JPH0676525U - 畳 縁 - Google Patents
畳 縁Info
- Publication number
- JPH0676525U JPH0676525U JP2319693U JP2319693U JPH0676525U JP H0676525 U JPH0676525 U JP H0676525U JP 2319693 U JP2319693 U JP 2319693U JP 2319693 U JP2319693 U JP 2319693U JP H0676525 U JPH0676525 U JP H0676525U
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- JP
- Japan
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- strip
- shaped
- plate
- tatami
- flat plate
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- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 畳への縫い付けが不要な畳縁を提供する。
【構成】 帯状上板2の上面全体に縁布3を両端が帯状
上板の長さ方向両端より突出するように貼付け、下面の
幅方向中央部には長さ方向に沿って帯状平板8を垂直に
突設した上型1と、帯状下板7の上面に帯状平板を垂直
に突設した下型6とから構成され、上型の帯状平板の側
面下部には帯状上板と平行な凸条5が設けられ、下型の
帯状平板は上部に上型の凸条部と嵌合可能な溝を有して
いて、その溝の内部片面には上型の凸条と係合可能な凹
条10が設けられている。
上板の長さ方向両端より突出するように貼付け、下面の
幅方向中央部には長さ方向に沿って帯状平板8を垂直に
突設した上型1と、帯状下板7の上面に帯状平板を垂直
に突設した下型6とから構成され、上型の帯状平板の側
面下部には帯状上板と平行な凸条5が設けられ、下型の
帯状平板は上部に上型の凸条部と嵌合可能な溝を有して
いて、その溝の内部片面には上型の凸条と係合可能な凹
条10が設けられている。
Description
【001】
本考案は、畳への縫い付けが不要な畳縁に関する。
【002】
従来、畳の床は、すべて藁を圧縮して上下を縫い付けたものであったが、近年 では、、インシュレ−ションボ−ドや発泡樹脂ボ−ドのような新建材床が多く使 用されるようになってきている。また、畳表の取り付けも、藁床の場合、畳表周 囲だけを床の側面に縫い付けていたが、新建材床の場合は、床表面にだけ接着剤 で貼付け、側面は畳表で被覆しないようにしている。しかし、畳縁は、畳の表側 になる部分端部を内側に折り返して、二重にしないと外観が劣るので、接着剤で 貼付けた場合、中空部分が生じ、使用中にシワなどが発生してしまう。このため 、畳縁だけは、縫い付けにより取り付けなければならず、生産性の障害になって いた。
【003】 また、住宅の部屋への畳の敷き詰めは、6畳敷きや8畳敷きといっても、住宅 により部屋の寸法が若干異なるので、各部屋毎に異なった寸法の畳を使用する必 要がある。しかし、畳縁を取り付けた畳は、上記のように、取り付けが縫い付け によっているので、予め大きめのものを製造しておいて、敷き詰め時に端部を切 断するようなことができない。このため、畳の製造は、各部屋の寸法を予め測定 して、部屋ごとに製造しなければならず、製造管理が非常に繁雑であった。
【004】
本考案は、縫い付けを必要とせず、しかも、予め部屋の寸法を測定しなくても 畳の製造を可能にした畳縁を提供するものである。
【005】
本考案は、畳縁を畳と分離して、畳を部屋に敷き詰めるときに取り付け可能に した。すなわち、本考案は、帯状上板の上面全体に縁布を両端が帯状上板の長さ 方向両端より突出するように貼付け、下面の幅方向中央部には長さ方向に沿って 帯状平板を垂直に突設した上型と、帯状下板の上面に帯状平板を垂直に突設した 下型とから構成され、上型の帯状平板の側面下部には帯状上板と平行な凸条が設 けられ、下型の帯状平板は上部に上型の凸条部と嵌合可能な溝を有していて、そ の溝の内部片面には上型の凸条と係合可能な凹条が設けられた畳縁にした。
【006】
下型の帯状平板上部の溝に上型の帯状平板下部を差し込むと、両者の凸条と凹 条は係合して、上型は抜けなくなり、また、上型の帯状上板と下型の帯状下板と は対向する。従って、部屋に畳を敷き詰めるとき、下型の帯状下板が両側の畳の 下に位置し、かつ、帯状平板が両側の畳の間に位置するように畳を敷いて、上型 の帯状平板を下型の帯状平板の溝に差し込み、帯状上板の下側が畳に接するまで 押し込めば、上型の帯状上板により両側の畳の縁に畳縁を形成できる。また、上 型の帯状上板より突出している縁布は、隣接する畳との間に差し込めば、帯状上 板の端部を覆うため、端部に足を引っ掻けたり、コ−ナが畳から離れたりするの を防止できる
【007】 また、畳として、インシュレ−ションボ−ドや発泡樹脂板に畳表を接着剤で貼 付けたものを用いれば、畳はどの位置から切断しても、畳表が剥離することがな いので、予め大きめの畳を製造しておいて、敷き詰めの際、切断して寸法を調整 すればよい。
【008】
図1、図2は、本考案に係る畳縁の実施例を示すもので、上型1の帯状上板2 は、図1に示すように、幅方向が下側に湾曲して、その上面全体には縁布3が貼 付けられている。帯状上板2は、畳の長さと略等しいかまたは若干短くなってい て、縁布3は、図2に示すように、帯状上板2の長さ方向両端より突出している 。また、下面の幅方向中央部には、帯状平板4が長さ方向に沿って全長に垂直に 突設され、その帯状平板4の側面下部には、凸条5が帯状上板2と平行に設けら れている。
【009】 下型6は、長さが上型1と同じで、帯状下板7は平坦になっていて、上面の幅 方向中央部に帯状平板8が垂直に突設され、その帯状平板8の上部には、上方に 開口した溝9が全長に形成されている。溝9は、上型1の帯状平板4を嵌合させ ることができるようになっていて、内部には上型1の凸条5と対向する片面に凹 条10が形成されている。この凹条10の形成されている部分の溝幅は上型1の 帯状平板4に形成されている凸条5部分の厚みより狭くなっていて、上型1の帯 状平板4を溝9に差し込むと、凸条5と係合できるようになっている。
【010】 図3、図4は、本考案の畳縁を施工した状態を示すもので、下型6の帯状下板 7を両側の畳11の下に敷いた後、下型6の帯状平板8に上型1の帯状平板4を 強く差し込んで、湾曲した帯状上板2を畳11に押し付け、平坦にしたものであ る。縁布3の帯状上板2より突出した部分は、図4に示すように、隣接する畳1 1との間に差し込んでおく。畳11には、インシュレ−ションボ−ド12に畳表 13を接着剤で貼付けたものである。
【011】
以上のように、本考案の畳縁は、畳と分離したもので、畳に縫い付けを必要と せず、しかも、予め部屋の寸法を測定しなくても畳を製造できる。また、部屋に 敷き詰めた畳は使用中に床が収縮して、一般に畳の間に隙間が生じるが、上型が 隣接畳の縁を覆っているので、隙間を隠すことができる。さらに、畳は、床にイ ンシュレ−ションボ−ドを使用した場合、表裏の乾燥速度相違によりコ−ナ部が 表側に反るが、上型が畳の縁全体を押さえているので、反りが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る畳縁の断面図である。
【図2】本考案に係る畳縁の上型側面図である。
【図3】本考案に係る畳縁を施工した状態の断面図であ
る。
る。
【図4】本考案に係る畳縁を施工した状態の側面図であ
る。
る。
1…上型、2…帯状上板、3…縁布、4…帯状平板、5
…凸条、6…下型、7…帯状下板、8…帯状平板、9…
溝、10…凹条、11…畳、12…インシュレ−ション
ボ−ド、13…畳表、
…凸条、6…下型、7…帯状下板、8…帯状平板、9…
溝、10…凹条、11…畳、12…インシュレ−ション
ボ−ド、13…畳表、
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状上板の上面全体に縁布を両端が帯状
上板の長さ方向両端より突出するように貼付け、下面の
幅方向中央部には長さ方向に沿って帯状平板を垂直に突
設した上型と、帯状下板の上面に帯状平板を垂直に突設
した下型とから構成され、上型の帯状平板の側面下部に
は帯状上板と平行な凸条が設けられ、下型の帯状平板は
上部に上型の凸条部と嵌合可能な溝を有していて、その
溝の内部片面には上型の凸条と係合可能な凹条が設けら
れていることを特徴とする畳縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319693U JPH0676525U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 畳 縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319693U JPH0676525U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 畳 縁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676525U true JPH0676525U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=12103922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319693U Pending JPH0676525U (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 畳 縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676525U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197023A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | 光洋産業株式会社 | 畳敷込み用部材 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP2319693U patent/JPH0676525U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197023A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | 光洋産業株式会社 | 畳敷込み用部材 |
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