JPH0669404U - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
- Publication number
- JPH0669404U JPH0669404U JP1654993U JP1654993U JPH0669404U JP H0669404 U JPH0669404 U JP H0669404U JP 1654993 U JP1654993 U JP 1654993U JP 1654993 U JP1654993 U JP 1654993U JP H0669404 U JPH0669404 U JP H0669404U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid pressure
- cylinder body
- cylinder
- vacuum suction
- pressure cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーンルームに設置される生産設備の一構
成要素として用いられる流体圧シリンダについて、発埃
や流体漏れがあった場合にこれらを速やかに回収できる
ようにする。 【構成】 シリンダ本体1に長孔4を設け、シリンダ本
体1の内部に配置したピストン5,6とシリンダ本体1
の外部に配置したテーブル18を長孔4内に配置したロ
ッド7を介して接続し、長孔4をシリンダ本体1の設置
面1a側に開口して真空吸引ポート4’とした。この真
空吸引ポート4’を真空引き装置に接続してこの真空引
き装置を作動させると、真空吸引ポート4’から真空引
き装置へ当該流体圧シリンダの作動により発生した粉埃
や当該流体圧シリンダから洩れた作動流体を回収するこ
とができる。
成要素として用いられる流体圧シリンダについて、発埃
や流体漏れがあった場合にこれらを速やかに回収できる
ようにする。 【構成】 シリンダ本体1に長孔4を設け、シリンダ本
体1の内部に配置したピストン5,6とシリンダ本体1
の外部に配置したテーブル18を長孔4内に配置したロ
ッド7を介して接続し、長孔4をシリンダ本体1の設置
面1a側に開口して真空吸引ポート4’とした。この真
空吸引ポート4’を真空引き装置に接続してこの真空引
き装置を作動させると、真空吸引ポート4’から真空引
き装置へ当該流体圧シリンダの作動により発生した粉埃
や当該流体圧シリンダから洩れた作動流体を回収するこ
とができる。
Description
【0001】
本考案は、流体圧シリンダの改良に関する。本考案の流体圧シリンダは各種の 生産設備にその一構成要素として用いられる。
【0002】
生産設備がクリーンルームに設置される場合、この生産設備の一構成要素とし て用いられる流体圧シリンダも、発埃や流体漏れがあった場合にこれらを速やか に回収できるものであることが望ましい。
【0003】
しかしながら従来の流体圧シリンダは発埃や流体漏れを速やかに回収し得る構 造とはなっておらず、この点について改良が要求されている。
【0004】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、シリンダ本体に長孔を設け、前記シ リンダ本体の内部に配置したピストンと前記シリンダ本体の外部に配置したテー ブルを前記長孔内に配置したロッドを介して接続し、前記長孔を前記シリンダ本 体の設置面側に開口して真空吸引ポートとした流体圧シリンダを提供する。
【0005】
上記構成を有する本考案の流体圧シリンダは、真空吸引ポートを真空引き装置 に接続してこの真空引き装置を作動させ、これにより真空吸引ポートから真空引 き装置へ当該流体圧シリンダの作動により発生した粉埃や当該流体圧シリンダか ら洩れた作動流体を回収する。
【0006】
【実施例】 つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1ないし図4に示すように、箱形のシリンダ本体1の内部に一対のシリンダ 室2,3が水平にかつ直列に並べて設けられ、このシリンダ室2,3の間にシリ ンダ本体1の設置面(下面)1aおよび反設置面(上面)1bに開口し、開口の 長手方向をシリンダ室2,3が並べられた方向と同一の方向に向けた長孔4が設 けられている。シリンダ室2,3と長孔4は互いに連通しており、長孔4は下方 に向けて真空吸引ポート4’とされている。シリンダ室2,3に一対のピストン 5,6が往復動自在に挿入され、このピストン5,6の間に中心線を垂直な方向 に向けたロッド7がピストン5,6に対して非接着のまま挟持されている。8は 長エンドカバー、9は短エンドカバー、10と11はCリング、12と13はパ ッキン、14と15は圧力室である。
【0008】 シリンダ本体1の側壁に圧力室14,15に連通する一対の圧力供給ポート1 6,17が設けられている。シリンダ本体1の上方にロッド7の上端に接続され てこのロッド7に従動するテーブル18が配置されている。テーブル18の下面 にその全長(図3の左右方向)に亙ってシリンダ本体1に突設した突部1cと嵌 合する凹部18aが設けられており、凹部18aの側壁に当該テーブル18に組 み込まれた無限軌道式の循環ボールベアリング19,20の係合列が露出し、突 部1cの側壁に循環ボールベアリング19,20の係合列を転動自在に係合する 軌道溝21,22が設けられている。循環ボールベアリング19,20と軌道溝 21,22は図4の方向からみて左右に一対ずつ設けられている。
【0009】 上記構成を有する流体圧シリンダは、テーブル18に図示しない工作機械等を 載置してこの工作機械等を直線的に往復動させる。すなわち、図3において左側 の一方の圧力室14に空気圧等の流体圧を供給して右側の他方の圧力室15から 流体圧を排出すると、ピストン5,6、ロッド7およびテーブル18の四部品が 同時に右方向へ移動し、他方の圧力室15に流体圧を供給して一方の圧力室14 から流体圧を排出すると四部品が同時に左方向へ移動する。移動は循環ボールベ アリング19,20のボールが軌道溝21,22を転動することによって円滑に 案内され、移動は両方向ともロッド7が長孔4の内壁に当接することによって停 止せしめられる。
【0010】 また図5に示すように、当該流体圧シリンダを設置する配管ブロック23に予 め回収流路24を設けておき、この回収流路24を介して真空吸引ポート4’を 図示しない真空引き装置に接続する。そしてこの状態で真空引き装置を作動させ ることによって、当該流体圧シリンダの作動により発生した粉埃や当該流体圧シ リンダから洩れた作動流体を回収し、これらがクリーンルームを汚損するのを防 止する。尚、粉埃は主にベアリング19,20やピストン5,6の摺動によって 発生するものである。
【0011】 シリンダ本体1の側面に設けられた一対の圧力ポート16,17は図示しない 継手に接続され、この継手を介して図示しない圧力供給源に接続されるが、シリ ンダ本体1の底面に今一組の圧力供給ポート25,26を設けておき、この二組 の圧力供給ポート16,17、25,26を選択的に使用するようにすると便利 である。この二組目の圧力供給ポート25,26は、図6ないし図8に示すよう に、シリンダ本体1を設置する配管ブロック23の供給流路27,28に接続さ れ、この供給流路27,28を介して図示しない圧力供給源に接続される。使用 しない方の圧力供給ポート16、17、25、26にはボール式またネジ式のブ ランク栓29,30を詰めておく。31と32はシール用のパッキンである。
【0012】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、シリンダ本体に長孔を設け、シリンダ 本体の内部に配置したピストンとシリンダ本体の外部に配置したテーブルを長孔 内に配置したロッドを介して接続し、長孔をシリンダ本体の設置面側に開口して 真空吸引ポートとしたために、当該流体圧シリンダの作動により発生した粉埃や 当該流体圧シリンダから洩れた作動流体を回収し、これらがクリーンルームを汚 損するのを防止することができる。
【図1】本考案の実施例に係る流体圧シリンダの平面図
【図2】同流体圧シリンダの正面図
【図3】図1におけるX−X線断面図
【図4】図2におけるY−Y線断面図
【図5】同流体圧シリンダと配管ブロックの断面図
【図6】同流体圧シリンダの他の使用例を示す断面図
【図7】同流体圧シリンダの底面図
【図8】同流体圧シリンダと配管ブロックの断面図
1 シリンダ本体 1a 設置面 1b 反設置面 1c 突部 2,3 シリンダ室 4 長孔 4’ 真空吸引ポート 5,6 ピストン 7 ロッド 8 長エンドカバー 9 短エンドカバー 10,11 Cリング 12,13,31,32 パッキン 14,15 圧力室 16,17,25,26 圧力供給ポート 18 テーブル 18a 凹部 19,20 循環ボールベアリング 21,22 軌道溝 23 配管ブロック 24 回収流路 27,28 供給流路 29,30 ブランク栓
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ本体(1)に長孔(4)を設
け、前記シリンダ本体(1)の内部に配置したピストン
(5)(6)と前記シリンダ本体(1)の外部に配置し
たテーブル(18)を前記長孔(4)内に配置したロッ
ド(7)を介して接続し、前記長孔(4)を前記シリン
ダ本体(1)の設置面(1a)側に開口して真空吸引ポ
ート(4’)とした流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993016549U JP2606641Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993016549U JP2606641Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 流体圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669404U true JPH0669404U (ja) | 1994-09-30 |
JP2606641Y2 JP2606641Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=11919361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993016549U Expired - Lifetime JP2606641Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606641Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010156447A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | New-Era Co Ltd | 流体圧シリンダ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4322117B2 (ja) * | 2001-10-15 | 2009-08-26 | 日本碍子株式会社 | 駆動デバイス |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP1993016549U patent/JP2606641Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010156447A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | New-Era Co Ltd | 流体圧シリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606641Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN213289502U (zh) | 曲轴箱加工夹具 | |
EP0539600B1 (en) | Sealing devices for rectilinearly moving mechanism and method of manufacturing same | |
US20160084435A1 (en) | Lubricator | |
JPH0669404U (ja) | 流体圧シリンダ | |
JP5370082B2 (ja) | 直動案内装置 | |
SE8205029L (sv) | Hydrauldriven fram- och atergaende maskin | |
JPS57181901A (en) | Reciprocal engine | |
CN201496575U (zh) | 一种高温环境下使用的密封阀 | |
JPH0542716U (ja) | 流体圧シリンダ | |
US4852663A (en) | Hydraulic percussive machines | |
JP3787985B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
CN107965245A (zh) | 一种用于洁净室的密封洁净门 | |
KR101322497B1 (ko) | 에어실린더의 이중 밀봉구조 | |
US1845933A (en) | Lubrication of tools | |
CN211306206U (zh) | 气动捣固机 | |
KR101727476B1 (ko) | 방수 기능을 갖는 에어 척 | |
JP2512356B2 (ja) | ロッドレスシリンダ | |
CN215762068U (zh) | 双作用气动液压泵 | |
CN112049934B (zh) | 一种用于重型锤式破碎机的轴承端封机构 | |
CN212745091U (zh) | 一种高真空插板阀 | |
US884971A (en) | Pneumatic tool. | |
JPH0717842Y2 (ja) | 流体供給装置 | |
CN207914623U (zh) | 中空玻璃金属间隔条用气动钻孔、孔套压入装置 | |
JPH0722529Y2 (ja) | シリンダ | |
CN206290406U (zh) | 一种用于工业压缩机的填料密封装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990518 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006 Year of fee payment: 8 |