JPH0675041A - 統合処理装置 - Google Patents
統合処理装置Info
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- JPH0675041A JPH0675041A JP4248890A JP24889092A JPH0675041A JP H0675041 A JPH0675041 A JP H0675041A JP 4248890 A JP4248890 A JP 4248890A JP 24889092 A JP24889092 A JP 24889092A JP H0675041 A JPH0675041 A JP H0675041A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のレーダ装置から出力される同一目標に
対する目標情報を1つの目標情報に統合する統合処理装
置に於いて、統合処理後の目標情報の信頼性を高いもの
にする。 【構成】 入力処理部2−1〜2−nは対応するレーダ
装置1−1〜1−nから出力される目標情報を、統合処
理を行なう座標系によって表されるものに座標変換す
る。相関判定部3は入力処理部2−1〜2−nから出力
された座標変換後の目標情報を同一目標毎の組に組分け
する。統合処理部4は相関判定部3で組分けされた各組
毎に、その組に属する目標情報を対応するレーダ装置の
性能を考慮して統合する。
対する目標情報を1つの目標情報に統合する統合処理装
置に於いて、統合処理後の目標情報の信頼性を高いもの
にする。 【構成】 入力処理部2−1〜2−nは対応するレーダ
装置1−1〜1−nから出力される目標情報を、統合処
理を行なう座標系によって表されるものに座標変換す
る。相関判定部3は入力処理部2−1〜2−nから出力
された座標変換後の目標情報を同一目標毎の組に組分け
する。統合処理部4は相関判定部3で組分けされた各組
毎に、その組に属する目標情報を対応するレーダ装置の
性能を考慮して統合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のレーダ装置から得
られる目標の位置,速度等を示す目標情報を1つに統合
する統合処理装置に関する。
られる目標の位置,速度等を示す目標情報を1つに統合
する統合処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のレーダ装置を設け、各レーダ装置
から出力される同一目標に対する目標情報を1つに統合
し、統合目標情報を生成するということは従来より行な
われている。このようにすることにより、或るレーダ装
置からは障害物の影響等により目標を検出することがで
きなくなった場合に於いても他のレーダ装置からの目標
情報を統合した統合目標情報に基づいて目標の位置等を
知ることが可能になる。
から出力される同一目標に対する目標情報を1つに統合
し、統合目標情報を生成するということは従来より行な
われている。このようにすることにより、或るレーダ装
置からは障害物の影響等により目標を検出することがで
きなくなった場合に於いても他のレーダ装置からの目標
情報を統合した統合目標情報に基づいて目標の位置等を
知ることが可能になる。
【0003】ところで、従来の統合処理装置は各レーダ
装置から出力される同一の目標に対する目標情報の平均
値を求めることにより、統合目標情報を生成するように
している。
装置から出力される同一の目標に対する目標情報の平均
値を求めることにより、統合目標情報を生成するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の統合処理装置は各レーダ装置から出力される同一の目
標に対する目標情報の平均値を求めることにより、統合
目標情報を生成するようにしているため、各レーダ装置
の位置検出精度に差がある場合、位置検出精度の低いレ
ーダ装置から出力される目標情報によって統合目標情報
の信頼性が低いものになってしまうという問題があっ
た。
の統合処理装置は各レーダ装置から出力される同一の目
標に対する目標情報の平均値を求めることにより、統合
目標情報を生成するようにしているため、各レーダ装置
の位置検出精度に差がある場合、位置検出精度の低いレ
ーダ装置から出力される目標情報によって統合目標情報
の信頼性が低いものになってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、レーダ装置の位置検出精
度に差がある場合に於いても、統合目標情報の信頼性を
高いものにすることができる統合処理装置を提供するこ
とにある。
度に差がある場合に於いても、統合目標情報の信頼性を
高いものにすることができる統合処理装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数のレーダ装置から出力される同一目標に
対する目標情報を1つの目標情報に統合する統合処理装
置に於いて、前記各レーダ装置から出力される目標情報
を、前記各レーダ装置の位置を中心にする座標系によっ
て表されるものから統合処理を行なう座標系によって表
されるものに座標変換する入力処理部と、該入力処理部
で座標変換された目標情報を同一目標毎の組に組分けす
る相関判定部と、該相関判定部で組分けされた各組毎
に、その組に属する目標情報を対応するレーダ装置の性
能を考慮して統合する統合処理部とを設けたものであ
る。
するため、複数のレーダ装置から出力される同一目標に
対する目標情報を1つの目標情報に統合する統合処理装
置に於いて、前記各レーダ装置から出力される目標情報
を、前記各レーダ装置の位置を中心にする座標系によっ
て表されるものから統合処理を行なう座標系によって表
されるものに座標変換する入力処理部と、該入力処理部
で座標変換された目標情報を同一目標毎の組に組分けす
る相関判定部と、該相関判定部で組分けされた各組毎
に、その組に属する目標情報を対応するレーダ装置の性
能を考慮して統合する統合処理部とを設けたものであ
る。
【0007】
【作用】入力処理部は各レーダ装置から出力された目標
情報を、各レーダ装置の位置を中心にする座標系によっ
て表されるものから統合処理を行なう座標系によって表
されるものに座標変換する。
情報を、各レーダ装置の位置を中心にする座標系によっ
て表されるものから統合処理を行なう座標系によって表
されるものに座標変換する。
【0008】座標変換された目標情報は相関判定部によ
り、同一目標毎の組に組分けされる。
り、同一目標毎の組に組分けされる。
【0009】統合処理部は各組に属する目標情報を、対
応するレーダ装置の性能を考慮して1つの目標情報に統
合する。
応するレーダ装置の性能を考慮して1つの目標情報に統
合する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、n個のレーダ装置1−1〜1−nと、各レーダ装置
1−1〜1−nに対応する入力処理部2−1〜2−n
と、相関判定部3と、統合処理部4と、予測値生成記憶
部5と、表示制御部6と、表示装置7と、制御部8とか
ら構成されている。
り、n個のレーダ装置1−1〜1−nと、各レーダ装置
1−1〜1−nに対応する入力処理部2−1〜2−n
と、相関判定部3と、統合処理部4と、予測値生成記憶
部5と、表示制御部6と、表示装置7と、制御部8とか
ら構成されている。
【0012】レーダ装置1−i(1≦i≦n)は検出し
た各目標A1,A2,…それぞれの位置,速度を示す目
標情報(X’i1,Y’i1,VX’i1,VY’i
1),(X’i2,Y’i2,VX’i2,VY’i
2),…を一定時間T毎に出力する機能を有する。ここ
で、X’ij,Y’ij(j=1,2,…)はレーダ装
置1−iの位置を中心にした座標系に於ける目標のX,
Y座標値を、VX’ij,VY’ijは目標の上記座標
系に於ける目標のX,Y軸方向の速度を表している。
た各目標A1,A2,…それぞれの位置,速度を示す目
標情報(X’i1,Y’i1,VX’i1,VY’i
1),(X’i2,Y’i2,VX’i2,VY’i
2),…を一定時間T毎に出力する機能を有する。ここ
で、X’ij,Y’ij(j=1,2,…)はレーダ装
置1−iの位置を中心にした座標系に於ける目標のX,
Y座標値を、VX’ij,VY’ijは目標の上記座標
系に於ける目標のX,Y軸方向の速度を表している。
【0013】入力処理部2−iは対応するレーダ装置1
−iから加えられた目標Ajの目標情報(X’ij,
Y’ij,VX’ij,VY’ij)を、レーダ装置1
−iの位置を中心にした座標系によって表されるものか
ら統合処理を行なう座標系によって表されるものに座標
変換し、変換後の目標情報(Xij,Yij,VXi
j,VYij)を出力する機能を有する。
−iから加えられた目標Ajの目標情報(X’ij,
Y’ij,VX’ij,VY’ij)を、レーダ装置1
−iの位置を中心にした座標系によって表されるものか
ら統合処理を行なう座標系によって表されるものに座標
変換し、変換後の目標情報(Xij,Yij,VXi
j,VYij)を出力する機能を有する。
【0014】相関判定部3は以下の機能a〜cを有す
る。
る。
【0015】a.各入力処理部2−1〜2−nから加え
られた座標変換後の目標情報の内、予測値生成記憶部5
から出力された各目標に対する予測値と相関のあるもの
をそれぞれ組にして統合処理部4に出力すると共に、予
測値生成記憶部5から加えられたどの予測値と相関があ
るのかを示す情報を統合処理部4に出力する機能を有す
る。
られた座標変換後の目標情報の内、予測値生成記憶部5
から出力された各目標に対する予測値と相関のあるもの
をそれぞれ組にして統合処理部4に出力すると共に、予
測値生成記憶部5から加えられたどの予測値と相関があ
るのかを示す情報を統合処理部4に出力する機能を有す
る。
【0016】ここで、予測値生成記憶部5から出力され
た予測値と相関があるか否かは両者の差が一定値以内か
否かを判定することにより行なう。今、例えば、予測値
生成記憶部5から予測値(Xp,Yp,VXp,VY
p)が出力され、上記一定値が(Xg,Yg,VXg,
VYg)であるとすると、次式(1)〜(4)を全て満
足させる目標情報(Xij,Yij,VXij,VYi
j)のみが予測値(Xp,Yp,VXp,VYp)と相
関があると判定される。
た予測値と相関があるか否かは両者の差が一定値以内か
否かを判定することにより行なう。今、例えば、予測値
生成記憶部5から予測値(Xp,Yp,VXp,VY
p)が出力され、上記一定値が(Xg,Yg,VXg,
VYg)であるとすると、次式(1)〜(4)を全て満
足させる目標情報(Xij,Yij,VXij,VYi
j)のみが予測値(Xp,Yp,VXp,VYp)と相
関があると判定される。
【0017】|Xij−Xp|≦Xg … (1)
【0018】|Yij−Yp|≦Yg … (2)
【0019】 |VXij−VXp|≦VXg … (3)
【0020】 |VYij−VYp|≦VYg … (4)
【0021】b.予測値と相関のない目標情報の内、互
いに相関するもの、即ち同一の目標に対する目標情報を
組にして統合処理部4に出力すると共に、その組が予測
値と相関のないことを示す情報を統合処理部4に出力す
る機能を有する。
いに相関するもの、即ち同一の目標に対する目標情報を
組にして統合処理部4に出力すると共に、その組が予測
値と相関のないことを示す情報を統合処理部4に出力す
る機能を有する。
【0022】c.予測値と相関のない目標情報の内、他
の目標情報と相関のないものを予測値生成記憶部5に出
力する機能を有する。
の目標情報と相関のないものを予測値生成記憶部5に出
力する機能を有する。
【0023】統合処理部4は以下の機能d,eを有す
る。
る。
【0024】d.相関判定部3から目標情報の組が加え
られ、且つその組と相関する予測値を示す情報が加えら
れた場合、相関する予測値を示す情報を出力すると共
に、各レーダ装置1−1〜1−nの性能に応じて予め定
められている重みK1〜Knと、加えられた目標情報
(X1j,Y1j,VX1j,VY1j)〜(Xnj,
Ynj,VXnj,VYnj)とを用いて次式(5)〜
(8)に示す演算を行ない、目標のX,Y座標値Xs
j,Ysj及び目標のX,Y軸方向の速度VXsj,V
Ysjを算出し、算出した値を含む目標情報(Xsj,
Ysj,VXsj,VYsj)を出力する機能を有す
る。尚、重みK1〜Knは性能の良いレーダ装置に対応
するものほど、大きな値になっている。
られ、且つその組と相関する予測値を示す情報が加えら
れた場合、相関する予測値を示す情報を出力すると共
に、各レーダ装置1−1〜1−nの性能に応じて予め定
められている重みK1〜Knと、加えられた目標情報
(X1j,Y1j,VX1j,VY1j)〜(Xnj,
Ynj,VXnj,VYnj)とを用いて次式(5)〜
(8)に示す演算を行ない、目標のX,Y座標値Xs
j,Ysj及び目標のX,Y軸方向の速度VXsj,V
Ysjを算出し、算出した値を含む目標情報(Xsj,
Ysj,VXsj,VYsj)を出力する機能を有す
る。尚、重みK1〜Knは性能の良いレーダ装置に対応
するものほど、大きな値になっている。
【0025】 Xsj=(K1・X1j+K2・X2j+…+Kn・Xnj) ÷(K1+K2+…+Kn) … (5)
【0026】 Ysj=(K1・Y1j+K2・Y2j+…+Kn・Ynj) ÷(K1+K2+…+Kn) … (6)
【0027】 VXsj=(K1・VX1j+K2・VX2j+…+Kn・VXnj) ÷(K1+K2+…+Kn) … (7)
【0028】 VYsj=(K1・VY1j+K2・VY2j+…+Kn・VYnj) ÷(K1+K2+…+Kn) … (8)
【0029】e.相関判定部3から目標情報の組が加え
られ、且つその組が予測値と相関のないことが通知され
た場合、前記した式(5)〜(8)に示す演算を行なう
ことにより算出した目標情報(Xsj,Ysj,VXs
j,VYsj)を出力する機能を有する。
られ、且つその組が予測値と相関のないことが通知され
た場合、前記した式(5)〜(8)に示す演算を行なう
ことにより算出した目標情報(Xsj,Ysj,VXs
j,VYsj)を出力する機能を有する。
【0030】予測値生成記憶部5は以下の機能f〜jを
有する。
有する。
【0031】f.統合処理部4から統合処理された目標
情報(Xsj,Ysj,VXsj,VYsj)及び相関
する予測値を示す情報が加えられた場合、次式(9)〜
(12)に示す演算を行ない、次回の相関判定に使用す
る予測値(Xpj,Ypj,VXpj,VYpj)を生
成し、その内部に設けられているファイル(図示せず)
に記憶されている予測値の内、上記情報によって示され
る予測値を、上記生成した予測値(Xpj,Ypj,V
Xpj,VYpj)で置き換える機能を有する。
情報(Xsj,Ysj,VXsj,VYsj)及び相関
する予測値を示す情報が加えられた場合、次式(9)〜
(12)に示す演算を行ない、次回の相関判定に使用す
る予測値(Xpj,Ypj,VXpj,VYpj)を生
成し、その内部に設けられているファイル(図示せず)
に記憶されている予測値の内、上記情報によって示され
る予測値を、上記生成した予測値(Xpj,Ypj,V
Xpj,VYpj)で置き換える機能を有する。
【0032】 Xpj=Xsj+VXsj・T … (9)
【0033】 Ypj=Ysj+VYsj・T … (10)
【0034】VXpj=VXsj … (11)
【0035】VYpj=VYsj … (12)
【0036】尚、式(9),(10)に於いて、Tは次
に相関判定を行なうまでの時間を示している。
に相関判定を行なうまでの時間を示している。
【0037】g.統合処理部4から統合処理された目標
情報(Xsj,Ysj,VXsj,VYsj)のみが加
えられた場合、前記した式(9)〜(12)に示す演算
を行なって次回の相関判定に使用する予測値(Xpj,
Ypj,VXpj,VYpj)を生成し、生成した予測
値(Xpj,Ypj,VXpj,VYpj)をファイル
に追加する機能を有する。
情報(Xsj,Ysj,VXsj,VYsj)のみが加
えられた場合、前記した式(9)〜(12)に示す演算
を行なって次回の相関判定に使用する予測値(Xpj,
Ypj,VXpj,VYpj)を生成し、生成した予測
値(Xpj,Ypj,VXpj,VYpj)をファイル
に追加する機能を有する。
【0038】h.相関判定部3から目標情報(Xij,
Yij,VXij,VYij)が加えられた場合、次式
(13)〜(16)に示す演算を行ない、次回の相関判
定に使用する予測値(Xpj,Ypj,VXpj,VY
pj)を生成し、生成した予測値(Xpj,Ypj,V
Xpj,VYpj)をファイルに追加する機能を有す
る。
Yij,VXij,VYij)が加えられた場合、次式
(13)〜(16)に示す演算を行ない、次回の相関判
定に使用する予測値(Xpj,Ypj,VXpj,VY
pj)を生成し、生成した予測値(Xpj,Ypj,V
Xpj,VYpj)をファイルに追加する機能を有す
る。
【0039】 Xpj=Xij+VXij・T … (13)
【0040】 Ypj=Yij+VYij・T … (14)
【0041】VXpj=VXij … (15)
【0042】VYpj=VYij … (16)
【0043】尚、式(13),(14)に於いて、Tは
次に相関判定を行なうまでの時間を示している。
次に相関判定を行なうまでの時間を示している。
【0044】i.内部に設けられているファイルに格納
されている全ての予測値を一定時間T毎に出力する機能
を有する。
されている全ての予測値を一定時間T毎に出力する機能
を有する。
【0045】j.所定時間が経過しても更新されない予
測値をファイルから削除する機能を有する。
測値をファイルから削除する機能を有する。
【0046】表示制御部6は統合処理部4から出力され
た目標情報を表示装置7に表示する機能を有する。
た目標情報を表示装置7に表示する機能を有する。
【0047】制御部8は各部2−1〜2−n,3〜6及
び表示装置7のタイミング等を制御する機能を有する。
び表示装置7のタイミング等を制御する機能を有する。
【0048】次に、本実施例の動作を説明する。
【0049】先ず、目標A1を1台のレーダ装置(例え
ば、レーダ装置1−1)のみが検出した場合の動作を説
明する。
ば、レーダ装置1−1)のみが検出した場合の動作を説
明する。
【0050】レーダ装置1−1は目標A1を検出する
と、目標A1に対応する目標情報(X’11,Y’1
1,VX’11,VY’11)を出力する。
と、目標A1に対応する目標情報(X’11,Y’1
1,VX’11,VY’11)を出力する。
【0051】レーダ装置1−1に対応する入力処理部2
−1は目標A1の目標情報(X’11,Y’11,V
X’11,VY’11)を、レーダ装置1−1の位置を
中心にした座標系によって表されるものから統合処理を
行なう座標系によって表されるものに座標変換し、変換
結果(X11,Y11,VX11,VY11)を出力す
る。
−1は目標A1の目標情報(X’11,Y’11,V
X’11,VY’11)を、レーダ装置1−1の位置を
中心にした座標系によって表されるものから統合処理を
行なう座標系によって表されるものに座標変換し、変換
結果(X11,Y11,VX11,VY11)を出力す
る。
【0052】相関判定部3は入力処理部2−1から加え
られた座標変換後の目標情報(X11,Y11,VX1
1,VY11)と、予測値生成記憶部5から加えられる
予測値とが相関するか否かを判定する。
られた座標変換後の目標情報(X11,Y11,VX1
1,VY11)と、予測値生成記憶部5から加えられる
予測値とが相関するか否かを判定する。
【0053】目標A1を最初の検出した時点に於いて
は、予測値生成記憶部5内のファイルには目標A1の予
測値が記憶されておらず、予測値生成記憶部5からは目
標A1の予測値が出力されていないので、目標情報(X
11,Y11,VX11,VY11)は予測値と相関な
しと判定される。
は、予測値生成記憶部5内のファイルには目標A1の予
測値が記憶されておらず、予測値生成記憶部5からは目
標A1の予測値が出力されていないので、目標情報(X
11,Y11,VX11,VY11)は予測値と相関な
しと判定される。
【0054】予測値と相関なしと判定すると、相関判定
部3は他のレーダ装置1−2〜1−nに対応する入力処
理部2−2〜2−nから加えられる目標情報の中に入力
処理部2−1から加えられた目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11)と相関するものがあるか否か
を判断する。
部3は他のレーダ装置1−2〜1−nに対応する入力処
理部2−2〜2−nから加えられる目標情報の中に入力
処理部2−1から加えられた目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11)と相関するものがあるか否か
を判断する。
【0055】目標A1はレーダ装置1−1のみで検出さ
れているため、目標情報(X11,Y11,VX11,
VY11)は他の目標情報と相関なしと判定される。
れているため、目標情報(X11,Y11,VX11,
VY11)は他の目標情報と相関なしと判定される。
【0056】他の目標情報と相関なしと判定すると、相
関判定部3は目標情報(X11,Y11,VX11,V
Y11)を予測値生成記憶部5に出力する。
関判定部3は目標情報(X11,Y11,VX11,V
Y11)を予測値生成記憶部5に出力する。
【0057】予測値生成記憶部5は相関判定部3から目
標情報(X11,Y11,VX11,VY11)が加え
られると、前記した式(13)〜(16)に示す演算を
行なうことにより、目標A1に対する予測値(Xp1,
Yp1,VXp1,VYp1)を生成し、生成した予測
値(Xp1,Yp1,VXp1,VYp1)を内部に設
けられているファイルに追加する。
標情報(X11,Y11,VX11,VY11)が加え
られると、前記した式(13)〜(16)に示す演算を
行なうことにより、目標A1に対する予測値(Xp1,
Yp1,VXp1,VYp1)を生成し、生成した予測
値(Xp1,Yp1,VXp1,VYp1)を内部に設
けられているファイルに追加する。
【0058】その後、次の処理サイクルとなり、レーダ
装置1−1から目標A1の一定時間T後の位置,速度を
示す目標情報(X’11,Y’11,VX’11,V
Y’11)が出力されると、入力処理部2−1は前述し
たと同様に座標変換を行ない、座標変換後の目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11)を相関判定部
3に出力する。
装置1−1から目標A1の一定時間T後の位置,速度を
示す目標情報(X’11,Y’11,VX’11,V
Y’11)が出力されると、入力処理部2−1は前述し
たと同様に座標変換を行ない、座標変換後の目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11)を相関判定部
3に出力する。
【0059】相関判定部3は目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11)と予測値生成記憶部5から出
力されている予測値とが相関するか否かを判定する。
1,VX11,VY11)と予測値生成記憶部5から出
力されている予測値とが相関するか否かを判定する。
【0060】今回、予測値生成記憶部5からは目標A1
に対応する予測値(Xp1,Yp1,VXp1,VYp
1)が出力されているので、相関判定部3は目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11)と予測値(X
p1,Yp1,VXp1,VYp1)とが相関すると判
定し、目標情報(X11,Y11,VX11,VY1
1)を統合処理部4に出力すると共に、相関する予測値
(Xp1,Yp1,VXp1,VYp1)を示す情報を
統合処理部4に出力する。
に対応する予測値(Xp1,Yp1,VXp1,VYp
1)が出力されているので、相関判定部3は目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11)と予測値(X
p1,Yp1,VXp1,VYp1)とが相関すると判
定し、目標情報(X11,Y11,VX11,VY1
1)を統合処理部4に出力すると共に、相関する予測値
(Xp1,Yp1,VXp1,VYp1)を示す情報を
統合処理部4に出力する。
【0061】統合処理部4は目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11)が1個だけ加えられると、そ
れを統合処理した目標情報(Xs1,Ys1,VXs
1,VYs1)として出力する。
1,VX11,VY11)が1個だけ加えられると、そ
れを統合処理した目標情報(Xs1,Ys1,VXs
1,VYs1)として出力する。
【0062】表示制御部6は統合処理された目標情報
(Xs1,Ys1,VXs1,VYs1)に従って表示
装置7を制御して、目標A1の軌跡等を表示する。
(Xs1,Ys1,VXs1,VYs1)に従って表示
装置7を制御して、目標A1の軌跡等を表示する。
【0063】その後、他のレーダ装置(例えば、レーダ
装置1−2)でも目標A1が検出されるようになったと
すると、レーダ装置1−1,1−2の2つのレーダ装置
1−1,1−2から目標A1に対する目標情報(X’1
1,Y’11,VX’11,VY’11),(X’2
1,Y’21,VX’21,VY’21)が出力され
る。
装置1−2)でも目標A1が検出されるようになったと
すると、レーダ装置1−1,1−2の2つのレーダ装置
1−1,1−2から目標A1に対する目標情報(X’1
1,Y’11,VX’11,VY’11),(X’2
1,Y’21,VX’21,VY’21)が出力され
る。
【0064】入力処理部2−1,2−2はレーダ装置1
−1,1−2から目標情報(X’11,Y’11,V
X’11,VY’11),(X’21,Y’21,V
X’21,VY’21)が加えられると、座標変換を行
ない座標変換後の目標情報(X11,Y11,VX1
1,VY11),(X21,Y21,VX21,VY2
1)を出力する。
−1,1−2から目標情報(X’11,Y’11,V
X’11,VY’11),(X’21,Y’21,V
X’21,VY’21)が加えられると、座標変換を行
ない座標変換後の目標情報(X11,Y11,VX1
1,VY11),(X21,Y21,VX21,VY2
1)を出力する。
【0065】相関判定部3は目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11),(X21,Y21,VX2
1,VY21)が加えられると、予測値(Xp1,Yp
1,VXp1,VYp1)と相関があるので、目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11),(X21,
Y21,VX21,VY21)を組にして統合処理部4
に出力すると共に、相関する予測値(Xp1,Yp1,
VXp1,VYp1)を示す情報を統合処理部4に加え
る。
1,VX11,VY11),(X21,Y21,VX2
1,VY21)が加えられると、予測値(Xp1,Yp
1,VXp1,VYp1)と相関があるので、目標情報
(X11,Y11,VX11,VY11),(X21,
Y21,VX21,VY21)を組にして統合処理部4
に出力すると共に、相関する予測値(Xp1,Yp1,
VXp1,VYp1)を示す情報を統合処理部4に加え
る。
【0066】統合処理部4は目標情報(X11,Y1
1,VX11,VY11),(X21,Y21,VX2
1,VY21)の組が加えられると、次式(17)〜
(20)に示す演算を行なうことにより、目標情報(X
11,Y11,VX11,VY11),(X21,Y2
1,VX21,VY21)を1つの目標情報(Xs1,
Ys1,VXs1,VYs1)に統合する。
1,VX11,VY11),(X21,Y21,VX2
1,VY21)の組が加えられると、次式(17)〜
(20)に示す演算を行なうことにより、目標情報(X
11,Y11,VX11,VY11),(X21,Y2
1,VX21,VY21)を1つの目標情報(Xs1,
Ys1,VXs1,VYs1)に統合する。
【0067】 Xs1=(K1・X11+K2・X21)÷(K1+K2) … (17)
【0068】 Ys1=(K1・Y11+K2・Y21)÷(K1+K2) … (18)
【0069】 VXs1=(K1・VX11+K2・VX21)÷(K1+K2)…(19)
【0070】 VYs1=(K1・VY11+K2・VY21)÷(K1+K2)…(20)
【0071】このように、レーダ装置1−1,1−2の
性能に応じた重みK1,K2を用いて統合処理を行なう
ことにより、単に平均値を求めることにより統合処理を
行なっていた従来例に比較して統合処理後の目標情報を
信頼性の高いものにすることが可能になる。
性能に応じた重みK1,K2を用いて統合処理を行なう
ことにより、単に平均値を求めることにより統合処理を
行なっていた従来例に比較して統合処理後の目標情報を
信頼性の高いものにすることが可能になる。
【0072】また、統合処理部4は相関する予測値(X
p1,Yp1,VXp1,VYp1)を示す情報が加え
られると、それを予測値生成記憶部5に出力する。
p1,Yp1,VXp1,VYp1)を示す情報が加え
られると、それを予測値生成記憶部5に出力する。
【0073】予測値生成記憶部5は上記した情報と統合
処理後の目標情報(Xs1,Ys1,VXs1,VYs
1)とが加えられると、前記した式(9)〜(12)の
演算を行ない、次回の相関判定で使用する予測値(Xp
1,Yp1,VXp1,VYp1)を作成し、更にファ
イルに格納されている予測値の内、上記情報によって示
される予測値を、作成した予測値(Xp1,Yp1,V
Xp1,VYp1)で置き換える。
処理後の目標情報(Xs1,Ys1,VXs1,VYs
1)とが加えられると、前記した式(9)〜(12)の
演算を行ない、次回の相関判定で使用する予測値(Xp
1,Yp1,VXp1,VYp1)を作成し、更にファ
イルに格納されている予測値の内、上記情報によって示
される予測値を、作成した予測値(Xp1,Yp1,V
Xp1,VYp1)で置き換える。
【0074】次に複数のレーダ装置(例えば、レーダ装
置1−1,1−2)が同時に目標A2を検出した場合の
動作を説明する。
置1−1,1−2)が同時に目標A2を検出した場合の
動作を説明する。
【0075】レーダ装置1−1,1−2は目標A2を検
出すると、目標情報(X’12,Y’12,VX’1
2,VY’12),(X’22,Y’22,VX’2
2,VY’22)を出力する。
出すると、目標情報(X’12,Y’12,VX’1
2,VY’12),(X’22,Y’22,VX’2
2,VY’22)を出力する。
【0076】レーダ装置1−1,1−2に対応する入力
処理部2−1,2−2は加えられた目標情報(X’1
2,Y’12,VX’12,VY’12),(X’2
2,Y’22,VX’22,VY’22)に対して座標
変換を行ない、座標変換後の目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)を出力する。
処理部2−1,2−2は加えられた目標情報(X’1
2,Y’12,VX’12,VY’12),(X’2
2,Y’22,VX’22,VY’22)に対して座標
変換を行ない、座標変換後の目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)を出力する。
【0077】相関判定部3は目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)と予測値生成記憶部5から出力されてい
る予測値とが相関するか否かを判定する。
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)と予測値生成記憶部5から出力されてい
る予測値とが相関するか否かを判定する。
【0078】レーダ装置1−1,1−2が最初に目標A
2を検出した時、予測値生成記憶部5内のファイルには
目標A2に対する予測値は記憶されていないので、相関
処理部3は目標情報(X12,Y12,VX12,VY
12),(X22,Y22,VX22,VY22)は予
測値と相関がないと判定する。
2を検出した時、予測値生成記憶部5内のファイルには
目標A2に対する予測値は記憶されていないので、相関
処理部3は目標情報(X12,Y12,VX12,VY
12),(X22,Y22,VX22,VY22)は予
測値と相関がないと判定する。
【0079】予測値と相関なしと判定すると、相関判定
部3は他のレーダ装置1−2〜1−nに対応する入力処
理部2−2〜2−nから加えられる目標情報の中に入力
処理部2−1から加えられた目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12)と相関するものがあるか否か
を判断する。
部3は他のレーダ装置1−2〜1−nに対応する入力処
理部2−2〜2−nから加えられる目標情報の中に入力
処理部2−1から加えられた目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12)と相関するものがあるか否か
を判断する。
【0080】目標A1はレーダ装置1−2でも検出され
ているため、目標情報(X12,Y12,VX12,V
Y12)は入力処理部2−2から出力されている目標情
報(X22,Y22,VX22,VY22)と相関する
と判定される。
ているため、目標情報(X12,Y12,VX12,V
Y12)は入力処理部2−2から出力されている目標情
報(X22,Y22,VX22,VY22)と相関する
と判定される。
【0081】目標情報(X12,Y12,VX12,V
Y12),(X22,Y22,VX22,VY22)が
相関すると判定すると、相関判定部3は両者を組にして
統合処理部4に出力すると共に、予測値とは相関してい
ないことを示す情報を統合処理部4に出力する。
Y12),(X22,Y22,VX22,VY22)が
相関すると判定すると、相関判定部3は両者を組にして
統合処理部4に出力すると共に、予測値とは相関してい
ないことを示す情報を統合処理部4に出力する。
【0082】目標情報(X12,Y12,VX12,V
Y12),(X22,Y22,VX22,VY22)及
び予測値と相関していないことを示す情報が加えられる
と、統合処理部4は次式(21)〜(24)に示す演算
を行なうことにより、目標情報(X12,Y12,VX
12,VY12),(X22,Y22,VX22,VY
22)を1つの目標情報(Xs2,Ys2,VXs2,
VYs2)に統合し、統合した目標情報(Xs2,Ys
2,VXs2,VYs2)を出力する。
Y12),(X22,Y22,VX22,VY22)及
び予測値と相関していないことを示す情報が加えられる
と、統合処理部4は次式(21)〜(24)に示す演算
を行なうことにより、目標情報(X12,Y12,VX
12,VY12),(X22,Y22,VX22,VY
22)を1つの目標情報(Xs2,Ys2,VXs2,
VYs2)に統合し、統合した目標情報(Xs2,Ys
2,VXs2,VYs2)を出力する。
【0083】 Xs2=(K1・X12+K2・X22)÷(K1+K2) … (21)
【0084】 Ys2=(K1・Y12+K2・Y22)÷(K1+K2) … (22)
【0085】 VXs2=(K1・VX12+K2・VX22)÷(K1+K2)…(23)
【0086】 VYs2=(K1・VY12+K2・VY22)÷(K1+K2)…(24)
【0087】予測値生成記憶部5は統合処理された目標
情報(Xs2,Ys2,VXs2,VYs2)が加えら
れると、前記した式(9)〜(12)の演算を行ない、
次回の相関判定に使用する予測値(Xp2,Yp2,V
Xp2,VYp2)を生成し、更に、作成した予測値
(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)を内部に設け
られているファイルに追加する。
情報(Xs2,Ys2,VXs2,VYs2)が加えら
れると、前記した式(9)〜(12)の演算を行ない、
次回の相関判定に使用する予測値(Xp2,Yp2,V
Xp2,VYp2)を生成し、更に、作成した予測値
(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)を内部に設け
られているファイルに追加する。
【0088】その後、次の処理サイクルとなり、レーダ
装置1−1,1−2から目標A2の一定時間T後の位
置,速度を示す目標情報(X’12,Y’12,VX’
12,VY’12),(X’22,Y’22,VX’2
2,VY’22)が出力されると、入力処理部2−1,
2−2は前述したと同様に座標変換を行ない、座標変換
後の目標情報(X12,Y12,VX12,VY1
2),(X22,Y22,VX22,VY22)を相関
判定部3に出力する。
装置1−1,1−2から目標A2の一定時間T後の位
置,速度を示す目標情報(X’12,Y’12,VX’
12,VY’12),(X’22,Y’22,VX’2
2,VY’22)が出力されると、入力処理部2−1,
2−2は前述したと同様に座標変換を行ない、座標変換
後の目標情報(X12,Y12,VX12,VY1
2),(X22,Y22,VX22,VY22)を相関
判定部3に出力する。
【0089】この時、予測値生成記憶部5から目標A2
の予測値(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)が出
力されているので、相関判定部3は目標情報(X12,
Y12,VX12,VY12),(X12,Y12,V
X12,VY12)と予測値(Xp2,Yp2,VXp
2,VYp2)とが相関すると判定し、目標情報(X1
2,Y12,VX12,VY12),(X22,Y2
2,VX22,VY22)の組を統合処理部4へ出力す
ると共に、上記目標情報の組と相関する予測値を示す情
報を統合処理部4へ出力する。
の予測値(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)が出
力されているので、相関判定部3は目標情報(X12,
Y12,VX12,VY12),(X12,Y12,V
X12,VY12)と予測値(Xp2,Yp2,VXp
2,VYp2)とが相関すると判定し、目標情報(X1
2,Y12,VX12,VY12),(X22,Y2
2,VX22,VY22)の組を統合処理部4へ出力す
ると共に、上記目標情報の組と相関する予測値を示す情
報を統合処理部4へ出力する。
【0090】統合処理部4は目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)が加えられると、前記した式(21)〜
(24)に示す演算を行ない、目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)を1つの目標情報(Xs2,Ys2,V
Xs2,VYs2)に統合し、統合した目標情報(Xs
2,Ys2,VXs2,VYs2)を出力する。
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)が加えられると、前記した式(21)〜
(24)に示す演算を行ない、目標情報(X12,Y1
2,VX12,VY12),(X22,Y22,VX2
2,VY22)を1つの目標情報(Xs2,Ys2,V
Xs2,VYs2)に統合し、統合した目標情報(Xs
2,Ys2,VXs2,VYs2)を出力する。
【0091】また、統合処理部4は目標情報(X12,
Y12,VX12,VY12),(X22,Y22,V
X22,VY22)と相関する予測値を示す情報が加え
られると、その情報を予測値生成記憶部5に出力する。
Y12,VX12,VY12),(X22,Y22,V
X22,VY22)と相関する予測値を示す情報が加え
られると、その情報を予測値生成記憶部5に出力する。
【0092】予測値生成記憶部5は統合処理後の目標情
報(Xs2,Ys2,VXs2,VYs2)及び相関す
る予測値を示す情報が加えられると、前記した式(9)
〜(12)に示す処理を行ない、次回の相関判定に使用
する予測値(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)を
生成し、更に、ファイルに格納している予測値の内、上
記情報によって示される予測値を、生成した予測値で置
き換える。
報(Xs2,Ys2,VXs2,VYs2)及び相関す
る予測値を示す情報が加えられると、前記した式(9)
〜(12)に示す処理を行ない、次回の相関判定に使用
する予測値(Xp2,Yp2,VXp2,VYp2)を
生成し、更に、ファイルに格納している予測値の内、上
記情報によって示される予測値を、生成した予測値で置
き換える。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、レーダ
装置の性能を考慮して統合処理を行なう統合処理部を備
えているので、単に平均値を求めることにより統合処理
を行なっていた従来例に比較して統合処理後の目標情報
を信頼性の高いものにすることができる効果がある。
装置の性能を考慮して統合処理を行なう統合処理部を備
えているので、単に平均値を求めることにより統合処理
を行なっていた従来例に比較して統合処理後の目標情報
を信頼性の高いものにすることができる効果がある。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
1−1〜1−n…レーダ装置 2−1〜2−n…入力処理部 3…相関判定部 4…統合処理部 5…予測値生成記憶部 6…表示制御部 7…表示装置 8…制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のレーダ装置から出力される同一目
標に対する目標情報を1つの目標情報に統合する統合処
理装置に於いて、 前記各レーダ装置から出力される目標情報を、前記各レ
ーダ装置の位置を中心にする座標系によって表されるも
のから統合処理を行なう座標系によって表されるものに
座標変換する入力処理部と、 該入力処理部で座標変換された目標情報を同一目標毎の
組に組分けする相関判定部と、 該相関判定部で組分けされた各組毎に、その組に属する
目標情報を対応するレーダ装置の性能を考慮して統合す
る統合処理部とを備えたことを特徴とする統合処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248890A JPH0675041A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 統合処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248890A JPH0675041A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 統合処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675041A true JPH0675041A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17184971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4248890A Pending JPH0675041A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 統合処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675041A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021678A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 目標追尾装置 |
JP2006007940A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Fujitsu Ltd | レーダ装置の校正方法、レーダ装置、監視システム、プログラム |
JP2010145239A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Mitsubishi Electric Corp | 状況表示装置 |
JP2010176669A (ja) * | 2010-01-25 | 2010-08-12 | Fujitsu Ten Ltd | 情報処理装置、情報入手装置、情報統合装置、制御装置および物体検出装置 |
KR101303765B1 (ko) * | 2012-03-13 | 2013-09-10 | 국방과학연구소 | 다수 해안감시 레이더자료 전시방법 |
KR102683522B1 (ko) * | 2023-08-08 | 2024-07-10 | 한화시스템 주식회사 | 공중표적 관측자료 유사성 평가장치 및 평가방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03245081A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Nec Corp | 主センサ決定システム |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4248890A patent/JPH0675041A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03245081A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Nec Corp | 主センサ決定システム |
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KR102683522B1 (ko) * | 2023-08-08 | 2024-07-10 | 한화시스템 주식회사 | 공중표적 관측자료 유사성 평가장치 및 평가방법 |
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