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JPH0674416A - 燃料とオキシダントの混合物を燃焼させる方法 - Google Patents

燃料とオキシダントの混合物を燃焼させる方法

Info

Publication number
JPH0674416A
JPH0674416A JP5068583A JP6858393A JPH0674416A JP H0674416 A JPH0674416 A JP H0674416A JP 5068583 A JP5068583 A JP 5068583A JP 6858393 A JP6858393 A JP 6858393A JP H0674416 A JPH0674416 A JP H0674416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxidant
fuel
burner
mixture
fuel ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5068583A
Other languages
English (en)
Inventor
Douglas R Wade
ダグラス・アール・ウエイド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Messer LLC
Original Assignee
BOC Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOC Group Inc filed Critical BOC Group Inc
Publication of JPH0674416A publication Critical patent/JPH0674416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • F27D99/0001Heating elements or systems
    • F27D99/0033Heating elements or systems using burners
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C5/00Disposition of burners with respect to the combustion chamber or to one another; Mounting of burners in combustion apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C6/00Combustion apparatus characterised by the combination of two or more combustion chambers or combustion zones, e.g. for staged combustion
    • F23C6/04Combustion apparatus characterised by the combination of two or more combustion chambers or combustion zones, e.g. for staged combustion in series connection
    • F23C6/045Combustion apparatus characterised by the combination of two or more combustion chambers or combustion zones, e.g. for staged combustion in series connection with staged combustion in a single enclosure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C2900/00Special features of, or arrangements for combustion apparatus using fluid fuels or solid fuels suspended in air; Combustion processes therefor
    • F23C2900/05081Disposition of burners relative to each other creating specific heat patterns
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料とオキシダントの混合物を燃焼させる方
法を提供する。 【構成】 本発明の方法においては、オキシダント対燃
料比RLを有する第1の燃料−オキシダント混合物と、
オキシダント対燃料比RHを有する第2の燃料−オキシ
ダント混合物とを式 RL<RG<RH (式中、RGは燃焼反応において使用される全オキシダ
ント対燃料比である)の関係を満たすよう燃焼させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般には、少なくとも2
種の燃料−オキシダント混合物を燃焼させて、全体とし
ての熱エネルギーのより良い制御を得るための方法に関
する。異なるオキシダント対燃料比を有する少なくとも
2種の燃料−オキシダント混合物が使用される。システ
ムが全オキシダント対燃料比(overall oxi
dant−fuel ratio)にて操作されたとし
ても、ある1種の混合物からの火炎温度は、一般には予
測火炎温度から得られる温度より低い。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】スチ
ール、ガラス、およびアルミニウムの製造・加工に使用
されるタイプ等の工業用炉は、熱伝達プロセスを施すた
めに高温の火炎を生成させなければならない。この高温
の火炎が局在化しすぎると、火炎の周りに高温の箇所が
生じ、炉材に損傷を与え、熱伝達プロセスに悪影響を及
ぼすことがある。
【0003】高温箇所が局在化することに伴ういくつか
の問題点があるにもかかわらず、高濃度のオキシダント
(例えば、酸素含量の高い空気や実質的に純粋な酸素)
を使用して工業用炉にて燃焼処理を行うことに多大の検
討努力が払われてきた。高濃度のオキシダント流れを使
用すると、ある与えられた炉に対するバーナーの最大燃
焼速度が増大し、燃料の消費量が減少し、そして煙道ガ
スの容量が最小限に抑えられて汚染物の量が減少するこ
とから、炉の効率が向上する。
【0004】高濃度オキシダント流れの利点を利用しつ
つ、局在化した高温箇所をなくすためのアプローチが数
多く開発されている。
【0005】例えば、Lewis J.Gerger,
Jr.による米国特許第3,620,514号は、より
低い加熱容量の補助的酸素−燃料バーナーを組み込んだ
形の、水平配置された一対の主要燃料−空気バーナー、
を装備した炉を開示している。補助的バーナーの軸が主
要バーナーの軸の収束点にまで延びていて、これにより
炉の雰囲気がより正確に制御された状態の高い熱伝達速
度が得られる。
【0006】John E.Andersonによる米
国特許第4,378,205号は、オキシダントガスの
少なくとも1種のジェットが、ガスの再循環とミキシン
グを果たすに足る速度(このとき、ガスの速度はオキシ
ダントガスの流量に比例する)で炉中に注入される、と
いうプロセスを開示している。炉ガス(furnace
gases)と称する燃焼生成物がオキシダントジェ
ット中に吸引されて、引き続き行われる燃焼時において
通常より低い火炎温度が達成される。
【0007】ヒサシ・コバヤシらによる米国特許第4,
408,982号は、高い燃焼速度と低い燃焼速度を交
互に使用するシステムを開示している。低い燃焼速度時
においては、空気の炉中への相当量のリークがあって、
これにより火炎温度が抑制され、一方、高い燃焼速度時
においては、空気のリークが実質的に防止される。注入
はある特定時間遅らすが、この時間は、炉の容積を高い
燃焼速度と温度との積で除した値に依存する。
【0008】Grigory M.Gitmanによる
米国特許第4,473,350号は、酸素流れが燃焼室
の中央部分に向けて送られるオキシ−燃料(oxy−f
uel)バーナーを開示している。酸素が火炎のほぼ中
心部に存在するよう、燃料の主要部分が燃焼室の基部と
酸素の周りに送られる。他のアプローチにおいては、燃
料流れが、酸素および/または空気をベースとした2種
の酸化ガスと接触・混合される(Grigory Gi
tmanによる米国特許第4,642,047号に記
載)。
【0009】こうした検討努力にもかかわらず、炉内の
雰囲気を制御するための、そしてまた局在化した高温箇
所が存在することなく炉で燃焼処理が行えるためのより
効率的なシステムが依然として求められている。さら
に、炉内での燃焼の場所が制御できることが望ましい。
炉または容器の比較的隔離された部分が、その構造を大
きく変えることなく加熱できるならば、さらなる利点が
得られるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料とオキシ
ダントを容器(例えば炉)中で燃焼させる方法に関す
る。異なるオキシダント対燃料比を有する少なくとも2
種の燃料−オキシダント混合物が使用される。本発明の
方法は、容器に対して使用されるトータルまたは全オキ
シダント対燃料比(gross oxidant−fu
el ratio)に関して、ある選定されたオキシダ
ント対燃料比を有する個々の混合物を供給することに基
づいている。具体的に説明すると、第1のバーナーから
の燃料−オキシダント混合物の少なくとも1種が、全オ
キシダント対燃料比より小さいオキシダント対燃料比を
有し、第2のバーナーからの他の混合物の少なくとも1
種が、全オキシダント対燃料比を越えるオキシダント対
燃料比を有していなければならない。さらに、混合物の
少なくとも1種からの火炎が、全オキシダント対燃料比
にて操作されるバーナーから予測される火炎温度より低
い火炎温度を有していてもよい。
【0011】以下に図面を参照しつつ本発明を説明する
が、これらの図面によって本発明の範囲が限定されるこ
とはない。
【0012】本発明の方法は、火炎の温度と本プロセス
を実施するのに使用されるオキシダント対燃料比との関
係に基づいている。図1を参照すると、全オキシダント
対燃料比(RG)は、式1に示すように、与えられたプ
ロセスユニットに対し、全有効オキシダント(tota
l available oxidant)(OG)を
全有効燃料(total available fue
l)(FG)で除して得られる。
【0013】 RG=OG/FG ・・・・1 個々のバーナーのオキシダント対燃料比は式 RN=ON/FN ・・・・2 で表され、このときONはn個目のバーナーによって消
費されるオキシダントであり、FNはn個目のバーナー
によって消費される燃料である。
【0014】オキシダントの供給源としては、燃焼シス
テムそれ自体、プロセスから誘導される化学物質、およ
び一般にはリークするかあるいは反応容器に意図的に加
えられる空気、などがある。燃料の供給源としては、燃
焼システムおよびプロセスから誘導される化学物質など
がある。
【0015】燃料および/またはオキシダントは、少な
くとも2つのバーナーを介してシステムに供給される。
本明細書で使用している“バーナー”とは広義のバーナ
ーを意味しており、燃料、オキシダント、またはこれら
の混合物を反応容器にもたらして火炎を生成させるいか
なる器具も含んでいる。本発明にしたがったバーナーの
例としては、燃料−オキシダント混合物や酸素やり等か
ら火炎を生成する従来のバーナーがある。しかしなが
ら、本発明では、詳細に後述するように、燃料−オキシ
ダント混合物を放出する少なくとも2つのバーナーを必
要とする。
【0016】本発明において使用することのできる燃料
は、固体燃料、液体燃料、ガス燃料、またはこれらの混
合物から選ばれる。好ましい燃料は、最大20個までの
炭素原子を有する直鎖炭化水素または枝分かれ鎖炭化水
素であり、最も好ましいのはメタンである。オキシダン
トは、固体物質、液体物質、ガス状物質、またはこれら
の混合物のいずれであってもよい。好ましいオキシダン
トは、工業用炉において通常使用されているものであ
り、酸素含量の高い空気や実質的に純粋な酸素などがあ
る。
【0017】本システムに使用される各バーナーに対す
るオキシダントと燃料の量は、所望するエネルギーバラ
ンスと重量バランスによって異なる。エネルギーバラン
スは式 EG=f(RG)FG ・・・・3 によって表され、このときEGは単位時間当たり必要と
されるシステムのトータルエネルギーであり、RGは全
オキシダント対燃料比であり、そしてFGは、バーナー
を介して容器に導入されることのないプロセス誘導燃料
(processderived fuels)から得
られるいかなる二次燃料値(secondary fu
el values)も含めたトータル燃料インプット
(total fuel input)である。例とし
ては、酸化反応(発熱反応)を受ける金属、または酸化
物の還元反応によって生成される燃焼性の廃ガス(例え
ば一酸化炭素)などがある。
【0018】消費される燃料またはトータル燃料に対す
る重量バランスは式 FG=F1+F2・・・・・FN+FX ・・・・4 によって示され、このときFGは個々のバーナーF1〜F
Nによって消費される燃料の合計であり、FXはプロセス
誘導物質から得られる消費燃料の量である。
【0019】オキシダントの重量バランスまたは消費さ
れるトータルオキシダントは次式 OG=RGG ・・・・5 によって示され、このとき RGG=R11+R22+・・・・RNN+RXX ・・・・6 したがって、消費されるトータルオキシダント(OG
は、全オキシダント対燃料比と本システムに使用しうる
トータル燃料との積である。これは、適切なオキシダン
ト対燃料比とシステムの各バーナーに関して消費される
燃料の量との積と、プロセスをベースとした反応から得
られる消費燃料の量とを合計することにより算出され
る。
【0020】本発明によれば、ある特定の要件が満たさ
れたときに、システムにおける燃焼のより厳密な制御と
位置決めが可能となる。バーナーの少なくとも1つが、
全オキシダント対燃料比(RG)より小さいオキシダン
ト対燃料比(RL)を示すオキシダント−燃料混合物を
有していなければならず、またバーナーの少なくとも1
つが、RGより大きいオキシダント対燃料比(RH)を示
すオキシダント−燃料混合物を有していなければならな
い。
【0021】 RL<RG<RH ・・・・7 さらに、少なくとも1つのバーナーが、RGに等しいオ
キシダント対燃料比にて作動する理論的なバーナーによ
って得られる火炎から生じる火炎温度より低い火炎温度
を与えるのが好ましい。
【0022】図1を参照すると、ある与えられたRG
対し、少なくとも2つのバーナーを含んだシステムが、
Gより小さいオキシダント対燃料比(RL)をもった少
なくとも1つのバーナー、およびRGより大きいオキシ
ダント対燃料比(RH)をもった別のバーナーを有して
いる。
【0023】あるオキシダント対燃料比に対する各バー
ナーは、ある温度の火炎を生成する。図1のグラフにお
いては、RGによって生成される火炎温度(TG)は、R
LとRHのオキシダント対燃料比を有する2つのバーナー
の火炎温度より高い。図1からわかるように、曲線AB
は、火炎温度とオキシダント対燃料比との理想化された
関係を示している。しかしながら、この関係が図1に示
したものからずれることがあるのは言うまでもない。
【0024】ある与えられた熱伝達用途に対する適切な
Gの選択は、燃料の種類、所望のプロセス生成物、加
熱サイクル時間、および熱分布などのファクターにより
異なる。いったんRGが選定されると、オキシダント−
燃料流れの特定の組み合わせが、要求されている目的を
満たすよう選定される。バーナーの少なくとも2つが、
一つのオキシダント対燃料比がRG値より大きく、そし
て一つのオキシダント対燃料比がRG値より小さくなる
よう、別個のオキシダント対燃料比を有していなければ
ならない。また、少なくとも1つのバーナーが、RG
て作動するバーナーによって理論的に得られる火炎温度
(TG)より低い火炎温度を生成するのが好ましい。
【0025】本発明のプロセス条件下にて作動させるこ
とによって、望ましい熱分布を得ることができるが、本
発明のプロセスは燃料効率の悪いオキシダント対燃料比
(fuel inefficient oxidant
−fuel ratios)を必要とすることがある。
適切な燃料/オキシダント流れを配置して、局在化した
雰囲気を制御しつづけることのできる局在化燃焼区域を
形成させることができる。例えば、個々の燃料−オキシ
ダント混合物は、各バーナーと繋がった第1の燃焼ゾー
ンにおいて、理論上の最高火炎温度より低い温度で燃焼
させることができる。第1の燃焼ゾーンには、過剰の燃
料を含んだ第1の燃焼生成物流れ、および過剰のオキシ
ダントを含んだ第2の燃焼生成物流れが生成される。こ
うした状況の下で、次いで上記第1と第2の生成物流れ
を少なくとも1つの第2の燃焼ゾーン(第1の燃焼ゾー
ンから離れている)で燃焼させて、前記最高温度より低
い温度を有する火炎を生成させることができる。
【0026】再び図1を参照すると、RLとRHのオキシ
ダント対燃料比を有する火炎を接触させると、二重燃焼
ゾーンシステムがつくりだされる。RLバーナーからの
過剰の燃料とRHバーナーからの過剰のオキシダント
が、第2の燃焼ゾーンにおいて反応する。個々のバーナ
ーのオキシダント対燃料比の値を変えると、第1と第2
の燃焼ゾーンにおける熱分布と化学分布(chemic
al profile)が変化し、これにより各燃焼ゾ
ーンにおける雰囲気を制御する能力が付与される。さら
に、RG比を調節することにより、従来のバルク燃焼制
御操作に比較してシステム全体としての燃料効率を向上
させることができる、という点にも留意しなければなら
ない。
【0027】前述したように、少なくとも1つのバーナ
ーの火炎温度が全火炎温度(gross flame
temperature)(TG)より低いことが好ま
しく、少なくとも1つのRN値(RL)がRGより低く、
且つ少なくとも1つのRN値(RH)がRGより高くなけ
ればならない。本発明のプロセスにとっては、RNの極
値を考慮する場合には他の組の実施上の制約条件があ
る。例えば、ある特定のバーナーに対するRN値は、燃
料−オキシダント混合物の燃焼性限界(flammab
ility limits)を越えてはならない。さら
に、安定な火炎条件を保つために、RN値は燃焼装置の
能力を越えてはならない。RN値に関するさらなる制約
条件は、オキシダント対燃料比が反応プロセスに対して
逆効果とならないようにすることである。
【0028】本発明を実施する際には、先ず所望するシ
ステムに対する全オキシダント対燃料比(RG)を決定
する必要がある。残留燃料や残留オキシダントを最小限
に抑えるためにシステムを最大効率で作動させようとす
る場合、化学量論的要件に近いRG値が選定されるが、
この値は該プロセスに使用される燃料とオキシダントの
種類によって異なる。
【0029】いったんRG値を選定したら、次式 EG=f(RG)FG ・・・・3 を使用してシステムのエネルギー要件(energy
requirements)を求めなければならない。
【0030】システム中のバーナーの数、およびそれら
の個々のオキシダント対燃料比と流量は、すべてのオキ
シダント源と燃料源を考慮し、燃料とオキシダントの重
量バランス式を使用して求められる。各バーナーに対す
るRNは、RL<RG<RHとなるよう設定される。少なく
とも1つの火炎の温度を、TGより低く選定することが
できる。
【0031】本発明の1つの実施態様が図2と図3に示
されており、天然ガスを燃料とし、2−バーナーユニッ
トを使用してスチール柄杓(steel ladle)
を予備加熱している。オキシダントは、実質的に純粋な
酸素と少量の空気(システム中にリークする)を含む。
加熱ユニットは、燃料要件を最小限に抑えるよう、加熱
サイクル時間を最小限に抑えるよう、そして耐火物ライ
ニングを少なくとも2,200°Fに均一に予備加熱す
るよう設計される。
【0032】柄杓2は耐火物をライニングした壁体4を
有し、これがスチールの移送に対して容器を画定してい
る。柄杓2は、より小さな下部6とより大きな上部8を
有する。柄杓2の深さと不均一な形状のため、一般には
下部6に均一な加熱を施すのが困難である。
【0033】柄杓2には、第1のバーナー10と第2の
バーナー12が取り付けられている。わかりやすく示す
ために、バーナー10は燃料含量の高い混合物を、一方
バーナー12はオキシダント含量の高い混合物を放出す
るよう設計されている。これらの混合物はそれぞれ、全
プロセスに対するRG値より小さいR値(RL)、および
全プロセスに対するRG値より大きいR値(RH)を有す
る。
【0034】バーナー10と12は、ラインA−AとB
−B(図2に示すように柄杓2の縦軸に平行)からそれ
ぞれ角度α,βにて配置されている。角αとβは、少な
くとも約10°であるのが好ましく、バーナー10と1
2の下流で且つ第2の燃焼ゾーン16(後述する)から
離れた選定場所14にて、バーナーから発する火炎が互
いに接触できるよう選択される。図2と図3に示すよう
に、火炎は、一般にはそれぞれのバーナー10と12の
縦軸に沿って移動する。
【0035】下記の実施例においては、図2と図3に示
すスチール柄杓を加熱する方法を説明する。適切なオキ
シダント対燃料比の選択について、図4を参照しつつ説
明する。バーナー10は、RG値より小さいR値(RL
を有する混合物を放出する。メタンが燃料として使用さ
れ、実質的に純粋な酸素がオキシダントとして使用さ
れ、そして燃料の減少が重要な目的であると仮定する
と、選定されるRG値は、システム中に流入する全燃料
とほとんど反応するに足るようなRGである。したがっ
てRGは、メタン1ポンド当たりトータル酸素4ポンド
の重量比を有する。
【0036】所望の目的を達成するために試算された燃
料要件は約600万BTU/時である。式 EG=f(RG)FG ・・・・3 によれば、メタンの流量は279ポンド/時と算出さ
れ、一方トータルの酸素流量は1,116ポンド/時と
算出される。システム中にリークする量の空気は186
ポンド/時の酸素を含有していると試算され、以下の実
施例の説明をわかりやすくするため、この酸素は各バー
ナーに等しく分配されているものとする。したがって、
システムに加えなければならない酸素の量は930ポン
ド/時である。
【0037】各バーナーがそれぞれRLとRNのオキシダ
ント対燃料比にて交互に燃焼処理を行うよう、バーナー
システムを操作することができる。これを達成する1つ
の方法は、各バーナーへの燃料の流量を一定に保ちつ
つ、各バーナーへのオキシダントの流量を低い流量(R
L)から高い流量(RH)に交互に変える、という方法で
ある。
【0038】RGが4であるとすると、適切なRL値とR
H値はそれぞれ2と6であり、これによって図4におい
て示されているようにRL<RG<RHの条件が満たされ
る。
【0039】これは下記の式にしたがって算出される。
【0040】 FG=279ポンド/時=FL+FHG=RGG=4×279ポンド/時=1116ポンド
/時 RLL+RHH=1116ポンド/時 2FL+RHH=1116ポンド/時 特定の用途に対する所望の加熱特性によれば、 FL=FH したがって 279ポンド/時=2FLL=139.5ポンド/時 ゆえに 1116ポンド/時=RLL+RHH および 1116ポンド/時=2(139.5)
+RH(139.5) RH=6 ゆえに RL=2<RG=4<RH=6 したがって上記のプロセス条件によれば、本システムは FL=FH=139.5ポンド/時 メタン RL=2=279ポンド/時 (トータル酸素) RH=6=837ポンド/時 (トータル酸素) であることを必要とする。
【0041】再び図2を参照すると、バーナー10によ
って生成される火炎は低いオキシダント対燃料比を有す
る。他方、バーナー12は高いR値(RH)を有する火
炎を生成する。バーナー12からの火炎の勢い(mom
entum)がバーナー10からの火炎の勢いを凌ぐ。
個々の火炎の速度と質量を比較することによってこのこ
とが証明される。したがって、火炎が第1の燃焼ゾーン
14において接触すると、バーナー12からの火炎がバ
ーナー10からの火炎を押しやって、バーナー10の縦
軸との整列状態から外側に曲げる。図2からわかるよう
に、柄杓2の左下部分は第2の燃焼のバルクを受け入れ
る。
【0042】バーナー10からの火炎は、オキシダント
の実質的にすべてを燃やす。過剰の燃料は、第1の燃焼
ゾーン中の火炎の温度を、RGのオキシダント対燃料比
から予測される温度TGより低い温度に保持するための
ヒートシンクとして作用する。バーナー12からの火炎
は、第1の燃焼ゾーンに存在する燃料の実質的に全てを
燃やし、残存する過剰のオキシダントは、火炎の温度T
Gを、RGのオキシダント対燃料比から予測される温度よ
り低い温度に保持するためのヒートシンクとして作用す
る。火炎10からの過剰の燃料と火炎12からの過剰の
オキシダント(両方とも多量の熱を運んでいる)は、第
2の燃焼ゾーンにおいて自発的に燃焼を起こす。このよ
うにして生成する火炎は、RG混合物からの理論火炎に
ついて予測される温度より低い温度を有する。
【0043】オキシダントの流量をバーナー10に対し
て増大させ、バーナー12に対して減少させると、個々
のバーナーのR値が変わる。すなわち、バーナー10の
R値が増大し、バーナー12のR値が減少する。その結
果、第2の燃焼ゾーン16が柄杓2の右下部分にシフト
する。オキシダントの流れが一方のバーナーから他方の
バーナーに変化し続けると、R値が変化することから、
第2の燃焼ゾーンがそれに対応してシフトを受け、これ
により柄杓2の下部6の全体にわたって均一な加熱が得
られる。
【0044】図4を参照すると、実施例1に関して説明
した2−バーナーシステムのグラフが示されている。R
Gは4の値を有し、4700°Fの理論火炎温度を有す
る。バーナーの一方が2のオキシダント対燃料比を有
し、そして他方が6のオキシダント対燃料比を有してい
て、これにより式RL<RG<RHの関係が満足される。
バーナー(本実施例においては2つのバーナー)の少な
くとも1つの火炎温度が4700°F(TG)より低
い。本発明にしたがってシステムを操作すると、RL
ーナーは3950°Fの火炎温度を生成し、RHバーナ
ーは4850°Fで作動する。
【0045】本発明によれば、適切なバーナーシステム
の第1の燃焼ゾーンにおける燃焼生成物の相対的および
/または全体的な勢いを変化させることによって、炉の
加熱要件に応じて第2の燃焼ゾーンを種々の場所に移動
させることができる。これを達成する1つの方法が、図
2と図3に関連させて前述されている。第2の燃焼ゾー
ンの場所を変える別の方法は、交互に燃焼作動する複式
バーナーを使用するという方法である。このような実施
態様の1つの例も、図2と図3に関連させて説明するこ
とができる。
【0046】図2に示すように、バーナー10は柄杓の
左上部分から燃焼作動させることができ、バーナー12
は右上部分から燃焼作動させることができる。これによ
り、前述したように、柄杓2の左下部分において第2の
燃焼が生成される。これらのバーナーの燃焼作動が停止
され、そして引き続き行われる燃焼作動が図3に示され
ているバーナー配置によってなされるとすると、第2の
燃焼ゾーン16は、柄杓の左下部分から右下部分にシフ
トする。この結果、第2の燃焼ゾーンにおける加熱場所
と熱量を制御することができる。
【0047】バーナーの角度関係および/または燃焼シ
ーケンスを調整すること以外にも、第2の燃焼ゾーン1
6の場所を操作する他の方法がある。このような1つの
方法は、個々のバーナーのR値を変化させることによる
方法である。図2に示すバーナー10の火炎のR値を増
大させると、第2の燃焼ゾーン16は、柄杓の左下部分
から右下部分にシフトする。バーナー12のR値を減少
させることによって、類似の結果を得ることができる。
これとは逆に、バーナー10のR値を減少させるか、あ
るいはバーナー12のR値を増大させると、第2の燃焼
ゾーン16は柄杓の左下部分にシフトする。
【0048】第2の燃焼ゾーン16の場所を変化させる
ためのさらに他の方法は、バーナーの少なくとも1つを
設定された場所の間で連続的に移動させることを含む。
例えば、図3を参照すると、バーナー12を場所Xから
場所Yに間欠的もしくは連続的に移動させることもでき
るし、あるいは固定点Xの周りで同方向に回転させるこ
ともできる。この結果、個々のバーナー10と12から
の火炎の接触区域が連続的に変化する。したがって、バ
ーナー12からの火炎がバーナー10の火炎により近づ
くにつれて、第2の燃焼ゾーン16の場所は柄杓の左下
部分にシフトする。
【0049】本発明の方法は、従来のバーナー技術を使
用したのでは満足させるのが難しい特定の加熱要件を含
んでいる炉〔例えばウェルファーネス(well fu
rnace)〕の加熱に対して有利に適用することがで
きる。
【0050】ウェルファーネスは通常、アルミニウム等
の反応性金属を溶融するのに使用される。このような炉
に関しては、酸化による損失を最小限に抑えるために局
在化した保護雰囲気を生成させる能力、およびこうした
保護雰囲気の生成を燃料効率の良い仕方で達成する能力
を有することが重要な要件である。
【0051】空気リークの存在、燃料と空気との起こり
得る僅かなミキシング、および燃焼生成物との反応のた
め、ある特定量の金属が酸化される。したがって、ウェ
ルファーネスはプロセスへのエネルギーに寄与する発熱
反応を起こす。なぜなら、金属が燃料として作用するか
らである。図5と図6を参照すると、溶融金属浴(例え
ばアルミニウム)を含んだウェル32を有するウェルフ
ァーネス30が示されている。このウェルは、固体アル
ミニウムを仕込むためのインプット部分34と、溶融ア
ルミニウムに熱エネルギーを加えるためのファーネス部
分36を含む。熱エネルギーは、溶融浴の循環を通して
固体アルミニウムに伝達される。
【0052】ファーネス部分36の周りには、平行かつ
離れて位置した一連のバーナー38が配置されており、
これらバーナーのそれぞれが、RL<RGとなるように燃
料−オキシダント混合物(例えば、軽質燃料油と酸素の
混合物)を放出すべくなされている。R値が小さいと火
炎が減少し、溶融アルミニウムを酸素含量の少ない層で
覆って、アルミニウムが酸化されて酸化アルミニウムに
なるのを最小限に抑える。
【0053】さらなる熱を炉に供給するための第2の燃
焼ゾーンが、RL層の上に設けられる。このことは、複
数のRLバーナー40を、それらの個々の火炎が渦42
を引き起こし、これによってRL混合物の一部を引き上
げて、バーナー38からのRH混合物と密に接触するよ
うな角度で配置させることによって達成することができ
る。
【0054】図5と図6に具体的に示されているよう
に、バーナー40は、バーナー38の軸から好ましくは
約30〜40°の角度で配置されていて、ファーネス部
分36の中央において渦42をつくりだしている。バー
ナー40の角度を変えることによって、バーナー38と
40の1つ以上からの火炎混合物のR値を変えることに
よって、前記混合物のR値を交互に変えることによっ
て、あるいはバーナーの位置を変えることによって、渦
42の位置を移動させることができる。
【0055】実施例2 図5と図6に関連させて説明したウェルファーネスを使
用してアルミニウムを溶融させた。C1017の化学式を
有する軽質燃料油を燃料として使用した。本燃料は1
8,000BTU/ポンドの正味発熱量を有する。理想
的なR値(オキシダント対燃料比)は、燃料1ポンド当
たり酸素3.33ポンドであることが求められた。本シ
ステムのエネルギーアウトプットまたは燃焼速度は、本
実施例の目的に対しては1000万BTU/時(55
5.6ポンド/時)であると試算された。さらに、本実
施例の説明をわかりやすくするため、炉の耐火物が45
00°Fの最高温度限界を有し、また空気のリークまた
は酸化がほとんどない、と仮定する。
【0056】本システムに関する火炎温度とR値のプロ
ットを図7に示す。前述のような仕方で最小R値と最大
R値(それぞれ1.67と11.66)を算出し、45
00°Fの最高耐火温度限界に適合するよう選定した。
【0057】エネルギーのすべてが1000万BTU/
時での燃料油の燃焼から生じると仮定すると、システム
の燃料要件と酸素要件は以下のように求められる。
【0058】 FL+FH=555.6ポンド/時 RGG=1.67FL+11.66FH=1850ポンド
/時 FL=463.3ポンド/時, FH=92.3ポンド/
時 OL=773.7ポンド/時, OH=1076.3ポン
ド/時 低R値バーナーと高R値バーナーからシステムへの燃料
流れおよび酸素流れを求めたので、燃料とオキシダント
のトータル流れが、ウェルファーネスにおいて使用され
ている17個のバーナー間にどのように分配されている
のかを求めなければならない。図5と図6に具体的に示
されている13個の低R値バーナーと4個の高R値バー
ナー間の燃料/オキシダント分配は、多くの方法により
求めることができる。
【0059】第1の方法は、それぞれ低R値と高R値に
関して、適切な流量FLとOLおよびFHとOHをバーナー
の合計数で割ることである。この手順により、各バーナ
ーに対する正しいR値が自動的に保持される。
【0060】第2の方法は、低R値バーナーと高R値バ
ーナーの各組に対して、オキシダントと燃料の流量を変
えることである。オキシダントと燃料の流量は、システ
ムのエンドポイント限界(例えば最高耐火温度)内に保
ちつつ、適切なR比を保持し且つ最適量のエネルギーを
放出するような仕方で設定される。ある特定の組のバー
ナーに対するトータルのオキシダント流量と燃料流量
は、システムに必要とされる適切なトータル流量〔オキ
シダントと燃料に対する流れ式(flow equat
ions)から算出される〕に等しくなければならな
い。
【0061】第3の方法は、実施例1および図2と図3
のスチール柄杓に関連して説明した最適の局在化加熱を
得るために使用することができる。各バーナーまたは各
組のバーナーに対してオキシダントと燃料の流量を変え
て、局在化された第2の燃焼区域をつくりだす。
【図面の簡単な説明】
【図1】火炎温度をオキシダント対燃料比の関数として
表したグラフである。
【図2】柄杓の正面図であり、第2の燃焼ゾーンが柄杓
の左下部分に位置している、本発明の1つの実施態様で
ある。
【図3】図2に示した柄杓の正面図であり、第2の燃焼
ゾーンが柄杓の右下部分に移動した状態の図である。
【図4】火炎温度を、図2と図3に示したスチール柄杓
を加熱するためのオキシダント対燃焼比の関数として表
したグラフである。
【図5】本発明の1つの実施態様を使用したウェルファ
ーネスの側面図である。
【図6】図4に示した本発明の実施態様の平面図であ
る。
【図7】火炎温度を、図5と図6に示したウェルファー
ネスに対するオキシダント対燃料比の関数として表した
グラフである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オキシダント対燃料比RLを有する第1
    のバーナーからの少なくとも1種の第1の燃料−オキシ
    ダント混合物と、オキシダント対燃料比RHを有する第
    2のバーナーからの少なくとも1種の第2の燃料−オキ
    シダント混合物とを燃焼させることを含み、このときR
    LとRHは式 RL<RG<RH 〔式中、RGは燃焼反応において使用される全オキシダ
    ント対燃料比(overall oxidant−fu
    el ratio)である〕で示される関係を有する、
    燃料とオキシダントとを燃焼させる方法。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の燃料−オキシダント混
    合物の少なくとも一方が、オキシダント対燃料比RG
    ら生成される火炎温度TGより低い火炎温度を有する、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の燃料−オキシダント混合物の
    少なくとも1種、および前記第2の燃料−オキシダント
    混合物の少なくとも1種が、前記火炎温度TGより低い
    火炎温度を生成する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 (a) 前記第1と第2の燃料−オキシ
    ダント混合物を、前記混合物の一方から過剰の燃料が与
    えられ、そして前記混合物の他方から過剰のオキシダン
    トが与えられるという条件下で、第1の燃焼ゾーンにて
    燃焼させること; (b) 前記過剰の燃料とオキシダントを、前記第1の
    燃焼ゾーンから離れた第2の燃焼ゾーンに送ること;お
    よび (c) 前記過剰の燃料とオキシダントを前記第2の燃
    焼ゾーンにて燃焼させること;をさらに含む、請求項1
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記全オキシダント対燃料比RGが、燃
    料とオキシダントに関する化学量論混合物に実質的に等
    しい、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記燃料が、最高20個までの炭素原子
    を有する直鎖炭化水素および枝分かれ鎖炭化水素からな
    る群から選ばれる、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記オキシダントが、酸素富化空気およ
    び実質的に純粋な酸素からなる群から選ばれる、請求項
    1記載の方法。
  8. 【請求項8】 (a) 前記第1と第2の燃料−オキシ
    ダント混合物を、それぞれ第1と第2のバーナーにおい
    て燃焼させること;および (b) 前記第1と第2のバーナーへのオキシダントの
    流量を変え、これによって各バーナーのオキシダント対
    燃料比を変化させること;を含む、請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 (a) 前記第1の燃料−オキシダント
    混合物を燃焼させるための少なくとも1つのバーナー
    を、溶融金属浴の表面を覆うように向けること;および (b) 前記第2の燃料−オキシダント混合物を燃焼さ
    せるための少なくとも1つのバーナーを、前記第1の燃
    料−オキシダント混合物の上方に第2の燃焼ゾーンをつ
    くりだすような仕方で、前記第1の燃料−オキシダント
    混合物の上方に向けること;を含む、請求項8記載の方
    法。
JP5068583A 1992-03-26 1993-03-26 燃料とオキシダントの混合物を燃焼させる方法 Pending JPH0674416A (ja)

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