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JPH0697621B2 - コンデンサ内蔵コネクタ - Google Patents

コンデンサ内蔵コネクタ

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Publication number
JPH0697621B2
JPH0697621B2 JP32399589A JP32399589A JPH0697621B2 JP H0697621 B2 JPH0697621 B2 JP H0697621B2 JP 32399589 A JP32399589 A JP 32399589A JP 32399589 A JP32399589 A JP 32399589A JP H0697621 B2 JPH0697621 B2 JP H0697621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
holding plate
terminal
connector
built
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP32399589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03187170A (ja
Inventor
乙夫 高柳
尚史 丸尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP32399589A priority Critical patent/JPH0697621B2/ja
Publication of JPH03187170A publication Critical patent/JPH03187170A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サージ電圧を吸収するためのコンデンサを内
蔵したコネクタに係り、自動組立化を可能にしたもので
ある。
〔従来の技術〕 第5図〜第6図は、従来のコンデンサ内蔵コネクタを組
立工程順に示す分解斜視図、第7図は完成した状態を示
す横断面図(上方視)である。
第5図において、22は、保持板を示し、該保持板22に
は、直交方向に一対の端子挿入孔26,26を穿設してあ
る。該端子挿入孔26には、電線27を圧着接続した雄タブ
端子28を圧入する。該端子28の基部には、コンデンサ29
のリード線30を巻きつけ接続するための鉤状の突起部31
を形成してある。
そして、第6図に示すように、保持板22に圧入された一
対の端子28,28の電線圧着部32,32の間にコンデンサ29を
狭着させ、該コンデンサ29のリード線(裸線)30を該端
子28の突起部31に巻きつけてハンダ付けするのである。
ここで、該リード線30の余った部分30aはカットする。
さらに、該保持板22をコネクタハウジング33に対して開
口部34から挿入して、中間の開口37から端子28を突出さ
せ、第7図に示すように、該開口部34から流動性の樹脂
モールド剤35を注入、充填し、硬化させ、該端子28及び
コンデンサ29を固定させるのである。
しかしながら、上記従来のコンデンサ内蔵コネクタにあ
っては、保持板22に対する端子28の圧入やコンデンサ29
の装着及び該端子28に対するリード線30の巻きつけとハ
ンダ付け及び余分な部分30aのカット並びにコネクタハ
ウジング33に対する保持板22の挿入は全て手作業で行わ
なければならず、生産性が悪いという問題があった。さ
らに、保持板22とコネクタハウジング33との隙間36から
樹脂モールド剤35が洩れ出して、端子28の電気接触部28
aに固着し、図示しない相手側コネクタとの結合がうま
く行えなくなるという問題もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した点に鑑み、自動組立化を可能にする
と共に、樹脂モールド剤の洩れ出しを防止したコンデン
サ内蔵コネクタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、一方に端子挿入
孔、他方に開口を有するコネクタハウジングに対し、該
開口よりコンデンサ保持板をスライド嵌合可能なガイド
溝を設け、該コンデンサ保持板の板面に、コンデンサに
対する係止部と、一端に電気接触部、他端に電線接続部
を有する接続端子に対する嵌合部とを設け、該接続端子
には、該コンデンサのリード線に対する載置部を立設し
て成る構造を採用するものである。
〔作用〕
コンデンサ内蔵コネクタの組立に際しては、コンデンサ
保持板の板面に対して上下方向(長手直交方向)からコ
ンデンサ及び接続端子を組み付ける。ここでコンデンサ
は係止部に係合して固定され、接続端子は嵌合部に嵌め
込まれて、載置部をコンデンサのリード線に接触させ
る。そして、コンデンサ保持板をコネクタハウジングの
開口からガイド溝によってスライド嵌合させる。これら
一連の動作は自動機によって行うことができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係るコンデンサ内蔵コネクタを示す
分解斜視図である。
図で、1は、コネクタハウジング、2は、コンデンサ保
持板、3は、コンデンサ、4は、接続端子を示し、該コ
ネクタハウジング1の収容室内壁面5には、前記コンデ
ンサ保持板2の両側に形成された突条6,6に対する一対
のガイド溝7,7を、該コネクタハウジング1の開口部8
から対向する隔壁9にかけて形成してあり、該隔壁9に
は、一対の端子挿入孔10,10を穿設し、該端子挿入孔10
の入口には、突出した周縁部11を形成してある。
また、第2図に示すように、前記コンデンサ保持板2の
上面には、長手方向に、前後合わせて三本の可撓係止片
12,12,12を立設すると共に、上面の両側方に一対の位置
決め片13,13を対向して立設してある。該可撓係止片12
の上部には、上向き傾斜面14aを有する係止爪14を形成
してある。さらに、該コンデンサ保持板2の下面の長手
方向には、接続端子4,4に対する嵌合部として収容溝15,
15を形成し、また、コンデンサ保持板2の前部上面に
は、垂壁16を立設して、該垂壁16に、後述する接続端子
4,4の位置決め突起17b,17bに対する嵌合溝18,18を形成
してある。
該接続端子4は、基板4aの先端にタブ状電気接触部4b、
後端に電線圧着部4cを夫々形成すると共に、該基板4aの
中間部に、コンデンサ3のリード線19に対する接続用突
起17と、前記嵌合溝18に対する位置決め突起17bとを立
設し、該接続用突起17の先端にリード線載置用のV溝17
aを形成したものであり、該電線圧着部4cには電線20を
接続している。
そして、コンデンサ保持板2の収容溝15に対して該接続
端子4を下方から嵌め込むことにより、第3図に示すよ
うに、リード線接続用突起17のV溝部17aがコンデンサ
保持板2の垂壁16の上方に突出する。さらに、コンデン
サ保持板2の可撓係止片12に対して、上方からコンデン
サ3を嵌合係止させる。ここで該コンデンサ3の先端に
は、一対のリード線19,19を予め設定した形状に突設し
てあり、前記位置決め片13によって所定位置に位置した
コンデンサ3のリード線19,19は、前記接続端子4,4の接
続用突起17,17のV溝17a,17aに載置される(第1図参
照)。そして、該リード線19と接続用突起17とをハンダ
付けする。ここでコンデンサ保持板2に対する接続端子
4とコンデンサ3との組み付け及びリード線19のハンダ
付けは、上下方向の挙動でなされるものであるから、自
動機を用いて行うことができる。
そして、コンデンサ保持板2の突条部6,6をコネクタハ
ウジング1のガイド溝7,7にスライド嵌合させることに
より、接続端子4,4の電気接触部4b,4bが端子挿入孔10,1
0に圧入される。この動作も自動機を用いて行うことが
できる。第4図に完成状態の縦断面図を示すように、該
端子挿入孔10は、突出した周縁部11にコンデンサ保持板
2の前端面21を当接して完全にシーリングされ、また、
コネクタハウジング1の隔壁9は、該コネクタハウジン
グ1と一体に形成されており、従来のように保持板との
隙間(第7図の36)がないから、流動性の樹脂モールド
剤23を注入する工程において該樹脂モールド剤23が洩れ
出すことはない。さらに、コンデンサ保持板2の後端面
24の位置を目視確認することにより、接続端子4の挿入
が完全に行われたかどうかをチェックすることもでき
る。第4図において、3は、コンデンサ、12は、可撓係
止片、19は、リード線、17は、接続端子4の接続用突
起、25は、ハンダ接続部を示す。
〔発明の効果〕
以上の如くに、本発明によれば、該コンデンサ保持板の
板面に対して上下方向(長手直交方向)からコンデンサ
と接続端子とを組み付けることができると共に、コンデ
ンサ保持板をコネクタハウジングの開口からガイド溝に
スライド嵌合させることにより、端子挿入孔に接続端子
を圧入することができる。これらの動作は自動機によっ
て行うことができるから、生産性を向上させることがで
きる。さらに、従来のような保持板とコネクタハウジン
グとの隙間がないから、樹脂モールド剤が洩れ出すこと
はなく、接続端子に樹脂モールド剤が付着することによ
って生じる接続不良を撲滅することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、 第2図〜第3図はその組立過程を示す分解斜視図、 第4図は同じく完成状態を示す縦断面図、 第5図〜第6図は従来例を組立過程順に示す分解斜視
図、 第7図は同じく横断面図である。 1…コネクタハウジング、2…コンデンサ保持板、3…
コンデンサ、4…接続端子、7…ガイド溝、8…開口
部、10…端子挿入孔、12…可撓係止片、15…収容溝、17
b…位置決め突起、18…嵌合溝、19…リード線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方に端子挿入孔、他方に開口を有するコ
    ネクタハウジングに対し、該開口よりコンデンサ保持板
    をスライド嵌合可能なガイド溝を設け、該コンデンサ保
    持板の板面に、コンデンサに対する係止部と、一端に電
    気接触部、他端に電線接続部を有する接続端子に対する
    嵌合部とを設け、該接続端子には、該コンデンサのリー
    ド線に対する載置部を立設して成ることを特徴とするコ
    ンデンサ内蔵コネクタ。
JP32399589A 1989-12-15 1989-12-15 コンデンサ内蔵コネクタ Expired - Fee Related JPH0697621B2 (ja)

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JPH03187170A JPH03187170A (ja) 1991-08-15
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