口8か
ら導入された外気が図示矢線で示すように先ずマグネト
ロン13を冷却した後、加熱室2上部を経て調理中の臭
気や水蒸気を吸収して排気口11側から排出されて行く
ようになっている。なお、上記換気口10と排気口11
との間は、ダクト部14に形成されている一方、該ダク
ト部14の通路途中には同通路内に臨んで加熱時、沸騰
時および保温時などの湿度を検出する湿度センサ15が
設置されている。そして、該湿度センサ15の出力信号
Vsは所定の検知部23を介して上記制御ユニット20
に入力されてメモリされるようになっている。また、符
号THBは庫内温度T1を検出する温度センサ、THA
は外気温T2を検出する温度センサであり、これらの各
検出値も上記検知部23を介して制御ユニット20に入
力される。
31側には外気導入口8が、また他側壁32側には排気
口11が各々形成されているとともに、それらの間の加
熱室2の両側壁6,7部には換気口9,10がそれぞれ形
成されている。そして、上記外気導入口8と換気口9と
の間には上記ファンモータ12によって駆動される上述
のファン12aが介設されていて、上記外気導入口8か
ら導入された外気が図示矢線で示すように先ずマグネト
ロン13を冷却した後、加熱室2上部を経て調理中の臭
気や水蒸気を吸収して排気口11側から排出されて行く
ようになっている。なお、上記換気口10と排気口11
との間は、ダクト部14に形成されている一方、該ダク
ト部14の通路途中には同通路内に臨んで加熱時、沸騰
時および保温時などの湿度を検出する湿度センサ15が
設置されている。そして、該湿度センサ15の出力信号
Vsは所定の検知部23を介して上記制御ユニット20
に入力されてメモリされるようになっている。また、符
号THBは庫内温度T1を検出する温度センサ、THA
は外気温T2を検出する温度センサであり、これらの各
検出値も上記検知部23を介して制御ユニット20に入
力される。
【0023】上記制御ユニット20は、上記オートメニ
ュー指定キー42の操作に対応して各種オート調理メニ
ューの中から調理すべき調理メニューを選択設定する調
理メニュー設定手段と、上記マグネトロン13のマイク
ロ波出力又はヒータHuのヒータ出力による加熱調理状
態を上記調理メニュー設定手段により設定された調理メ
ニューに対応して設定制御する加熱制御手段と、上記各
種オートメニュー料理を調理してゆくための段取り内容
を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取り内容記憶手
段に記憶されている段取り内容を上述のオートメニュー
指定キー42により指定されたオートメニュー料理に対
応して表示部34に表示する段取り表示制御手段とを有
し、上記表示部34に表示された段取り内容の全てが実
行されたことを示すあたため・スタートキー38eのO
N操作に対応して調理完了まで順々に次の段取り内容を
所定の調理段階毎に表示部34に表示させて行く段取り
表示制御機能を有している。
ュー指定キー42の操作に対応して各種オート調理メニ
ューの中から調理すべき調理メニューを選択設定する調
理メニュー設定手段と、上記マグネトロン13のマイク
ロ波出力又はヒータHuのヒータ出力による加熱調理状
態を上記調理メニュー設定手段により設定された調理メ
ニューに対応して設定制御する加熱制御手段と、上記各
種オートメニュー料理を調理してゆくための段取り内容
を記憶した段取り内容記憶手段と、該段取り内容記憶手
段に記憶されている段取り内容を上述のオートメニュー
指定キー42により指定されたオートメニュー料理に対
応して表示部34に表示する段取り表示制御手段とを有
し、上記表示部34に表示された段取り内容の全てが実
行されたことを示すあたため・スタートキー38eのO
N操作に対応して調理完了まで順々に次の段取り内容を
所定の調理段階毎に表示部34に表示させて行く段取り
表示制御機能を有している。
【0024】次に、本実施例の上記制御ユニット20に
よる、段取り表示キー38bによって段取り表示を行な
いながら実行されるオートメニュー調理制御の内容につ
いて、図4のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
よる、段取り表示キー38bによって段取り表示を行な
いながら実行されるオートメニュー調理制御の内容につ
いて、図4のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【0025】ここで、該制御では例えば次に示す〜11
の一連の調理行程からなるオートメニュー「シュークリ
ーム」を調理する場合を例にとって説明することとす
る。そして、上記制御ユニット20の段取り内容記憶手
段には該「シュークリーム」の一連の調理行程〜11の中
の「下ごしらえ行程(A)」〜、「本行程(B)」〜10、
「仕上げ行程(C)」11が当該区分行程(A),(B),(C)毎に
メモリされている。
の一連の調理行程からなるオートメニュー「シュークリ
ーム」を調理する場合を例にとって説明することとす
る。そして、上記制御ユニット20の段取り内容記憶手
段には該「シュークリーム」の一連の調理行程〜11の中
の「下ごしらえ行程(A)」〜、「本行程(B)」〜10、
「仕上げ行程(C)」11が当該区分行程(A),(B),(C)毎に
メモリされている。
【0026】−調理例『シュークリーム』− (段取り内容) (A)下ごしらえ行程(第1の行程) 材料を用意して下さい。
【0027】・水50cc ・バター30g ・薄力粉30g ・卵(中)1〜2コ ・カスタードクリーム 1・1/2カップ 容器に水とバターを入れ、「レンジ強で2分」加熱・
沸騰します。
沸騰します。
【0028】 薄力粉を加え混ぜ合わせます。
【0029】(※もち状になるまでよく練ります) フタをせずに「レンジ強で1分」加熱します。
【0030】 手早くかき混ぜ、溶いた卵を少しずつ
加えて練ります。
加えて練ります。
【0031】※木じゃくですくって、やっと落ちるくら
いのかたさに! 直径1cmの円型の口金を入れた絞り出し袋に入れま
す。
いのかたさに! 直径1cmの円型の口金を入れた絞り出し袋に入れま
す。
【0032】 「オーブン予熱あり、170℃・18
分」にセットして予熱します。
分」にセットして予熱します。
【0033】(B) 本行程(第2の行程) 薄くバターをぬったアルミホイルをプレートに敷き
ます。
ます。
【0034】 シュー生地を直径3〜4cmぐらいの大
きさに間隔をあけて絞り出し、庫内にセットします。
きさに間隔をあけて絞り出し、庫内にセットします。
【0035】10 スタートキーを押して下さい。
【0036】(C) 仕上げ行程(最終行程) 11 シュー皮の上部をナイフで切り、カスタードクリー
ムを注入して下さい。
ムを注入して下さい。
【0037】すなわち、先ず同制御開始後、上記操作パ
ネル部26およびドアキー群38の各操作状態に対応し
た操作データを読み込む。
ネル部26およびドアキー群38の各操作状態に対応し
た操作データを読み込む。
【0038】そして、先ずステップS1でオートメニュ
ー指定キー42をONにして調理しようとするオートメ
ニュー「シュークリーム」を選択設定し、続くステップS
2で対応するオートメニュー「シュークリーム」を表示部
34に表示する。次にステップS3に進んで上記段取り
表示キー38bがONされたか否かを判定し、同段取り
表示キー38bがONされたYESの時は、さらにステ
ップS4に進んで、上記表示部34に上述のシュークリ
ーム調理行程の内の第1の行程である「下ごしらえ行程
(A)」の段取り内容〜を表示する。そして、それに
対応した調理を実行させる。
ー指定キー42をONにして調理しようとするオートメ
ニュー「シュークリーム」を選択設定し、続くステップS
2で対応するオートメニュー「シュークリーム」を表示部
34に表示する。次にステップS3に進んで上記段取り
表示キー38bがONされたか否かを判定し、同段取り
表示キー38bがONされたYESの時は、さらにステ
ップS4に進んで、上記表示部34に上述のシュークリ
ーム調理行程の内の第1の行程である「下ごしらえ行程
(A)」の段取り内容〜を表示する。そして、それに
対応した調理を実行させる。
【0039】次に、ステップS5で上記あたため・スタ
ートキー38eのON操作を判定し、YESの時は上記
「下ごしらえ行程(A)」が完了したと認めて、さらにステ
ップS6に進んで上記表示部34の「下ごしらえ行程
(A)」の段取り表示をOFF(クリア)した上でステップ
S7に進みマグネトロン駆動部22をON作動させてマ
グネトロン13を駆動し、加熱を開始する。
ートキー38eのON操作を判定し、YESの時は上記
「下ごしらえ行程(A)」が完了したと認めて、さらにステ
ップS6に進んで上記表示部34の「下ごしらえ行程
(A)」の段取り表示をOFF(クリア)した上でステップ
S7に進みマグネトロン駆動部22をON作動させてマ
グネトロン13を駆動し、加熱を開始する。
【0040】次に、上記ステップS8で当該メニューに
対応して自動設定されている所定の設定時間t1の経過を
判定する。該判定は、当該判定結果がYESとなるt1=
0まで継続され、該状態では上記マグネトロン13によ
る加熱状態も、そのまま継続される。
対応して自動設定されている所定の設定時間t1の経過を
判定する。該判定は、当該判定結果がYESとなるt1=
0まで継続され、該状態では上記マグネトロン13によ
る加熱状態も、そのまま継続される。
【0041】他方、該判定の結果、上記設定加熱時間t1
が経過してYESとなると、次にステップS9に進んで
上記マグネトロン駆動部22をOFF作動させてマグネ
トロン13による加熱を停止する。
が経過してYESとなると、次にステップS9に進んで
上記マグネトロン駆動部22をOFF作動させてマグネ
トロン13による加熱を停止する。
【0042】そして、さらにステップS10に進み、再び
段取り表示キー38bが押されたか否かを判定し、YE
Sの時はステップS11に進んで段取り表示として上述の
シュークリーム調理行程の内の第2の行程である「本行
程(B)」の内容〜10を表示部34に表示する。そし
て、それに対応した調理を実行させる。
段取り表示キー38bが押されたか否かを判定し、YE
Sの時はステップS11に進んで段取り表示として上述の
シュークリーム調理行程の内の第2の行程である「本行
程(B)」の内容〜10を表示部34に表示する。そし
て、それに対応した調理を実行させる。
【0043】その後、ステップS12で再びあたため・ス
タートキー38eがON操作されたか否かを判定し、Y
ES(ON)と判定されると、上記「本行程(B)」〜10の
調理が完了したと認めて、ステップS13で上記「本行程
(B)」の段取り表示をOFF(クリア)にするとともにス
テップS14で上記マグネトロン駆動部22を作動させて
マグネトロン13を駆動しレンジ加熱を開始する。
タートキー38eがON操作されたか否かを判定し、Y
ES(ON)と判定されると、上記「本行程(B)」〜10の
調理が完了したと認めて、ステップS13で上記「本行程
(B)」の段取り表示をOFF(クリア)にするとともにス
テップS14で上記マグネトロン駆動部22を作動させて
マグネトロン13を駆動しレンジ加熱を開始する。
【0044】そして、ステップS15で予じめ設定されて
いる所定の加熱時間t2の経過(t2=0)を判定し、YES
(t2=0)の時は続くステップS16で上記マグネトロン駆
動部22の作動を停止させてマグネトロン13をOFF
にしてレンジ加熱を停止する。
いる所定の加熱時間t2の経過(t2=0)を判定し、YES
(t2=0)の時は続くステップS16で上記マグネトロン駆
動部22の作動を停止させてマグネトロン13をOFF
にしてレンジ加熱を停止する。
【0045】その後、さらに上記段取り表示キー38b
の3度目のON操作を判定し、YES(ON)の時はステ
ップS18に進んで、上記シュークリーム調理行程の内の
最終行程である「仕上げ行程(C)」11の段取り内容を表示
部34に表示し、その後、それに対応した調理が完了し
た段階で当該制御を終了する(エンド)。
の3度目のON操作を判定し、YES(ON)の時はステ
ップS18に進んで、上記シュークリーム調理行程の内の
最終行程である「仕上げ行程(C)」11の段取り内容を表示
部34に表示し、その後、それに対応した調理が完了し
た段階で当該制御を終了する(エンド)。
【0046】以上のように、本実施例のオートメニュー
調理制御では、当該「シュークリーム」メニューの連続す
る調理行程〜11の所定の調理行程(A)下ごしらえ行
程、(B)本行程、(C)仕上げ行程毎の段取り内容(調理
手順)が、あたため・スタートキー38eのON操作によ
って示される当該調理の進行状況に応じて、順次具体的
に表示されて行くから、ユーザーはクックブックを参照
するまでもなく当該表示内容を見ながら要領良く調理し
てゆくことができるようになる。
調理制御では、当該「シュークリーム」メニューの連続す
る調理行程〜11の所定の調理行程(A)下ごしらえ行
程、(B)本行程、(C)仕上げ行程毎の段取り内容(調理
手順)が、あたため・スタートキー38eのON操作によ
って示される当該調理の進行状況に応じて、順次具体的
に表示されて行くから、ユーザーはクックブックを参照
するまでもなく当該表示内容を見ながら要領良く調理し
てゆくことができるようになる。
【0047】(2) 第2実施例 次に、図5および図6は本願発明の第2実施例に係る高
周波加熱装置の段取り表示キー38bを使用した調理制
御の内容および同表示パターンを示している。
周波加熱装置の段取り表示キー38bを使用した調理制
御の内容および同表示パターンを示している。
【0048】図5のフローチャートに示す本実施例の調
理制御は、例えば次に示す「スポンジケーキ」焼き上げメ
ニューを対象として構成されており、特に加熱室2の庫
内温度T1と、外気温T2の各々を検知して図6に示すご
とく予熱制御時の残時間tを表示部34に演算表示でき
るようにしたことを特徴としている。
理制御は、例えば次に示す「スポンジケーキ」焼き上げメ
ニューを対象として構成されており、特に加熱室2の庫
内温度T1と、外気温T2の各々を検知して図6に示すご
とく予熱制御時の残時間tを表示部34に演算表示でき
るようにしたことを特徴としている。
【0049】−調理例『スポンジケーキ』− (段取り内容) (A)下ごしらえ行程(第1の行程) 材料を用意して下さい。
【0050】・卵(中)3個 ・砂糖100g ・バニラエッセンス 少量 ・バター20g ・牛乳 大さじ1 ・薄力粉100g ・ホイップクリーム ・仕上げ用フルーツ ・硫酸紙 ケーキ型の内側に薄くバターをぬって硫酸紙を敷き
ます。
ます。
【0051】 卵黄に砂糖50gを加えて白っぽくな
るまで泡立てます。・・・(a) 卵白を大きいボールに入れてツノが立つまで泡立
て、残りの砂糖を少しずつ加えて、さらに泡立てます。
・・・(b) (a)と(b)を合わせ、バニラエッセンスを加えて混ぜ
合わせます。
るまで泡立てます。・・・(a) 卵白を大きいボールに入れてツノが立つまで泡立
て、残りの砂糖を少しずつ加えて、さらに泡立てます。
・・・(b) (a)と(b)を合わせ、バニラエッセンスを加えて混ぜ
合わせます。
【0052】・・・・(c) (c)に薄力粉をふるい入れて混ぜ合せ、さらに溶か
しバターと牛乳を加えて手早く混ぜ合わせ、型に流し入
れます。
しバターと牛乳を加えて手早く混ぜ合わせ、型に流し入
れます。
【0053】 10〜20cmの高さから2〜3回落と
して空気抜きします。
して空気抜きします。
【0054】 予熱スタートキーを押します。
【0055】終了合図が鳴れば予熱完了です。 (※
予熱ありの場合) (B) 本行程(第2の行程) 材料をセットしスタートキーを押します。
予熱ありの場合) (B) 本行程(第2の行程) 材料をセットしスタートキーを押します。
【0056】(C) 仕上げ行程(最終行程) 10 型ごと20〜30cmの高さから1回落とします。
【0057】11 型から取り出し、生クリームとフルー
ツで飾ります。
ツで飾ります。
【0058】すなわち、制御開始後、先ずステップS1
で上記図1の段取り表示キー38bをONにしてステッ
プS2で上記スポンジケーキ焼き上げ行程の第1の行程
である「下ごしらえ行程(A)」の段取り内容〜を表示
部34に表示する。
で上記図1の段取り表示キー38bをONにしてステッ
プS2で上記スポンジケーキ焼き上げ行程の第1の行程
である「下ごしらえ行程(A)」の段取り内容〜を表示
部34に表示する。
【0059】その後、ステップS3に進んで、上記予熱
スタートキー38bがON操作されたか否かを判定す
る。
スタートキー38bがON操作されたか否かを判定す
る。
【0060】その結果、上記「下ごしらえ行程」〜の
最終手順の内容に従って予熱スタートキー38bがO
N操作された時は、同「下ごしらえ行程(A)」〜の各
調理が終了したと認めて、先ずステップS4で当該「下ご
しらえ行程(A)」の段取り表示をOFF(クリア)にす
る。そして、次にステップS5で上記庫内温度センサT
HBの出力に基いて庫内温度T1を、またステップS6で
外気温センサTHAの出力に基いて外気温T2を各々検
知する。
最終手順の内容に従って予熱スタートキー38bがO
N操作された時は、同「下ごしらえ行程(A)」〜の各
調理が終了したと認めて、先ずステップS4で当該「下ご
しらえ行程(A)」の段取り表示をOFF(クリア)にす
る。そして、次にステップS5で上記庫内温度センサT
HBの出力に基いて庫内温度T1を、またステップS6で
外気温センサTHAの出力に基いて外気温T2を各々検
知する。
【0061】そして、さらに、それらの各検知温度T1,
T2とその時の設定予熱温度Toとを基にして当該予熱状
態における残時間tを演算[t=(To−T1)・K1+(To−
T2)・K2、但し、K1は庫内温度を1℃上げるのに必要
な時間、K2は外気に対する放熱係数]して図6に示すよ
うに表示部34に表示する。該残時間tの表示は、上記
それまでの段取り表示(「下ごしらえ行程(A)」)がOFF
された後、次の行程の段取り表示が行われるまでの空き
時間を利用して行われる。このように残時間tを表示す
るようにすると、ユーザーが予熱に要する時間を正確に
認識することができ、又残された時間を考慮しながら手
際良く次の調理行程への対応を取ったり、別の仕事をし
たりすることができる。
T2とその時の設定予熱温度Toとを基にして当該予熱状
態における残時間tを演算[t=(To−T1)・K1+(To−
T2)・K2、但し、K1は庫内温度を1℃上げるのに必要
な時間、K2は外気に対する放熱係数]して図6に示すよ
うに表示部34に表示する。該残時間tの表示は、上記
それまでの段取り表示(「下ごしらえ行程(A)」)がOFF
された後、次の行程の段取り表示が行われるまでの空き
時間を利用して行われる。このように残時間tを表示す
るようにすると、ユーザーが予熱に要する時間を正確に
認識することができ、又残された時間を考慮しながら手
際良く次の調理行程への対応を取ったり、別の仕事をし
たりすることができる。
【0062】その後、ステップS8で当該残時間tの経過
(t=0)による予熱の終了を判定し、その判定結果がY
ES(予熱終了)になると、さらにステップS9に進んで
再び上述の段取り表示キー38bをONにして上記スポ
ンジケーキ焼き上げ調理の「本行程(B)」の段取り内容
を表示部34に表示する。
(t=0)による予熱の終了を判定し、その判定結果がY
ES(予熱終了)になると、さらにステップS9に進んで
再び上述の段取り表示キー38bをONにして上記スポ
ンジケーキ焼き上げ調理の「本行程(B)」の段取り内容
を表示部34に表示する。
【0063】その後、ステップS10で上記あたため・ス
タートキー(レンジ加熱スタートキー)38eがON操作
されたか否かを判定し、YES(ON)の時は上記「本行
程(B)」の調理が完了したと判断してステップS11で
上記「本行程(B)」の段取り表示をOFF(クリア)にした
上でステップS12に進む。
タートキー(レンジ加熱スタートキー)38eがON操作
されたか否かを判定し、YES(ON)の時は上記「本行
程(B)」の調理が完了したと判断してステップS11で
上記「本行程(B)」の段取り表示をOFF(クリア)にした
上でステップS12に進む。
【0064】そして、ステップS12で加熱調理中の表示
を行ない、次にステップS13で設定加熱時間の経過に基
いて加熱終了の判定を行う。
を行ない、次にステップS13で設定加熱時間の経過に基
いて加熱終了の判定を行う。
【0065】その結果、YES(加熱終了)の時は、さら
に次のステップS14に進んで段取り表示キー38bを押
すことにより、上記スポンジケーキ焼き上げ調理の最終
的な「仕上げ行程(C)」の段取り内容10〜11を表示部34
に表示する。そして、それに対応した調理を実行させ
る。
に次のステップS14に進んで段取り表示キー38bを押
すことにより、上記スポンジケーキ焼き上げ調理の最終
的な「仕上げ行程(C)」の段取り内容10〜11を表示部34
に表示する。そして、それに対応した調理を実行させ
る。
【0066】その後、ステップS15に進んで取消しキー
38fが押されたか否かを判定し、取消しキー38fが押
されるまでは上記最終的仕上行程(C)の段取り表示を行
なう一方、取消しキー38fが押されて上記判定結果が
YESになると、仕上げ行程(C)完了と判断し、ステッ
プS16に進んで上記最終仕上げ行程(C)の段取り内容表
示をOFF(クリア)にして当該スポンジケーキ焼き上げ
のための調理制御を終了する。
38fが押されたか否かを判定し、取消しキー38fが押
されるまでは上記最終的仕上行程(C)の段取り表示を行
なう一方、取消しキー38fが押されて上記判定結果が
YESになると、仕上げ行程(C)完了と判断し、ステッ
プS16に進んで上記最終仕上げ行程(C)の段取り内容表
示をOFF(クリア)にして当該スポンジケーキ焼き上げ
のための調理制御を終了する。
【0067】以上のように、本実施例のオートメニュー
調理制御でも、当該メニューの連続する所定の調理行程
毎の段取り内容(調理手順)があたため・スタートキー3
8eのON操作によって示される調理の進行状況に応じ
て順次具体的に表示されて行くから、ユーザーはクック
ブックを参照するまでもなく当該表示内容を見ながら要
領良く調理してゆくことができるようになる。
調理制御でも、当該メニューの連続する所定の調理行程
毎の段取り内容(調理手順)があたため・スタートキー3
8eのON操作によって示される調理の進行状況に応じ
て順次具体的に表示されて行くから、ユーザーはクック
ブックを参照するまでもなく当該表示内容を見ながら要
領良く調理してゆくことができるようになる。
【0068】しかも、本実施例の場合、その場合におい
て、オーブンの予熱スタートが実行される時、庫内温度
T1および外気温度T2と設定予熱温度Toとの組合せに
よって予熱終了時刻を予測演算することによって残時間
tを表示するようになっていることから、その間に余裕
時間を見ながら次の調理内容の段取りを進めたり、又別
の用事を済ませたりすることができるので便利となる。
て、オーブンの予熱スタートが実行される時、庫内温度
T1および外気温度T2と設定予熱温度Toとの組合せに
よって予熱終了時刻を予測演算することによって残時間
tを表示するようになっていることから、その間に余裕
時間を見ながら次の調理内容の段取りを進めたり、又別
の用事を済ませたりすることができるので便利となる。
【0069】なお、上記残時間tの算出は、必ずしも外
気温T2を考慮しなければならないものではなく、精度
は若干低下するものの例えば庫内温度T1とその時の設
定予熱温度(目標温度)Toをパラメータとして予じめマ
ップ設定されている図7のようなルックアップテーブル
からルックアップするようにしても良い。
気温T2を考慮しなければならないものではなく、精度
は若干低下するものの例えば庫内温度T1とその時の設
定予熱温度(目標温度)Toをパラメータとして予じめマ
ップ設定されている図7のようなルックアップテーブル
からルックアップするようにしても良い。
【図1】図1は、本願発明の第1実施例に係る高周波加
熱装置の筺体構造を示すドア閉状態の正面図である。
熱装置の筺体構造を示すドア閉状態の正面図である。
【図2】図2は、同装置のドア開状態の斜視図である。
【図3】図3は、同装置の制御回路の構成を示すシステ
ムブロック図である。
ムブロック図である。
【図4】図4は、同装置による段取り表示キー使用時の
調理制御の内容を示すフローチャートである。
調理制御の内容を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本願発明の第2実施例に係る高周波加
熱装置の段取り表示キー使用時の調理制御の内容を示す
フローチャートである。
熱装置の段取り表示キー使用時の調理制御の内容を示す
フローチャートである。
【図6】図6は、図5のフローチャートで示される制御
時の表示部の残時間表示例を示す概略図である。
時の表示部の残時間表示例を示す概略図である。
【図7】図7は、図5のフローチャートの制御における
残時間表示に使用されるルックアップテーブルの一例で
ある。
残時間表示に使用されるルックアップテーブルの一例で
ある。
1aは筺体部、2は加熱室、3はターンテーブル、5は
調理皿、13はマグネトロン、15は湿度センサ、20
は制御ユニット、22はマグネトロン駆動部、36は重
量センサ、38はドアキー群、38bは段取り表示キー
である。
調理皿、13はマグネトロン、15は湿度センサ、20
は制御ユニット、22はマグネトロン駆動部、36は重
量センサ、38はドアキー群、38bは段取り表示キー
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 各種調理メニューの中から調理すべき調
理メニューを選択設定する調理メニュー設定手段と、マ
イクロ波出力又はヒータ出力によって被調理物を加熱す
る加熱調理手段と、該加熱調理手段の加熱調理状態を上
記調理メニュー設定手段により設定された調理メニュー
に対応して設定制御する加熱制御手段と、所定の情報を
表示する表示部とを備えてなる高周波加熱装置におい
て、上記各種調理メニューの調理行程を実行して行くた
めの段取り内容を記憶した段取り内容記憶手段と、該段
取り内容記憶手段に記憶されている段取り内容を上記調
理メニュー設定手段によって設定された調理メニューに
対応して上記表示部に表示する段取り内容表示制御手段
と、該段取り内容表示制御手段を作動させる段取り表示
キーとを設けたことを特徴とする高周波加熱装置。 - 【請求項2】 上記段取り内容表示制御手段は、上記段
取り内容記憶手段に記憶されている調理メニューの調理
開始から調理完了までの一連の調理行程を調理段階毎の
所定の調理行程に区分して表示するように構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。 - 【請求項3】 庫内温度を検知する庫内温度検知手段
と、調理メニュー設定手段によって設定された調理メニ
ューの調理行程中にオーブン予熱行程がある場合に上記
庫内温度検知手段によって検知された庫内温度と当該オ
ーブン予熱行程における設定予熱温度とに基いて予熱完
了までの残時間を演算する残時間演算手段とを設け、上
記予熱行程中においては段取り内容の表示とは別に上記
残時間演算手段によって演算された残時間を表示するよ
うにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の高周波
加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26496593A JPH07119982A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26496593A JPH07119982A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07119982A true JPH07119982A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17410669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26496593A Pending JPH07119982A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07119982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009014237A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
TWI382827B (zh) * | 2006-10-03 | 2013-01-21 | Toshiba Kk | Heating the conditioner |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01189427A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-28 | Toshiba Corp | 調理装置 |
JPH04316924A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Toshiba Corp | 加熱調理装置 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26496593A patent/JPH07119982A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01189427A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-28 | Toshiba Corp | 調理装置 |
JPH04316924A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Toshiba Corp | 加熱調理装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI382827B (zh) * | 2006-10-03 | 2013-01-21 | Toshiba Kk | Heating the conditioner |
JP2009014237A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
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