JPH07114589A - 配電設備図面入力方式 - Google Patents
配電設備図面入力方式Info
- Publication number
- JPH07114589A JPH07114589A JP5282039A JP28203993A JPH07114589A JP H07114589 A JPH07114589 A JP H07114589A JP 5282039 A JP5282039 A JP 5282039A JP 28203993 A JP28203993 A JP 28203993A JP H07114589 A JPH07114589 A JP H07114589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- equipment
- work
- distribution
- facility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電設備図面入力方式において、ベクトルデ
ータに変換後のデータ確認に際し、最新の設備データと
の照合を容易にし、入力データ作成の手間を省く。 【構成】 図面入力計算機システムにおいて、入力図面
をもとに作成した設備データが実際に運用されている配
電設備と合致しているか否かの判断を行なうための確認
及び修正作業に際し、図面より読み取った電柱設備の管
理番号をもとに、管轄管理区域の全配電設備を一括集中
管理するホスト計算機システムの設備データを参照しな
がら行なうようにした。
ータに変換後のデータ確認に際し、最新の設備データと
の照合を容易にし、入力データ作成の手間を省く。 【構成】 図面入力計算機システムにおいて、入力図面
をもとに作成した設備データが実際に運用されている配
電設備と合致しているか否かの判断を行なうための確認
及び修正作業に際し、図面より読み取った電柱設備の管
理番号をもとに、管轄管理区域の全配電設備を一括集中
管理するホスト計算機システムの設備データを参照しな
がら行なうようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配電設備図面をスキャナ
などにより入力し、図面管理システムなどの計算機処理
を目的とするベクトル形式データ(以下、ベクトルデー
タと称す)に変換する図面入力計算機システムの配電設
備図面入力方式に関する。
などにより入力し、図面管理システムなどの計算機処理
を目的とするベクトル形式データ(以下、ベクトルデー
タと称す)に変換する図面入力計算機システムの配電設
備図面入力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図面情報をスキャナなどを用いて入力す
る場合がある。これらの図面情報の内で設備シンボル,
線分及び文字設備情報等のベクトルデータに変換するシ
ステムでは、全ての入力対象の図面情報に対し、自動認
識処理などによって一括してベクトルデータへの変換を
行なった後、この変換結果の確認作業ならびに誤って変
換された設備シンボル,線分及び文字設備情報の修正作
業を行なっている。
る場合がある。これらの図面情報の内で設備シンボル,
線分及び文字設備情報等のベクトルデータに変換するシ
ステムでは、全ての入力対象の図面情報に対し、自動認
識処理などによって一括してベクトルデータへの変換を
行なった後、この変換結果の確認作業ならびに誤って変
換された設備シンボル,線分及び文字設備情報の修正作
業を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式は、例え
ばベクトルデータ変換後の上記作業用端末の画面上に、
スキャナなどにより読み取った図面情報の原画像のイメ
ージ形式データ(以下、イメージデータと称す)を背景
として出力し、その上に計算機処理によって変換を行な
ったベクトルデータを重ねて出力し、この表示内容を人
間が確認して、必要に応じて修正する作業を行なってい
る。
ばベクトルデータ変換後の上記作業用端末の画面上に、
スキャナなどにより読み取った図面情報の原画像のイメ
ージ形式データ(以下、イメージデータと称す)を背景
として出力し、その上に計算機処理によって変換を行な
ったベクトルデータを重ねて出力し、この表示内容を人
間が確認して、必要に応じて修正する作業を行なってい
る。
【0004】この際の問題点として図面上から得られる
設備データが図面作成時点と確認修正作業の最新時点で
相違することがあり、最新の設備情報との照合は実際に
図面入力システムで作成した図面データベースを応用す
る工程でしかできず、図面設備データの更新時期が遅れ
ること及び後工程でのデータ更新作業の負担増加を必要
としていた。本発明は上記欠点を解決するためになされ
たものであり、ベクトルデータに変換後のデータ確認に
際し、最新の設備データとの照合を容易にし、入力デー
タ作成の手間の省いた配電設備図面入力方式を提供する
ことを目的としている。
設備データが図面作成時点と確認修正作業の最新時点で
相違することがあり、最新の設備情報との照合は実際に
図面入力システムで作成した図面データベースを応用す
る工程でしかできず、図面設備データの更新時期が遅れ
ること及び後工程でのデータ更新作業の負担増加を必要
としていた。本発明は上記欠点を解決するためになされ
たものであり、ベクトルデータに変換後のデータ確認に
際し、最新の設備データとの照合を容易にし、入力デー
タ作成の手間の省いた配電設備図面入力方式を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る配電設備図面入力方式は、電柱,変圧器,開閉器な
どの設備シンボル及び線分ならびに電柱番号などの文字
情報が記載されている配電設備図面を、スキャナ装置な
どにより読み取り、当該図面から計算機処理が可能なイ
メージ形式データの電子化情報へ変換し蓄積する第1の
手段と、更にその図面情報をイメージ形式データからベ
クトル形式データへ変換を行なう第2の手段と、ベクト
ル形式データの図面情報を計算機端末の画面に表示しデ
ータの確認及び修正作業を行なう第3の手段と、その結
果をベクトル形式データからなる設備データの集合体で
あるデータベースとして蓄積する第4の手段とにより構
成する図面入力計算機システムにおいて、前記図面をも
とに作成した設備データが実際に運用されている配電設
備と合致しているか否かの判断を行なうための確認及び
修正作業に際し、図面より読み取った電柱設備の管理番
号をもとに、管轄管理区域の全配電設備を一括集中管理
するホスト計算機システムの設備データを参照しながら
行なうようにした。
係る配電設備図面入力方式は、電柱,変圧器,開閉器な
どの設備シンボル及び線分ならびに電柱番号などの文字
情報が記載されている配電設備図面を、スキャナ装置な
どにより読み取り、当該図面から計算機処理が可能なイ
メージ形式データの電子化情報へ変換し蓄積する第1の
手段と、更にその図面情報をイメージ形式データからベ
クトル形式データへ変換を行なう第2の手段と、ベクト
ル形式データの図面情報を計算機端末の画面に表示しデ
ータの確認及び修正作業を行なう第3の手段と、その結
果をベクトル形式データからなる設備データの集合体で
あるデータベースとして蓄積する第4の手段とにより構
成する図面入力計算機システムにおいて、前記図面をも
とに作成した設備データが実際に運用されている配電設
備と合致しているか否かの判断を行なうための確認及び
修正作業に際し、図面より読み取った電柱設備の管理番
号をもとに、管轄管理区域の全配電設備を一括集中管理
するホスト計算機システムの設備データを参照しながら
行なうようにした。
【0006】本発明の[請求項2]に係る配電設備図面
入力方式は、[請求項1]において、図面上の設備デー
タとホストデータとが、実際に運用されている配電設備
と不一致である場合に対処するため、予めシステム内に
登録しておいた複数の設備シンボルを作業用の計算機端
末の画面上に表示し、オペレータの指示により実際に運
用されている配電設備シンボルを選択指定するようにし
た。
入力方式は、[請求項1]において、図面上の設備デー
タとホストデータとが、実際に運用されている配電設備
と不一致である場合に対処するため、予めシステム内に
登録しておいた複数の設備シンボルを作業用の計算機端
末の画面上に表示し、オペレータの指示により実際に運
用されている配電設備シンボルを選択指定するようにし
た。
【0007】本発明の[請求項3]に係る配電設備図面
入力方式は、[請求項1]において、作業単位として当
該図面を適当な数十メートル四方に分割したメッシュ線
に囲われた領域単位とし、その単位での作業終了を作業
用の計算機端末の画面上に表示することにより、作業の
進捗状況を把握するようにした。
入力方式は、[請求項1]において、作業単位として当
該図面を適当な数十メートル四方に分割したメッシュ線
に囲われた領域単位とし、その単位での作業終了を作業
用の計算機端末の画面上に表示することにより、作業の
進捗状況を把握するようにした。
【0008】
【作用】本発明の[請求項1]に係る配電設備図面入力
方式は、スキャナなどにより読み取った図面情報を計算
機処理によりベクトルデータに変換した後のデータの確
認と補正作業を行なう際に、最新の設備管理情報を一括
して保有するホストデータとの照合を同一の作業用計算
機端末画面上に表示し、多数のデータの中で関連する設
備データどうしの対応づけを行ない、図面情報より得た
データを前記ホストデータと照合し、迅速にデータの確
認を行なうようにした。したがって、従来の図面入力方
式のように図面情報から得られる設備データの正誤の確
認を人間系の判断によることなく、最新設備情報を集中
管理するホストデータと関連づけることにより、データ
を確認しデータが誤っている場合は即座に修正すること
により目的とするベクトルデータが得られる。
方式は、スキャナなどにより読み取った図面情報を計算
機処理によりベクトルデータに変換した後のデータの確
認と補正作業を行なう際に、最新の設備管理情報を一括
して保有するホストデータとの照合を同一の作業用計算
機端末画面上に表示し、多数のデータの中で関連する設
備データどうしの対応づけを行ない、図面情報より得た
データを前記ホストデータと照合し、迅速にデータの確
認を行なうようにした。したがって、従来の図面入力方
式のように図面情報から得られる設備データの正誤の確
認を人間系の判断によることなく、最新設備情報を集中
管理するホストデータと関連づけることにより、データ
を確認しデータが誤っている場合は即座に修正すること
により目的とするベクトルデータが得られる。
【0009】本発明の[請求項2]に係る配電設備図面
入力方式は、読み込んだ配電設備が実際に運用されてい
る配電設備に一致しない場合は、設備シンボルを計算機
端末に表示し、これをオペレータにて選択指定できる。
入力方式は、読み込んだ配電設備が実際に運用されてい
る配電設備に一致しない場合は、設備シンボルを計算機
端末に表示し、これをオペレータにて選択指定できる。
【0010】本発明の[請求項3]に係る配電設備図面
入力方式は、作業状態表示用ウィンドウ画面にて、作業
終了状態を表示できる。
入力方式は、作業状態表示用ウィンドウ画面にて、作業
終了状態を表示できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による配電設備図面入力方式を説明する一実施
例の構成図である。11はスキャナなどの図面読み取り装
置、12は11により読み取った図面情報をイメージデータ
及びベクトルデータに変換したデータを表示出力するた
めの計算機端末画面による図形表示部、13は設備データ
の確認修正作業の際にオペレータより必要な命令指示を
制御部に与えるためのキーボードとマウス等からなる命
令指示部、
は本発明による配電設備図面入力方式を説明する一実施
例の構成図である。11はスキャナなどの図面読み取り装
置、12は11により読み取った図面情報をイメージデータ
及びベクトルデータに変換したデータを表示出力するた
めの計算機端末画面による図形表示部、13は設備データ
の確認修正作業の際にオペレータより必要な命令指示を
制御部に与えるためのキーボードとマウス等からなる命
令指示部、
【0012】14は図面情報のイメージデータ及びベクト
ルデータを保存するための磁気ディスク装置、15は確認
修正を行ない完成した図面情報ベクトルデータを保存す
るための磁気ディスク装置、16はホストデータを入手す
るための手段としての伝送装置、17はホストデータを保
有するホスト計算機、18は入出力の処理や手順を制御す
る制御部である。又、19は目的とするベクトルデータを
図面用紙などに印刷して確認するためのプロッタ装置で
ある。
ルデータを保存するための磁気ディスク装置、15は確認
修正を行ない完成した図面情報ベクトルデータを保存す
るための磁気ディスク装置、16はホストデータを入手す
るための手段としての伝送装置、17はホストデータを保
有するホスト計算機、18は入出力の処理や手順を制御す
る制御部である。又、19は目的とするベクトルデータを
図面用紙などに印刷して確認するためのプロッタ装置で
ある。
【0013】図3は上記図形表示部12を説明するための
ものであり、31はグラフィックCRT画面、32はグラフ
ィックCRT画面の一部をマルチ画面により分割表示し
ホスト計算機の保有する設備データの当該図面データの
確認修正作業対象部分のみを表示するサブウィンドウ画
面、33はその設備データ、34は当該データの図面を適当
な数十メートル四方の単位に分割するためのメッシュ
線、35は設備としての具体的なデータである電柱番号デ
ータ、36は35に対応する電柱のシンボルデータである。
なお、設備図面をスキャナなどにより読み取りベクトル
データ化する部分については、公知の技術であるためこ
こでは特に説明しない。
ものであり、31はグラフィックCRT画面、32はグラフ
ィックCRT画面の一部をマルチ画面により分割表示し
ホスト計算機の保有する設備データの当該図面データの
確認修正作業対象部分のみを表示するサブウィンドウ画
面、33はその設備データ、34は当該データの図面を適当
な数十メートル四方の単位に分割するためのメッシュ
線、35は設備としての具体的なデータである電柱番号デ
ータ、36は35に対応する電柱のシンボルデータである。
なお、設備図面をスキャナなどにより読み取りベクトル
データ化する部分については、公知の技術であるためこ
こでは特に説明しない。
【0014】図2は処理内容を示すフローチャートであ
り、図1,図3を参照して説明する。先ず、設備情報が
記載されている設備図面を図面読み取り装置11により入
力し、制御部18により入力したイメージデータをベクト
ルデータに変換し、原画像データであるイメージデータ
と、変換したベクトルデータとをデータ保存磁気ディス
ク14に保存する。又、ホスト計算機17が保有するホスト
データは伝送装置16により制御部18に随時必要な時に取
り込まれる。次に、磁気ディスク14に保存された図面情
報データは、確認及び修正を行なうために1枚の図面単
位に図形表示部12に表示される。この際、適当なメッシ
ュ線34によって区分し、図形表示部12に原画像をイメー
ジデータで出力し、その原画像イメージの上にベクトル
データに変換した後(ステップS1)の電柱番号35及び
電柱シンボル36などのデータを表示する。
り、図1,図3を参照して説明する。先ず、設備情報が
記載されている設備図面を図面読み取り装置11により入
力し、制御部18により入力したイメージデータをベクト
ルデータに変換し、原画像データであるイメージデータ
と、変換したベクトルデータとをデータ保存磁気ディス
ク14に保存する。又、ホスト計算機17が保有するホスト
データは伝送装置16により制御部18に随時必要な時に取
り込まれる。次に、磁気ディスク14に保存された図面情
報データは、確認及び修正を行なうために1枚の図面単
位に図形表示部12に表示される。この際、適当なメッシ
ュ線34によって区分し、図形表示部12に原画像をイメー
ジデータで出力し、その原画像イメージの上にベクトル
データに変換した後(ステップS1)の電柱番号35及び
電柱シンボル36などのデータを表示する。
【0015】グラフィックCRT画面31にサブウィンド
ウ32を設け、このサブウィンドウにホスト計算機よりの
最新の設備データを上記のメッシュ単位に出力し、図面
より読み取ったデータ14の画面上での位置をマウス13に
より指示入力することにより照合対応づけを行なう。こ
のようにして原画像イメージデータとベクトルデータへ
変換した結果の電柱番号35を照合対応づけしてゆき(ス
テップS2)、図面よりの情報を読み取りベクトルデー
タに変換した電柱番号とホストデータの電柱番号が相違
する時はホストデータを正(ステップS4)、図面より
読み取り変換した電柱番号を誤として自動的に14に保存
されているベクトルデータの電柱番号を修正して置き換
える。逆に電柱番号とホストデータの電柱番号が相違す
るときは図面データを正データとする(ステップS
3)。
ウ32を設け、このサブウィンドウにホスト計算機よりの
最新の設備データを上記のメッシュ単位に出力し、図面
より読み取ったデータ14の画面上での位置をマウス13に
より指示入力することにより照合対応づけを行なう。こ
のようにして原画像イメージデータとベクトルデータへ
変換した結果の電柱番号35を照合対応づけしてゆき(ス
テップS2)、図面よりの情報を読み取りベクトルデー
タに変換した電柱番号とホストデータの電柱番号が相違
する時はホストデータを正(ステップS4)、図面より
読み取り変換した電柱番号を誤として自動的に14に保存
されているベクトルデータの電柱番号を修正して置き換
える。逆に電柱番号とホストデータの電柱番号が相違す
るときは図面データを正データとする(ステップS
3)。
【0016】又、当該電柱番号に対応する電柱シンボル
についても同様であり、変換した電柱シンボルとホスト
データの電柱シンボルが相違する時(ステップS5)は
ホストデータを正(ステップS7)、図面より読み取り
変換した電柱シンボルを誤として自動的に14に保存され
ているベクトルデータの電柱シンボルを修正して置き換
える。逆に電柱シンボルとホストデータが一致するとき
は図面データを正データとする(ステップS6)。この
ようにメッシュ内の全ての設備データの確認照合を終了
すると制御部18は自動的に次の横方向のメッシュ内の設
備データをサブウィンドウ32に表示し、上記と同様な作
業を行なう準備を整える。このようにして本作業に携わ
るオペレータは表示されている電柱シンボル36の出力表
示位置に対し、次々とマウス13を用いて確認の指示入力
を行なうのみの操作で作業を行なうことができる。
についても同様であり、変換した電柱シンボルとホスト
データの電柱シンボルが相違する時(ステップS5)は
ホストデータを正(ステップS7)、図面より読み取り
変換した電柱シンボルを誤として自動的に14に保存され
ているベクトルデータの電柱シンボルを修正して置き換
える。逆に電柱シンボルとホストデータが一致するとき
は図面データを正データとする(ステップS6)。この
ようにメッシュ内の全ての設備データの確認照合を終了
すると制御部18は自動的に次の横方向のメッシュ内の設
備データをサブウィンドウ32に表示し、上記と同様な作
業を行なう準備を整える。このようにして本作業に携わ
るオペレータは表示されている電柱シンボル36の出力表
示位置に対し、次々とマウス13を用いて確認の指示入力
を行なうのみの操作で作業を行なうことができる。
【0017】このようにして確認修正された図面データ
は完成データ保存ディスク15に完成したデータとして保
存される。又、この完成したデータは必要に応じてプロ
ッタ装置19により図面として出力することもできる。な
お、本実施例ではホスト計算機17が保有するホストデー
タを伝送装置16によって制御部18に取り込むことで説明
したがホストデータの取り込みは伝送装置によらず、磁
気テープなどのデータ媒体から入力することによっても
同様な機能の実現が可能である。
は完成データ保存ディスク15に完成したデータとして保
存される。又、この完成したデータは必要に応じてプロ
ッタ装置19により図面として出力することもできる。な
お、本実施例ではホスト計算機17が保有するホストデー
タを伝送装置16によって制御部18に取り込むことで説明
したがホストデータの取り込みは伝送装置によらず、磁
気テープなどのデータ媒体から入力することによっても
同様な機能の実現が可能である。
【0018】図4は他の実施例の表示例である。図4は
前記図3の作業用の計算機端末の画面上に、予めシステ
ム内に登録しておいた複数の修正用設備シンボルを、オ
ペレータの指示によりサブウィンドウ上に表示し実際に
運用されている配電設備に対応する設備シンボルを選択
指定することにより、修正作業が行なえることを示した
ものである。なお、41は追加修正用設備シンボルウィン
ドウ、42は追加修正用設備シンボルである。
前記図3の作業用の計算機端末の画面上に、予めシステ
ム内に登録しておいた複数の修正用設備シンボルを、オ
ペレータの指示によりサブウィンドウ上に表示し実際に
運用されている配電設備に対応する設備シンボルを選択
指定することにより、修正作業が行なえることを示した
ものである。なお、41は追加修正用設備シンボルウィン
ドウ、42は追加修正用設備シンボルである。
【0019】要するに、配電設備は電力用設備の内でも
系統変更,設備増設,需要家増設などによる変更が頻繁
に行なわれる。このため前記ホストデータの更新タイミ
ングによっては、配電図面入力作業時において実際に運
用されている配電設備と図面上の配電設備ならびにホス
トデータともに合致しない場合が考えられるが、このよ
うな場合においても図4に示す方法により支障なく作業
を行なうことができる。
系統変更,設備増設,需要家増設などによる変更が頻繁
に行なわれる。このため前記ホストデータの更新タイミ
ングによっては、配電図面入力作業時において実際に運
用されている配電設備と図面上の配電設備ならびにホス
トデータともに合致しない場合が考えられるが、このよ
うな場合においても図4に示す方法により支障なく作業
を行なうことができる。
【0020】前記した確認修正作業を行なうに際しては
作業の進捗状況を容易にかつ正確に把握できることが重
要であり、以下に進捗状況を把握する実施例を説明し図
5にその説明図を示す。作業単位として当該図面を適当
な数十メートル四方に分割したメッシュ線に囲われた領
域単位とし、その単位での作業終了状態を作業用の計算
機端末のサブウィンドウ画面上に表示する。作業初期状
態では入力対象設備図面のメッシュ線で区分された状態
を例えば白色で表示し、メッシュ単位の作業が完了した
時点で当該メッシュ区分を例えば青色に変化させること
により表示する。
作業の進捗状況を容易にかつ正確に把握できることが重
要であり、以下に進捗状況を把握する実施例を説明し図
5にその説明図を示す。作業単位として当該図面を適当
な数十メートル四方に分割したメッシュ線に囲われた領
域単位とし、その単位での作業終了状態を作業用の計算
機端末のサブウィンドウ画面上に表示する。作業初期状
態では入力対象設備図面のメッシュ線で区分された状態
を例えば白色で表示し、メッシュ単位の作業が完了した
時点で当該メッシュ区分を例えば青色に変化させること
により表示する。
【0021】又、作業中のメッシュ区分は赤色で表示す
る。このようにして作業状態を常に表示してゆき、当該
入力図面分の全メッシュ区分の作業が終了した時点で全
ての状態表示メッシュ区分が青色となる。なお、この例
では上記メッシュ区分の状態を表す表示色として青色,
赤色を例に説明したが、この機能を実現するための表示
色を特定するものではない。なお、51は作業状態表示用
ウィンドウ画面、52は作業終了状態メッシュ区分、53は
作業中状態メッシュ区分を示す。
る。このようにして作業状態を常に表示してゆき、当該
入力図面分の全メッシュ区分の作業が終了した時点で全
ての状態表示メッシュ区分が青色となる。なお、この例
では上記メッシュ区分の状態を表す表示色として青色,
赤色を例に説明したが、この機能を実現するための表示
色を特定するものではない。なお、51は作業状態表示用
ウィンドウ画面、52は作業終了状態メッシュ区分、53は
作業中状態メッシュ区分を示す。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば設
備データを図面情報により計算機処理に必要なベクトル
データに変換した後のデータ確認に、ホスト計算機が管
理している最新の設備データとの照合を容易かつ確実に
行なうことができ、配電図面の入力データ作成の手間を
省力し、作業時間の節約ならびに目的とするデータベー
スの作成を正確に行なうことができる。
備データを図面情報により計算機処理に必要なベクトル
データに変換した後のデータ確認に、ホスト計算機が管
理している最新の設備データとの照合を容易かつ確実に
行なうことができ、配電図面の入力データ作成の手間を
省力し、作業時間の節約ならびに目的とするデータベー
スの作成を正確に行なうことができる。
【図1】本発明の配電設備図面入力方式の一実施例を示
す構成図。
す構成図。
【図2】処理内容を示すフローチャート。
【図3】図1に示した図形表示部の詳細図。
【図4】図1に示した図形表示部のその他の実施例1を
示す詳細図。
示す詳細図。
【図5】図1に示した図形表示部のその他の実施例2を
示す詳細図。
示す詳細図。
11 スキャナなどの図面読み取り装置 12 計算機端末画面による図形表示部 13 命令指示部 14 図面入力データを保存するための磁気ディスク装置 15 完成したデータを保存するための磁気ディスク装置 16 伝送装置 17 設備データを保有するホスト計算機 18 制御部 19 プロッタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 繁隆 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 電柱,変圧器,開閉器などの設備シンボ
ル及び線分ならびに電柱番号などの文字情報が記載され
ている配電設備図面を、スキャナ装置などにより読み取
り、当該図面から計算機処理が可能なイメージ形式デー
タの電子化情報へ変換し蓄積する第1の手段と、更にそ
の図面情報をイメージ形式データからベクトル形式デー
タへ変換を行なう第2の手段と、ベクトル形式データの
図面情報を計算機端末の画面に表示しデータの確認及び
修正作業を行なう第3の手段と、その結果をベクトル形
式データからなる設備データの集合体であるデータベー
スとして蓄積する第4の手段とにより構成する図面入力
計算機システムにおいて、前記図面をもとに作成した設
備データが実際に運用されている配電設備と合致してい
るか否かの判断を行なうための確認及び修正作業に際
し、図面より読み取った電柱設備の管理番号をもとに、
管轄管理区域の全配電設備を一括集中管理するホスト計
算機システムの設備データ(以下、ホストデータと称
す)を参照しながら行なうことを特徴とする配電設備図
面入力方式。 - 【請求項2】 図面上の設備データとホストデータと
が、実際に運用されている配電設備と不一致である場合
に対処するため、予めシステム内に登録しておいた複数
の設備シンボルを作業用の計算機端末の画面上に表示
し、オペレータの指示により実際に運用されている配電
設備シンボルを選択指定することを特徴とする請求項1
記載の配電設備図面入力方式。 - 【請求項3】 作業単位として当該図面を適当な数十メ
ートル四方に分割したメッシュ線に囲われた領域単位と
し、その単位での作業終了を作業用の計算機端末の画面
上に表示することにより、作業の進捗状況を把握するこ
とを特徴とする請求項1記載の配電設備図面入力方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282039A JPH07114589A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 配電設備図面入力方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282039A JPH07114589A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 配電設備図面入力方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114589A true JPH07114589A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17647380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5282039A Pending JPH07114589A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 配電設備図面入力方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114589A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004213518A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Sony Corp | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
CN109740226A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-05-10 | 安徽网华信息科技有限公司 | 一种高效及融入校验考核规则的配电网图纸绘制系统 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5282039A patent/JPH07114589A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004213518A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Sony Corp | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
CN109740226A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-05-10 | 安徽网华信息科技有限公司 | 一种高效及融入校验考核规则的配电网图纸绘制系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0075733B1 (en) | Method for performing a multiple page get operation in a text processing system | |
JPS60176090A (ja) | 文字入力表示装置 | |
EP0635772B1 (en) | Controller programming apparatus and process using ladder diagram technique | |
JPH07114589A (ja) | 配電設備図面入力方式 | |
JP3124342B2 (ja) | Cadシステムにおける注釈要素作成編集方式 | |
JPS58109927A (ja) | キ−ボ−ドディスプレイ装置 | |
JP3442051B2 (ja) | 電力系統図面管理方法 | |
JP3616219B2 (ja) | Cad装置 | |
JPS6398788A (ja) | 認識装置 | |
JPH07249098A (ja) | 情報処理装置および情報処理方法 | |
EP0331759A1 (en) | Automatic programming device | |
JP2900071B2 (ja) | プログラマブルコントローラのプログラミング装置 | |
JP2830113B2 (ja) | 図面入力方法 | |
JP3254568B2 (ja) | 品質情報の入力方法及び装置 | |
JPH103516A (ja) | 情報処理方法及び装置 | |
JPH081638B2 (ja) | 文書レイアウト表示方法及び装置 | |
JP3248800B2 (ja) | 回路図作成装置及び回路図作成方法 | |
JPH09135386A (ja) | テレビ放送用テロップ装置 | |
JPH0512359A (ja) | 図面入力装置 | |
JP2969707B2 (ja) | 画像編集装置 | |
JPS62298259A (ja) | 電子交換機の局デ−タ修正法 | |
JPS58105337A (ja) | デイスプレイ表示方式 | |
JPH06138912A (ja) | プログラミング装置 | |
JPH07114590A (ja) | 配電設備図面入力方式 | |
JPH10334182A (ja) | 読取り位置情報修正システム及びコンピュータを読取り位置情報修正システムとして機能させるためのプログラムを記録した記録媒体 |