JPH0685036U - ロールミル - Google Patents
ロールミルInfo
- Publication number
- JPH0685036U JPH0685036U JP3251993U JP3251993U JPH0685036U JP H0685036 U JPH0685036 U JP H0685036U JP 3251993 U JP3251993 U JP 3251993U JP 3251993 U JP3251993 U JP 3251993U JP H0685036 U JPH0685036 U JP H0685036U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- supply tank
- center
- end rolls
- rolls
- Prior art date
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロ−ルミルにおいて、最終ロ−ルの両端部に
集まる未分散の処理材料を自動的に回収し再分散する。 【構成】 第3ロ−ル(3)の両端部に端部ロ−ル(1
3),(13)を圧接する。この端部ロ−ル(13),(13)は、第
3ロ−ル(3)よりも高速回転している。上記端部ロ−
ル(13),(13)の周面には、スクレパ−(18),(18)があ
り、このスクレパ−(18),(18)の先端は供給槽(11)の中
央部に向いている。未分散の処理材料は端部ロ−ル(1
3),(13)により自動的に回収され、供給槽の中央部に戻
される。
集まる未分散の処理材料を自動的に回収し再分散する。 【構成】 第3ロ−ル(3)の両端部に端部ロ−ル(1
3),(13)を圧接する。この端部ロ−ル(13),(13)は、第
3ロ−ル(3)よりも高速回転している。上記端部ロ−
ル(13),(13)の周面には、スクレパ−(18),(18)があ
り、このスクレパ−(18),(18)の先端は供給槽(11)の中
央部に向いている。未分散の処理材料は端部ロ−ル(1
3),(13)により自動的に回収され、供給槽の中央部に戻
される。
Description
【0001】
本考案は、3本ロ−ルミル等のロ−ルミルに関するものである。
【0002】
一般に印刷インク等を分散処理するために使用される3本ロ−ルミルでは、圧 接された第1ロ−ルと第2ロ−ル及び第2ロ−ルと第3ロ−ル間の回転によるず り力によって材料が分散されるが、充分に分散されない材料がロ−ルの両端に移 動して集まる傾向にある。そのため、従来は、両端に集まってくる材料をヘラで 掻取って中央部に戻したり、別の容器に集めて再分散したり、廃棄したりしてい る。
【0003】
本考案の目的は、上記の如きロ−ルミルにおいて、ロ−ルの両端に集まってく る未分散材料を自動的にロ−ルの中央部に戻して再分散できるようにしたロ−ル ミルを提供することである。
【0004】
本考案によれば、最終ロ−ルの両端部に該ロ−ルよりも高速回転する端部ロ− ルを圧接し、該端部ロ−ルの周面に先端が供給槽の中央部に向かうスクレパ−を 設け、未分散材料をロ−ル中央部に自動的に戻すようにしたことを特徴とするロ −ルミルが提供され、上記目的が達成される。
【0005】
本考案は複数のロ−ルを有する各種のロ−ルミルに適用することができるが、 以下3本ロ−ルミルに本考案を適用した実施例について説明する。 図において、第1ロ−ル(1),第2ロ−ル(2)及び第3ロ−ル(3)は、 それぞれフレ−ム(図示略)に設けた軸受(4)・・・に回転自在に支持され、 駆動源に連絡する歯車(5),(6),(7),(8)を介して駆動され、上記 軸受部を適宜の移動手段で移動することにより上記第1ロ−ル(1)と第2ロ− ル(2)間及び第2ロ−ル(2)と第3ロ−ル(3)間の間隙が調整される。
【0006】 上記第1ロ−ル(1)と第2ロ−ル(2)間にはせき板(9),(10)を対向し て設けて処理材料の供給槽(11)を形成してあり、また第3ロ−ル(3)(最終ロ −ル)の周面には分散処理された材料を掻取るためのスクレパ−(12)が、公知の ように、設けられている。
【0007】 上記第3ロ−ル(3)の両端部には、該ロ−ル(3)よりも高速回転する端部 ロ−ル(13),(13)が圧接されている。該端部ロ−ル(13),(13)は、軸受(14),(1 4)に支持された軸(15)に設けられ歯車(16),(17)を介して上記第3ロ−ル(3) より高速回転されているが、別の駆動手段により直接回転させるようにしてもよ い。なお、該端部ロ−ル(13),(13)と第3ロ−ル(3)間の間隙を調整するよう 上記軸受部には適宜の移動手段が設けられている。
【0008】 上記端部ロ−ル(13),(13)の周面には、先端が上記供給槽(11)の中央部に向か うスクレパ−(18),(18)を設けてある。図においては、上記端部ロ−ル(13),(1 3)及びスクレパ−(18),(18)は、図2に示す位置に固定的に設けてあるが、上記 端部ロ−ル(13),(13)とスクレパ−(18),(18)を軸(15)に沿って移動可能に設け たり、スクレパ−(18),(18)の先端の方向を適宜可動できるように設けて、上記 供給槽(11)内の処理材料の分布が均一になるようにしてもよい。
【0009】 而して、上記供給槽(11)に供給された処理材料は、上記各ロ−ルを回転するこ とにより第1ロ−ル(1)と第2ロ−ル(2)の間及び第2ロ−ル(2)と第3 ロ−ル(3)の間でずり力を与えられ、分散されてスクレパ−(12)により第3ロ −ル(3)から掻取られる。また、未分散の処理材料は、第1ロ−ルから第3ロ −ルに達する間に次第にロ−ルの両端に集まるが、第3ロ−ル(3)の両端には 端部ロ−ル(13),(13)が圧接しており、かつ該端部ロ−ル(13),(13)が第3ロ− ル(3)よりも高速で回転しているので、端部ロ−ル(13),(13)側に移行し、ス クレパ−(18),(18)により該端部ロ−ル(13),(13)から掻取られて上記供給槽(1 1)の中央部に戻る。このようにして、処理材料はロ−ルの中央部に集まり、充分 に分散されて第3ロ−ル(3)に設けたスクレパ−(12)により掻取られる。
【0010】 上記実施例は3本ロ−ルミルについて説明したが、本考案は各種の複数本ロ− ルミルに適用することができ、各種ロ−ルミルの最終ロ−ルの両端部に端部ロ− ルを設けてスクレパ−により供給槽の中央部に戻すようにすればよい。
【0011】
本考案は上記のように構成され、最終ロ−ルの両端部に端部ロ−ルを圧接し、 該端部ロ−ルを最終ロ−ルよりも高速回転し、該端部ロ−ルの周面に先端が供給 槽の中央部に向いたスクレパ−を設けたので、最終ロ−ルの両端部に集まる未分 散の処理材料は端部ロ−ルを介して供給槽の中央部に自動的に戻され、以後確実 に分散処理することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図である。
1 第1ロ−ル 2 第2ロ−ル 3 第3ロ−ル
11 供給槽 13 端部ロ−ル 18 スクレパ−
11 供給槽 13 端部ロ−ル 18 スクレパ−
Claims (1)
- 【請求項1】 第1ロ−ルと第2ロ−ル間に設けた供給
槽に供給された材料を複数並列したロ−ル間で順次分散
するロ−ルミルにおいて、最終ロ−ルの両端部に該最終
ロ−ルよりも高速回転する端部ロ−ルを圧接し、該最終
ロ−ルの端部に集まった未分散材料をロ−ル中央部に戻
すよう先端が上記供給槽の中央部に向かうスクレパ−を
上記端部ロ−ルの周面に設けたことを特徴とするロ−ル
ミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251993U JP2510235Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ロ―ルミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251993U JP2510235Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ロ―ルミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685036U true JPH0685036U (ja) | 1994-12-06 |
JP2510235Y2 JP2510235Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12361219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3251993U Expired - Lifetime JP2510235Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ロ―ルミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510235Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049525A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社井上製作所 | 三本ロールミルの駆動装置 |
KR101691785B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-02 | (주) 나노기술 | 분산완료 확인이 가능한 3롤밀 개별 제어형 나노입자 분산 시스템 |
KR101692348B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-03 | (주) 나노기술 | 3롤의 개별 제어를 이용한 나노입자 분산장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5290900B2 (ja) * | 2009-07-23 | 2013-09-18 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | ロールミル装置 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP3251993U patent/JP2510235Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049525A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社井上製作所 | 三本ロールミルの駆動装置 |
KR101691785B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-02 | (주) 나노기술 | 분산완료 확인이 가능한 3롤밀 개별 제어형 나노입자 분산 시스템 |
KR101692348B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-03 | (주) 나노기술 | 3롤의 개별 제어를 이용한 나노입자 분산장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2510235Y2 (ja) | 1996-09-11 |
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Date | Code | Title | Description |
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