JPH0683011A - 処理液用ヒータの安全装置 - Google Patents
処理液用ヒータの安全装置Info
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- JPH0683011A JPH0683011A JP23201092A JP23201092A JPH0683011A JP H0683011 A JPH0683011 A JP H0683011A JP 23201092 A JP23201092 A JP 23201092A JP 23201092 A JP23201092 A JP 23201092A JP H0683011 A JPH0683011 A JP H0683011A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒータの過熱による火損を確実に防止するた
めの保護装置を得る。 【構成】 保護装置90のケーシング92内には、温度
ヒューズ94とサーモスタット96が収容されている。
この保護装置は、ケーシングに設けられた凹部92Aと
ブラケット100との間にヒータ60の筒体72を挿入
して挟持している。ヒータの熱は筒体からケーシングに
伝達されて温度ヒューズ、サーモスタットを加熱する。
ヒータが異常過熱した場合、まずサーモスタットが設定
温度となり、このサーモスタットの作動不良が生じてい
ても、次の温度ヒューズが作動してヒータの過熱を停止
させることができる。
めの保護装置を得る。 【構成】 保護装置90のケーシング92内には、温度
ヒューズ94とサーモスタット96が収容されている。
この保護装置は、ケーシングに設けられた凹部92Aと
ブラケット100との間にヒータ60の筒体72を挿入
して挟持している。ヒータの熱は筒体からケーシングに
伝達されて温度ヒューズ、サーモスタットを加熱する。
ヒータが異常過熱した場合、まずサーモスタットが設定
温度となり、このサーモスタットの作動不良が生じてい
ても、次の温度ヒューズが作動してヒータの過熱を停止
させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料を自動搬送し、
感光材料の現像、定着、水洗処理等を行う感光材料処理
装置に用いられ、感光材料の処理液の温度を一定に保つ
ための処理液用ヒータの安全装置に関する。
感光材料の現像、定着、水洗処理等を行う感光材料処理
装置に用いられ、感光材料の処理液の温度を一定に保つ
ための処理液用ヒータの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動現像機等の感光材料処理装置におい
て、写真フイルム等の感光材料を処理する適正な現像処
理能力を確保するためには、現像液、定着液、水洗水等
の処理液の温度を所定範囲内に維持しなければならな
い。
て、写真フイルム等の感光材料を処理する適正な現像処
理能力を確保するためには、現像液、定着液、水洗水等
の処理液の温度を所定範囲内に維持しなければならな
い。
【0003】一般に、この処理液温度は、各処理槽内に
ヒータを設け、処理液の温度を温度サーミスタ等の温度
センサで検出して、ヒータの周囲の温度を測定して、こ
の温度が所定の範囲となるように、ヒータをオン・オフ
してヒータの発熱量を調整することにより所定範囲に維
持されるようになっている。このヒータを処理槽内に処
理液が入っていない状態で加熱作動させる、所謂、空焚
きをした場合、一般にヒータと温度センサとが少し離し
て配置され、ヒータの加熱温度は空気を介して温度セン
サに伝わるので、ヒータがかなり高温になるまでオフと
ならない。したがって、ヒータがオフとなる前に処理槽
内の各部品、特に樹脂製の部品に熱変形等が生じること
がある。また、処理槽内に処理液が入っていても、温度
センサの動作不良、コントロールするためのソフトの異
常等が発生した場合、処理液の温度上昇をまねく。
ヒータを設け、処理液の温度を温度サーミスタ等の温度
センサで検出して、ヒータの周囲の温度を測定して、こ
の温度が所定の範囲となるように、ヒータをオン・オフ
してヒータの発熱量を調整することにより所定範囲に維
持されるようになっている。このヒータを処理槽内に処
理液が入っていない状態で加熱作動させる、所謂、空焚
きをした場合、一般にヒータと温度センサとが少し離し
て配置され、ヒータの加熱温度は空気を介して温度セン
サに伝わるので、ヒータがかなり高温になるまでオフと
ならない。したがって、ヒータがオフとなる前に処理槽
内の各部品、特に樹脂製の部品に熱変形等が生じること
がある。また、処理槽内に処理液が入っていても、温度
センサの動作不良、コントロールするためのソフトの異
常等が発生した場合、処理液の温度上昇をまねく。
【0004】このため、ヒータの近傍にサーモスタット
又は温度ヒューズ等を設けて一体とすることが既に行わ
れている。
又は温度ヒューズ等を設けて一体とすることが既に行わ
れている。
【0005】ところで、サーモスタット等のヒータをオ
ン・オフする制御は、ヒータの発熱量を所定の範囲に保
つ手段であってヒータの過熱を防ぐものではないため、
規格上、安全装置としては認められないことがある。そ
こで、感光材料処理装置等のヒータを用いて処理液を加
熱する機構を備えた装置では、前記オン・オフ制御装置
の他に、さらに高温で作動するサーモスタット又は温度
ヒューズ等の安全装置をも内蔵することによって確実
に、ヒータの過熱が発生した場合、ヒータの電源を直接
切ることも提案されている。このような安全装置では、
ヒータの温度コントロールが不能となってヒータが過熱
したときに作動してヒータの電源を切るようにしてい
る。
ン・オフする制御は、ヒータの発熱量を所定の範囲に保
つ手段であってヒータの過熱を防ぐものではないため、
規格上、安全装置としては認められないことがある。そ
こで、感光材料処理装置等のヒータを用いて処理液を加
熱する機構を備えた装置では、前記オン・オフ制御装置
の他に、さらに高温で作動するサーモスタット又は温度
ヒューズ等の安全装置をも内蔵することによって確実
に、ヒータの過熱が発生した場合、ヒータの電源を直接
切ることも提案されている。このような安全装置では、
ヒータの温度コントロールが不能となってヒータが過熱
したときに作動してヒータの電源を切るようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている装置では、ヒータとオン・オフ制御装置及
び安全装置が一体となっているため、いずれか一つが故
障したときにも全てを破棄する必要があった。
案されている装置では、ヒータとオン・オフ制御装置及
び安全装置が一体となっているため、いずれか一つが故
障したときにも全てを破棄する必要があった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して、ヒータの異
常過熱時に確実に作動する処理液用ヒータの安全装置を
提供すると共に、安価かつ取り付けの容易な処理液用ヒ
ータの安全装置を提供することを目的とする。
常過熱時に確実に作動する処理液用ヒータの安全装置を
提供すると共に、安価かつ取り付けの容易な処理液用ヒ
ータの安全装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る処理液用ヒータの安全装置
は、処理槽内の処理液中に浸漬するように配置されて処
理液を所定の温度範囲に維持する処理液用ヒータの安全
装置であって、一端が開口された略筒体形状で前記ヒー
タと嵌合可能な凹部を外面にもつケーシングと、前記ケ
ーシング内に少なくとも2個設けられ各々異なる設定温
度で前記ヒータの加熱を停止させる保護手段と、前記ケ
ーシングに設けられケーシングの前記凹部との間に前記
ヒータを挟持する挟持部材と、を有することを特徴とす
る。
の本発明の請求項1に係る処理液用ヒータの安全装置
は、処理槽内の処理液中に浸漬するように配置されて処
理液を所定の温度範囲に維持する処理液用ヒータの安全
装置であって、一端が開口された略筒体形状で前記ヒー
タと嵌合可能な凹部を外面にもつケーシングと、前記ケ
ーシング内に少なくとも2個設けられ各々異なる設定温
度で前記ヒータの加熱を停止させる保護手段と、前記ケ
ーシングに設けられケーシングの前記凹部との間に前記
ヒータを挟持する挟持部材と、を有することを特徴とす
る。
【0009】本発明の請求項2に係る処理液用ヒータの
安全装置は、請求項1の処理液用ヒータの安全装置であ
って、前記ケーシングはその開口端部が前記処理槽の側
壁または底板に穿設した孔を通して前記処理槽の外に開
口し、前記ケーシングより外方へ向けて延設したフラン
ジ部により前記処理槽の側壁または底板に取り付けられ
たことを特徴とする。
安全装置は、請求項1の処理液用ヒータの安全装置であ
って、前記ケーシングはその開口端部が前記処理槽の側
壁または底板に穿設した孔を通して前記処理槽の外に開
口し、前記ケーシングより外方へ向けて延設したフラン
ジ部により前記処理槽の側壁または底板に取り付けられ
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載の処理液用ヒータの安
全装置は、ケーシング内に少なくとも2個の保護手段を
収容した二重安全構造となっている。このケーシング
は、凹部と挟持部材との間でヒータを挟持するようにな
っており、これによって、ヒータとケーシングとが密着
するため、ヒータの熱が保護手段に確実に伝達され、確
実に保護手段を作動させることが可能となる。
全装置は、ケーシング内に少なくとも2個の保護手段を
収容した二重安全構造となっている。このケーシング
は、凹部と挟持部材との間でヒータを挟持するようにな
っており、これによって、ヒータとケーシングとが密着
するため、ヒータの熱が保護手段に確実に伝達され、確
実に保護手段を作動させることが可能となる。
【0011】本発明の処理液用ヒータの安全装置では、
何等かの理由でヒータが過熱した場合、まず設定温度の
低い保護手段が作動する。この保護手段としては、ヒー
タが設定温度以上に過熱するとヒータへの電源の供給を
遮断し、ヒータが冷却して設定温度以下となると再度ヒ
ータへ電源を供給可能な自動又は手動復帰型のものが好
ましい。
何等かの理由でヒータが過熱した場合、まず設定温度の
低い保護手段が作動する。この保護手段としては、ヒー
タが設定温度以上に過熱するとヒータへの電源の供給を
遮断し、ヒータが冷却して設定温度以下となると再度ヒ
ータへ電源を供給可能な自動又は手動復帰型のものが好
ましい。
【0012】ヒータが過熱したときに、何らかの原因で
設定温度の低い保護手段が作動しなかった場合、設定温
度の高い保護手段が作動する。設定温度の高い保護手段
としては、ヒータによってその設定温度まで熱せられる
とヒータへの電源の供給をカットするものであり、この
保護手段は、設定温度を高くしているため、設定温度の
低い保護手段と異なり自動復帰しない例えば温度ヒュー
ズ等が好ましい。この保護手段が作動した場合、作業員
がヒータの過熱した原因及び過熱による損失を確認した
後、この保護手段を交換するようにすることが好まし
い。この安全装置を交換する場合、安全装置がヒータと
一体に組まれていないため、ヒータを交換することなく
安全装置のみを交換することになる。
設定温度の低い保護手段が作動しなかった場合、設定温
度の高い保護手段が作動する。設定温度の高い保護手段
としては、ヒータによってその設定温度まで熱せられる
とヒータへの電源の供給をカットするものであり、この
保護手段は、設定温度を高くしているため、設定温度の
低い保護手段と異なり自動復帰しない例えば温度ヒュー
ズ等が好ましい。この保護手段が作動した場合、作業員
がヒータの過熱した原因及び過熱による損失を確認した
後、この保護手段を交換するようにすることが好まし
い。この安全装置を交換する場合、安全装置がヒータと
一体に組まれていないため、ヒータを交換することなく
安全装置のみを交換することになる。
【0013】本発明の請求項2に記載の処理液用ヒータ
の安全装置は、ケーシングの開口端部を処理槽の側壁ま
たは底板を介して外に開口するように配置し、フランジ
で処理槽の側壁または底板に固定されるようにして取り
付けることができる。このため、フランジと側壁又は底
板との間にゴムパッキン等によってシールを施せば、処
理液の洩れを防止することができると共に、安全装置か
ら引き出される電気配線を処理液に浸漬することなく簡
単に取り付けることができる。
の安全装置は、ケーシングの開口端部を処理槽の側壁ま
たは底板を介して外に開口するように配置し、フランジ
で処理槽の側壁または底板に固定されるようにして取り
付けることができる。このため、フランジと側壁又は底
板との間にゴムパッキン等によってシールを施せば、処
理液の洩れを防止することができると共に、安全装置か
ら引き出される電気配線を処理液に浸漬することなく簡
単に取り付けることができる。
【0014】また、ケーシングは処理液中にあるが、電
気配線を引き出すための開口が処理液中に設けられてい
ないため、ケーシング内に処理液が染み込むことがな
く、保護手段が処理液に濡れて作動不良を起こすという
問題がない。
気配線を引き出すための開口が処理液中に設けられてい
ないため、ケーシング内に処理液が染み込むことがな
く、保護手段が処理液に濡れて作動不良を起こすという
問題がない。
【0015】
【実施例】図1には、本実施例に適用された感光材料処
理装置である自動現像機10の概略構造を示している。
この自動現像機10は、ポリエチレンテレフタレート等
の透明な支持体に感光層が形成された感光材料であるフ
ィルム14を現像、定着、水洗処理した後、乾燥処理す
る装置の一実施例として適用したものである。
理装置である自動現像機10の概略構造を示している。
この自動現像機10は、ポリエチレンテレフタレート等
の透明な支持体に感光層が形成された感光材料であるフ
ィルム14を現像、定着、水洗処理した後、乾燥処理す
る装置の一実施例として適用したものである。
【0016】この自動現像機10には、そのケーシング
12の上流側端部(図1の紙面左側面)にフィルム14
を挿入する挿入口16が設けられている。挿入口16の
内方には、一対のローラ18が備えられており、図示し
ない駆動手段で回転するようになっている。このため、
挿入口16から挿入されたフィルム14は、一対のロー
ラ18の駆動力によって自動現像機10の内部に設置さ
れた処理部20へと案内される。
12の上流側端部(図1の紙面左側面)にフィルム14
を挿入する挿入口16が設けられている。挿入口16の
内方には、一対のローラ18が備えられており、図示し
ない駆動手段で回転するようになっている。このため、
挿入口16から挿入されたフィルム14は、一対のロー
ラ18の駆動力によって自動現像機10の内部に設置さ
れた処理部20へと案内される。
【0017】処理部20には複数の処理槽が設けられて
いる。処理槽はそれぞれ上流側(図1の紙面左側)から
現像槽24、リンス槽26、定着槽28、リンス槽30
及び水洗槽32とされている。現像槽24、定着槽2
8、水洗槽32(以下総称する場合は「処理槽」と言
う)には、それぞれ現像液、定着液、水洗水が蓄えられ
ている。また、リンス槽26には洗浄水(例えば水また
は酢酸水溶液)、リンス槽30には洗浄水(例えば水)
が図示しないそれぞれの貯留タンクからポンプの駆動に
よって管路を通して供給され、余剰となった洗浄水をリ
ンス槽26、30から図示しないオーバーフロー槽へオ
ーバーフローさせるようになっている。なお、洗浄水が
水の場合には、貯留タンクを用いずに上水道からソレノ
イドバルブ等を介してリンス槽26、30へ直接接続す
る管路を設け、リンス槽26、30の各々へ水道水を供
給してもよい。
いる。処理槽はそれぞれ上流側(図1の紙面左側)から
現像槽24、リンス槽26、定着槽28、リンス槽30
及び水洗槽32とされている。現像槽24、定着槽2
8、水洗槽32(以下総称する場合は「処理槽」と言
う)には、それぞれ現像液、定着液、水洗水が蓄えられ
ている。また、リンス槽26には洗浄水(例えば水また
は酢酸水溶液)、リンス槽30には洗浄水(例えば水)
が図示しないそれぞれの貯留タンクからポンプの駆動に
よって管路を通して供給され、余剰となった洗浄水をリ
ンス槽26、30から図示しないオーバーフロー槽へオ
ーバーフローさせるようになっている。なお、洗浄水が
水の場合には、貯留タンクを用いずに上水道からソレノ
イドバルブ等を介してリンス槽26、30へ直接接続す
る管路を設け、リンス槽26、30の各々へ水道水を供
給してもよい。
【0018】処理槽24、28、32内の各々には、ラ
ック34が配置されている。ラック34には、複数のロ
ーラ対36が配設されており、これらのローラ対36に
よってフィルム14を挟持して、各処理槽内を略U字状
に案内して搬送する搬送路が形成されている。フィルム
14は、これらの搬送路を搬送されながら各処理槽内で
処理液に浸漬される。
ック34が配置されている。ラック34には、複数のロ
ーラ対36が配設されており、これらのローラ対36に
よってフィルム14を挟持して、各処理槽内を略U字状
に案内して搬送する搬送路が形成されている。フィルム
14は、これらの搬送路を搬送されながら各処理槽内で
処理液に浸漬される。
【0019】各処理槽の上方には、、リンスラックを備
えたクロスオーバーラック46が配置されている。この
クロスオーバーラック46には、リンス槽26、30の
上方にローラ38、40が設けられ、フィルム14を挟
持して隣接する処理槽へ案内すると共にフィルム14に
付着した処理液を取り除くようになっている。また、現
像槽24及び定着槽28には、それぞれヒータ60、6
2が配設されている。これらのヒータ60、62は、各
処理槽24、28の側壁から処理槽24、28内に挿入
して配設されている。このヒータ60、62により現像
液及び定着液が加熱され、自動現像機10の稼働立ち上
げ時には、フィルム14を処理可能な処理液の設定温度
となり、立ち上げ後は、この処理液の設定温度を維持す
るようになっている。
えたクロスオーバーラック46が配置されている。この
クロスオーバーラック46には、リンス槽26、30の
上方にローラ38、40が設けられ、フィルム14を挟
持して隣接する処理槽へ案内すると共にフィルム14に
付着した処理液を取り除くようになっている。また、現
像槽24及び定着槽28には、それぞれヒータ60、6
2が配設されている。これらのヒータ60、62は、各
処理槽24、28の側壁から処理槽24、28内に挿入
して配設されている。このヒータ60、62により現像
液及び定着液が加熱され、自動現像機10の稼働立ち上
げ時には、フィルム14を処理可能な処理液の設定温度
となり、立ち上げ後は、この処理液の設定温度を維持す
るようになっている。
【0020】ここで、ヒータ60、62及びヒータ6
0、62による過熱を防ぐための安全装置に付いて図2
乃至図5を用いて説明する。なお、ヒータ60、62は
同一の構造であるため、本実施例では一方のヒータ60
について説明し、ヒータ62の説明を省略している。
0、62による過熱を防ぐための安全装置に付いて図2
乃至図5を用いて説明する。なお、ヒータ60、62は
同一の構造であるため、本実施例では一方のヒータ60
について説明し、ヒータ62の説明を省略している。
【0021】図2に示されるように、ヒータ60は、現
像槽24の槽壁に取り付けられている。図3に示される
ように、ヒータ60は、一端が閉塞された長尺の筒体7
2の内部に、電源が接続されることによって発熱する熱
源としてコイル状の発熱体74を収容すると共に、この
発熱体74による熱を筒体72へ伝えるための伝熱部材
76が充填されている。
像槽24の槽壁に取り付けられている。図3に示される
ように、ヒータ60は、一端が閉塞された長尺の筒体7
2の内部に、電源が接続されることによって発熱する熱
源としてコイル状の発熱体74を収容すると共に、この
発熱体74による熱を筒体72へ伝えるための伝熱部材
76が充填されている。
【0022】なお、筒体72としては、自動現像機10
等の感光材料処理装置に用いる場合、現像液、定着液等
の処理液による腐蝕を考慮して、SUS316等の耐蝕
性金属材料を用いている。また、伝熱部材76として
は、MgO(酸化マグネシウム)又はシリコーンコンパ
ンウンド等を適用している。この他に、伝熱部材76と
しては、空気等の適用も可能であり、発熱体74からの
熱を外周部の筒体72に効率良く伝達するものが好まし
い。
等の感光材料処理装置に用いる場合、現像液、定着液等
の処理液による腐蝕を考慮して、SUS316等の耐蝕
性金属材料を用いている。また、伝熱部材76として
は、MgO(酸化マグネシウム)又はシリコーンコンパ
ンウンド等を適用している。この他に、伝熱部材76と
しては、空気等の適用も可能であり、発熱体74からの
熱を外周部の筒体72に効率良く伝達するものが好まし
い。
【0023】図2及び図3に示されるように、筒体72
の開口側の端部には、外周部が半径方向の外方に延設し
た形状のフランジ78が形成されている。また、筒体7
2の開口側端部には、ソケット80が取り付けられ、こ
のソケット80から配線82が引き出されている。この
配線82は後述するコントロールユニットに接続されて
いる。
の開口側の端部には、外周部が半径方向の外方に延設し
た形状のフランジ78が形成されている。また、筒体7
2の開口側端部には、ソケット80が取り付けられ、こ
のソケット80から配線82が引き出されている。この
配線82は後述するコントロールユニットに接続されて
いる。
【0024】ヒータ60は、現像槽24の側壁24Aに
設けられた貫通孔84から現像槽内へ挿入され、フラン
ジ78が側壁24Aの外面へネジ等によって固定されて
いる。このとき、フランジ78と側壁24Aとの間は、
シリコーンゴム製などのパッキン86によってシールさ
れ、貫通孔84から現像液が滲み出す液洩れを防止して
いる。
設けられた貫通孔84から現像槽内へ挿入され、フラン
ジ78が側壁24Aの外面へネジ等によって固定されて
いる。このとき、フランジ78と側壁24Aとの間は、
シリコーンゴム製などのパッキン86によってシールさ
れ、貫通孔84から現像液が滲み出す液洩れを防止して
いる。
【0025】図2及び図4に示されるように、ヒータ6
0の長手方向の中間部には、本発明が適用された安全装
置90が取り付けられている。安全装置90は、一端が
閉塞された略円筒状のケーシング92内に、保護手段と
して温度ヒューズ94とサーモスタット96が収容さ
れ、シリコンコンパウンド等の伝熱部材76を充填した
ものを使用している。ケーシング92の開口は、シリコ
ーンゴム等のパッキン98によて閉塞されている。
0の長手方向の中間部には、本発明が適用された安全装
置90が取り付けられている。安全装置90は、一端が
閉塞された略円筒状のケーシング92内に、保護手段と
して温度ヒューズ94とサーモスタット96が収容さ
れ、シリコンコンパウンド等の伝熱部材76を充填した
ものを使用している。ケーシング92の開口は、シリコ
ーンゴム等のパッキン98によて閉塞されている。
【0026】このケーシング92には、ケーシング92
の軸方向と直交する方向にヒータ60の筒体が嵌合可能
な略円弧状に凹部92Aが形成されている。この凹部9
2Aは、例えばケーシング92を円柱状の部材で叩いて
窪ませて形成することができる。
の軸方向と直交する方向にヒータ60の筒体が嵌合可能
な略円弧状に凹部92Aが形成されている。この凹部9
2Aは、例えばケーシング92を円柱状の部材で叩いて
窪ませて形成することができる。
【0027】また、ケーシング92の閉塞された側の端
部には、挟持部材となる略L字状のブラケット100が
接合されている。ヒータ60は、筒体72をケーシング
92の凹部92Aとブラケット100との間に嵌合する
ように挿入して取り付けられ、凹部92Aとブラケット
100との間でブラケット100の復元力で挟持され
る。
部には、挟持部材となる略L字状のブラケット100が
接合されている。ヒータ60は、筒体72をケーシング
92の凹部92Aとブラケット100との間に嵌合する
ように挿入して取り付けられ、凹部92Aとブラケット
100との間でブラケット100の復元力で挟持され
る。
【0028】安全装置90のケーシング92には、その
開口側の端部近傍に半径方向の外方に向けて円板状に延
設されたフランジ102が設けられており、安全装置9
0は、現像槽24の底板24Bに形成された貫通孔10
4へケーシング92の開口側を挿入して、フランジ10
2を底板24Bへ密着させるようにして、ネジ等によっ
て固定するようになっている。このとき、フランジ10
2と底板24Bとの間にシリコンゴム等のパッキン10
6を設けて、現像液が貫通孔104から滲み出る液洩れ
を防止している。
開口側の端部近傍に半径方向の外方に向けて円板状に延
設されたフランジ102が設けられており、安全装置9
0は、現像槽24の底板24Bに形成された貫通孔10
4へケーシング92の開口側を挿入して、フランジ10
2を底板24Bへ密着させるようにして、ネジ等によっ
て固定するようになっている。このとき、フランジ10
2と底板24Bとの間にシリコンゴム等のパッキン10
6を設けて、現像液が貫通孔104から滲み出る液洩れ
を防止している。
【0029】図4及び図5に示されるように、安全装置
90内の温度ヒューズ94とサーモスタット96は直列
に接続され、ケーシング92からパッキン98を貫通し
て引き出された配線108がコントロールユニット11
0へ接続される。このとき配線108の一方は、ヒータ
60の配線82の一方に接続しており、温度ヒューズ9
4、サーモスタット96、発熱体74が直列となってコ
ントロールユニット110へ接続されている。
90内の温度ヒューズ94とサーモスタット96は直列
に接続され、ケーシング92からパッキン98を貫通し
て引き出された配線108がコントロールユニット11
0へ接続される。このとき配線108の一方は、ヒータ
60の配線82の一方に接続しており、温度ヒューズ9
4、サーモスタット96、発熱体74が直列となってコ
ントロールユニット110へ接続されている。
【0030】また、コントロールユニット110は、ヒ
ータ60の発熱体74を発熱させるための電源112及
びヒータ60の発熱温度を測定するためのサーミスタ1
14を備えた温度センサ116が配線118によって接
続されている。図2に示されるように、温度センサ11
6は、ヒータ60の筒体72へ所定間隔おいてバンド1
20によって取り付けられている。
ータ60の発熱体74を発熱させるための電源112及
びヒータ60の発熱温度を測定するためのサーミスタ1
14を備えた温度センサ116が配線118によって接
続されている。図2に示されるように、温度センサ11
6は、ヒータ60の筒体72へ所定間隔おいてバンド1
20によって取り付けられている。
【0031】コントロールユニット110は、自動現像
機10の作動を制御する制御部122(図1に示す)の
一部に構成されており、温度センサ116によって処理
液の温度を測定しながら、この処理液の温度が一定の温
度範囲(本実施例では34°C)を維持するように、ヒ
ータ60への電源の供給をオン・オフしている。
機10の作動を制御する制御部122(図1に示す)の
一部に構成されており、温度センサ116によって処理
液の温度を測定しながら、この処理液の温度が一定の温
度範囲(本実施例では34°C)を維持するように、ヒ
ータ60への電源の供給をオン・オフしている。
【0032】また、安全装置90のサーモスタット96
は、設定温度以上に加熱されることによって内部の接点
を開放して、設定温度以下となると自動的に接点を閉じ
る自動復帰型としている。サーモスタット96の作動に
よって、コントロールユニット110からヒータ60の
発熱体74への電源の供給が遮断される。なお、本実施
例では、サーモスタット96の設定温度を60°Cとし
ている。
は、設定温度以上に加熱されることによって内部の接点
を開放して、設定温度以下となると自動的に接点を閉じ
る自動復帰型としている。サーモスタット96の作動に
よって、コントロールユニット110からヒータ60の
発熱体74への電源の供給が遮断される。なお、本実施
例では、サーモスタット96の設定温度を60°Cとし
ている。
【0033】温度ヒューズ94は、ヒータ60によって
加熱されて設定温度以上となると内部に設けられたヒュ
ーズが溶断して発熱体74への電源の供給を遮断するよ
うになっている。この温度ヒューズ94が溶断した場
合、温度ヒューズ94ないし安全装置90を交換するよ
うになる。なお、本実施例では、温度ヒューズ94の設
定温度を、現像槽24内部の部材の耐熱温度を考慮して
100°Cに設定している。
加熱されて設定温度以上となると内部に設けられたヒュ
ーズが溶断して発熱体74への電源の供給を遮断するよ
うになっている。この温度ヒューズ94が溶断した場
合、温度ヒューズ94ないし安全装置90を交換するよ
うになる。なお、本実施例では、温度ヒューズ94の設
定温度を、現像槽24内部の部材の耐熱温度を考慮して
100°Cに設定している。
【0034】このコントロールユニット110内には、
ヒータ60と電源112とを接続した状態で、温度セン
サ116によって、ヒータ60の発熱状態を監視し、所
定の発熱状態に達していない場合に、アラーム等によっ
て作業員に告知するようになっている。また、コントロ
ールユニット110には、ヒータ60の温度制御と別
に、温度センサ116が一定温度以上(例えば45°
C)を検出した場合にアラームによって液温上昇を告知
するようになっている。
ヒータ60と電源112とを接続した状態で、温度セン
サ116によって、ヒータ60の発熱状態を監視し、所
定の発熱状態に達していない場合に、アラーム等によっ
て作業員に告知するようになっている。また、コントロ
ールユニット110には、ヒータ60の温度制御と別
に、温度センサ116が一定温度以上(例えば45°
C)を検出した場合にアラームによって液温上昇を告知
するようになっている。
【0035】図1に示されるように、処理部20の下流
側(図1の紙面右側)には、乾燥部45が隣接して配置
されており、水洗槽32で水洗処理の終了したフィルム
14が、一対の搬送ローラ42によって乾燥部45へと
搬送される。
側(図1の紙面右側)には、乾燥部45が隣接して配置
されており、水洗槽32で水洗処理の終了したフィルム
14が、一対の搬送ローラ42によって乾燥部45へと
搬送される。
【0036】乾燥部45の乾燥室45A内部と処理部2
0内部とは、乾燥室挿入口44によって連通されてお
り、この乾燥室挿入口44から乾燥室45A内にフィル
ム14が挿入される。
0内部とは、乾燥室挿入口44によって連通されてお
り、この乾燥室挿入口44から乾燥室45A内にフィル
ム14が挿入される。
【0037】乾燥室45A内には、乾燥室挿入口44か
ら順に、スクイズローラ48、ヒートローラ50、5
1、排出ローラ52が配置されている。これらのローラ
は、乾燥室45A内の一対の側板47(図1では片側の
み図示)に回転可能に支持され、また、一方の側板47
の外方に配設された図示しない駆動力伝達手段によって
駆動源の駆動力が伝達される。これによって、各々のロ
ーラはフィルム14の搬送方向へ回転するようになって
いる。
ら順に、スクイズローラ48、ヒートローラ50、5
1、排出ローラ52が配置されている。これらのローラ
は、乾燥室45A内の一対の側板47(図1では片側の
み図示)に回転可能に支持され、また、一方の側板47
の外方に配設された図示しない駆動力伝達手段によって
駆動源の駆動力が伝達される。これによって、各々のロ
ーラはフィルム14の搬送方向へ回転するようになって
いる。
【0038】ヒートローラ50、51は、略上下に配置
されている。これらのヒートローラ50、51は、略円
筒状とされ、各々の軸心部には、外周部を加熱する赤外
線ヒータ56が同軸的に配設されている。また、ヒート
ローラ50、51の外周周縁には、ガイド54と共に複
数のニップローラ58が配設されている。ニップローラ
58は、ヒートローラ50、51の外周面との間にフィ
ルム14を挟持するようになっており、また、ヒートロ
ーラ50、51の回転に追従して回転するようになって
いる。フィルム14はヒートローラ50、51の外周面
に巻掛けられながらヒートローラ50、51の各々の外
周面とニップローラ58との間に挟持されながら搬送さ
れる。このときフィルム14はヒートローラ50、51
の外周面に密着され、ヒートローラ50、51から熱伝
導によって内部まで加熱される。
されている。これらのヒートローラ50、51は、略円
筒状とされ、各々の軸心部には、外周部を加熱する赤外
線ヒータ56が同軸的に配設されている。また、ヒート
ローラ50、51の外周周縁には、ガイド54と共に複
数のニップローラ58が配設されている。ニップローラ
58は、ヒートローラ50、51の外周面との間にフィ
ルム14を挟持するようになっており、また、ヒートロ
ーラ50、51の回転に追従して回転するようになって
いる。フィルム14はヒートローラ50、51の外周面
に巻掛けられながらヒートローラ50、51の各々の外
周面とニップローラ58との間に挟持されながら搬送さ
れる。このときフィルム14はヒートローラ50、51
の外周面に密着され、ヒートローラ50、51から熱伝
導によって内部まで加熱される。
【0039】フィルム14は、乾燥室45A内に挿入さ
れるとスクイズローラ48によって挟持搬送されながら
表面に付着した水分がスクイズされ、ガイド54によっ
てヒートローラ50の外周周縁へ案内されてヒートロー
ラ50へ巻掛けられる。さらに、フィルム14は、ヒー
トローラ50の回転によって搬送され、ヒートローラ5
0のフィルム搬送方向下流側に配置された一対のガイド
64によってヒートローラ51の外周周縁へ案内されて
ヒートローラ51に巻掛けられる。ヒートローラ51か
ら送り出されたフィルム14は、ガイド66及びガイド
64に案内されながら搬送ローラ52によって挟持搬送
され、排出口53から機外へ送り出される。
れるとスクイズローラ48によって挟持搬送されながら
表面に付着した水分がスクイズされ、ガイド54によっ
てヒートローラ50の外周周縁へ案内されてヒートロー
ラ50へ巻掛けられる。さらに、フィルム14は、ヒー
トローラ50の回転によって搬送され、ヒートローラ5
0のフィルム搬送方向下流側に配置された一対のガイド
64によってヒートローラ51の外周周縁へ案内されて
ヒートローラ51に巻掛けられる。ヒートローラ51か
ら送り出されたフィルム14は、ガイド66及びガイド
64に案内されながら搬送ローラ52によって挟持搬送
され、排出口53から機外へ送り出される。
【0040】ガイド64、66は内部が中空の略筒体で
あり、長手方向がフィルム14の搬送幅方向に沿うよう
に配置されている。ガイド64、66には、中空内部の
筒体の外周部にフィルム14の搬送路側へ向けて突出し
たガイド突起が形成されており、このガイド突起の先端
部でフィルム14を搬送方向の下流側へ案内するように
なっている。また、ガイド64、66には、中空内部と
フィルム14の搬送路近傍とを連通する水とスリット7
0が形成されている。このスリット70は、フィルム1
4の幅方向に沿って形成されており、ガイド64、66
の各々の中空内部に乾燥風が供給されたとき、この乾燥
風をフィルム14の表面へ向けて噴出するようになって
いる。
あり、長手方向がフィルム14の搬送幅方向に沿うよう
に配置されている。ガイド64、66には、中空内部の
筒体の外周部にフィルム14の搬送路側へ向けて突出し
たガイド突起が形成されており、このガイド突起の先端
部でフィルム14を搬送方向の下流側へ案内するように
なっている。また、ガイド64、66には、中空内部と
フィルム14の搬送路近傍とを連通する水とスリット7
0が形成されている。このスリット70は、フィルム1
4の幅方向に沿って形成されており、ガイド64、66
の各々の中空内部に乾燥風が供給されたとき、この乾燥
風をフィルム14の表面へ向けて噴出するようになって
いる。
【0041】ガイド64、66の長手方向の一端に設け
られた開口に図示しない乾燥風発生手段によって発生さ
れた乾燥風が供給される。この乾燥風がスリット70か
らフィルム14の表面に向けて噴出されることにより、
ヒートローラ50、51によって加熱、フィルム14内
部から蒸発した水分を多量に含んだ空気が、フィルム1
4の表面近傍から排除されてフィルム14の乾燥が促進
される。なお、乾燥部45には、乾燥室45A内部の高
湿度の空気を排出する排出手段が設けられている。
られた開口に図示しない乾燥風発生手段によって発生さ
れた乾燥風が供給される。この乾燥風がスリット70か
らフィルム14の表面に向けて噴出されることにより、
ヒートローラ50、51によって加熱、フィルム14内
部から蒸発した水分を多量に含んだ空気が、フィルム1
4の表面近傍から排除されてフィルム14の乾燥が促進
される。なお、乾燥部45には、乾燥室45A内部の高
湿度の空気を排出する排出手段が設けられている。
【0042】この乾燥室45Aには、おのおののヒート
ローラ50、51の外周周縁の近傍にヒートローラ5
0、51の表面温度を検出する乾燥温度センサ68が配
設されている。これらの乾燥温度センサ68は、各ヒー
トローラ50、51の表面温度、すなわち、フィルム1
4の加熱温度を測定し、その測定結果によって、各々の
ヒートローラ50、51の表面温度を所定範囲に維持す
るように赤外線ヒータ56を作動させるようにしてい
る。
ローラ50、51の外周周縁の近傍にヒートローラ5
0、51の表面温度を検出する乾燥温度センサ68が配
設されている。これらの乾燥温度センサ68は、各ヒー
トローラ50、51の表面温度、すなわち、フィルム1
4の加熱温度を測定し、その測定結果によって、各々の
ヒートローラ50、51の表面温度を所定範囲に維持す
るように赤外線ヒータ56を作動させるようにしてい
る。
【0043】なお、本実施例では、ヒートローラ50の
表面温度をヒートローラ51の表面温度より高く設定し
て、主にヒートローラ50でフィルム14の内部まで加
熱し、ヒートローラ51とガイド64、66からフィル
ム14の表面近傍に供給される乾燥風によって乾燥させ
るようにしている。また、乾燥部45には、乾燥室45
A内の温度を測定する乾燥室温度センサ、自動現像機1
0の機外の温湿度を検出する温度センサ、機外の湿度を
検知する外気湿度センサ等を接続して、これらによって
フィルム14の乾燥温度を制御するようにしてもよい。
このときのヒートローラ50、51の表面温度は、機外
の温湿度等に応じて予め得た実験結果によって設定する
ことができる。
表面温度をヒートローラ51の表面温度より高く設定し
て、主にヒートローラ50でフィルム14の内部まで加
熱し、ヒートローラ51とガイド64、66からフィル
ム14の表面近傍に供給される乾燥風によって乾燥させ
るようにしている。また、乾燥部45には、乾燥室45
A内の温度を測定する乾燥室温度センサ、自動現像機1
0の機外の温湿度を検出する温度センサ、機外の湿度を
検知する外気湿度センサ等を接続して、これらによって
フィルム14の乾燥温度を制御するようにしてもよい。
このときのヒートローラ50、51の表面温度は、機外
の温湿度等に応じて予め得た実験結果によって設定する
ことができる。
【0044】次に本実施例の作用を説明する。自動現像
機10では、図示しない電源スイッチがオンされると、
ヒータ60、62によって現像液及び定着液に所定の温
度に立ち上げられ、立ち上げ後はその温度を維持するよ
うになっている。
機10では、図示しない電源スイッチがオンされると、
ヒータ60、62によって現像液及び定着液に所定の温
度に立ち上げられ、立ち上げ後はその温度を維持するよ
うになっている。
【0045】フィルム14は、挿入口16から自動現像
機10へ挿入されると、一対のローラ18によって、自
動現像機10内へ引き入れられ、現像槽24内へ送り込
まれる。現像槽24内に送り込まれたフィルム14はラ
ック34のローラ対36によって挟持搬送されて現像液
に浸漬されながら略U字状に案内されて、現像槽24か
ら送り出される。現像槽24から送り出されたフィルム
14は、クロスオーバーラック46によって案内され、
リンス槽26を通過して定着槽28内へ送り込まれて定
着液に浸漬される。この後、定着槽28からクロスオー
バーラック46によってリンス槽30を通過して、水洗
槽32へ送り込まれ、水洗水によって処理液(定着液)
が洗い落とされる。
機10へ挿入されると、一対のローラ18によって、自
動現像機10内へ引き入れられ、現像槽24内へ送り込
まれる。現像槽24内に送り込まれたフィルム14はラ
ック34のローラ対36によって挟持搬送されて現像液
に浸漬されながら略U字状に案内されて、現像槽24か
ら送り出される。現像槽24から送り出されたフィルム
14は、クロスオーバーラック46によって案内され、
リンス槽26を通過して定着槽28内へ送り込まれて定
着液に浸漬される。この後、定着槽28からクロスオー
バーラック46によってリンス槽30を通過して、水洗
槽32へ送り込まれ、水洗水によって処理液(定着液)
が洗い落とされる。
【0046】水洗されたフィルム14は、搬送ローラ4
2によって乾燥室挿入口44から乾燥室45A内に送り
込まれる。乾燥部45では、赤外線ヒータ56によって
所定の温度に加熱されたヒートローラ50、51の外周
部にフィルム14を巻き掛けて搬送しながらフィルム1
4を加熱する。加熱されたフィルム14は、表面及び内
部の水分が蒸発して乾燥状態となる。乾燥部45の乾燥
室45A内で乾燥されたフィルム14は、排出ローラ5
2によって排出口53から自動現像機10の機外に排出
される。フィルム14は、自動現像機10の機外に排出
されるまでの間に所定の乾燥状態に至る。
2によって乾燥室挿入口44から乾燥室45A内に送り
込まれる。乾燥部45では、赤外線ヒータ56によって
所定の温度に加熱されたヒートローラ50、51の外周
部にフィルム14を巻き掛けて搬送しながらフィルム1
4を加熱する。加熱されたフィルム14は、表面及び内
部の水分が蒸発して乾燥状態となる。乾燥部45の乾燥
室45A内で乾燥されたフィルム14は、排出ローラ5
2によって排出口53から自動現像機10の機外に排出
される。フィルム14は、自動現像機10の機外に排出
されるまでの間に所定の乾燥状態に至る。
【0047】前記した如く、自動現像機10では、装置
の立ち上げ時にヒータ60、62によって現像液、定着
液を加熱して各々の液温を設定温度(本実施例では34
°C)にした後にフィルム14の処理を開始するように
している。このとき、自動現像機10内の処理液が排出
された状態であった場合、ヒータ60、62が空焚き状
態となる。このとき、処理槽内の温度センサ116は、
ヒータ60(62)からの輻射熱によって除々に温度が
上昇するが、それ以上にヒータ60(62)の温度が上
昇して周囲のラック34等を加熱することになる。
の立ち上げ時にヒータ60、62によって現像液、定着
液を加熱して各々の液温を設定温度(本実施例では34
°C)にした後にフィルム14の処理を開始するように
している。このとき、自動現像機10内の処理液が排出
された状態であった場合、ヒータ60、62が空焚き状
態となる。このとき、処理槽内の温度センサ116は、
ヒータ60(62)からの輻射熱によって除々に温度が
上昇するが、それ以上にヒータ60(62)の温度が上
昇して周囲のラック34等を加熱することになる。
【0048】安全装置90は、ケーシング92の凹部9
2Aとブラケット100との間にヒータ60(62)の
筒体72を挟持しているため、ヒータ60(62)の熱
が確実に伝達して保護手段である温度ヒューズ94とサ
ーモスタット96を加熱する。
2Aとブラケット100との間にヒータ60(62)の
筒体72を挟持しているため、ヒータ60(62)の熱
が確実に伝達して保護手段である温度ヒューズ94とサ
ーモスタット96を加熱する。
【0049】このヒータ60(62)の過熱が温度セン
サ116によって検知されなかった場合、コントロール
ユニット110によるヒータ60(62)の温度制御が
行われずヒータ60(62)による加熱が進行すること
になる。このヒータ60(62)の過熱によって、安全
装置90のサーモスタット96が設定温度に達すると、
サーモスタット96は内部の接点を開放してヒータ60
(62)への電源を遮断して、ヒータ60(62)の加
熱を停止させる。
サ116によって検知されなかった場合、コントロール
ユニット110によるヒータ60(62)の温度制御が
行われずヒータ60(62)による加熱が進行すること
になる。このヒータ60(62)の過熱によって、安全
装置90のサーモスタット96が設定温度に達すると、
サーモスタット96は内部の接点を開放してヒータ60
(62)への電源を遮断して、ヒータ60(62)の加
熱を停止させる。
【0050】ここで、何らかの原因でサーモスタット9
6が設定温度に達しても、ヒータ60(62)の加熱が
停止しなかった場合、ヒータ60(62)はさらに過熱
する。これによって、安全装置90の温度ヒューズ94
が設定温度に達すると、温度ヒューズ94の内部のヒュ
ーズが溶断して、ヒータ60(62)への電源を遮断す
る。
6が設定温度に達しても、ヒータ60(62)の加熱が
停止しなかった場合、ヒータ60(62)はさらに過熱
する。これによって、安全装置90の温度ヒューズ94
が設定温度に達すると、温度ヒューズ94の内部のヒュ
ーズが溶断して、ヒータ60(62)への電源を遮断す
る。
【0051】このように、安全装置90では、温度ヒュ
ーズ94とサーモスタット96による二重の保護構造を
なしているので、ヒータ60(62)が空焚き等によっ
て加熱しても装置が火損することがない。
ーズ94とサーモスタット96による二重の保護構造を
なしているので、ヒータ60(62)が空焚き等によっ
て加熱しても装置が火損することがない。
【0052】コントロールユニット110では、温度セ
ンサ116によるヒータ60(62)の発熱制御と別
に、ヒータ60(62)へ電源を供給している状態で、
カレントセンサ等によってヒータ60(62)へ電流が
流れているかを確認するようにしている。これによっ
て、サーモスタット96、温度ヒューズ94がヒータ6
0(62)への回路を開放することにより、電流が流れ
なくなるため、保護装置90ないしヒータ60(62)
に異常が発生したと判断してアラーム等の警報を発する
ようにしている。これによって作業員は、処理部20で
の異常を知ることができる。
ンサ116によるヒータ60(62)の発熱制御と別
に、ヒータ60(62)へ電源を供給している状態で、
カレントセンサ等によってヒータ60(62)へ電流が
流れているかを確認するようにしている。これによっ
て、サーモスタット96、温度ヒューズ94がヒータ6
0(62)への回路を開放することにより、電流が流れ
なくなるため、保護装置90ないしヒータ60(62)
に異常が発生したと判断してアラーム等の警報を発する
ようにしている。これによって作業員は、処理部20で
の異常を知ることができる。
【0053】また、このような安全装置90の作動は、
温度センサ116ないしコントロールユニット110の
温度制御に異常をきたし、処理液の温度が上昇した場合
でも同様に作動する。なお、この場合、温度センサ11
6が正常に作動していれば、この温度センサ116が設
定温度(例えば45°C)以上に達するとアラームによ
って告知することもできる。このようにして、コントロ
ールユニット110と保護装置90によって、処理液の
温度上昇及び、ヒータ60(62)の空焚きを防止し、
装置の火損を未然に防ぐことができる。
温度センサ116ないしコントロールユニット110の
温度制御に異常をきたし、処理液の温度が上昇した場合
でも同様に作動する。なお、この場合、温度センサ11
6が正常に作動していれば、この温度センサ116が設
定温度(例えば45°C)以上に達するとアラームによ
って告知することもできる。このようにして、コントロ
ールユニット110と保護装置90によって、処理液の
温度上昇及び、ヒータ60(62)の空焚きを防止し、
装置の火損を未然に防ぐことができる。
【0054】ヒータ60(62)が空焚きした後の復帰
は、サーモスタット96が作動した場合、ヒータ60
(62)の発熱が停止して、ヒータ60(62)が冷却
すれば、サーモスタット96も冷却して自動的に復帰
し、ヒータ60(62)へ通電可能な状態となる。ま
た、温度ヒューズ94が作動した場合、温度ヒューズ9
4が自動復帰しないため交換の必要がある。このとき、
サーモスタット96がその設定温度を越えても作動しな
いため、サーモスタット96の動作不良が生じているこ
とが判る。このため、安全装置90を交換する必要があ
り。安全装置90を交換することによって、ヒータ60
(62)が作動可能となる。
は、サーモスタット96が作動した場合、ヒータ60
(62)の発熱が停止して、ヒータ60(62)が冷却
すれば、サーモスタット96も冷却して自動的に復帰
し、ヒータ60(62)へ通電可能な状態となる。ま
た、温度ヒューズ94が作動した場合、温度ヒューズ9
4が自動復帰しないため交換の必要がある。このとき、
サーモスタット96がその設定温度を越えても作動しな
いため、サーモスタット96の動作不良が生じているこ
とが判る。このため、安全装置90を交換する必要があ
り。安全装置90を交換することによって、ヒータ60
(62)が作動可能となる。
【0055】安全装置90は、ヒータ60(62)から
取り外す場合、ブラケット100を僅かに開いて、ケー
シング92の凹部92Aとブラケット100の間からヒ
ータ60(62)の筒体72を引き抜けば簡単に外すこ
とができ、また、これと逆の作業を行えば簡単にヒータ
60(62)へ組付けることができる。
取り外す場合、ブラケット100を僅かに開いて、ケー
シング92の凹部92Aとブラケット100の間からヒ
ータ60(62)の筒体72を引き抜けば簡単に外すこ
とができ、また、これと逆の作業を行えば簡単にヒータ
60(62)へ組付けることができる。
【0056】この安全装置90は、ヒータ60(62)
と別に取り付けられているため、ヒータ60(62)を
交換することなく安全装置90のみを交換すればよく、
従来のヒータと安全装置が一体となった構造の部品と比
較して、交換部品の費用が安価となっている。
と別に取り付けられているため、ヒータ60(62)を
交換することなく安全装置90のみを交換すればよく、
従来のヒータと安全装置が一体となった構造の部品と比
較して、交換部品の費用が安価となっている。
【0057】なお、コントロールユニット110では、
装置の立ち上げ時に、ヒータ60(62)の作動時間と
温度センサ116によって測定した処理液の温度変化な
いし、ヒータ60(62)を除々に加熱してこの加熱状
態と温度センサ116による検出結果を比較して、処理
槽内に処理液が不足しているか否か及び自動現像機10
が通常状態で作動しているか否かを判断するようにして
もよい。なお、ヒータ60(62)を除々に加熱したと
きは、処理液の量に不足がなかった場合、ヒータ60
(62)を通常作動に移行させればよい。このようにす
れば、自動現像機10の立ち上げ時に装置の異常を自己
判断して、異常のないことを確認してからフィルム14
の処理を行うことができる。
装置の立ち上げ時に、ヒータ60(62)の作動時間と
温度センサ116によって測定した処理液の温度変化な
いし、ヒータ60(62)を除々に加熱してこの加熱状
態と温度センサ116による検出結果を比較して、処理
槽内に処理液が不足しているか否か及び自動現像機10
が通常状態で作動しているか否かを判断するようにして
もよい。なお、ヒータ60(62)を除々に加熱したと
きは、処理液の量に不足がなかった場合、ヒータ60
(62)を通常作動に移行させればよい。このようにす
れば、自動現像機10の立ち上げ時に装置の異常を自己
判断して、異常のないことを確認してからフィルム14
の処理を行うことができる。
【0058】なお、本実施例は、本発明を感光材料処理
装置に適用した一例を示すものであり、本発明の適用を
限定するものではない。本発明が適用される感光材料処
理装置は、フィルム以外の感光材料を処理するものであ
ってもよく、感光材料の処理液等に限らず他の液体を加
熱するヒータに適用することが可能である。
装置に適用した一例を示すものであり、本発明の適用を
限定するものではない。本発明が適用される感光材料処
理装置は、フィルム以外の感光材料を処理するものであ
ってもよく、感光材料の処理液等に限らず他の液体を加
熱するヒータに適用することが可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る処理液用
ヒータの安全装置は、ヒータに直接接触して熱伝導によ
ってヒータの熱を受けるため、正確にヒータの温度上昇
に追従することができ、二重構造の保護手段を設けてい
るため、動作不良を起こすことがなく、ヒータの空焚き
による損傷を未然に防止することができる。
ヒータの安全装置は、ヒータに直接接触して熱伝導によ
ってヒータの熱を受けるため、正確にヒータの温度上昇
に追従することができ、二重構造の保護手段を設けてい
るため、動作不良を起こすことがなく、ヒータの空焚き
による損傷を未然に防止することができる。
【0060】また、保護装置はケーシング内に収容され
ており、このケーシングの開口が槽外に設けられている
ため、保護手段が処理液に漬かってしまうことによる動
作不良を防止できる優れた効果を有する。
ており、このケーシングの開口が槽外に設けられている
ため、保護手段が処理液に漬かってしまうことによる動
作不良を防止できる優れた効果を有する。
【図1】本実施例に係る自動現像機の概略構造図であ
る。
る。
【図2】本実施例に係るヒータ近傍を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【図3】本実施例に係るヒータを示す要部断面図であ
る。
る。
【図4】図2の4−4線に沿った要部断面図である。
【図5】安全装置を示す概略ブロック図である。
10 自動現像機 14 フィルム 24 現像槽 24A 側壁 24B 底板 28 定着槽 45 乾燥部 60、62 ヒータ 90 安全装置 92 ケーシング 92A 凹部 94 温度ヒューズ(保護手段) 96 サーモスタット(保護手段) 100 ブラケット(挟持部材) 102 フランジ
Claims (2)
- 【請求項1】 処理槽内の処理液中に浸漬するように配
置されて処理液を所定の温度範囲に維持する処理液用ヒ
ータの安全装置であって、一端が開口された略筒体形状
で前記ヒータと嵌合可能な凹部を外面にもつケーシング
と、前記ケーシング内に少なくとも2個設けられ各々異
なる設定温度で前記ヒータの加熱を停止させる保護手段
と、前記ケーシングに設けられケーシングの前記凹部と
の間に前記ヒータを挟持する挟持部材と、を有すること
を特徴とする処理液用ヒータの安全装置。 - 【請求項2】 前記ケーシングはその開口端部が前記処
理槽の側壁または底板に穿設した孔を通して前記処理槽
の外に開口し、前記ケーシングより外方へ向けて延設し
たフランジ部により前記処理槽の側壁または底板に取り
付けられたことを特徴とする請求項1の処理液用ヒータ
の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23201092A JPH0683011A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 処理液用ヒータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23201092A JPH0683011A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 処理液用ヒータの安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683011A true JPH0683011A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16932539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23201092A Pending JPH0683011A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 処理液用ヒータの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683011A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7115015B2 (en) | 2000-08-23 | 2006-10-03 | Wacoal Corporation | Sport clothing with cups |
KR20170108091A (ko) | 2015-01-29 | 2017-09-26 | 가부시키가이샤 다이신쿠 | 수정 진동판, 및 수정 진동 디바이스 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23201092A patent/JPH0683011A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7115015B2 (en) | 2000-08-23 | 2006-10-03 | Wacoal Corporation | Sport clothing with cups |
KR20170108091A (ko) | 2015-01-29 | 2017-09-26 | 가부시키가이샤 다이신쿠 | 수정 진동판, 및 수정 진동 디바이스 |
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