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JPH0676233U - ワーク移送装置 - Google Patents

ワーク移送装置

Info

Publication number
JPH0676233U
JPH0676233U JP1804093U JP1804093U JPH0676233U JP H0676233 U JPH0676233 U JP H0676233U JP 1804093 U JP1804093 U JP 1804093U JP 1804093 U JP1804093 U JP 1804093U JP H0676233 U JPH0676233 U JP H0676233U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
tray
works
cylinder
tilting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1804093U
Other languages
English (en)
Inventor
寿夫 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP1804093U priority Critical patent/JPH0676233U/ja
Publication of JPH0676233U publication Critical patent/JPH0676233U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chutes (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの移送を迅速かつ確実に行うワークの
移送装置を提供することを目的とする。 【構成】 横方向に並列された隔壁13を有し、この隔
壁13で区分けされた各シュート14内に複数のワーク
9を収容する受皿10と、この受皿10を横方向に傾倒
することにより傾倒方向の隔壁13に沿ってワーク9を
整列させるとともに、受皿10を縦方向に傾倒すること
により各シュート14上のワーク9を整列した状態で受
皿10から他のシュート部へ移送する傾倒機構部Aとを
備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のワークをシュートから他のシュートへ移送するワーク移送装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ピストン等のワークの加工工程において、ワークを順次加工装置に供給 するには、加工装置の供給レール上に、作業員の手作業によりワークを1個ずつ 載せている。
【0003】 このような手間のかかる作業の省力化を図るため、前記供給レールと接続する 複数の案内シュートを取付けるとともに、この複数の案内シュートに対応する複 数のシュートを有する受皿を形成することが考えられる。すなわち、前記受皿に 複数のワークを収容して用意しておき、この受皿を供給レールと接続する案内シ ュートに当接した状態で傾倒し、前記シュートから案内シュートへワークを移送 するというものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した移送方法の場合、受皿上の各シュート内のワークが、 大抵図4に示すように整列しない状態で収容されている。これは、ワークの種類 によってサイズが異なるため、シュート幅を大きめに形成してあるためである。 したがって、受皿上の複数のワークを案内シュート部に移送する際、各ワークが シュートを直進せずに、やや斜めに転がったり、あるいはシュートの側壁面に衝 突しながら転動するため、案内シュート部へのワークの乗り移りが非常に悪くな る。また、受皿のシュートと案内シュートとの幅が異なる場合は、特に移送中の ワークが案内シュートの隔壁に引っかかることがあり、作業能率を著しく劣化さ せてしまう。
【0005】 本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、ワークの移送を迅速かつ確実に 行うワークの移送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、横方向に並列された隔壁13を有し、この隔壁13で区分けされた 各シュート14内に複数のワーク9を収容する受皿10と、この受皿10を横方 向に傾倒することにより傾倒方向の隔壁13に沿ってワーク9を整列させるとと もに、受皿10を縦方向に傾倒することにより各シュート14上のワーク9を整 列した状態で受皿10から他のシュート部へ移送する傾倒機構部Aとを備えるワ ーク移送装置とした。
【0007】
【作用】
傾倒機構部Aが受皿10を横方向に傾倒することにより、受皿10上に収容さ れているワーク9が、それぞれ傾倒方向の各隔壁13に沿って整列される。
【0008】 次に傾倒機構部Aが受皿10を縦方向に傾倒することにより、受皿10上で整 列されたワーク9が、整列したままの状態で順次受皿10上のシュート14から 他のシュート部へと移送される。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 本実施例のワーク移送装置1は、複数のピストン(ワーク)9を収容する受皿 10と、この受皿10を傾倒する傾倒機構部Aとを備えている。
【0010】 前記受皿10は、板17の上面に、一定間隔毎に隔壁13が横方向に並列して 形成されている。そして、この複数の隔壁13によって区分けされるシュート1 4毎に、それぞれ複数のピストン9を一列に収容できるようになっている。
【0011】 また、受皿10は、四角形状の枠体11内に収納された状態で、支持部7に支 持されるようになっている。この支持部7は、平板部19の両端に設けられた関 節6,6を中心として回動可能な把持具8を有している。前記枠体11は、枠体 11上端部の縁部16が外方へ突出しており、枠体11を支持する支持部7の把 持具8によって把持され易いようになっている。
【0012】 前記支持部7は、支持部7の上部中央に取り付けられたジョイント部5を介し て、基板3と連結している。また、基板3は、基板3の上部に設けられた第1シ リンダ30、及び第1シリンダ30から延長される第1ロッド31によって、天 井部50に懸下されている。前記第1シリンダ30内には、空圧あるいは油圧等 によって作動するピストンを有しており、このピストンの上下動に伴い、前記第 1ロッド31が上下動するように形成されている。
【0013】 前記基板3の横方向の端部には、受皿10を横方向に傾倒するための、傾倒機 構部Aの一部である第2シリンダ20が取付けられている。この第2シリンダ2 0内にも、前記第1シリンダ30と同様に、空圧あるいは油圧により第2シリン ダ20内を上下方向に摺動するピストンを有している。そして、この第2シリン ダ20内のピストンの摺動に伴い、第2ロッド22も伸縮するようになっている 。前記第2ロッド22の下端部は、連結部23を介して支持部7の上部と連結し ている。なお、前記ジョイント部5は、軸部5aを支点とした自由度を有してお り、前記連結部23は、軸部23aを支点とした自由度を有している。
【0014】 また、本実施例のワーク移送装置1は、前記受皿10を載置するための台60 を備えている。そして、この台60の下方には、前記受皿10を縦方向に傾倒す るための傾倒機構部Aである第3シリンダ62及び第4シリンダ65を設置して ある。前記第3シリンダ62には第3ロッド63が伸縮自在に備えらている。ま た、前記第4シリンダ65には第4ロッド66が同じく伸縮自在に備えられてい る。
【0015】 なお、前記枠体11の底面には、前記第3ロッド63及び第4ロッド66が貫 通可能な孔部が形成されている。 次に、本実施例の動作を説明する。
【0016】 第1シリンダ30が作動して第1ロッド31を伸長し、支持部7を受皿10上 に位置させる。このとき、関節6,6を中心として拡開していた支持部7の把持 具8,8が閉じ、枠体11の縁部16,16を把持する。
【0017】 第1シリンダ30が再び作動して第1ロッド31を縮小し、支持部7は受皿1 0全体を空中に支持する。 次に第2シリンダ20が作動して第2ロッド22を縮小し、ジョイント部5の 軸部5aを支点として、支持部7を、すなわち枠体11と共に受皿10を図2に 示すように横方向に傾倒させる。この傾倒動作によって、受皿10内に収容され ていたピストン9は、ピストン9の一端面を傾斜方向の隔壁13に当接して各々 が整列した状態となる。前記ピストン9が整列した後、第2シリンダ20が作動 して第2ロッド22を縮小し、受皿10を元の水平状態に戻す。
【0018】 さらに、第1シリンダ30の作動により第1ロッド31を伸長した後、把持具 8,8を拡開して受皿10を台60上に載置する。 ここで、台60の下方に設置される第3シリンダ62及び第4シリンダ65の 作動により、第3ロッド63と第4ロッド66が上昇し、図3に示すように受皿 10のみを上昇及び縦方向に傾倒する。受皿10上に収容されていたピストン9 は、傾倒した受皿10の前端部と当接する案内シュート部70に向けて順次転動 する。このとき、受皿10上の各ピストン9は、各シュート14毎に一直線に整 列しているため、転送中に引っかかることもなく、確実に案内シュート部70側 のシュートへ移送される。
【0019】 受皿10の各シュート14の幅と、案内シュート部70の各シュート72の幅 が異なる場合は、例えば図5に示すように、受皿10の傾倒方向の隔壁13から ピストン9の長さ分だけが、それぞれ案内シュート部70の各シュート72内に 収まるように位置決めすれば、ピストン9の良好な移送を行うことができる。
【0020】 本実施例では、受皿10を縦方向に傾倒するには、受皿10を下方から押し上 げて傾倒したが、基板3の縦方向の端部に別途シリンダ機構を取付け、このシリ ンダ機構の作動によって、受皿10を縦方向に傾倒するようにしてもよい。この 場合、ジョイント部5を横方向及び縦方向にも回動可能な支点として形成する。 また、枠体の正面側が開口できるように形成するとよい。
【0021】 以上のように本実施例によれば、ピストン等の複数のワークを、受皿上で整列 させた後に移送できるようにした。このため、各シュートにおけるワークがすべ て同一軌道上を直進することとなり、ワークがシュートの隔壁にひっかかること もなく、ワーク移送の作業効率を向上することが可能となる。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、ワークの移送を迅速かつ確実に行うワークの移送装置を提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のワーク移送装置の要部を一
部断面した正面図。
【図2】実施例において、受皿を横方向に傾倒した状態
を表す一部断面した正面図。
【図3】実施例において、受皿を縦方向に傾倒した状態
を表す側面図。
【図4】実施例の受皿にワークを収容した状態を示す上
面図。
【図5】実施例において、受皿と案内シュート部とのシ
ュート幅が異なる態様を示す上面図。
【符号の説明】
1・・ワーク移送装置 3・・基板 5・・ジョイント部 5a・・軸部 6・・関節 7・・支持部 8・・把持具 9・・ピストン(ワーク) 10・・受皿 11・・枠体 13・・隔壁 14・・シュート 16・・縁部 19・・平板部 20・・第2シリンダ 22・・第2ロッド 23・・連結部 30・・第1シリンダ 31・・第1ロッド 50・・天井部 60・・台 62・・第3シリンダ 63・・第3ロッド 65・・第4シリンダ 66・・第4ロッド 70・・案内シュート部 72・・(案内シュート部側)シュート A・・傾倒機構部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に並列された隔壁(13)を有
    し、この隔壁(13)で区分けされた各シュート(1
    4)内に複数のワーク(9)を収容する受皿(10)
    と、 この受皿(10)を横方向に傾倒することにより傾倒方
    向の隔壁(13)に沿ってワーク(9)を整列させると
    ともに、受皿(10)を縦方向に傾倒することにより各
    シュート(14)上のワーク(9)を整列した状態で受
    皿(10)から他のシュート部へ移送する傾倒機構部
    (A)とを備えることを特徴とするワーク移送装置。
JP1804093U 1993-04-09 1993-04-09 ワーク移送装置 Pending JPH0676233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1804093U JPH0676233U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ワーク移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1804093U JPH0676233U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ワーク移送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676233U true JPH0676233U (ja) 1994-10-28

Family

ID=11960573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1804093U Pending JPH0676233U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ワーク移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0676233U (ja)

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