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JPH0678075B2 - 水中スクーター - Google Patents

水中スクーター

Info

Publication number
JPH0678075B2
JPH0678075B2 JP63022367A JP2236788A JPH0678075B2 JP H0678075 B2 JPH0678075 B2 JP H0678075B2 JP 63022367 A JP63022367 A JP 63022367A JP 2236788 A JP2236788 A JP 2236788A JP H0678075 B2 JPH0678075 B2 JP H0678075B2
Authority
JP
Japan
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battery
housing
chamber
water
motor
Prior art date
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Application number
JP63022367A
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English (en)
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JPH01197198A (ja
Inventor
申之 高見沢
徹夫 吉沢
進 白猪
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AHORO SUHOOTSU KK
Original Assignee
AHORO SUHOOTSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AHORO SUHOOTSU KK filed Critical AHORO SUHOOTSU KK
Priority to JP63022367A priority Critical patent/JPH0678075B2/ja
Priority to US07/179,938 priority patent/US4864959A/en
Publication of JPH01197198A publication Critical patent/JPH01197198A/ja
Publication of JPH0678075B2 publication Critical patent/JPH0678075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B35/00Swimming framework with driving mechanisms operated by the swimmer or by a motor
    • A63B35/08Swimming framework with driving mechanisms operated by the swimmer or by a motor with propeller propulsion
    • A63B35/12Swimming framework with driving mechanisms operated by the swimmer or by a motor with propeller propulsion operated by a motor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2225/00Miscellaneous features of sport apparatus, devices or equipment
    • A63B2225/30Maintenance

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水中スクーターに係わり、更に詳しくは、水中
スクーターのバッテリから放出される水素ガス、あるい
は水中スクーターハウジング内に海水が侵入した場合
に、バッテリーの電力によって電気分解されて発生する
水素ガスによって、水中スクーター自体が爆発せしめら
れることを防止する為の発明に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り従来から水中スクーターがスキューバダイビ
ンの分野で用いられている。そして、この水中スクータ
ーの一般は通常ハンドルを有するハウジングと、ハウジ
ング中に収められているバッテリー,モーター及び外部
プロペラへ回転動力を伝える為の伝導系等より成る。
所で従来用いられている水中スクーターに関し、この点
を詳述すると、単一のハウジングに、即ち内部を区切る
ことなくハウジングを一つの室に区画し、このハウジン
グ中にバッテリー,駆動モーター,クラッチ等の伝導系
を全て収容し、而も上記バッテリーはハウジング中に固
定した構造を有している。
加えて、バッテリーから放出される水素ガスや、ハウジ
ング中に侵水した海水がバッテリーの電力によって電気
分解されることから生ずる水素ガスに、モーターのブラ
シ部等のスパーク火花が引火して生ずるスクーター爆発
に対する予防手段がほとんど立てられていなかった。
更には、ハウジング内部に侵入海水を吸収する為の特別
の手段が立てられていないのが実情である。又、ハウジ
ングの外部に設けられているハンドルも通常は左右一対
であると共に、プロペラの周りのプロペラカバーもその
外形表面が円形であるのが通常であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、長年スキューバダイバーに親しまれ、
それなりの実績を残したものであるが、今後のスキュー
バダイバー人工の増加及びダイバーの水中での行動範囲
の拡大に伴なう水中スクーター利用の機会の増大を考慮
すると上記構造の水中スクーターは次の如き幾つかの不
具合がある。
即ち、その主なものは、バッテリーから放出される水素
ガスや、ハウジング中に浸水した海水がバッテリーの電
力によって電気分解されることから生ずる水素ガスに、
モーターのブラシ部等のスパーク火花が引火して生ずる
スクーター爆発に対する予防手段がほとんど立てられて
いない為に、従来技術では数多くの水中スクーター爆発
事故例が報告されているということである。それ故に、
水中スクーター全体及び内部構造部品の損傷のみなら
ず、ダイバーの安全が保障されていない不具合がある。
他には、ハウジング内部へ浸入する水の、内部に於ける
吸収処理対策がほとんどないので、内部機構部品の腐食
が激しく耐久性、安全性に欠ける問題がある。更にはハ
ウジング外部のハンドルが左右だけなので、陸上等でこ
の水中スクーターを運搬する場合、2人がかりの場合に
は左右のハンドルを各々持てばよい所、1人の場合には
運搬しにくい欠点がある。
加えて、プロペラカバーの外形が円形であって上下部の
表面が共に丸い孤を描いているので、水中で使用中ダイ
バーによる水中スクーターの保持性が悪く、操作性に難
点があった。これら上述した解決課題の内、上記の水中
スクーター爆発の点が最大の問題なのでより詳述する。
即ち、水素(H2)が大気中で爆発する事は周知の事実で
あって、その熱反応式は、 で示される。より述べると、水素と酸素又は空気の混合
物に点火すると、上記の熱反応が連鎖的に生じ、瞬間的
燃焼し、多量の熱が一時的に発生し、生じた水蒸気が急
激に膨張する。この現象が、いわゆる水素爆発と称せら
れるものであって、この反応は水素2体積と、空気5体
積の時が最も激しく(約29体積%)、それを含む4.1〜7
4.2体積%の時には爆発を誘発する。これを通常爆発限
界と称している。そこでこのような一般論の下、水中ス
クーターの場合の爆発限界に至る過程をみてみると、先
ずバッテリーからの水素放出を原因とする爆発限界に至
る過程は、次の通りである。
通常バッテリーの充放電は、 であって、正常な充放電では、上記の通り理論上水素ガ
スの発生はないところであるが、充電終了時及び過充電
時には少量の水素ガスが発生し、特に使用回数の多いバ
ッテリーほどこの傾向が強いことが確認されている。こ
の為に爆発限界に達したり、あるいはバッテリー保存
時、序々に水素ガスが放出されることが事実上認めれて
おり、より具体的にはバッテリー及びその回りの雰囲気
温度が40℃程度の場合には水素ガス発生量は0ccである
のに対し、60℃,70℃,80℃と上昇するにつれ、各々7〜
15cc/H,20〜120cc/H,120〜250cc/Hであることが認めら
れ、60℃の場合には22〜10時間後に爆発限界に達し、70
℃の場合には7.5〜1.2時間後に爆発限界に達し、80℃の
場合には、1.2〜0.6時間後に爆発限界に達し、これがモ
ーターのブラシ部のスパーク,リレーの接点部のスパー
ク,各種スイッチの接点部のスパーク,水中スクーター
ハウジング内部の電線、コネクター等の容量不足による
発火によって引火し、爆発するものである。
この点従来技術は、水中スクーターにバッテリーを固定
してある為、充電時もバッテリーがハウジング内にある
ことか上記通りハウジング内に水素ガスがたまり易く水
素爆発がし易い。加えて、バッテリー,駆動モーター,
クラッチ,内部配線等が全て単一の連通したハウジング
内に納められているので、バッテリー温度の上昇によっ
て水素ガス濃度が爆発限界に至った時に、スパーク火花
がそれらに直ちに引火して水素爆発が生じ易いものであ
る。
次に、同じ爆発限界に至る過程であっても、ハウジング
内部に海水等が入り、バッテリーの電力によって電気分
解されて水素ガスが発生する場合の爆発限界過程をみて
みると、次の通りである。
水が電気により、水素と酸素に分解される事はよく知ら
れているが、海水のように、水に塩分等他の物質が含ま
れている場合、電気により、これらの物質が水中の酸素
イオン(水酸イオン)と結合し、水素と塩素のガスが多
量に生ずる。より具体的には、バッテリーの出力線やタ
ーミナルのプラス側とマイナス側が同時に海水に接っし
た時に上記状態が生ずる。これが継続する事により爆発
限界に達し、モーターのスパーク火花等によって爆発が
生ずる。従来技術では、この為の、即ち海水侵入に対応
する特別な予防手段が皆無であった為、これを原因とす
る水中スクーターの爆発例が多いものであった。
従って本発明は次の事を目的としている。
主たる目的は、バッテリーから放出される水素ガスや、
ハウジング内への侵入海水が電気分解されて生ずる水素
ガスにモーターのスパーク火花等が引火して生ずる水柱
スクーターの水素爆発を効果的に未然に防止できる手段
をもつ水中スクーターを提供するにある。
これにより水中スクーター全体、その構成部品の耐久性
を高めることは勿論のこと、ダイバーが安心して使える
安全性の高い水中スクーターを提供するにある。これら
に付帯して、実現性の高い爆発予防手段を提供するこ
と、精度の高い爆発予防手段を提供すること、ダイバー
に報知できる爆発予防手段を提供すること、二重,三重
に安全を高めている手段を提供すること、設計,製作し
易い爆発予防手段を提供することも併せて目的としてい
る。
加えて、ハウジング内の内部機構部品の腐食進行を予防
できることも目的としている。更には、陸上での運搬が
し易く、且つ水中での操作性に勝れた水中スクーターを
提供することも目的としている。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本発明は次の技術的手段を有
する。
即ち本発明は、ハウジング内に少なくともバッテリー1
3、駆動モータ18、クラッチを有し、ハウジング外のプ
ロペラ39を駆動するスキューバダイビング等のダイバー
が使用する水中スクーターに於いて;上記ハウジング内
に水が侵入した時に、水検出センサー56によりその水の
侵入を検出して、駆動モーター18に対するバッテリー13
からの給電をオフと成し、上記プロペラ39の駆動を停止
する為の駆動モーター制御部52を設けたことを特徴とす
る水中スクーターである。
上記駆動モーター制御部52は、バッテリー13と駆動モー
ター18間を連らねる電源回路53と、上記電源回路53中に
配された第1のリレースイッチ54を開閉する為のメイン
スイッチ12を有する駆動回路55と、ハウジング内の水の
侵入を検出した時に電気的に閉じる水検出センサー56を
含み、この水検出センサー56が電気的に閉じた時に上記
駆動回路55中に配された第2のリレースイッチ57を開
き、駆動回路55をオフと成して電源回路53を開くと共
に、水非検出の時には、上記第2のリレースイッチ57を
閉じ、駆動回路55をオンと成して、電源回路53を閉成す
る為のセンサー回路58より成ることが望ましい。
又、上記水検出センサー56は所定の大きさの吸水布59の
両端に端子と端子を配設したものがよい。
加えて、上記センサー回路58中の水検出センサー56が水
の侵入を検出して上記駆動回路55中に配された第2のリ
レースイッチ57が開かれた時に、ハウジング内の水の侵
入があったことをダイバーに報知する為のインジケータ
60を有していることが望まれる。
更には、上記駆動回路55中に、ハウジング内の温度が予
め定めた温度にまで達した時、この駆動回路55を開き、
上記第1のリレースイッチ54を開き電源回路53を遮断す
る為のサーマルプロテタターを配し、この場合、上記駆
動回路55中のサーマルプロテクターは、バーテリー13に
近い部分に1つと、駆動モーター18に近い部分に1つの
計2つが配されていることがよい。
更には、上記ハウジング内のバッテリー13と駆動モータ
ー18間に第1隔壁板16を設け、更に上記駆動モーター18
とクラッチ33間に第2隔壁板17を設けることによって、
上記ハウジング内を第1,第2隔壁板16,17によって3分
割に区画されたバッテリー室A、モーター室B、クラッ
チ室Cを形成すると共に上記バッテリー室A、モーター
室B、クラッチ室Cは個々独立して水密性を有し、且つ
上記モーター室Bを中にして前後にバッテリー室A及び
クラッチ室Cを着脱自在に配設し、且つ上記センサー回
路58の水検出センサー56の端子及び端子各々を上記
第1隔壁板16に貫通して配設し、モーター室B及びバッ
テリー室A双方への水の侵入を検出可能としてもよい。
そして、上記バッテリー13に近い部分に配されたサーマ
ルプロテクター61は上記バッテリー室Aに配されている
と共に、上記駆動モーター18に近い部分に配されたサー
マルプロテクター62は上記モーター室Bに配されている
ことが望まいし。
更には、上記バッテリー13は、上記バッテリー室Aとモ
ーター室Bを区分する為の上記第1隔壁板16のバッテリ
ー室側に臨む表面上の保持手段とバッテリーハウジング
の保持手段間に着脱可能に保持され、充電時バッテリー
室の為のバッテリーハウジングを外すことによって、上
記バッテリーを上記一対の保持手段から外し、外へ出し
て充電可能に構成されていることがよい。
而も、第1隔壁板16上の保持手段15は、四角のバッテリ
ーのケースの一面を接面した時に、その一面に直交する
バッテリーケースの他の四つの面を保持する為の第1隔
壁板に一体的に形成されたリブ状の複数のバッテリー押
えより成りバッテリーハウジング3に一体的に形成され
た保持手段14は、四角のバッテリーケースの一面に接面
する底板と、その一面に直交するバッテリーケースの他
の四つの面を保持する為のリブ状のバッテリー押えより
成ることが望ましい。
更に、上記メインスイッチ12は、上記バッテリーハウジ
ング3に取着されているものの、スイッチボタン12a
と、このスイッチボタン12aをスタート位置へ動かした
時に動かされるマグネット12bと、上記マグネット12bが
スタート位置へ動かされるに伴ない、磁気吸着により閉
じる接点12cから構成された近接スイッチであって、上
記スイッチボタンはダイバーが操作し易いようにバッテ
リーハウジングの外部に取着され、他方上記接点12cは
バッテリーハウジング3のバッテリー室A内にあるもの
の火花がバッテリー室内へ飛出すことを防止できるよう
に完全密封されていることが望ましい。
加えて、上記クラッチ室C、バッテリ室A内にシート形
をした高分子吸水剤を内蔵するともできる。
又、プロペラカバー36は、水中スクーターを通常に泳進
させる時、上方に位置する部分を上面とした場合、その
上面が平坦部36′として形成されているとよい。
加えて、上記バッテリー室Aを形成するバッテリーハウ
ジング3の左右にハンドル10,11が形成されていると共
に、バッテリーハウジングの前部にもハンドル7が形成
されていることが望ましい。
〔作用〕
上記構成によると、水中スクーターハウジンク内に、水
が侵入すると、水検出センサー56が検出して、駆動モー
ター18に対するバッテリー13からの給電をオフする。故
にモーターが停止する。この為に、万が一バッテリー13
からの水素ガス濃度、海水を電気分解したことによる水
素ガス濃度が爆発限界に近く、又は達していても、モー
ター18のスパーク火花が生ぜず水素爆発が生じない。故
にハウジング内部機構部品のみならず、ダイバーの安全
が保障される。
而も、海水の侵入を検出して水検出センサー56が閉じ、
駆動回路55中に配した第2のリレースイッチ54を開き、
駆動回路55をオフと成して、電源回路53を開くようにし
た技術の場合、水中スクーターに適用し易い実用上のメ
リットがある。
加えて、水検出センサー56を所定の大きさの吸水布59と
した場合には、海水の浸水を上記吸水布59が効果的に検
出する。且つ海水の侵入時インジケーター60がダイバー
にそれを報知する。又、駆動回路55中にサーマルプロテ
クター61,62がある場合、バッテリー13、駆動モーター1
8の温度が爆発限界を誘発する程度にまで高くなった
時、モーターに連らなる電源回路53をオフとして、モー
ター18を停止し、モーター18からのスパーク火花の発生
を防ぐ。
故に爆発事故がこの意味でも予防される。
更には、ハウジングをバッテリー室A,モーター室B,クラ
ッチ室Cに完全分離した場合、何れか1つの部屋への海
水は他へ浸水しない。よって、モーター室A,クラッチ室
Cへの海水の侵入はバッテリー室Aに於ける海水の電気
分解による水素ガス発生に無関係であり爆発が効果的に
予防され、而もバッテリー室Aに於けるバッテリー13か
らの水素放出、あるいはバッテリーの電力による海水の
電気分解から生ずる水素放出があっても、モーター室B
とは非連通なのでスパーク火花が引火しない。
故に爆発が未然に防止され、その前に、水検出センサー
の端子がモーター室Bとバッテリー室Aの隔壁16を
貫通しているので、双方の海水の浸水を検出し、モータ
ー18を停止せしめる。
故により安全である。
加えて、バッテリー13はバッテリーハウジング3を外す
と、外へ出せることから、バッテリー充電は外部で実施
できる。よって充電時の水素ガスがハウジング中に溜ま
ることがない。而もバッテリー13を着脱できる手段が、
第1隔壁板16上のバッテリー押え15と、バッテリーハウ
ジング3のバッテリー押え14より成る場合、バッテリー
13の着脱が容易である。更には、スタートする時に用い
るメインスイッチ12は、密封されているから火花がバッ
テリー室内へ飛ぶことがなく、この意味でも水素爆発が
予防される。
加えて、クラッチ室C,バッテリー室A内に水が侵入した
場合、高分子吸収剤がその水を吸収するので、クラッチ
室C,バッテリー室Aの機構部品の腐食が可及的に防止さ
れる。
プロペラカバー36に関しては、上記が平坦36′なので、
身体を当てがった時に身体をバランスよく水中スクータ
ーに接っしめることができると共に、バッテリーハウジ
ングの前にもハンドル7があるので、陸上で1人で携行
する時、前のハンドル7と左右ハンドル10,11の何れか
を用いることができるから携行し易い。
〔実施例〕
次に添付図面に従い本発明の好適な実施例を詳述する。
先ず水中スクーターの機構的部分を説明する。
図中1は水中スクーターを示し、この水中スクーター1
のハウジング2は全体が3つに区分され、前部のバッテ
リーハウジング3と略中央のモーターハウジング4と後
部のクラッチハウジング5に3分割せしめられている。
上記前部のバッテリーハウジング3の前端6にはバンパ
ーとキャリングハンドル7が一体的に形成されている。
又、上記バッテリーハウジング3の左右8,9の側面には
各々左ハンドル10と右ハンドル11が取着せしめられてい
る。上記右ハンドル11はスターターに相当するメインス
イッチ12が設けられている。このメインスイッチ12につ
いては後述する。
上記バッテリーハウジング3は前端6に向に従って下が
るように湾曲する曲面として形成され、全体としてのハ
ウジング2は流線形を成し、水中での海水による抵抗を
少なくしたものである。
次いで13はバッテリーを示し、このバッテリー13は、バ
ッテリーハウジング3と第1隔壁板16によって区画され
るバッテリー室A内に着脱可能に収設されている。
即ち、上記バッテリー13は、上記バッテリー室Aとモー
ター室Bを区分する為の第1隔壁板16のバッテリー室側
に臨む表面上の保持手段14と、バッテリーハウジング3
の保持手段15間に着脱可能に保持されていて、充電時バ
ッテリー室Aの為の上記バッテリーハウジング3を外す
ことによって、上記バッテリー13を上記一対の保持手段
14,15から外し、外へ出して充電可能い構成されている
ものである。より具体的に詳述すると、上記第1隔壁板
16上の保持手段14は四角のバッテリーケースの一面を接
面した時に、その一面に直交するバッテリーケースの他
の四つの面を保持する為の第1隔壁板16の一体的に形成
されたリブ状の複数のバッテリー押えより成り、他方バ
ッテリーハウジング3に一体的に形成された保持手段15
は、四角のバッテリーケースの一面に接面する底板と、
その一面に直交するバッテリーケースの他の四つの面を
保持する為のリブ状のバッテリー押えより成るものであ
る。
次いで上記モーターハウジング4は、上記した第1隔壁
板16と第2隔壁板17によって水密的に区画され、それに
より上述したモーター室Bが区画されている。上記モー
ターハウジング4内には駆動モーター18が配設され、こ
の駆動モーター18は直流モーターより構成されている。
更にモーター18の駆動軸19に連結する遊星歯車減速機20
が配設されている。上記した第1隔壁板16はモーターハ
ウジング4の内周面21に止め手段であるボルト22によっ
て螺着せしめられている。上記第1隔壁板16の両端部23
即ちモーターハウジング4の内周面21に接面する位置に
はOリング24が各々配設され水密性を保持せしめてい
る。
又、第1隔壁板16の内面25即ちモーターハウジング4側
には上記モーター18を固定する為のモーター保持枠26が
上記第1隔壁板16に一体的に形成されている。他方第2
隔壁板17側にはモーター受け27が取着せしめられ、この
モーター受け27にはギアケース28が止め手段であるボル
ト2によって螺着せしめられている。上記第2隔壁板17
とギアケース28の接面各所には各々Oリング29が取着せ
しめられ第2隔壁板17とギアケース28間及びクラッチハ
ウジング5のクラッチ室Cの水密性を保持している。
上記ギアケース28の他側即ちクラッチ室C側にはクラッ
チ軸保護カバー30が凸部状に突出し、このクラッチ軸保
護カバー30内にクラッチ軸31がベアリング32によって回
動自在に保持せしめられ、このクラッチ軸31の一端は優
先歯車減速機20に連結し、他端はクラッチ33を介してプ
ロペラ軸34に連結している。上記クラッチ軸保護カバー
30の上部側即ちクラッチ33側にはクラッチ軸シール35が
取着せしめられている。
上記モーターハウジング4の後部周面にはプロペラカバ
ー36及びプロペラスクリーン37が取着せしめられ、この
プロペラカバー36は、水中スクーターを通常に泳進させ
る時、上方に位置する部分を上面とした場合、その上面
が平坦部36′として形成され、身体をバランスよくプロ
ペラカバーに接触可能と成し、操作性を良好としてい
る。
そして、上記第2隔壁板17とクラッチハウジング5によ
って区画されるクラッチ室Cが形成され、このクラッチ
室Cにはプロペラ軸34がベアリング32を介在させて回動
自在に取着せしめられ、このプロペラ軸34の先端は略円
筒状より成り、上記したクラッチ軸31の尾端に嵌合でき
るように形成されている。又、上記クラッチハウジング
5の後端側には、プロペラ可変ピッチダイヤル38が配設
され、このプロペラ可変ピッチダイヤル38には複数のプ
ロペラ39が回動自在に取着せしめられている。
上記プロペラ軸34はクラッチハウジング5の端末に於い
てプロペラ軸シール40が取着せしめられ、プロペラ39の
回転に伴う海水の侵入を防止する為のものである。次い
で上記したバッテリーハウジング3,モーターハウジング
4,クラッチハウジング5を各々接続する時に先ずバッテ
リーハウジング3の開口端41に形成されている凹凸部42
とモーターハウジング4の開口端43の凹凸部44を嵌合さ
せる。この時上記凹凸面44にはOリング45が2か所に配
設され、上記バッテリーハウジング3とモーターハウジ
ング4を水密的に保持し、更に上記バッテリーハウジン
グ3とモーターハウジング4を固着せしめる為のロッキ
ングバックル46が略90度各に4か所モーターハウジング
4に取着せしめられ、他方上記ロッキングバックル46を
フックする為のロックフック47がバッテリーハウジング
3に取着せしめられている。更に上記モータハウジング
4にクラッチハウジング5を嵌合させる。この時も同様
に上記嵌合部はOリング48によってしっかりシールせし
められ、クランプロックレバーによって確実にロックさ
れている。
尚、上記したハウジング2全体即ちバッテリーハウジン
グ3,モーターハウジング4,クラッチハウジング5等の材
料としては例えば合成樹脂材料であるABS樹脂を用いた
例を示しているが、他の樹脂でもよい。
又、上記した第1隔壁板16の両端部23のモーターハウジ
ング4の内面25と接面する位置にはOリング24の外にシ
ーラント49を用いることによって何かの不都合により海
水がバッテリー室Aに侵入したとしても第1隔壁板16と
シーラント49及びOリング24が協働してモーター室Bへ
の海水を防止するものである。
又、上記したクラッチハウジング5とモーターハウジン
グ4の接合部をバイオネット方式にしているので、クラ
ンクロックレバー49を起こし、クランプリング50を反時
計方向に廻すことによって簡単に取り外すことが可能で
ある。
更に上記したプロペラ軸シール40は本例に於いては2重
構造より成っているので、プロペラ軸34の回転時或いは
潜水に伴う水圧等によってクラッチ室C内に侵入する海
水を可及的に少なくおさえることができるものである。
而して上記クラッチ室C,バッテリー室A内にシート状の
高分子吸収剤を内蔵することが望ましく、これにより万
が一海水が侵入した場合でも、これらの高分子吸収剤に
よって、それらの海水を吸収固定化し、上記各室の内部
機構部品への水の拡散を防止することができる。このシ
ート状の高分子吸収剤はクラッチ室C,バッテリー室A内
に於いて生じたスペース内に収容されるものである。
次に、本発明は、その最大の特徴として上記ハウジン
グ、より具体的にはバッテリー室A,モーター室B内に海
水が浸水した時に、水検出センサーによりその水の侵入
を検出して、モーター18に対するバッテリー13からの給
電をオフと成し、プロペラ39の駆動を停止する為の駆動
モーター制御部52を有する。
この駆動モーター制御部52の電気回路の具体例は、第12
図に示されるが、この他の適用可能な回路構成を採って
もよい。
さて、この例の駆動モーター制御部52について詳述する
と、バッテリー13と駆動モーター18間を連らねる電源回
路53を有している。そして、上記電源回路53中に配され
た第1のリレースイッチ54を開閉する為のメインスイッ
チ12を有する駆動回路55を有している。更に、バッテリ
ー室A、あるいはモーター室Bへの水の侵入を検出した
時に電気的に閉じる水検出センサー56を含み、この水検
出センサー56が電気的に閉じた時に、上記駆動回路55中
に配した第2のリレースイッチ57を開き、駆動回路55を
オフと成して、電源回路53を開くと共に、水非検出の時
には、上記第2のリレースイッチ57を閉じ、駆動回路55
をオンと成して、電源回路55を閉成する為のセンサー回
路58より成る。而して、上記第1のリレースイッチ54
は、開閉接点54aと、ソレノイド54bより成り、第2のリ
レースイッチ57も開閉接点57aとソレノイド57bより成
る。又、上記に於いて、水検出センサー56は所定の大き
さの吸水布59を有し、こ吸水布59の両端に端子と端
子を配設したものであって、この端子と端子を上記
第1隔壁板16に貫通して配し、モーター室B,バッテリー
室A双方への水の侵入を検出可能と成したものである。
而も隔壁板16の下方に水検出し易いように設けられてい
る。
更に上記センサー回路58にはインジケータ60を有する回
路が設けられ、より具体的には、水検出センサー56が水
を検出して電気的に閉じた時に、第2のリレースイッチ
57の開放に伴い、即ちその接点57aがソレノイド57bに吸
引されて開放したに伴ないバッテリー13に対して電気的
に連らなり点灯するインジケータ60を有している。具体
的にはランプであって、水中スクーターを用いるダイバ
ーがよく観える位置にカバーで水密的に保護された態様
で設けられているものである。
次に、上記駆動回路55には、2つのサーマルプロテクタ
ー61と62が直列に配設されている。即ち1つのサーマル
プロテクター61は、バッテリー室Aに配され、もう1つ
のサーマルプロテクターはモーター室Bに配され、各々
バッテリーの雰囲気温度、モーターの雰囲気温度を検出
するようになっている。
これは、バッテリーからの水素ガス発生量はバッテリー
の温度上昇に伴なって増大し、温度が高ければ高い程爆
発限界に早く達するので、予め定めた安全温度域の上限
温度でモーターの駆動を停止しスパーク火花による引火
を防止せんとするものであって、モーター側に於けるサ
ーマルプロテクターの役割も、モーター室の異常な温度
上昇につれて爆発の可能性が生ずるので、これを未然に
防止せんとする為である。
更に上記メインスイッチ12について詳述すると、メイン
スイッチ12は、アッテリーハウジング3に取着されてい
るものであるが、スイッチボタン12aと、このスイッチ
ボタン12aをスタート位置へ動かした時に動かされるマ
グネット12bと、上記マグネット12bがスタート位置へ動
かされるに伴ない、磁気吸着により閉じる接点12cから
構成された近接スイッチの構成を有し、上記スイッチボ
タン12aは第11図示のようにダイバーが操作し易いよう
にアッテリーハウジング3の右ハンドル11の外部に取着
され、他方上記接点12cはバッテリー室内に配置されて
いるものの、仮に火花が生じても、その火花がバッテリ
ー室内へ飛出すことを防止できるように完全密封されて
いるものである。
上記スイッチボタン12aとマグネット12bの機構的な関連
は、スイッチボタン12aを押すと、ONとなってマグネッ
ト取着軸12dが回動し、その先に取付けられたマグネッ
ト12bがオン領域へ回動し、接点12cに近づいて接点12c
を閉成する構成を有し、スイッチボタン12aを離すとバ
ネによって元位置へ回動復帰する構成が採られている。
上記構成に基き一連の動作を説明する。
水中スクーターの水中での使用は常法通りであるが、そ
れを説明すると、これをスタートさせるには、ダイバー
はスイッチボタン12aを第3図(A)のように押す。因
みに第3図(B)はスイッチボタン12aの押加を解除し
たオフ状態を示している。スタートボタン12aを押すと
マグネット12bがスタート位置へ回動し、メインスイッ
チ12の接点12cに近接し、接点12cが閉じられる。これに
より第12図の回路図に於いて駆動回路55が閉成し、第1
のリレースイッチ54のソレノイド54bが励磁される。故
に第1のリレースイッチ54の接点54aが閉じ、電源回路5
3が閉成して、駆動モーター18が駆動する。駆動モータ
ー18の回転トルクは駆動軸19,クラッチ軸31,クラッチ3
3,プロペラ軸34等を介してプロペラ39に伝達され水中ス
クーターが水中で推進される。
上記迄の過程に於いて、メインスイッチ12は、その接点
12cがバッテリー室Aにあるものの、完全密封されてい
るから、そこから仮に火花が生じてもバッテリー室A内
に飛ばない。故に、万が一バッテリー室A内が水素爆発
限界に達していてもそれを原因とする爆発は未然に防止
できる。
更に上記水中での推進に先立って、陸上等でこの水中ス
クーターを携行する時には、2人掛りの場合には左右の
ハンドル10,11を各々持てばよいが、仮に1人の場合に
は、左又は右のハンドル何れかと前端のキャリングハン
ドル7を持つことができるので携帯し易い。
更に第2図に示す如く水中での走行時、身体をプロペラ
カバー36の上方部の平坦部36′に当てがうことができる
ので、身体を水中スクーターに対して平均的に当てるこ
とができるから安定し、操作性がよい。
さて、ここでハウジングに仮に水が侵入した場合、バッ
テリー室A,クラッチ室Cにはシート状の高分子吸収剤が
入っているので、侵入水分を吸収固定化し、内部機構部
品を濡らしてしまうことがない。
次に本件発明の重要な侵入海水の検出動作を説明する。
海水が万が一バッテリー室A,モーター室Bに侵入したと
すると、水検出センサー56の吸水布59が濡れる。
従って端子と端子が短絡する。こ場合、バッテリー
室A,モーター室Bの双方、あるいは何れか一方の室への
水の侵入を検出する。すると、第2のリレースイッチ57
のソレノイド57bが励磁されて、接点57aが開き、駆動回
路55が開く。他方インジケータ60が点灯し、ダイバーに
海水侵入を報知する。さて上記駆動回路55が開かれる
と、第1リレースイッチ54のソレノイド54bが消磁され
て、その接点54aを開くから、電源回路54が開き、モー
ター18が停止する。故に、バッテリー室A,モーター室B
への海水の侵入によって、それがバッテリーの電力で電
気分解されて大量の水素ガスが放出されても、モーター
の停止によりそこからスパーク火花が飛ばないので爆発
が未然に防止される。
又、バッテリー室Aにはサーマルプロテクタ61が、モー
ター室Bには他方のサーマルプロテクタ62が、各々配置
されていて、雰囲気温度が予め定めた温度に至った場
合、それらが働くので、同様に駆動回路55がオフとな
り、電源回路54が開かれるから、モーター18が停止し、
バッテリーからの水素ガス放出を原因とする爆発も未然
に防止される。
加えて、バッテリー13の充電時は、バッテリーハウジン
グ3を外すとバッテリー押さえ14がバッテリー13から外
れるので、このバッテリー13をバッテリー押さえ15から
外し、外部に取出し、そこで充電できるものである。従
って、従来、充電終了時、及び過充電時に於いて水素ガ
スを生ずることが認められていたが、仮にこの現象が生
じても第8図に示すようにバッテリー13を外に出して第
9図に示す充電手段63を用いて充電するので、水素ガス
がバッテリーハウジング内に充ちることがなく水素爆発
のおそれがない。
又、従来に於いては水中スークーターのプロペラ軸のシ
ールが1か所でシールされていたので、プロペラ軸の回
転時或いは水圧等によってシール部位より少量の海水が
侵入する場合が少なくなかった。
所で従来の水中スクーターは単一のハウジング内にバッ
テリー,モーター,クラッチ等が直線上に配設されてい
るので、例えばプロペラ軸部のシール部材より侵入した
海水がハウジング内部全体に拡散してしまい、一番重要
なモーター或は回転機構である例えばベアリング等を腐
食させてしまい、故障の原因となっていた。
本件に於いては、水中スクーター1のハウジング2を3
分割にすることにより特に一番重要である中央部のモー
ター室B内に海水を侵入させないような構造となってい
る。
即ち、クラッチ室C内に配設されているプロペラ軸34
は、プロペラ軸シール40を二重構造に取着させ、更にこ
のプロペラ軸に連結されるクラッチ軸31にはクラッチ軸
シール35を配設することによって万一上記クラッチ軸34
のシール部材より海水が侵入したとしても、上記クラッ
チ軸シール35、第2隔壁板17等によって完全に水密性が
保たれているのでクラッチ室C内に侵入した海水は他の
室に拡散することがないものである。同様に例えば何か
の不具合でバッテリー室Aに海水が侵入したとしても第
1隔壁板16をシーラント51及びOリング24が協働してモ
ーター室Bへの海水の侵入を防止するものである。故に
各部屋即ち、バッテリー室A及びクラッチ室Cは常時中
央に位置するモーター室Bへの海水の侵入を防止するも
のであり、且つこの防止手段は二重構造より成るので何
かの不具合によって何れか一方側のハウジング内に海水
が侵入してもそのハウジングより外部に拡散を防止する
ことができる。
更に水中スクーター1は水深50m程度まで潜水可能であ
り、潜水に従って水圧がかかりプロペラ軸シール部にも
同様に水圧がかかり海水が侵入し易く完全に防止するこ
とが非常に難しいものである。
そこで、クラッチ室C内に侵入した海水がたまり次のク
ラッチ軸シール35を通らなければモーター室Bに侵入で
きない構造になっている。又、クラッチ室Cには直接水
圧がかからないのでクラッチ軸シール35のシール効果が
良い二重シール構造とすることによりシールしている。
又、クラッチ室Cに水が侵入したとしてもこのクラッチ
ハウジング5はクランプリング50を反時計方向に廻すこ
とによりワンタッチで簡単に取外すことが可能であり、
侵入した海水を除去することが簡単にできるものであ
る。
総じて本件に於いては水中スクーター1のハウジング2
をバッテリーハウジング3,モーターハウジング4,クラッ
チハウジング5に3分割することによって使用経過に伴
い何かの不具合等による海水の侵入をハウジング2全体
に拡散することを防止すると共に、何かの原因で侵入し
た海水を中央部に配設されているモーターハウジング4
内への海水の侵入を完全に防止する為のものである。
即ち、上記ハウジング2は中央にモーターハウジング4
が位置し、前後側にバッテリーハウジング3及びクラッ
チハウジング5によって挾着されているので万一上記バ
ッテリーハウジング3又はクラッチハウジング5の何れ
か一方又は両方に海水が侵入したとしても、上記バッテ
リーハウジング3及びクラッチハウジング5は個々独立
して水密性を有するので、侵入した海水は他の部屋への
侵入を防ぐものである。又、上記個々独立したハウジン
グは第1,第2隔壁板16,17とシール手段及び各ハウジン
グの接合手段が協働して各部屋内の水密性を維持してい
るものである。
更に使用経過に伴なって水中スクーター1自体を分解整
備或いはバッテリー13の充電を行なう場合に於いては、
ハウジング2自体が3分割に分解できるのでメンテナン
スを容易に行なうことができる。従って故障各所等の不
具合等の発見が容易にでき、潜水中に生ずる故障を可及
的に防止でき且つより安全性を有するものである。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば次の効果がある。
請求項1の発明によれば、バッテリーから放出される水
素ガスや、ハウジング内への侵入海水が電気分解されて
生ずる水素ガスにモーターのスパーク火花等が引火して
生ずる水中スクーターの水素爆発を効果的に未然に防止
できる。これにより水中スクーター全体、その構成部品
の耐久性を高めることは勿論のこと、ダイバーが安心し
て使える安全性の高い水中スクーターを提供できる。
請求項2の発明によれば、簡単且つ実用性に勝れた手段
をもつ爆発防止手段を有する水中スクーターを提供でき
る。
請求項3の発明によれば、吸水布によって水検出センサ
ーが構成されているので、浸水の検出精度がよい水中ス
クーターを提供できる。
請求項4の発明によれば、ダイバーに海水侵入の事実を
報知できる爆発予防手段を提供できる。
請求項5の発明によれば、バッテリーから放出される水
素ガスの爆発限界が雰囲気温度が高ければ高い程確立的
に高いので、バッテリー室温,モーター室温が予め定め
た高い温度に達した時にモーターを停止できるので、よ
り爆発を未然に防止できる手段を提供できる。
更に請求項6の発明によれば、バッテリー及び駆動モー
ターに近い部分に各々サーマルプロテクターが配されて
いるので、より広範囲にわたって爆発を防止できる。
加えて請求項7の発明によれば、水中スクーターのハウ
ジングを3つに区分し、1つの室への海水の侵入が他へ
波及しないように工夫をこらし、機構部品の水による被
害を最小にとどめるよういぬるのみならず、バッテリー
室とモーター室への水の侵入を検出してモーターの駆動
を停止するようにしたので、より現実的な爆発予防手段
をもつ水中スクーターを提供できる。
請求項8の発明によれば、サーマルプロテクターが2つ
あるものの、ハウジングが3分割されたものに於いて、
1つはバッテリー室、他はモーター室へ配置されるの
で、より爆発が未然に防止できる手段を提供できる。
請求項9の発明によれば、バッテリーが脱着できるの
で、バッテリー充電時の水素ガス放出による爆発を予防
できる。
請求項10の発明によれば、バッテリー着脱手段が簡便な
構造となり実用性が高い。
請求項11の発明によれば、メインスイッチの開閉によっ
て仮に火花が生じても、それを原因とする水中スクータ
ーの水素爆発を全っく予防できる。
請求項12の発明によれば、バッテリー室,クラッチ室へ
の侵入海水を固定化できるので、それを原因とする機構
部品の腐食防止が図れる。
請求項13の発明によれば、水中スクーターの操縦性が向
上し、請求項14の発明によれば、水中スクーターの携帯
が容易となる等実用上各種の利点を呈するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜視図、第
2図は水中で水中スクーターを用いている時の図、第3
図(A)はメインスイッチを押加している時の図、第3
図(B)はメインスイッチの押加を解除している時の
図、第4図は水中スクーターの横断面図、第5図は水中
スクーターの分解図、第6図はクラッチ室部分の断面
図、第7図はバッテリー室内のバッテリーの収納状態を
示した水中スクーターの斜視図、第8図は充電時バッテ
リーを取出して充電する所を示した図、第9図は充電手
段の斜視図、第10図は第1隔壁及び水位検出センサーを
示した図、第11図はバッテリーハウジングの分解斜視
図、第12図は水センサー回路を含むモーター駆動回路及
び電源回路図であり、 図中1……水中スクター、2……ハウジング、3……バ
ッテリーハウジング、4……モーターハウジング、5…
…クラッチハウジング、 6……前端、7……バンパーとキャリングハンドル、8
……左、9……右、10……左ハンドル、11……右ハンド
ル、12……メインスイッチ、12a……スイッチボタン、 12b……マグネット、12c……接点、 13……バッテリー、14……バッテリー押え、 15……バッテリー押え、16……第1隔壁板、 17……第2隔壁板、18……モーター、 19……駆動軸、20……減速機、21……内周面、22……ボ
ルト、23……両端部、24……Oリング、25……内面、26
……モーター保持枠、27……モーター受け、28……ギア
ケース、29……Oリング、30……クラッチ軸保護カバ
ー、31……クラッチ軸、32……ベアリング、33……クラ
ッチ、34……プロペラ軸、 35……クラッチ軸シール、36……プロペラカバー、36′
……平坦部、 37……プロペラスクリーン、38……プロペラ可変ピッチ
ダイヤル、39……プロペラ、 40……プロペラ軸シール、41……開口端、 42……凹凸部、43……開口端、44……凹凸面、45……O
リング、46……ロッキングバックル、47……ロックフッ
ク、48……Oリング、49……クランプロックレバー、50
……クランプリング、51……シーラント、 52……モーター制御部、53……電源回路、 54……第1リレースイッチ、54a……接点、 54b……ソレノイド、55……駆動回路、56……水検出セ
ンサー、57……第2リレースイッチ、57a……接点、57b
……ソレノイド、 58……センサー回路、59……吸水布、 60……シンジケータ、61……サーマルプロテクタ、62…
…サーマルプロテクタ、63……充電手段、A……バッテ
リー室、B……モーター室、C……クラッチ室、であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭47−34798(JP,U) 実公 昭51−11196(JP,Y1) 実公 昭51−11195(JP,Y1) 実公 昭49−33838(JP,Y2)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に少なくともバッテリー13、
    駆動モーター18、クラッチを有し、ハウジング外のプロ
    ペラ39を駆動するスキューバダイビング等のダイバーが
    使用する水中スクーターに於いて; 上記ハウジング内に水が侵入した時に、水検出センサー
    56によりその水の侵入を検出して、駆動モーター18に対
    するバッテリー13からの給電をオフと成し、上記プロペ
    ラ39の駆動を停止する為の駆動モーター制御部52を設け
    たことを特徴とする水中スクーター。
  2. 【請求項2】上記駆動モーター制御部52は、バッテリー
    13と駆動モーター18間を連らねる電源回路53と、上記電
    源回路53中に配された第1のリレースイッチ54を開閉す
    る為のメインスイッチ12を有する駆動回路55と、ハウジ
    ング内の水の侵入を検出した時に電気的に閉じる水検出
    センサー56を含み、この水検出センサー56が電気的に閉
    じた時に上記駆動回路55中に配された第2のリレースイ
    ッチ57を開き、駆動回路55をオフと成して電源回路53を
    開くと共に、水非検出の時には、上記第2のリレースイ
    ッチ57を閉じ、駆動回路55をオンと成して、電源回路53
    を閉成する為のセンサー回路58より成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の水中スクーター。
  3. 【請求項3】上記水検出センサー56は所定の大きさの吸
    水布59の両端に端子と端子を配設したものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の水中スクー
    ター。
  4. 【請求項4】上記センサー回路58中の水検出センサー56
    が水の侵入を検出して上記駆動回路55中に配された第2
    のリレースイッチ57が開かれた時に、ハウジング内へ水
    の侵入があったことをダイバーに報知する為のインジケ
    ータ60を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の水中スクーター。
  5. 【請求項5】上記駆動回路55中に、ハウジング内の温度
    が予め定めた温度にまで達っした時、この駆動回路55を
    開き、上記第1のリレースイッチ54を開き電源回路53を
    遮断する為のサーマルプロテクターを配したことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の水中スクーター。
  6. 【請求項6】上記駆動回路55中のサーマルプロテクター
    は、バッテリー13に近い部分に1つと、駆動モーター18
    に近い部分に1つの計2つが配されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の水中スクーター。
  7. 【請求項7】上記ハウジング内のバッテリー13と駆動モ
    ーター18間に第1隔壁板16を設け、更に上記駆動モータ
    ー18とクラッチ33間に第2隔壁板17を設けることによっ
    て、上記ハウジング内を第1,第2隔壁板16,17によって
    3分割に区画されたバッテリー室A、モーター室B、ク
    ラッチ室Cを形成すると共に上記バッテリー室A、モー
    ター室B、クラッチ室Cは個々独立して水密性を有し、
    且つ上記モーター室Bを中にして前後にバッテリー室A
    及びクラッチ室Cを着脱自在に配設し、且つ上記センサ
    ー回路58の水検出センサー56の端子及び端子各々を
    上記第1隔壁板16に貫通して配設し、モーター室B及び
    バッテリー室A双方への水の侵入を検出可能とした事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水中スクータ
    ー。
  8. 【請求項8】上記バッテリー13に近い部分に配されたサ
    ーマルプロテクター61は上記バッテリー室Aに配されて
    いると共に、上記駆動モーター18に近い部分に配された
    サーマルプロテクター62は上記モーター室Bに配されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の水中
    スクーター。
  9. 【請求項9】上記バッテリー13は、上記バッテリー室A
    とモーター室Bを区分する為の上記第1隔壁板16のバッ
    テリー室側に臨む表面上の保持手段とバッテリーハウジ
    ングの保持手段間に着脱可能に保持され、充電時バッテ
    リー室の為のバッテリーハウジングを外すことによっ
    て、上記バッテリーを上記一対の保持手段から外し、外
    へ出して充電可能に構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項記載の水中スクーター。
  10. 【請求項10】上記第1隔壁板16上の保持手段15は、四
    角のバッテリーのケースの一面を接面した時に、その一
    面に直交するバッテリーケースの他の四つの面を保持す
    る為の第1隔壁板に一体的に形成されたリブ状の複数の
    バッテリー押えより成り、バッテリーハウジング3に一
    体的に形成された保持手段14は、四角のバッテリーケー
    スの一面に接面する底板と、その一面に直交するバッテ
    リーケースの他の四つの面を保持する為のリブ状のバッ
    テリー押えより成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の水中スクーター。
  11. 【請求項11】上記メインスイッチ12は、上記バッテリ
    ーハウジグに取着されているものの、スイッチボタン12
    aと、このスイッチボタン12aをスタート位置へ動かした
    時に動かされるマグネット12bと、上記マグネット12bが
    スタート位置へ動かされるに伴ない、磁気吸着により閉
    じる接点12cから構成された近接スイッチであって、上
    記スイッチボタン12aはダイバーが操作し易いようにバ
    ッテリーハウジング3の外部に取着され、他方上記接点
    12cはバッテリーハウジングのバッテリー室A内にある
    ものの火花がバッテリー室内へ飛出すことを防止できる
    ように完全密封されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項記載の水中スクーター。
  12. 【請求項12】上記クラッチ室C、バッテリ室A内にシ
    ート形をした高分子吸水剤を内蔵した事を特徴とする特
    許請求の範囲第7項記載の水中スクーター。
  13. 【請求項13】上記プロペラ39の周りにプロペラ39と間
    隔を置いて周設されたプロペラカバー36は、水中スクー
    ターを通常に泳進させる時、上方に位置する部分を上面
    とした場合、その上面が平坦部36′として形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の水中ス
    クーター。
  14. 【請求項14】上記バッテリー室Aを形成するバッテリ
    ーハウジング3の左右にハンドル10,11が形成されてい
    ると共に、バッテリーハウジングの前部にもハンドル7
    が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項記載の水中スクーター。
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