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JPH0696085A - スケジュール管理装置 - Google Patents

スケジュール管理装置

Info

Publication number
JPH0696085A
JPH0696085A JP4243794A JP24379492A JPH0696085A JP H0696085 A JPH0696085 A JP H0696085A JP 4243794 A JP4243794 A JP 4243794A JP 24379492 A JP24379492 A JP 24379492A JP H0696085 A JPH0696085 A JP H0696085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
time
building
input
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4243794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mori
健一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4243794A priority Critical patent/JPH0696085A/ja
Publication of JPH0696085A publication Critical patent/JPH0696085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、各スケジュール間の移動時間を考慮
したスケジュールを組むことができるスケジュール管理
装置を提供する。 【構成】入力部1より場所と日時を有するスケジュール
を入力すると、移動時間計算部5により入力スケジュー
ルの場所と該スケジュールの前または後に既入力された
スケジュールの場所との間の移動時間が、移動時間デー
タベース7やビルデータベース8に、あらかじめ登録さ
れた移動時間の計算に必要なデータを用いて計算され、
この計算された移動時間に基づいてスケジュール管理5
により入力スケジュールの日時指定の妥当性を判定する
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュールを電子的
に管理するスケジュール管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電子手帳に代表されるように、利
用者が入力した個人に関する各種の情報を電子的に保存
しておき、これを必要に応じて読み出し、再生表示でき
るようにしたものが実用化されている。
【0003】このような各種の情報を電子的に保存して
管理するものは、データの追加、修正、削除が容易であ
り、しかも大量の情報を保存できることから、住所録、
メモ、会議スケジュールなど種々の個人情報を取り扱え
るようになっている。
【0004】ところで、従来、このような電子手帳など
に用いられる各個人のスケジュールを電子的に管理する
機能は、会議などの日付、曜日、時間、場所などのデー
タを保存していて、これらのデータを必要に応じて読み
出して表示する程度のものであった。
【0005】ところが、このようなスケジュール管理
は、例えば会議スケジュールの場合、それぞれの開催場
所を移動するための時間がまったく考慮されないため、
同じ建屋を移動する程度の会議ではそれほど問題ない
が、例えば、遠く離れた本社や営業所あるいは客先など
での会議のスケジュールを組む場合に、誤って移動時間
を考えずに会議時間を設定することがあっても、このと
きの入力データを問題なく保存することになり、その後
にデータを読み出してスケジュールを実行しようとした
ときに、不都合に気が付き、実行不能に陥るという問題
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のスケ
ジュール管理装置によれば、各スケジュール間の移動時
間がまったく考慮されないため、移動時間を考えずにス
ケジュールが組まれることがあると、会場が離れている
ような場合には、スケジュールを実行しようとしたとき
に実行不能に陥るという欠点があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、スケジュール間の移動時間を考慮したスケジュール
を組むことができるスケジュール管理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも場
所と日時を有するスケジュールを入力する入力手段と、
あらかじめ場所と場所の移動時間の計算に必要なデータ
を登録したデータベースと、入力手段より入力されたス
ケジュールの場所と該スケジュールの前または後に既入
力されたスケジュールの場所との間の移動時間を前記デ
ータベースに登録されたデータを用いて計算する移動時
間計算手段と、この移動時間計算手段で計算された移動
時間に基づいて前記入力手段より入力されたスケジュー
ルの日時指定の妥当性を判定するとともに該妥当性を判
定されたスケジュールを登録可能にしたスケジュール管
理手段により構成されている。
【0009】
【作用】この結果、本発明によれば、入力手段より少な
くとも場所と日時を有するスケジュールを入力すると、
このスケジュールの場所と該スケジュールの前または後
に既入力されたスケジュールの場所との間の移動時間
が、あらかじめデータベースに登録された移動時間の計
算に必要なデータを用いて計算され、この計算された移
動時間に基づいて入力スケジュールの日時指定の妥当性
が判定される。
【0010】これにより、利用者は、新たなスケジュー
ル登録の際に、実行不可能なスケジュールを事前に発見
でき、このようなスケジュールの登録を未然に阻止する
ことができることから、移動時間を考慮したスケジュー
ルを効率的に組むことができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。図1は同実施例の概略構成を示している。図におい
て、1は入力部で、この入力部1はキーボードやマウス
などからなっている。そして、この入力部1からの入力
データは、制御部2に送られる。制御部2は装置全体の
制御を指示するもので、ここでは表示部3、スケジュー
ル管理部4、移動時間計算部5を接続している。
【0012】表示部3は、制御部2の制御により入力部
1とともにユーザ対話形式の入力部を形成しており、ス
ケジュール管理部4より渡されたスケジュールデータを
表などにして利用者に見やすく表示したり、利用者にデ
ータ入力を促す表示を行うようにしている。また、利用
者の好みに合わせた処理方法の選択を促すことができる
ようにしている。例えば、移動時間の計算とスケジュー
ルの入力について、以下の処理方法からの選択を促すよ
うになっている。 (1)場所に関する情報の入力を常に必要とし、この入
力が不足している場合は入力を促す。移動時間の計算は
常に行うようにする。 (2)場所に関する情報が入力された時だけ、移動時間
の計算を行うようにする。 (3)場所に関する情報がない場合は、利用者が前もっ
て指定した特定の場所と想定して、移動時間の計算を行
うようにする。 (4)場所に関する情報がない場合は、直前のスケジュ
ールと同じ場所と判断して、移動時間の計算を行うよう
にする。
【0013】スケジュール管理部4は、スケジュールデ
ータベース6を管理するもので、スケジュールデータベ
ース6よりスケジュールデータを取り出して、表示部3
に渡したり、新しいスケジュールデータをスケジュール
データベース6に追加するなどするようにしている。な
お、このスケジュールデータの追加の際に、移動時間計
算部5を利用して移動時間の考慮が加えられるようにし
ている。
【0014】ここで、スケジュールデータベース6は、
個々のスケジュールデータを登録したもので、このスケ
ジュールデータベース6の形態としては、利用者毎に用
意される場合と複数の利用者に対して共通に用意される
場合がある。
【0015】図2(a)(b)(c)は、スケジュール
データベース6に登録されるスケジュールデータの一例
を示すもので、同図(a)(b)は利用者の入力するス
ケジュール、同図(c)にスケジュール管理部4により
生成された移動スケジュールを示している。この場合、
利用者の入力するスケジュールは、種別、日、時、内
容、場所、ビルなどの各項目からなり、スケジュール管
理部4により生成された移動スケジュールは、種別、
日、時、ビル移動、ビル移動時間、駅移動、駅移動経
路、運賃などの各項目からなっている。
【0016】移動時間計算部5は、場所と場所の間の移
動に必要な時間を計算するもので、ここでは、駅間移動
データベース7とビルデータベース8を接続している。
つまり、同実施例では、場所の計算を駅単位とビル単位
で行うとともに、移動手段として、徒歩と鉄道などの公
的交通機関を利用するようにしている。勿論、自動車を
中心とした移動時間計算も可能である。
【0017】なお、同実施例での駅は、鉄道などの交通
機関の駅を始め、バス停、空港なども含み、一方、ビル
は、ビルなどの建造物と駅以外の目的地一般を含むもの
としている。また、移動時間の計算は、以下の場合につ
いて実行するものとする。 (1)ビル − 駅 − 駅 − ビル (2)駅 − 駅 − ビル (3)ビル − 駅 − 駅 (4)ビル − ビル
【0018】この場合、駅での乗換え時間や待ち合わせ
時間も考慮して駅と駅の間の移動時間が計算されるとと
もに、移動が行われる時間帯別に交通機関の運行ダイヤ
も考慮して計算が行われる。
【0019】駅間移動データベース7は、駅と駅の間の
移動時間の計算に必要なデータを登録したもので、ここ
では各駅間の所要時間を曜日別および各時間帯別に納め
ている。図3は駅間移動データベース7の一例を示すも
ので、駅名、隣接駅、移動時間、路線、路線間の乗換え
待時間などが登録されている。
【0020】ビルデータベース8は、ビルからひとつま
たは複数の最寄り駅への移動時間と、ビルとひとつまた
は複数の直接いけるビルとの移動時間の計算に必要なデ
ータを登録したもので、予め主要なビルに関するデータ
とともに、利用者が新たなビルに関する情報も追加入力
できるようになっている。
【0021】図4はビルデータベース8の一例を示すも
ので、ビル名、最寄り駅、最寄り駅までの移動方法、移
動時間および運賃(移動方法が徒歩なら0円であるが、
タクシーなどであれば標準的な運賃)、隣接ビル名、隣
接ビルまでの移動方法、移動時間および運賃などが登録
されている。これらの移動方法、移動時間および運賃は
1つの場所間について複数登録しておくこともできる。
このうちどれを選択するかは後述する駅間の移動経路が
複数ある場合に準じる。次に、以上のように構成した実
施例の動作を説明する。まず、利用者が新しいスケジュ
ールを追加する場合の処理を図5および図6を用いて説
明する。利用者が入力部1より、追加スケジュールを入
力すると、このスケジュールデータは、制御部2よりス
ケジュール管理部4に送られる。
【0022】スケジュール管理部4では、図5に示すよ
うに、入力部1からスケジュールの追加入力があると
(ステップ501)、このスケジュールデータからビル
情報を取り出す(ステップ502)。ここで、ビル情報
とは移動計算に用いられる場所の情報、つまりビル名か
駅名のことである。
【0023】そして、移動時間の計算を行うか判断し
(ステップ503)、ここでYESならばステップ50
4に進んで、前にスケジュールがあるかを調べる。この
場合、YESならば、ステップ505に進み、新しいス
ケジュールのビル情報と直前のスケジュールのビル情報
およびスケジュール終了時間が移動時間計算部5に渡さ
れる。
【0024】移動時間計算部5では、これら情報に基づ
いて移動時間の計算を行う(ステップ506)。ここ
で、移動時間計算部5での移動時間の計算は、図6に示
すように実行される。まず新しいスケジュールのビル情
報と直前スケジュールのビル情報の2つのビル情報およ
び直前スケジュールのスケジュール終了時間を移動開始
時間として取り込み(ステップ601)、次いで、2つ
のビル情報がともにビル名かを調べる(ステップ60
2)。
【0025】ここで、両方ともビル名の場合は、ステッ
プ603に進む。ステップ603では、ひとつめのビル
名がビルデータベース8のなかにあるかを調べる。ここ
で、NOならば、ユーザとの対話形式でビルデータを登
録し(ステップ604)、ステップ605に進み、一
方、ステップ603でYESならば、直接ステップ60
5に進む。ステップ605では、ふたつめのビル名がビ
ルデータベース8のなかにあるかを調べる。そして、こ
こでもNOならば、ユーザとの対話形式でビルデータを
登録し(ステップ606)、ステップ607に進み、一
方、ステップ605でYESならば、直接ステップ60
7に進む。
【0026】ステップ607では、ふたつのビル間を直
接移動できるかを調べる。そして、ここで直接移動が可
能でYESならば、直接移動のための時間を求め、この
移動時間をスケジュール管理部4に戻して(ステップ6
071)、処理を終了する。
【0027】一方、ステップ607でNOならば、ステ
ップ608に進み、それぞれのビルから最寄り駅までの
移動時間をビルデータベース8より読み出し、各ビルを
一時的に駅と見なす。そして、ステップ609に進ん
で、駅と駅の間の移動時間を、駅間移動データベース7
を使用して乗換時間や待ち合わせ時間を考慮して計算
し、この結果を所要時間を含めた移動データとしてスケ
ジュール管理部4に戻すようにする(ステップ61
0)。
【0028】また、ひとつめがビル名で、ふたつめが駅
名の場合は、ステップ602でNO、ステップ611で
YESとなり、ステップ612に進む。ステップ612
では、ひとつめのビル名がビルデータベース8のなかに
あるかを調べる。ここで、NOならば、ユーザとの対話
形式でビルデータを登録し(ステップ613)、ステッ
プ614に進み、一方、ステップ613でYESなら
ば、直接ステップ614に進むようになる。
【0029】ステップ614でも、各ビルから最寄り駅
までの移動時間をビルデータベース8より読み出し、各
ビルを一時的に駅と見なす。そして、上述したと同様に
ステップ609、ステップ610に進んで、駅と駅の間
の移動時間を、駅間移動データベース7を使用し乗換時
間や待ち合わせ時間も考慮して計算し、この結果を所要
時間を含めた移動データとしてスケジュール管理部4に
戻すようになる。
【0030】さらに、両方が駅名の場合は、ステップ6
02および611でともにNOとなり、直ちにステップ
609およびステップ610に進み、駅と駅の間の移動
時間を、駅間移動データベース7を使用し乗換時間や待
ち合わせ時間も考慮して計算し、この結果を所要時間を
含めた移動データとしてスケジュール管理部4に戻し処
理を終了する。
【0031】なお、乗換により、駅と駅の間の移動経路
が複数になる場合は、それらの中から以下の基準によっ
て、ひとつを選択するようにする。この場合、どれを使
用するかは、あらかじめ決定しておく。 (1)複数の経路の中からもっとも所要時間の短いもの
を選択する。 (2)複数の経路の中からもっとも乗換の少ないものを
選択する。 (3)複数の経路の中からもっとも運賃の安いものを選
択する。 (4)上記(1)から(3)までの条件を優先度を含め
て複合指定する。 (5)上記(1)から(4)までで、ひとつだけでな
く、いくつかの上位候補を探し出し、それらからユーザ
との対話形式で利用者に選択してもらう。 (6)あらかじめ利用者が指定した特定の経路を採用す
る。 (7)以前に選択された経路を採用する。
【0032】図5に戻って移動時間計算部5から移動必
要時間を受け取ると(ステップ507)、新しいスケジ
ュールの開始時間と直前のスケジュールの終了時間との
間は移動必要時間以上かを調べる(ステップ508)。
【0033】ここで、移動必要時間以上でYESの場合
は、ステップ511に進む。一方、移動必要時間に不足
と判断された場合は、この移動必要時間を表示部3に送
り、利用者に知らせる(ステップ509)。そして、移
動時間不足のままで登録するかを利用者に問い合わせる
(ステップ510)。ここで利用者がYESと回答すれ
ばステップ511に進み、一方、NOと回答すればステ
ップ501に戻るようになる。この場合の利用者の対応
は、以下の3通りから選択できるようにしている。 (1)入力したスケジュールそのものを変更する。 (2)入力したスケジュールの時刻だけを変更する。 (3)移動時間が不足していることを明記した上で、登
録する。
【0034】従って、(1)または(2)を選択した場
合は、ステップ501に戻り、改めて入力部1からスケ
ジュールデータを入力するようになる。あるいは(3)
の変形としてスケジュールはそのままで移動方法を移動
時間の短いものに変更するという対応もできる。この場
合は、ステップ506に戻り、複数ある移動経路あるい
は移動方法の選択をやり直し、新たな移動時間を計算す
る。
【0035】ここで、上述のステップ508でYESと
判断された場合、または上述の(3)を選択した場合
は、ステップ511に進み、入力スケジュールの後ろに
他のスケジュールがあるか調べられる。ここで、NOな
らば、ステップ512において移動に関する情報をスケ
ジュールデータベース6に登録し、さらにステップ51
3において新しいスケジュールとしてスケジュールデー
タベース6に登録して、処理を終了する。
【0036】ステップ511でYESの場合は、上述し
たステップ505からステップ510と同様のステップ
514からステップ519が実行される。この場合、ス
テップ517で移動必要時間以上のYESと判断された
場合は、直ちにステップ512、ステップ513に進ん
で、移動に関する情報と新しいスケジュールがスケジュ
ールデータベース6に登録するようになり、また、移動
必要時間に不足でNOと判断された場合は、移動必要時
間を表示部3に送り、利用者に知らせるとともに(ステ
ップ518)、移動時間不足のままで登録するかを利用
者に問い合わせ(ステップ519)、ここで利用者がY
ESと回答すればステップ512に進み、一方、NOと
回答すればステップ501に戻るようになる。この場合
も、利用者の対応は、上述の3通りから選択できるよう
になる。次に、追加入力されるスケジュールの具体例を
挙げてさらに説明する。
【0037】いま、図7に示すように、入力済みのスケ
ジュールとして会議(本社)、13:00〜14:00
が組まれていて、このスケジュール内容が表示部3に表
示されているとする。この場合、スケジュールデータベ
ース6には、図2(a)に示すようなスケジュールデー
タが登録されている。
【0038】この状態から、新たな追加スケジュールと
して図2(b)に示すようなスケジュールデータを入力
部1から入力したとすると、図8に示すように追加スケ
ジュールの内容が表示部3に表示される。
【0039】そして、これらスケジュールデータのビル
情報は、移動時間計算部5に送られ、移動時間の計算が
行われる。この場合、各スケジュールのビル情報は、と
もにビル名なので、両ビル間を直接移動できるかを調べ
られる。ここでは、直接移動ができないので、各ビルか
ら最寄り駅までの移動時間を、図4に示すビルデータベ
ース8からのビル情報と、図3に示す駅間移動データベ
ース7からの駅間移動情報をそれぞれ使用して乗換時間
や待ち合わせ時間を考慮して計算する。
【0040】この場合、移動時間計算部5での計算結果
から、スケジュール管理部4より図2(c)に示す移動
スケジュールが生成されたとすると、ここでは直前のス
ケジュールの終了時刻が14:00に対して、新たなス
ケジュールの開始時刻が14:30で、この間に30分
の移動時間しかないにもかかわらず、図2(c)に示す
移動スケジュールではビル移動時間として55分必要と
することから、図9に示すように、その旨が表示部3に
表示されるようになる。
【0041】この表示に対して、利用者が、図10に示
すように入力部1から新たなスケジュールの開始時刻を
変更して入力し直すと、今度は、移動時間計算部5での
計算結果として、移動必要時間以上の結果が得られるよ
うになるので、この追加スケジュールは、図11に示す
ように直前のスケジュールとともにスケジュールデータ
ベース6に追加登録されるようになる。
【0042】従って、このようにすれば、追加スケジュ
ールのビル情報に基づいた移動時間計算部5での計算結
果からスケジュール管理部4により追加スケジュールの
時刻が移動必要時間以上か、つまり、事故と指定の妥当
性が判定されるようになるので、利用者は、追加スケジ
ュール入力の際に、このスケジュールが実行不可能なも
のかを直ちに知ることができるようになり、このような
不完全なスケジュールの登録を未然に阻止できることか
ら、移動時間を考慮したスケジュールを効率的に組むこ
とができるようになる。
【0043】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述実施例の図1の装置に地図データを設けて
おき、移動時間計算部5のステップ604、606、6
13においてユーザとの対話形式でビルデータを登録す
る際に、表示部3に最寄りの地図情報を表示し、この地
図上でビル−駅、ビル−ビル間などの経路を指示するこ
とで移動時間などの必要データを登録するように構成す
ることもできる。また、図2で登録したスケジュールを
当日ユーザが参照する際に、表示部3に最寄りの地図情
報を表示し、ユーザがスケジュール通りに移動するため
の経路を把握できるように構成することもできる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、入力手段より少なくと
も場所と日時を有するスケジュールを入力すると、この
スケジュールの場所と該スケジュールの前または後に既
入力されたスケジュールの場所との間の移動時間が、あ
らかじめデータベースに登録された移動時間の計算に必
要なデータを用いて計算され、この計算された移動時間
に基づいて入力スケジュールの日時指定の妥当性が判定
されるようになるので、利用者は、新たなスケジュール
登録の際に、実行不可能なスケジュールを事前に知るこ
とができ、このようなスケジュールの登録を未然に阻止
できるようになることで、移動時間を考慮したスケジュ
ールを効率的に組むことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】一実施例に用いられるスケジュールデータベー
スの一例を示す図。
【図3】一実施例に用いられる駅間移動データベースの
一例を示す図。
【図4】一実施例に用いられるビルデータベースの一例
を示す図。
【図5】一実施例のスケジュール管理部の動作を説明す
るためのフローチャート。
【図6】一実施例の移動時間計算部の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図7】一実施例のスケジュールの表示例を示す図。
【図8】一実施例のスケジュール追加入力例を示す図。
【図9】一実施例の移動時間不足通知の表示例を示す
図。
【図10】一実施例のスケジュール入力の変更例を示す
図。
【図11】一実施例のスケジュール変更例を示す図。
【符号の説明】
1…入力部、2…制御部、3…表示部、4…スケジュー
ル管理部、5…移動時間計算部、6…スケジュールデー
タベース、7…駅間移動データベース、8…ビルデータ
ベース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも場所と日時を有するスケジュ
    ールを入力する入力手段と、 あらかじめ場所と場所の移動時間の計算に必要なデータ
    を登録したデータベースと、 前記入力手段より入力されたスケジュールの場所と該ス
    ケジュールの前または後に既入力されたスケジュールの
    場所との間の移動時間を前記データベースに登録された
    データを用いて計算する移動時間計算手段と、 この移動時間計算手段で計算された移動時間に基づいて
    前記入力手段より入力されたスケジュールの日時指定の
    妥当性を判定するとともに該妥当性を判定されたスケジ
    ュールを登録可能にしたスケジュール管理手段とを具備
    したことを特徴とするスケジュール管理装置。
  2. 【請求項2】 データベースは、駅と駅の間の移動時間
    の計算に必要なデータを有する駅間移動データベースと
    ビルから最寄り駅までの移動時間の計算に必要なデータ
    を有するビルデータベースを具備することを特徴とする
    請求項1記載のスケジュール管理装置。
JP4243794A 1992-09-11 1992-09-11 スケジュール管理装置 Pending JPH0696085A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4243794A JPH0696085A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スケジュール管理装置

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JP4243794A JPH0696085A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スケジュール管理装置

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JP4243794A Pending JPH0696085A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スケジュール管理装置

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