JPH0711282Y2 - 電極式蒸気発生装置 - Google Patents
電極式蒸気発生装置Info
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- JPH0711282Y2 JPH0711282Y2 JP4362689U JP4362689U JPH0711282Y2 JP H0711282 Y2 JPH0711282 Y2 JP H0711282Y2 JP 4362689 U JP4362689 U JP 4362689U JP 4362689 U JP4362689 U JP 4362689U JP H0711282 Y2 JPH0711282 Y2 JP H0711282Y2
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- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、三相交流電源の各相に接続した蒸気発生電極
を蒸気発生シリンダの中の水に浸して、蒸気発生電極に
通電すると、水自体が発熱して、蒸気を発生する電極式
蒸気発生装置に関するものである。
を蒸気発生シリンダの中の水に浸して、蒸気発生電極に
通電すると、水自体が発熱して、蒸気を発生する電極式
蒸気発生装置に関するものである。
(従来の技術) 第3図は従来の電極式蒸気発生装置における蒸気発生シ
リンダの構造及び配管を示すもので、1は水を貯留する
蒸気発生シリンダ(以下「シリンダ」という)、21〜2
12はシリンダ1に内装した12本の蒸気発生電極(以下
「電極」という)で、これ等の電極21〜212はそれぞれ
三相交流電源3(以下「電源3」という)の各相に電力
ユニット4を介して並列に接続されている(第4図参
照)。5はシリンダ1の所定の高さに内装した水位検出
電極(以下「検出電極」という)で、この検出電極5は
制御ユニット6を介して電源3の第3相に並列に接続さ
れている(第4図参照)。7は止水栓8、濾過器9及び
流量調節器10を設けた給水本管、11は給水本管7に設け
た常閉形の給水用電磁弁(以下「給水弁11」という)
で、この給水弁11の開閉は制御ユニット6において制御
される(第4図参照)。12は、シリンダ1の内部圧力を
大気圧に保持するため、シリンダ1の上部の蒸気供給口
1aよりも高い位置に設けた水受け、13はシリンダ1の下
部の給排水口1bを着脱する口と、給水管14を介して水受
け12に接続する口と、排水管15を接続する口とが設けら
れた給排水用分岐管(以下「分岐管」という)、16は排
水管15に設けた常閉形の排水用電磁弁(以下「排水弁」
という)で、この排水弁16の開閉は制御ユニット6にお
いて制御される(第4図参照)。17は水受け12の水が溢
れるのを防止する排水管、18は排水管15或いは17から排
出された水を装置外に排出する排水本管、19はシリンダ
1の上部に設けた蒸気分配器で、この蒸気分配器19はホ
ース20を介してシリンダ1の蒸気供給口1aに接続されて
いる。21は蒸気分配器19に接続した複数の蒸気供給ホー
スであり、シリンダ1で発生した蒸気はホース20、蒸気
分配器19及び蒸気供給ホース21等を介して供給され、
又、蒸気分配器19及び蒸気供給ホース21における結露で
生じた水は給水管14を介してシリンダ1に還流される。
リンダの構造及び配管を示すもので、1は水を貯留する
蒸気発生シリンダ(以下「シリンダ」という)、21〜2
12はシリンダ1に内装した12本の蒸気発生電極(以下
「電極」という)で、これ等の電極21〜212はそれぞれ
三相交流電源3(以下「電源3」という)の各相に電力
ユニット4を介して並列に接続されている(第4図参
照)。5はシリンダ1の所定の高さに内装した水位検出
電極(以下「検出電極」という)で、この検出電極5は
制御ユニット6を介して電源3の第3相に並列に接続さ
れている(第4図参照)。7は止水栓8、濾過器9及び
流量調節器10を設けた給水本管、11は給水本管7に設け
た常閉形の給水用電磁弁(以下「給水弁11」という)
で、この給水弁11の開閉は制御ユニット6において制御
される(第4図参照)。12は、シリンダ1の内部圧力を
大気圧に保持するため、シリンダ1の上部の蒸気供給口
1aよりも高い位置に設けた水受け、13はシリンダ1の下
部の給排水口1bを着脱する口と、給水管14を介して水受
け12に接続する口と、排水管15を接続する口とが設けら
れた給排水用分岐管(以下「分岐管」という)、16は排
水管15に設けた常閉形の排水用電磁弁(以下「排水弁」
という)で、この排水弁16の開閉は制御ユニット6にお
いて制御される(第4図参照)。17は水受け12の水が溢
れるのを防止する排水管、18は排水管15或いは17から排
出された水を装置外に排出する排水本管、19はシリンダ
1の上部に設けた蒸気分配器で、この蒸気分配器19はホ
ース20を介してシリンダ1の蒸気供給口1aに接続されて
いる。21は蒸気分配器19に接続した複数の蒸気供給ホー
スであり、シリンダ1で発生した蒸気はホース20、蒸気
分配器19及び蒸気供給ホース21等を介して供給され、
又、蒸気分配器19及び蒸気供給ホース21における結露で
生じた水は給水管14を介してシリンダ1に還流される。
第4図は従来の電極式蒸気発生装置の制御回路の構成を
示すもので、第3図の符号と同一符号のものは同一部分
を示しており、又、22は三相電源線23(以下「電源線2
3」という)に設けた電源スイッチ、241〜244は電源線2
3から4つに分岐した三相分岐線(以下「分岐線」とい
う)で、これ等の分岐線241〜244の各相にはそれぞれ電
極21〜212が接続されている。25は分岐線241〜244上の
各相に設けたヒューズ、261〜264はトライアック(登録
商標)、サイリスタ等からなる半導体継電器(以下「継
電器」という)で、継電器261は分岐線241の各相に、継
電器262は分岐線242の各相に、継電器263は分岐線243の
各相に、継電器264は分岐線244の各相にそれぞれ接続さ
れている。27は設定した湿度に応じて、例えば4〜24A
の範囲の直流電流を出力する湿度調節器、28は、パルス
幅制御方式により、湿度調節器27の出力電流量に応じ
て、一周期毎に出力する一定周波数の交流信号の出力時
間或いは出力波数、即ち交流信号のデューティ比が変化
する比例回路で、この比例回路28には継電器261〜264の
ゲート端子が接続されている。29は検出電極5に接続し
た水位検出回路(以下「検出回路」という)で、この検
出回路29は、検出電極5が水に浸り、電極21,22,24,25,
27,28,210及び211と検出電極5との間が導通して、水に
通電されると、検出信号を出力する。30は分岐線241〜2
44の電流量を検出する電流検出コイル(以下「コイル」
という)で、このコイル30は分岐線241〜244と交差する
ように設けられている。31は抵抗器からなる電流設定プ
ラグ(以下「プラグ」という)、32は入力端子に検出回
路29,コイル30及びプラグ31を接続し、出力端子に給水
弁11及び排水弁16を接続した給排水制御回路で、この給
排水制御回路32は、検出回路29が検出信号を出力しない
と、給水信号を出力して給水弁11を開け、又、コイル30
で検出した分岐線241〜244の電流量がプラグ31に流れる
電流量(以下「基準電流量」という)を超えると、所定
の時間だけ排水信号を出力して排水弁16を開ける。33は
200Vから24Vに変圧する電源トランスで、この電源トラ
ンス33は制御ユニット6の電源となる。
示すもので、第3図の符号と同一符号のものは同一部分
を示しており、又、22は三相電源線23(以下「電源線2
3」という)に設けた電源スイッチ、241〜244は電源線2
3から4つに分岐した三相分岐線(以下「分岐線」とい
う)で、これ等の分岐線241〜244の各相にはそれぞれ電
極21〜212が接続されている。25は分岐線241〜244上の
各相に設けたヒューズ、261〜264はトライアック(登録
商標)、サイリスタ等からなる半導体継電器(以下「継
電器」という)で、継電器261は分岐線241の各相に、継
電器262は分岐線242の各相に、継電器263は分岐線243の
各相に、継電器264は分岐線244の各相にそれぞれ接続さ
れている。27は設定した湿度に応じて、例えば4〜24A
の範囲の直流電流を出力する湿度調節器、28は、パルス
幅制御方式により、湿度調節器27の出力電流量に応じ
て、一周期毎に出力する一定周波数の交流信号の出力時
間或いは出力波数、即ち交流信号のデューティ比が変化
する比例回路で、この比例回路28には継電器261〜264の
ゲート端子が接続されている。29は検出電極5に接続し
た水位検出回路(以下「検出回路」という)で、この検
出回路29は、検出電極5が水に浸り、電極21,22,24,25,
27,28,210及び211と検出電極5との間が導通して、水に
通電されると、検出信号を出力する。30は分岐線241〜2
44の電流量を検出する電流検出コイル(以下「コイル」
という)で、このコイル30は分岐線241〜244と交差する
ように設けられている。31は抵抗器からなる電流設定プ
ラグ(以下「プラグ」という)、32は入力端子に検出回
路29,コイル30及びプラグ31を接続し、出力端子に給水
弁11及び排水弁16を接続した給排水制御回路で、この給
排水制御回路32は、検出回路29が検出信号を出力しない
と、給水信号を出力して給水弁11を開け、又、コイル30
で検出した分岐線241〜244の電流量がプラグ31に流れる
電流量(以下「基準電流量」という)を超えると、所定
の時間だけ排水信号を出力して排水弁16を開ける。33は
200Vから24Vに変圧する電源トランスで、この電源トラ
ンス33は制御ユニット6の電源となる。
尚、電力ユニット4は4つの継電器261〜264からなり、
又、制御ユニット6は湿度調節器27、比例回路28、検出
回路29、コイル30、プラグ31及び給排水制御回路32から
なっている。
又、制御ユニット6は湿度調節器27、比例回路28、検出
回路29、コイル30、プラグ31及び給排水制御回路32から
なっている。
このように構成された従来例において、シリンダ1が空
のときに、電源スイッチ22を投入すると、湿度調節器27
に設定した湿度に応じて継電器261〜264は周期的に或い
は連続して導通するが、電極21〜212の間が非導通なの
で、何れも発熱せず、シリンダ1も空焚きされない。
のときに、電源スイッチ22を投入すると、湿度調節器27
に設定した湿度に応じて継電器261〜264は周期的に或い
は連続して導通するが、電極21〜212の間が非導通なの
で、何れも発熱せず、シリンダ1も空焚きされない。
又、シリンダ1が空のときには、電極21,22,24,25,27,2
8,210及び211と検出電極5との間が非導通で、検出回路
29から検出信号が出力されないので、給排水制御回路32
は給水信号を出力する。すると、給水弁11は開くが、排
水弁16は閉じたままなので、給水本管7の水は水受け12
から給水管14及び分岐管13を介してシリンダ1に供給さ
れる。そして、シリンダ1の中の水位が上昇して、電極
21〜212が水に浸り、且つ、電極5が水に浸ると、電極2
1,22,24,25,27,28,210及び211と検出電極5との間が導
通して、検出回路29から検出信号が出力されるので、給
排水制御回路32は給水信号の出力を停止する。すると、
給水弁11が閉じて、シリンダ1への給水が停止され、シ
リンダ1の中の水位は所定の高さ以上上昇しなくなる。
8,210及び211と検出電極5との間が非導通で、検出回路
29から検出信号が出力されないので、給排水制御回路32
は給水信号を出力する。すると、給水弁11は開くが、排
水弁16は閉じたままなので、給水本管7の水は水受け12
から給水管14及び分岐管13を介してシリンダ1に供給さ
れる。そして、シリンダ1の中の水位が上昇して、電極
21〜212が水に浸り、且つ、電極5が水に浸ると、電極2
1,22,24,25,27,28,210及び211と検出電極5との間が導
通して、検出回路29から検出信号が出力されるので、給
排水制御回路32は給水信号の出力を停止する。すると、
給水弁11が閉じて、シリンダ1への給水が停止され、シ
リンダ1の中の水位は所定の高さ以上上昇しなくなる。
この間、電極21〜212が水に浸って、電極21〜212の間が
導通すると、湿度調節器27に設定された湿度に対応する
デューティ比の交流信号が比例回路28から出力されて、
継電器261〜264が交流信号のデューティ比に応じた時間
だけ間欠して或いは連続して導通するので、水はジュー
ル熱によって加熱されて、蒸気を発生する。又、水の加
熱中に、湿度調節器27に設定する湿度を変えると、比例
回路28から出力される交流信号のデューティ比が変化し
て、継電器261〜264の導通時間も変化するので、水に供
給される電気エネルギーの量が変化して、蒸気の発生量
が増減する。
導通すると、湿度調節器27に設定された湿度に対応する
デューティ比の交流信号が比例回路28から出力されて、
継電器261〜264が交流信号のデューティ比に応じた時間
だけ間欠して或いは連続して導通するので、水はジュー
ル熱によって加熱されて、蒸気を発生する。又、水の加
熱中に、湿度調節器27に設定する湿度を変えると、比例
回路28から出力される交流信号のデューティ比が変化し
て、継電器261〜264の導通時間も変化するので、水に供
給される電気エネルギーの量が変化して、蒸気の発生量
が増減する。
ところで、蒸気を発生し続けると、シリンダ1の中の水
位も次第に低下して、検出電極5が空気中に露出するの
で、電極21,22,24,25,27,28,210及び211と検出電極5と
の間が非導通になって、検出回路29から検出信号が出力
されなくなる。すると、給排水制御回路32は給水信号を
再出力して、給水弁11を開け、シリンダ1に水を補給す
るが、検出電極5が水に浸ると、前述の如く、検出回路
29からの検出信号の出力が停止されて、給水弁11が閉じ
るので、シリンダ1への水の補給が停止される。これ以
降、シリンダ1の中の水位が所定の高さより低下する毎
に、給水弁11の開閉をして、シリンダ1に水を補給す
る。
位も次第に低下して、検出電極5が空気中に露出するの
で、電極21,22,24,25,27,28,210及び211と検出電極5と
の間が非導通になって、検出回路29から検出信号が出力
されなくなる。すると、給排水制御回路32は給水信号を
再出力して、給水弁11を開け、シリンダ1に水を補給す
るが、検出電極5が水に浸ると、前述の如く、検出回路
29からの検出信号の出力が停止されて、給水弁11が閉じ
るので、シリンダ1への水の補給が停止される。これ以
降、シリンダ1の中の水位が所定の高さより低下する毎
に、給水弁11の開閉をして、シリンダ1に水を補給す
る。
ところで、シリンダ1への水の補給を繰り返しながら、
蒸気を供給し続けると、水に含まれるミネラル等の成分
を次第に濃縮して、水の電気伝導度を上昇させるので、
分岐線241〜244の電流量が次第に増加する。しかし、コ
イル30によって検出される分岐線241〜244の電流量が基
準電流量を超えると、給排水制御回路32は所定の時間だ
け排水信号を出力して、排水弁16を開くので、シリンダ
1の中の水は所定の量だけ排出される。ところが、シリ
ンダ1の中の水が所定の量だけ排出されると、検出電極
5が水から露出して、前述の如く給排水制御回路32から
給水信号が出力されるので、給水弁11が開いて、シリン
ダ1に水を補給する。そして、水位が所定の高さに達し
て、検出電極5が水に浸ると、前述の如く給水弁11が閉
じて、シリンダ1への水の補給が停止される。
蒸気を供給し続けると、水に含まれるミネラル等の成分
を次第に濃縮して、水の電気伝導度を上昇させるので、
分岐線241〜244の電流量が次第に増加する。しかし、コ
イル30によって検出される分岐線241〜244の電流量が基
準電流量を超えると、給排水制御回路32は所定の時間だ
け排水信号を出力して、排水弁16を開くので、シリンダ
1の中の水は所定の量だけ排出される。ところが、シリ
ンダ1の中の水が所定の量だけ排出されると、検出電極
5が水から露出して、前述の如く給排水制御回路32から
給水信号が出力されるので、給水弁11が開いて、シリン
ダ1に水を補給する。そして、水位が所定の高さに達し
て、検出電極5が水に浸ると、前述の如く給水弁11が閉
じて、シリンダ1への水の補給が停止される。
尚、コイル30によって検出される分岐線241〜244の電流
量が基準電流量を超えたときの排水量は、排水後に所定
の高さまで水を補給したときの分岐線241〜244の電流量
が基準電流量の80%程度になるように調節すれば、熱効
率は余り低下しない。
量が基準電流量を超えたときの排水量は、排水後に所定
の高さまで水を補給したときの分岐線241〜244の電流量
が基準電流量の80%程度になるように調節すれば、熱効
率は余り低下しない。
又、蒸気の最大発生量は、プラグ31の抵抗値を変えて、
基準電流量を増減させれば、分岐線241〜244の電流量も
増減して、変化する。
基準電流量を増減させれば、分岐線241〜244の電流量も
増減して、変化する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、湿度調節器27に設定した湿度が0%のときに
は、継電器261〜264が非導通になって、電極21,22,24,2
5,27,28,210及び211と検出電極5との間も非導通になる
ので、検出電極5が水に浸っても、即ち所定の高さに達
しても、検出回路29には通電されず、検出回路29は検出
信号を出力しない。このため、給排水制御回路32は給水
信号を出力し続けて、給水弁11を開けた状態に保持する
ので、水がシリンダ1から溢れてしまう、換言するとシ
リンダ1への給水制御が不能になるという問題があっ
た。
は、継電器261〜264が非導通になって、電極21,22,24,2
5,27,28,210及び211と検出電極5との間も非導通になる
ので、検出電極5が水に浸っても、即ち所定の高さに達
しても、検出回路29には通電されず、検出回路29は検出
信号を出力しない。このため、給排水制御回路32は給水
信号を出力し続けて、給水弁11を開けた状態に保持する
ので、水がシリンダ1から溢れてしまう、換言するとシ
リンダ1への給水制御が不能になるという問題があっ
た。
本考案は、この問題に鑑みてなされたもので、湿度調節
器に設定した湿度が0%であっても、シリンダへの給水
制御が確実にできる電極式蒸気発生装置を提供すること
を目的としている。
器に設定した湿度が0%であっても、シリンダへの給水
制御が確実にできる電極式蒸気発生装置を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前述の目的を達成するために、半導体継電器
を、三相電源線の第1相及び第3相或いは三相分岐線の
第1相及び第3相にだけ接続したものである。
を、三相電源線の第1相及び第3相或いは三相分岐線の
第1相及び第3相にだけ接続したものである。
(作用) 湿度調節器に設定された湿度が0%で、三相電源線の第
1相及び第3相或いは三相分岐線の第1相及び第3相に
接続した半導体継電器が非導通になっても、水位検出電
極が水に浸れば、半導体継電器が接続されていない三相
電源線の第2相或いは三相分岐線の第2相に接続した蒸
気発生電極と水位検出電極との間が導通して、給水用電
磁弁が閉じるので、水が蒸気発生シリンダから溢れ出る
のを確実に防止できる。
1相及び第3相或いは三相分岐線の第1相及び第3相に
接続した半導体継電器が非導通になっても、水位検出電
極が水に浸れば、半導体継電器が接続されていない三相
電源線の第2相或いは三相分岐線の第2相に接続した蒸
気発生電極と水位検出電極との間が導通して、給水用電
磁弁が閉じるので、水が蒸気発生シリンダから溢れ出る
のを確実に防止できる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら、本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すもので、第3図
及び第4図の符号と同一符号のものは同一部分を示して
おり、又、341〜348はトライアック(登録商標)、サイ
リスタ等からなる半導体継電器(以下「継電器」とい
う)で、継電器341は分岐線241の第1相に、継電器342
は分岐線241の第3相に、継電器343は分岐線242の第1
相に、継電器344は分岐線242の第3相に、継電器345は
分岐線243の第1相に、継電器346は分岐線243の第3相
に、継電器347は分岐線244の第1相に、継電器348は分
岐線244の第3相にそれぞれ接続され、又、継電器341〜
348のゲート端子は比例回路28の出力端子に接続されて
いる。
及び第4図の符号と同一符号のものは同一部分を示して
おり、又、341〜348はトライアック(登録商標)、サイ
リスタ等からなる半導体継電器(以下「継電器」とい
う)で、継電器341は分岐線241の第1相に、継電器342
は分岐線241の第3相に、継電器343は分岐線242の第1
相に、継電器344は分岐線242の第3相に、継電器345は
分岐線243の第1相に、継電器346は分岐線243の第3相
に、継電器347は分岐線244の第1相に、継電器348は分
岐線244の第3相にそれぞれ接続され、又、継電器341〜
348のゲート端子は比例回路28の出力端子に接続されて
いる。
尚、電力ユニット4は8つの継電器341〜348からなる。
このように構成された本実施例において、分岐線241〜2
44の第2相には半導体継電器が設けられていないので、
湿度調節器に設定した湿度が0%で、継電器341〜348が
非導通で、電極21〜212が非導通になっても、検出電極
5が水に浸れば、電極22,25,28及び211と検出電極5と
の間が導通して、検出回路29に必ず通電する。このた
め、シリンダ1の中の水位が上昇して、検出電極5が水
に浸れば、検出回路29が検出信号を出力して、給排水制
御回路32からの給水信号の出力を停止するので、シリン
ダ1の中の水位が所定の高さに達すると、湿度調節器に
設定した湿度が0%であるか否かに拘らず、給水弁11が
閉じて、水がシリンダ1から溢れ出るのを防止する。
44の第2相には半導体継電器が設けられていないので、
湿度調節器に設定した湿度が0%で、継電器341〜348が
非導通で、電極21〜212が非導通になっても、検出電極
5が水に浸れば、電極22,25,28及び211と検出電極5と
の間が導通して、検出回路29に必ず通電する。このた
め、シリンダ1の中の水位が上昇して、検出電極5が水
に浸れば、検出回路29が検出信号を出力して、給排水制
御回路32からの給水信号の出力を停止するので、シリン
ダ1の中の水位が所定の高さに達すると、湿度調節器に
設定した湿度が0%であるか否かに拘らず、給水弁11が
閉じて、水がシリンダ1から溢れ出るのを防止する。
第2図は本考案の他の実施例の構成を示すもので、第1
図及び第4図の符号と同一符号のものは同一部分を示し
ており、電力ユニット4は、分岐線241の各相に接続し
た継電器261と、分岐線242の各相に接続した継電器262
と、分岐線243の各相に接続した継電器263と、分岐線24
4の第1相に接続した継電器347と、分岐線244の第3相
に接続した継電器348とからなるもので、継電器261〜26
3,347及び348のゲート端子は比例回路28に接続されて
いる。
図及び第4図の符号と同一符号のものは同一部分を示し
ており、電力ユニット4は、分岐線241の各相に接続し
た継電器261と、分岐線242の各相に接続した継電器262
と、分岐線243の各相に接続した継電器263と、分岐線24
4の第1相に接続した継電器347と、分岐線244の第3相
に接続した継電器348とからなるもので、継電器261〜26
3,347及び348のゲート端子は比例回路28に接続されて
いる。
このように構成された本実施例において、分岐線244の
第2相には半導体継電器が設けられていないので、湿度
調節器に設定した湿度が0%で、継電器261〜263,347及
び348が非導通で、電極21〜212が非導通になっても、検
出電極5が水に浸れば、電極211と検出電極5との間が
導通して、検出回路29に必ず通電する。このため、シリ
ンダ1の中の水位が上昇して、検出電極5が水に浸れ
ば、検出回路29が検出信号を出力して、給排水制御回路
32からの給水信号の出力を停止するので、シリンダ1の
中の水位が所定の高さに達すると、湿度調節器に設定し
た湿度が0%であるか否かに拘らず、給水弁11が閉じ
て、水がシリンダ1から溢れ出るのを防止する。
第2相には半導体継電器が設けられていないので、湿度
調節器に設定した湿度が0%で、継電器261〜263,347及
び348が非導通で、電極21〜212が非導通になっても、検
出電極5が水に浸れば、電極211と検出電極5との間が
導通して、検出回路29に必ず通電する。このため、シリ
ンダ1の中の水位が上昇して、検出電極5が水に浸れ
ば、検出回路29が検出信号を出力して、給排水制御回路
32からの給水信号の出力を停止するので、シリンダ1の
中の水位が所定の高さに達すると、湿度調節器に設定し
た湿度が0%であるか否かに拘らず、給水弁11が閉じ
て、水がシリンダ1から溢れ出るのを防止する。
尚、本考案の実施例においては、電源線23を4つに分岐
することにより、12本の電極21〜212でシリンダ1の中
の水を加熱する例で説明したが、電源線23に直接接続し
た3本の蒸気発生電極で、或いは、電源線23を2つ以上
に分岐することにより、3n本(nは分岐の数で、n≧
2)の蒸気発生電極でシリンダ1の中の水を加熱しても
よい。
することにより、12本の電極21〜212でシリンダ1の中
の水を加熱する例で説明したが、電源線23に直接接続し
た3本の蒸気発生電極で、或いは、電源線23を2つ以上
に分岐することにより、3n本(nは分岐の数で、n≧
2)の蒸気発生電極でシリンダ1の中の水を加熱しても
よい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、湿度調節器に設
定した湿度が0%で、蒸気発生電極の間が非導通になっ
ても、水位検出電極が水に浸れば、三相電源線の第2相
或いは三相分岐線の第2相に接続した蒸気発生電極と水
位検出電極との間が導通して、給水用電磁弁が閉じるの
で、水が蒸気発生シリンダから溢れ出るのを確実に防止
できるという効果を奏するものである。
定した湿度が0%で、蒸気発生電極の間が非導通になっ
ても、水位検出電極が水に浸れば、三相電源線の第2相
或いは三相分岐線の第2相に接続した蒸気発生電極と水
位検出電極との間が導通して、給水用電磁弁が閉じるの
で、水が蒸気発生シリンダから溢れ出るのを確実に防止
できるという効果を奏するものである。
第1図は本考案の一実施例の電力ユニットの回路図、第
2図は本考案の他の実施例の電力ユニットの回路図、第
3図は従来の電極式蒸気発生装置における蒸気発生シリ
ンダの構造及び配管を示す図、第4図は従来の電極式蒸
気発生装置の制御回路図である。 1……蒸気発生シリンダ、21〜212……蒸気発生電極、
3……三相交流電源、5……水位検出電極、11……給水
用電磁弁、23……三相電源線、241〜244……三相分岐
線、261〜264……半導体継電器、27……湿度調節器、34
1〜348……半導体継電器。
2図は本考案の他の実施例の電力ユニットの回路図、第
3図は従来の電極式蒸気発生装置における蒸気発生シリ
ンダの構造及び配管を示す図、第4図は従来の電極式蒸
気発生装置の制御回路図である。 1……蒸気発生シリンダ、21〜212……蒸気発生電極、
3……三相交流電源、5……水位検出電極、11……給水
用電磁弁、23……三相電源線、241〜244……三相分岐
線、261〜264……半導体継電器、27……湿度調節器、34
1〜348……半導体継電器。
Claims (1)
- 【請求項1】三相交流電源からの三相電源線の各相或い
は前記三相電源線から複数に分岐した三相分岐線の各相
に接続した蒸気発生電極を蒸気発生シリンダの中の水に
浸して、前記蒸気発生電極に通電すると、前記水が発熱
して、蒸気を発生する電極式蒸気発生装置において、 湿度調節器に設定された湿度に対応する量の電気エネル
ギーが水に供給されるように、前記蒸気発生電極への通
電を制御する半導体継電器は、前記三相電源線の第1相
及び第3相或いは前記三相分岐線の第1相及び第3相に
だけ接続されており、 前記半導体継電器が非導通になっても、前記蒸気発生シ
リンダの中の所定の高さに設けた水位検出電極と前記蒸
気発生電極とが水に浸れば、前記半導体継電器が接続さ
れていない前記三相電源線の第2相或いは前記三相分岐
線の第2相に接続された前記蒸気発生電極と前記水位検
出電極との間が導通して、前記蒸気シリンダへの給水を
制御する給水用電磁弁が閉じるようにした電極式蒸気発
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4362689U JPH0711282Y2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | 電極式蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4362689U JPH0711282Y2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | 電極式蒸気発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140103U JPH02140103U (ja) | 1990-11-22 |
JPH0711282Y2 true JPH0711282Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31556199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4362689U Expired - Fee Related JPH0711282Y2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | 電極式蒸気発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711282Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101723819B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2017-04-06 | 김성현 | 스팀 컨벡션 오븐의 습도조절장치 |
-
1989
- 1989-04-15 JP JP4362689U patent/JPH0711282Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101723819B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2017-04-06 | 김성현 | 스팀 컨벡션 오븐의 습도조절장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02140103U (ja) | 1990-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |