JPH069079A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH069079A JPH069079A JP4171085A JP17108592A JPH069079A JP H069079 A JPH069079 A JP H069079A JP 4171085 A JP4171085 A JP 4171085A JP 17108592 A JP17108592 A JP 17108592A JP H069079 A JPH069079 A JP H069079A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リタードローラによる分離方式の構造の簡素
化及び小型化を図ることを目的とする。 【構成】 シートを積載支持するカセット22と、カセ
ットからシートを送り出すための半月形状の給送ローラ
27と、給送方向に回転する正転駆動ローラ28及び給
送方向と逆方向に回転するリタードローラ29からなる
分離手段と、を備えることにより、従来のように給紙ロ
ーラを上下させる移動機構等が必要なくなり、構造の簡
素化及び小型化が図れる。
化及び小型化を図ることを目的とする。 【構成】 シートを積載支持するカセット22と、カセ
ットからシートを送り出すための半月形状の給送ローラ
27と、給送方向に回転する正転駆動ローラ28及び給
送方向と逆方向に回転するリタードローラ29からなる
分離手段と、を備えることにより、従来のように給紙ロ
ーラを上下させる移動機構等が必要なくなり、構造の簡
素化及び小型化が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタなど
の給紙装置に関するもので、特に、低価格、かつ簡単な
構成で、給紙、分離性能のすぐれたリタード給紙装置を
提供するものである。
の給紙装置に関するもので、特に、低価格、かつ簡単な
構成で、給紙、分離性能のすぐれたリタード給紙装置を
提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給送ローラ、正転駆動ローラ、及
び逆転可能なリタードローラの3種類のローラにより、
用紙カセット等に積載されたシートを1枚ずつ分離、給
送し、画像形成部にシートを搬送する、いわゆるリター
ドローラ方式に於ては、積載されたシートの最上面高さ
を略一定に保持するリフター機構が必要であったが、こ
の方式は、給送ローラとシートとの接触圧がシート積載
量に無関係にローラの自重等を利用することで、容易に
一定に保つことができるため、リタードローラ方式のシ
ート給送装置に限らず、他の給送方式に於ても有効な手
段である。
び逆転可能なリタードローラの3種類のローラにより、
用紙カセット等に積載されたシートを1枚ずつ分離、給
送し、画像形成部にシートを搬送する、いわゆるリター
ドローラ方式に於ては、積載されたシートの最上面高さ
を略一定に保持するリフター機構が必要であったが、こ
の方式は、給送ローラとシートとの接触圧がシート積載
量に無関係にローラの自重等を利用することで、容易に
一定に保つことができるため、リタードローラ方式のシ
ート給送装置に限らず、他の給送方式に於ても有効な手
段である。
【0003】ここで図13を用いて従来例について説明
する。
する。
【0004】1は複写機、プリンタ等の画像形成装置本
体であり、2は用紙カセット、3はカセット2に固着さ
れた軸2aを中心に回動可能な中板、Sは転写紙等のシ
ートである。
体であり、2は用紙カセット、3はカセット2に固着さ
れた軸2aを中心に回動可能な中板、Sは転写紙等のシ
ートである。
【0005】4はシートの最上面の高さを測定する高さ
検知センサーで、例えばポリカーボネート等の樹脂から
なるレバーの動きをフォトインタラプタによって検知し
ている。
検知センサーで、例えばポリカーボネート等の樹脂から
なるレバーの動きをフォトインタラプタによって検知し
ている。
【0006】5は中板3を上昇させるリフタ板で、リフ
ター駆動モータ6aによって回動されるリフタ軸6に固
着されている。7は給紙ローラで、矢印方向に回転する
と共に上下方向にも移動可能な構成となっている。
ター駆動モータ6aによって回動されるリフタ軸6に固
着されている。7は給紙ローラで、矢印方向に回転する
と共に上下方向にも移動可能な構成となっている。
【0007】8は正転駆動ローラ、9はリタードローラ
で、駆動系の途中にトルクリミッタを有している。1
0,11は搬送ローラ対である。
で、駆動系の途中にトルクリミッタを有している。1
0,11は搬送ローラ対である。
【0008】次に、動作について概略説明する。
【0009】本体からの給紙信号を受けて、給送ローラ
7は下降して最上位のシートに圧接して回転することに
より、シートを給送する。次に、正転駆動ローラ8リタ
ードローラ9にシート先端が進入する。この時、進入し
たシートが1枚であれば、リタードローラ9はシート進
行方向に連れ回りし、2枚以上進入した場合にはトルク
リミッタの作用により逆転して下方のシートから順次カ
セット方向に戻して重送を防止する。
7は下降して最上位のシートに圧接して回転することに
より、シートを給送する。次に、正転駆動ローラ8リタ
ードローラ9にシート先端が進入する。この時、進入し
たシートが1枚であれば、リタードローラ9はシート進
行方向に連れ回りし、2枚以上進入した場合にはトルク
リミッタの作用により逆転して下方のシートから順次カ
セット方向に戻して重送を防止する。
【0010】また、給送ローラ7はシート先端がリター
ドロラ対に進入した一定時間後には上方に移動し、前述
した重送防止されたシートがスムーズにカセット方向に
戻される様、制御されている。
ドロラ対に進入した一定時間後には上方に移動し、前述
した重送防止されたシートがスムーズにカセット方向に
戻される様、制御されている。
【0011】この様に、順次、最上位のシートから給送
されることによって、シート最上面の高さが漸減し、あ
る一定高さ以下に下がったことを高さ検知センサ4によ
って検知されると、リフタ駆動モータ6aを、ある一定
微少時間回転させることにより中板3を上昇させ最上面
レベルを規定高さまで持ち上げる。
されることによって、シート最上面の高さが漸減し、あ
る一定高さ以下に下がったことを高さ検知センサ4によ
って検知されると、リフタ駆動モータ6aを、ある一定
微少時間回転させることにより中板3を上昇させ最上面
レベルを規定高さまで持ち上げる。
【0012】以上、上記動作を繰り返すことによりシー
トが1枚ずつ順次送り出される。
トが1枚ずつ順次送り出される。
【0013】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のリタードローラ方式では、前述した様に中板3のリ
フタ機構5,6,6aや、紙面高さ検知センサ4、更に
給送ローラ7の上下移動機構等が必要であり、爪分離方
式や、デュプロ方式に比べて、かなりコストがかかると
共に機構が複雑になり、かつ、スペース的にも不利なこ
とから、小型複写機や小型プリンタにはなかなか採用さ
れにくいものであった。
来のリタードローラ方式では、前述した様に中板3のリ
フタ機構5,6,6aや、紙面高さ検知センサ4、更に
給送ローラ7の上下移動機構等が必要であり、爪分離方
式や、デュプロ方式に比べて、かなりコストがかかると
共に機構が複雑になり、かつ、スペース的にも不利なこ
とから、小型複写機や小型プリンタにはなかなか採用さ
れにくいものであった。
【0014】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明は、
上記従来例の欠点、即ち複雑な構成になることによるコ
ストアップ及びスペースの増大等を解決するためになさ
れたものである。
上記従来例の欠点、即ち複雑な構成になることによるコ
ストアップ及びスペースの増大等を解決するためになさ
れたものである。
【0015】上記目的を達成するための本発明の構成
は、用紙カセット等のシート積載手段と、軸位置固定で
上下移動不要な断面半月形状の給送ローラの1回転制御
による給紙手段と、その下流にある重送防止を目的とし
たいわゆるリタードローラ対からなる分離、搬送手段
と、更にその下流にある搬送ローラ対からなる搬送手段
を有するシート給送装置である。
は、用紙カセット等のシート積載手段と、軸位置固定で
上下移動不要な断面半月形状の給送ローラの1回転制御
による給紙手段と、その下流にある重送防止を目的とし
たいわゆるリタードローラ対からなる分離、搬送手段
と、更にその下流にある搬送ローラ対からなる搬送手段
を有するシート給送装置である。
【0016】更に、リタードローラ対のうち、正転駆動
ローラの回転駆動制御を前記半月タイプ給送ローラの1
回転と同期させたものである。
ローラの回転駆動制御を前記半月タイプ給送ローラの1
回転と同期させたものである。
【0017】これらの構成をとることにより、従来のリ
タードローラ方式に対して大幅に機構が簡略化され低コ
スト化が図れると共に、省スペースに対しても非常に有
効なシート給送手段を提供することが可能になった。
タードローラ方式に対して大幅に機構が簡略化され低コ
スト化が図れると共に、省スペースに対しても非常に有
効なシート給送手段を提供することが可能になった。
【0018】
【実施例】図1〜図3は、本発明の第1の実施例を示す
もので、図1はその主断面、図2は上視平面図。図3は
駆動伝達系について図2矢印E方向から見た図をそれぞ
れ示している。
もので、図1はその主断面、図2は上視平面図。図3は
駆動伝達系について図2矢印E方向から見た図をそれぞ
れ示している。
【0019】22はABS樹脂等からなる用紙カセッ
ト、23はシート積載台なるところの中板で、カセット
後方の支点(不図示)を中心に回動可能となっており、
圧縮コイルバネ24によって上方に圧力を作用させてい
る。
ト、23はシート積載台なるところの中板で、カセット
後方の支点(不図示)を中心に回動可能となっており、
圧縮コイルバネ24によって上方に圧力を作用させてい
る。
【0020】25は補助分離爪であり、公知の分離爪方
式と同様にシートの先端、左右に引掛る様になっている
が、その引掛り量は若干少なくした方が望ましい。これ
は積載されたシートの上面規制が第一目的であり下流に
本来の分離手段としてのリタードローラ対を有している
ことと、厚紙に対応しやすいからである。
式と同様にシートの先端、左右に引掛る様になっている
が、その引掛り量は若干少なくした方が望ましい。これ
は積載されたシートの上面規制が第一目的であり下流に
本来の分離手段としてのリタードローラ対を有している
ことと、厚紙に対応しやすいからである。
【0021】27は給送ローラで、図示のごとく略半月
形状を有している。
形状を有している。
【0022】28は正転駆動ローラで、ワンウェイクラ
ッチ32を有しており、29はリタードローラであり、
トルクリミッタを介して駆動伝達されている。30,3
1は搬送ローラ対であり、シートSはここを通ったのち
に画像形成部へと搬送されていく。
ッチ32を有しており、29はリタードローラであり、
トルクリミッタを介して駆動伝達されている。30,3
1は搬送ローラ対であり、シートSはここを通ったのち
に画像形成部へと搬送されていく。
【0023】駆動伝達系について説明すると、モータ3
4の回転により、アイドラギア34´を介して給送クラ
ッチギア36,リタードローラギア39,搬送ローラギ
ア40が回転する。
4の回転により、アイドラギア34´を介して給送クラ
ッチギア36,リタードローラギア39,搬送ローラギ
ア40が回転する。
【0024】また、給送ローラ軸44には、前記給送ク
ラッチギア36と反対側に一回転伝達ギア37がスピリ
ングピン等で軸と一体化されており、アイドラギア37
´を介して正転駆動ローラ駆動ギア38まで連結されて
いる。
ラッチギア36と反対側に一回転伝達ギア37がスピリ
ングピン等で軸と一体化されており、アイドラギア37
´を介して正転駆動ローラ駆動ギア38まで連結されて
いる。
【0025】給送クラッチギア36は通常、軸に対して
空回りしているが、本体からの給紙開始信号を受けてソ
レノイド41がON(吸引)されると公知のバネクラッ
チ35の作用により、軸と一体化して給送ローラ27が
1回転する構成となっている。
空回りしているが、本体からの給紙開始信号を受けてソ
レノイド41がON(吸引)されると公知のバネクラッ
チ35の作用により、軸と一体化して給送ローラ27が
1回転する構成となっている。
【0026】給紙から分離、搬送するまでについて詳し
く説明する。
く説明する。
【0027】前述した様に、給紙開始信号により、ソレ
ノイド41がONとなり給送ローラ27が1回転する
と、最上面のシート先端は、補助分離爪25から外れて
リタードローラ対28,29に進入する。
ノイド41がONとなり給送ローラ27が1回転する
と、最上面のシート先端は、補助分離爪25から外れて
リタードローラ対28,29に進入する。
【0028】リタードローラ29は、前述した様に、所
定値以上のトルクが負荷として加わると空回りする動力
伝達機構、いわゆるトルクリミッタ33を介して駆動源
と連結されている。そのため、1枚のシートが送られて
きた場合は、シートよりリタードローラ29を介してト
ルクリミッタ33に加わる負荷トルクが所定値を越え、
トルクリミッタ33は空回りしてリタードローラ29
は、正転駆動ローラ28によって搬送されるシートに従
動回転する。また、補助分離爪25では分離しきれず2
枚以上のシートが送られてきた場合は、シート間の摩擦
力がリタードローラ29を介してトルクリミッタ33に
負荷トルクとなって加わり、この値は所定値以下である
のでトルクリミッタ33は空回りせず、リタードローラ
29はシートをカセットへ戻す方向に回転する。
定値以上のトルクが負荷として加わると空回りする動力
伝達機構、いわゆるトルクリミッタ33を介して駆動源
と連結されている。そのため、1枚のシートが送られて
きた場合は、シートよりリタードローラ29を介してト
ルクリミッタ33に加わる負荷トルクが所定値を越え、
トルクリミッタ33は空回りしてリタードローラ29
は、正転駆動ローラ28によって搬送されるシートに従
動回転する。また、補助分離爪25では分離しきれず2
枚以上のシートが送られてきた場合は、シート間の摩擦
力がリタードローラ29を介してトルクリミッタ33に
負荷トルクとなって加わり、この値は所定値以下である
のでトルクリミッタ33は空回りせず、リタードローラ
29はシートをカセットへ戻す方向に回転する。
【0029】即ち、リタードローラ対28,29に進入
してきたシートが重送していなければ、そのまま搬送ロ
ーラ対30,31を経て、画像形成部へ給送されるが、
重送している場合には、リタードローラ29が逆転する
ことで下側のシートが分離されて1枚だけが、搬送ロー
ラ対30,31を経て、画像形成部へ給送されるもので
ある。
してきたシートが重送していなければ、そのまま搬送ロ
ーラ対30,31を経て、画像形成部へ給送されるが、
重送している場合には、リタードローラ29が逆転する
ことで下側のシートが分離されて1枚だけが、搬送ロー
ラ対30,31を経て、画像形成部へ給送されるもので
ある。
【0030】一方、正転駆動ローラ28は前述した様に
給送ローラ27の一回転と同期して駆動され、給送ロー
ラ27の1回転完了までに搬送ローラ対30,31まで
シートを搬送する。ここで、正転駆動ローラ28は公知
のワンウェイクラッチを介して駆動伝達されており、給
送ローラ27の一回転完了後は搬送ローラ対30,31
に搬送されるシートによって従動回転する構成となって
いる。
給送ローラ27の一回転と同期して駆動され、給送ロー
ラ27の1回転完了までに搬送ローラ対30,31まで
シートを搬送する。ここで、正転駆動ローラ28は公知
のワンウェイクラッチを介して駆動伝達されており、給
送ローラ27の一回転完了後は搬送ローラ対30,31
に搬送されるシートによって従動回転する構成となって
いる。
【0031】さて以上の様に、従来のリタードローラ方
式に比較して、給送ローラ27の上下移動機構や、紙面
高さ検知装置が不要となり、特別なリフター機構も必要
なく大幅に構成が簡略化されたわけであるが、ローラ対
の配置などに以下の様な条件を満足させなければならな
いことが本発明のもうひとつの特徴である。
式に比較して、給送ローラ27の上下移動機構や、紙面
高さ検知装置が不要となり、特別なリフター機構も必要
なく大幅に構成が簡略化されたわけであるが、ローラ対
の配置などに以下の様な条件を満足させなければならな
いことが本発明のもうひとつの特徴である。
【0032】図1を用いてこれを説明する。
【0033】カセット先端からリタードローラ対28,
29までの距離をAとし、リタードローラ対28,29
から搬送ローラ対30,31までの距離をBとし、給送
ローラ27の1回転によってシートが給紙、搬送される
距離(シートと給送ローラ27表面が接する長さ)をC
とすると、A<C<B を満足させる必要がある。 A<Cの関係については説明するまでもなくこれが成
立しなければリタードローラ対28,29にシート先端
が到達しないので当然である。 C<Bの関係について図4を用いて説明する。
29までの距離をAとし、リタードローラ対28,29
から搬送ローラ対30,31までの距離をBとし、給送
ローラ27の1回転によってシートが給紙、搬送される
距離(シートと給送ローラ27表面が接する長さ)をC
とすると、A<C<B を満足させる必要がある。 A<Cの関係については説明するまでもなくこれが成
立しなければリタードローラ対28,29にシート先端
が到達しないので当然である。 C<Bの関係について図4を用いて説明する。
【0034】例えば図4に示す様に、リタードローラ対
28,29のニップ直前でシート2枚が重なって送られ
てくる場合を想定すると、リタードローラ29は重送を
分離させるためにカセット方向へ逆転するが、給送ロー
ラ27はまだ上のシートと圧接しているため、下のシー
トはカセット方向へ戻ることができずに重送したまま搬
送ローラ対30,31まで進む可能性がある。
28,29のニップ直前でシート2枚が重なって送られ
てくる場合を想定すると、リタードローラ29は重送を
分離させるためにカセット方向へ逆転するが、給送ロー
ラ27はまだ上のシートと圧接しているため、下のシー
トはカセット方向へ戻ることができずに重送したまま搬
送ローラ対30,31まで進む可能性がある。
【0035】この時、C<Bを満足していないと最悪の
場合、2枚重なった状態で搬送ローラ対30,31に進
入してしまい、分離が不可能な状態に陥ってしまうから
である。
場合、2枚重なった状態で搬送ローラ対30,31に進
入してしまい、分離が不可能な状態に陥ってしまうから
である。
【0036】図5は本発明の第2の実施例で、本発明を
適用した電子写真プリンタである。図5の手前方向(給
紙方向に直角方向)にぬき差し可能なカセット101に
はシートPの積載用の載置板102が回動中心102a
を中心として揺動可能に構成され、その載置板102の
下方であり、かつ紙巾のほぼ中央部に載置板102をシ
ートPごと持ち上げ半月の給送ローラ103との給紙圧
を発生させる回動可能な加圧板104が配設されてい
る。
適用した電子写真プリンタである。図5の手前方向(給
紙方向に直角方向)にぬき差し可能なカセット101に
はシートPの積載用の載置板102が回動中心102a
を中心として揺動可能に構成され、その載置板102の
下方であり、かつ紙巾のほぼ中央部に載置板102をシ
ートPごと持ち上げ半月の給送ローラ103との給紙圧
を発生させる回動可能な加圧板104が配設されてい
る。
【0037】この加圧板104は回動軸105に固定さ
れ、ぬきさし方向手前側に回動力が伝達され回動軸10
5の手前側には加圧アーム106が固定されている。加
圧アーム106には給紙圧に相当する加圧力を発生させ
る加圧スプリング(引張りバネ)107の一端がかかっ
ており、もう一方端は加圧力の制御を行なう加圧制御ア
ーム108にかかっている。
れ、ぬきさし方向手前側に回動力が伝達され回動軸10
5の手前側には加圧アーム106が固定されている。加
圧アーム106には給紙圧に相当する加圧力を発生させ
る加圧スプリング(引張りバネ)107の一端がかかっ
ており、もう一方端は加圧力の制御を行なう加圧制御ア
ーム108にかかっている。
【0038】加圧制御アーム108は支軸108aを中
心として回動し加圧スプリング(引張りバネ)107の
かかっている端部と反対側端にすべり性の高いPOM等
の部材108bを設けてある。
心として回動し加圧スプリング(引張りバネ)107の
かかっている端部と反対側端にすべり性の高いPOM等
の部材108bを設けてある。
【0039】カセットを装置手前から挿入する際、装置
本体のカセット101の挿入方向の巾方向にカセット1
01のつりさげ手段としてのレール部109、109´
を設けてあり、カセット101のレール部101aと係
合することでぬき差しがスムーズに行なわれる。
本体のカセット101の挿入方向の巾方向にカセット1
01のつりさげ手段としてのレール部109、109´
を設けてあり、カセット101のレール部101aと係
合することでぬき差しがスムーズに行なわれる。
【0040】この本体に有するレール部の一方109に
前述の加圧制御アーム108と係合するカム部109a
を有しており、カセットの挿入動作の終了直前にカム部
109aにより加圧制御アーム108が回動され、加圧
スプリング107を引きあげることにより、バネ力が加
圧アーム106に加圧され、回動軸105を介して加圧
板104に伝達され、所定の圧力にて載置板102上の
シートPを上方に持ち上げる。持ち上げられたシートP
は給紙方向先端の両端部に有する分離爪110により上
方位置を規制される。
前述の加圧制御アーム108と係合するカム部109a
を有しており、カセットの挿入動作の終了直前にカム部
109aにより加圧制御アーム108が回動され、加圧
スプリング107を引きあげることにより、バネ力が加
圧アーム106に加圧され、回動軸105を介して加圧
板104に伝達され、所定の圧力にて載置板102上の
シートPを上方に持ち上げる。持ち上げられたシートP
は給紙方向先端の両端部に有する分離爪110により上
方位置を規制される。
【0041】この上方規制部材の分離爪110は、従来
のごとく、カセットより給紙する際にシートを1枚ずつ
分離させる性能を持ったものでも良いが、本来下流側に
分離機構としてのリタードローラ対111,112を有
しているので、上方規制が主の目的であることから、図
10に示すように、従来よりもシートに対してのかかり
巾L1,L2や角度θ等をシートがぬけやすい方向(L
1,L2を小さくθを大きくする方向)にしておくこと
で、従来分離爪で給紙可能であった105g/m2 紙や
128g/m2 紙等においても給送が可能になる。
のごとく、カセットより給紙する際にシートを1枚ずつ
分離させる性能を持ったものでも良いが、本来下流側に
分離機構としてのリタードローラ対111,112を有
しているので、上方規制が主の目的であることから、図
10に示すように、従来よりもシートに対してのかかり
巾L1,L2や角度θ等をシートがぬけやすい方向(L
1,L2を小さくθを大きくする方向)にしておくこと
で、従来分離爪で給紙可能であった105g/m2 紙や
128g/m2 紙等においても給送が可能になる。
【0042】そして、この場合うす紙の60g/m2 紙
等の重送が考えられるが通常数枚の重送がほとんどであ
ることから次のリタードローラ対111,112で充分
分離が可能になる。
等の重送が考えられるが通常数枚の重送がほとんどであ
ることから次のリタードローラ対111,112で充分
分離が可能になる。
【0043】本体外においては載置板102には加圧力
が働くことがなく紙の装填が容易に行なわれ、又、本体
への挿入途中においても加圧力が働くことがなく、スム
ーズにぬき差しができ上方のシートを本体にひっかけた
りすることがない。そして、カセット101の装填の終
了付近にて加圧力が働くことで紙のおさまりが良い。
が働くことがなく紙の装填が容易に行なわれ、又、本体
への挿入途中においても加圧力が働くことがなく、スム
ーズにぬき差しができ上方のシートを本体にひっかけた
りすることがない。そして、カセット101の装填の終
了付近にて加圧力が働くことで紙のおさまりが良い。
【0044】また、この加圧制御アーム108とカム部
109aでカセット全体を奥側にひきこむ力が働くよう
に、図9のごとく傾斜面109b部を形成しておくこと
でカセットのロックとしても利用でき、また、カセット
101を奥側基準におしつける効果もある。
109aでカセット全体を奥側にひきこむ力が働くよう
に、図9のごとく傾斜面109b部を形成しておくこと
でカセットのロックとしても利用でき、また、カセット
101を奥側基準におしつける効果もある。
【0045】以上のごとく、本体に装填終了されたカセ
ット101内のカットシートPは給紙スタート信号によ
り給紙ソレノイドがONされ、それにより1回転制御の
バネクラッチの制御環が開放され給送ローラ103にモ
ータからの駆動力が伝達される、その際バネクラッチの
駆動下流側には給送ローラ103とともにリタードロー
ラ対111,112の正転駆動ローラ111へも駆動伝
達がされている。そのため、1回転制御による給送ロー
ラ103の回転で同時に正転駆動ローラ111も回転を
行なう給送ローラ103のスピードと正転駆動ローラ1
11のスピードをほぼ同じか正転駆動ローラ111のス
ピードをややはやくすることで、リタードローラ対11
1,112との間で紙のたるみ等がおこることなくシー
トへのダメージをあたえることがない。
ット101内のカットシートPは給紙スタート信号によ
り給紙ソレノイドがONされ、それにより1回転制御の
バネクラッチの制御環が開放され給送ローラ103にモ
ータからの駆動力が伝達される、その際バネクラッチの
駆動下流側には給送ローラ103とともにリタードロー
ラ対111,112の正転駆動ローラ111へも駆動伝
達がされている。そのため、1回転制御による給送ロー
ラ103の回転で同時に正転駆動ローラ111も回転を
行なう給送ローラ103のスピードと正転駆動ローラ1
11のスピードをほぼ同じか正転駆動ローラ111のス
ピードをややはやくすることで、リタードローラ対11
1,112との間で紙のたるみ等がおこることなくシー
トへのダメージをあたえることがない。
【0046】リタードローラ対111,112のもう一
方のリタードローラ112はトルクリミッタを介して常
時回転が伝えられており、重送した紙を分離する。
方のリタードローラ112はトルクリミッタを介して常
時回転が伝えられており、重送した紙を分離する。
【0047】リタードローラ対111,112の下流に
はUターン経路の紙パスを有しており、駆動ローラ11
3とそれに従動するアイドラコロ114が配設されてい
る。
はUターン経路の紙パスを有しており、駆動ローラ11
3とそれに従動するアイドラコロ114が配設されてい
る。
【0048】アイドラコロ114はUターン部の内周側
に位置し紙パスの曲率と同じかやや小さい曲率を有して
おり、駆動ローラ113とアイドラコロ114とで協動
してリタードローラ対111,112から搬送されてき
たシートPを搬送する正転駆動ローラ111はシート先
端を駆動ローラ113まで搬送した後給送ローラ103
とともに1回転制御され駆動伝達が切られ、駆動ローラ
113によってシートPはひっぱられることになる。そ
の際アイドラコロ114があることでシートがスムーズ
に曲率に沿ってひっぱられリタードローラ対111,1
12のバックテンションをうけても駆動ローラ113の
負荷が軽減され、駆動ローラ113の耐久性がUPする
ことや必要トルクが少なくてすむ。
に位置し紙パスの曲率と同じかやや小さい曲率を有して
おり、駆動ローラ113とアイドラコロ114とで協動
してリタードローラ対111,112から搬送されてき
たシートPを搬送する正転駆動ローラ111はシート先
端を駆動ローラ113まで搬送した後給送ローラ103
とともに1回転制御され駆動伝達が切られ、駆動ローラ
113によってシートPはひっぱられることになる。そ
の際アイドラコロ114があることでシートがスムーズ
に曲率に沿ってひっぱられリタードローラ対111,1
12のバックテンションをうけても駆動ローラ113の
負荷が軽減され、駆動ローラ113の耐久性がUPする
ことや必要トルクが少なくてすむ。
【0049】この駆動ローラ113とアイドラコロ11
4のニップ部には他の給紙口より搬送されてきたシート
Pも導かれることで搬送ローラ対の数をへらすことがで
き、本実施例のごとく分離パッド115と給送ローラ1
16によるマルチ給紙部からと図示ない装置本体下方に
着脱可能に配設されるオプションのカセットからの搬送
路117からのシートを同一の搬送部に集め、その部分
より下流の制御を同一とする方式をとっている。
4のニップ部には他の給紙口より搬送されてきたシート
Pも導かれることで搬送ローラ対の数をへらすことがで
き、本実施例のごとく分離パッド115と給送ローラ1
16によるマルチ給紙部からと図示ない装置本体下方に
着脱可能に配設されるオプションのカセットからの搬送
路117からのシートを同一の搬送部に集め、その部分
より下流の制御を同一とする方式をとっている。
【0050】駆動ローラ113はその次にレジストロー
ラ対117,118を有し、そのレジストローラ11
7,118の直前にあるシート先端検知センサ119で
シート先端を検知し、所定のタイミング後一旦停止す
る。これにより、レジスタローラ対117,118と駆
動ローラ113間で3〜10mm程度のループを作るこ
とで斜行を補正し、先端をあわせる。
ラ対117,118を有し、そのレジストローラ11
7,118の直前にあるシート先端検知センサ119で
シート先端を検知し、所定のタイミング後一旦停止す
る。これにより、レジスタローラ対117,118と駆
動ローラ113間で3〜10mm程度のループを作るこ
とで斜行を補正し、先端をあわせる。
【0051】次に画像にあわせてレジスタローラ対11
7,118及び駆動ローラ113を同時にスタートさ
せ、レジスタローラ対117,118と駆動ローラ11
3とのループを保ったまま搬送することで、安定してレ
ジスタローラ対117,118のスピードを保持するこ
とができる。
7,118及び駆動ローラ113を同時にスタートさ
せ、レジスタローラ対117,118と駆動ローラ11
3とのループを保ったまま搬送することで、安定してレ
ジスタローラ対117,118のスピードを保持するこ
とができる。
【0052】レジスタローラ対117,118の下流側
には画像形成手段として、レーザー光学系120、電子
写真カートリッジ121、バイアス印加された転写ロー
ラ122、搬送ガイド123、加熱加圧する定着ローラ
部124、排出ローラ125、排出トレイ部126を有
し画像形成装置として機能する。
には画像形成手段として、レーザー光学系120、電子
写真カートリッジ121、バイアス印加された転写ロー
ラ122、搬送ガイド123、加熱加圧する定着ローラ
部124、排出ローラ125、排出トレイ部126を有
し画像形成装置として機能する。
【0053】本実施例においても前述の実施例と同様に
給紙ローラ103の給紙量Cはカセット101内の紙先
端からリタードローラ対111,112までの紙パス長
さAとリタードローラニップから次の駆動ローラニップ
部までの紙パス長さBとの間にはA<C<Bなる関係を
たもつようにギア駆動系配列及び給送ローラの半月角度
を設定している。
給紙ローラ103の給紙量Cはカセット101内の紙先
端からリタードローラ対111,112までの紙パス長
さAとリタードローラニップから次の駆動ローラニップ
部までの紙パス長さBとの間にはA<C<Bなる関係を
たもつようにギア駆動系配列及び給送ローラの半月角度
を設定している。
【0054】図11および図12は第3の実施例で、シ
ートの載置板102下方にある給紙圧用のバネ130は
シートの積載量が増加しても給送ローラ131にて押圧
する給紙圧は常に一定になるようにバネ定数が決められ
ている。
ートの載置板102下方にある給紙圧用のバネ130は
シートの積載量が増加しても給送ローラ131にて押圧
する給紙圧は常に一定になるようにバネ定数が決められ
ている。
【0055】例えば、載置板102の回動中心から先端
までの距離l1 がl1 =220mm、紙巾がA4たて送
りサイズでは210mmとすると、80g/m2 紙では
220×210mm2 、1枚の重さ3.7g、80g/
m2 紙の1枚の厚さは約0.1mm、ゆえに、厚さ1m
mすなわち10枚で37gが紙の重さとしてWpにな
る。
までの距離l1 がl1 =220mm、紙巾がA4たて送
りサイズでは210mmとすると、80g/m2 紙では
220×210mm2 、1枚の重さ3.7g、80g/
m2 紙の1枚の厚さは約0.1mm、ゆえに、厚さ1m
mすなわち10枚で37gが紙の重さとしてWpにな
る。
【0056】そこで、シートの積載量によらず給送ロー
ラ131の圧を一定とするために給送ローラ131の直
下にバネ130をおいた場合、そのバネ定数は
ラ131の圧を一定とするために給送ローラ131の直
下にバネ130をおいた場合、そのバネ定数は
【0057】
【外1】 になる。通常、給送ローラ131との圧は200g、程
度を必要とするためA点でのバネの押しこみ量はl4 =
200/21.4=9.3mmになる。
度を必要とするためA点でのバネの押しこみ量はl4 =
200/21.4=9.3mmになる。
【0058】よって、バネ定数と給紙圧との関係からも
とまる数値l4 以上に給送ローラ131の紙への当接時
と離間時の間隔l3 をとることにより、上方規制手段が
なくとも本発明を実施可能になる。
とまる数値l4 以上に給送ローラ131の紙への当接時
と離間時の間隔l3 をとることにより、上方規制手段が
なくとも本発明を実施可能になる。
【0059】なお、第1実施例に於ては、シートの上面
(高さ)規制部材に従来から使用されている分離爪に類
似したものを補助分離爪として使用したが、下流側に本
来の分離機構としてリタードローラ対を有しているので
基本的に給紙部としては用紙の上面(高さ)規制さえで
きれば良いので、形状や紙との接触位置等は前記実施例
に限定されるものではない。即ち半月給送ローラが非回
転時にある時、最上紙との間に隙間が保証され、ある一
定高さに保持可能ならば問題ない。
(高さ)規制部材に従来から使用されている分離爪に類
似したものを補助分離爪として使用したが、下流側に本
来の分離機構としてリタードローラ対を有しているので
基本的に給紙部としては用紙の上面(高さ)規制さえで
きれば良いので、形状や紙との接触位置等は前記実施例
に限定されるものではない。即ち半月給送ローラが非回
転時にある時、最上紙との間に隙間が保証され、ある一
定高さに保持可能ならば問題ない。
【0060】
【発明の効果】以上、説明した様に略半月給送ローラを
用いた給紙手段とその下流にあるリタードローラ対から
なる分離手段と更にその下流にある搬送ローラ対からな
る用紙搬送手段を有するシート給送装置、更にはリター
ドローラ対のうち正転駆動ローラの回転駆動を給送ロー
ラの1回転と同期させ、かつ、前述したローラ配置等の
条件A<C<Bを満足させることによって、従来のリタ
ードローラ方式に比較して大幅な機構の簡略化が達成さ
れる。
用いた給紙手段とその下流にあるリタードローラ対から
なる分離手段と更にその下流にある搬送ローラ対からな
る用紙搬送手段を有するシート給送装置、更にはリター
ドローラ対のうち正転駆動ローラの回転駆動を給送ロー
ラの1回転と同期させ、かつ、前述したローラ配置等の
条件A<C<Bを満足させることによって、従来のリタ
ードローラ方式に比較して大幅な機構の簡略化が達成さ
れる。
【0061】即ち、部品点数も削減され、装置の信頼性
は向上し、低コスト化、省スペース化にも大きな効果が
ある。
は向上し、低コスト化、省スペース化にも大きな効果が
ある。
【0062】本発明を適用すれば、小型複写機や、小型
プリンタなどにもこれまで以上に給紙、分離性能のすぐ
れたシート給送装置を提供することが可能になった。
プリンタなどにもこれまで以上に給紙、分離性能のすぐ
れたシート給送装置を提供することが可能になった。
【0063】特に搬送方向に対して直角に給紙カセット
を着脱するタイプに於ては、小型化に対して非常に有効
である。
を着脱するタイプに於ては、小型化に対して非常に有効
である。
【図1】本発明の第1の実施例のシート給送装置の縦断
面図。
面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2に示すギア列を示す図。
【図4】図1の装置においてシートの2枚送り状態を示
す図。
す図。
【図5】本発明の第2の実施例の画像形成装置の縦断面
図。
図。
【図6】図5に示すカセットの斜視図。
【図7】図5に示す加圧板を示す縦断面図。
【図8】図7の加圧板の加圧機構を示す断面図。
【図9】図7の加圧板の加圧機構を示す断面図。
【図10】図5に示す分離爪部の寸法関係を示す図。
【図11】本発明の第3の実施例のカセットの寸法関係
を示す図。
を示す図。
【図12】図11に示すカセットの使用状態を示す図。
【図13】従来のシート材給送装置の断面図。
22,101 カセット(シート積載手段) 27,103 給送ローラ 28,111 正転駆動ローラ(給送回転体) 29,112 リタードローラ(逆転回転体) 30,31 搬送ローラ(搬送手段) 114 駆動ローラ(搬送手段)
Claims (10)
- 【請求項1】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、を有することを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記給送ローラは、前記シート積載手段
に積載されているシートの最上位のシートに圧接して送
り出してなる請求項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記シート積載手段は、積載されている
シートを前記給送ローラ側に付勢するばねと、該ばねの
付勢力に抗して最上位のシートを一定位置に維持させる
規制部材とを有する請求項2に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記全周で半径方向の寸法が異なる形状
の給送ローラが半月ローラである請求項1に記載のシー
ト給送装置。 - 【請求項5】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、 逆転分離手段により分離されたシートを搬送する搬送手
段と、を有し、 前記シート積載手段に積載されているシート先端と前記
逆転分離手段の距離Aと、前記逆転分離手段と前記搬送
手段との距離Bと、前記給送ローラが摺接してシートを
送り出す長さCとの寸法関係が A<C<B を満足することを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項6】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、 前記給送回転体の回転駆動を前記給送ローラの1回転と
同期させる同期機構と、を有することを特徴とするシー
ト給送装置。 - 【請求項7】 前記同期機構が、前記給送ローラの回転
を前記給送回転体に伝達するためのギア列である請求項
5に記載のシート給送装置。 - 【請求項8】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、 前記逆転分離手段により1枚ずつ分離されたシートに画
像を形成するための画像形成手段と、を有することを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、 逆転分離手段により分離されたシートを搬送する搬送手
段と、 前記搬送手段により搬送されるシートに画像を形成する
画像形成手段と、を有し、 前記シート積載手段に積載されているシート先端と前記
逆転分離手段の距離Aと、前記逆転分離手段と前記搬送
手段との距離Bと、前記給送ローラが摺接してシートを
送り出す長さCとの寸法関係が A<C<B を満足することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項10】 シートを積載支持するシート積載手段
と、 前記シート積載手段からシートを送り出すための、全周
で半径方向の寸法が異なる形状の給送ローラと、 給送方向に回転する給送回転体及び給送方向と逆方向に
回転する逆転回転体とからなり、前記給送ローラにより
送り出されたシートを1枚ずつ分離するための逆転分離
手段と、 前記給送回転体の回転駆動を前記給送ローラの1回転と
同期させる同期機構と、 前記逆転分離手段により1枚ずつ分離されたシートに画
像を形成するための画像形成手段と、を有することを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171085A JPH069079A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
DE69322693T DE69322693T2 (de) | 1992-06-19 | 1993-06-18 | Vorrichtung zum Zuführen von Bogen |
EP97100551A EP0774434B1 (en) | 1992-06-19 | 1993-06-18 | Sheet supplying apparatus |
EP93109806A EP0575919B1 (en) | 1992-06-19 | 1993-06-18 | Sheet supplying apparatus |
DE69328736T DE69328736T2 (de) | 1992-06-19 | 1993-06-18 | Vorrichtung zum Zuführen von Bögen |
US08/372,830 US5571265A (en) | 1992-06-19 | 1995-01-13 | Sheet supplying apparatus |
US08/732,719 US5722654A (en) | 1992-06-19 | 1996-10-18 | Sheet supplying apparatus |
HK98112630A HK1011670A1 (en) | 1992-06-19 | 1998-12-01 | Sheet supplying apparatus |
HK98112745A HK1011672A1 (en) | 1992-06-19 | 1998-12-03 | Sheet supplying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171085A JPH069079A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069079A true JPH069079A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15916728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171085A Pending JPH069079A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069079A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297777A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Canon Inc | シート材給送装置及び画像形成装置 |
US6601843B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-08-05 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding device and image forming apparatus using the sheet feeding device |
US7364154B2 (en) | 2005-01-18 | 2008-04-29 | Seiko Epson Corporation | Sheet feeding device |
US9738468B2 (en) | 2015-02-19 | 2017-08-22 | Canon Finetech, Inc. | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4171085A patent/JPH069079A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297777A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Canon Inc | シート材給送装置及び画像形成装置 |
US6601843B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-08-05 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding device and image forming apparatus using the sheet feeding device |
US7364154B2 (en) | 2005-01-18 | 2008-04-29 | Seiko Epson Corporation | Sheet feeding device |
US9738468B2 (en) | 2015-02-19 | 2017-08-22 | Canon Finetech, Inc. | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
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