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JPH069375Y2 - 支柱取付用クランパー - Google Patents

支柱取付用クランパー

Info

Publication number
JPH069375Y2
JPH069375Y2 JP1988109782U JP10978288U JPH069375Y2 JP H069375 Y2 JPH069375 Y2 JP H069375Y2 JP 1988109782 U JP1988109782 U JP 1988109782U JP 10978288 U JP10978288 U JP 10978288U JP H069375 Y2 JPH069375 Y2 JP H069375Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
shape
column
contact side
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988109782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02126306U (ja
Inventor
一夫 栃木
禎勇 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tochigiya Co Ltd
Original Assignee
Tochigiya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigiya Co Ltd filed Critical Tochigiya Co Ltd
Priority to JP1988109782U priority Critical patent/JPH069375Y2/ja
Publication of JPH02126306U publication Critical patent/JPH02126306U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069375Y2 publication Critical patent/JPH069375Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、支柱取付け用クランパーに関し、更に詳しく
は、パイプ支柱など任意の小径支柱に取付け位置並びに
向きなどを自由に選定して固定保持可能なクランプ機能
を備え、照明器具や展示・表示物等の吊り下げ用器具に
関する。
〔従来の技術〕
店内・スタジオや舞台等における展示物の適所への吊り
下げ、演出効果を高めるための吊り下げ表示、更には、
照明器具の局所配置など適時適応して取り付け取り外し
を必要とする機会が多々ある。
例えば、店舗照明や舞台照明などにおけるスポット照明
は、意図する局部域を十分に明るくするに加えて、被照
射体面上での明るさに差をもたせて立体感をつけるのに
有効であると共にブレア防止にも極めて有効であり、そ
の効果を期待して多用されている。
このような照明効果を得るためには照射角度を調整する
必要があり、そのための適用器具としてブラケット器具
や透光器などが用いられている。
これら展示・表示物や照明器具等をウィンドウ内や舞台
天井などから吊り下げるには、壁面又は天井面に直接取
付ける金具を用いる他に、簡便にはパイプ支柱等にクリ
ップやビス止め金具等のクランプ手段を用いて取付ける
場合がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のこの種釣り下げのためのクランプ手段によると、
クリップによる場合では、挟み込むことのできる形状上
の制約から取付け可能な対象及び場所が得られると共
に、挟持力が弱いために吊り下げる物の荷重が制限され
るなど、軽量物に限られる一方で、ビス止め金具による
場合では、支柱等への取付け保持が比較的強固である反
面、その取り付け取り外しにその都度ビス締め又は緩め
作業を必要とするなど、高い位置や狭い場所における無
理な姿勢での作業が多いこの種取付けが面倒であった。
本考案は、このような吊り下げ物の取り付け作業が簡便
にしてかつ強固な保持が可能なクランプ手段を備えた器
具を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するための手段とするところは、図示す
るように、第1挟持部材1と、第2挟持部材4と、照明
器具等用の取付部材8とからなる支柱取付用クランパー
を前提とし、次の点を特徴とする。
即ち、前記第1挟持部材1は、金属板の一端を断面ほぼ
U字又はV字状に折り曲げて当接辺2を形成し、当接辺
2から挟持対象物である支柱aの太さ巾以上に離れた位
置に当接辺2と平行な向きに延びる片持支軸3を植設し
てあること、前記第2挟持部材4は、金属板の両側を折
り曲げて袖縁5を有する断面コ字形に形成し、その長さ
方向一端を支柱aの周壁と一致する形状の受承凹部6に
形成し、両袖縁5を残してその長さ方向他端を開脚状に
形成し、受承凹部6の近傍位置で片持支軸3に回動自在
に軸支してあること、前記取付部材8は、前記開脚状に
形成した第2挟持部材4の袖縁5間に固定軸7を渡し、
固定軸7に回動自在に連結してあること。
〔作用〕
第1挟持部材1の支軸3に回動自在に連結した第2挟持
部材4には、これに取り付ける照明器具等の装着物の荷
重によって支軸3を中心に旋回向きの作用力が働く。そ
こで、この荷重の向きを考慮して、第1挟持部材1の先
端を折り曲げて構成した当接辺2と第2挟持部材4の受
承凹部6との間に支柱aを置くとき、受承凹部6は支柱
a壁に対する摺接圧を強めながら旋回動して、当接辺2
を支柱a側に引き寄せるように作用する。その結果、第
1挟持部材1が支柱aにこれを当接辺2と受承凹部6と
の間で強く挟み込んだ状態で固定される。
〔実施例〕
図面を参照して、本考案の実施例について説明すると、
以下のとおりである。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図である。第1
挟持部材1は、金属板の一端を断面ほぼU字又はV字状
に折り曲げて当接辺2を形成してある。第1挟持部材1
は、当接辺2から挟持対象物であるパイプ支柱aの太さ
巾以上に離れた位置に当接辺2と平行な向きに延びる片
持支軸3を植設してある。
第2挟持部材4は、金属板の両側を折り曲げて両袖縁5
を有する断面コ字型に形成してある。その長さ方向一端
は、支柱aの周壁と一致する形状の受承凹部6に形成
し、かつ、その長さ方向他端は、両袖縁5を残して開脚
状に形成してある。第2挟持部材4は、受承凹部6の近
傍位置で片持支軸3に回動自在に軸支してある。
照明器具等用の取付部材8は、中空に形成し、前記開脚
状に形成した第2挟持部材4の両袖縁5間に固定脚7を
渡し、これに回動自在に連結してある。
取付部材8には、第4図に示すように、その中空部9に
挿入する器具軸足10の周回溝11に嵌入する係架ネジ12
と、軸足10の外周壁に圧接する回動止めネジ13とを設け
てある。
器具軸足10には、その一例を第3図に示すように、先端
に鞍型金具からなる自在金具14を介して、ランプソケッ
ト15を支軸16によって首振り可能に設けてある。
このような構成を有する実施例によれば、器具軸足10を
取付部材8の中空筒部に差し入れて、係架ネジ12と周回
溝11との位置合せ下に、ネジ12の捻じ込みで軸足10即ち
ランプソケット15を軸芯周りに回動自在に装着し、回動
止めネジ13を軽く締め込んで仮止めしておく。
こうした状態の第1挟持部材1を当接辺2とこれと平行
姿勢にある第2挟持部材4との間の隙間を支柱aに側方
から当て、支柱aをこれら当接辺2と第2挟持部材4と
の間に入れ込む。
支柱aを入れ込んだ第2挟持部材4には荷重の掛かる先
端(取付部材8側)が降下する向きの旋回作用力が生
じ、これによって、他端の受承凹部6が支柱aに接する
向きに旋回して、これら当接辺2と受承凹部6との間で
支柱aの周壁を囲ってこれを挟み込む(第2図示状態)
ようになる。
この状態は、第2挟持部材4を手離すことによる器具荷
重で受承凹部6が更に前記旋回向きに支柱aの壁面を摺
動してこれに強く圧接するので、第3図示のように、そ
の位置で支柱aに第1挟持部材1が係架保持される。
この第1挟持部材1の係架保持下に、ランプソケット15
を自在金具14に対して支軸16を中心に俯仰動させて、そ
の首振り向きを調整し、かつ、ネジ13を緩めて器具軸足
10を軸芯周りに回動操作することによって、ソケット15
からの照射光を任意の向きに向かわせることができる。
更に、支柱aの任意の位置における第1挟持部材1の係
架保持が可能であること加えて、演出効果に優れたスポ
ット光などの被照射体への照射が可能となる。
このクランプ手段による吊り下げ配置は、図示の実施例
の照明器具に限ることなく、その他の展示・表示物に対
しても適用可能であり、取り付ける支柱aも横向き配置
管の他に縦向き配置管及び角柱や他の形状の支柱に対し
て適用できる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係るクランパーによれば、支柱
aへの係架保持を支柱aの外側壁を挟み込むように機能
する第1挟持部材1と第2挟持部材4との構成によって
可能にし、しかも、この保持が器具荷重により第2挟持
部材4に生じる旋回向きの作用力に基づく支柱aとの圧
接部における接触抵抗でなされるので、支柱aに対する
挟持位置の選定並びに挟持向きに自由に選定した状態
で、単に第2挟持部材4を手離すだけで係架保持するこ
とができる。そのため、その作業が極めて簡単であると
共に、これら器具部品の機械的強度の範囲内で重い装着
物を用いることができるなど、本考案に係るクランパー
は照明器具に限ることなく重量の多い比較的大型表示物
等も吊り下げることができ、店舗装飾照明やスタジオ・
舞台装置などに極めて有用である。
なお、第2挟持部材4における当接辺2にゴムブッシュ
等滑り止め部材を付設することによって支柱aに対する
係架保持機能を強め、かつ、支柱aの傷付きを防止する
うえで有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るクランパーの一実施例を示す斜
視図。 第2図は、同じく平面図。 第3図は、本考案に係るクランパーの使用状態を示す側
面図。 第4図は、本考案に係るクランパーにおける装着物の取
付け部を示す要部縦断面図。 1:第1挟持部材、4:第2挟持部材、8:取付部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1挟持部材1と、第2挟持部材4と、照
    明器具等用の取付部材8とからなる支柱取付用クランパ
    ーにおいて、 前記第1挟持部材1は、金属板の一端を断面ほぼU字又
    はV字状に折り曲げて当接辺2を形成し、当接辺2から
    挟持対象物である支柱aの太さ巾以上に離れた位置に当
    接辺2と平行な向きに延びる片持支軸3を植設してあ
    り、 前記第2挟持部材4は、金属板の両側を折り曲げて袖縁
    5を有する断面コ字型に形成し、その長さ方向一端を支
    柱aの周壁と一致する形状の受承凹部6に形成し、両袖
    縁5を残してその長さ方向他端を開脚状に形成し、受承
    凹部6の近傍位置で片持支軸3に回動自在に軸支してあ
    り、 前記取付部材8は、前記開脚状に形成した第2挟持部材
    4の袖縁5間に固定軸7を渡し、固定軸7に回動自在に
    連結してある ことを特徴とする前記クランパー。
JP1988109782U 1988-08-22 1988-08-22 支柱取付用クランパー Expired - Lifetime JPH069375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988109782U JPH069375Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 支柱取付用クランパー

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JP1988109782U JPH069375Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 支柱取付用クランパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02126306U JPH02126306U (ja) 1990-10-18
JPH069375Y2 true JPH069375Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31658346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988109782U Expired - Lifetime JPH069375Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22 支柱取付用クランパー

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JP (1) JPH069375Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019583A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Toto Ltd 連結器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019583A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Toto Ltd 連結器具

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Publication number Publication date
JPH02126306U (ja) 1990-10-18

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