[go: up one dir, main page]

JPH07110669A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH07110669A
JPH07110669A JP25582693A JP25582693A JPH07110669A JP H07110669 A JPH07110669 A JP H07110669A JP 25582693 A JP25582693 A JP 25582693A JP 25582693 A JP25582693 A JP 25582693A JP H07110669 A JPH07110669 A JP H07110669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
liquid crystal
driver
video
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25582693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Muramatsu
雅弘 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25582693A priority Critical patent/JPH07110669A/ja
Publication of JPH07110669A publication Critical patent/JPH07110669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】特定の画素数を有する液晶パネルに複数の映像
信号を表示する際に、映像信号が示す映像に合った表示
方法に切換える。 【構成】切換回路20は、キー入力手段の操作により文
字系表示モードと、自然画系表示モードとに切換られ、
切換られたモードを示す制御信号i1をパネル制御回路
17に供給する。パネル制御回路17は、PLL回路1
2からの制御信号e1及び切換回路20からの制御信号
i1に基づいて周期及びタイミングが制御されたXドラ
イバ22用のクロックパルスとスタートパルスとから成
る制御パルス群を発生し制御パルス信号g1として液晶
パネル21のXドライバ22に供給する。これにより、
特定の画素数を有する液晶パネルに複数の映像信号を表
示する際に、映像信号が示す映像に合った表示方法に切
換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特定の画素数を有す
る液晶パネルに複数の異なる映像信号を表示可能な液晶
表示装置に係り、特に映像信号の種類に合った表示方法
に切換えて表示できる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの急速な
普及により、パーソナルコンピュータの出力画面を映像
表示する液晶表示装置の需要が高まってきており、テレ
ビジョン放送の映像信号とパーソナルコンピュータの出
力画面との両方を表示させることのできる液晶表示装置
も多くなってきている。この種の液晶表示装置では、C
RT方式に比べて奥行きが小さく、フォーカス性能、コ
ンバージェンス性能の優れたものが普及しつつちあり、
価格面でCRT方式に迫れば主流になることも考えられ
る。
【0003】図3はこのような従来の映像表示装置を示
すブロック図である。
【0004】図3において、符号50はパーソナルコン
ピュータであり、パーソナルコンピュータ50は出力画
面のアナログ映像信号a5,垂直同期信号b5及び水平
同期信号c5をそれぞれ液晶表示装置51の入力端子5
2,53,54に供給する。
【0005】次に、液晶表示装置51について説明す
る。
【0006】液晶表示装置51の位相ロックループ回路
(以下PLL回路と呼ぶ)55は、入力端子53,54
からの垂直同期信号b5と水平同期信号c5とに同期し
た制御信号d5,e5を作成してそれぞれ駆動回路56
及びパネル制御回路57に供給する。
【0007】駆動回路56は、入力端子52からの映像
信号a5をPLL回路52からの制御信号d5に基づい
て駆動電圧波形の映像信号f5に変換して液晶パネル6
1のXドライバ62に供給する。
【0008】パネル制御回路57は、PLL回路52か
らの制御信号e5に基づいて、液晶パネル61のXドラ
イバ62用のクロックパルスとスタートパルスとから成
る制御パルス群を生成し制御パルス信号g5として液晶
パネル61のXドライバ62に供給するとともに、Yド
ライバ62用のクロックパルスとスタートパルスとから
成る制御パルス群を生成し制御パルス信号h5としてY
ドライバ63に供給する。
【0009】Xドライバ62は、パネル制御回路57か
らの制御パルス信号g5に基づいて駆動回路56からの
映像信号f5から水平方向の画素の映像信号を抽出して
サンプリングし、このサンプリングされた複数の画素の
映像信号を1水平走査期間ホールドし、表示部64の複
数の信号ラインに出力する。
【0010】Yドライバ63は、パネル制御回路57か
らの制御パルス信号h5に基づいて表示部64の複数の
走査ラインに対して1水平走査期間ずつ順次オン信号を
出力する。
【0011】Xドライバ62からの映像信号は、表示部
64におけるYドライバ63によりオンされた信号ライ
ンの画素電極に書き込まれる。これにより表示部64に
は映像信号f5に基づいた映像が表示される。
【0012】図4は図3の液晶パネル61を更に詳細に
示すブロック図である。
【0013】図4において、入力端子71には、図3に
示した映像信号f5が導かれる。入力端子72,73に
は、図3の制御パルス信号g5に相当するクロックパル
ス信号g51とスタートパルス信号g52とがそれぞれ
導かれるようになっている。入力端子74,75には、
図3の制御パルス信号h5に相当するクロックパルス信
号h51とスタートパルス信号h52とがそれぞれ導か
れるようになっている。
【0014】入力端子72,73に導かれたクロックパ
ルス信号g51とスタートパルス信号g52はシフトレ
ジスタ76に供給される。シフトレジスタ76と後述の
サンプルホールド回路77とは、図3のXドライバ62
に相当している。シフトレジスタ76は、スタートパル
ス信号g52における1水平走査期間(以下1Hと呼
ぶ)のスタートパルスの立ち上がりのタイミングでリセ
ットされ、クロックパルス信号h51に同期してオン信
号を出力配線761,762…76m(mは数百から数
千)から順次サンプルホールド回路77に供給する。こ
れにより、サンプルホールド回路77は、入力端子71
からの映像信号f5を左から右へ画素を一段づつシフト
しサンプリングしてホールドし、ホールドした画素の映
像信号をそれぞれ信号ラインX1,X2…Xmに出力す
る。
【0015】入力端子74,75に導かれたクロックパ
ルス信号h51とスタートパルス信号h52はシフトレ
ジスタ78に供給される。シフトレジスタ78は、図3
のYドライバ63に相当しており、スタートパルス信号
h52における1垂直走査期間(以下1Vと呼ぶ)のス
タートパルスの立ち上がりのタイミングでリセットさ
れ、1H周期のクロックパルス信号h51に同期して走
査ラインY1,Y2…Yn(nは千程度)に対して1水
平走査期間ずつ順次オン信号を出力する。
【0016】表示部64は、信号ラインX1,X2…X
mと走査ラインY1,Y2…Ynが設けられており、そ
れぞれの交点には薄膜トランジスタ(以下TFTと呼
ぶ)81が設けられて成り、TFT81は、ドレインD
に信号ラインX1,X2…Xmが接続され、ゲートGに
走査ラインY1,Y2…Ynが接続され、ソースSが液
晶画素82を介して基準電位点に接続される。TFT8
1は、走査ラインY1,Y2…Ynからオン信号が供給
されることにより、信号ラインX1,X2…Xmからの
映像信号を液晶画素82に書き込む。これにより、表示
部64には、映像信号f5が表示される。
【0017】ここで、日本国内におけるテレビジョン放
送としてはアスペクト比が4:3のNTSC方式が用い
られており、図3及び図4に示した映像表示装置では、
パーソナルコンピュータ出力の表示とテレビジョン映像
の表示を両立させる場合、NTSC方式等の通常のテレ
ビジョン放送の映像信号を詳細に表示できるような画素
数に選ばれている。一方、パーソナルコンピュータの映
像信号を表示する場合は、テレビジョン映像信号を表示
する場合に比べて画素数が少なくても十分である。例え
ば、パーソナルコンピュータ出力を表示するには8N
(Nは自然数)の画素数で十分であるが、テレビジョン
映像を表示するには9Nの画素数を要する。9Nの画素
数を要する場合を例に取ってその表示例を以下に説明す
る。
【0018】まず、第1の表示例を図5及び図6を用い
て説明する。
【0019】図5において、(a)は、水平方向の画素
数が8N(Nは自然数)で構成される画面81上に図形
83で示す映像を表示したものであるが、この映像を
(b)のようにアスペクト比が同一で水平方向の画素数
が9Nの画面82に表示しなければならない場合を説明
したものである。
【0020】図6はこのような第1の表示方法を示すタ
イミングチャートであり、図6(a)は映像信号f5を
示し、図6(b)はXドライバ62のクロックパルス信
号g51を示し、図6(c)は表示される映像信号を示
している。
【0021】映像信号f5が、文字で構成されるような
画面である場合、図6(a)に示すように、隣合う画素
のレベルが白から急に黒となるようなエッジが割合鋭い
パルス状の信号となる。入力された映像信号f5をサン
プルするためのクロックパルス信号g51は、図6
(b)に示すように、映像信号f5の画素と同期してい
ない。このような場合には、図6(b)に示すクロック
パルス信号g51が図中T1に示す映像信号f5の画素
の変わり目と一致する場合があり、こうなると表示部6
4のある画素では、図6(c)の破線に示すように、左
の画素2と右の画素3が断続的に黒または白に入れ代わ
る状態となり、輝度が安定せず、画面上で見るとエッジ
がジッター状になり、非常に見辛くなつていた。
【0022】このような問題を防ぐため図7に示すよう
な表示例とすれば良い。
【0023】図7は、表示されるパーソナルコンピュー
タの映像信号に合わせたクロックパルスg51でサンプ
リングして映像信号を表示する場合を示してあり、水平
方向の画素数が8N(Nは自然数)の画面91に表示さ
れている映像96をアスペクト比が同一の水平方向で画
素数が9Nの画面92の中央部に8Nの画素分の幅を持
つ領域93に表示したものである。これにより、領域9
3の左右の領域94,95は映像が表示されない空白部
とする。ここで、画面82の領域93の左端はスタート
パルスg52が立ち上がる位置となっている。この方法
では、画面92に表示される映像97のアスペクト比は
映像91における図形96のアスペクト比とよりも縦長
となる。
【0024】図8はこのような表示例の場合のタイミン
グチャートであり、図8(a)は映像信号f5を示し、
図8(b)はクロックパルス信号h51を示し、図8
(c)は表示される映像信号を示している。
【0025】図8(a)に示す映像信号f5は、隣合う
画素の色レベルが白から急に黒となっている。入力され
た映像信号f5をサンプルするためのクロックパルス信
号g51は、図8(b)に示すように、映像信号f5の
画素と同期しているため、画素の変わり目をサンプルす
ることがなく、図8(c)に示すように、信号ライン7
9に表示される映像信号は、安定した状態となる。しか
しながら、図7に示したように、画面92に表示される
映像97のアスペクト比は画面91における映像96の
アスペクト比とよりも縦長となので、文字系の映像を表
示するのに不向きである。
【0026】そこでさらに別の表示例が考えられる。そ
の表示例を図9を用いて説明する。
【0027】図9は、図5、図6の表示例を改良したも
ので、図6(c)の点線で示した画素2or3の部分を
隣り合う画素の平均レベルの映像信号100で補間する
ようにしたものである。これにより、ジッターを防止す
るとともに、正常なアスペクト比の映像が得られるが、
この場合は、円や斜め線等の連続性が失われる。このた
め風景、人物等の自然画系の映像には不向きである。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述した液晶表示装置
においては、第1の画素数に適した映像信号を第2の別
の画素数の液晶パネルに表示する際に、ジッターを生じ
たり、アスペクト比が変化し、文字系の画面が不自然と
なっていた。また、画素の補間を行い液晶パネルに表示
すると、円や斜め線等の連続性が失われ、自然画系の映
像には不向きとなっていた。
【0029】この発明は上記問題点を除去し、特定の画
素数を有する液晶パネルに複数の映像信号を表示する際
に、入力映像信号に適した表示方法に切換えることがで
きる液晶表示装置の提供を目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数の走査ラインおよび複数の信号ラインの各交点
にそれぞれ液晶素子を結合し、複数の画素で構成された
液晶表示パネルと、前記走査ラインに順次,走査信号を
供給するYドライバと、第1,第2の映像信号源と、前
記第1,第2の映像信号源からの映像信号をサンプリン
グして前記複数の信号ラインに供給するXドライバと、
前記第1,第2の映像信号をそれぞれサンプリングする
に適した第1,第2のクロック信号,および前記液晶表
示パネルでの前記第1,第2の映像信号の表示開始位置
を規定する第1,第2のスタートパルスを発生可能な信
号発生手段と、前記液晶表示パネルに、前記第1,第2
の映像信号のいずれを表示するかを選択するためのモー
ド選択手段と、前記モード選択手段の選択操作に応答し
て前記信号発生手段を制御し、前記第1の映像信号表示
モードでは前記第1のクロック信号と第1のスタートパ
ルスを前記Xドライバに供給し、前記第2の映像信号表
示モードでは前記第2のクロック信号と第2のスタート
パルスを前記Xドライバに供給するようにした制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0031】
【作用】このような構成によれば、画素数が一定の液晶
パネルに対してテレビジョン映像やコンピュータ出力を
表示する場合、それらの映像に合ったサンプリングクロ
ックや、映像処理回路を用いて表示できるので、複数の
映像信号を表示する場合、任意の表示形態で選択表示が
できる。
【0032】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例によって詳細
に説明する。
【0033】図1はこの発明に係る液晶表示装置の液晶
モジュールを示すブロック図である。
【0034】図1において、符号10はパーソナルコン
ピュータあるいはテレビジョン受像機における映像信号
源であり、この映像信号源からはアナログ映像信号a1
と垂直同期信号b1と水平同期信号c1をそれぞれ液晶
表示装置11の入力端子12,13,14に供給する。
【0035】次に、液晶表示装置11について説明す
る。表示部24は、例えば画素数を多く必要とするテレ
ビジョン映像信号に適合するような画素数(前述した例
で言えば9N)を有している。
【0036】一方、液晶表示装置11のPLL回路12
は、入力端子13,14からの垂直同期信号b1と水平
同期信号c1とに同期した制御信号d1,e1を作成し
て駆動回路16及びパネル制御回路17に供給する。
【0037】駆動回路16は、入力端子12からの映像
信号a1をPLL回路12からの制御信号d1に基づい
て駆動電圧波形の映像信号f1に変換して液晶パネル2
1のXドライバ22に供給する。
【0038】切換回路20は、キー入力手段の操作によ
り、パーソナルコンピュータ出力を表示する文字系表示
モードと、テレビジョン映像を表示する自然画系表示モ
ードとに切換られ、切換られたモードを示す制御信号i
1をパネル制御回路17に供給する。
【0039】パネル制御回路17は、PLL回路12か
らの制御信号e1及び切換回路20からの制御信号i1
に基づいて周期及びタイミングが制御されたXドライバ
22用のクロックパルスとスタートパルスとから成る制
御パルス群を発生し制御パルス信号g1として液晶パネ
ル21のXドライバ22に供給するとともに、PLL回
路12からの制御信号e1に基づいてYドライバ23用
のクロックパルスとスタートパルスとから成る制御パル
ス群を発生し制御パルス信号h1としてYドライバ23
に供給する。
【0040】Xドライバ22は、パネル制御回路17か
らの制御パルス信号g1に基づいて駆動回路16からの
映像信号f1から水平方向の画素の映像信号を抽出して
サンプリングし、このサンプリングされた複数の画素の
映像信号を1水平走査期間ホールドし、それぞれ表示部
24の信号ラインに出力する。
【0041】Yドライバ23は、パネル制御回路17か
らの制御パルス信号g1に基づいて表示部24の複数の
走査ラインに対して1水平走査期間ずつ順次オン信号を
出力する。
【0042】Xドライバ22からの映像信号は、表示部
24におけるYドライバ23によりオンされた走査ライ
ンの液晶画素に書き込まれる。これにより表示部24に
は映像信号f1に基づいた映像が表示される。
【0043】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0044】まず、自然画系の画面を表示する場合に
は、ユーザーはキー入力手段の操作により切換回路を自
然画系表示モードに切換える。これにより、切換回路2
0は、自然画系表示モードを示す制御信号i1をパネル
制御回路17に供給する。これにより、パネル制御回路
17は、テレビジョン映像信号の1画素の期間と同じ周
期を有するクロックパルスおよび表示部24の左隅から
表示を開始するためのスタートパルスとから成る制御パ
ルス群を発生し制御パルス信号g1としてXドライバに
供給する。これにより、図5(b)のように画面いっぱ
いに高精細の映像を表示できる。
【0045】次に、パーソナルコンピュータ出力のよう
な文字系の映像を表示する場合には、ユーザーはキー入
力手段の操作により切換回路20を文字系表示モードに
切換える。これにより、切換回路20は、文字系表示モ
ードを示す制御信号i1をパネル制御回路17に供給す
る。これにより、パネル制御回路17は、文字系の映像
信号に適したクロック信号でサンプリングするモードに
切換設定され、かつ図7(b)のように表示部24の左
隅から空白部を設けて表示を開始するためのスタートパ
ルスとから成る制御パルス群を発生し制御パルス信号g
1としてXドライバ22に供給する。これにより、図7
(b)のようなアスペクト比で映像を画面に表示でき
る。この場合、映像の横方向が圧縮された状態となる
が、ジッターは生じないので不自然な印象を与えない。
【0046】このように本実施例では、ある画素数を有
する液晶パネルに複数の映像信号を表示する際に、映像
信号が示す映像に合った表示方法に切換えることができ
るので、文字系と自然画系の双方の映像でユーザーに高
印象を与えることができる。
【0047】図2はこの発明に係る第2の実施例の液晶
表示装置を示すブロック図であり、図1と同じ構成要素
には同じ符号を付して説明を省略している。
【0048】図2において、本実施例で異なるのは、駆
動回路16の前段に補間回路32を設け、切換回路33
からの切換信号j1に基づいて、映像信号a1の補間を
行うようにしたことである。
【0049】切換回路33は、キー入力手段の操作によ
り例えば自然画系表示モードでの映像信号の画素に同期
したクロック信号でサンプリングするとともに映像信号
の補間を行うか否かを切換えるためのもので各モードに
対応した制御信号i1,j1をパネル制御回路17及び
補間回路32にそれぞれ供給する。
【0050】補間回路32は、切換回路33からの制御
信号j1が文字系表示モードを示す場合、入力端子12
からの映像信号に対して画素の変わり目とクロックパル
ス信号h51の立ち上がりが一致する位置のその前後の
隣り合う画素の平均レベルの映像信号に変換して駆動回
路16に導く。また、切換回路33からの制御信号j1
が自然画系表示モードを示す場合、入力端子12からの
映像信号a1は補間されることなくそのまま駆動回路1
6に導かれる。
【0051】これ以外の構成は図1の実施例と同じであ
る。
【0052】文字系の画面を表示する場合には、ユーザ
ーはキー入力手段の操作により切換回路33を文字系表
示モードに切換える。これにより、切換回路33は、文
字系表示モードを示す制御信号i1,j1をパネル制御
回路17及び補間回路32にそれぞれ供給する。
【0053】これにより、補間回路32は、入力端子1
2からの映像信号a1に対して画素の変わり目とクロッ
クパルス信号h51の立ち上がりが一致する位置のその
前後を、隣り合う画素の平均レベルの映像信号として出
力する。これにより、図9(c)に示したジッタを防止
した映像を画面に表示できる。一方、サンプリングクロ
ックは自然画系表示モードと同様の周期であるのでアス
ペクト比が縮まることはない。
【0054】自然画系の画面を表示する場合には、ユー
ザーはキー入力手段の操作により切換回路33を自然画
系表示モードに切換える。これにより、切換回路33
は、自然画系表示モードを示す制御信号i1,j1をパ
ネル制御回路17及び補間回路32にそれぞれ供給す
る。これにより、パネル制御回路17は、図1の実施例
の自然画系表示モードと同じ動作を行う。このとき、補
間回路32は、入力端子12からの映像信号a1をその
まま駆動回路16に導く。
【0055】このような実施例によれば、自然画表示モ
ードでは、図1の実施例と同様の効果があるとともに、
文字系の画面を表示する場合に、入力された映像信号a
1の画素の変わり目とクロックパルス信号h51の立ち
上がりが一致する位置におけるジッタを防止することが
できる。尚、文字系の画面は円や斜めの線等の連続性が
図1の場合に比べて劣ることになるが、画面のアスペク
ト比を大きく表示できるという効果がある。
【0056】尚、図1及び図2の実施例ではテレビジョ
ン放送の映像信号とパーソナルコンピュータの出力画面
との両方を表示するための液晶表示装置に適用したが、
複数種類のパーソナルコンピュータの出力画面を表示す
るための液晶表示装置に適用してもよい。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、特定の画素数を有す
る液晶パネルに複数の映像信号を表示する際に、映像信
号が示す映像に合った表示方法に切換えることができる
ので、文字系や自然画系等各種の映像でユーザーに高印
象を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液晶表示装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】この発明に係る液晶表示装置の他の実施例を示
すブロック図。
【図3】従来の映像表示装置を示すブロック図。
【図4】図3の液晶パネルを更に詳細に示すブロック
図。
【図5】従来の映像表示装置における映像信号の第1の
表示方法を示す説明図。
【図6】従来の映像表示装置における映像信号の第1の
表示方法を示すタイミングチャート。
【図7】従来の映像表示装置における映像信号の第2の
表示方法を示す説明図。
【図8】従来の映像表示装置における映像信号の第2の
表示方法を示すタイミングチャート。
【図9】従来の映像表示装置における映像信号の第3の
表示方法を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
11 液晶表示装置 12 PLL回路 16 駆動回路 17 制御回路 21 液晶パネル 22 Xドライバ 23 Yドライバ 24 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査ラインおよび複数の信号ライ
    ンの各交点にそれぞれ液晶素子を結合し、複数の画素で
    構成された液晶表示パネルと、 前記走査ラインに順次,走査信号を供給するYドライバ
    と、 第1,第2の映像信号源と、 前記第1,第2の映像信号源からの映像信号をサンプリ
    ングして前記複数の信号ラインに供給するXドライバ
    と、 前記第1,第2の映像信号をそれぞれサンプリングする
    に適した第1,第2のクロック信号,および前記液晶表
    示パネルでの前記第1,第2の映像信号の表示開始位置
    を規定する第1,第2のスタートパルスを発生可能な信
    号発生手段と、 前記液晶表示パネルに、前記第1,第2の映像信号のい
    ずれを表示するかを選択するためのモード選択手段と、 前記モード選択手段の選択操作に応答して前記信号発生
    手段を制御し、前記第1の映像信号表示モードでは前記
    第1のクロック信号と第1のスタートパルスを前記Xド
    ライバに供給し、前記第2の映像信号表示モードでは前
    記第2のクロック信号と第2のスタートパルスを前記X
    ドライバに供給するようにした制御手段と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の走査ラインおよび複数の信号ライ
    ンの各交点にそれぞれ液晶素子を結合し、複数の画素で
    構成された液晶表示パネルと、 前記走査ラインに順次,走査信号を供給するYドライバ
    と、 第1,第2の映像信号源と、 前記複数の信号ラインに映像信号を供給するXドライバ
    と、 前記第1の映像信号源からの映像信号を処理してXドラ
    イバに供給する第1の処理と、前記第2の信号源からの
    映像信号を補間処理して前記Xドライバに供給する第2
    の信号を実行可能な信号処理回路と、 前記液晶表示パネルに、前記第1,第2の映像信号のい
    ずれかを表示するかを選択するためのモード選択手段
    と、 前記モード選択手段の選択操作に応答して、前記第1の
    映像信号表示モードでは前記第1の処理による信号を前
    記Xドライバに供給し、前記第2の映像信号表示モード
    では前記第2の処理による信号を前記Xドライバに供給
    するように切換える切換手段と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置。
JP25582693A 1993-10-13 1993-10-13 液晶表示装置 Pending JPH07110669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25582693A JPH07110669A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25582693A JPH07110669A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07110669A true JPH07110669A (ja) 1995-04-25

Family

ID=17284155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25582693A Pending JPH07110669A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133446A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置、その駆動回路、駆動方法および電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133446A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置、その駆動回路、駆動方法および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100339898B1 (ko) 영상표시장치
EP0765078B1 (en) Liquid-crystal display
JPS59105776A (ja) 電子ビユ−フアインダ装置
JPH06189231A (ja) 液晶表示装置
JPS6061796A (ja) 表示装置
JP2000224477A (ja) 映像表示装置および方法
JPH05260418A (ja) 液晶表示装置
JPH07110669A (ja) 液晶表示装置
JP2874187B2 (ja) 液晶ディスプレイ装置
JPH09101764A (ja) マトリクス型映像表示装置の駆動方法
JP3623304B2 (ja) 液晶表示装置
JPH08160904A (ja) 映像表示装置の駆動方法及び駆動回路
JPH08331486A (ja) 画像表示装置
JP3826930B2 (ja) 液晶表示装置
JPS63169884A (ja) 画像表示装置
JP3109897B2 (ja) マトリクス表示装置
JPH11327499A (ja) 画像表示装置およびその駆動方法
JPH0772824A (ja) 画像表示装置
JPH06186925A (ja) 表示装置の駆動回路
JPS63304294A (ja) 液晶表示装置
JPH09270976A (ja) 液晶表示装置
JPH05191752A (ja) 液晶表示装置
JP2007328007A (ja) 平面表示装置
JPH08294072A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP2000032296A (ja) 平面表示装置