JPH0685488U - オーガ刃先 - Google Patents
オーガ刃先Info
- Publication number
- JPH0685488U JPH0685488U JP2603393U JP2603393U JPH0685488U JP H0685488 U JPH0685488 U JP H0685488U JP 2603393 U JP2603393 U JP 2603393U JP 2603393 U JP2603393 U JP 2603393U JP H0685488 U JPH0685488 U JP H0685488U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- tip
- auger
- boulders
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 6
- 239000002689 soil Substances 0.000 abstract description 5
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000617 Mangalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転石を多く含んでいる地盤の掘削に際し、こ
の転石を土と共に効率よく排出して作業性を高める。 【構成】 オーガ本体10の先端に結合される主軸22
と、この主軸の外周に固定されたスクリュー形状のブレ
ード26と、このブレードの外周縁に対してブレードの
上面に乗った転石が外周方向へ転げ落ちるのを阻止する
ように形成されたブレード枠28と、ブレードの下面に
固定された口刃先32と、同じくブレードの最先端に固
定された掘削刃先34と、前記主軸の先端に設けられた
パイロットビット25とを備えている。
の転石を土と共に効率よく排出して作業性を高める。 【構成】 オーガ本体10の先端に結合される主軸22
と、この主軸の外周に固定されたスクリュー形状のブレ
ード26と、このブレードの外周縁に対してブレードの
上面に乗った転石が外周方向へ転げ落ちるのを阻止する
ように形成されたブレード枠28と、ブレードの下面に
固定された口刃先32と、同じくブレードの最先端に固
定された掘削刃先34と、前記主軸の先端に設けられた
パイロットビット25とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、例えば電柱穴の掘削に際して所定の駆動源により回転駆動されるオ ーガ本体の先端に結合して使用されるオーガ刃先に関する。
【0002】
この種のオーガ刃先はオーガ本体に対して交換できるようになっている。そし て掘削しようとする地盤の地質に応じて例えば岩盤用、粘土層用あるいは土砂層 用などのオーガ刃先が用意されており、これらの中からそのときの掘削現場に適 したものを選択して使用できる。
【0003】
しかし作業現場によっては玉石などの転石を多く含んでいる地盤がある。この 場合、既存のオーガ刃先ではオーガ本体の回転にかかわらず刃先が石と石との間 にうまく潜り込んでいかず、穴の径ばかり大きくなって転石は穴の中で転がり動 くだけで排出されない。これでは穴を所定の深さまで掘削できないから、その都 度オーガ本体の回転駆動を止めて穴の中の転石を人力で取り出す必要があり、作 業能率が悪い。 本考案の技術的課題は、転石を多く含んでいる地盤の掘削に際し、この転石を 土と共に効率よく排出して作業性を高めることである。
【0004】
前記課題を解決するために、本考案のオーガ刃先はつぎのように構成されてい る。 すなわちオーガ本体の先端に結合される主軸と、この主軸の外周に固定された スクリュー形状のブレードと、このブレードの外周縁に対してブレードの上面に 乗った転石が外周方向へ転げ落ちるのを阻止するように形成されたブレード枠と 、ブレードの下面に固定された口刃先と、同じくブレードの最先端に固定された 掘削刃先と、前記主軸の先端に設けられたパイロットビットとを備えている。
【0005】
本考案のオーガ刃先においては、その主軸及びブレードが前記オーガ本体と共 に回転すると、これらはブレードの最先端に固定された前記掘削刃先により転石 を掘り起こしながら石と石との間に潜り込んでいく。そして掘り起こされた転石 は前記口刃先にすくい取られてブレードの上に乗せられ、前記ブレード枠により 転げ落ちないように保たれつつ土や小石と共にブレードに沿って排出される。
【0006】
つぎに本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図2に転石の多い地盤の掘削作業状態が示されている。この図面で明らかなよ うに、オーガ本体10はスクリュー形状のブレード12を有し、その先端部には オーガ刃先20が結合されている。またオーガ本体10の基端部は回転駆動機1 4の駆動部に結合され、この回転駆動機14は例えば建柱作業車に搭載されてい るクレーン装置のブーム(いずれも図示外)に吊り下げられる。
【0007】 図1に前記オーガ刃先20が斜視図で示されている。このオーガ刃先20は耐 磨耗性に優れた素材(クロムマンガン鋼など)で形成されている。そして主軸1 1の基端部は前記オーガ本体10に対する結合部24となっており、この結合部 24は一本のボルト(図示外)で簡単にオーガ本体10と結合できるようになっ ている。また主軸11の先端部にはパイロットビット25が設けられている。
【0008】 前記主軸11の外周にはスクリュー形状のブレード26が一体に形成されてい る。このブレード26の外周縁には、上方へ立ち上げたブレード枠28が連続し て形成され、かつこのブレード26の上面には複数個の小石留め30が一定の間 隔で設けられている。ブレード枠28はブレード26の上面に乗った転石がこの ブレード26の外周方向へ逃げる(転げ落ちる)のを阻止する機能を果たし、前 記の各小石留め30は同じくブレード26の上面に乗った小石が、このブレード 26に沿って下方側(オーガ刃先20の先端側)へ滑り落ちるのを阻止する機能 を果たす。
【0009】 さて前記オーガ刃先20の基端部寄りにおける前記ブレード26の下面には三 個の口刃先32が固定されている。これらの口刃先32は、掘削時におけるブレ ード26の回転方向に向かってこのブレード26よりも突出している。さらにブ レード26の最先端(下方端)には一つの掘削刃先34が固定されており、この 掘削刃先34もブレード26の回転方向に向かって斜め下方に突出している。
【0010】 つぎに転石の多い地盤の掘削作業について説明する。 前記構成のオーガ刃先20を、図2で示すようにオーガ本体10の先端に結合 した状態でこのオーガ本体10を前記回転駆動機14により回転させながらオー ガ刃先20の前記パイロットビット25を接地させ、回転と全体の自重でオーガ 刃先20を地中に送り込んでいく。このとき、前記ブレード26の最先端に固定 されている前記掘削刃先34により玉石などの転石が掘り起こされ、前記パイロ ットビット25は石と石との間に潜り込んで進み、ブレード26による地盤の掘 削が続けられる。そして掘削刃先34により掘り起こされた転石は前記の各口刃 先32にすくい取られてブレード26の上に乗せられ、土や小石と共にオーガ本 体10のブレード12に送られて外へ排出される。
【0011】
このように本考案は、転石の多い地盤の掘削にあたって転石を掘り起こしてブ レード上に乗せ、他の土や小石と共に効率よく排出できるので、転石を人力で取 り出していたのと比べて作業能率が向上する。
【図1】オーガ刃先の斜視図である。
【図2】地盤の掘削作業状態を表した説明図である。
10 オーガ本体 20 オーガ刃先 22 主軸 25 パイロットビット 26 ブレード 28 ブレード枠 32 口刃先 34 掘削刃先
Claims (1)
- 【請求項1】 オーガ本体の先端に結合される主軸と、
この主軸の外周に固定されたスクリュー形状のブレード
と、このブレードの外周縁に対してブレードの上面に乗
った転石が外周方向へ転げ落ちるのを阻止するように形
成されたブレード枠と、ブレードの下面に固定された口
刃先と、同じくブレードの最先端に固定された掘削刃先
と、前記主軸の先端に設けられたパイロットビットとを
備えたことを特徴とするオーガ刃先。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026033U JP2503979Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | オ―ガ刃先 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026033U JP2503979Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | オ―ガ刃先 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685488U true JPH0685488U (ja) | 1994-12-06 |
JP2503979Y2 JP2503979Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=12182398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026033U Expired - Lifetime JP2503979Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | オ―ガ刃先 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503979Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931566A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池 |
JPS6231505U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-25 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP1993026033U patent/JP2503979Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931566A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池 |
JPS6231505U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2503979Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03103592A (ja) | 掘削装置 | |
JPH0685488U (ja) | オーガ刃先 | |
JPH0428078B2 (ja) | ||
JPH0561410B2 (ja) | ||
JP2001115445A (ja) | 掘削土の混合攪拌装置 | |
US3313363A (en) | Power operated hole digger | |
JPH09273373A (ja) | アースドリル用掘削装置 | |
JPH0340958Y2 (ja) | ||
JPH07317018A (ja) | 舗装切断機 | |
JPH0429839B2 (ja) | ||
JPH02194212A (ja) | 鋼管スクリュー杭 | |
JP3187326B2 (ja) | 縦穴掘削機 | |
JPS63289114A (ja) | 削孔ケ−シング用のヘッド | |
JPH0254084A (ja) | アースドリル | |
JP3239107B2 (ja) | 掘削工法 | |
JPH09221745A (ja) | 地盤改良装置の攪拌機 | |
JP3069190U (ja) | 削孔用スクリュ―及びそのヘッド | |
JPH06313392A (ja) | 地盤掘削工法及び同工法に使用するオーガーヘッド | |
JPH0658074A (ja) | 立坑構築用円形ケーシングの土砂かき寄せ装置 | |
JP2520117Y2 (ja) | ケーシング工法用先頭管の刃部構造 | |
JPS61151322A (ja) | 掘削排出装置 | |
JPS6033185Y2 (ja) | 翼付コ−ン型ロ−ラビツト | |
JPH10331562A (ja) | 大口径竪孔の削孔方法および装置 | |
JPH09273374A (ja) | アースドリル用掘削装置 | |
JPH0617576B2 (ja) | 鋼管杭 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |