JPH07100970B2 - 乾式施工用タイル - Google Patents
乾式施工用タイルInfo
- Publication number
- JPH07100970B2 JPH07100970B2 JP2147769A JP14776990A JPH07100970B2 JP H07100970 B2 JPH07100970 B2 JP H07100970B2 JP 2147769 A JP2147769 A JP 2147769A JP 14776990 A JP14776990 A JP 14776990A JP H07100970 B2 JPH07100970 B2 JP H07100970B2
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- Japan
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- tile
- ceramic plate
- plate
- dry
- dovetail groove
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Links
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明はタイル製法の簡易化及びタイル施工の容易化を
図った乾式施工用タイルに関するものである。
図った乾式施工用タイルに関するものである。
従来の技術 従来、タイル施工法は大きく分けて湿式施工法と乾式施
工法があり、前者においては普通一般の施工法で下地上
にモルタルを塗布した後に、タイルを規則的に配列貼着
しており、かかる施工法では高度技術を有する左官、タ
イル工等の熟練工が必要であると共に、施工に長時間を
要する為、施工コスト高を招来し、而も作業環境が悪
く、モルタル、目地材等で着衣等が汚れる欠点を有して
いる。
工法があり、前者においては普通一般の施工法で下地上
にモルタルを塗布した後に、タイルを規則的に配列貼着
しており、かかる施工法では高度技術を有する左官、タ
イル工等の熟練工が必要であると共に、施工に長時間を
要する為、施工コスト高を招来し、而も作業環境が悪
く、モルタル、目地材等で着衣等が汚れる欠点を有して
いる。
又、後者においては、第6図に図示した様に裏面に蟻溝
が出来る様に一対のタイルaを一体的に押出成型したも
のを分割使用するものにして、表面に掛止突起を規則的
に設けたサイディング材を下地上に固着すると共に、蟻
溝と掛止突起を嵌合する様にしてタイルを規則的に配列
固定しており、かかる施工法においては前述した湿式施
工法の欠点を解消しているが、使用するタイルが湿式押
出成形されたものであり、よって製品の誤差が大なると
共に、焼成後分割して使用する為、分割後に裏足が損傷
したりして歩留まりが悪く、而もタイル厚が最低10mm程
度必要となって肉厚大となり、よってタイルの自重大と
なって建物の構造体への負担が増大する欠点を有してい
た。
が出来る様に一対のタイルaを一体的に押出成型したも
のを分割使用するものにして、表面に掛止突起を規則的
に設けたサイディング材を下地上に固着すると共に、蟻
溝と掛止突起を嵌合する様にしてタイルを規則的に配列
固定しており、かかる施工法においては前述した湿式施
工法の欠点を解消しているが、使用するタイルが湿式押
出成形されたものであり、よって製品の誤差が大なると
共に、焼成後分割して使用する為、分割後に裏足が損傷
したりして歩留まりが悪く、而もタイル厚が最低10mm程
度必要となって肉厚大となり、よってタイルの自重大と
なって建物の構造体への負担が増大する欠点を有してい
た。
発明が解決しようとする課題 本発明は、タイルを軽量化すると共に、製法が簡易で歩
留まりが良く、而もタイル施工時に高度技術を不要とす
ると共に、作業時間を短縮して施工コストダウンを図っ
た乾式施工用タイルを提供せんとするものである。
留まりが良く、而もタイル施工時に高度技術を不要とす
ると共に、作業時間を短縮して施工コストダウンを図っ
た乾式施工用タイルを提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記従来技術に基づくタイルの自重、歩留まり
等の課題に鑑み、乾式プレス成形によりセラミックプレ
ートの厚みの肉薄化を図り、更に焼成工程を省略すると
共に、セラミックプレートに裏足プレートを接着する簡
易なる製法として量産化を可能として前記課題を解消せ
んとしたものである。
等の課題に鑑み、乾式プレス成形によりセラミックプレ
ートの厚みの肉薄化を図り、更に焼成工程を省略すると
共に、セラミックプレートに裏足プレートを接着する簡
易なる製法として量産化を可能として前記課題を解消せ
んとしたものである。
作用 本発明は乾式プレス成形で形成したセラミックプレート
を形成して軽量化し、かかるセラミックプレートに裏足
プレートを堅固に接着して一体化するのである。
を形成して軽量化し、かかるセラミックプレートに裏足
プレートを堅固に接着して一体化するのである。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は本発明に係る乾式施工用タイルのタイル本体であ
り、乾式プレス成形により肉薄なる(本実施例において
は5mm以下)矩形平板状にセラミックプレート2を形成
し、該セラミックプレート2裏面の両長辺縁に沿う様に
一対の裏足プレート3、3aを接着剤4にて接着して一体
結合しタイル本体1と成している。
り、乾式プレス成形により肉薄なる(本実施例において
は5mm以下)矩形平板状にセラミックプレート2を形成
し、該セラミックプレート2裏面の両長辺縁に沿う様に
一対の裏足プレート3、3aを接着剤4にて接着して一体
結合しタイル本体1と成している。
裏足プレート3、3aはセメント二次製品、木材、金属、
無機材料等の耐熱性建材より成り、裏足プレート3、3a
の対向する側面5、5aを傾斜させ、該側面5、5a及びセ
ラミックプレート2裏面によりタイル本体1裏面に蟻溝
6を形成している。
無機材料等の耐熱性建材より成り、裏足プレート3、3a
の対向する側面5、5aを傾斜させ、該側面5、5a及びセ
ラミックプレート2裏面によりタイル本体1裏面に蟻溝
6を形成している。
尚、他の実施例においては、一方の裏足プレート3の外
側部をセラミックプレート2の縁部より突出する様に、
他方の裏足プレート3aをセラミックプレート2の縁部と
若干の間隔(裏足プレート3の突出部より若干狭い)を
開けて平行に、夫々接着してタイル本体1を相じゃくり
状に形成している。
側部をセラミックプレート2の縁部より突出する様に、
他方の裏足プレート3aをセラミックプレート2の縁部と
若干の間隔(裏足プレート3の突出部より若干狭い)を
開けて平行に、夫々接着してタイル本体1を相じゃくり
状に形成している。
尚、セラミックプレート2の大きさに何ら限定されず、
例えば2丁掛、3丁掛或いは4丁掛とすると共に、それ
に対応して複数の蟻溝6を形成する様に裏足プレート
3、3aを接着して一体結合することも可能である。
例えば2丁掛、3丁掛或いは4丁掛とすると共に、それ
に対応して複数の蟻溝6を形成する様に裏足プレート
3、3aを接着して一体結合することも可能である。
又、第3図に図示する様にセラミックプレート2成形段
階にて数本の裏足7、7a…を形成して高強度なるセラミ
ックプレート2を形成し、該セラミックプレート2に裏
足プレート3、3aを接着して一体結合することも可能で
ある。
階にて数本の裏足7、7a…を形成して高強度なるセラミ
ックプレート2を形成し、該セラミックプレート2に裏
足プレート3、3aを接着して一体結合することも可能で
ある。
次に本発明に係る乾式施工用タイルの作用について説明
すると、 先ず、セラミックプレート2を乾式プレス成形して肉薄
とし、それに伴いセラミックプレート2を軽量化し、次
に該セラミックプレート2に裏足プレート3、3a及びプ
レート8を接着剤4にて接着して一体化している。
すると、 先ず、セラミックプレート2を乾式プレス成形して肉薄
とし、それに伴いセラミックプレート2を軽量化し、次
に該セラミックプレート2に裏足プレート3、3a及びプ
レート8を接着剤4にて接着して一体化している。
そして、表面に掛止突起9、9a…を規則的に設けたサイ
ディング材10を下地11上に固着すると共に、蟻溝6と掛
止突起9、9a…を嵌合する様にしてタイル本体1を規則
的に配列固定し、必要に応じて第4図に図示する様に目
地剤12にて目地入れするのである。
ディング材10を下地11上に固着すると共に、蟻溝6と掛
止突起9、9a…を嵌合する様にしてタイル本体1を規則
的に配列固定し、必要に応じて第4図に図示する様に目
地剤12にて目地入れするのである。
又、タイル本体1をセラミックプレート2と裏足プレー
ト3,3aの複合体と成したことにより、需要者が好みのセ
ラミックプレート2を選択し、該セラミックプレート2
裏面に裏足プレート3,3aを接着すれば、サイズの大小或
いは多種多様なデザインのものを取り混ぜてバラエティ
ーに富んだ壁面も構築可能に成る。
ト3,3aの複合体と成したことにより、需要者が好みのセ
ラミックプレート2を選択し、該セラミックプレート2
裏面に裏足プレート3,3aを接着すれば、サイズの大小或
いは多種多様なデザインのものを取り混ぜてバラエティ
ーに富んだ壁面も構築可能に成る。
要するに本発明は、タイル本体1裏面に蟻溝6を設け
て、下地11上に固設したサイディング材10の掛止突起
9、9a…に蟻溝6を外嵌しタイル本体1を固定する様に
したので、施工作業を簡易化して未熟な作業員であって
も簡単に作業出来、又乾式プレス成形により成形され焼
成されたセラミックプレート2裏面に、一対の細長板状
の裏足プレート3、3aを接着剤4により一体結合してタ
イル本体1と成し、裏足プレート3、3a間の対向する側
面5、5aを傾斜面として、裏足プレート3、3a間を蟻溝
6と成したので、乾燥工程を省略した乾式プレス成形及
びセラミックプレート2裏面への裏足プレート3、3aの
接着といった簡単な製法によりタイル本体1を製造出
来、而もセラミックプレート2及び裏足プレート3、3a
個々の製造も容易であるため、製品の量産化を図ること
が出来ると共に、誤差の僅少な製品を供給出来て歩留り
を良好にすることが出来、更にセラミックプレート2の
肉薄化によりタイル本体1を肉薄化して軽量化を図るこ
とが出来、よって建物の構造体への負担を軽減出来る等
その実用的効果甚だ大なるものである。
て、下地11上に固設したサイディング材10の掛止突起
9、9a…に蟻溝6を外嵌しタイル本体1を固定する様に
したので、施工作業を簡易化して未熟な作業員であって
も簡単に作業出来、又乾式プレス成形により成形され焼
成されたセラミックプレート2裏面に、一対の細長板状
の裏足プレート3、3aを接着剤4により一体結合してタ
イル本体1と成し、裏足プレート3、3a間の対向する側
面5、5aを傾斜面として、裏足プレート3、3a間を蟻溝
6と成したので、乾燥工程を省略した乾式プレス成形及
びセラミックプレート2裏面への裏足プレート3、3aの
接着といった簡単な製法によりタイル本体1を製造出
来、而もセラミックプレート2及び裏足プレート3、3a
個々の製造も容易であるため、製品の量産化を図ること
が出来ると共に、誤差の僅少な製品を供給出来て歩留り
を良好にすることが出来、更にセラミックプレート2の
肉薄化によりタイル本体1を肉薄化して軽量化を図るこ
とが出来、よって建物の構造体への負担を軽減出来る等
その実用的効果甚だ大なるものである。
図は本発明の一実施例を示すものにして、 第1図は本発明に係る乾式施工用タイルの斜視図、第2
図及び第3図は他の実施例の斜視図、第4図及び第5図
は施工状態を示す縦断面図、第6図は従来の乾式施工用
タイルの斜視図である。 2……セラミックプレート、3、3a……裏足プレート、
4……接着剤、5、5a……側面、6……蟻溝
図及び第3図は他の実施例の斜視図、第4図及び第5図
は施工状態を示す縦断面図、第6図は従来の乾式施工用
タイルの斜視図である。 2……セラミックプレート、3、3a……裏足プレート、
4……接着剤、5、5a……側面、6……蟻溝
Claims (1)
- 【請求項1】タイル本体裏面に蟻溝を設けて、下地上に
固設したサイディング材の掛止突起に蟻溝を外嵌しタイ
ル本体を固定する様にした乾式施工に使用するタイルに
おいて、乾式プレス成形により成形され焼成されたセラ
ミックプレート裏面に、一対の細長板状の裏足プレート
を接着剤により一体結合してタイル本体と成し、裏足プ
レート間の対向する側面を傾斜面として、裏足プレート
間を蟻溝と成したことを特徴とする乾式施工用タイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147769A JPH07100970B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 乾式施工用タイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147769A JPH07100970B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 乾式施工用タイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441853A JPH0441853A (ja) | 1992-02-12 |
JPH07100970B2 true JPH07100970B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=15437763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2147769A Expired - Lifetime JPH07100970B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 乾式施工用タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100970B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002339549A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Tamura Sekkei:Kk | タイル状石材 |
CN102535804A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-07-04 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 用于点挂施工的点挂瓷板 |
CN102561644A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-07-11 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 瓷板点挂安装结构 |
CN107386554A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-11-24 | 李晓亮 | 切口式瓷砖 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55174430U (ja) * | 1979-06-01 | 1980-12-15 | ||
JPS59192539U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-20 | 株式会社国代耐火工業所 | レンガパネル |
JP2610895B2 (ja) * | 1987-09-28 | 1997-05-14 | 日本高圧電気株式会社 | 化粧用石板 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP2147769A patent/JPH07100970B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441853A (ja) | 1992-02-12 |
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