JPH0667027A - 面照明装置 - Google Patents
面照明装置Info
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- JPH0667027A JPH0667027A JP4222998A JP22299892A JPH0667027A JP H0667027 A JPH0667027 A JP H0667027A JP 4222998 A JP4222998 A JP 4222998A JP 22299892 A JP22299892 A JP 22299892A JP H0667027 A JPH0667027 A JP H0667027A
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- light
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- light control
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は面上均一に照明を行う面照明装置に
関し、輝度ムラを低減し、薄型軽量化を図ることを目的
とする。 【構成】 反射鏡22内に蛍光管23a,23bを配置
し、この開口部分に調光板24及び拡散板25を設け
る。調光板24は、表面反射の断面円形状の線材24a
を織物構造として格子状の透過反射パターンを形成す
る。この場合、蛍光管23a,23b直上の格子状パタ
ーンを密に形成する。
関し、輝度ムラを低減し、薄型軽量化を図ることを目的
とする。 【構成】 反射鏡22内に蛍光管23a,23bを配置
し、この開口部分に調光板24及び拡散板25を設け
る。調光板24は、表面反射の断面円形状の線材24a
を織物構造として格子状の透過反射パターンを形成す
る。この場合、蛍光管23a,23b直上の格子状パタ
ーンを密に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面上均一に照明を行う
面照明装置に関する。
面照明装置に関する。
【0002】近年、例えば液晶表示装置のカラー化及び
ノート型OA機器の小型化などに伴い、搭載される面照
明装置の高輝度化、薄型化、軽量化が望まれている。そ
のため、輝度ムラを低減して高輝度化を図りつつ薄型軽
量化を図る必要がある。
ノート型OA機器の小型化などに伴い、搭載される面照
明装置の高輝度化、薄型化、軽量化が望まれている。そ
のため、輝度ムラを低減して高輝度化を図りつつ薄型軽
量化を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】図7及び図8に、従来の面照明装置を説
明するための図を示す。
明するための図を示す。
【0004】図7(A)に示す面照明装置11A は、い
わゆる直下型と称されるもので、箱型の反射鏡12内
に、例えば2本の蛍光管13a,13bが配置され、該
反射鏡12の開口部上に樹脂製シートのライティングカ
ーテン14が設けられる。さらに、ライティングカーテ
ン14上に拡散板15が設けられる。
わゆる直下型と称されるもので、箱型の反射鏡12内
に、例えば2本の蛍光管13a,13bが配置され、該
反射鏡12の開口部上に樹脂製シートのライティングカ
ーテン14が設けられる。さらに、ライティングカーテ
ン14上に拡散板15が設けられる。
【0005】ライティングカーテン14は、図7(B)
に示すように、PET(ポリエチレンテレフタレート)
樹脂製フィルム14a上にアルミ反射点14bを所定パ
ターン(蛍光管13a,13bの直上で密に配置)で網
点状に形成したものである。
に示すように、PET(ポリエチレンテレフタレート)
樹脂製フィルム14a上にアルミ反射点14bを所定パ
ターン(蛍光管13a,13bの直上で密に配置)で網
点状に形成したものである。
【0006】すなわち、図7(C)に示すように、面照
明装置11A では蛍光管13a,13bの直上が最も高
輝度となることから、この部分で高密度でアルミ反射点
14bを配置して反射量を多くする。また、他の部分で
は光の到達点が遠くなって低輝度となることから、低密
度でアルミ反射点14bを少なくして透過量を多くする
ことにより、光面上(拡散板15)で均一輝度になるよ
うに図っている。
明装置11A では蛍光管13a,13bの直上が最も高
輝度となることから、この部分で高密度でアルミ反射点
14bを配置して反射量を多くする。また、他の部分で
は光の到達点が遠くなって低輝度となることから、低密
度でアルミ反射点14bを少なくして透過量を多くする
ことにより、光面上(拡散板15)で均一輝度になるよ
うに図っている。
【0007】一方、図8(A)に示す面照明装置11B
は、いわゆるエッジライト型と称されるもので、側部両
端に光源(蛍光管)16a,16bが配置された導光板
17の一方面上に拡散板18が設けられ、他方面上に反
射板19が設けられる。そして、蛍光管16a,16b
の外周にリフレクタ20a,20bが設けられたもので
ある。
は、いわゆるエッジライト型と称されるもので、側部両
端に光源(蛍光管)16a,16bが配置された導光板
17の一方面上に拡散板18が設けられ、他方面上に反
射板19が設けられる。そして、蛍光管16a,16b
の外周にリフレクタ20a,20bが設けられたもので
ある。
【0008】導光板17の反射板19に対向する面に
は、図8(B)に示すように、拡散反射特性を有する印
刷点19aが所定パターンで網点状に形成された印刷膜
が形成されている。所定パターンの印刷点19aは、導
光板17内部を伝播する光を外部へ出射させる機能を果
たすものであり、蛍光管16a,16bより離れる程単
位面積における印刷点19aの面積が増大するように形
成される。
は、図8(B)に示すように、拡散反射特性を有する印
刷点19aが所定パターンで網点状に形成された印刷膜
が形成されている。所定パターンの印刷点19aは、導
光板17内部を伝播する光を外部へ出射させる機能を果
たすものであり、蛍光管16a,16bより離れる程単
位面積における印刷点19aの面積が増大するように形
成される。
【0009】このような面照明装置11B は、蛍光管1
6a,16bからの光が、リフレクタ20a,20bに
よって、導光板17の側面に略集光されて入射し、導光
板17内を全反射によって伝播する。このとき、導光板
17の他方面で印刷点19aに当たる光が拡散反射され
て導光板17の外部に出射する。
6a,16bからの光が、リフレクタ20a,20bに
よって、導光板17の側面に略集光されて入射し、導光
板17内を全反射によって伝播する。このとき、導光板
17の他方面で印刷点19aに当たる光が拡散反射され
て導光板17の外部に出射する。
【0010】すなわち、導光板17の印刷面における単
位面積当たりの印刷点19aの面積を、蛍光管16a,
16bからの距離に応じて適宜設定することにより、拡
散板18の出射面上で輝度を均一にすることができるも
のである。
位面積当たりの印刷点19aの面積を、蛍光管16a,
16bからの距離に応じて適宜設定することにより、拡
散板18の出射面上で輝度を均一にすることができるも
のである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す面
照明装置11A は、ライティングカーテン14の位置に
対して光量制御を厳密に決定しなければならず、光源等
の使用部材の位置ずれが発生すると、所定位置の光量が
変化して発光面上に大きな輝度むらを生じさせることと
なる。また、ライティングカーテン14は拡散板15に
略密着されるもので、反射点14aが発光面側より認識
できないように、拡散板15を拡散特性の高いもの、す
なわち厚く光透過性が低いものを使用しなければなら
ず、高輝度化、薄型化が図れないという問題がある。
照明装置11A は、ライティングカーテン14の位置に
対して光量制御を厳密に決定しなければならず、光源等
の使用部材の位置ずれが発生すると、所定位置の光量が
変化して発光面上に大きな輝度むらを生じさせることと
なる。また、ライティングカーテン14は拡散板15に
略密着されるもので、反射点14aが発光面側より認識
できないように、拡散板15を拡散特性の高いもの、す
なわち厚く光透過性が低いものを使用しなければなら
ず、高輝度化、薄型化が図れないという問題がある。
【0012】一方、図8に示す面照明装置11B は、光
源16a,16bを一方向に集光し、導光板17を介し
て出射することから、輝度低下を生じると共に、装置の
ほとんどが導光板17で占められることとなり、軽量化
を図ることが困難であるという問題がある。
源16a,16bを一方向に集光し、導光板17を介し
て出射することから、輝度低下を生じると共に、装置の
ほとんどが導光板17で占められることとなり、軽量化
を図ることが困難であるという問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、輝度ムラを低減し、薄型軽量化を図る面照明装
置を提供することを目的とする。
もので、輝度ムラを低減し、薄型軽量化を図る面照明装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、光源からの
光を、調光板における透過反射パターンにより透過光量
を制御して拡散板に入射させ、該拡散板面全体より出射
させる面照明装置において、前記調光板の透過反射パタ
ーンを、密度を異ならせて格子状に形成し、適宜前記調
光板の前記格子状の透過反射パターンを、表面反射の断
面円形状の線材を織物構造にして形成することにより解
決される。
光を、調光板における透過反射パターンにより透過光量
を制御して拡散板に入射させ、該拡散板面全体より出射
させる面照明装置において、前記調光板の透過反射パタ
ーンを、密度を異ならせて格子状に形成し、適宜前記調
光板の前記格子状の透過反射パターンを、表面反射の断
面円形状の線材を織物構造にして形成することにより解
決される。
【0015】また、上記の調光板を、前記光源からの光
路に対して所定角度で複数段設け、各段の反射光を前記
拡散板に入射させることによっても解決される。
路に対して所定角度で複数段設け、各段の反射光を前記
拡散板に入射させることによっても解決される。
【0016】
【作用】上述のように、調光板の透過反射パターンを、
密度を異ならせて格子状に形成する。この場合、格子状
の透過反射パターンを、表面反射の断面円形状の線材を
織物構造にして形成する。
密度を異ならせて格子状に形成する。この場合、格子状
の透過反射パターンを、表面反射の断面円形状の線材を
織物構造にして形成する。
【0017】これにより、光源からの光が、調光板の格
子密度の異ならせた透過反射パターンによって透過光量
が制御される。この場合、該パターンを表面反射の断面
円形状の線材を織物構造にして形成すると、その形状に
より、パターンに当たる光は総て反射されるものでなく
一部のみが反射し、他は拡散して拡散板に入射されるこ
とになる。
子密度の異ならせた透過反射パターンによって透過光量
が制御される。この場合、該パターンを表面反射の断面
円形状の線材を織物構造にして形成すると、その形状に
より、パターンに当たる光は総て反射されるものでなく
一部のみが反射し、他は拡散して拡散板に入射されるこ
とになる。
【0018】従って、高輝度を維持しつつ光源等の取り
付け精度が要求されずに輝度ムラを解消することが可能
となる。
付け精度が要求されずに輝度ムラを解消することが可能
となる。
【0019】また、光源からの光路に調光板を所定角度
で複数段設け、各段の反射光を拡散板に入射させる。す
なわち、調光板が導光板の役割をも果たしており、薄型
軽量化を図ることが可能となる。
で複数段設け、各段の反射光を拡散板に入射させる。す
なわち、調光板が導光板の役割をも果たしており、薄型
軽量化を図ることが可能となる。
【0020】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1において、面照明装置21は、箱型の反射鏡2
2内に光源として2本の蛍光管23a,23bが配置さ
れ、該反射鏡22の開口部分に調光板24が設けられ
る。そして、調光板24上に拡散板25が位置される。
す。図1において、面照明装置21は、箱型の反射鏡2
2内に光源として2本の蛍光管23a,23bが配置さ
れ、該反射鏡22の開口部分に調光板24が設けられ
る。そして、調光板24上に拡散板25が位置される。
【0021】例えば、反射鏡22は、内壁に白色塗装が
施されたアルミニウム材(厚さ0.5mm)で箱型に形成さ
れたものであり、蛍光管23a,23bは直径8mmの冷
陰極蛍光管が使用される。
施されたアルミニウム材(厚さ0.5mm)で箱型に形成さ
れたものであり、蛍光管23a,23bは直径8mmの冷
陰極蛍光管が使用される。
【0022】ここで、図2に、図1の調光板を説明する
ための図を示す。図2(A),(B)において、調光板
24は、直径0.5 mmの金属繊維の表面にアルミめっきを
施した線材24aを織物構造にして格子状に形成したも
のである。そして、例えばアクリル樹脂等によりコーテ
ィングして、撓み等の変形を防止している。この格子状
の線材24aが調光板24の透過反射パターンとなる。
ための図を示す。図2(A),(B)において、調光板
24は、直径0.5 mmの金属繊維の表面にアルミめっきを
施した線材24aを織物構造にして格子状に形成したも
のである。そして、例えばアクリル樹脂等によりコーテ
ィングして、撓み等の変形を防止している。この格子状
の線材24aが調光板24の透過反射パターンとなる。
【0023】また、調光板24の透過反射パターンとし
て、蛍光管23a,23bの直上の近い部分で透過光量
を小とする密度、即ち密部分26aを形成すると共に、
遠い部分で透過光量を大とする密度、即ち疎部分26b
を形成している。すなわち、蛍光管23a,23bとの
距離関係で透過反射パターンの疎密状態を適宜設定する
ものである。
て、蛍光管23a,23bの直上の近い部分で透過光量
を小とする密度、即ち密部分26aを形成すると共に、
遠い部分で透過光量を大とする密度、即ち疎部分26b
を形成している。すなわち、蛍光管23a,23bとの
距離関係で透過反射パターンの疎密状態を適宜設定する
ものである。
【0024】そこで、図3に、図2の調光原理を説明す
るための図を示し、図1と共に説明する。
るための図を示し、図1と共に説明する。
【0025】上述の面照明装置21は、例えば蛍光管2
3bからの光は、一部が直接に調光板24に到達し、他
の光が反射鏡22及び他の蛍光管23aに到達する。調
光板24へ直接到達する光は、その距離に応じて輝度に
変化を生じ蛍光管23bに近くなるほど高輝度となり、
反射鏡22及びもう一方の蛍光管23bに到達する光は
反射及び拡散を起こすと共に、調光板24への到達距離
が大きくなって蛍光管23bから離れるに従い低輝度と
なる。
3bからの光は、一部が直接に調光板24に到達し、他
の光が反射鏡22及び他の蛍光管23aに到達する。調
光板24へ直接到達する光は、その距離に応じて輝度に
変化を生じ蛍光管23bに近くなるほど高輝度となり、
反射鏡22及びもう一方の蛍光管23bに到達する光は
反射及び拡散を起こすと共に、調光板24への到達距離
が大きくなって蛍光管23bから離れるに従い低輝度と
なる。
【0026】このとき、図3に示すように、調光板24
の透過反射パターンを形成する線材24aに当たる光は
一部は反射されて反射鏡22内に反射し、一部は光路を
変えて拡散し、拡散板25に入射する。
の透過反射パターンを形成する線材24aに当たる光は
一部は反射されて反射鏡22内に反射し、一部は光路を
変えて拡散し、拡散板25に入射する。
【0027】このように、調光板24への到達光は蛍光
管23bに近いほど高輝度となり、離れるほど低輝度と
なる。すなわち、調光板24の蛍光管23bに近いほど
密、即ち透過光量が小で反射光量が大となり、蛍光管2
3bから離れるに従い疎、即ち透過光量が大で反射光量
が小となることから、調光板24を通過し拡散板25か
ら出射する光は発光面上均一となる。
管23bに近いほど高輝度となり、離れるほど低輝度と
なる。すなわち、調光板24の蛍光管23bに近いほど
密、即ち透過光量が小で反射光量が大となり、蛍光管2
3bから離れるに従い疎、即ち透過光量が大で反射光量
が小となることから、調光板24を通過し拡散板25か
ら出射する光は発光面上均一となる。
【0028】これにより、拡散板25の薄型化が可能と
なり、これに伴って面照明装置21の薄型化が図れると
共に、拡散板の透過率が向上し、高輝度化を実現するこ
とができる。
なり、これに伴って面照明装置21の薄型化が図れると
共に、拡散板の透過率が向上し、高輝度化を実現するこ
とができる。
【0029】ここで、図4に、図2の他の構造を説明す
るための図を示す。図4は、調光板24の透過反射パタ
ーンを構成する線材24bを、PET系樹脂繊維33の
表面にアルミ薄膜32を被覆した後、PET系樹脂被覆
31にて再被覆したものである。
るための図を示す。図4は、調光板24の透過反射パタ
ーンを構成する線材24bを、PET系樹脂繊維33の
表面にアルミ薄膜32を被覆した後、PET系樹脂被覆
31にて再被覆したものである。
【0030】次に、図5に、第1実施例の一適用例の構
成図を示す。図5は、上述の面照明装置21を搭載した
液晶表示装置41を示したもので、面照明装置21の拡
散板25上に液晶パネル42を設け、これらを支持枠4
3で固定したものである。
成図を示す。図5は、上述の面照明装置21を搭載した
液晶表示装置41を示したもので、面照明装置21の拡
散板25上に液晶パネル42を設け、これらを支持枠4
3で固定したものである。
【0031】そして、液晶パネル42は、コンピュータ
等の制御部45により駆動されると共に、面照明装置2
1の調光板24の線材24aが制御部45の零基準電位
部分に接続される。この線材24aを零基準電位にする
ことにより、面照明装置21及び液晶表示装置41から
発生する電磁波や高周波電流等をシールドするものであ
る。
等の制御部45により駆動されると共に、面照明装置2
1の調光板24の線材24aが制御部45の零基準電位
部分に接続される。この線材24aを零基準電位にする
ことにより、面照明装置21及び液晶表示装置41から
発生する電磁波や高周波電流等をシールドするものであ
る。
【0032】次に、図6に、本発明の第2実施例の構成
図を示す。図6(A)における面照明装置51は、エッ
ジライト型のものであり、反射板52と拡散板53とで
形成される長方空間の対向する側部に光源としての蛍光
管23a,23bが配置され、蛍光管23a,23bの
外周にリフレクタ54a,54bが設けられる。
図を示す。図6(A)における面照明装置51は、エッ
ジライト型のものであり、反射板52と拡散板53とで
形成される長方空間の対向する側部に光源としての蛍光
管23a,23bが配置され、蛍光管23a,23bの
外周にリフレクタ54a,54bが設けられる。
【0033】そして、反射板52と拡散板53間の空間
内で、調光板55が反射光が拡散板53に向かう方向で
あって、略45°の角度で複数段設けられる。
内で、調光板55が反射光が拡散板53に向かう方向で
あって、略45°の角度で複数段設けられる。
【0034】調光板55は、図2に示すように透過反射
パターンを線材で織物構造で格子状に形成したものでも
よく、また、図6(B)に示すように、例えば厚さ1mm
の透明アクリル板55aの表面に反射膜55bとしてア
ルミニウムを格子状に蒸着し、さらにPET系樹脂55
cによってコーティングして多層構造としたものでもよ
い。
パターンを線材で織物構造で格子状に形成したものでも
よく、また、図6(B)に示すように、例えば厚さ1mm
の透明アクリル板55aの表面に反射膜55bとしてア
ルミニウムを格子状に蒸着し、さらにPET系樹脂55
cによってコーティングして多層構造としたものでもよ
い。
【0035】また、各段の調光板55は、蛍光管23
a,23bから離れるほど格子パターン間を小さくして
密に形成される。これにより反射光量の増大を図ってい
る。
a,23bから離れるほど格子パターン間を小さくして
密に形成される。これにより反射光量の増大を図ってい
る。
【0036】尚、本実施例においては、一つの調光板5
5内において位置による反射光量の調節は必須とされな
いが、リフレクタ54a,54bの構成による光源部出
射光の状態によって適宜調整することもできる。
5内において位置による反射光量の調節は必須とされな
いが、リフレクタ54a,54bの構成による光源部出
射光の状態によって適宜調整することもできる。
【0037】このような面照明装置51は、各調光板5
5に到達する光は調光板55の発光面に向かって反射す
るものの一部の光が透過し、次段の調光板55に到達し
て、順次反射と透過を繰り返す。
5に到達する光は調光板55の発光面に向かって反射す
るものの一部の光が透過し、次段の調光板55に到達し
て、順次反射と透過を繰り返す。
【0038】これにより、調光板55は蛍光管23a,
23bからの距離に応じて反射光量を調節しているため
発光面への出射光は発光面全体で均一となる。
23bからの距離に応じて反射光量を調節しているため
発光面への出射光は発光面全体で均一となる。
【0039】更に、調光板55の発光面上には拡散板5
3を配置しているため輝度の均一化はいっそう向上する
と共に調光板55を隠蔽することとなる。
3を配置しているため輝度の均一化はいっそう向上する
と共に調光板55を隠蔽することとなる。
【0040】これにより、従来樹脂板が占有していた空
間を数枚の調光板55に置き換えることが可能となるこ
とから、大幅な軽量化を図ることができるものである。
間を数枚の調光板55に置き換えることが可能となるこ
とから、大幅な軽量化を図ることができるものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調光板の
透過反射パターンを密度の異なる格子状に形成し、又は
調光板を光源からの光路に対して所定角度で複数段設け
ることにより、輝度ムラを低減すると共に、薄型軽量化
を図ることができる。
透過反射パターンを密度の異なる格子状に形成し、又は
調光板を光源からの光路に対して所定角度で複数段設け
ることにより、輝度ムラを低減すると共に、薄型軽量化
を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1の調光板を説明するための図である。
【図3】図2の調光原理を説明するための図である。
【図4】図2の他の構造を説明するための図である。
【図5】第1実施例の一適用例の構成図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成図である。
【図7】従来の面照明装置を説明するための図である。
【図8】従来の面照明装置を説明するための図である。
21,51 面照明装置 22 反射鏡 23a,23b 蛍光管 24,55 調光板 25,53 拡散板 26a 密部分 26b 疎部分 41 液晶表示装置 42 液晶パネル 43 支持枠 45 制御部 52 反射板
Claims (6)
- 【請求項1】 光源(23a,23b)からの光を、調
光板(24)における透過反射パターンにより透過光量
を制御して拡散板(25)に入射させ、該拡散板面全体
より出射させる面照明装置において、 前記調光板(24)の透過反射パターンを、密度を異な
らせて格子状に形成することを特徴とする面照明装置。 - 【請求項2】 前記調光板(24)の前記格子状の透過
反射パターンは、表面反射の断面円形状の線材(24
a)を織物構造にして形成されることを特徴とする請求
項1記載の面照明装置。 - 【請求項3】 前記調光板(24)の透過反射パターン
は、前記光源(23a,23b)に近い部分で前記透過
光量を小とする密度で形成されると共に、該光源(23
a,23b)に遠い部分で前記光量を大とする密度で形
成されることを特徴とする請求項1又は2記載の面照明
装置。 - 【請求項4】 前記調光板(55)を、前記光源(23
a,23b)からの光路に対して所定角度で複数段設
け、各段の反射光を前記拡散板(53)に入射させるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の面照明装置。 - 【請求項5】 前記調光板(55)は、透明板(55
a)上に前記透過反射パターンの格子状膜(55b)が
形成されることを特徴とする請求項4記載の面照明装
置。 - 【請求項6】 前記各段で、前記調光板(55)の透過
反射パターンの密度を異ならせることを特徴とする請求
項4又は5記載の面照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222998A JPH0667027A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 面照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222998A JPH0667027A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 面照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667027A true JPH0667027A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16791218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222998A Withdrawn JPH0667027A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 面照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667027A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009515223A (ja) * | 2005-11-09 | 2009-04-09 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 減衰フィルタを均質化する機能を持つ表示デバイス |
JP2010078989A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Bsj-Opto Corp | 直下型バックライトモジュール及びその拡散板 |
CN106090842A (zh) * | 2015-04-30 | 2016-11-09 | 威斯通全球技术公司 | 用于发光、尤其用于产生图像的装置 |
US11598997B2 (en) | 2019-10-21 | 2023-03-07 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222998A patent/JPH0667027A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009515223A (ja) * | 2005-11-09 | 2009-04-09 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 減衰フィルタを均質化する機能を持つ表示デバイス |
JP2010078989A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Bsj-Opto Corp | 直下型バックライトモジュール及びその拡散板 |
CN106090842A (zh) * | 2015-04-30 | 2016-11-09 | 威斯通全球技术公司 | 用于发光、尤其用于产生图像的装置 |
JP2016213188A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | 発光用、特に画像生成用の装置 |
US11598997B2 (en) | 2019-10-21 | 2023-03-07 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
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