JPH0666586B2 - 静磁波遅延線路形発振器 - Google Patents
静磁波遅延線路形発振器Info
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- JPH0666586B2 JPH0666586B2 JP21057187A JP21057187A JPH0666586B2 JP H0666586 B2 JPH0666586 B2 JP H0666586B2 JP 21057187 A JP21057187 A JP 21057187A JP 21057187 A JP21057187 A JP 21057187A JP H0666586 B2 JPH0666586 B2 JP H0666586B2
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- Japan
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- wave delay
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、静磁波を用い発振周波数が可変となるマイ
クロ波発振器に関するものである。
クロ波発振器に関するものである。
第3図は、例えばIEEE.Trans,Vol.MAG−14,No.5,Sept.1
978,pp.826−828に示された従来の静磁波遅延線路形発
振器を示す概略構成図であり、図において、(1)はGG
G(ガドリニウム−ガリウム.ガーネット)基板,
(2)はGGG基板(1)の表面に液相成長して製作したY
IG(イットリウム−鉄−ガーネット)薄膜,(3a)はYI
G薄膜(2)に静磁波を励振するためのトランスデュー
サ,(3b)はYIG薄膜(2)を伝搬する静磁波を受信す
るためのトランスデューサ,(4)は磁気回路,(5)
はGGG基板(1)とYIG薄膜(2)とトランスデューサ
(3a),(3b)と磁気回路(4)とで構成される静磁波
遅延線路形帯域通過フィルタ,(60)はハイブリッドIC
の増幅器,(8)は出力端子,(12)は接続用ケーブ
ル,(13)は発振電力取出し用結合器,(14)は閉ルー
プ回路である。
978,pp.826−828に示された従来の静磁波遅延線路形発
振器を示す概略構成図であり、図において、(1)はGG
G(ガドリニウム−ガリウム.ガーネット)基板,
(2)はGGG基板(1)の表面に液相成長して製作したY
IG(イットリウム−鉄−ガーネット)薄膜,(3a)はYI
G薄膜(2)に静磁波を励振するためのトランスデュー
サ,(3b)はYIG薄膜(2)を伝搬する静磁波を受信す
るためのトランスデューサ,(4)は磁気回路,(5)
はGGG基板(1)とYIG薄膜(2)とトランスデューサ
(3a),(3b)と磁気回路(4)とで構成される静磁波
遅延線路形帯域通過フィルタ,(60)はハイブリッドIC
の増幅器,(8)は出力端子,(12)は接続用ケーブ
ル,(13)は発振電力取出し用結合器,(14)は閉ルー
プ回路である。
静磁波遅延線路形帯域通過フィルタ(5)とハイブリッ
ドIC増幅器(60)とは、接続用ケーブル(12)により接
続され閉ループ回路(14)を形成している。また、閉ル
ープ回路(14)には発振電力取出し用結合器(13)が接
続されている。
ドIC増幅器(60)とは、接続用ケーブル(12)により接
続され閉ループ回路(14)を形成している。また、閉ル
ープ回路(14)には発振電力取出し用結合器(13)が接
続されている。
次に動作について説明する。この発振器では、次の条件
を満たす周波数の波が閉ループ回路を巡回するうちに増
幅器(60)が飽和状態になるまで振幅が大きくなり、発
振する。
を満たす周波数の波が閉ループ回路を巡回するうちに増
幅器(60)が飽和状態になるまで振幅が大きくなり、発
振する。
G−Lm−LI−Lc≧0 (1) θa+θm+θ1+θc=2Nπ(N=1,2,…) (2) ここで、Gは増幅器(60)の利得,Lm,L1,Lcはそれぞれ
静磁波遅延線路形帯域通過フィルタ(5),接続用ケー
ブル(12)および結合器(13)の挿入損失であり、単位
はいずれもdBである。また、θa,θm,θl,θcは、それ
ぞれ増幅器(60),フィルタ(5),ケーブル(12)お
よび結合器(13)の電気長で、いずれも単位はラジアン
である。
静磁波遅延線路形帯域通過フィルタ(5),接続用ケー
ブル(12)および結合器(13)の挿入損失であり、単位
はいずれもdBである。また、θa,θm,θl,θcは、それ
ぞれ増幅器(60),フィルタ(5),ケーブル(12)お
よび結合器(13)の電気長で、いずれも単位はラジアン
である。
フィルタ(5)では、トランスデューサ(3a)によって
決まる特定の波長の静磁波だけが励振されてYIG薄膜
(2)中を伝搬し、トランスデューサ(3b)で電磁波に
変換される。この特定の波長の静磁波に変換される電磁
波の周波数をfoとすれば、フィルタ(5)は周波数fo近
傍の周波数の波だけを通過させる帯域通過フィルタとな
る。周波数foは、磁気回路(4)によってYIG薄膜
(2)に印加される直流磁界の大きさによって変化する
が、励振される静磁波の波長は一定である。このため、
フィルタ(5)の通過位相は、fo近傍の周波数fに対し
て次式で与えられる。
決まる特定の波長の静磁波だけが励振されてYIG薄膜
(2)中を伝搬し、トランスデューサ(3b)で電磁波に
変換される。この特定の波長の静磁波に変換される電磁
波の周波数をfoとすれば、フィルタ(5)は周波数fo近
傍の周波数の波だけを通過させる帯域通過フィルタとな
る。周波数foは、磁気回路(4)によってYIG薄膜
(2)に印加される直流磁界の大きさによって変化する
が、励振される静磁波の波長は一定である。このため、
フィルタ(5)の通過位相は、fo近傍の周波数fに対し
て次式で与えられる。
θm=θo+2πτ(f−fo) (3) ここで、θoは周波数foにおける電気長、τはフィルタ
(5)の遅延時間である。電磁波によって励振される静
磁波の波長が一定であるので、θoはfoによらず一定値
となる。
(5)の遅延時間である。電磁波によって励振される静
磁波の波長が一定であるので、θoはfoによらず一定値
となる。
第3式の関係を用いると、第2式の位相の発振条件を満
足する周波数f1は、次式で与えられる。
足する周波数f1は、次式で与えられる。
G−Lm−Ll−Lc=0となる周波数をf0±△fとすれば、 |f1−f0|≦Δf (5) であれば、周波数f1で振幅に対する第1式の発振条件も
満足する。
満足する。
従って、トランスデューサ(3a),(3b)の間隔、ある
いはケーブルの長さの調整により第4式と第5式を満足
するようにθo,θlを設定しておけば、直流磁界を変化
させてfoを変化させると発振周波数f1も追随して変化す
るので、第3図の発振器は、周波数可変形発振器として
の動作が得られる。
いはケーブルの長さの調整により第4式と第5式を満足
するようにθo,θlを設定しておけば、直流磁界を変化
させてfoを変化させると発振周波数f1も追随して変化す
るので、第3図の発振器は、周波数可変形発振器として
の動作が得られる。
しかしながら、例えば、N=n(nは整数)で発振して
いる周波数f1を高くしていくと、第4式右辺第2項の電
気長が大きくなり、f1−f0が第5式を満足しなくなる周
波数で発振が停止する。さらに周波数を高くするとN=
n+1において、f1に対して第4式,第5式を満足する
f0が存在し、直流磁界を変化させてf0を調整することに
より、再び発振する。
いる周波数f1を高くしていくと、第4式右辺第2項の電
気長が大きくなり、f1−f0が第5式を満足しなくなる周
波数で発振が停止する。さらに周波数を高くするとN=
n+1において、f1に対して第4式,第5式を満足する
f0が存在し、直流磁界を変化させてf0を調整することに
より、再び発振する。
また、第5式の△fが大きい場合は、1つの周波数f0に
対して、N=n,n+1の2つの周期数に対応した2つの
周波数で発振することもある。
対して、N=n,n+1の2つの周期数に対応した2つの
周波数で発振することもある。
以上のように、従来の静磁波遅延線路形発振器ではYIG
薄膜(2)に印加する直流磁界の強さと発振周波数の関
係を示すグラフは第4図のように不連続を多く含む直線
となる。この不連続の生じる周波数間隔は閉ループ回路
(14)の電気長が長いほど狭くなる。
薄膜(2)に印加する直流磁界の強さと発振周波数の関
係を示すグラフは第4図のように不連続を多く含む直線
となる。この不連続の生じる周波数間隔は閉ループ回路
(14)の電気長が長いほど狭くなる。
従来の静磁波遅延線路形発振器は、以上のような閉ルー
プ回路に、接続用ケーブルを用いて構成されているの
で、この閉ループ回路のうち静磁波遅延線路形帯域通過
フィルタを除いた部分の物理長が長く、電気長の周波数
変化が大きいので、印加直流磁界を変えると発振周波数
が狭い周波数間隔で不連続となって、連続的に可変とな
る周波数範囲が狭くなり、また閉ループ回路が大きくな
るなどの問題点があった。
プ回路に、接続用ケーブルを用いて構成されているの
で、この閉ループ回路のうち静磁波遅延線路形帯域通過
フィルタを除いた部分の物理長が長く、電気長の周波数
変化が大きいので、印加直流磁界を変えると発振周波数
が狭い周波数間隔で不連続となって、連続的に可変とな
る周波数範囲が狭くなり、また閉ループ回路が大きくな
るなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、閉ループ回路のうち、静磁波遅延線路形帯
域通過フィルタを除いた部分の物理長を短かくして、印
加直流磁界による発振周波数の連続可変範囲を広帯域に
するとともに、閉ループ回路の小形化が図れる静磁波遅
延線路形発振器を得ることを目的とする。
れたもので、閉ループ回路のうち、静磁波遅延線路形帯
域通過フィルタを除いた部分の物理長を短かくして、印
加直流磁界による発振周波数の連続可変範囲を広帯域に
するとともに、閉ループ回路の小形化が図れる静磁波遅
延線路形発振器を得ることを目的とする。
この発明に係る静磁波遅延線路形発振器は、2つの静磁
波遅延線路形帯域通過フィルタと、2つの増幅器をフィ
ルタ,増幅器,フィルタ,増幅器の順に接続して接続用
ケーブルを用いずに閉ループ回路を形成したものであ
る。
波遅延線路形帯域通過フィルタと、2つの増幅器をフィ
ルタ,増幅器,フィルタ,増幅器の順に接続して接続用
ケーブルを用いずに閉ループ回路を形成したものであ
る。
この発明における静磁波遅延線路形発振器は静磁波遅延
線路形帯域通過フィルタと増幅器を接続用ケーブルを用
いずに直接接続して閉ループ回路を形成することによ
り、該閉ループ回路のうち静磁波遅延線路形帯域通過フ
ィルタを除いた部分の物理長が短かくなり、電気長の周
波数変化が小さくなるので、印加直流磁界による発振周
波数の連続可変範囲が広帯域となり、また閉ループ回路
が小形になる。
線路形帯域通過フィルタと増幅器を接続用ケーブルを用
いずに直接接続して閉ループ回路を形成することによ
り、該閉ループ回路のうち静磁波遅延線路形帯域通過フ
ィルタを除いた部分の物理長が短かくなり、電気長の周
波数変化が小さくなるので、印加直流磁界による発振周
波数の連続可変範囲が広帯域となり、また閉ループ回路
が小形になる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において(1)〜(5)は従来の場合と同じもの、
(6)はモノリシックマイクロ波増幅器,(7)は発振
電力取出し用トランスデューサ,(8)は出力端子,
(9)はケース,(10)はアルミナ基板,(11)は閉ル
ープ回路である。
図において(1)〜(5)は従来の場合と同じもの、
(6)はモノリシックマイクロ波増幅器,(7)は発振
電力取出し用トランスデューサ,(8)は出力端子,
(9)はケース,(10)はアルミナ基板,(11)は閉ル
ープ回路である。
モノリシックマイクロ波増幅器(6)の入出力端をそれ
ぞれ静磁波遅延線路形帯域通過フィルタのトランスデュ
ーサ(3a)あるいは(3b)に直接接続して、閉ループ回
路(11)を形成している。
ぞれ静磁波遅延線路形帯域通過フィルタのトランスデュ
ーサ(3a)あるいは(3b)に直接接続して、閉ループ回
路(11)を形成している。
次に動作について説明する。閉ループ回路(11)はYIG
薄膜(2)に直流磁界を印加すると、従来の場合と同
様、第1式および第2式、すなわち第4式および第5式
を満足する周波数f1で発振する。
薄膜(2)に直流磁界を印加すると、従来の場合と同
様、第1式および第2式、すなわち第4式および第5式
を満足する周波数f1で発振する。
また、発振出力は、、トランスデューサ(3a)からYIG
薄膜(2)中に励振した静磁波の一部を発振電力取出し
用トランスデューサ(7)で受信することにより出力端
子(8)に取り出される。
薄膜(2)中に励振した静磁波の一部を発振電力取出し
用トランスデューサ(7)で受信することにより出力端
子(8)に取り出される。
本発明の静磁波遅延線路形発振器では、閉ループ回路
(11)において、接続用ケーブルの電気長θl,および発
振電力取出し用結合素子の電気長θcが0であるた
め、、第4式より、位相の発振条件を満足する周波数f1
の式は次式で与えられる。
(11)において、接続用ケーブルの電気長θl,および発
振電力取出し用結合素子の電気長θcが0であるた
め、、第4式より、位相の発振条件を満足する周波数f1
の式は次式で与えられる。
従って、トランスデューサ(3a),(3b)の間隔の調整
により第5式と第6式を満足するようにθoを設定して
おけば、直流磁界を変化させてf0を変化させると、発振
周波数f1も追随して変化するので本発明の発振器は周波
数可変形発振器としての動作が得られる。
により第5式と第6式を満足するようにθoを設定して
おけば、直流磁界を変化させてf0を変化させると、発振
周波数f1も追随して変化するので本発明の発振器は周波
数可変形発振器としての動作が得られる。
本発明の発振器では、閉ループ回路(11)を形成するた
めに、接続用ケーブルや発振電力取出し用結合素子を用
いないのでθl=θc=0となり第6式において、閉ル
ープ回路(11)の電気長の周波数変化が小さい。このた
め第2図に示すように、従来の静磁波遅延線路形発振器
に比べ発振周波数特性において不連続の生じない周波数
帯域が拡大される。
めに、接続用ケーブルや発振電力取出し用結合素子を用
いないのでθl=θc=0となり第6式において、閉ル
ープ回路(11)の電気長の周波数変化が小さい。このた
め第2図に示すように、従来の静磁波遅延線路形発振器
に比べ発振周波数特性において不連続の生じない周波数
帯域が拡大される。
従って、広帯域にわたって連続的に周波数を可変にでき
る利点を有する。
る利点を有する。
なお、以上の実施例では第1図において磁気回路(4)
によりYIG薄膜(2)の面に垂直な方向に直流磁界を印
加し、YIG薄膜(2)中に静磁体積波が励振される場合
を示したが、YIG薄膜(2)の面に平行な方向に印加
し、静磁表面波が励振される場合でもよく、以上の実施
例と同様の効果を奏する。
によりYIG薄膜(2)の面に垂直な方向に直流磁界を印
加し、YIG薄膜(2)中に静磁体積波が励振される場合
を示したが、YIG薄膜(2)の面に平行な方向に印加
し、静磁表面波が励振される場合でもよく、以上の実施
例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、2つの静磁波遅延線
路形フィルタと2つの増幅器をフィルタ,増幅器,フィ
ルタ,増幅器の順に直接接続して接続用ケーブルを用い
ずに閉ループ回路を形成して上記閉ループ回路のうち静
磁波遅延線路形帯域通過フィルタを除いた部分の物理長
を短かくしたので、電気長の周波数変化が小さくなり広
帯域にわたって連続的に発振周波数を変えることがで
き、また、発振器の寸法を小形にできる効果がある。
路形フィルタと2つの増幅器をフィルタ,増幅器,フィ
ルタ,増幅器の順に直接接続して接続用ケーブルを用い
ずに閉ループ回路を形成して上記閉ループ回路のうち静
磁波遅延線路形帯域通過フィルタを除いた部分の物理長
を短かくしたので、電気長の周波数変化が小さくなり広
帯域にわたって連続的に発振周波数を変えることがで
き、また、発振器の寸法を小形にできる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による静磁波遅延線路形発
振器を示す一部欠載の斜視図、第2図はこの発明による
静磁波遅延線路形発振器の印加直流磁界の変化に対する
発振周波数の変化を示す図,第3図は従来の静磁波遅延
線路形発振器を示す概略構成図,第4図は従来の静磁波
遅延線路形発振器の印加直流磁界と発振周波数の関係を
示す図である。 (1)はGGG基板,(2)はYIG薄膜,(3a)は静磁波を
励振するためのトランスデューサ、(3b)は静磁波を受
信するためのトランスデューサ,(4)は磁気回路,
(5)は静磁波遅延線路形帯域通過フィルタ,(6)は
モノリシック増幅器,(7)は発振電力取出し用トラン
スデューサ,(8)は出力端子,(9)はケース,(1
0)はアルミナ基板,(11)は閉ループ回路である。
振器を示す一部欠載の斜視図、第2図はこの発明による
静磁波遅延線路形発振器の印加直流磁界の変化に対する
発振周波数の変化を示す図,第3図は従来の静磁波遅延
線路形発振器を示す概略構成図,第4図は従来の静磁波
遅延線路形発振器の印加直流磁界と発振周波数の関係を
示す図である。 (1)はGGG基板,(2)はYIG薄膜,(3a)は静磁波を
励振するためのトランスデューサ、(3b)は静磁波を受
信するためのトランスデューサ,(4)は磁気回路,
(5)は静磁波遅延線路形帯域通過フィルタ,(6)は
モノリシック増幅器,(7)は発振電力取出し用トラン
スデューサ,(8)は出力端子,(9)はケース,(1
0)はアルミナ基板,(11)は閉ループ回路である。
Claims (3)
- 【請求項1】YIG(イットリゥム−鉄−ガーネット)薄
膜,該YIG薄膜内に静磁波を励振あるいは該YIG薄膜内か
ら静磁波を受信するためのトランスデューサ,および該
YIG薄膜に直流磁界を印加するための磁気回路からなる
静磁波遅延線路形帯域通過フィルタと、増幅器と、発振
電力取出し用結合素子とを具備して構成される静磁波線
路形発振器において、2つの該静磁波遅延線路形帯域通
過フィルタと、2つの該増幅器をフィルタ,増幅器,フ
ィルタ,増幅器の順に接続して閉ループ回路を形成し、
2つの該静磁波遅延線路形帯域通過フィルタの通過位相
と、2つの該増幅器の通過位相との合成位相を2πの整
数倍とするように上記直流磁界を印加することを特徴と
する静磁波遅延線路形発振器。 - 【請求項2】該発振電力取出し用結合素子として、該静
磁波を励振,受信するためのトランスデューサとは別
に、該YIG薄膜に密着あるいは誘電体膜を介してトラン
スデューサを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の静磁波遅延線路形発振器。 - 【請求項3】該増幅器として、モノリシックマイクロ波
増幅器を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の静磁波遅延線路形発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21057187A JPH0666586B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 静磁波遅延線路形発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21057187A JPH0666586B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 静磁波遅延線路形発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6453607A JPS6453607A (en) | 1989-03-01 |
JPH0666586B2 true JPH0666586B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=16591521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21057187A Expired - Lifetime JPH0666586B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 静磁波遅延線路形発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666586B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5655875B2 (ja) | 2013-02-12 | 2015-01-21 | 新日鐵住金株式会社 | 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置 |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP21057187A patent/JPH0666586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6453607A (en) | 1989-03-01 |
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