JPH07107028A - 移動通信システム - Google Patents
移動通信システムInfo
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- JPH07107028A JPH07107028A JP25082293A JP25082293A JPH07107028A JP H07107028 A JPH07107028 A JP H07107028A JP 25082293 A JP25082293 A JP 25082293A JP 25082293 A JP25082293 A JP 25082293A JP H07107028 A JPH07107028 A JP H07107028A
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- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 21
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 92
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 208000005809 status epilepticus Diseases 0.000 description 1
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自律的に有線回線および無線回線の解放がで
き、時間遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済
的で通信回線の使用効率を向上できる。 【構成】 移動機MLは送信する各タイムスロットに通
信状態情報を付加して送信し、中継局RSはこの通信状
態情報を集中制御局CSに通知し、集中制御局CSはこ
の通信状態情報を当該呼の接続に関わる全中継局RSに
報告する。中継局は集中制御局CSからの通信状態情報
および前記移動機MLからの受信の有無に基づき所定の
時間継続して通信の無状態を検出した場合には自律的に
当該呼の接続に関わる有線回線および無線回線を解放す
る。
き、時間遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済
的で通信回線の使用効率を向上できる。 【構成】 移動機MLは送信する各タイムスロットに通
信状態情報を付加して送信し、中継局RSはこの通信状
態情報を集中制御局CSに通知し、集中制御局CSはこ
の通信状態情報を当該呼の接続に関わる全中継局RSに
報告する。中継局は集中制御局CSからの通信状態情報
および前記移動機MLからの受信の有無に基づき所定の
時間継続して通信の無状態を検出した場合には自律的に
当該呼の接続に関わる有線回線および無線回線を解放す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動無線通信に利用す
る。特に、複数のMCAシステム(マルチチャネルアク
セスシステム)を別々に設け、集中制御局を中心にして
有線回線にて接続し、異なるMCAシステムに在圈する
端末機間の通信が可能な通信システムを構築する場合に
おいて、任意の呼に関して、該当する通信に関わる全M
CAシステムでは有線回線および無線回線を、また集中
制御局では有線回線をそれぞれ接続解放する制御を行う
方式に関するものである。
る。特に、複数のMCAシステム(マルチチャネルアク
セスシステム)を別々に設け、集中制御局を中心にして
有線回線にて接続し、異なるMCAシステムに在圈する
端末機間の通信が可能な通信システムを構築する場合に
おいて、任意の呼に関して、該当する通信に関わる全M
CAシステムでは有線回線および無線回線を、また集中
制御局では有線回線をそれぞれ接続解放する制御を行う
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムは、MCAシス
テムで各々が孤立した運用形態の場合が多く、異なるM
CAシステムに在圈する端末機同士の通信が可能なゾー
ン間通信システムの技術開発が進行している。また、M
CAシステム以外の通信システム、例えばセル方式自動
車電話システムおよび携帯電話システムでは呼接続およ
び解放のため網側では専用の制御回線または制御チャネ
ルを設けている。したがって、集中制御局を中心にして
複数のMCAシステムを有線回線にて接続した構成にお
いても、前記セル方式自動車電話システムおよび携帯電
話システムに準じた方式を採用し、呼の接続解放制御を
専用の制御回線または制御チャネルを設けて実現するこ
とも可能である(特開昭56−98953号公報)。
テムで各々が孤立した運用形態の場合が多く、異なるM
CAシステムに在圈する端末機同士の通信が可能なゾー
ン間通信システムの技術開発が進行している。また、M
CAシステム以外の通信システム、例えばセル方式自動
車電話システムおよび携帯電話システムでは呼接続およ
び解放のため網側では専用の制御回線または制御チャネ
ルを設けている。したがって、集中制御局を中心にして
複数のMCAシステムを有線回線にて接続した構成にお
いても、前記セル方式自動車電話システムおよび携帯電
話システムに準じた方式を採用し、呼の接続解放制御を
専用の制御回線または制御チャネルを設けて実現するこ
とも可能である(特開昭56−98953号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の移動通信システムでは、複数のMCAシステムにわ
たる呼の接続解放を制御するには、専用の制御回線また
は制御チャネルを使用する方式が考えられている。しか
し、この方式では該当する呼に関わる中継局において、
集中制御局から送出された制御情報を受理して初めて制
御回線または制御チャネルの解放を実行することにな
る。したがって、有線回線または集中局障害が生じた場
合には、中継局において接続解放のための制御情報が正
常に受信できず、有線回線および無線回線の解放が複雑
になる。さらに、ゾーン間接続に加わるMCAシステム
数やゾーン間通信トラフィック増大によって、前述した
制御信号の不受信の発生や有線回線および無線回線の解
放に時間遅れが生じ易くなり、有線回線および無線回線
を無駄に保留する問題点があった。
来の移動通信システムでは、複数のMCAシステムにわ
たる呼の接続解放を制御するには、専用の制御回線また
は制御チャネルを使用する方式が考えられている。しか
し、この方式では該当する呼に関わる中継局において、
集中制御局から送出された制御情報を受理して初めて制
御回線または制御チャネルの解放を実行することにな
る。したがって、有線回線または集中局障害が生じた場
合には、中継局において接続解放のための制御情報が正
常に受信できず、有線回線および無線回線の解放が複雑
になる。さらに、ゾーン間接続に加わるMCAシステム
数やゾーン間通信トラフィック増大によって、前述した
制御信号の不受信の発生や有線回線および無線回線の解
放に時間遅れが生じ易くなり、有線回線および無線回線
を無駄に保留する問題点があった。
【0004】また、この方式では専用の有線回線を設け
るか、または与えられた有線回線上に別に制御チャネル
を設けるのであるが、前述した障害に対処するには中継
局および集中制御局の設備ならびに制御回線または制御
チャネルに冗長構成が必要となったり、トラフィック増
大に対処するには、制御回線または制御チャネルの容量
増大が必要となるなどの問題点があった。
るか、または与えられた有線回線上に別に制御チャネル
を設けるのであるが、前述した障害に対処するには中継
局および集中制御局の設備ならびに制御回線または制御
チャネルに冗長構成が必要となったり、トラフィック増
大に対処するには、制御回線または制御チャネルの容量
増大が必要となるなどの問題点があった。
【0005】本発明は前記の問題点を解決するもので、
有線回線または集中制御局に障害が生じた場合にも中継
局は自律的に有線回線および無線回線の解放ができ、時
間遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済的で通
信回線の使用効率を向上できる移動通信システムを提供
することを目的とする。
有線回線または集中制御局に障害が生じた場合にも中継
局は自律的に有線回線および無線回線の解放ができ、時
間遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済的で通
信回線の使用効率を向上できる移動通信システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、共用する通信
チャネルが複数割当てられた複数の中継局と、この複数
の中継局にこの通信チャネルの無線回線を介して接続さ
れた移動機と、前記通信チャネルの信号が時分割多重さ
れた有線回線を介して前記複数の中継局に接続された集
中制御局とを備えた移動通信システムにおいて、前記移
動機は接続を完了した後に送信する各タイムスロットに
通信情報およびこの通信情報の有無を示す通信状態情報
を付加する手段を含み、前記中継局はその通信状態情報
を前記集中制御局に通知する手段を含み、前記集中制御
局は前記中継局からの通信状態情報を当該呼の接続に関
わる中継局に報告する手段を含み、前記中継局は前記集
中制御局からの通信状態情報および前記移動機からの受
信の有無状態に基づき所定の時間継続して通信の無状態
を検出した場合には自律的に当該呼の接続に関わる有線
回線および無線回線を解放する手段を含むことを特徴と
する。
チャネルが複数割当てられた複数の中継局と、この複数
の中継局にこの通信チャネルの無線回線を介して接続さ
れた移動機と、前記通信チャネルの信号が時分割多重さ
れた有線回線を介して前記複数の中継局に接続された集
中制御局とを備えた移動通信システムにおいて、前記移
動機は接続を完了した後に送信する各タイムスロットに
通信情報およびこの通信情報の有無を示す通信状態情報
を付加する手段を含み、前記中継局はその通信状態情報
を前記集中制御局に通知する手段を含み、前記集中制御
局は前記中継局からの通信状態情報を当該呼の接続に関
わる中継局に報告する手段を含み、前記中継局は前記集
中制御局からの通信状態情報および前記移動機からの受
信の有無状態に基づき所定の時間継続して通信の無状態
を検出した場合には自律的に当該呼の接続に関わる有線
回線および無線回線を解放する手段を含むことを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、前記集中制御局は前記中
継局からの通信状態情報に基づき規定の時間継続して通
信の無状態を検出した場合には自律的に当該呼の接続に
関わる有線回線を解放する手段を含むことができる。
継局からの通信状態情報に基づき規定の時間継続して通
信の無状態を検出した場合には自律的に当該呼の接続に
関わる有線回線を解放する手段を含むことができる。
【0008】さらに、本発明は、前記通信情報は音声ま
たはデータからなることができる。
たはデータからなることができる。
【0009】また、本発明は、前記規定の時間は前記所
定の時間より長い時間であることが望ましい。
定の時間より長い時間であることが望ましい。
【0010】
【作用】移動機は接続を完了した後に各タイムスロット
に通信の有無を示す通信状態情報を付加して送信し、中
継局はこの通信状態情報を集中制御局に通知し、集中制
御局はこの通信状態情報を当該呼の接続に関わる全ての
中継局に報告する。中継局は集中制御局からの通信状態
情報および前記移動機からの受信の有無に基づき所定の
時間継続して通信の無状態を検出した場合には自律的に
当該呼の接続に関わる有線回線および無線回線を解放
し、集中制御局は中継局からの通信状態情報に基づき規
定の時間継続して通信の無状態を検出した場合には当該
呼の接続に関わる有線回線を解放する。これにより、有
線回線または集中制御局に障害が生じた場合にも中継局
は自律的に有線回線および無線回線の解放ができ、時間
遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済的で通信
回線の使用効率を向上できる。
に通信の有無を示す通信状態情報を付加して送信し、中
継局はこの通信状態情報を集中制御局に通知し、集中制
御局はこの通信状態情報を当該呼の接続に関わる全ての
中継局に報告する。中継局は集中制御局からの通信状態
情報および前記移動機からの受信の有無に基づき所定の
時間継続して通信の無状態を検出した場合には自律的に
当該呼の接続に関わる有線回線および無線回線を解放
し、集中制御局は中継局からの通信状態情報に基づき規
定の時間継続して通信の無状態を検出した場合には当該
呼の接続に関わる有線回線を解放する。これにより、有
線回線または集中制御局に障害が生じた場合にも中継局
は自律的に有線回線および無線回線の解放ができ、時間
遅れがなく速やかに接続解放ができ、かつ経済的で通信
回線の使用効率を向上できる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【0012】図1は本発明一実施例移動通信システムの
ブロック構成図である。図2は本発明の移動通信システ
ムの有線回線上の通信チャネルの構成を示す図である。
図1および図2において、共用する通信チャネルが複数
割当てられた複数の中継局RS1 〜RS3 と、複数の中
継局RS1 〜RS3 にこの通信チャネルの無線回線を介
して接続された移動機ML1 〜ML3 と、通信チャネル
の信号が時分割多重された有線回線I1 〜I3 を介して
複数の中継局RS1 〜RS3 に接続された集中制御局C
Sとを備える。
ブロック構成図である。図2は本発明の移動通信システ
ムの有線回線上の通信チャネルの構成を示す図である。
図1および図2において、共用する通信チャネルが複数
割当てられた複数の中継局RS1 〜RS3 と、複数の中
継局RS1 〜RS3 にこの通信チャネルの無線回線を介
して接続された移動機ML1 〜ML3 と、通信チャネル
の信号が時分割多重された有線回線I1 〜I3 を介して
複数の中継局RS1 〜RS3 に接続された集中制御局C
Sとを備える。
【0013】ここで本発明の特徴とするところは、移動
機MLは接続を完了した後に送信する各タイムスロット
に通信情報TIFおよびこの通信情報の有無を示す通信
状態情報TSTを付加する手段を含み、中継局RSはそ
の通信状態情報TSTを集中制御局CSに通知する手段
を含み、集中制御局CSは中継局RSからの通信状態情
報TSTを当該呼の接続に関わる中継局RSに報告する
手段を含み、中継局RSは集中制御局CSからの通信状
態情報および移動機MLからの受信の有無状態に基づき
所定の時間継続して通信の無状態を検出した場合には自
律的に当該呼の接続に関わる有線回線Iおよび無線回線
を解放する手段を含むことにある。
機MLは接続を完了した後に送信する各タイムスロット
に通信情報TIFおよびこの通信情報の有無を示す通信
状態情報TSTを付加する手段を含み、中継局RSはそ
の通信状態情報TSTを集中制御局CSに通知する手段
を含み、集中制御局CSは中継局RSからの通信状態情
報TSTを当該呼の接続に関わる中継局RSに報告する
手段を含み、中継局RSは集中制御局CSからの通信状
態情報および移動機MLからの受信の有無状態に基づき
所定の時間継続して通信の無状態を検出した場合には自
律的に当該呼の接続に関わる有線回線Iおよび無線回線
を解放する手段を含むことにある。
【0014】また、集中制御局CSは中継局RSからの
通信状態情報に基づき規定の時間継続して通信の無状態
を検出した場合には自律的に当該呼の接続に関わる有線
回線Iを解放する手段を含む。さらに、通信情報TIF
は音声またはデータからなる。また、前記規定の時間は
前記所定の時間より長い時間である。
通信状態情報に基づき規定の時間継続して通信の無状態
を検出した場合には自律的に当該呼の接続に関わる有線
回線Iを解放する手段を含む。さらに、通信情報TIF
は音声またはデータからなる。また、前記規定の時間は
前記所定の時間より長い時間である。
【0015】このような構成の移動通信システムの動作
について説明する。
について説明する。
【0016】図3は本発明の移動通信システムの移動機
から他の移動機を呼出す場合の呼接続のシーケンス図で
ある。図4は本発明の移動通信システムの中継局の接続
解放を示すフローチャートである。図5は本発明の移動
通信システムの集中制御局の接続解放動作を示すフロー
チャートである。図1は集中制御局を中心に複数のMC
Aシステムを有線回線にて接続し、異なるMCAシステ
ムに在圈する端末機間の通信が可能な通信システムの構
成例を示す。この例では集中制御局CSによって三つの
MCAシステム間の相互接続が可能である。各MCAシ
ステムの中継局RS1 、RS2 、RS3 のサービスエリ
アはSA1 、SA2 、SA3 で、有線回線I1 、I2 、
I3 (マイクロ回線を含む)は、集中制御局CSと中継
局RS1、RS2 、RS3 とを接続し、通信チャネル情
報および制御チャネルを伝達する。移動機ML1 、ML
2、ML3 はそれぞれサービスエリアSA1 、SA2 、S
A3 に在圈し、同一の呼出識別コードGIDで呼出が可
能である。
から他の移動機を呼出す場合の呼接続のシーケンス図で
ある。図4は本発明の移動通信システムの中継局の接続
解放を示すフローチャートである。図5は本発明の移動
通信システムの集中制御局の接続解放動作を示すフロー
チャートである。図1は集中制御局を中心に複数のMC
Aシステムを有線回線にて接続し、異なるMCAシステ
ムに在圈する端末機間の通信が可能な通信システムの構
成例を示す。この例では集中制御局CSによって三つの
MCAシステム間の相互接続が可能である。各MCAシ
ステムの中継局RS1 、RS2 、RS3 のサービスエリ
アはSA1 、SA2 、SA3 で、有線回線I1 、I2 、
I3 (マイクロ回線を含む)は、集中制御局CSと中継
局RS1、RS2 、RS3 とを接続し、通信チャネル情
報および制御チャネルを伝達する。移動機ML1 、ML
2、ML3 はそれぞれサービスエリアSA1 、SA2 、S
A3 に在圈し、同一の呼出識別コードGIDで呼出が可
能である。
【0017】図1および図2において、通信チャネルは
時分割多重され、一つの呼に対応するデータの通信は一
定時間間隔で現れる。また、タイムスロットは音声また
はデータからなる通信情報TIFと、この音声またはデ
ータの有無を示す通信状態情報TSTとからなり、中継
局RSでは移動機MLから受信がある場合には通信状態
情報TSTを「オン」状態とし、受信がない場合には
「オフ」状態として集中制御局CSに送出する。また、
中継局RSでは集中制御局CSから受信した通信チャネ
ルを見て、目的の通信で対応する移動機MLに送信すべ
きか判断し、通信状態情報TSTが「オン」状態ならば
集中制御局CSから受信した通信情報TIFに対応した
信号(音声またはデータ)を移動機MLに送信する。
時分割多重され、一つの呼に対応するデータの通信は一
定時間間隔で現れる。また、タイムスロットは音声また
はデータからなる通信情報TIFと、この音声またはデ
ータの有無を示す通信状態情報TSTとからなり、中継
局RSでは移動機MLから受信がある場合には通信状態
情報TSTを「オン」状態とし、受信がない場合には
「オフ」状態として集中制御局CSに送出する。また、
中継局RSでは集中制御局CSから受信した通信チャネ
ルを見て、目的の通信で対応する移動機MLに送信すべ
きか判断し、通信状態情報TSTが「オン」状態ならば
集中制御局CSから受信した通信情報TIFに対応した
信号(音声またはデータ)を移動機MLに送信する。
【0018】集中制御局CSは、中継局RSから受信し
た通信チャネルを見て、目的の通信について通信情報T
IFおよび通信状態情報TSTを該当する中継局RSに
送出するとともに、この全中継局RSから受信した通信
状態情報TSTを監視し、当該通信が継続しているか停
止しているかを判断する。
た通信チャネルを見て、目的の通信について通信情報T
IFおよび通信状態情報TSTを該当する中継局RSに
送出するとともに、この全中継局RSから受信した通信
状態情報TSTを監視し、当該通信が継続しているか停
止しているかを判断する。
【0019】図3は移動機ML1 から移動機ML2 と移
動機ML3 とを呼出す場合の呼接続の概要を示す。移動
機ML1 は呼出すべきMCAシステムを識別するシステ
ム識別情報SIDと呼出識別コードGIDを含む接続要
求信号CRを中継局RS1 に送出する。中継局RS1 は
該当要求が受理可能と判断するとシステム識別情報SI
Dと呼出識別コードGIDとを含む接続要求信号CR’
を集中制御局CSに送出する。集中制御局CSは該当要
求が受理可能と判断すると、中継局RS2 、RS3 に呼
出識別コードGIDを含む呼出信号PGを送出する。中
継局RS2 、RS3 は該当要求が受理可能と判断すると
移動機ML2 または移動機ML3 に対して呼出信号P
G’を送出する。
動機ML3 とを呼出す場合の呼接続の概要を示す。移動
機ML1 は呼出すべきMCAシステムを識別するシステ
ム識別情報SIDと呼出識別コードGIDを含む接続要
求信号CRを中継局RS1 に送出する。中継局RS1 は
該当要求が受理可能と判断するとシステム識別情報SI
Dと呼出識別コードGIDとを含む接続要求信号CR’
を集中制御局CSに送出する。集中制御局CSは該当要
求が受理可能と判断すると、中継局RS2 、RS3 に呼
出識別コードGIDを含む呼出信号PGを送出する。中
継局RS2 、RS3 は該当要求が受理可能と判断すると
移動機ML2 または移動機ML3 に対して呼出信号P
G’を送出する。
【0020】移動機ML2 と移動機ML3 とは応答可能
と判断すると中継局RS2 と中継局RS3 とに着信応答
PACを返す。中継局RS2 と中継局RS3 とは集中制
御局CSに着信応答信号PAC’を返す。集中制御局C
Sは中継局RS1 、RS2 、RS3 に接続開始信号CO
Nを送るとともに、有線回線I1 、I2 、I3 上で通信
チャネルを確保し、かつ無通信時間監視タイマを起動可
能状態にする。中継局RS1 、RS2 、RS3 は移動機
ML1 、ML2 、ML3 にチャネル指定信号CASを送
出する。中継局RS1 、RS2 、RS3 では、接続開始
信号CONを受信した段階で移動機ML1 、ML2 、M
L3 との無線回線を確保する(周波数とタイムスロット
との割当て)とともに、同回線での受信モニタを開始し
移動機ML1 、ML2 、ML3 に対する無通信時間監視
タイマを起動状態にする。
と判断すると中継局RS2 と中継局RS3 とに着信応答
PACを返す。中継局RS2 と中継局RS3 とは集中制
御局CSに着信応答信号PAC’を返す。集中制御局C
Sは中継局RS1 、RS2 、RS3 に接続開始信号CO
Nを送るとともに、有線回線I1 、I2 、I3 上で通信
チャネルを確保し、かつ無通信時間監視タイマを起動可
能状態にする。中継局RS1 、RS2 、RS3 は移動機
ML1 、ML2 、ML3 にチャネル指定信号CASを送
出する。中継局RS1 、RS2 、RS3 では、接続開始
信号CONを受信した段階で移動機ML1 、ML2 、M
L3 との無線回線を確保する(周波数とタイムスロット
との割当て)とともに、同回線での受信モニタを開始し
移動機ML1 、ML2 、ML3 に対する無通信時間監視
タイマを起動状態にする。
【0021】また、移動機ML1 、ML2 、ML3 はチ
ャネル指定信号CAS受信後は通話可能状態となり、そ
れぞれ対向する中継局から送信許可を得て送信し、それ
以外の時間では受信状態となる。
ャネル指定信号CAS受信後は通話可能状態となり、そ
れぞれ対向する中継局から送信許可を得て送信し、それ
以外の時間では受信状態となる。
【0022】図1および図4において、中継局RSで
は、無通信時間監視タイマによって、3秒以上連続して
移動局MLから信号が受信できないか、または集中制御
局CSから受信する通信状態情報TSTが「オフ」状態
かを検出し、「オフ」状態の場合には、当該する呼に対
して有線回線Iでは通信チャネルの1タイムスロットを
解放し、無線回線においては割当てた周波数とタイムス
ロットとの組合わせを解放する。また、集中制御局CS
では、当該呼の接続に関わる全中継局RSから受信した
通信状態情報TSTを監視し、この全中継局RSからの
通信状態情報TSTが「オフ」状態となった場合に無通
信時間監視タイマを起動させ、4秒経過した後に当該呼
に対して通信チャネルの1タイムスロットを解放する。
は、無通信時間監視タイマによって、3秒以上連続して
移動局MLから信号が受信できないか、または集中制御
局CSから受信する通信状態情報TSTが「オフ」状態
かを検出し、「オフ」状態の場合には、当該する呼に対
して有線回線Iでは通信チャネルの1タイムスロットを
解放し、無線回線においては割当てた周波数とタイムス
ロットとの組合わせを解放する。また、集中制御局CS
では、当該呼の接続に関わる全中継局RSから受信した
通信状態情報TSTを監視し、この全中継局RSからの
通信状態情報TSTが「オフ」状態となった場合に無通
信時間監視タイマを起動させ、4秒経過した後に当該呼
に対して通信チャネルの1タイムスロットを解放する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、有線回
線または集中制御局に障害が生じた場合に中継局におい
て自律的に接続解放が可能である。また、ゾーン間接続
にMXCAシステム数やゾーン間通信トラフィック増大
による制御信号の不受信の発生や有線回線および無線回
線の解放に時間遅れがなく、有線回線および無線回線を
速やかに解放できるので、通信回線の使用効率を高める
優れた効果がある。
線または集中制御局に障害が生じた場合に中継局におい
て自律的に接続解放が可能である。また、ゾーン間接続
にMXCAシステム数やゾーン間通信トラフィック増大
による制御信号の不受信の発生や有線回線および無線回
線の解放に時間遅れがなく、有線回線および無線回線を
速やかに解放できるので、通信回線の使用効率を高める
優れた効果がある。
【0024】さらに、専用の有線回線または与えられた
有線回線上に別に制御チャネルを設ける必要がなく、か
つ障害に対処するための中継局および集中制御局の設備
ならびに制御回線または制御チャネルの冗長構成が不要
であり、トラフィック増大に対して制御回線または制御
チャネルの容量を拡大する等の対策が不要となるので、
集中制御局を中心とする複数のMCAシステムによるゾ
ーン間通信システムが、高信頼性かつ経済的に構成でき
る利点がある。
有線回線上に別に制御チャネルを設ける必要がなく、か
つ障害に対処するための中継局および集中制御局の設備
ならびに制御回線または制御チャネルの冗長構成が不要
であり、トラフィック増大に対して制御回線または制御
チャネルの容量を拡大する等の対策が不要となるので、
集中制御局を中心とする複数のMCAシステムによるゾ
ーン間通信システムが、高信頼性かつ経済的に構成でき
る利点がある。
【図1】本発明一実施例移動通信システムのブロック構
成図。
成図。
【図2】本発明の移動通信システムの有線回線上の通信
チャネルの構成を示す図。
チャネルの構成を示す図。
【図3】本発明の移動通信システムの移動機から他の移
動機を呼出す場合の呼接続のシーケンス図。
動機を呼出す場合の呼接続のシーケンス図。
【図4】本発明の移動通信システムの中継局の接続解放
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の移動通信システムの集中制御局の接続
解放動作を示すフローチャート。
解放動作を示すフローチャート。
CAS チャネル指定信号(無線区間信号) CON 接続開始信号(有線区間信号) CR 接続要求信号(無線区間信号) CR’ 接続要求信号(有線区間信号) CS 集中制御局 I1 、I2 、I3 有線回線 ML1 、ML2 、ML3 移動機 PAC 着信応答(無線区間信号) PAC’ 着信応答(有線区間信号) PG 呼出信号(無線区間信号) PG’ 呼出信号(有線区間信号) RS1 、RS2 、RS3 中継局 SA 1、SA2 、SA3 サービスエリア TIF 通信情報 TST 通信状態情報
Claims (4)
- 【請求項1】 共用する通信チャネルが複数割当てられ
た複数の中継局と、この複数の中継局にこの通信チャネ
ルの無線回線を介して接続された移動機と、前記通信チ
ャネルの信号が時分割多重された有線回線を介して前記
複数の中継局に接続された集中制御局とを備えた移動通
信システムにおいて、 前記移動機は接続を完了した後に送信する各タイムスロ
ットに通信情報およびこの通信情報の有無を示す通信状
態情報を付加する手段を含み、 前記中継局はその通信状態情報を前記集中制御局に通知
する手段を含み、 前記集中制御局は前記中継局からの通信状態情報を当該
呼の接続に関わる中継局に報告する手段を含み、 前記中継局は前記集中制御局からの通信状態情報および
前記移動機からの受信の有無状態に基づき所定の時間継
続して通信の無状態を検出した場合には自律的に当該呼
の接続に関わる有線回線および無線回線を解放する手段
を含むことを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項2】 前記集中制御局は前記中継局からの通信
状態情報に基づき規定の時間継続して通信の無状態を検
出した場合には自律的に当該呼の接続に関わる有線回線
を解放する手段を含む請求項1記載の移動通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記通信情報は音声またはデータからな
る請求項1記載の移動通信システム。 - 【請求項4】 前記規定の時間は前記所定の時間より長
い時間である請求項1記載の移動通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25082293A JP2536429B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25082293A JP2536429B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 移動通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107028A true JPH07107028A (ja) | 1995-04-21 |
JP2536429B2 JP2536429B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17213554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25082293A Expired - Fee Related JP2536429B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 移動通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536429B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007512775A (ja) * | 2003-11-25 | 2007-05-17 | モトローラ・インコーポレイテッド | パケットデータ通信システムにおける制御データの伝送用の方法及び装置 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP25082293A patent/JP2536429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007512775A (ja) * | 2003-11-25 | 2007-05-17 | モトローラ・インコーポレイテッド | パケットデータ通信システムにおける制御データの伝送用の方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536429B2 (ja) | 1996-09-18 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |