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JPH0666033B2 - トナー粉の製造方法及びトナー粉を製造するための装置システム - Google Patents

トナー粉の製造方法及びトナー粉を製造するための装置システム

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Publication number
JPH0666033B2
JPH0666033B2 JP61258948A JP25894886A JPH0666033B2 JP H0666033 B2 JPH0666033 B2 JP H0666033B2 JP 61258948 A JP61258948 A JP 61258948A JP 25894886 A JP25894886 A JP 25894886A JP H0666033 B2 JPH0666033 B2 JP H0666033B2
Authority
JP
Japan
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crushing
powder
classified
classifying
classification
Prior art date
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Application number
JP61258948A
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JPS63112626A (ja
Inventor
憲夫 樋掛
信行 浅岡
直人 北森
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/110,281 priority patent/US4784333A/en
Priority to IT8748541A priority patent/IT1212032B/it
Priority to EP87115778A priority patent/EP0265910B1/en
Priority to DE87115778T priority patent/DE3786639T2/de
Priority to FR878714921A priority patent/FR2605903B1/fr
Priority to KR1019870012016A priority patent/KR900008078B1/ko
Priority to CN87107207A priority patent/CN1018459B/zh
Publication of JPS63112626A publication Critical patent/JPS63112626A/ja
Priority to SG138393A priority patent/SG138393G/en
Priority to HK121/94A priority patent/HK12194A/en
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、効率良く粒度分布のシヤープなトナー粉を製
造する方法及びそのための装置システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、トナーの微粉砕方法としては1台の分級機と1台
の粉砕機の組み合せ又は2台の分級機と1台の粉砕機の
組み合せが知られており、その例としては高圧気流をジ
エツトノズルから噴出させ、そのジエツト気流中に原料
粒子を巻き込み、粒子の相互衝突又は壁その他の衝突体
との衝突で粉砕を進めるいわゆるジエツト式粉砕手段で
あるジエツトミルを用い、該粉砕手段1ケと、分級手段
1〜2ケが結合されて、粉砕に供されている。第2図お
よび第3図は、それぞれ従来行われている例である。第
2図において、原料は、原料供給管1を経て、供給さ
れ、粉砕物と共に原料は、分級手段に導入され、粗粉と
微粉にわけられる。粗粉は、粉砕手段を経て、粉砕さ
れ、再び分級手段へ導入される。一方微粉は、製品とし
て、系外へ排出される。
しかしながら、この系では、分級手段に供給される粉体
は、原料の粉体の他、粉砕の過程にある種々の粒径のト
ナーが粉砕手段と分級手段の間を循環して供給されるた
め、粒度が非常にブロードであり、かつ、非常に負荷の
大きい状態で運転されることになる。従って、分級され
た微粉すなわち粉砕品には、品質上悪影響を及ぼす粗粒
子が多くなる。
一方、再度粉砕へ戻される粗粉側には、本来、これ以上
粉砕の必要のない微粉が多く混入して、これらの微粉が
さらに粉砕されることから、粉砕品中の微粉の割合が多
くなって、微粉の凝集物等が発生することもあり、次工
程の分級工程で微粉を行って所望の粒度を得ても収率が
低い。又、先に述べたように、粗粉、微粉等の割合が多
くなるので、このようにして作った現像剤を用いて得た
画像は、濃度も低く、カブリが多い、白ポチがあるなど
の問題点を有している。又、分級の効率が悪く、そして
粉砕のエネルギー効率が悪いという問題点を有してい
る。
上記の改良手段として、第3図のように、第2分級手段
を設けて、第1分級手段で比較的粗い分級点で微粉を除
去し、第2分級手段で更に微粉を除去することで、粉砕
機に付属する分級機の分級精度を上げる試みがなされて
いる。これによって上述の問題点は改善されているが、
まだ十分ではなく、又、粉砕手段や、第1分級手段から
第2分級手段への運搬手段5等が増加することにより、
工程が煩雑化し投資額が倍近くに増大し、かつ、第1分
級手段、運搬手段等を運転するエネルギー分のランニン
グコストが増大するなどの問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来のトナー微粉砕方法における前述の各種問
題点を解決するものであって、その目的は均一かつ、精
微な粒度分布であり、また高画像濃度を達成し得る静電
現像用トナーを効率よく得られる製造方法及びそのため
の装置システムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
具体的には、本発明は、結着樹脂及び着色剤を少なくと
も含有する組成物を溶融混練し、混練物を冷却固化し、
固化物を粉砕して粉砕原料を生成し、生成した粉砕原料
を分級してトナー粉を製造する方法において、粉砕原料
を第1風力分級手段へ導入して第1分級粗粉と第1分級
微粉とに風力分給し、得られた第1分級粗粉を、ジエツ
ト式粉砕手段からなる第1粉砕手段へ導入して5〜10kg
/cm2の範囲の粉砕エア圧で粉砕し、得られた第1分級
粗粉の第1粉砕物を粉砕原料とともに第1風力分級手段
へ導入して風力分級し、分級された第1分級微粉を第2
風力分級手段へ導入して第2分級粗粉と第2分級微粉と
に風力分級し、得られた第2分級粗粉を、該第1粉砕手
段の処理能力よりも低いジエツト式粉砕手段からなる第
2粉砕手段へ導入して、該第1粉砕手段における粉砕時
の衝撃力よりも弱い衝撃力となるように2〜6kg/cm2
範囲の粉砕エア圧で粉砕し、得られた第2分級粗粉の第
2粉砕物を第1分級手段へ導入することを特徴とするト
ナー粉の製造方法に関する。
さらに、本発明は、結着樹脂及び接着剤を少なくとも含
有する組成物を溶融混練し、混練を冷却固化し、固化物
を粉砕して粉砕原料を生成し、生成した粉砕原料を分級
手段により分級してトナー粉を製造するための装置シス
テムにおいて、該装置システムは、第1風力分級手段、
第1粉砕手段、第2風力分級手段及び第2粉砕手段を具
備しており、該第1風力分級手段は導入された粉砕原料
を第1分級粗粉と第1分級微粉とに風力分級するための
分級手段であり、該第1粉砕手段は、分級された第1分
級粗粉を5〜10kg/cm2の範囲の粉砕エア圧による衝撃
力で粉砕するためのジエツト式粉砕手段からなる粉砕手
段であり、該第2風力分級手段は、風力分級された第1
分級微粉を第2分級粗粉と第2分級粗粉とに風力分級す
るための分級手段であり、該第2粉砕手段は、風力分級
された第2分級粗粉を、該第1粉砕手段における粉砕時
の衝撃力よりも弱い衝撃力となるように2〜6kg/cm2
範囲の粉砕エア圧で粉砕するための、該第1粉砕手段の
処理能力より低いジエツト式粉砕手段からなる粉砕手段
であり、該装置システムは、該第1粉砕手段で粉砕され
た第1分級粗粉の第1粉砕物を粉砕原料とともに該第1
風力分級手段へ導入するための導入手段と、該第2粉砕
手段で粉砕された第2分級粗粉の第2粉砕物を該第1風
力分級手段へ導入するための導入手段とを、さらに具備
していることを特徴とするトナー粉を製造するための装
置システムに関する。
本発明の方法は、溶融混練組成物を粉砕及び分級するも
のであって、第1図はその方法の概要を示すフローチャ
ートである。
すなわち本発明の方法は、第1粉砕手段、第2粉砕手段
において粉砕された粉砕物と原料は第1分級手段へ送ら
れ、第1分級手段で分級された第1分級粗粉は、ジエツ
ト式粉砕手段からなる第1粉砕手段に導入され、粉砕さ
れる。
第1分級手段で分級された第1分級微粉は、第2分級手
段でさらに第2分級粗粉と第2分級微粉とに分級され、
第2分級粗粉は、ジエツト式粉砕手段からなる第2粉砕
手段によって粉砕されて第2粉砕品を生成し、生成した
第2粉砕品は、第1分級手段へ原料及び第1粉砕品と共
に導入される。
一方、第2分級微粉は、粉砕仕上り品として系外へ排出
される。
上述の方法を実施するには、通常相互の機器をパイプ手
段等で連結してなる一体装置システムを使用するのが通
常であり、そうした装置の好ましい例を第4図に示す。
第4図に示す一体装置は、第1粉砕機4、第1風力分級
機3、第1分級サイクロン6、輸送用インジエクシヨン
フイーダー7、第2風力分級機9、第2粉砕機13、第2
分級サイクロン11をパイプ手段で連結してなるものであ
る。この装置において、いわゆる粉体原料は原料投入口
1をへて原料供給導管2を介して、第1風力分級機3へ
導入され、分級された第1分級粗粉は、第1粉砕機4へ
導入されて粉砕され、再び導管2を介して第1風力分級
機3へ導入される。
一方、分級されて得た第1分級微粉は導管5を経て、補
集サイクロン6へ補集され、インジエクシヨンフイーダ
ー7でサイクロンよりとりだされ、導管8を経て第2風
力分級手段9へ導入され、第2分級粗粉と第2分級微粉
とに分級される。分級された第2分級粗粉は第2粉砕機
13で粉砕されて第2粉砕品を生成し、第2粉砕品は導管
14を経て第1風力分級機3へ原料及び第1粉砕品ととも
に導入される。
一方第2分級微粉は導管10を経て、補集サイクロン11に
て補集され、粉砕品排出口12より排出される。
粉砕機4及び13としては、後述の実施例に記載してある
如く、ジエツト粉砕機が好ましく使用できるが、それ自
体で目的粒度まで粉砕可能な装置であることが要求さ
れ、ジエツトを利用した粉砕機としては日本ニユーマチ
ツク工業製、PJM−I、細川ミクロン製ミクロンジエツ
トやJet−O−Mizer、Blaw−Knox、Trost Jet Mill、
その他が使用可能である。
又、風力分級機3及び9としては、日本ニユーマチツク
工業製DSセパレーター、日清エンジニアリング製ターボ
クラシフアイヤー、細川ミクロン製MSセパレーター、そ
の他の風力分級機が作用可能である。
本発明によれば、従来の装置にくらべて、投資額ではウ
エートの小さいジエツト粉砕機を追加するだけで(10%
程度)50%〜100%の大幅な処理能力の増大が可能とな
る。動力的には、従来例(図3)にくらべて、第2粉砕
手段5の電力が増加するものの、多大な電力を使用する
風力分級手段等他の電力量が変化しないため、生成され
た粉砕仕上り品の重量当りの電力量では、15%〜30%の
大幅は省エネが可能になる。
又、本発明のもう1つの効果としては、第2風力分級手
段から、第2粉砕手段で粉砕されるとき、従来と異な
り、トナー粒度に近い微細な粒子のみで粉砕されて、分
級へ送られるため、過粉砕が防止されて、2μm以下の
超微粉や、微粉凝集物の発生が防止できて、シヤープな
粒度分布の粉砕品が得られる。さらに、次工程で分級を
行い、7〜8μm以下の微粉を除去する際の分級品収率
も3〜5%向上し、かつ分級品中の超微粉や微粉の存在
も少ない。
又、本発明においては、第2風力分級手段及び第2粉砕
手段がそれぞれ第1分級手段、第1粉砕手段より低い処
理能力の装置を使用することが好ましい。すなわち、第
2工程で、大きい装置を使うことは、エネルギー効率的
にもメリツトがなく、粒度分布がブロードになり好まし
くない。
本発明のもう1つの特徴は、第1粉砕手段の粉砕時の衝
撃力より、第2粉砕手段の粉砕時の衝撃力を弱く、コン
トロールすることである。具体的な1つの例としては、
ジエツトミルの第1粉砕手段の粉砕エアのエア圧を5〜
10kg/cm2と上げて粉砕し、第2粉砕手段は第1粉砕手
段の粉砕エアのエア圧と比較してより低い2〜6kg/cm2
の低レベルで粉砕することにより、微粉や超微粉の発生
が更に少ない、粒度分布のよりシヤープな粉砕品を得る
ことが可能になる。又、このような方法で得た粉砕品を
更に次工程以降の加工を行って得た製品も、流動性がよ
く、画質も従来工程で作られたものに比べ画像濃度が高
く、かつ地カブリや、文字周辺のトビチリも少ないもの
が得られる。
又、本発明を更に有効にならしめるために、第2風力分
級手段へ、送られる粉体の脈動を防ぐ手段が合せて用い
られることが重要であり、その具体的な1つの例とし
て、第5図のごとく第1分級サイクロン6の下へ排出ダ
ブルダンパ21で排出し、排出された第1の分級微粉を受
け定量供給するフイーダー15により定量供給し、これを
受けてシユート17を経て空気に分散し第2風力分級手段
9への送り込む方法が例示される。
ここでフイーダ15は第1分級サイクロン6を通じて送ら
れてくる粉体の量よりフイード量を1.0〜1.5倍に好まし
くは1.1〜1.3倍に設定し、レベル計16により、フイーダ
15内の第1分級微粉が検知されないときは、フイーダ15
を停止し、検知された時は運転する。又、脈動を防ぐ手
段の更なる1例としては第6図のごとく、第1図及び第
2粉砕手段に供給される粉体の供給口に、絞り手段をも
うけて、大量の粉体が流れるのを、防ぐ手段とすること
も有効である。
以下実施例において本発明を詳細に説明する。
〔実施例1〕 第5図は、本発明を実施した1例であり、原料として
は、トナー用混合物を3mmスクリーンのハンマミルで粉
砕したものを用いた。粉砕機4として日本ニユーマチツ
ク工業製I−10型ジエツトミルで、粉砕圧を6kg/cm2
設定し、第2粉砕機13としては、前記第1粉砕機4より
も処理能力の低い日本ニユーマチツク工業製、I−5型
ジエツトミルで粉砕エア圧を4.5kg/cm2で設定して用い
た。第1風力分級機3としては、日本ニユーマチツク工
業製、DS−10型風力分級機を用い、分級エア量を20m3
minとし、第1分級粗粉と、第1分級微粉の粒度をそれ
ぞれコールタカウンターによる体積平均径で、30〜50μ
m、15〜30μmとなるよう設定した。第2風力分級機9
としては、前記第1風力分級機3よりも小型の日本ニユ
ーマチツク工業製DS−5型風力分級機を用い、分級エア
量を10m3/minとし、第2分級粗粉と、第2分級微粉
(粉砕品)粒度を、それぞれコールカウンターによる堆
積平均径で20〜35μm、10〜12μmになるように設定し
て、第1表のような結果を得た。
3 凝集度 本発明で用いた凝集度の測定方法は、ふる
い上にトナーをのせて振動を与えふるいの上の残留する
トナーの割合を測定する方法である。
この方法によればふるい上に残るトナーの割合が大きい
ほどトナーの凝集度は大きくトナー粒子が集合して挙動
し安いことを示す。具体的には細川ミクロメテイクスラ
ボラトリー製パウダーテスターを用いて温度25±1℃、
湿度60±5%の条件で測定される。
60メツシユ、100メツシユ、200メツシユのふるいをこの
順に上から並べ、振動台にセツトする。2gのトナーを60
メツシユのふるい上にセツトし、振動計に47Vの電圧を
印加して40秒間振動を与える。
終了後、各ふるい上に残ったトナーの重量を測定し、そ
れぞれに0.5、0.3、0.1の重みをかけて加え、百分率で
凝集度を表す。
〔実施例2〕 第4図は本発明を実施した1例であり、原料としては、
トナー用混練物を3mmスクリーンのハンマルミルで粗砕
したものを用いた。第1粉砕機4としては日本ニユーマ
チツク工業製I−10型ジエツトミルで粉砕エア圧を6kg
/cm2に設定し、第2粉砕機13としては前記第1粉砕機
4よりも処理能力の低い日本ニユーマチツク工業製I−
5型ジエツトミルで粉砕エア圧を5kg/cm2に設定して用
いた。第1風力分級機3としては、細川ミクロン製MS−
3型風力分級機を用い、分級エア量を25m3/minとし、
第1分級粗粉と第1分級微粉の粒度を、それぞれコール
ターカウンターによる体積平均径で30〜50μm、15〜30
μmになるように設定した。第2風力分級機9として
は、前記第1風力分級機3よりも小型の細川ミクロン製
MSS−1型風力分級機を用い、分級エア量を15m3/minと
し、第2分級粗粉と、第2分級微粉(粉砕品)の粒度
を、それぞれコールカウンターによる体積平均径で20〜
35μm、10〜12μmになるように設定して第2表のよう
な結果を得た。
〔発明の効果〕 本発明の製造方法及び装置システムは、高画像濃度の現
像画像を生成し得るトナー粉を効率良く生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフローチャート、 第2図は従来例の1例を示す図、 第3図は従来例の1例を示す図、 第4図は実施例の1例を示す図(実施例2のフローチヤ
ート)、 第5図は実施例の1例を示す図(実施例1のフローチヤ
ート)、 第6図は粉砕機にしぼり手段をつけた場合の例を示す
図、 第7図は比較例の1具体例を示す図である。 1〜12は第4図と同じであり、19は第2分級手段9から
粗粉を取り出し、排出するダブルダンパー20は、粉砕機
へ第2分級粗粉を送るシユートである。 第6図において22がこの粉砕機の本体、23は粉砕機のホ
ッパー、24は粉体供給口に取付けられた円錐形状のしぼ
り弁、25は高圧エアにより粉体を加速するエアエゼクタ
ー、26は加速された粉体を衝突させ、粉体を粉砕する衝
突板、27は粉体及びエアの排出口である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北森 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−128254(JP,A) 日本粉体工業協会編「分級装置技術便 覧」第2版,産業技術センター(昭53−8 −1),P.429〜431,549〜554 田中達夫著「粉体プロセス入門(改訂 版)」、工学図書(昭56−3−10),P. 193 「化学増刊31粉体の物性と工学」,化学 同人,(昭42−11.1),P.164 日本科学技術(株)出版部、「最近の電 子写真現像システムとトナー材料の開発実 用化総合技術資料集(昭60−9−30)、 P.251〜252

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有する
    組成物を溶融混練し、混練物を冷却固化し、固化物を粉
    砕して粉砕原料を生成し、生成した粉砕原料を分級して
    トナー粉を製造する方法において、粉砕原料を第1風力
    分級手段へ導入して第1分級粗粉と第1分級微粉とに風
    力分級し、 得られた第1分級粗粉をジエツト式粉砕手段からなる第
    1粉砕手段へ導入して5〜10Kg/cm2の範囲の粉砕エア
    圧で粉砕し、 得られた第1分級粗粉の第1粉砕物を粉砕原料とともに
    第1風力分級手段へ導入して風力分級し、 分級された第1分級微粉を第2風力分級手段へ導入して
    第2分級粗粉と第2分級微粉とに風力分級し、 得られた第2分級粗粉を、該第1粉砕手段の処理能力よ
    りも低いジエツト式粉砕手段からなる第2粉砕手段へ導
    入して該第1粉砕手段における粉砕時の衝撃力よりも弱
    い衝撃力となるように2〜6kg/cm2の範囲の粉砕エア圧
    で粉砕し、 得られた第2分級粗粉の第2粉砕物を第1分級手段へ導
    入すること、 を特徴とするトナー粉の製造方法。
  2. 【請求項2】結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有する
    組成物を溶融混練し、混練物を冷却固化し、固化物を粉
    砕して粉砕原料を生成し、生成した粉砕原料を分級手段
    により分級してトナー粉を製造するための装置システム
    において、 該装置システムは、第1風力分級手段、第1粉砕手段、
    第2風力分級手段及び第2粉砕手段を具備しており、 該第1風力分級手段は導入された粉砕原料を第1分級粗
    粉と第1分級微粉とに風力分級するための分級手段であ
    り、 該第1粉砕手段は、分級された第1分級粗粉を5〜10kg
    /cm2の範囲の粉砕エア圧による衝撃力で粉砕するため
    のジエツト式粉砕手段からなる粉砕手段であり、 該第2風力分級手段は、風力分級された第1分級微粉を
    第2分級粗粉と第2分級微粉とに風力分級するための分
    級手段であり、 該第2粉砕手段は、風力分級された第2分級粗粉を、該
    第1粉砕手段における粉砕時の衝撃力よりも弱い衝撃力
    となるように2〜6kg/cm2の範囲の粉砕エア圧で粉砕す
    るための該第1粉砕手段の処理能力よりも低いジエツト
    式粉砕手段からなる粉砕手段であり、 該装置システムは、該第1粉砕手段で粉砕された第1分
    級粗粉の第1粉砕物を粉砕原料とともに該第1風力分級
    手段へ導入するための導入手段と、該第2粉砕手段で粉
    砕された第2分級粗粉の第2粉砕物を該第1風力分級手
    段へ導入するための導入手段とを、さらに具備している
    ことを特徴とするトナー粉を製造するための装置システ
    ム。
JP61258948A 1986-10-29 1986-10-29 トナー粉の製造方法及びトナー粉を製造するための装置システム Expired - Lifetime JPH0666033B2 (ja)

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Title
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