JPH0692237A - 問題解決方法及びシステム - Google Patents
問題解決方法及びシステムInfo
- Publication number
- JPH0692237A JPH0692237A JP18246093A JP18246093A JPH0692237A JP H0692237 A JPH0692237 A JP H0692237A JP 18246093 A JP18246093 A JP 18246093A JP 18246093 A JP18246093 A JP 18246093A JP H0692237 A JPH0692237 A JP H0692237A
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- Japan
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成功事例をパタン化してこれを知識ベースに
記憶し、これを利用して探索範囲を狭めユーザからの入
力項目が少なくても高度な自動処理を可能とすることに
ある。 【構成】 全体構成は、中央処理装置、表示装置、記憶
装置などからなり、中央処理装置は、適合するパタン化
事例を取り出す事例取り出し推論エンジン、パタン化事
例を登録する事例展開部、事例やパタン化事例を修正、
登録する修正登録部を含み、事例知識ベースであるパタ
ン化事例ベースと、事例を取り出すための様々なノウハ
ウが記憶されているパタン化事例取り出し知識ベースが
記憶装置に記憶されている。また、取り出されたパタン
化事例や展開されたパタン化事例も上記記憶装置に記憶
される。 【効果】 問題解決解の類似事例を選びだすことが可能
で、少量の修正のみで容易に問題解決解作成が可能であ
る。またファームウェアにより、上記選択が高速化で
き、従って問題解決がより高速に可能となる。
記憶し、これを利用して探索範囲を狭めユーザからの入
力項目が少なくても高度な自動処理を可能とすることに
ある。 【構成】 全体構成は、中央処理装置、表示装置、記憶
装置などからなり、中央処理装置は、適合するパタン化
事例を取り出す事例取り出し推論エンジン、パタン化事
例を登録する事例展開部、事例やパタン化事例を修正、
登録する修正登録部を含み、事例知識ベースであるパタ
ン化事例ベースと、事例を取り出すための様々なノウハ
ウが記憶されているパタン化事例取り出し知識ベースが
記憶装置に記憶されている。また、取り出されたパタン
化事例や展開されたパタン化事例も上記記憶装置に記憶
される。 【効果】 問題解決解の類似事例を選びだすことが可能
で、少量の修正のみで容易に問題解決解作成が可能であ
る。またファームウェアにより、上記選択が高速化で
き、従って問題解決がより高速に可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、要員スケジュール、列
車、バス、航空機などの運行ダイヤ作成に関するもの
で、特に類似ダイヤ取り出し方式に係る。
車、バス、航空機などの運行ダイヤ作成に関するもの
で、特に類似ダイヤ取り出し方式に係る。
【0002】
【従来の技術】特開平4−78953号公報において部
分ダイヤ作成と、部分ダイヤを組み合わせて全体ダイヤ
を作成する方式が述べられている。また第28回鉄道サ
イバネ論文集(1991)より「東海道新幹線ダイヤ作
成システム」において東海道新幹線の部分ダイヤ作成シ
ステムが紹介されている。以上のように複雑なダイヤ作
成問題を問題分割により解決する。つまり、まず部分ダ
イヤを作成しこれを組み合わせて一日のダイヤを作成す
る技術(前者)や自動レベルの低い部分ダイヤ作成技術
(後者)は公知である。
分ダイヤ作成と、部分ダイヤを組み合わせて全体ダイヤ
を作成する方式が述べられている。また第28回鉄道サ
イバネ論文集(1991)より「東海道新幹線ダイヤ作
成システム」において東海道新幹線の部分ダイヤ作成シ
ステムが紹介されている。以上のように複雑なダイヤ作
成問題を問題分割により解決する。つまり、まず部分ダ
イヤを作成しこれを組み合わせて一日のダイヤを作成す
る技術(前者)や自動レベルの低い部分ダイヤ作成技術
(後者)は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイヤ作成は路線・車
両等の物理条件の他に、乗務員や車両検査員等の要員運
用や営業的・政治的要因などの人為条件が絡む複雑な問
題である。この様な複雑な問題の解決法としては、上記
公開公報の様に部分問題に分割する方法も有効である
が、過去の成功事例を活用する方法も有効である。特に
ダイヤ作成の様に多数の部署、条件が絡む場合、路線新
設(白紙ダイヤ作成)などを除いて全面的な大変更は実
用上受け入れられにくい。ところが前例や成功事例を活
用するにしても、現状に適合させるのが困難な場合も多
いし、部分的には適合するが他の部分は他の事例か全く
作成し直す必要もある。この様なニーズを満足させるた
めに、適用・修正の容易な事例やその適用可能部分・適
用可能対象(目的)を迅速に探索可能とすることが本発
明の目的であり、単なる部分問題分割により問題解決を
はかる先願の計画立案方式とは根本的に異なる。
両等の物理条件の他に、乗務員や車両検査員等の要員運
用や営業的・政治的要因などの人為条件が絡む複雑な問
題である。この様な複雑な問題の解決法としては、上記
公開公報の様に部分問題に分割する方法も有効である
が、過去の成功事例を活用する方法も有効である。特に
ダイヤ作成の様に多数の部署、条件が絡む場合、路線新
設(白紙ダイヤ作成)などを除いて全面的な大変更は実
用上受け入れられにくい。ところが前例や成功事例を活
用するにしても、現状に適合させるのが困難な場合も多
いし、部分的には適合するが他の部分は他の事例か全く
作成し直す必要もある。この様なニーズを満足させるた
めに、適用・修正の容易な事例やその適用可能部分・適
用可能対象(目的)を迅速に探索可能とすることが本発
明の目的であり、単なる部分問題分割により問題解決を
はかる先願の計画立案方式とは根本的に異なる。
【0004】先願の計画立案方式(日立)は部分計画あ
るいはそれをパタン化した事例解パタン(事例や解事
例)は持つが、その適用条件や適用のキーや適合目的な
どの事例適用パタン(事例の適用を特徴づける抽象要
素。適用可能な事例の選択に必要。)を持たない。すな
わち、事例解パタン(事例や解事例)と事例適用パタン
を明確な構成要素として大別し構成した情報構造(デー
タブロック)、つまりパタン化事例は持たない。目的や
状況に適合した解や解法の選択(のための推論機構の取
組み)が容易でない。また、目的や目的の分割や達成の
ための戦略に体し適用可能なパタン化事例を指定して、
目的や状況に適合した事例解パタン(事例や解事例)を
選択する方法も述べていないし、容易あるいは必要な精
度でこれらを選択し、目的を達成する方法は述べていな
い。従ってダイヤ作成などの複雑な問題に対しては、自
動レベルを上げようとするとプログラムが極めて複雑に
なったり、処理時間が膨大になったりして、実用解を得
ることが出来なくなる。このため実用解が得られるよう
にシステムの探索範囲を制限するため、入力項目が非常
に多くなり作成に時間と労力がかかる。本発明の目的
は、成功事例やその生成用パタンだけでなく、さらに適
用のための条件やキーをパタン化して付加したデータブ
ロックを知識ベースに記憶し、これを利用して探索範囲
を狭めユーザからの入力項目が少なくても複雑な問題に
対しても高度な自動処理を可能とすることにある。一
方、特開平4−78953号公報では、複雑な問題を部
分問題に分割することにより、高度自動化を図ろうとす
るものであるが、本発明は過去の成功事例を活用して複
雑な問題を解決しようとするものであり、解決方法は全
く異なる。ダイヤ作成においても路線新設などの新ダイ
ヤ(白紙ダイヤ)作成には先願の方式は有効ではある
が、通常のダイヤ改正では過去の好適なダイヤの適用を
容易とする本発明が有効になることが多い。但し、部分
問題分割と組み合わせた場合、本発明は、更に有効と考
える。
るいはそれをパタン化した事例解パタン(事例や解事
例)は持つが、その適用条件や適用のキーや適合目的な
どの事例適用パタン(事例の適用を特徴づける抽象要
素。適用可能な事例の選択に必要。)を持たない。すな
わち、事例解パタン(事例や解事例)と事例適用パタン
を明確な構成要素として大別し構成した情報構造(デー
タブロック)、つまりパタン化事例は持たない。目的や
状況に適合した解や解法の選択(のための推論機構の取
組み)が容易でない。また、目的や目的の分割や達成の
ための戦略に体し適用可能なパタン化事例を指定して、
目的や状況に適合した事例解パタン(事例や解事例)を
選択する方法も述べていないし、容易あるいは必要な精
度でこれらを選択し、目的を達成する方法は述べていな
い。従ってダイヤ作成などの複雑な問題に対しては、自
動レベルを上げようとするとプログラムが極めて複雑に
なったり、処理時間が膨大になったりして、実用解を得
ることが出来なくなる。このため実用解が得られるよう
にシステムの探索範囲を制限するため、入力項目が非常
に多くなり作成に時間と労力がかかる。本発明の目的
は、成功事例やその生成用パタンだけでなく、さらに適
用のための条件やキーをパタン化して付加したデータブ
ロックを知識ベースに記憶し、これを利用して探索範囲
を狭めユーザからの入力項目が少なくても複雑な問題に
対しても高度な自動処理を可能とすることにある。一
方、特開平4−78953号公報では、複雑な問題を部
分問題に分割することにより、高度自動化を図ろうとす
るものであるが、本発明は過去の成功事例を活用して複
雑な問題を解決しようとするものであり、解決方法は全
く異なる。ダイヤ作成においても路線新設などの新ダイ
ヤ(白紙ダイヤ)作成には先願の方式は有効ではある
が、通常のダイヤ改正では過去の好適なダイヤの適用を
容易とする本発明が有効になることが多い。但し、部分
問題分割と組み合わせた場合、本発明は、更に有効と考
える。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記により
達成される。まず、(1)問題あるいは部分問題の解事
例や事例などの事例解パタンの他に、(2)この解事例
や事例の適用条件や適用のキーとなる特徴パタンや適合
する目的(適合目的)などの事例適用パタンとからなる
パタン化事例をパタン化事例ベースとして登録する。次
にパタン化事例ベースから目的や状況に適合したパタン
化事例を探しだすノウハウを知識ベース化して計算機に
蓄積し、これらを用いて様々な目的や状況に応じて適切
なパタン化事例を探しだす機構を設ける。
達成される。まず、(1)問題あるいは部分問題の解事
例や事例などの事例解パタンの他に、(2)この解事例
や事例の適用条件や適用のキーとなる特徴パタンや適合
する目的(適合目的)などの事例適用パタンとからなる
パタン化事例をパタン化事例ベースとして登録する。次
にパタン化事例ベースから目的や状況に適合したパタン
化事例を探しだすノウハウを知識ベース化して計算機に
蓄積し、これらを用いて様々な目的や状況に応じて適切
なパタン化事例を探しだす機構を設ける。
【0006】
【作用】成功事例をパタン化事例としてパタン化事例ベ
ースに登録し、さらに目的や状況に応じてパタン化事例
を適切に取り出すための知識ベースを使って探索範囲を
狭め、これによりユーザからの入力項目が少なくても高
度な自動処理が可能となる。
ースに登録し、さらに目的や状況に応じてパタン化事例
を適切に取り出すための知識ベースを使って探索範囲を
狭め、これによりユーザからの入力項目が少なくても高
度な自動処理が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を列車ダイヤ作成に適用した場
合の一実施例を、図1から図25に示す。
合の一実施例を、図1から図25に示す。
【0008】図1は、本発明の全体構成図である。抽象
的なので理解を容易にするため、ダイヤ作成システムの
具体例で説明したがダイヤ作成に限定されるものではな
い。また、部分ダイヤに分割してダイヤを作成する場合
の例を述べたが、分割数が1の場合を考えると分割しな
いで、つまり部分ダイヤでなく全体の列車ダイヤ作成に
本発明を適用する実施例でもあることは自明である。図
1において、パタン化事例ベース7の具体例である部分
ダイヤ事例知識テーブル7は、図2に示すような駅間走
行時分など列車の走行パタンを記憶する走行知識40、
特急、普通などの列車種別と走行パタン名を記憶する列
車種別知識50、部分ダイヤの表示時間幅(周期)を記
憶する表示時間幅領域知識(パタン周期知識)60、表
示時間幅領域知識名や部分ダイヤ内で走行する列車本数
や列車の詳細データ知識よりなる部分ダイヤ列車情報知
識80、部分ダイヤ列車情報名、及び部分ダイヤを接続
する際の相性の良い部分ダイヤのパタン化事例を示す部
分ダイヤ接続情報知識85(ここまで図2に記載)を記
憶する部分ダイヤ事例解パタン知識(つまり事例解パタ
ン)906と、各列車の到達時分などを記憶する部分ダ
イヤ事例適用パタン知識(つまり事例適用パタン)90
7よりなるパタン化事例知識90の具体例である部分ダ
イヤパタン化事例知識90を要素とするデータベースで
ある。部分ダイヤ事例取り出し知識ベース8は、部分ダ
イヤ事例知識テーブル(つまりパタン化事例ベース)7
の中から部分ダイヤパタン化事例(つまり適用可能なパ
タン化事例)90を検索する戦略及び、その戦略の達成
目標である目的やその下位目的を記したフレームやパタ
ン化事例検索のためのルールよりなる知識ベースで、パ
タン化事例取り出し知識ベース8の具体例である。以上
の知識は記憶装置5に記憶される。これらの知識の詳細
は後述する。
的なので理解を容易にするため、ダイヤ作成システムの
具体例で説明したがダイヤ作成に限定されるものではな
い。また、部分ダイヤに分割してダイヤを作成する場合
の例を述べたが、分割数が1の場合を考えると分割しな
いで、つまり部分ダイヤでなく全体の列車ダイヤ作成に
本発明を適用する実施例でもあることは自明である。図
1において、パタン化事例ベース7の具体例である部分
ダイヤ事例知識テーブル7は、図2に示すような駅間走
行時分など列車の走行パタンを記憶する走行知識40、
特急、普通などの列車種別と走行パタン名を記憶する列
車種別知識50、部分ダイヤの表示時間幅(周期)を記
憶する表示時間幅領域知識(パタン周期知識)60、表
示時間幅領域知識名や部分ダイヤ内で走行する列車本数
や列車の詳細データ知識よりなる部分ダイヤ列車情報知
識80、部分ダイヤ列車情報名、及び部分ダイヤを接続
する際の相性の良い部分ダイヤのパタン化事例を示す部
分ダイヤ接続情報知識85(ここまで図2に記載)を記
憶する部分ダイヤ事例解パタン知識(つまり事例解パタ
ン)906と、各列車の到達時分などを記憶する部分ダ
イヤ事例適用パタン知識(つまり事例適用パタン)90
7よりなるパタン化事例知識90の具体例である部分ダ
イヤパタン化事例知識90を要素とするデータベースで
ある。部分ダイヤ事例取り出し知識ベース8は、部分ダ
イヤ事例知識テーブル(つまりパタン化事例ベース)7
の中から部分ダイヤパタン化事例(つまり適用可能なパ
タン化事例)90を検索する戦略及び、その戦略の達成
目標である目的やその下位目的を記したフレームやパタ
ン化事例検索のためのルールよりなる知識ベースで、パ
タン化事例取り出し知識ベース8の具体例である。以上
の知識は記憶装置5に記憶される。これらの知識の詳細
は後述する。
【0009】これらのパタン化事例ベース7やパタン化
事例取り出し知識ベース8を用いて列車ダイヤ(一般に
目的物(各種のスケジュールや計画、仕様を含む))
は、以下のようにして作成する。まず、図1や図16に
示す部分ダイヤ事例知識テーブル(一般にパタン化事例
ベース)7に記憶されている知識から、中央処理装置1
の事例取り出し推論エンジン1602が、目的や戦略な
どに応じて選択した(部分ダイヤ)パタン化事例90を
選択し、実行部分ダイヤパタンテーブル20に登録する
(つまり適用可能なパタン化事例を取り出す)。次に、
事例展開部1604は登録された部分ダイヤパタン化事
例(取り出されたパタン化事例)20により各時間帯の
部分ダイヤを自動作成(つまり(部分ダイヤ)事例解パ
タン知識907を用いて事例に自動展開あるいは単に部
分ダイヤ事例を取り出し)、この部分ダイヤを接続(つ
まり個々の部分的な事例を結合)する。部分ダイヤ作成
結果、部分ダイヤ接続結果などは(つまり、自動展開さ
れた事例は)随時、表示装置2に表示され、ユーザは、
修正を加える必要があれば、キーボード3、マウス4を
用いて修正要求を行える。この要求に従って中央処理装
置1はダイヤ(つまり事例)の修正を行ない、最終的な
ダイヤ(つまり一般にユーザが満足する事例)が作成さ
れる。この列車ダイヤはダイヤテーブル(展開されたパ
タン化事例)6に記憶される。
事例取り出し知識ベース8を用いて列車ダイヤ(一般に
目的物(各種のスケジュールや計画、仕様を含む))
は、以下のようにして作成する。まず、図1や図16に
示す部分ダイヤ事例知識テーブル(一般にパタン化事例
ベース)7に記憶されている知識から、中央処理装置1
の事例取り出し推論エンジン1602が、目的や戦略な
どに応じて選択した(部分ダイヤ)パタン化事例90を
選択し、実行部分ダイヤパタンテーブル20に登録する
(つまり適用可能なパタン化事例を取り出す)。次に、
事例展開部1604は登録された部分ダイヤパタン化事
例(取り出されたパタン化事例)20により各時間帯の
部分ダイヤを自動作成(つまり(部分ダイヤ)事例解パ
タン知識907を用いて事例に自動展開あるいは単に部
分ダイヤ事例を取り出し)、この部分ダイヤを接続(つ
まり個々の部分的な事例を結合)する。部分ダイヤ作成
結果、部分ダイヤ接続結果などは(つまり、自動展開さ
れた事例は)随時、表示装置2に表示され、ユーザは、
修正を加える必要があれば、キーボード3、マウス4を
用いて修正要求を行える。この要求に従って中央処理装
置1はダイヤ(つまり事例)の修正を行ない、最終的な
ダイヤ(つまり一般にユーザが満足する事例)が作成さ
れる。この列車ダイヤはダイヤテーブル(展開されたパ
タン化事例)6に記憶される。
【0010】以下、ダイヤあるいは部分ダイヤの具体例
で述べるが、上記同様これらの語を(例えば、括弧で囲
んだ”部分ダイヤ”)を除けば一般的な実施例となるの
で、以下は上記に従う。
で述べるが、上記同様これらの語を(例えば、括弧で囲
んだ”部分ダイヤ”)を除けば一般的な実施例となるの
で、以下は上記に従う。
【0011】図16〜図19にも述べるように中央処理
装置1が目的戦略に応じてパタン化事例ベース7、ここ
では、部分ダイヤ事例知識テーブル7から(部分ダイ
ヤ)パタン化事例を選択する場合、(部分ダイヤ)事例
取り出し知識ベース8内の事例取り出し目的戦略知識
(データ)81(図16)を使って、目的に応じた(部
分ダイヤ)パタン化事例90を選択する。(部分ダイ
ヤ)パタン化事例90のうち、(部分ダイヤ)事例解パ
タン906をシステムが展開あるいは単に取り出して部
分ダイヤが作成される。解生成、つまり部分ダイヤ作成
後、ユーザは必要に応じてキーボード3、マウス4を使
って修正作業を行ない、満足な解(この場合、部分ダイ
ヤ)を作成する。中央処理装置1の修正登録部1606
は得られた解つまり事例、ここでは作成された部分ダイ
ヤから(部分ダイヤ)事例適用パタン知識を列車の到達
時分など指定された項目に対して自動的それ以外は対話
的に作成し、これと(部分ダイヤ)事例解パタンを組み
合わせて(部分ダイヤ)パタン化事例を新しく作成し、
新しいパタン化事例としてパタン化事例ベース7つまり
部分ダイヤ事例知識テーブル7に登録する。
装置1が目的戦略に応じてパタン化事例ベース7、ここ
では、部分ダイヤ事例知識テーブル7から(部分ダイ
ヤ)パタン化事例を選択する場合、(部分ダイヤ)事例
取り出し知識ベース8内の事例取り出し目的戦略知識
(データ)81(図16)を使って、目的に応じた(部
分ダイヤ)パタン化事例90を選択する。(部分ダイ
ヤ)パタン化事例90のうち、(部分ダイヤ)事例解パ
タン906をシステムが展開あるいは単に取り出して部
分ダイヤが作成される。解生成、つまり部分ダイヤ作成
後、ユーザは必要に応じてキーボード3、マウス4を使
って修正作業を行ない、満足な解(この場合、部分ダイ
ヤ)を作成する。中央処理装置1の修正登録部1606
は得られた解つまり事例、ここでは作成された部分ダイ
ヤから(部分ダイヤ)事例適用パタン知識を列車の到達
時分など指定された項目に対して自動的それ以外は対話
的に作成し、これと(部分ダイヤ)事例解パタンを組み
合わせて(部分ダイヤ)パタン化事例を新しく作成し、
新しいパタン化事例としてパタン化事例ベース7つまり
部分ダイヤ事例知識テーブル7に登録する。
【0012】図2は、実行部分ダイヤパタンテーブル2
0の内容を示す。時間帯数記憶エリア201には、1日
を分割する時間帯の数(=n)を記憶する。エリア20
2には各時間帯毎に実行する部分ダイヤパタン化事例の
知識を記憶する。部分ダイヤパタン化事例数記憶エリア
203には各時間帯毎に実行する部分ダイヤパタンの数
を記憶する。部分ダイヤパタン化事例名記憶エリア20
4には、部分ダイヤパタン化事例知識の名称を実行パタ
ン数分(=m)記憶する。
0の内容を示す。時間帯数記憶エリア201には、1日
を分割する時間帯の数(=n)を記憶する。エリア20
2には各時間帯毎に実行する部分ダイヤパタン化事例の
知識を記憶する。部分ダイヤパタン化事例数記憶エリア
203には各時間帯毎に実行する部分ダイヤパタンの数
を記憶する。部分ダイヤパタン化事例名記憶エリア20
4には、部分ダイヤパタン化事例知識の名称を実行パタ
ン数分(=m)記憶する。
【0013】図3は(部分ダイヤ)パタン化事例知識9
0の構成図の例を示す。(部分ダイヤ)パタン化事例知
識90は、(部分ダイヤ)事例解パタン知識906と、
部分ダイヤ事例適用パタン知識907の2つより構成さ
れる。同様に(部分ダイヤ)事例解パタン知識906は
具体的には部分ダイヤ列車情報知識80や部分ダイヤ接
続情報知識85などから構成される。部分ダイヤ列車情
報知識80は表示間幅領域(パタン周期知識)知識60
と列車種別知識50よりなる。列車種別知識50は走行
知識40などから構成される。この様に(部分ダイヤ)
事例解パタン知識は、解(ここでは部分ダイヤ)そのも
の、あるいはこれを展開し、必要なら修正を加えると解
(ここでは求める部分ダイヤ)となるパタン化情報であ
る。これに対して(部分ダイヤ)事例適用パタン知識9
07は、これらの入力データも含むが主に事例(本例で
は部分ダイヤ)作成後得られる出力データのうち(パタ
ン化)事例の検索や適用のキーとなる特徴データであ
る。本システムでは、この事例適用のための知識を解や
解のパタンである事例解パタン知識906と区別して、
事例適用パタン907としこれを参照して好適な事例を
効率良く探索する。
0の構成図の例を示す。(部分ダイヤ)パタン化事例知
識90は、(部分ダイヤ)事例解パタン知識906と、
部分ダイヤ事例適用パタン知識907の2つより構成さ
れる。同様に(部分ダイヤ)事例解パタン知識906は
具体的には部分ダイヤ列車情報知識80や部分ダイヤ接
続情報知識85などから構成される。部分ダイヤ列車情
報知識80は表示間幅領域(パタン周期知識)知識60
と列車種別知識50よりなる。列車種別知識50は走行
知識40などから構成される。この様に(部分ダイヤ)
事例解パタン知識は、解(ここでは部分ダイヤ)そのも
の、あるいはこれを展開し、必要なら修正を加えると解
(ここでは求める部分ダイヤ)となるパタン化情報であ
る。これに対して(部分ダイヤ)事例適用パタン知識9
07は、これらの入力データも含むが主に事例(本例で
は部分ダイヤ)作成後得られる出力データのうち(パタ
ン化)事例の検索や適用のキーとなる特徴データであ
る。本システムでは、この事例適用のための知識を解や
解のパタンである事例解パタン知識906と区別して、
事例適用パタン907としこれを参照して好適な事例を
効率良く探索する。
【0014】図4は、部分ダイヤ事例知識テーブル7す
なわちパタン化事例知識7のうち、列車の走行パタンを
記憶する走行知識40の内容を示し、401は走行パタ
ンの数を記憶するエリア、402は走行パタンを記憶す
るエリアであり、走行パタンを走行パタン数分(=R)
記憶する。走行知識は、走行パタン名(403)、各駅
の駅名(404)、各列車種別の駅間走行時分(40
5)、駅での停車時分(406)を示すデータである。
なわちパタン化事例知識7のうち、列車の走行パタンを
記憶する走行知識40の内容を示し、401は走行パタ
ンの数を記憶するエリア、402は走行パタンを記憶す
るエリアであり、走行パタンを走行パタン数分(=R)
記憶する。走行知識は、走行パタン名(403)、各駅
の駅名(404)、各列車種別の駅間走行時分(40
5)、駅での停車時分(406)を示すデータである。
【0015】図5は、部分ダイヤ事例知識テーブル7す
なわちパタン化事例知識7のうち、列車種別と走行パタ
ン名を記憶する列車種別知識50の内容を示し、501
は列車種別数を記憶するエリア、502は列車種別を記
憶するエリアであり、列車種別を列車種別数分(=K)
記憶する。503は列車種別名であり、504はこの列
車種別の走行パタン名で、図4で定義された走行パタン
名(403)である。従って、例えば特急Aは、特急A
走行パタンで走行することを意味する。ここで、列車種
別とは、特急、急行、普通などの列車の種類を言う。
なわちパタン化事例知識7のうち、列車種別と走行パタ
ン名を記憶する列車種別知識50の内容を示し、501
は列車種別数を記憶するエリア、502は列車種別を記
憶するエリアであり、列車種別を列車種別数分(=K)
記憶する。503は列車種別名であり、504はこの列
車種別の走行パタン名で、図4で定義された走行パタン
名(403)である。従って、例えば特急Aは、特急A
走行パタンで走行することを意味する。ここで、列車種
別とは、特急、急行、普通などの列車の種類を言う。
【0016】図6は、部分ダイヤ事例知識テーブル7に
記憶する知識のうち、部分ダイヤの表示時間幅領域と続
行時隔を記憶する表示時間幅領域知識60の内容を示
し、601は表示時間幅領域知識数を記憶するエリア、
602は表示時間幅領域知識を記憶するエリアであり、
表示時間幅領域知識数分記憶する。602は、表示時間
幅領域知識名、表示時間幅領域、続行時隔よりなる。こ
こで、表示時間幅領域とは、図7に示すように特定時間
内のパタンダイヤである部分ダイヤ(703)のパタン
周期(時間)である表示時間幅領域を示す(701)。
ちなみに部分ダイヤでは図7に示すように、ダイヤのス
ジが表示時間幅領域を外れ、右端で切れる場合は残りの
スジは左端より表示され行先駅に到達する。また続行時
隔(702)とは、列車が続けて発車する場合、最低限
守らなければならない運転ヘッドを言う。
記憶する知識のうち、部分ダイヤの表示時間幅領域と続
行時隔を記憶する表示時間幅領域知識60の内容を示
し、601は表示時間幅領域知識数を記憶するエリア、
602は表示時間幅領域知識を記憶するエリアであり、
表示時間幅領域知識数分記憶する。602は、表示時間
幅領域知識名、表示時間幅領域、続行時隔よりなる。こ
こで、表示時間幅領域とは、図7に示すように特定時間
内のパタンダイヤである部分ダイヤ(703)のパタン
周期(時間)である表示時間幅領域を示す(701)。
ちなみに部分ダイヤでは図7に示すように、ダイヤのス
ジが表示時間幅領域を外れ、右端で切れる場合は残りの
スジは左端より表示され行先駅に到達する。また続行時
隔(702)とは、列車が続けて発車する場合、最低限
守らなければならない運転ヘッドを言う。
【0017】図8は、部分ダイヤ事例知識テーブル7に
記憶するパタン化事例知識7のうち、列車情報を記憶す
る部分ダイヤ列車情報知識80の内容を示し、801は
部分ダイヤ列車情報数を記憶するエリア、802は部分
ダイヤ列車情報を記憶するエリアで、列車情報数分(=
P)記憶する。803は部分ダイヤ列車情報名を記憶す
るエリア、804は図6で定義された表示時間幅領域知
識名を記憶するエリア、805は部分ダイヤ内に走行す
る列車本数(=T)を記憶するエリア、806は部分ダ
イヤ内に走行する列車データを記憶するエリアで、列車
の始発時刻、列種名、始発駅、行先駅などよりなる。こ
こで使用する列車種別名は図5で定義されている。始発
時刻については、代わりに始発順序を規定することも可
能である。
記憶するパタン化事例知識7のうち、列車情報を記憶す
る部分ダイヤ列車情報知識80の内容を示し、801は
部分ダイヤ列車情報数を記憶するエリア、802は部分
ダイヤ列車情報を記憶するエリアで、列車情報数分(=
P)記憶する。803は部分ダイヤ列車情報名を記憶す
るエリア、804は図6で定義された表示時間幅領域知
識名を記憶するエリア、805は部分ダイヤ内に走行す
る列車本数(=T)を記憶するエリア、806は部分ダ
イヤ内に走行する列車データを記憶するエリアで、列車
の始発時刻、列種名、始発駅、行先駅などよりなる。こ
こで使用する列車種別名は図5で定義されている。始発
時刻については、代わりに始発順序を規定することも可
能である。
【0018】図9は、部分ダイヤ事例知識テーブル7に
記憶するパタン化事例知識7のうち、部分ダイヤパタン
化事例知識90内の部分ダイヤ事例解パタン知識と部分
ダイヤ事例適用パタン知識の内容を示す。901は登録
している事例の数を記憶するエリア、902は(部分ダ
イヤ)パタン化事例を記憶するエリアで、(部分ダイ
ヤ)パタン化事例を登録数分(=B)記憶する。903
は(部分ダイヤ)パタン化事例のパタン名を記憶する。
904はこのパタン化事例の作成日を記憶し、905は
これまでに類似事例として取り出された回数を記憶す
る。906は(部分ダイヤ)事例解パタン(知識)を記
憶する。907は(部分ダイヤ)事例適用パタン(知
識)を記憶する。906では、図8で定義した部分ダイ
ヤ列車情報の名称、さらに、前接続相手候補、後接続相
手候補には、各々部分ダイヤを前または後の時間帯の部
分ダイヤに接続する場合に、相性のよい部分ダイヤパタ
ン化事例の名称の集合を記憶する。907において、適
合目的は本パタン化事例が適合する目的、つまり本パタ
ン化事例を用いることにより達成容易となると考えられ
る目的を記憶するキューである。列種パタンは、、本パ
タン化事例の適用条件を示す。つまり、本パタン化事例
が生成する部分ダイヤにおける列車種別ごとの列車本数
を示す。トレインアワー以下は全て、作成された部分ダ
イヤより抽出された特徴である。トレインアワーは列車
の総運転時間である。到達時分は始発駅から行先駅まで
に要した時間である。最大待避時間は列車が駅に停車し
た時間の中で最大のものである。最大待避本数は列車が
駅に待避している間に他の列車が通過した回数の中で最
大のものを指す。
記憶するパタン化事例知識7のうち、部分ダイヤパタン
化事例知識90内の部分ダイヤ事例解パタン知識と部分
ダイヤ事例適用パタン知識の内容を示す。901は登録
している事例の数を記憶するエリア、902は(部分ダ
イヤ)パタン化事例を記憶するエリアで、(部分ダイ
ヤ)パタン化事例を登録数分(=B)記憶する。903
は(部分ダイヤ)パタン化事例のパタン名を記憶する。
904はこのパタン化事例の作成日を記憶し、905は
これまでに類似事例として取り出された回数を記憶す
る。906は(部分ダイヤ)事例解パタン(知識)を記
憶する。907は(部分ダイヤ)事例適用パタン(知
識)を記憶する。906では、図8で定義した部分ダイ
ヤ列車情報の名称、さらに、前接続相手候補、後接続相
手候補には、各々部分ダイヤを前または後の時間帯の部
分ダイヤに接続する場合に、相性のよい部分ダイヤパタ
ン化事例の名称の集合を記憶する。907において、適
合目的は本パタン化事例が適合する目的、つまり本パタ
ン化事例を用いることにより達成容易となると考えられ
る目的を記憶するキューである。列種パタンは、、本パ
タン化事例の適用条件を示す。つまり、本パタン化事例
が生成する部分ダイヤにおける列車種別ごとの列車本数
を示す。トレインアワー以下は全て、作成された部分ダ
イヤより抽出された特徴である。トレインアワーは列車
の総運転時間である。到達時分は始発駅から行先駅まで
に要した時間である。最大待避時間は列車が駅に停車し
た時間の中で最大のものである。最大待避本数は列車が
駅に待避している間に他の列車が通過した回数の中で最
大のものを指す。
【0019】図10は、走行知識40、列車種別知識5
0、表示時間幅領域知識60、部分ダイヤ列車情報知識
80の最も簡単な例を示す。
0、表示時間幅領域知識60、部分ダイヤ列車情報知識
80の最も簡単な例を示す。
【0020】図11は、図10の知識(データ)により
作成された部分ダイヤである。1100は表示領域を示
し、1101は時間軸を示し、1103は駅名と駅間距
離軸を示す。1102は作成された列車のスジ(運行軌
跡)を示す。
作成された部分ダイヤである。1100は表示領域を示
し、1101は時間軸を示し、1103は駅名と駅間距
離軸を示す。1102は作成された列車のスジ(運行軌
跡)を示す。
【0021】図12は、一日分のダイヤを作成する全体
フローを示す。本発明により、ブロック1201の配車
パタン決定において、好適な部分ダイヤパタン((部分
ダイヤ)パタン化事例、(部分ダイヤ)事例解パタン)
を取り出し、効率良く部分ダイヤ作成を行なうことが出
来る。
フローを示す。本発明により、ブロック1201の配車
パタン決定において、好適な部分ダイヤパタン((部分
ダイヤ)パタン化事例、(部分ダイヤ)事例解パタン)
を取り出し、効率良く部分ダイヤ作成を行なうことが出
来る。
【0022】図13は、図12におけるブロック120
1配車パタン決定部分の詳細処理フローである。
1配車パタン決定部分の詳細処理フローである。
【0023】図14は、配車パタンを設定している画面
例である。ここで、1400は(部分ダイヤ)パタン化
事例知識90にパタン化事例として登録済みのパタン化
事例の名称の一覧表を示し、パタン名、作成日、これま
での利用回数が表示されている。1401のB100は
別色となっており、選択されていることを示す。マウス
を使い1400の表示画面を1402、1403により
スクロールアップ、ダウンができ、パタン化事例を選択
後削除メニュー1404をピックすることにより不要な
(B100のように選択され別色となっている)パタン
化事例を削除できる。また、パタン化事例が選択・展開
・修正され登録されたら、選択されたパタン化事例の利
用回数905をカウントアップする。利用回数905の
初期値、つまり、パタン化事例が生成された時の値は1
である。パタン化事例の登録数が増え記憶装置の記憶容
量が満杯になるのを防止するため、パタン化事例数90
1が予め設定した値を超えたら、計算機のタイマーの示
す現在日と作成日904の差で利用回数を割った値であ
る仕様頻度の少ないものを別色(1401とも違った
色)で表示し、ユーザに削除するよう警告する。この警
告に従いユーザが不必要なパタン化事例の削除を指示す
ると、システムは削除を指示されたパタン化事例の記憶
されていたエリアをつめると同時に、パタン化事例数9
01を一つ減らす。1410は配車パタンを表示する画
面である。1420は各時間帯の名称表示エリアであ
り、1421から1425は各時間帯の名称例である。
1430は各時間帯の開始時刻表示エリアであり、14
31から1435は各時間帯開始時刻の例である。14
40は各時間帯の終了時刻表示エリアであり、1441
から1445は各時間帯終了時刻の例である。1450
は(部分ダイヤ)パタン化事例の名称表示エリアであ
り、1451から1455は各時間帯の(部分ダイヤ)
パタン化事例の名称を表す。図14は、配車パタンを変
更するため、修正・変更コマンド1461をマウスでピ
ックしたときの画面を表示しており、他の(部分ダイ
ヤ)パタン化事例90の選択がメニュー1471のピッ
クと1451などのパタン化事例名称のピックにより、
事例ベース推論の選択がメニュー1472のピックによ
り行なうことが出来る。
例である。ここで、1400は(部分ダイヤ)パタン化
事例知識90にパタン化事例として登録済みのパタン化
事例の名称の一覧表を示し、パタン名、作成日、これま
での利用回数が表示されている。1401のB100は
別色となっており、選択されていることを示す。マウス
を使い1400の表示画面を1402、1403により
スクロールアップ、ダウンができ、パタン化事例を選択
後削除メニュー1404をピックすることにより不要な
(B100のように選択され別色となっている)パタン
化事例を削除できる。また、パタン化事例が選択・展開
・修正され登録されたら、選択されたパタン化事例の利
用回数905をカウントアップする。利用回数905の
初期値、つまり、パタン化事例が生成された時の値は1
である。パタン化事例の登録数が増え記憶装置の記憶容
量が満杯になるのを防止するため、パタン化事例数90
1が予め設定した値を超えたら、計算機のタイマーの示
す現在日と作成日904の差で利用回数を割った値であ
る仕様頻度の少ないものを別色(1401とも違った
色)で表示し、ユーザに削除するよう警告する。この警
告に従いユーザが不必要なパタン化事例の削除を指示す
ると、システムは削除を指示されたパタン化事例の記憶
されていたエリアをつめると同時に、パタン化事例数9
01を一つ減らす。1410は配車パタンを表示する画
面である。1420は各時間帯の名称表示エリアであ
り、1421から1425は各時間帯の名称例である。
1430は各時間帯の開始時刻表示エリアであり、14
31から1435は各時間帯開始時刻の例である。14
40は各時間帯の終了時刻表示エリアであり、1441
から1445は各時間帯終了時刻の例である。1450
は(部分ダイヤ)パタン化事例の名称表示エリアであ
り、1451から1455は各時間帯の(部分ダイヤ)
パタン化事例の名称を表す。図14は、配車パタンを変
更するため、修正・変更コマンド1461をマウスでピ
ックしたときの画面を表示しており、他の(部分ダイ
ヤ)パタン化事例90の選択がメニュー1471のピッ
クと1451などのパタン化事例名称のピックにより、
事例ベース推論の選択がメニュー1472のピックによ
り行なうことが出来る。
【0024】図15は、好適な(部分ダイヤ)パタン化
事例90を取り出すための事例ベース推論のフローチャ
ートを示している。
事例90を取り出すための事例ベース推論のフローチャ
ートを示している。
【0025】図16は、好適な(部分ダイヤ)パタン化
事例90を取り出すための事例ベース推論における処理
の流れを示す。ユーザ要求(1601)に対して、デー
タ取り出し推論エンジン(1602)が、部分ダイヤ事
例取り出し知識ベース8つまりパタン化事例取り出し知
識ベース8を参照して部分ダイヤ事例知識テーブル7つ
まりパタン化事例ベース7の中から望ましいパタン化事
例(1603)を取り出す(ブロック1502)。取り
出したパタン化事例のうち部分ダイヤ事例解パタンを用
いて自動作成処理部(1604)が部分ダイヤを作成す
る(ブロック1505)。また修正登録部(1606)
において、ユーザによる修正(1605)要求と、修正
された事例(部分ダイヤ)(1607)のパタン化事例
ベース7への登録要求が処理される(ブロック150
4、1507、1509)。処理を高速にするためデー
タ取り出し推論エンジン(1602)をファームウェア
化あるいは従来のデータベース探索専用装置を用いてハ
ードウェア化することも可能である。 図17Aは、目
的に応じた好適なパタン化事例を取り出すための目的自
身と目的を達成するための手段である戦略方法を示した
図で、それぞれの目的、戦略はフレーム(データとプロ
グラムのパッケージ、文献「Marvin Minsky, 'A Framew
ork for Representing Knowledge', in The Psychology
og Computer Vision, edited by Patrick Henry Winst
on, McGraw-Hill Book Company, New York 1975」参
照)で表される。図17B、図17Cは、これらの具体
例であり、図17Bに示してあるフレームは図17Aの
下位目的、高速高密度ダイヤ作成(1702)を表して
いる。図17Cは図17Aの戦略の一つである待避本数
重視戦略(1703)と待避駅指定戦略(1704)の
具体的内容を示す。各フレーム内の候補事例スロットは
この目的の達成に適用可能な(パタン化)事例の候補
(複数可)の記憶域を示す。この記憶域には、システム
立ち上げ時、あるいは(部分ダイヤ)パタン化事例知識
やその適合目的属性の内容を変更・追加したときに、シ
ステムによりこの(部分ダイヤ)パタン化事例知識の名
称が追加される。もちろんユーザが対話的に設定・変更
することもできる。図17B、図17Cのクラスはその
フレームが目的フレームかあるいは戦略フレームの何れ
に属するかを示す。各フレームの名称スロットはそれぞ
れのフレームの名称を示す。候補事例スロットは、目的
達成のための候補となるパタン化事例の名称を示す。戦
略フレームにおける目的スロットは、上位の目的フレー
ムの名称を示す。
事例90を取り出すための事例ベース推論における処理
の流れを示す。ユーザ要求(1601)に対して、デー
タ取り出し推論エンジン(1602)が、部分ダイヤ事
例取り出し知識ベース8つまりパタン化事例取り出し知
識ベース8を参照して部分ダイヤ事例知識テーブル7つ
まりパタン化事例ベース7の中から望ましいパタン化事
例(1603)を取り出す(ブロック1502)。取り
出したパタン化事例のうち部分ダイヤ事例解パタンを用
いて自動作成処理部(1604)が部分ダイヤを作成す
る(ブロック1505)。また修正登録部(1606)
において、ユーザによる修正(1605)要求と、修正
された事例(部分ダイヤ)(1607)のパタン化事例
ベース7への登録要求が処理される(ブロック150
4、1507、1509)。処理を高速にするためデー
タ取り出し推論エンジン(1602)をファームウェア
化あるいは従来のデータベース探索専用装置を用いてハ
ードウェア化することも可能である。 図17Aは、目
的に応じた好適なパタン化事例を取り出すための目的自
身と目的を達成するための手段である戦略方法を示した
図で、それぞれの目的、戦略はフレーム(データとプロ
グラムのパッケージ、文献「Marvin Minsky, 'A Framew
ork for Representing Knowledge', in The Psychology
og Computer Vision, edited by Patrick Henry Winst
on, McGraw-Hill Book Company, New York 1975」参
照)で表される。図17B、図17Cは、これらの具体
例であり、図17Bに示してあるフレームは図17Aの
下位目的、高速高密度ダイヤ作成(1702)を表して
いる。図17Cは図17Aの戦略の一つである待避本数
重視戦略(1703)と待避駅指定戦略(1704)の
具体的内容を示す。各フレーム内の候補事例スロットは
この目的の達成に適用可能な(パタン化)事例の候補
(複数可)の記憶域を示す。この記憶域には、システム
立ち上げ時、あるいは(部分ダイヤ)パタン化事例知識
やその適合目的属性の内容を変更・追加したときに、シ
ステムによりこの(部分ダイヤ)パタン化事例知識の名
称が追加される。もちろんユーザが対話的に設定・変更
することもできる。図17B、図17Cのクラスはその
フレームが目的フレームかあるいは戦略フレームの何れ
に属するかを示す。各フレームの名称スロットはそれぞ
れのフレームの名称を示す。候補事例スロットは、目的
達成のための候補となるパタン化事例の名称を示す。戦
略フレームにおける目的スロットは、上位の目的フレー
ムの名称を示す。
【0026】図18はブロック1501の詳細フローを
示す。その内容は図に示す通りである。
示す。その内容は図に示す通りである。
【0027】図19は、図16の中で事例ベース推論に
よる事例取り出しを具体的な例を用いて図解した図であ
る。
よる事例取り出しを具体的な例を用いて図解した図であ
る。
【0028】図20は、図14において、事例ベース推
論1472を選択した場合表示される画面の例である。
この画面より目的達成のための戦略をユーザが決定し、
また必要があれば表示データを変更し、この入力結果に
従ってシステムが好適なパタン化事例を取り出す。
論1472を選択した場合表示される画面の例である。
この画面より目的達成のための戦略をユーザが決定し、
また必要があれば表示データを変更し、この入力結果に
従ってシステムが好適なパタン化事例を取り出す。
【0029】図21は、取り出された(部分ダイヤ)パ
タン化事例90の詳細データを表示した画面の例を示
す。
タン化事例90の詳細データを表示した画面の例を示
す。
【0030】図22は、図21のパタン化事例知識90
を用いて自動生成された部分ダイヤを表示した画面で、
この画面上でダイヤの修正が可能である。
を用いて自動生成された部分ダイヤを表示した画面で、
この画面上でダイヤの修正が可能である。
【0031】図23は、部分ダイヤ作成、登録後表示さ
れるパタン化事例90の詳細表示画面である。
れるパタン化事例90の詳細表示画面である。
【0032】図24は、好適なパタン化事例作成後の配
車パタン表示画面の例である。
車パタン表示画面の例である。
【0033】図25は、図24の配車パタンに従って、
それぞれの部分ダイヤを指定時間内分表示し、一日分の
ダイヤを表示した図である。2510は表示画面、25
11は時間軸を、2512は駅名と距離軸を示してい
る。
それぞれの部分ダイヤを指定時間内分表示し、一日分の
ダイヤを表示した図である。2510は表示画面、25
11は時間軸を、2512は駅名と距離軸を示してい
る。
【0034】以下、本発明による列車ダイヤ作成手順
を、図12、図13、図15、図18のフローチャート
に沿って図12から図25を用いて説明する。
を、図12、図13、図15、図18のフローチャート
に沿って図12から図25を用いて説明する。
【0035】初めに、図12のフローチャートに沿い、
ダイヤ作成の概略を説明する。ブロック1201で、各
時間帯の配車パタン(各時間帯の部分ダイヤ作成時に使
用する部分ダイヤパタン化事例を言う。このパタン化事
例の名称は実行部分ダイヤパタンテーブル20に登録さ
れる。)を決定する。配車パタン決定方法の詳細は、図
13のフローチャートで述べる。次に、ブロック120
2で、ブロック1201で設定した各時間帯の配車パタ
ンから各時間帯の部分ダイヤを作成する。ブロック12
02を全時間帯繰り返した後(1203)、ブロック1
204で、部分ダイヤを接続し一日分のダイヤを作成す
る。作成結果が満足するものであれば(1205)、こ
れを一日分のダイヤとして登録し(1206)、満足す
るものでなければ、配車パタン決定から再度試行を繰り
返す。
ダイヤ作成の概略を説明する。ブロック1201で、各
時間帯の配車パタン(各時間帯の部分ダイヤ作成時に使
用する部分ダイヤパタン化事例を言う。このパタン化事
例の名称は実行部分ダイヤパタンテーブル20に登録さ
れる。)を決定する。配車パタン決定方法の詳細は、図
13のフローチャートで述べる。次に、ブロック120
2で、ブロック1201で設定した各時間帯の配車パタ
ンから各時間帯の部分ダイヤを作成する。ブロック12
02を全時間帯繰り返した後(1203)、ブロック1
204で、部分ダイヤを接続し一日分のダイヤを作成す
る。作成結果が満足するものであれば(1205)、こ
れを一日分のダイヤとして登録し(1206)、満足す
るものでなければ、配車パタン決定から再度試行を繰り
返す。
【0036】次に、図13のフローチャートに沿って、
配車パタン決定(1201)の手順を述べる。まず、ブ
ロック1301で配車パタンのデフォルト値を表示す
る。デフォルト値としては、前回設定値、あるいは、あ
らかじめシステムで用意した値などが考えられる。この
デフォルト値を表示した画面例が図14の1410であ
る。変更を要する場合(1302)、図14において、
「修正、変更」1461メニューをピックする。「部分
ダイヤ作成」1462あるいは、「終了」1463メニ
ューを選択した場合は変更不要である。変更要の場合、
パタン化事例の変更を行い(ブロック1303、130
4)、変更されたパタン化事例の名称が、実行部分ダイ
ヤパタンテーブル20に登録(1305)される。
配車パタン決定(1201)の手順を述べる。まず、ブ
ロック1301で配車パタンのデフォルト値を表示す
る。デフォルト値としては、前回設定値、あるいは、あ
らかじめシステムで用意した値などが考えられる。この
デフォルト値を表示した画面例が図14の1410であ
る。変更を要する場合(1302)、図14において、
「修正、変更」1461メニューをピックする。「部分
ダイヤ作成」1462あるいは、「終了」1463メニ
ューを選択した場合は変更不要である。変更要の場合、
パタン化事例の変更を行い(ブロック1303、130
4)、変更されたパタン化事例の名称が、実行部分ダイ
ヤパタンテーブル20に登録(1305)される。
【0037】変更設定は、例えば図14において、朝ラ
ッシュの配車パタンの変更を行ないたい場合、マウス4
で「修正、変更」メニュー1461をピックした後、朝
ラッシュの部分ダイヤ実行パタンを表示しているエリア
1452をピックする。すると、このエリア1452は
別色となり、1400の登録部分ダイヤ一覧表(事例と
して部分ダイヤパタン化事例知識90に登録されている
パタン化事例の一覧表)のうち、B100(1401)
が別色となる。さらに、変更選択肢1470が表示さ
れ、2つの選択肢のうち、一つをマウス4で選択する。
部分ダイヤパタン取り出し(1471)をピックした場
合、これが別色となり、一覧表1400内の中から、望
ましい部分ダイヤパタン名をピックする。するとこのピ
ックされたパタン名が別色となり、さらに1452にそ
の選択したパタン名が表示され、配車パタンに選択され
たことを示す。
ッシュの配車パタンの変更を行ないたい場合、マウス4
で「修正、変更」メニュー1461をピックした後、朝
ラッシュの部分ダイヤ実行パタンを表示しているエリア
1452をピックする。すると、このエリア1452は
別色となり、1400の登録部分ダイヤ一覧表(事例と
して部分ダイヤパタン化事例知識90に登録されている
パタン化事例の一覧表)のうち、B100(1401)
が別色となる。さらに、変更選択肢1470が表示さ
れ、2つの選択肢のうち、一つをマウス4で選択する。
部分ダイヤパタン取り出し(1471)をピックした場
合、これが別色となり、一覧表1400内の中から、望
ましい部分ダイヤパタン名をピックする。するとこのピ
ックされたパタン名が別色となり、さらに1452にそ
の選択したパタン名が表示され、配車パタンに選択され
たことを示す。
【0038】続いて、事例ベース推論1472をピック
した場合の例について、図15から図23を使って説明
する。図15は、事例ベース推論方法のフローチャート
を示し、図16は処理の流れを示す。図15のブロック
1501において、事例ベース推論により部分ダイヤパ
タン知識テーブルから好適な部分ダイヤパタン化事例を
取り出す。以下、好適部分ダイヤパタン化事例取り出し
方法について述べる。
した場合の例について、図15から図23を使って説明
する。図15は、事例ベース推論方法のフローチャート
を示し、図16は処理の流れを示す。図15のブロック
1501において、事例ベース推論により部分ダイヤパ
タン知識テーブルから好適な部分ダイヤパタン化事例を
取り出す。以下、好適部分ダイヤパタン化事例取り出し
方法について述べる。
【0039】図16では、事例取り出し推論エンジン
(1602)がユーザの入力(1601)に従い、目的
に応じた好適なパタン化事例(1603)を取り出す。
図17の目的と目的を達成するための戦略を表した図
は、事例取り出しの目的と目的達成のための戦略方法を
フレームで知識表現したものである。好適パタン化事例
取り出しは、この目的と戦略に従って行なわれる。図1
7Aに表した例として、高速高密度パタン活用戦略(1
701)の目的の一つとして高速高密度ダイヤ作成(1
702)がある。この目的を達成するために、待避本数
重視戦略(1703)、待避駅指定戦略(1704)が
ある。待避本数重視戦略は、部分ダイヤ内の最大待避本
数が指定入力本数以下である事例を取り出すための戦略
である。待避駅指定戦略は、例えば指定駅で急行が特急
に追い越されるための戦略である。図17Bは高速高密
度ダイヤ作成目的をフレームで知識表現した例である。
図17Cは戦略フレームの例で、下位戦略の待避本数重
視戦略と待避駅指定戦略を示す。この図17の目的、戦
略による好適事例取り出しのためのフローを図18に、
また具体例を使った処理の流れを図19に示す。まずユ
ーザは、利用目的に合ったパタン化事例を取り出すため
に、目的達成のための戦略を選択する(ブロック180
1)。すると、事例取り出し推論エンジンは戦略フレー
ムの候補事例スロットに登録されている候補事例の事例
適用パタンや関連情報を画面に表示する(1802)。
これに対してユーザは代替案の要求や表示データの修正
を行なうことが出来る(1802)。また、必要に応じ
て戦略の変更(1803)も可能である。ユーザが、画
面表示された事例適用パタンや関連情報を承認すると、
事例取り出し推論エンジンが知識のマッチング操作を行
ない、好適事例を取り出す(1804)。図19で、こ
のフローを具体例を使って説明する。ユーザは高速高密
度ダイヤ作成(目的)のための待避本数重視戦略を選択
したとする。事例適用パタンとして最大待避本数3本を
修正入力する(1601)。事例取り出し推論エンジン
は、目的戦略図(図17A)の待避本数重視戦略(17
03)を採択し、フレームに記述された知識をもとにユ
ーザ入力値と部分ダイヤ事例取り出し知識ベース内のル
ールと部分ダイヤ事例知識テーブル内の登録事例とのマ
ッチングを行ない好適な事例を取り出す。ここでは、高
速高密度ダイヤであるから、ルール1より特急の到達時
分は2時間以下である。また、ユーザ入力値より最大待
避本数は3本以下でなければならない。事例取り出し推
論エンジン(1602)はこれらの条件を満足する候補
事例としてパタン1とパタン2を選びだす。2つの候補
事例のうち、ルール2より、部分ダイヤパタン化事例と
してパタン1が選択される。以上でブロック1501が
終了した。
(1602)がユーザの入力(1601)に従い、目的
に応じた好適なパタン化事例(1603)を取り出す。
図17の目的と目的を達成するための戦略を表した図
は、事例取り出しの目的と目的達成のための戦略方法を
フレームで知識表現したものである。好適パタン化事例
取り出しは、この目的と戦略に従って行なわれる。図1
7Aに表した例として、高速高密度パタン活用戦略(1
701)の目的の一つとして高速高密度ダイヤ作成(1
702)がある。この目的を達成するために、待避本数
重視戦略(1703)、待避駅指定戦略(1704)が
ある。待避本数重視戦略は、部分ダイヤ内の最大待避本
数が指定入力本数以下である事例を取り出すための戦略
である。待避駅指定戦略は、例えば指定駅で急行が特急
に追い越されるための戦略である。図17Bは高速高密
度ダイヤ作成目的をフレームで知識表現した例である。
図17Cは戦略フレームの例で、下位戦略の待避本数重
視戦略と待避駅指定戦略を示す。この図17の目的、戦
略による好適事例取り出しのためのフローを図18に、
また具体例を使った処理の流れを図19に示す。まずユ
ーザは、利用目的に合ったパタン化事例を取り出すため
に、目的達成のための戦略を選択する(ブロック180
1)。すると、事例取り出し推論エンジンは戦略フレー
ムの候補事例スロットに登録されている候補事例の事例
適用パタンや関連情報を画面に表示する(1802)。
これに対してユーザは代替案の要求や表示データの修正
を行なうことが出来る(1802)。また、必要に応じ
て戦略の変更(1803)も可能である。ユーザが、画
面表示された事例適用パタンや関連情報を承認すると、
事例取り出し推論エンジンが知識のマッチング操作を行
ない、好適事例を取り出す(1804)。図19で、こ
のフローを具体例を使って説明する。ユーザは高速高密
度ダイヤ作成(目的)のための待避本数重視戦略を選択
したとする。事例適用パタンとして最大待避本数3本を
修正入力する(1601)。事例取り出し推論エンジン
は、目的戦略図(図17A)の待避本数重視戦略(17
03)を採択し、フレームに記述された知識をもとにユ
ーザ入力値と部分ダイヤ事例取り出し知識ベース内のル
ールと部分ダイヤ事例知識テーブル内の登録事例とのマ
ッチングを行ない好適な事例を取り出す。ここでは、高
速高密度ダイヤであるから、ルール1より特急の到達時
分は2時間以下である。また、ユーザ入力値より最大待
避本数は3本以下でなければならない。事例取り出し推
論エンジン(1602)はこれらの条件を満足する候補
事例としてパタン1とパタン2を選びだす。2つの候補
事例のうち、ルール2より、部分ダイヤパタン化事例と
してパタン1が選択される。以上でブロック1501が
終了した。
【0040】部分ダイヤパタン化事例(ブロック180
4、並びにブロック1501)取り出し終了後、ユーザ
がこれを採択するか判断し(1502)、採択しない場
合、1501の操作を繰返し、再度推論を行なう。採択
されたパタン化事例を修正する場合(1503)、部分
ダイヤ事例解パタンの修正が可能で、修正を行なうこと
が出来る(1504)。
4、並びにブロック1501)取り出し終了後、ユーザ
がこれを採択するか判断し(1502)、採択しない場
合、1501の操作を繰返し、再度推論を行なう。採択
されたパタン化事例を修正する場合(1503)、部分
ダイヤ事例解パタンの修正が可能で、修正を行なうこと
が出来る(1504)。
【0041】次に、ブロック1501からブロック15
04までのフローに従ったオペレーション方法の例につ
いて述べる。まず、図14において、事例ベース推論1
472をピックすると、図20の事例取り出し入力画面
が表示される。システムは与えられた目的(高密度ダイ
ヤ作成(2010))達成に適用可能な戦略を図17A
の目的戦略図をたどって取り出し表示する(202
0)。戦略が複数ある場合、システムが選択した戦略
(例えば優先順位の高い戦略)を別色で表示するが、ユ
ーザがマウス4により望ましい戦略を指定しても良い。
この時、ユーザは目的2010をピックしても良く、こ
の場合、図17Bの目的フレームの候補事例キュー先頭
に記憶された事例が2030に表示される。代替案20
31をピックすると候補事例キュー内の次の事例が20
30に表示される。図20に表示した戦略は図17に示
した2つの下位戦略を示している。事例取り出し推論エ
ンジン(1602)は、選択された戦略の候補事例スロ
ットの値として指定されたパタン化事例を好適な事例パ
タンとして選択し、ユーザ用データ入力画面2030
に、このパタン化事例の選択用データ(事例適用パタン
や関連情報)を表示する。これをユーザが承認つまり終
了(2032)をピックすると、上記のパタン化事例が
選択される。ユーザが承認せず、代替案(2031)を
ピックすれば戦略の上記スロット(キュー)の次の要素
が選択され、選択用データが2030に表示される。ユ
ーザが2030の表示データを修正した場合、これを満
足するパタン化事例を事例取り出し推論エンジン(16
02)が推論し取り出す(図19の例もこの場合にあた
る)。この例を図20で用いたユーザ入力例に従って説
明する。まず、2021の待避本数重視戦略を選択する
(別色となる)。すると、ユーザ用データ入力画面20
30が表示される。高密度ダイヤとして3−7−3パタ
ン(特急3本、急行7本、普通3本)のダイヤがデフォ
ルト値として示された。最大待避本数は3本と入力した
(修正入力)。入力終了(2032)をマウスにてピッ
クすることによりデータ取り出し推論エンジンが推論を
開始する。推論手順は既に述べた(図19)ので説明は
省略する。推論後の詳細結果例を図21の2110エリ
アに示す。表示内容は部分ダイヤパタン化事例のデータ
内容で、2111は部分ダイヤパタン化事例名、211
2から2114は部分ダイヤ事例解パタン知識、211
5は部分ダイヤ事例適用パタン知識である。詳細データ
は2112から2115の項目をピックする事により確
認できる。部分ダイヤ列車情報知識を確認する場合は、
2112をピックする。すると2120の列車情報デー
タが表示され更に2121をピックすると列車1データ
2130が表示される。またこの際、データの修正が可
能で、部分ダイヤパタン修正(2116)をピックする
ことにより必要データの修正が可能である。また、部分
ダイヤ事例適用パタン知識2115をピックすることに
より、推論により取り出したパタン化事例により作成さ
れた部分ダイヤの事例適用パタン(2140)が表示さ
れる。このデータは出力データなので修正不可である。
この推論により取り出されたデータが望ましくなく採択
しない場合は、再試行(2117)をピックする事によ
り、第20画面に戻り、推論を再度繰り返すことが出来
る。
04までのフローに従ったオペレーション方法の例につ
いて述べる。まず、図14において、事例ベース推論1
472をピックすると、図20の事例取り出し入力画面
が表示される。システムは与えられた目的(高密度ダイ
ヤ作成(2010))達成に適用可能な戦略を図17A
の目的戦略図をたどって取り出し表示する(202
0)。戦略が複数ある場合、システムが選択した戦略
(例えば優先順位の高い戦略)を別色で表示するが、ユ
ーザがマウス4により望ましい戦略を指定しても良い。
この時、ユーザは目的2010をピックしても良く、こ
の場合、図17Bの目的フレームの候補事例キュー先頭
に記憶された事例が2030に表示される。代替案20
31をピックすると候補事例キュー内の次の事例が20
30に表示される。図20に表示した戦略は図17に示
した2つの下位戦略を示している。事例取り出し推論エ
ンジン(1602)は、選択された戦略の候補事例スロ
ットの値として指定されたパタン化事例を好適な事例パ
タンとして選択し、ユーザ用データ入力画面2030
に、このパタン化事例の選択用データ(事例適用パタン
や関連情報)を表示する。これをユーザが承認つまり終
了(2032)をピックすると、上記のパタン化事例が
選択される。ユーザが承認せず、代替案(2031)を
ピックすれば戦略の上記スロット(キュー)の次の要素
が選択され、選択用データが2030に表示される。ユ
ーザが2030の表示データを修正した場合、これを満
足するパタン化事例を事例取り出し推論エンジン(16
02)が推論し取り出す(図19の例もこの場合にあた
る)。この例を図20で用いたユーザ入力例に従って説
明する。まず、2021の待避本数重視戦略を選択する
(別色となる)。すると、ユーザ用データ入力画面20
30が表示される。高密度ダイヤとして3−7−3パタ
ン(特急3本、急行7本、普通3本)のダイヤがデフォ
ルト値として示された。最大待避本数は3本と入力した
(修正入力)。入力終了(2032)をマウスにてピッ
クすることによりデータ取り出し推論エンジンが推論を
開始する。推論手順は既に述べた(図19)ので説明は
省略する。推論後の詳細結果例を図21の2110エリ
アに示す。表示内容は部分ダイヤパタン化事例のデータ
内容で、2111は部分ダイヤパタン化事例名、211
2から2114は部分ダイヤ事例解パタン知識、211
5は部分ダイヤ事例適用パタン知識である。詳細データ
は2112から2115の項目をピックする事により確
認できる。部分ダイヤ列車情報知識を確認する場合は、
2112をピックする。すると2120の列車情報デー
タが表示され更に2121をピックすると列車1データ
2130が表示される。またこの際、データの修正が可
能で、部分ダイヤパタン修正(2116)をピックする
ことにより必要データの修正が可能である。また、部分
ダイヤ事例適用パタン知識2115をピックすることに
より、推論により取り出したパタン化事例により作成さ
れた部分ダイヤの事例適用パタン(2140)が表示さ
れる。このデータは出力データなので修正不可である。
この推論により取り出されたデータが望ましくなく採択
しない場合は、再試行(2117)をピックする事によ
り、第20画面に戻り、推論を再度繰り返すことが出来
る。
【0042】再び、図15のフローに戻り説明を行な
う。好適なパタン化事例取り出し後、取り出した部分ダ
イヤパタン化事例のうちの部分ダイヤ事例解パタンを入
力データとして、自動作成処理部(1604)が部分ダ
イヤの自動作成を行なう(1505)。すなわち、部分
ダイヤ事例解パタン知識の始発時刻パタン、始発駅、行
先駅、走行パタン知識より各列車スジの全停車駅の発着
時刻を計算し、スジ情報テーブルに設定すると共に、他
スジとの衝突や続行時隔不足があればこれらを満足する
ように自動的に発着時分を遅らせてこれを調整し部分ダ
イヤを作成する。更に部分ダイヤの修正の必要があれば
(1506)修正処理を行なう(1507)。そして、
ブロック1508において、この部分ダイヤを事例とし
て登録する場合、図9の部分ダイヤ事例解パタン906
をシステムが作成、もしくはユーザが入力し、部分ダイ
ヤ情報テーブルから部分ダイヤ事例適用パタン907の
各属性の値を求めることにより部分ダイヤパタン化事例
を作成してこれを部分ダイヤパタン化事例知識90に登
録する(1509)。この登録においては図9の部分ダ
イヤパタン化事例数(901)をカウントアップし、部
分ダイヤパタン化事例知識90の項目を持つ事例の数に
対応する位置に求めた部分ダイヤパタン化事例の各デー
タを記入する。各パタン化事例や事例解パタンなどの開
始、終了アドレスはパタン化事例の管理データとして保
存する必要があるがこれらは当然であるので本実施例で
は省略する。
う。好適なパタン化事例取り出し後、取り出した部分ダ
イヤパタン化事例のうちの部分ダイヤ事例解パタンを入
力データとして、自動作成処理部(1604)が部分ダ
イヤの自動作成を行なう(1505)。すなわち、部分
ダイヤ事例解パタン知識の始発時刻パタン、始発駅、行
先駅、走行パタン知識より各列車スジの全停車駅の発着
時刻を計算し、スジ情報テーブルに設定すると共に、他
スジとの衝突や続行時隔不足があればこれらを満足する
ように自動的に発着時分を遅らせてこれを調整し部分ダ
イヤを作成する。更に部分ダイヤの修正の必要があれば
(1506)修正処理を行なう(1507)。そして、
ブロック1508において、この部分ダイヤを事例とし
て登録する場合、図9の部分ダイヤ事例解パタン906
をシステムが作成、もしくはユーザが入力し、部分ダイ
ヤ情報テーブルから部分ダイヤ事例適用パタン907の
各属性の値を求めることにより部分ダイヤパタン化事例
を作成してこれを部分ダイヤパタン化事例知識90に登
録する(1509)。この登録においては図9の部分ダ
イヤパタン化事例数(901)をカウントアップし、部
分ダイヤパタン化事例知識90の項目を持つ事例の数に
対応する位置に求めた部分ダイヤパタン化事例の各デー
タを記入する。各パタン化事例や事例解パタンなどの開
始、終了アドレスはパタン化事例の管理データとして保
存する必要があるがこれらは当然であるので本実施例で
は省略する。
【0043】以上、図15のブロック1505からブロ
ック1509までのフローに従ったオペレーション方法
を図21、図22を使って説明する。図21において、
部分ダイヤ事例解パタン知識表示並びに修正後、部分ダ
イヤ作成(2151)をピックすると、部分ダイヤ事例
解パタンに基づいて、自動作成処理部(1604)が部
分ダイヤを自動作成する。すなわち、事例解パタンを事
例に展開する(1505)。作成された部分ダイヤは表
示装置2に表示され、その例を図22に示す。作成結果
が満足いくものであるが少量の修正を要する場合、修正
2202をピックし修正作業を行なう(1507)。
ック1509までのフローに従ったオペレーション方法
を図21、図22を使って説明する。図21において、
部分ダイヤ事例解パタン知識表示並びに修正後、部分ダ
イヤ作成(2151)をピックすると、部分ダイヤ事例
解パタンに基づいて、自動作成処理部(1604)が部
分ダイヤを自動作成する。すなわち、事例解パタンを事
例に展開する(1505)。作成された部分ダイヤは表
示装置2に表示され、その例を図22に示す。作成結果
が満足いくものであるが少量の修正を要する場合、修正
2202をピックし修正作業を行なう(1507)。
【0044】続いて、配車パタン登録2201をピック
したとき、図21において推論により取り出した事例解
パタンの内容を変更したり、図22において部分ダイヤ
を修正した場合、新規の事例となるので2210画面が
表示され、新しいパタン名(図22ではD100(22
11))を入力する。終了(2212)をピックする
と、表示画面は図23となり、2310にパタン化事例
知識が表示される。2311には新しいパタン名D10
0が表示されている。この名称はユーザが入力してシス
テムが唯一性をチェックし、ユーザが修正することも可
能である。新しい部分ダイヤの部分ダイヤ列車情報と同
じものが部分ダイヤ列車情報知識80に登録されている
場合、その名称が2312に表示される。新しいパタン
ダイヤ(部分ダイヤ)の部分ダイヤ列車情報が部分ダイ
ヤ列車情報知識80に登録されていない場合、つまり、
1504や1507の修正が部分ダイヤ列車情報を変更
してしまった場合、新規の部分ダイヤ列車情報の入力が
必要になる。2312は別色あるいは異なる絵柄(e
x.網模様)の背景となり、ユーザは新規の部分ダイヤ
列車情報名803(部分ダイヤを構成する全列車と列車
間の関係を表す情報)を入力する。これにより、新規の
部分ダイヤ列車情報が部分ダイヤ列車情報知識80に登
録される。この名称は、1502で採択した部分ダイヤ
パタン化事例や部分ダイヤ列車情報の内容を別ウィンド
ウに表示し、そこから入力することも可能である。前接
続候補、後接続候補はユーザが入力を行なう。現在接続
されているものなどをシステムが提案しユーザが追加・
修正することも可能である。以上の操作により部分ダイ
ヤ事例解パタン906が作成される。部分ダイヤ事例適
用パタン907の各属性は展開されたパタン化事例6
(部分ダイヤテーブル)の図15の1507などにおけ
る修正結果(修正がある場合)から、各属性値を計算し
て求める。これは2315をピックすることにより23
20に表示され確認される。この様にして、パタン化事
例を作成し登録できる(1509)。推論が終了し配車
パタン画面に戻る(図24)。朝の配車パタン(ブロッ
ク1452)に新しいパタンであるD100が選択され
たことを図24は示している。また登録パタン一覧表に
は、D001が別色となっている(1405)。
したとき、図21において推論により取り出した事例解
パタンの内容を変更したり、図22において部分ダイヤ
を修正した場合、新規の事例となるので2210画面が
表示され、新しいパタン名(図22ではD100(22
11))を入力する。終了(2212)をピックする
と、表示画面は図23となり、2310にパタン化事例
知識が表示される。2311には新しいパタン名D10
0が表示されている。この名称はユーザが入力してシス
テムが唯一性をチェックし、ユーザが修正することも可
能である。新しい部分ダイヤの部分ダイヤ列車情報と同
じものが部分ダイヤ列車情報知識80に登録されている
場合、その名称が2312に表示される。新しいパタン
ダイヤ(部分ダイヤ)の部分ダイヤ列車情報が部分ダイ
ヤ列車情報知識80に登録されていない場合、つまり、
1504や1507の修正が部分ダイヤ列車情報を変更
してしまった場合、新規の部分ダイヤ列車情報の入力が
必要になる。2312は別色あるいは異なる絵柄(e
x.網模様)の背景となり、ユーザは新規の部分ダイヤ
列車情報名803(部分ダイヤを構成する全列車と列車
間の関係を表す情報)を入力する。これにより、新規の
部分ダイヤ列車情報が部分ダイヤ列車情報知識80に登
録される。この名称は、1502で採択した部分ダイヤ
パタン化事例や部分ダイヤ列車情報の内容を別ウィンド
ウに表示し、そこから入力することも可能である。前接
続候補、後接続候補はユーザが入力を行なう。現在接続
されているものなどをシステムが提案しユーザが追加・
修正することも可能である。以上の操作により部分ダイ
ヤ事例解パタン906が作成される。部分ダイヤ事例適
用パタン907の各属性は展開されたパタン化事例6
(部分ダイヤテーブル)の図15の1507などにおけ
る修正結果(修正がある場合)から、各属性値を計算し
て求める。これは2315をピックすることにより23
20に表示され確認される。この様にして、パタン化事
例を作成し登録できる(1509)。推論が終了し配車
パタン画面に戻る(図24)。朝の配車パタン(ブロッ
ク1452)に新しいパタンであるD100が選択され
たことを図24は示している。また登録パタン一覧表に
は、D001が別色となっている(1405)。
【0045】これに対して、図21で推論により得られ
たパタン化事例B159を修正せずに利用する場合は、
図22の配車パタン登録ピック後、図24へ画面は移
り、1452にB159が表示される。
たパタン化事例B159を修正せずに利用する場合は、
図22の配車パタン登録ピック後、図24へ画面は移
り、1452にB159が表示される。
【0046】この様にして配車パタンが決定し(120
1)、該当時間帯の部分ダイヤ作成へと進む。これは、
図24もしくは図14において部分ダイヤ作成1462
をピックするにより作成される。但し、この場合は、図
22と違い一日のダイヤグラム上に表示される。この操
作を各時間帯毎に行ない、一日分のダイヤが作成され
る。この一日分のダイヤが図25の2510に示されて
いる。以上の作業により、一日分のダイヤ作成が終了す
る。
1)、該当時間帯の部分ダイヤ作成へと進む。これは、
図24もしくは図14において部分ダイヤ作成1462
をピックするにより作成される。但し、この場合は、図
22と違い一日のダイヤグラム上に表示される。この操
作を各時間帯毎に行ない、一日分のダイヤが作成され
る。この一日分のダイヤが図25の2510に示されて
いる。以上の作業により、一日分のダイヤ作成が終了す
る。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)部分ダイヤをパタン知識に基づいて迅速に作成可
能。 (2)必要とする好適なパタン化事例を事例適用パタン
や目的戦略知識により高率良く選びだすことが出来、少
量の修正のみで容易に部分解やそれらを統合調整した総
合解の作成、つまり部分ダイヤや全体ダイヤの作成が可
能である。 (3)目的に応じたパタン選択が可能となる。また戦略
によりユーザの様々な要求に対して柔軟に対応した(部
分)パタン選択が可能である。 (4)新規作成した事例(部分ダイヤ)もパタン化事例
として圧縮し効率良く記憶可能なので、多数の様々な事
例を容易に登録することが可能である。
能。 (2)必要とする好適なパタン化事例を事例適用パタン
や目的戦略知識により高率良く選びだすことが出来、少
量の修正のみで容易に部分解やそれらを統合調整した総
合解の作成、つまり部分ダイヤや全体ダイヤの作成が可
能である。 (3)目的に応じたパタン選択が可能となる。また戦略
によりユーザの様々な要求に対して柔軟に対応した(部
分)パタン選択が可能である。 (4)新規作成した事例(部分ダイヤ)もパタン化事例
として圧縮し効率良く記憶可能なので、多数の様々な事
例を容易に登録することが可能である。
【0048】という効果がある。
【図1】本発明による列車ダイヤ作成システムの全体構
成。
成。
【図2】本発明による実行部分ダイヤパタンテーブルの
内容例。
内容例。
【図3】本発明による部分ダイヤパタン化事例の構成図
の例。
の例。
【図4】走行パタン知識の内容例。
【図5】列車種別知識の内容例。
【図6】部分ダイヤの表示時間幅領域知識の内容例。
【図7】部分ダイヤの例。
【図8】部分ダイヤ列車情報知識の内容例。
【図9】部分ダイヤパタン化事例の内容例。
【図10】部分ダイヤ列車情報知識の具体例。
【図11】図10のデータに基づいて作成された部分ダ
イヤの例。
イヤの例。
【図12】ダイヤ作成の概略手順を示すフロー。
【図13】配車パタン決定手順を示すフロー。
【図14】配車パタン入力画面。
【図15】本発明による事例ベース推論による好適な部
分ダイヤ取り出しを示すフロー。
分ダイヤ取り出しを示すフロー。
【図16】本発明による事例ベース推論の処理の流れを
示す図。
示す図。
【図17】目的別事例取り出し戦略の構成図と使用する
戦略をフレームで記述した例。
戦略をフレームで記述した例。
【図18】事例ベース推論フロー。
【図19】事例ベース推論によるパタン化事例取り出し
を具体例を使って表した例。
を具体例を使って表した例。
【図20】事例取り出し推論用データ入力画面。
【図21】事例ベース推論詳細結果画面の例。
【図22】部分ダイヤの表示例。
【図23】パタン化事例登録画面。
【図24】推論終了後の配車パタン設定画面。
【図25】一日分のダイヤ表示画面である。
1…中央処理装置、7…パタン化事例ベース(部分ダイ
ヤ事例知識テーブル)、8…パタン化事例取り出し知識
ベース、(部分ダイヤ事例取り出し知識ベース)、20
…取り出されたパタン化事例(実行部分ダイヤパタンテ
ーブル)、90…(部分ダイヤ)パタン化事例知識、9
06…事例解パタン、907…事例適用パタン。
ヤ事例知識テーブル)、8…パタン化事例取り出し知識
ベース、(部分ダイヤ事例取り出し知識ベース)、20
…取り出されたパタン化事例(実行部分ダイヤパタンテ
ーブル)、90…(部分ダイヤ)パタン化事例知識、9
06…事例解パタン、907…事例適用パタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 京子 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム開発本部 内 (72)発明者 仁木 晴久 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム開発本部 内
Claims (15)
- 【請求項1】問題解決を行う計算機システムにおいて、
解作成方法や解作成のキーとなる要素をパタン化した解
事例やパタン化していないそのままの事例などの事例解
パタンに、この事例の適用条件や、適用のキーとなる特
徴パタンやこの事例に適合する目的である適合目的など
の事例適用パタンを付加したパタン化事例を保存するパ
タン化事例ベースと呼ぶ記憶部と、これにパタン化事例
を保存するステップ、問題を解決するためのパタン化事
例を事例適用パタンをキーにパタン化事例ベースより取
り出すステップと取り出したパタン化事例を利用して高
品質の解を迅速に提案するステップから成る問題解決方
法。 - 【請求項2】上記問題を複数の部分問題に分割し、それ
ぞれの部分問題を解決した後に、個々の解を統合して問
題解決を行う場合、部分問題の解そのものや解作成方
法、あるいは解作成のキーとなる要素をパタン化した解
事例やパタン化してないそのままの事例に、この事例の
適用条件や、適用のキーとなる特徴パタンや適合目的な
どの事例適用パタンを付加したパタン化事例をパタン化
事例ベースに保存するステップと、部分問題を解決する
際、問題を解決するためのパタン化事例を事例適用パタ
ンをキーにパタン化事例ベースより取り出し、取り出し
たパタン化事例を利用して高品質の解を迅速に提案する
ステップから成る請求項第1項記載の問題解決方法。 - 【請求項3】上記問題や部分問題の解決を目的とし、目
的に適合したパタン化事例である目的別事例をパタン化
事例ベースに保存するステップ及び、事例を取り出すた
めのデータや知識を目的あるいは目的達成のための戦略
の中に設定し計算機システムに蓄積するステップ、これ
を用いて目的に適合したパタン化事例を選択、提案する
ステップから成る事を特徴とする請求項第1項、第2項
記載の問題解決方法。 - 【請求項4】上記パタン化事例ベースから目的や状況に
適合したパタン化事例や事例を探しだすノウハウを知識
ベース化して計算機に蓄積するステップと、これを用い
て様々な目的や状況に応じて適切なパタン化事例を取り
出す部分と事例に展開する部分を持ち、システムが好適
なパタン化事例を探し提案するステップから成ることを
可能とする請求項第1〜3項記載の問題解決方法。 - 【請求項5】上記代替の戦略やパタン化事例を計算機シ
ステムに蓄積するステップと、代替のパタン化事例や代
替案を自動的あるいはユーザの要求により提案するステ
ップを持つことを特徴とする請求項第1〜4項記載の問
題解決方法。 - 【請求項6】上記システムがパタン化事例や事例を探索
し提案するときに、探索のキーとなった事例適用パタ
ン、あるいはその一部やその関連情報を事例取り出し情
報として取り出すステップと、これらを同時に表示する
ステップとユーザがこれを修正したら修正された事例取
り出し情報に対応する事例やパタン化事例を上記知識ベ
ースや目的、戦略を用いてシステムが提案するステップ
を持つことを特徴とする請求項第1〜5項記載の問題解
決方法。 - 【請求項7】上記パタン化事例の修正結果を新たなパタ
ン化事例として登録するステップを持つ請求項第1〜4
項記載の問題解決方法。 - 【請求項8】上記パタン化事例蓄積により記憶装置が満
杯になるのを防止するためパタン化事例の使用頻度と登
録されているパタン化事例数をカウントするステップ
と、パタン化事例数が一定値を超えたならば、使用頻度
の少ないものを表示し、ユーザの承認により、不要なパ
タン化事例を削除するステップから成る請求項第1〜4
項記載の問題解決方法。 - 【請求項9】上記問題が、列車やバス、航空機などのダ
イヤを作成する計算機システムにおいて、上記ダイヤの
構成要素である部分ダイヤと部分ダイヤを作成するため
の基本データや手続きの組合せを事例解パタンとし、部
分ダイヤの適用のキーとなる特徴パタンを事例適用パタ
ンとして、これらをパタン化事例ベースに蓄えるステッ
プと、之を利用して高品質のダイヤを迅速に提案するス
テップから成る請求項第1〜8項記載の問題解決方法。 - 【請求項10】上記部分ダイヤを展開し結合、調整した
ら一日分、一月分の輸送ダイヤとなる請求項第1〜6項
記載の問題解決方法。 - 【請求項11】上記部分ダイヤにおけるパタン化事例と
して解そのもの以外に、走行パタンや列車種別、列車の
発時刻、列種別作成順序、列車の優先度、運転ヘッドの
うち少なくとも1つを含む、請求項第1〜6項記載の問
題解決方法。 - 【請求項12】ダイヤ作成時において、作成すべきダイ
ヤやその部分ダイヤに類似する類似ダイヤやそのパタン
化事例をパタン化事例ベースより取り出すステップと、
これを修正するステップにより目的とするダイヤ作成を
可能とする請求項第1〜6項記載の問題解決方法。 - 【請求項13】上記類似ダイヤやそのパタン化事例を探
しだすノウハウを、ダイヤ作成目的達成戦略などの知識
ベースとして記憶し、これを利用して様々な目的や状況
に応じて好適なダイヤやそのパタン化事例を自動提案す
るステップ、代替の部分ダイヤパタン化事例や代替案を
提案するステップ、これらの提案時に事例取り出し情報
も同時に表示し、ユーザがこれを修正したら、知識ベー
スを利用して修正に対応して部分ダイヤパタン化事例を
自動提案するステップを持つことを特徴とする請求項第
3〜6項記載の問題解決方法。 - 【請求項14】類似ダイヤの取り出し後、修正により新
たに作成されたダイヤを新たなパタン化事例としてパタ
ン化事例ベースに登録するステップと、使用頻度の少な
いものを自動的にあるいはユーザの承認により削除する
ステップを持つことを特徴とする請求項第8、9項記載
の問題解決方法。 - 【請求項15】請求項1〜13項の問題解決方法を組み
込んだ計算機システムにおいて、事例適用パタンをキー
にパタン化事例ベースからパタン化事例を取り出すファ
ームウェアや専用装置を高速化を目的として設けたこと
を特徴とする問題解決システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18246093A JPH0692237A (ja) | 1992-07-24 | 1993-07-23 | 問題解決方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19807292 | 1992-07-24 | ||
JP4-198072 | 1992-07-24 | ||
JP18246093A JPH0692237A (ja) | 1992-07-24 | 1993-07-23 | 問題解決方法及びシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692237A true JPH0692237A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=26501256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18246093A Pending JPH0692237A (ja) | 1992-07-24 | 1993-07-23 | 問題解決方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692237A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-07-23 JP JP18246093A patent/JPH0692237A/ja active Pending
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