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JPH0686237A - テレビの走査線補間方式及びその装置 - Google Patents

テレビの走査線補間方式及びその装置

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Publication number
JPH0686237A
JPH0686237A JP4349419A JP34941992A JPH0686237A JP H0686237 A JPH0686237 A JP H0686237A JP 4349419 A JP4349419 A JP 4349419A JP 34941992 A JP34941992 A JP 34941992A JP H0686237 A JPH0686237 A JP H0686237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
value
difference
diagonal
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4349419A
Other languages
English (en)
Inventor
Sung Hoon Hong
スン ホーン ホン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
Gold Star Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gold Star Co Ltd filed Critical Gold Star Co Ltd
Publication of JPH0686237A publication Critical patent/JPH0686237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は飛越し走査方式のテレビ信号の走査
線補間にあって、走査線数の不足により発生するライン
構造、ラインフリッカー、垂直解像度減少等の問題点を
解決するために対角線成分を考慮した走査線補間方式を
提供することを目的とする。 【構成】 本発明の走査線補間装置は、映像信号を受け
て水平、垂直及び対角線方向の変化率を求め、その変化
率が最も小さな成分の信号で変化率に応じてIIRフィ
ルターを用いた加重値を考慮して補間信号を求める走査
線補間器と、前記走査線補間器の出力信号を受けて時間
的に二倍圧縮する第1圧縮器と、前記映像信号を受けて
時間的に二倍圧縮する第2圧縮器と、元の信号の位置に
ついては前記第2圧縮器の出力信号を選択出力と、補間
される位置については前記第1圧縮器の出力信号を選択
し出力するスイッチング部とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛越し走査方式のテレビ
信号の走査線補間に関するもので、走査線数の不足によ
り発生するライン構造、ラインフリッカー、垂直解像度
減少等の問題点を解決するように対角線方向の成分を考
慮したテレビの走査線補間方式及びその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】既存のテレビにあって、飛越し走査によ
る画質低下の要因として、ライン構造、ラインフリッカ
ー、垂直解像度不足等の問題点が起こる。このような問
題点を解決するために元の映像信号のラインとラインと
の間に補間ラインを挿入して画面の走査線数を二倍に増
加させる補間方式が使用されている。
【0003】この走査線補間方式としては、元の信号の
上下走査線の平均値を求めて補間される走査線信号とし
て使用するフィールド内補間方式と、以前フィルターの
走査線を補間される位置に挿入するフィールド間補間方
式が提案された。図1は一般のテレビのフィルター間補
間器の構成を示すブロック図であって、その作用を説明
すると次のようである。
【0004】入力輝度信号(Yin) がフィールドメモリ
1により1フィールド遅延された後、二倍圧縮器(タイ
ムコンプレッサー)2Aに供給され以前フィールドの輝
度信号が時間的に二倍圧縮され出力され、一方には前記
輝度信号(Yin) が直接二倍圧縮器2Bに供給されて現
在フィールドの輝度信号が時間的に二倍圧縮され出力さ
れる。この際に、補間されるラインについてはスイッチ
(SW1)が前記二倍圧縮器2Aの出力信号を選択し、
本来の走査線については前記二倍圧縮器2Bの出力信号
を選択する。
【0005】即ち、現在フィールド(n)のうち補間す
べきである走査線(i)のフィールド間補間は、これに
対応する以前フィールド(n−1)の走査線(c)値を
前記補間すべきである走査線(i)値に代入して行われ
る。又、図3は一般的なテレビのフィールド内補間器の
構成を示すブロック図であって、その作用を説明する
と、現在フィールド(n)の走査線のうち補間すべきで
ある走査線(i)は同一フィールド(n)内の上下走査
線(a,b)の平均値を使用する。
【0006】入力輝度信号(Yin) は1ライン遅延器3
を通じて1ライン遅延されたあと、加算器4に供給さ
れ、1ライン遅延された信号と現在の入力信号とが加算
された後、1/2増幅器に供給されて1/2水準に増幅
され、これは再び二倍圧縮器5Aに供給されて時間的に
二倍圧縮され、前記入力輝度信号(Yin) は二倍圧縮器
5Bに直接供給されて時間的に二倍圧縮される。
【0007】続いて、補間されるラインについてはスイ
ッチ(SW2)が二倍圧縮器5Aの出力信号を選択し、
本来の走査線については前記二倍圧縮器5Bの出力信号
を選択する。しかしながら、前者のようなフィールド間
補間方式では、動く映像の場合にシマリング又はステッ
プエッジ等の著しい画質低下現象が生じ、後者のような
フィールド内補間方式では、補間に使用する信号が2ラ
インの平均により生じるので垂直解像度が減少される。
【0008】このような問題点を解決するために改善さ
れた補間方式としては、映像内の動き程度を判断して動
く映像領域ではフィールド内補間方式を使用し、動かな
い映像領域ではフィールド間補間方式を使用する動き適
応形(モーションアダプティブ)補間方式が提案され
た。図4は従来のテレビの動き適応形走査線補間器の構
成を示すブロック図であって、その構成及び作用を説明
すると次のようである。
【0009】入力輝度信号(Yin) が二倍圧縮器9A、
フィールド内補間器7、フィールド間補間器6及び動き
検出器8に入力され、そのフィールド内補間器7又はフ
ィールド間補間器6の出力信号が前記動き検出器8の出
力信号によりスイッチ(SW3)で選択され、該スイッ
チ(SW3)の出力信号が二倍圧縮器9Bに入力され
る。その二倍圧縮器9Bの出力信号又は前記入力輝度信
号(Yin) が入力される二倍圧縮器9Aの出力信号のう
ち一つがスイッチ(SW4)により選択されて走査線補
間された輝度信号として出力されるように構成される。
【0010】このように構成された従来のテレビの動き
適応形走査線補間器の作用にあって、前記入力輝度信号
(Yin) はフィールド内補間器7により前述したように
補間する走査線ラインの上下ライン値を平均して補間信
号として出力される。又、前記入力輝度信号(Yin) は
前記フィールド間補間器6により前述したように以前フ
ィールドの走査線信号として出力される。この時、動き
検出器8により前記入力輝度信号(Yin) の動きが動き
検出領域内にあるかが検出され、これに応じる制御信号
によりスイッチ(SW3)のスイッチング動作が制御さ
れる。
【0011】従って、前記スイッチ(SW3)では、入
力輝度信号(Yin) の動きが動き検出領域内にあると前
記フィールド内補間器7から出力される補間信号が選択
され出力され、前記入力輝度信号(Yin) の動きが動き
検出領域から免れると、前記フィールド間補間器6から
出力される補間信号が選択され出力される。続いて、そ
のスイッチ(SW3)から出力される補間信号は二倍圧
縮器9Bを通じて時間的に二倍圧縮され、前記入力輝度
信号(Yin) が二倍圧縮器9Aにより時間的に二倍圧縮
される。以後、スイッチ(SW4)により前記二倍圧縮
器9Aから出力される元の信号と前記二倍圧縮器9Bか
ら出力される補間信号が交互に選択されて走査線補間さ
れた輝度信号が出力される。
【0012】即ち、前記二倍圧縮器9Aから出力される
元の出力は本来の走査線位置(図2のa,b)から出力
され、前記二倍圧縮器9Bから出力される補間信号は補
間される走査線位置(図2のi)から出力される。ここ
で、前記スイッチ(SW4)は輝度信号(Yin) のライ
ン周波数の二倍の速度でスイッチングしなければならな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテレビの動き適応形走査線補間器を使用した
走査線補間方式においては、入力信号の動きを正確に判
断する場合比較的良好な性能を発揮するが、輝度信号と
色信号とが交ぜている複合映像信号については動き判断
の正確性が低下される欠点があるので、動き検出による
走査線補間にあって時間と空間領域で一貫性が維持され
ない場合シマリング、ステップエッジ、動きによる画面
の曇り、解像度減少等のような著しい画質低下現象が発
生する。
【0014】又、補間される画素の以前又は以後フィー
ルドの同一位置の画素のみを使用するので対角線方向と
水平方向成分に対したものを考慮し得なくなり、さらに
動き検出のためには最小限二つのラインメモリを使用す
るのでコストが上昇する問題点がある。従って、動きが
ある映像領域の映像信号が水平方向又は対角線方向に変
化される場合正確な走査線補間が難しく、時間軸方向に
変化する映像に対しては適宜に対応し得ない問題点があ
る。
【0015】従って、本発明は前記従来の問題に鑑みて
なされるもので、垂直解像度減少、シマリング、ステッ
プエッジ現象等を抑えると共にラインフリッカー、ライ
ン構造等を除去するようにするテレビの走査線補間方式
及びその装置を提供することを目的とする。本発明の他
の目的は、対角線方向、垂直方向成分を考慮して2次元
領域の補間信号を発生させて画質低下を防止することで
ある。
【0016】本発明の更に他の目的は、対角線方向、垂
直方向、水平方向成分を考慮した3次元領域の補間信号
を発生させて鋭利な補間を遂行することである。本発明
の更に他の目的は、垂直/水平方向成分を考慮した補間
信号と対角線方向成分を考慮した補間信号をそれぞれ求
めた後、これを加重値により合わせて3次元領域の補間
信号を発生させることにより、鋭利な補間の代わりにエ
ラー率を減らすことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明によるテレビの走査線補間方式は、垂直成分と
対角線成分を考慮した2次元領域に対した走査線補間方
式として、テレビ信号の垂直方向成分と対角線方向の映
像変化程度を判断して垂直方向成分と最小変化率の信号
に加重値及び加重値の補修値を掛けた後、再びこれを合
わせて映像信号の走査線を二倍増加させる補間信号とし
て選択するようになっている。
【0018】又、前記垂直方向と対角線方向の各和信号
及び差信号と以前フィールドの水平和信号及び水平差信
号を考慮して3次元領域による走査線補間方式を提供す
ることもできる。即ち、3次元領域に対して垂直、水
平、対角線方向の変化率を考慮して加重値を決定すると
ともに最小差を有する成分の平均値を選択した後、その
最小差成分信号に前記加重値の補修値を掛けるとともに
垂直成分の平均値を掛けてその二つの信号の和を補間画
素値として求めることも出来る。
【0019】又、前記垂直及び水平成分により加重値が
考慮された水平/垂直補間信号を求め、対角線成分によ
り加重値が考慮された対角線補間信号を求めたあと、最
小差成分により前記水平/垂直補間信号と前記対角線補
間信号に加重値を加えて最終的な補間信号を求めること
もできる。このような本発明によるテレビの走査線補間
装置は、映像信号を受けて水平、垂直及び対角線方向の
変化率を求め、その変化率が最も小さな成分の信号で変
化率に応じてIIRフィルターを用いた加重値を考慮し
て補間信号を求める走査線補間器と、前記走査線補間器
の出力信号を受けて時間的に二倍圧縮する第1圧縮器
と、前記映像信号を受けて時間的に二倍圧縮する第2圧
縮器と、元の信号の位置については前記第2圧縮器の出
力信号を選択出力し、補間される位置については前記第
1圧縮器の出力信号を選択し出力するスイッチング部と
から構成される。
【0020】前記走査線補間器は、対角線、垂直方向変
化率を検出する変化率検出部と、前記変化率検出部の変
化率検出に応じて制御信号を発生する発生部と、前記制
御信号発生部の制御信号により最小変化率を有する方向
成分信号を選択する最小差信号選択部と、前記制御信号
により加重値を発生する加重値発生部と、前記加重値の
補修値に前記最小差成分信号を掛け、前記加重値に垂直
和信号を掛け、その二つの乗算値を合わせて補間信号と
して出力する補間信号出力部とから構成される。
【0021】又、3次元領域に対した走査線補間装置は
前記2次元領域に対した補間装置に1フィールド以前の
補間画素の水平和信号と水平差信号を鑑みて補間信号を
発生させるようになっている。
【0022】
【作用】このような本発明によると、入力映像信号の第
1対角線、第2対角線及び垂直和信号と差信号が検出さ
れ、その差信号のうち最小差がどんな成分であるかに応
じて制御信号が発生され加重値が決定されると共に、最
小差を有する方向和信号の平均値が選択される。続い
て、その和信号の平均値と前記垂直和信号が前記加重値
の補修値及びその加重値にそれぞれ掛けられた後、合わ
せられて補間信号として出力される。
【0023】又、3次元領域に対した走査線補間装置は
前記第1、第2対角線、垂直成分の以外に水平和、水平
差信号を検出してそれによる最小差成分の信号を選択
し、垂直和信号と加重値を考慮して補間信号として出力
する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図10は本発明によるテレビ
の2次元領域走査線補間方式を説明する説明図である。
この走査線補間方式にあって、先ず補間画素を(i)と
し、a+f=L、c+d=N、b+e=Mであり、これ
らはそれぞれL:第1対角線和信号、N:第2対角線和
信号、M:垂直和信号という。
【0025】テレビ信号の水平、垂直、対角線方向の映
像変化程度を判断して垂直方向成分と最小変化率の信号
に加重値及び加重値の補修値を掛けた後、再びこれを合
わせて映像信号の走査線を二倍増加させる補間信号を選
択するようになっている。前記走査線補間方式は、補間
画素(i)を中心として第1、第2対角線(aとf)、
(cとd)及び垂直(bとe)の和信号と差信号をそれ
ぞれ求める段階と、前記第1、第2対角線差信号と前記
垂直差信号とをそれぞれ比較して制御信号を発生させる
段階と、前記制御信号に基づいて前記第1、第2対角線
和信号の各平均値と前記第1、第2対角線和信号の平均
値を平均した対角線平均値と前記垂直和信号の平均値と
のうち最小差を有する和信号の平均値を選択する段階
と、前記差信号の比較による制御信号に基づいて加重値
を決定する段階と、前記最小差を有する和信号の平均値
に前記加重値の補修値を掛け、前記垂直方向和信号の平
均値に前記加重値を掛けて、それらの和値を前記補間画
素(i)値として選択する段階と、前記補間値に入力映
像信号とを時間的にそれぞれ圧縮した後、ライン別に交
互に選択し出力する段階とからなる。
【0026】一方、図11は本発明の他の実施例による
テレビの3次元領域走査線補間方式を説明する説明図で
ある。この走査線補間方式は、図示したように、第1、
第2対角線及び垂直和信号及び差信号と、以前フィール
ドの補間画素(y)及びその左右画素(x)(z)の和
信号及び差信号による水平和信号と水平差信号とを考慮
して補間信号を決定するものである。即ち、3次元領域
に対して垂直、水平、対角線方向の変化率を考慮して加
重値を決定するとともに最小差を有する成分の平均値を
選択した後、その最小差成分信号に前記加重値を掛ける
とともに垂直成分の平均値を掛けてその二つの信号の和
を補間画素値として選択する。
【0027】前記走査線補間方式は、補間画素(i)を
中心として第1、第2対角線(aとf)(cとd)及び
垂直(bとe)の和信号と差信号をそれぞれ求める段階
と、1フィールド以前の補間画素(y)値とその左右画
素(x)(z)値を合わせた水平和信号と、前記左右画
素(x)(z)の差による水平差信号とをそれぞれ求め
る段階と、前記水平差信号と前記垂直差信号とを比較し
て小さな値を選択する段階と、前記第1対角線差信号と
第2対角線差信号とを比較して小さな値を選択した後、
その対角線差信号のうち小さな値と、前記水平差信号と
垂直差信号とのうち小さな値とを比較して制御信号を発
生させる段階と、前記小さな値の比較による制御信号
と、前記水平差信号と垂直差信号との比較による制御信
号(CS1)に基づいて加重値を決定する段階と、前記
小さな値の比較による制御信号と、前記第1対角線差信
号と第2対角線差信号の比較による制御信号と、前記水
平差信号と垂直差信号の比較による制御信号とに基づい
て最小差を有する和信号選択制御信号を求める段階と、
前記選択制御信号と前記小さな値の比較による制御信号
とに基づいて前記第1対角線和信号、第2対角線和信
号、前記水平和信号又は前記垂直和信号のそれぞれの平
均値のうち最小差を有する和信号の平均値を選択する段
階と、前記最小差を有する和信号の平均値に前記加重値
の補修値を掛け、前記垂直和信号の平均値に前記加重値
をそれぞれ掛けてそれらの和値を前記補間画素(i)値
として選択する段階と、前記補間値と入力映像信号をそ
れぞれ時間的に圧縮した後、ライン別に交互に選択して
出力する段階とからなる。
【0028】又、本発明の更に他の実施例による3次元
領域の走査線補間方式は、垂直及び水平成分により加重
値が考慮された水平/垂直補間信号を求め、対角線成分
により加重値が考慮された対角線補間信号を求めた後、
最小差成分により前記水平/垂直補間信号と前記対角線
補間信号に加重値を加えて最終的な補間信号を求める。
【0029】即ち、前記走査線補間方式は、補間画素
(i)を中心として第1、第2対角線(aとf)(cと
d)及び垂直(bとe)の和信号と差信号をそれぞれ求
める段階と、1フィールド以前の補間画素(y)値とそ
の左右画素(x)(z)値を合わせた水平和信号と、前
記左右画素(x)(z)の差による水平差信号をそれぞ
れ求める段階と、前記水平差信号と前記垂直差信号とを
比較して小さな値を選択する段階と、前記水平差信号と
前記垂直差信号の比較に応じて加重値を決定し、その加
重値の補修値に前記水平和信号の平均値を掛け、前記加
重値に前記垂直和信号の平均値を掛けた後、それぞれの
乗算値の和を水平/垂直補間信号として求める段階と、
前記第1対角線差信号と第2対角線差信号とを比較して
小さな値を選択した後、その対角線差信号のうち小さな
値と前記水平差信号と垂直差信号とのうち小さな値とを
比較して制御信号を発生させる段階と、前記第1対角線
差信号と第2対角線差信号との比較による制御信号によ
り加重値を決定した後、その加重値の補正値と前記第2
対角線和信号の平均値を掛け、前記加重値と前記第1対
角線和信号の平均値を掛けた後、それぞれの乗算値を合
わせて対角線補間信号を求める段階と、前記小さな値の
比較による制御信号に基づいて加重値を決定した後、そ
の加重値の補正値と前記水平/垂直補間信号を掛け、前
記加重値と前記対角線補間信号を掛けた後、それぞれの
乗算値を合わせて補間信号を求める段階と、前記補間信
号と入力映像信号をそれぞれ時間的に圧縮した後、ライ
ン別に交互に選択し出力する段階とからなる。
【0030】図5は本発明によるテレビのIIRフィル
ターを用いたテレビの走査線補間装置のブロック図であ
る。前記走査線補間装置は、図示したように、映像信号
を受けて水平、垂直及び対角線方向の変化率を求め、そ
の変化率が最も小さな成分の信号で変化率に応じてII
Rフィルターを用いた加重値を考慮して補間信号を求め
る走査線補間器10と、前記走査線補間器10の出力信
号を受けて時間的に二倍圧縮する第1圧縮器20と、前
記映像信号を受けて時間的に二倍圧縮する第2圧縮器3
0と、元の信号の位置については前記第2圧縮器30の
出力信号を選択出力し、補間される位置については前記
第1圧縮器20の出力信号を選択し出力するスイッチン
グ部40とから構成される。
【0031】ここで、前記走査線補間器10の補間信号
を求める時に用いるIIRフィルターは、図6に示すよ
うに、入力信号(Xn ) と1サンプル遅延されフィード
バックされた出力信号との差を求める減算器51と、前
記減算器51の出力信号を所定加重値で増幅するK増幅
器52と、前記K増幅器52の出力信号と前記1サンプ
ル遅延されフィードバックされた出力信号とを合わせて
加重値信号を出力する加算器53と、前記加算器53の
出力信号を1サンプル遅延させて前記減算器51及び加
算器53へそれぞれフィードバックさせる1サンプル遅
延器54とから構成される。
【0032】前記のようなIIRフィルターを用いる2
次元領域に対した走査線補間器100は、図7に示すよ
うに、入力映像信号の第1対角線方向、第2対角線方向
及び垂直和信号(DCA1)、(DCA2)、(VC
A)を求めるとともに前記第1、第2対角線方向及び垂
直方向差信号をそれぞれ求める変化率検出部110と、
前記変化率検出部110の第1対角線方向差信号の絶対
値と垂直方向差信号の絶対値と、第2対角線方向差信号
の絶対値と垂直方向差信号の絶対値とをそれぞれ比較し
てそれに応じる制御信号を発生させる制御信号発生部1
20と、前記制御信号発生部120の制御信号により前
記変化率検出部110で求められた前記第1、第2対角
線方向和信号(DCA1)、(DCA2)、垂直方向和
信号(VCA)のそれぞれの平均値、又は前記対角線方
向和信号(DCA1)、(DCA2)のそれぞれの平均
値のうち最小差を出力する最小差信号選択部130と、
前記制御信号発生部120の制御信号により、最小差を
有する信号成分に対した所定の加重値を発生させるII
Rフィルター140と、前記最小差信号選択部130の
最小差信号平均値に前記IIRフィルター140の加重
値の補修値を掛け、前記垂直和信号の平均値に前記II
Rフィルター140の加重値を掛けた後、その二つの値
を合わせて補間信号(Vout )として出力する補間信号
出力部150とから構成される。
【0033】ここで、前記変化率検出部110は、入力
信号(Vin) が2サンプル遅延された信号と1ライン遅
延された信号との和及び差を求めてそれぞれ第1対角線
和信号(DC1)及び第1対角線差信号を出力する第1
対角線成分検出部110aと、前記入力信号が1サンプ
ル遅延された信号と1ライン遅延された後、1サンプル
遅延された信号との和及び差を求めて垂直和信号(V
C)及び垂直差信号を求める垂直成分検出部110b
と、前記入力信号が1ライン遅延された後、2サンプル
遅延された信号と前記入力信号との和及び差を求めてそ
れぞれ第2対角線和信号(DC2)及び第2対角線差信
号を出力する第2対角線成分検出部110cとから構成
される。
【0034】一方、本発明の他の実施例による、3次元
に対した走査線補間器200は、図8に示すように、映
像信号(Vin) を受けて第1対角線方向、第2対角線方
向、垂直方向の和信号(DCA1)、(DCA2)、
(VCA)とそれぞれの差信号を求める変化率検出部2
10と、1フィールド以前の補間画素(y)値とその左
右画素(x)(z)値とを合わせた水平和信号(HCA
=x+y+z)と、前記左右画素(x)(z)の差によ
る水平差信号とをそれぞれ求める水平変化率検出部22
0と、前記水平変化率検出部220の水平差信号と前記
変化率検出部210の垂直差信号とを比較して小さな値
を選択する水平/垂直差信号選択部230と、前記第1
対角線差信号の絶対値とを比較して小さな値を選択した
後、前記選択値と前記水平/垂直差信号選択部230の
出力信号とを比較し、それにより制御信号を発生させる
第1制御信号発生部240と、前記第1制御信号発生部
240の小さな値の比較による制御信号と、前記水平/
垂直差信号選択部230の水平差信号と垂直差信号の比
較による制御信号(CSI)とに基づいて加重値を発生
させる加重値発生部250と、前記第1制御信号発生部
240の小さな値の比較による制御信号と、前記第1対
角線差信号と第2対角線差信号との比較による制御信号
と、前記水平差信号と垂直差信号との比較による制御信
号とに基づいて最小差を有する和信号選択制御信号を発
生させる第2制御信号発生部260と、前記第1、第2
制御信号発生部240,260の制御信号に基づいて前
記第1対角線和信号(DCA1)、第2対角線和信号
(DCA2)、前記水平和信号(HCA)又は前記垂直
和信号(VCA)のそれぞれの平均値の中、最小差を有
する和信号の平均値を選択する最小差信号選択部270
と、前記最小差信号選択部270での最小差を有する和
信号の平均値に前記加重値発生部250の加重値信号の
補修値を掛け、前記垂直方向和信号(VCA)の平均値
に前記加重値をそれぞれ掛け、それらの合わせた値を前
記補間画素(i)値として出力する補間信号出力部28
0とから構成される。
【0035】又、本発明のさらに他の実施例による3次
元領域の走査線補間器300は、図9に示すように、補
間画素(i)を中心として第1、第2対角線及び垂直和
信号(DCA1)、(DCA2)、(VCA)とそれぞ
れの差信号を検出する変化率検出部310と、1フィー
ルド以前の補間画素(y)値とその左右画素(x)
(z)値とを合わせた水平和信号(HCA)と、前記左
右画素(x)(y)の差による水平差信号とをそれぞれ
検出する水平変化率検出部320と、前記水平差信号と
前記垂直差信号とを比較して小さな値を選択する水平/
垂直差選択部330と、前記水平/垂直差選択部330
の前記水平差信号と前記垂直差信号との比較により加重
値を決定し、その加重値の補修値に前記水平和信号の平
均値を掛け、前記加重値に前記垂直和信号の平均値を掛
けた後、それぞれの乗算値の和を水平/垂直補間信号と
して出力する水平/垂直補間信号発生部340と、前記
第1対角線差信号と第2対角線差信号とを比較して小さ
な値を選択した後、その対角線差信号のうち小さな値と
前記水平差信号と垂直差信号のうち小さな値とを比較し
て制御信号を発生させる制御信号発生部350と、前記
制御信号発生部350の前記第1対角線差信号と第2対
角線差信号との比較による制御信号により加重値を決定
した後、その加重値の補修値に前記第2対角線和信号の
平均値を掛け、前記加算値に前記第1対角線和信号の平
均値を掛けた後、それぞれの乗算値を合わせて対角線補
間信号を求める対角線補間信号発生部360と、前記制
御信号発生部350での小さな値の比較による制御信号
に基づいて加重値を決定した後、その加重値の補修値に
前記水平/垂直補間信号を掛け、前記加重値に前記対角
線補間信号を掛けた後、それぞれの乗算値を合わせた値
を補間信号として出力する補間信号出力部370とから
構成される。
【0036】このように構成された本発明によるテレビ
の走査線補間装置の作用及び効果を説明すると次のよう
である。本実施例で提案された走査線補間器の全体ブロ
ック図を示す図5に基づいて本発明の全体的な作用を説
明すると次のようである。既存のテレビ信号に対しては
映像信号を走査線補間器10の入力信号として供給して
その走査線補間器10が補間に用いられる信号を発生
し、その走査線補間器10の出力信号が第1圧縮器20
を通じて時間的に二倍圧縮され、一方には前記映像が直
接第2圧縮器30に供給されて時間的に二倍圧縮され
る。
【0037】そして、スイッチング部40により元の信
号位置に対しては前記第2圧縮器30の出力信号が選択
され、補間される位置に対しては前記第1圧縮器20の
出力信号が選択され、前記スイッチング部40のスイッ
チングクロック信号はfH /2(fH : NTSCの場合
約63.5μsec ) である。図10は2次元領域につい
て提案された走査線補間方式を示す。ここで、補間され
るサンプル(i)は垂直成分(M)と対角線成分の
(L),(N)のうち最も小さな差を有する成分の和と
垂直成分の和を使用して次のように補間する。
【0038】図12は本発明の提案された補間方式で加
重値の一貫性を維持させることにより、判断誤差による
著しい画質低下を防ぐために使用されるIIRフィルタ
ーの周波応答特性を説明するものであって、入力がX
(n)とすると、出力Y(n)=K・X(n)+(1−
K)Y(n−1)であり、このフィルターの周波応答H
(ejw)=K/1−(1−K)ejwであり、K値による
周波応答曲線は、図12に示すように、Kが大きくなる
ほどに入力信号に応じて敏感な変化を有する。従って、
差信号成分(L,M,N)のうち最も小さな大きさを有
する成分をMとすると、図6に示したIIRフィルター
の入力信号(Xn ) に“1”を供給し、L又はNとする
と、“0”を入力し、これによるIIRフィルターの出
力は次のようである。
【0039】 Y(n)=KX(n)+(1−K)Y(n−1) ……… (1) 結局、保管されるサンプル値はY(n)/2+〔1−Y
(n)〕×(最小差を有する成分の平均値)と求められ
る。参考として、前記差信号成分は、L=ABS(a−
f)、M=ABS(b−e)、N=ABS(c−d)で
あり、“ABS”は絶対値を示す。
【0040】図7は図10の2次元領域に対した走査線
補間器の構成図であって、入力信号(Vin) が変化率検
出部110に入力されると、1サンプル(画素)ずつ順
次に遅延させる1サンプル遅延器113,116を通じ
る信号と前記入力信号(Vin) を1ライン遅延させるラ
イン遅延器111の出力信号とが加算器112a及び減
算器112bに入力されてそれぞれ第1対角線和信号
(DCA1)と第1対角線差信号が検出される。又、前
記1サンプル遅延器116の出力信号と前記ライン遅延
器111の出力信号を1サンプルずつ順次に遅延させる
1サンプル遅延器114,117を通じる信号がそれぞ
れ加算器118aと減算器118bに入力されてそれぞ
れ第2対角線和信号(DCA2)と第2対角線差信号が
検出される。又、前記1サンプル遅延器113の出力信
号と前記1サンプル遅延器114の出力信号がそれぞれ
加算器115a及び減算器115bに入力されてそれぞ
れ垂直和信号(VCA)と垂直差信号が検出される。
【0041】このように変化率検出部110で検出され
た第1、第2対角線差信号及び垂直差信号は制御信号出
力部120に入力されてそれぞれ絶対値発生器121,
122,123を通じてそれぞれの絶対値が求められ、
その比較器124,125を通じて第1対角線差信号と
垂直差信号と、第2対角線差信号と垂直差信号とがそれ
ぞれ比較される。続いて、前記比較器124,125の
出力信号は最小差信号選択部130の選択制御信号とし
て出力されるとともにANDゲート126で組み合わさ
れてIIRフィルター140へ加重値信号として出力さ
れる。
【0042】この際に、前記各比較器124,125
は、最小差を有する信号成分が垂直成分であると“1”
を出力し、対角線成分であると“0”を出力する。前記
比較器124,125の出力信号に応じて、最小差信号
選択部130のマルチプレクサー136では第1対角線
和信号(DCA1)の平均値、第2対角線和信号(DC
A2)の平均値、垂直和信号(VCA)の平均値又は第
1、第2対角線の平均値和の平均値のうち該当方向の差
が最小である方向の和信号が選択されて出力される。
【0043】マルチプレクサー136から出力される最
小差方向の和信号は補間信号部150の乗算器151に
入力され前記IIRフィルター140から出力される加
重値の補修値に掛けられるとともに垂直和信号(VC
A)の平均値が他の乗算器153に入力され前記加重値
に掛けられる。続いて、前記乗算器151,153の出
力信号が加算器154で合わせられて補間信号として出
力される。
【0044】ここで、前記IIRフィルター140のK
増幅器52のK値は0.25、0.5、0.75のうち
一つを選択し、K値が大きくなるほどに入力信号に対し
て敏感であるので、鋭利な補間が行われるが補間誤差が
発生する確率も大きくなる。一方、本発明の他の実施例
として提案された図11は3次元領域に対する補間方式
を示すもので、2次元領域に対した補間方式にあって時
間方向の水平成分〔0=絶対値(X−Z)〕を考慮し、
本発明はこれを実現するために、図8、図9のように、
二種の回路を提案する。
【0045】先ず本発明の他の実施例による3次元領域
に対して提案された走査線補間器の方式を要約すると次
のようである。 1) L、M、N、Oのうち最小の成分を求める。 2) もし、最小成分が対角線成分(L又はN)である
と、図8に示したIIRフィルター252の入力として
“0.5”が入力され、垂直成分(M)であると“1”
が入力され、水平成分であると“0”が入力される。
【0046】3) 補間されるサンプル値はY(n)×
〔(b+e)/2〕+〔1−Y(n)〕×(最小差を有
する成分の平均値)として計算される。 図8は図11に示した3次元領域に対した構成図であっ
て、その作用を説明すると次のようである。入力信号
(Vin) が変化率検出部210及び水平変化率検出部2
20に入力されると、第1、第2対角線和信号(DCA
1)(DCA2)と垂直方向和信号(VCA)と水平和
信号(HCA)とがそれぞれ検出されるとともに各方向
の差信号が検出される。
【0047】続いて、前記水平差信号と垂直差信号との
絶対値が水平/垂直差信号選択部230の比較器234
及びマルチプレクサー235に入力され、前記比較器2
34の比較による制御信号により前記マルチプレクサー
235で小さな値が選択されて制御信号発生部240の
比較器245に入力される。又、第1対角線差信号と第
2対角線差信号との絶対値が制御信号発生部240の比
較器243及びマルチプレクサー244に入力され、前
記比較器243の比較による制御信号により前記マルチ
プレクサー244で小さな値が選択されて比較器245
に入力される。これにより前記第1対角線差信号と第2
対角線差信号の小さな値と前記水平差信号と垂直差信号
のうち小さな値が前記比較器245で比較されて最小差
信号選択及び加重値選択制御信号として出力される。
【0048】この際に、第2制御信号発生部260では
前記比較器245の出力信号と前記水平/垂直差比較に
よる制御信号(CS1)と前記第1対角線/第2対角線
差信号の比較による制御信号(CS2)とにより制御信
号が発生されて最小差信号選択部270のマルチプレク
サー275の選択制御信号として入力される。続いて、
第1対角線和信号(DCA1)、第2対角線和信号(D
CA2)、水平和信号(HCA)及び垂直和信号(VC
A)がそれぞれ1/2増幅器271〜274を通じてそ
れぞれの平均値が求められ、その平均値が前記マルチプ
レクサーにロードされる。これによりそのマルチプレク
サー275では前記選択制御信号に基づいて最小差方向
の和信号平均値が選択されて出力される。
【0049】この際に、前記比較器234と比較器24
5の出力信号が選択信号として入力される加重値発生部
250のマルチプレクサー251は、最小差を有する信
号が垂直成分であるとそのマルチプレクサー251は
1.0を出力し、水平成分であると0.5をIIRフィ
ルター252へ出力する。ここで、IIRフィルター2
52のK増幅器52のK値は0.5〜1.0とする。
【0050】そのIIRフィルター252の出力信号は
乗算器283で垂直和信号(VCA)の平均値に掛けら
れ、加算器281でその加重値の補修値が求められて乗
算器282で最小差を有する方向の和信号平均値に掛け
られる。続いて、その乗算器283、282の出力値が
加算器284で合わせられた値が補間される信号(V
out ) として出力される。
【0051】又、本発明の更に他の実施例による3次元
領域に対して提案された補間方式を要約すると次のよう
である。 1) 対角線成分L、Nのうち最小差を有する成分を求め
る。 2) 水平、垂直成分M、Oのうち最小差を有する成分を
求める。 3) 1)最小成分がLであるとIIRフィルターの入力
として“1”を入力し、Nであると“0”を入力してY
1 を計算する。
【0052】4) 2)最小成分がMであるとIIRフィ
ルターの入力として“1”を入力し、Oであると“0”
を入力してIIRフィルターの出力Y2 を計算する。 5) 1) 、 2) で求められた成分のうち小さな成分を求
め、最小成分が 1) で求められた成分であるとIIRフ
ィルターの入力として“0”を入力し、 2)で求められ
た成分であると“1”を入力してIIRフィルターの出
力Y3 を求める。
【0053】6) 3) で対角線成分を用いた補間値を次
のように計算する。 ID =Y1 (a+f)/2+(1−Y1 )×〔(c+d)/2〕 7) 3) で対角線成分を用いた補間値を次のように計算
する。 IMD=Y2 (b+e)/2+(1−Y2 )×(X+Z)/2 8) 5) で求められた制御信号Y3 と 6) 、 7) で求め
られたID 、IMDを用いて補間される最終値を次のよう
に求める。
【0054】 I=Y3 ×IMD+(1−Y3 )×〔(X+Z)/2〕 9) 5) で求められた制御信号Y3 と 6) 、 7) で求め
られた補間値ID 、I MDを用いて補間される最終値を次
のように求める。 I=Y3 ×IMD+(1−Y3 )×ID ここで、本発明による他の実施例とさらに他の実施例と
して提案された3次元領域に対した走査線補間方式(方
式1)と(方式2)との差異は、方式1は方式2に比べ
て鋭利な映像信号を有し得るが、方式2は方式1に比べ
て著しい補間誤差が発生しない。
【0055】図9は図11に示す3次元領域に対した補
間方式のうち方式2に対した構成図として、その作用を
説明すると次のようである。ここで、対角線成分を用い
た対角線補間信号は“DCI”で、水平、垂直成分を用
いた水平/垂直補間信号は“HVI”であり、この“D
CI”と“HVI”成分は前述したようにIIRフィル
ターを使用した一貫性を有する加重値を方式を使用して
求める。
【0056】最終出力信号(Vout ) は前記補間信号
(DCI)、(HVI)成分の相関性に応じて変化する
IIRフィルターの加重値を掛ける方式により求められ
る。この回路で使用される三つのIIRフィルター34
1、361、371の各K増幅器のK1、K2、K3の
値は0.5、0.25、0.75のうち一つの値を選択
する。
【0057】変化率検出部310では第1、第2対角線
及び垂直和信号と差信号がそれぞれ検出され、水平/垂
直変化率検出部320では以前フィールドの信号から水
平和信号と水平差信号が検出される。続いて、水平/垂
直差信号選択部330で水平差信号と垂直差信号のうち
小さな値が選択されて出力され、制御信号発生部350
では第1対角線信号と第2対角線信号のうち小さな値が
選択された後、前記水平差信号と垂直差信号のうち小さ
な値と比較されて制御信号が発生する。
【0058】この際に、前記水平/垂直補間信号発生部
340のIIRフィルター341は垂直方向差信号が小
さいとき“1”が入力され、大きいとき“0”が入力さ
れ、これによるIIRフィルターの加重値が発生する。
この加重値は乗算器343で垂直成分の平均値(VCA
1)に掛けられ、加算器344を通じて加重値の補修
値、つまり“1−加重値”が求められて1/3増幅器3
45から出力される水平成分の平均値(HCA1)に乗
算器346で掛けられる。以後、加算器347で前記乗
算器343、346の出力信号が合わせられて水平/垂
直補間信号(HVI)として出力される。
【0059】又、前記制御信号発生部の比較器353の
第1対角線差信号と第2対角線差信号の絶対値比較によ
り、第1対角線差信号が小さい時は“1”が、第2対角
線差信号が小さいときは“0”が対角線補間信号発生部
360のIIRフィルター361から出力され、これに
よりIIRフィルター361から入力による加重値が発
生する。このように発生された加重値の補修値に前記第
1対角線和信号の平均値が掛けられ、前記加重値に前記
第2対角線和信号の平均値が掛けられた後、その乗算値
が合算されて対角線補間信号として出力される。
【0060】又、補間信号出力部370のIIRフィル
ター371では水平、垂直差信号の絶対値のうち小さな
値(DCS)より小さいと“1”が入力され、大きいと
“0”が入力され、それによる加重値が決定される。続
いて、その加重値の補修値が前記対角線補間信号発生部
360の出力信号(DCI)に掛けられ、前記加重値に
前記水平/垂直補間信号(HVI)が掛けられ、以後加
算器365で前記二つの乗算値が合わせられて最終的な
走査線補間信号として出力される。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は従
来のテレビで使用する走査線方式である固定フィールド
内補間方式又はフィールド間補間方式又は動き適応形補
間方式で発生するシマリング、エッジステッピング現
象、適しない補間による著しい画質低下現象を制御信号
の一貫性を維持して改善し得る効果がある。
【0062】又、既存の走査線器で考慮しなかった対角
線方向と水平方向を考慮することにより対角線方向と水
平方向の変化に適応し得るようにし、動き適応形補間方
式では動きを判断するために少なくとも1フィールドの
メモリを必要としたが、本システムでは1フィールドメ
モリを使用するので、ハードウェアの費用を節減し得、
全体映像の主観的画質が2次元領域処理のみにより良好
な性能を発揮し得る効果があり、一貫性を有する加重値
により走査線補間処理された信号のエンハンスメント過
程でエンハンスメント程度を自動的に調節し得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なテレビのフィールド間補間装置のブロ
ック図である。
【図2】一般的なテレビのフィールド間及びフィールド
内走査線補間を説明するための説明図である。
【図3】一般的なテレビのフィールド内補間装置のブロ
ック図である。
【図4】一般的な動き適応形走査線補間器のブロック図
である。
【図5】本発明によるテレビの走査線補間装置のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の制御出力に適用されるIIRフィルタ
ーのブロック図である。
【図7】本発明の一実施例による2次元領域に対して提
案された走査線補間器のブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例による3次元領域に対して
提案された走査線補間器のブロック図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例による3次元領域に
対して提案された走査線補間器のブロック図である。
【図10】2次元領域に対して提案された走査線補間方
式の説明図である。
【図11】3次元領域に対して提案された走査線補間方
式の説明図である。
【図12】IIRフィルターの周波数応答特性図であ
る。
【符号の説明】
10…走査線補間器 20,30…時間圧縮器 40…スイッチング部 100…2次元領域走査線補間器 110…変化率検出部 120…制御信号発生部 130…最小差信号選択部 140…IIRフィルター 150…補間信号出力部 200…3次元領域走査線補間器 210…変化率検出部 220…水平変化率検出部 230…水平/垂直差信号選択部 240…第1制御信号発生部 250…加重値発生部 260…第2制御信号発生部 270…最小差信号選択部 280…補間信号出力部 300…3次元領域に対した他の走査線補間器 310…変化率検出部 320…水平変化率検出部 330…水平/垂直差信号選択部 340…水平/垂直補間信号発生部 350…制御信号発生部 360…対角線補間信号発生部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図10】
【図11】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図12】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号の水平、垂直、対角線方向の
    映像変化程度を判断して垂直方向成分と最小変化率の信
    号に一貫性が維持された加重値を掛けた後、再びこれを
    合わせて補間信号を求める段階と、 前記補間信号と入力信号をそれぞれ時間的に圧縮する段
    階と、 前記時間的に圧縮された前記元の信号と補間信号をライ
    ン別に交互に選択して走査する段階とによりテレビ走査
    線数を二倍増加させることを特徴とするテレビの走査線
    補間方式。
  2. 【請求項2】 前記補間信号を求める段階は、 補間画素を中心として第1、第2対角線及び垂直方向の
    和信号と差信号をそれぞれ求める段階と、 前記第1、第2対角線差信号と前記垂直差信号とをそれ
    ぞれ比較して制御信号を発生させる段階と、 前記制御信号に基づいて前記第1、第2対角線和信号の
    各平均値と前記第1、第2対角線和信号の平均値を平均
    した対角線平均値と前記垂直和信号の平均値とのうち最
    小差を有する和信号の平均値を選択する段階と、 前記差信号の比較による制御信号に基づいて加重値を決
    定する段階と、 前記最小差を有する和信号の平均値に前記加重値の補修
    値を掛け、前記垂直方向和信号の平均値に前記加重値を
    掛け、それらの和値を前記補間画素値として選択する段
    階とからなることを特徴とする請求項1記載のテレビの
    走査線補間方式。
  3. 【請求項3】 前記補間信号を求める段階は、 補間画素を中心として第1、第2対角線及び垂直の和信
    号と差信号をそれぞれ求める段階と、 1フィールド以前の補間画素値とその左右画素値を合わ
    せた水平和信号と、前記左右画素の差による水平差信号
    とをそれぞれ求める段階と、 前記水平差信号と前記垂直差信号とを比較して小さな値
    を選択する段階と、 前記第1対角線差信号と第2対角線差信号とを比較して
    小さな値を選択した後、その対角線差信号のうち小さな
    値と、前記水平差信号と垂直差信号とのうち小さな値と
    を比較して制御信号を発生させる段階と、 前記小さな値の比較による制御信号と、前記水平差信号
    と垂直差信号との比較による制御信号に基づいて加重値
    を決定する段階と、 前記小さな値の比較による制御信号と、前記第1対角線
    差信号と第2対角線差信号の比較による制御信号と、前
    記水平差信号と垂直差信号の比較による制御信号とに基
    づいて最小差を有する和信号選択制御信号を求める段階
    と、 前記選択制御信号と前記小さな値の比較による制御信号
    とに基づいて前記第1対角線和信号、第2対角線和信
    号、前記水平和信号又は前記垂直和信号のそれぞれの平
    均値のうち最小差を有する和信号の平均値を選択する段
    階と、 前記最小差を有する和信号の平均値に前記加重値の補修
    値を掛け、前記垂直方向和信号の平均値に前記加重値を
    それぞれ掛けてそれらの和値を前記補間画素値として選
    択する段階とからなることを特徴とする請求項1記載の
    テレビの走査線補間方式。
  4. 【請求項4】 前記補間信号を求める段階は、 補間画素を中心として第1、第2対角線及び垂直の和信
    号と差信号をそれぞれ求める段階と、 1フィールド以前の補間画素値とその左右画素値を合わ
    せた水平和信号と、前記左右画素の差による水平差信号
    をそれぞれ求める段階と、 前記水平差信号と前記垂直差信号とを比較して小さな値
    を選択する段階と、 前記水平差信号と前記垂直差信号の比較に応じて加重値
    を決定し、その加重値の補修値に前記水平和信号の平均
    値を掛け、前記加重値に前記垂直和信号の平均値を掛け
    た後、それぞれの乗算値の和を水平/垂直補間信号とし
    て求める段階と、 前記第1対角線差信号と第2対角線差信号とを比較して
    小さな値を選択した後、その対角線差信号のうち小さな
    値と前記水平差信号と垂直差信号とのうち小さな値とを
    比較して制御信号を発生させる段階と、 前記第1対角線差信号と第2対角線差信号との比較によ
    る制御信号により加重値を決定した後、その加重値の補
    修値に前記第2対角線和信号の平均値を掛け、前記加重
    値に前記第1対角線和信号の平均値を掛けた後、それぞ
    れの乗算値を合わせて対角線補間信号を求める段階と、 前記小さな値の比較による制御信号に基づいて加重値を
    決定した後、その加重値の補修値に前記水平/垂直補間
    信号を掛け、前記加重値に前記対角線補間信号を掛けた
    後、それぞれの乗算値を合わせて補間信号を求める段階
    とからなることを特徴とする請求項1記載のテレビの走
    査線補間方式。
  5. 【請求項5】 映像信号を受けて水平、垂直及び対角線
    方向の変化率を求め、その変化率が最も小さな成分の信
    号で変化率に応じて加重値を考慮して補間信号を求める
    走査線補間器と、 前記走査線補間器の出力信号を受けて時間的に二倍圧縮
    する第1圧縮器と、 前記映像信号を受けて時間的に二倍圧縮する第2圧縮器
    と、 元の信号の位置については前記第2圧縮器の出力信号を
    選択出力し、補間される位置については前記第1圧縮器
    の出力信号を選択し出力するスイッチング部とから構成
    されることを特徴とするテレビの走査線補間装置。
  6. 【請求項6】 前記走査線補間装置は、 入力映像信号の第1対角線方向、第2対角線方向及び垂
    直和信号を求めるとともに前記第1、第2対角線方向及
    び垂直方向差信号をそれぞれ求める変化率検出部と、 前記変化率検出部の第1対角線方向差信号の絶対値と垂
    直方向差信号の絶対値と、第2対角線方向差信号の絶対
    値と垂直方向差信号の絶対値とをそれぞれ比較してそれ
    に応じる制御信号を発生させる制御信号発生部と、 前記制御信号発生部の制御信号により前記変化率検出部
    で求められた前記第1、第2対角線方向和信号、垂直方
    向和信号のそれぞれの平均値、又は前記対角線方向和信
    号のそれぞれの平均値のうち最小差を出力する最小差信
    号選択部と、 前記制御信号発生部の制御信号により、最小差を有する
    信号成分に対して所定の加重値を発生させるIIRフィ
    ルターと、 前記最小差信号出力部の最小差信号平均値に前記IIR
    フィルターの加重値の補修値を掛け、前記垂直和信号の
    平均値に前記IIRフィルターの加重値を掛けた後、そ
    の二つの値を合わせて補間信号として出力する補間信号
    出力部とから構成されることを特徴とする請求項5記載
    のテレビの走査線補間装置。
  7. 【請求項7】 前記IIRフィルターは、 入力信号と1サンプル遅延されフィードバックされた出
    力信号との差を求める減算器と、 前記減算器の出力信号を所定加重値で増幅するK増幅器
    と、 前記K増幅器の出力信号と前記1サンプル遅延されフィ
    ードバックされた出力信号とを合わせて加重信号を出力
    する加算器と、 前記加算器の出力信号を1サンプル遅延させて前記減算
    器及び加算器にそれぞれフィードバックさせる1サンプ
    ル遅延器とから構成されることを特徴とする請求項6記
    載のテレビの走査線補間装置。
  8. 【請求項8】 前記変化率検出部は、 入力信号が2サンプル遅延された信号と1ライン遅延さ
    れた信号との和及び差を求めてそれぞれ第1対角線和信
    号及び第1対角線差信号を出力する第1対角線成分検出
    部と、 前記入力信号が1サンプル遅延された信号と1ライン遅
    延された後、1サンプル遅延された信号との和及び差を
    求めて垂直和信号及び垂直差信号を求める垂直成分検出
    部と、 前記入力信号が1ライン遅延された後、2サンプル遅延
    された信号と前記入力信号との和及び差を求めてそれぞ
    れ第2対角線和信号及び第2対角線差信号を出力する第
    2対角線成分検出部とから構成されることを特徴とする
    請求項6記載のテレビの走査線補間装置。
  9. 【請求項9】 前記走査線補間器は、 映像信号を受けて第1対角線方向、第2対角線方向、垂
    直方向の和信号とそれぞれの差信号を求める変化率検出
    部と、 1フィールド以前の補間画素値とその左右画素値とを合
    わせた水平和信号と、前記左右画素の差による水平差信
    号とをそれぞれ求める水平変化率検出部と、 前記水平変化率検出部の水平差信号と前記変化率検出部
    の垂直差信号とを比較して小さな値を選択する水平/垂
    直差選択部と、 前記第1対角線差信号の絶対値と第2対角線差信号の絶
    対値とを比較して小さな値を選択した後、前記選択値と
    前記水平/垂直差信号選択部の出力信号とを比較し、そ
    れにより制御信号を発生させる第1制御信号発生部と、 前記第1制御信号発生部の小さな値の比較による制御信
    号と、前記水平/垂直差選択部の水平差信号と垂直差信
    号の比較による制御信号とに基づいて加重値を発生させ
    る加重値発生部と、 前記第1制御信号発生部の小さな値の比較による制御信
    号と、前記第1対角線差信号と第2対角線差信号との比
    較による制御信号と、前記水平差信号と垂直差信号との
    比較による制御信号とに基づいて最小差を有する和信号
    選択制御信号を発生させる第2制御信号発生部と、 前記第1、第2制御信号発生部の制御信号に基づいて前
    記第1対角線和信号、第2対角線和信号、前記水平和信
    号又は前記垂直和信号のそれぞれの平均値のうち最小差
    を有する和信号の平均値を選択する最小差信号選択部
    と、 前記最小差信号選択部での最小差を有する和信号の平均
    値に前記加重値発生部の加重値信号の補修値を掛け、前
    記垂直方向和信号の平均値に前記加重値をそれぞれ掛
    け、それらの合わせた値を前記補間画素値として出力す
    る補間信号出力部とから構成されることを特徴とする請
    求項5記載のテレビの走査線補間装置。
  10. 【請求項10】 前記走査線補間器は、 補間画素を中心として第1、第2対角線及び垂直和出力
    とそれぞれの差信号を検出する変化率検出部と、 1フィールド以前の補間画素値とその左右画素値とを合
    わせた水平和信号と、前記左右画素の差による水平差信
    号とをそれぞれ求める水平変化率検出部と、 前記水平差信号と前記垂直差信号とを比較して小さな値
    を選択する水平/垂直差選択部と、 前記水平/垂直差選択部の前記水平差信号と前記垂直差
    信号との比較により加重値を決定し、その加重値の補修
    値に前記水平和信号の平均値を掛け、前記加重値に前記
    垂直和信号の平均値を掛けた後、それぞれの乗算値の和
    を水平/垂直補間信号として出力する水平/垂直補間信
    号発生部と、 前記第1対角線差信号と第2対角線差信号とを比較して
    小さな値を選択した後、その対角線差信号のうち小さな
    値と前記水平差信号と垂直差信号のうち小さな値とを比
    較して制御信号を発生させる制御信号発生部と、 前記制御信号発生部の前記第1対角線差信号と第2対角
    線差信号との比較による制御信号により加重値を決定し
    た後、その加重値の補修値に前記第2対角線和信号の平
    均値を掛け、前記加重値に前記第1対角線和信号の平均
    値を掛けた後、それぞれの乗算値を合わせて対角線補間
    信号を求める対角線補間信号発生部と、 前記制御信号発生部での小さな値の比較による制御信号
    に基づいて加重値を決定した後、その加重値の補修値に
    前記水平/垂直補間信号を掛け、前記加重値に前記対角
    線補間信号を掛けた後、それぞれの乗算値を合わせた値
    を補間信号として出力する補間信号出力部とから構成さ
    れることを特徴とする請求項5記載のテレビの走査線補
    間装置。
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