[go: up one dir, main page]

JPH0665766B2 - オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置 - Google Patents

オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置

Info

Publication number
JPH0665766B2
JPH0665766B2 JP61504317A JP50431786A JPH0665766B2 JP H0665766 B2 JPH0665766 B2 JP H0665766B2 JP 61504317 A JP61504317 A JP 61504317A JP 50431786 A JP50431786 A JP 50431786A JP H0665766 B2 JPH0665766 B2 JP H0665766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
spinning
wedge gap
yarn
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61504317A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63503153A (ja
Inventor
ヴェー ヘーバー,ゲールハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Original Assignee
SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG filed Critical SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Publication of JPS63503153A publication Critical patent/JPS63503153A/ja
Publication of JPH0665766B2 publication Critical patent/JPH0665766B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/48Piecing arrangements; Control therefor
    • D01H4/52Piecing arrangements; Control therefor for friction spinning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、同方向に回転する2つの摩擦紡績要素によっ
て形成されたくさびギャップに繊維を供給しかつ搬出
し、その後繊維搬出動作を再び停止し、くさびギャップ
内に集められた繊維へ糸端部を戻し、かつくさびギャッ
プ内に供給された繊維を連続的に巻込むことによってこ
の時形成された糸をくさびギャップから引出す、オープ
ンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及びこの方
法を実施する装置に関する。
従来の技術 糸切れの際又はその他の理由による紡績工程の停止の後
に、紡績装置を詰まらせかつ損傷を生じる無駄な繊維供
給を防止するため、供給装置はすぐに停止させる。しか
し開繊ローラは通常引続き動き続ける。なぜなら特に各
紡績位置に対して個別的に開繊ローラを停止すること
は、おおいに技術上の手間を要するだけでなく、始動及
び停止にかなり長い時間を必要とするからである。その
結果、停止した供給装置から開繊ローラの範囲へ突出し
た繊維ひげは、完全に取払れる。
供給装置を停止する度に停止の長さに依存して繊維ひげ
のある程度の損傷が生じるとの認識から、供給装置を引
続き動かしている際に繊維流を繊維収集面への途中で転
向させ、かつ繊維収集面の近くを通り抜けて吸出すこと
が、すでに提案されている。そのため供給通路内に、吸
出し開口(英国特許第1,170,869号明細書)又は圧縮空
気開口(ドイツ連邦共和国特許第3,104,444明細書)が
設けられている。なるほど繊維供給と開繊の工程を中断
しないことにより、正確に所望の時点に損傷のない繊維
が繊維収集面に供給されるが、開繊ローラと繊維収集面
の間の極めてデリケートな繊維搬送路にこのような開口
を設けることにより、紡績工程は妨害を受ける。従って
これらいずれの提案も、実用上の意義を獲得することは
できなかった。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、後続の紡績工程に害を及ぼすことなく
支障ない確実な糸継ぎを行うことができる、オープンエ
ンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置を提供
することにある。
課題を解決するための手段 本発明によれば、この課題は次のようにして解決され
る。すなわちくさびギャップに供給された繊維を、くさ
びギャップを通過させてくさびギャップとは反対の、摩
擦紡績要素の側へ運び、かつこの側から搬出し、繊維搬
出動作の終了後までくさびギャップへの繊維の供給を継
続し、かつ繊維搬出動作の終了後に繊維をくさびギャッ
プ内に集め、かつ戻された糸の端部に結合し、かつ糸の
形で引出す。
くさびギャップからの繊維の搬出によって、まずその前
に開繊ローラを動かしたまま供給装置を停止したことに
より損傷した繊維が取除かれる。それに続いてくさびギ
ャップへの繊維供給を中断せずにくさびギャップからの
繊維の搬出を終了すれば、摩擦紡績要素に損傷のない繊
維がたい積し、かつここに繊維収集部が形成され、この
繊維収集部は、糸端部を戻すことによりここに巻込ま
れ、高い強度の接合部を形成する。
その場合有利な方法によれば、繊維は、くさびギャップ
を通過してくさびギャップとは反対の摩擦紡績要素の側
に運ばれ、かつここから搬出される。このようにすれ
ば、繊維供給通路から出た繊維を搬出のため大幅に転向
する必要がない。くさびギャップから出る方向に回転す
る摩擦紡績要素の回転方向を反転し、かつくさびギャッ
プからの繊維搬出を終了させるため、その前に回転方向
を反転していた摩擦紡績要素の回転方向を再び反転し、
従ってこの摩擦紡績要素が再びくさびギャップから出る
方向に回転すると、繊維の搬出のために有利である。繊
維の搬出は、機械的手段ではなく、気圧的手段によって
行うと有利である。
繊維は、くさびギャップを通過させる代りに、くさびギ
ャップに対して平行に吸出してもよいので、そのために
引出し側とは反対の摩擦紡績要素の側に配置された吸気
ノズルを使用してもよい。くさびギャップからの繊維吸
出しを終了するため、摩擦紡績要素の外部に作用する負
圧だけをしゃ断すると有利である。
繊維の搬出のため、両方の摩擦紡績要素を互いに半径方
向に引離すと有利であり、それにより繊維は、くさびギ
ャップを通って特に簡単に搬出される。その場合、互い
に引離しかつ吸引される摩擦紡績要素の吸気をしゃ断す
ることによって、両方の摩擦紡績要素を清掃し、かつ両
方の摩擦紡績要素を再びその動作位置に戻した時に、初
めて吸引可能な摩擦紡績要素に負圧を再印加すると有利
である。
摩擦紡績要素が互いに引離し可能な場合、摩擦紡績要素
の外部に作用する負圧のしゃ断に加えて、又はその代り
に、摩擦紡績要素をその動作位置に戻すことによってく
さびギャップからの繊維の搬出を中断するようにしても
よい。
本発明の意図において摩擦紡積要素の「動作位置」と
は、くさびギャップ内の繊維の収集と糸端部への繊維の
巻込みとが可能な位置に表わす。その場合、例えば繊維
供給部の方に向いたくさびギャップに繊維収集部が生じ
る程度に両方の摩擦紡績要素が密接していてもよいが、
オープンエンド摩擦紡績装置の構成に応じて、両方の摩
擦紡績装置の軸線を通る平面の一方の側において第1の
くさびギャップに繊維が供給され、かつこの平面の他方
の側において摩擦紡績要素により形成される第2のくさ
びギャップ内で糸の端部に巻込まれるように、動作位置
を選定してもよい。
糸端部に巻込まれる繊維の流れを制御できるようにする
ため、糸搬出は急激にではなく、徐々に終了させる。
通常糸継ぎ準備位置への糸の返送は、少なくともその最
終段階において気圧により行われ又は援助されるので、
繊維供給を開始する時、繊維が糸端部の方へ吸引され、
かつここに引掛かったままになる危険がある。この時に
は接合の瞬間に所定の糸端部が得られない。このことを
防止するため、本発明による方法の別の構成によれば、
糸をまずくさびギャップの外部で糸継ぎ準備位置へ運ぶ
ことが考えられる。それにより繊維は、まず糸継ぎの間
の所望の時点に戻された糸端部に確実に接触できるよう
になる。糸返送は、生じた繊維収集部上に糸端部を載せ
るように制御すると有利である。基本的にくさびギャッ
プ内に糸を導入する前に摩擦紡績要素は紡績方向にまだ
駆動する必要はないが、遅くともくさびギャップからの
繊維搬出を終了する時に紡績方向に駆動すれば有利とわ
かった。
本方法の実施のため本発明によれば、繊維供給通路に付
属しかつくさびギャップの方に向けられた制御可能な吸
気ノズルが設けられている。繊維供給通路に付属の吸気
ノズルは、まだ糸端部に巻込まれない繊維がくさびギャ
ップに残っているならば、これら繊維をくさびギャップ
から吸出すという役割を有する。
本発明の対象の簡単な構成によれば、吸気ノズルは、糸
引手し方向に関して摩擦紡績要素の後端部に配置でき
る。吸気ノズルは、繊維供給通路とは反対の、摩擦紡績
要素の側に配置すると有利である。このようにすれば、
吸気ノズルへの経路上で排出すべき繊維を転向させる必
要はない。
この吸気ノズルのために付加的な負圧源を設けなくとも
よいように、負圧は、吸気ノズルから吸引可能な摩擦紡
績要素へ及びその逆に切換え可能とすると有利である。
複数のオープンエンド摩擦紡績装置に沿って走行可能な
糸継ぎ装置が設けられている場合には、吸気ノズル及び
吸引可能な摩擦紡績要素における負圧は、この走行可能
な糸継ぎ装置から制御可能とすると有利である。
紡績に必要な繊維の流入を制御できるようにするため、
本発明による方法の別の構成において吸気ノズル内に作
用する負圧は徐々に制御可能にすると有利である。
くさびギャップからの繊維の搬出のため。くさびギャッ
プから出る方向に回転する摩擦紡績要素に制御可能な反
転クラッチが付属していると有利である。この反転クラ
ッチによって、紡績過程の間にくさびギャップから出る
方向に回転する摩擦紡績要素は、他方の摩擦紡績要素と
同様に一時的にくさびギャップの方向へ駆動することが
できる。このようにすれば、くさびギャップに供給され
た繊維は摩擦紡績要素の間を通り抜けて送られ、ここか
ら気圧により又コンベアベルトにより機械的に搬出され
る。
その代りに又は付加的に、繊維の搬出のため両方の摩擦
紡績要素は互いに相対的に半径方向に可動にしてもよ
い。
簡単な方法でオープンエンド摩擦紡績装置のため再現可
能な種々の紡績位置を決定できるようにするため、本発
明の対象の別の構成において両方の摩擦紡績要素の動作
位置は止め部材によって設定できる。
簡単な方法で繊維を搬出する吸気ノズルの動作停止と一
方又は両方の摩擦紡績要素の動作再開との間の同期を可
能にするため、本発明による装置の有利な構成において
負圧は、吸気ノズルから吸引可能な摩擦紡績要素へ及び
その逆に切換可能になっている。
摩擦紡績要素を収容するケーシング内への漏れ空気の侵
入を防ぐため、可動支持された摩擦紡績要素の支持体
は、定置支持された摩擦紡績要素を収容すべきケーシン
グ部分に対して相対的に可動に支持されたケーシング部
分によって形成されていると有利である。
繊維が吸出されるか又はくさびギャップ内で摩擦紡績要
素にたい積するかは、摩擦紡績要素の位置に依存してい
るので、吸気ノズルと吸引可能な摩擦紡績要素における
負圧は、摩擦紡績要素の位置に依存して制御できるよう
にすると有利である。
繊維が糸端部に引脚かってはっきりしない糸端部になる
ことがないようにするため、繊維がくさびギャップから
吸出されている限り、糸端部はまだくさびギャップ内に
到達しないようにする。そのため糸端部は、くさびギャ
ップに直接供給されるのではなく、くさびギャップに入
る方向に回転する摩擦紡績要素を用いて供給される。そ
のため本発明によれば、ケーシングは、くさびギャップ
に入る方向に回転する摩擦紡績要素の周面に対向して口
を開いた糸導入スリットを有するようになっている。そ
の場合くさびギャップに入る方向に回転する摩擦紡績要
素を定置支持し、くさびギャップから出る方向に回転す
る摩擦紡績要素は、もう一方の摩擦紡績要素に対して可
動に支持すると有利である。このようにすれば、まだ両
方の摩擦紡績要素が互いに再接触しないうちに、回転す
る摩擦紡績要素上にすでに糸を置くことができる。
本発明による方法及び装置によれば、簡単かつ確実にオ
ープンエンド摩擦紡績装置のくさびギャップ内に損傷の
ない繊維が到達するようにすることができ、その場合こ
の目的のために供給装置とオープンエンド摩擦紡績装置
の間の繊維送り通路になんらかの手を加える必要もな
い。接合部に損傷のない繊維が利用できるので、所定の
接合強さを達成するためには、損傷した繊維で接合部を
形成しなければならない場合よりも少量の繊維で十分で
ある。その結果、目立たない接合部が得られる。繊維送
り通路にはどのような手を加える必要もないので、製造
された糸の品質も害されることはなく、従って接合部も
それに続いて製造される糸も、良好な外観と大きな強さ
を有する。
実施例 本発明の実施例を以下図面により詳細に説明する。
図1は、供給及び開繊装置2によって繊維材料3の供給
を受けるオープンエンド摩擦紡績装置10を有する紡績個
所を示している。紡績された糸30を引出すため、引出し
装置4が設けられている。引出された糸30は、糸巻装置
40により糸巻枠400に巻付けられ、その場合糸巻枠は糸
巻きローラ401によって駆動できる。オープンエンド摩
擦紡績装置10と糸巻装置40の間の糸経路に糸監視器40が
配置されている。
オープンエンド摩擦紡績装置10は、回転対称の2つの摩
擦紡績要素100及び101を備えた(第2図及び第3図)ケ
ーシング13を有し、これら摩擦紡績要素はくさびギャッ
プ102を形成する。摩擦紡績要素の少なくとも一方、例
えば摩擦紡績要素100には孔があけられており、かつ紡
績の間、くさびギャップ102の付近において吸引が行わ
れる。そのためこの摩擦紡績要素は、弁110を介して吸
気導管11に接続されている(第1図)。
吸気導管11には、弁110と中間導管112を介して吸気ノズ
ル111が接続されており、この吸気ノズルは、摩擦紡績
要素100及び101の軸線103及び104(第3図)を通る平面
Eに対してくさびギャップ102とは反対側において、摩
擦紡績要素100と101によって形成された第2のくさびギ
ャップ105内に口を開いている。この吸気ノズル111は、
紡績供給通路24に対応しており、糸30の接合前にこの時
まだ必要ない繊維を吸出すという役割を有する。
図示した実施例では簡単にするためローラとして形成さ
れた両方の摩擦紡績要素100及び101は、同方向に駆動さ
れる(第3図の矢印P1及びP2参照)。そのため各摩擦紡
績要素100及び101は、はずみ車107又は108を有し、これ
らはずみ車を介して駆動ベルト12により駆動される(第
4図及び第5図)。
駆動ベルト12は、定置のローラ18によってはずみ車107
に接触させられている(第4図及び第5図)。くさびギ
ャップから出る方向に回転する摩擦紡績要素101に制御
可能な反転クラッチ17が付属している。図示した実施例
においてこの反転クラッチは2つのローラ170及び171を
有し、これらローラは、軸線172の回りで揺動可能な曲
げられたレバー173の両端部に配置されている。ローラ1
71は、駆動ベルト12をローラ170から離した時に、駆動
ベルト12をはずみ車108に接触させるという役割を有す
る。ローラ171が駆動ベルト12から離れると、ローラ170
は、駆動ベルト12及びはずみ車108に同時に接触するの
で、摩擦紡績要素101は逆方向に駆動される。レバー173
には、連結部材174を介して電磁石176の接極子175がヒ
ンジ結合されている。わかり易くするため、第1図には
これら駆動装置のうち電磁石176だけが示されている。
ケーシング13は、摩擦紡績要素100から半径方向に離れ
る方向へ摩擦紡績要素101を揺動できるように構成され
ている。そのためその軸106は2つの揺動アーム150及び
151に支持されており、これら揺動アームは、軸15の周
りで揺動できる(第2図)。その場合揺動アーム150に
連結部材140がヒンジ結合されており、この連結部材
は、電磁石14の接極子141に結合されている。接極子141
に戻しばね142が配置されており、この戻しばねは、適
当な方法で接極子141と電磁石14に支持されており、電
磁石14の付勢解除した際に摩擦紡績要素101を動作位置
に戻すようになっている。この動作位置を確定するた
め、揺動アーム15と共働する止め部材16が、ケーシング
13に調節可能に配置されている。
オープンエンド摩擦紡績装置10の前に配置された供給及
び開繊装置2は、供給ローラ21に帯状繊維材料3を供給
する供給ホッパ30を有し、この供給ローラは、通常圧縮
ローラ又は供給凹所(図示せず)と共働する。供給ロー
ラ21は、制御に関して糸監視器41に結合されたクラッチ
25を介して駆動される。供給ローラ21から開繊ローラ22
に繊維材料3が供給され、この開繊ローラは、帯状繊維
材料3を個別繊維にばらし、かつ糸形成領域300に供給
し、ここにおいて固別繊維は、常に引出される糸30の端
部に巻込まれる。開繊ローラ22は周知のようにベルト23
により駆動される。開繊ローラ22から摩擦紡績要素10
0、101のくさびギャップ102にまで、繊維供給通路24が
延びている。
繊維供給通路24の一部は、ケーシング13を覆うカバー13
0の中にあり、このカパーは、繊維供給通路24に並んだ
糸導入スリット14を有する。この糸導入スリット14は、
カバー130の外側131から内側にまで達しており、かつケ
ーシング13の引出し側端部132の横から引出し側とは反
対側の、繊維供給通路24の通口端部240にまで延びてい
る。カバー130の外側131では、糸導入スリット14は制御
可能な吸気ノズル144のところで終っている。糸導入ス
リット14は、繊維供給通路と並んで摩擦紡績要素100の
周面に向いて口を開いている。
通常1つの機械には複数の同様な紡績個所があり、これ
ら紡績個所は、これら紡績個所に沿って走行可能な保守
装置5と共働する。その場合オープンエンド摩擦紡績装
置10は、供給及び開繊装置2と共に紡績個所に固定的に
設けられている。
これらの紡績個所に沿って走行可能な保守車両5に糸継
ぎ装置50が設けられている。この糸継ぎ装置は、軸501
の回りで巻枠400に向って揺動できる吸入管500(矢印P
3)を有し、それにより巻枠400から糸端部を吸取ること
ができる。巻枠400は、周知のように保守車両5から巻
戻し方向に駆動できるので、巻取られた糸端部は、徐々
に吸入管500内に進入する。吸入管500、オープンエンド
紡績装置10に向いた側に縦スリット(図示せず)を有
し、それにより吸取られた糸部分が、吸入管500の揺動
軸501の近くの巻枠400から離れた方のスリット端部と巻
枠400との間で伸びた経路を占めることができるように
する。その場合糸30は、2つのクランプ要素を有する周
知の糸クランプ7の揺動範囲に達し、これらクランプ要
素は、互いに相対的に、両方のクランプ要素が互いに接
触する保持位置、又はクランプ要素が互いに離れた釈放
位置へ交互に動かすことができる。
糸クランプ7は、保守車両5に支持されたアーム70への
自由端に設けられており、このアームは、第1の軸51の
回りで水平面内の第1の揺動運動(矢印P4)を行い、か
つ第2の揺動軸71の回りで垂直面内の第2の揺動運動
(矢印P5)を行うように支持されている。
保守車両5には制御装置52が設けられており、この制御
装置は、吸入管500の揺動運動及び吸入管500内の負圧の
制御を行う駆動装置502、及び糸クランプ7の揺動運動
を行う駆動装置510と駆動装置710に制御可能に接続され
ている。保守車両5は、図示した実施例では差込み接点
113、250、143及び177として構成された接続しゃ断可能
な電気接続部を介して、保守すべきオープンエンド摩擦
紡績装置10に制御可能に接続されている。
以上構成を説明した装置は、次のように動作する。
糸れが生じると、周知のように糸監視器41は、クラッチ
25を反して供給ローラ21を停止させるので、繊維はもは
や糸形成領域300に到達しない。さらに周知のように巻
枠400は巻枠ローラ401から持上げられ、かつここから離
して保持され、巻枠400は自由に回転できるようにす
る。
1つの紡績個所の後に別の紡績個所の保守を行うか又は
故障の発生の際に故障信号の送出により当該の紡績個所
に呼ばれた保守車両5が、この紡績個所に到達すると、
差込み接点113、250、143及び177を介して、保守車両5
とオープンエンド摩擦紡績装置の間の接続が行われる。
それから吸入管500が巻枠400の方向に揺動され、かつこ
の巻枠は、補助駆動装置(図示せず)によって巻戻し方
向に駆動される。それにより糸30が繰出され、吸入管50
0に吸込まれる。吸入管500が十分な長さの糸を受取る
と、吸入管500は離れる方向に揺動される。この時糸30
は前に述べた縦スリットから外に出る。その場合糸は、
揺動軸501の方に近い縦スリット端部を巻枠400の間に延
びた位置にある。それにより糸30は、水平および垂直に
揺動できる糸クランプ7の揺動範囲内にある。この糸ク
ランプは、糸経路内の糸受取り位置に動かされ、ここで
糸30を受取る。糸クランプは、保守車両5に設けられた
切断装置(図示せず)に糸30を供給し、この切断装置
は、糸巻き400から遠い方の糸クランプの側で糸30を切
断する。この時糸クランプ7と糸自由端の間に糸継ぎに
必要な所定の長さの糸が提供される。それから糸クラン
プ7は、水平及び垂直の組合わせ運動を行って、オープ
ンエンド摩擦紡績装置10の方へ揺動される。この時糸ク
ランプは、糸導入スリット14の前の糸引渡し位置にあ
り、この糸導入スリットに糸端部を引渡す。その場合糸
クランプは、保守車両5から制御される吸気ノズル144
によって、糸導入スリット14に対してほぼ平行に糸30を
保持する。
糸導入スリット14の前の準備位置へ糸30を戻す間に、糸
継ぎ装置50の制御装置52は電磁石14を応答させ、この電
磁石は摩擦紡績要素101を摩擦紡績要素100から引離す。
その上さらに制御装置52は電磁石176を付勢し、従って
この電磁石は、ローラ170をはずみ車108と駆動ベルト12
の間に押込む。このようにして摩擦紡績要素100と101
は、もはや同方向に駆動されるのではなく、両方共くさ
びギャップ102内に入る方向に回転させられる(第5図
の矢印P1とP6参照)。さらに制御装置52は弁110を応答
させ、この弁は、摩擦紡績要素100から負圧を消去し、
それに代って吸気ノズル111内に負圧を形成する。
この時制御装置52は、クラッチ25を介してくさびギャッ
プ102内への繊維供給を再開する。両方の摩擦紡績要素1
00と101は、広げることにより互いに離されているの
で、繊維は、両方の摩擦紡績要素100と101の間を通り抜
けてくさびギャップ105に到達し、吸気ノズル111内に存
在する負圧によって再びここからすぐに搬出される。こ
のようにして、前に開繊ローラ22の継続回転及び供給ロ
ーラ21の停止の際に損償した繊維が搬出される。両方の
摩擦紡績要素100と101がくさびギャップ102の方向に回
転することによって、回転する摩擦紡績要素100及び101
のどちらに付着した繊維も、その回転により吸気ノズル
111に確実に供給され、従って確実に搬出される。
両方の摩擦紡績要素100と101を互いに引離しかつ吸引可
能な摩擦紡績要素100における吸気を停止することによ
り、摩擦紡績要素100と101の周面に固着した繊維は、吸
気ノズル111内に作用する負圧によって摩擦紡績要素100
及び101から除去され、従って清掃が行われる。この清
掃工程は、くさびギャップに供給される繊維の搬出と同
時に行われ、かつ摩擦紡績要素100及び101が止め部材16
によって決められた動作位置に再び達すると共に終了す
る。
損傷した繊維がすべて繊維ひげから完全に取除かれかつ
吸気ノズル111を通って搬出されるように決められた時
間の後、電磁石176と14を同時に付勢(又は解除)する
ことによって、再び摩擦紡績要素101は、摩擦紡績要素1
00に対する動作位置を占め、その上さらに通常回転方向
(矢印P2)に駆動されるようになる。さらに弁11が切換
えられるので、摩擦紡績要素100は再び吸引させられ
る。
前記の切換え工程に基づいて、オープンエンド紡績装置
からの繊維搬出は中止され、その時くさびギャップ102
内に残った繊維は回転繊維群を形成する。これに合わせ
た時点に、糸クランプ7によって保持された糸30がここ
から釈放される。
この時糸30は糸導入スリット14内に進入し、かつくさび
ギャップ102の方向に回転する摩擦紡績要素100の周面に
達する。糸30は、糸形成領域300に達した後に、回転繊
維群を巻込む。巻枠400を巻枠ローラ401上に降ろすこと
により、この時継続的に糸形成領域300に供給される繊
維を巻込む糸30は、引出し装置4に導入され、この引出
し装置が、糸30を糸形成領域300から引続き引出す。
前記オープンエンド摩擦紡績装置10は種々の方法で変形
でき、その場合特徴要素の入替え又は均等物との置換え
又は特徴要素の組合わせによって変形を行うことができ
る。
前記説明によれば、糸形成領域に糸を供給する前の繊維
の搬出のため、両方の摩擦紡績要素100及び101はくさび
ギャップの方向に回転させられ、かつ付加的に摩擦紡績
要素100及び101は、間にすき間を形成するように互いに
引離される。その時望ましいならば、摩擦紡績要素100
及び101は、紡績状態に戻るまで停止させてもよい。繊
維の搬出には、摩擦紡績要素100及び101を互いに半径方
向に引離すか、又は両方の摩擦紡績要素100及び101をく
さびギャップ102の方向に回転させるか、いずれか一方
だけでも十分である。後者の場合、くさびギャップ102
に供給される繊維は摩擦紡績要素100及び101の周面にた
い積し、かつこれら摩擦紡績要素の回転の際に、摩擦紡
績要素100及び101の軸線103及び104を通る平面Eの他方
の側にあるくさびギャップ105内に達する。繊維は、摩
擦紡績要素100及び101から下方へ放出され、そこで吸気
ノズル111に吸込まれる。吸気ノズルの代りに、横向き
気流を防止するためにガイド60内で案内できるコンベヤ
ベルト6を設けてもよい(第4図及び第5図)。その場
合繊維の搬出は、紡績工程の間にはくさびギャップ102
から出る方向に回転する摩擦紡績要素101の回転方向を
反転することにより純機械的に行われるので、この摩擦
紡績要素101は、摩擦紡績要素100と同様にくさびギャッ
プ102に入る方向に回転し、またこの搬出にはコンベヤ
ベルト6も使われる。繊維搬出は、摩擦紡績要素101を
改めて方向転換することによって終了するので、この摩
擦紡績要素は再びくさびギャップ102から出る方向に回
転する。
第1図に示した実施例によれば、糸継ぎ前の繊維は、繊
維供給通路24に対応する吸気ノズル111を通って吸出さ
れる。それにより繊維が、くさびギャップ102から出た
後すぐに外部に対して閉じた系内に入るという利点が得
られる。原則的には、吸気ノズル111を第1図に示す場
合のように繊維供給通路24に対向して配置することは、
どうしても必要というわけではない。両方の摩擦紡績要
素100及び101が互いに半径方向に引離し可能な場合、糸
引出し方向に関して摩擦紡績要素100及び101の後側端部
に、すなわち引出し側端部132から離れた方の摩擦紡績
要素の側に、弁115により制御される吸気ノズル114を設
けてもいっこうにかまわない。この弁は、弁110と同様
に保守車両50上の制御装置52から制御できる。この場合
繊維は、くさびギャップ102に対して平行にここから吸
出され、従って第1図に示した装置と比較して一層大幅
に方向転換しなければならない。しかしこのことは、吸
気ノズル114内の負圧を適当に設計すれば埋合わせでき
る。その場合くさびギャップ102からの繊維搬出の終了
は、弁115の制御によって、すなわち摩擦紡績要素100及
び101の外側で吸気ノズル114に作用する負圧をしゃ断す
ることによって行われる。
基本的には摩擦紡績要素100及び101内の負圧と吸気ノズ
ル111又は114内の負圧とに個別に制御可能な弁110及び1
15を設けてもよい。しかしくさびギャップ102からの繊
維搬出の終了と吸引可能な摩擦紡績要素100の吸引再開
とは、通常は同期して行われるので、このことは、最も
簡単な場合には切換弁によって行うことができる。
紡績工程の再開に応じて、繊維流を再び急激にではな
く、徐々にくさびギャップに供給しかつここに集めるこ
とが望ましい。このことは、吸気ノズル111又は114内の
負圧及び/又は前に開いた摩擦紡績要素100及び101の紡
績位置への戻し速度を適当に制御することによって行う
ことができる。
第3図は、オープンエンド摩擦紡績装置10の別の変形を
示している。この構成では、繊維供給通路24と糸導入ス
リット14が、くさびギャップ102内に並んで口を開いて
いる。それにより糸30は、摩擦紡績要素100の回転によ
って初めてくさびギャップ102内に運ぶ必要はない。く
さびギャップ102に入る方向に回転する摩擦紡績要素100
の周面上に繊維がたい積する間に、糸30をくさびギャッ
プ102に直接供給することもできる。このような構成の
場合にも、繊維はくさびギャップ102から機械的に又は
気圧により搬出できる。
吸引可能な摩擦紡績要素100内の負圧及び吸気ノズル111
又は114内の負圧の制御は、定置の摩擦紡績要素100から
引離し可能な摩擦紡績要素101の運動と同期して行わな
ければならないので、第3図によれば切換え装置8が設
けられており、この切換え装置8は、吸引可能な摩擦紡
績要素100から吸気ノズル111へ及びその逆に負圧を切換
えるように弁110に制御する。
ケーシング13は定置のケーシング部分133を有し、この
部分は、くさびギャップ102に入る方向に回転する吸引
可能な摩擦紡績要素100を収容する。このようにすれ
ば、吸気ノズル111に直接供給されるのではなく、繊維
供給通路24の開口近くに留まる摩擦紡績要素100にたい
積した繊維も、この摩擦紡績要素100によって吸気ノズ
ル111に供給される。くさびギャップ102から出る方向に
回転する摩擦紡績要素101は、それに対して相対的に可
動にケーシング部分134に支持されており、この部分が
軸15の回りで揺動可能になっている。ケーシング部分13
3とケーシング部分134は、軸15に対して同心的なガイド
面とシール面135又は136を有するので、摩擦紡績要素10
1の閉じ位置においてもケーシング13の良好な密閉が行
われる。ここでも可動の摩擦紡績要素101の動作位置
は、定置のケーシング部分133に対して調節可能な止め
部材16によって確保される。
摩擦紡績要素101と共にケーシング部分134がケーシング
部分133からいくらか離れると、すぐにこのケーシング
部分134は切換え装置8に接触し、負圧を切換え制御す
る。望ましいならば、切換え装置8を定置のケーシング
部分134に調節可能に取付けることもできる。
前記のように摩擦紡績要素100が定置の摩擦紡績要素101
に対して可動であることを常に前提としているが、両方
の摩擦紡績要素100及び101を同時に動かすこともまた可
能である。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明により構成されたオープンエンド摩擦
紡績装置を含む紡績位置の概略側面図、第2図は、オー
プンエンド摩擦紡績装置の平面図、第3図は、オープン
エンド摩擦紡績装置の横断面図、第4図は、本発明によ
る装置の別の構成の平面図、第5図は、第4図に示す装
置の正面図である。
10……オープンエンド摩擦紡績装置 13……ケーシング 14……糸導入スリット 16……止め部材 17……反転クラッチ 24……繊維供給通路 50……糸継ぎ装置 100,101……摩擦紡績要素 102……くさびギャップ 111,114……吸気ノズル 133,134……ケーシング部分

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同方向に回転する2つの摩擦紡績要素によ
    って形成されたくさびギャップに繊維を供給しかつ搬出
    し、その後繊維搬出動作を再び停止し、くさびギャップ
    内に集められた繊維へ糸端部を戻し、かつくさびギャッ
    プ内に供給された繊維を連続的に巻込むことによってこ
    の時形成された糸をくさびギャップから引出す、オープ
    ンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法において、
    くさびギャップに供給された繊維を、くさびギャップを
    通過させてくさびギャップとは反対の、摩擦紡績要素の
    側へ運び、かつこの側から搬出し、繊維搬出動作の終了
    後までくさびギャップへの繊維の供給を継続し、かつ繊
    維搬出動作の終了後に繊維をくさびギャップ内に集め、
    かつ戻された糸の端部に結合し、かつ糸の形で引出すこ
    とを特徴とする、オープンエンド摩擦紡績装置における
    紡績再開方法。
  2. 【請求項2】くさびギャップから繊維を搬出するため
    に、くさびギャップから出る方向に回転する摩擦紡績要
    素の回転方向を反転し、かつくさびギャップからの繊維
    搬出を終了させるため、前に回転方向を反転していた摩
    擦紡績要素の回転方向を再び反転し、従ってこの摩擦紡
    績要素を、再びくさびギャップから出る方向に回転させ
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】繊維を気圧作用により搬出する、特許請求
    の範囲第1項又は2項記載の方法。
  4. 【請求項4】繊維をくさびギャップに対して平行にこの
    くさびギャップから吸出す、特許請求の範囲第3項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】摩擦紡績要素の外部に作用する負圧をしゃ
    断することによって、くさびギャップからの繊維の搬出
    を中断する、特許請求の範囲第3又は4項記載の方法。
  6. 【請求項6】繊維の搬出のため、両方の摩擦紡績要素を
    互いに半径方向に引離す、特許請求の範囲第1〜5項の
    1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】互いに引離しかつ吸引可能な摩擦紡績要素
    の吸気をしゃ断することによって、両方の摩擦紡績要素
    を清掃し、かつ両方の摩擦紡績要素を改めて動作位置へ
    動かしたときに、初めて摩擦紡績要素に再び負圧を作用
    させる、特許請求の範囲第3又は6項記載の方法。
  8. 【請求項8】摩擦紡績要素を動作位置に戻すことによっ
    て、くさびギャップからの繊維の搬出を終了する、特許
    請求の範囲第6又は7項記載の方法。
  9. 【請求項9】繊維搬出を徐々に終了する、特許請求の範
    囲第1〜8項の1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】くさびギャップ外にある糸を糸継ぎ準備
    位置へ運び、かつその後初めてくさびギャップへの繊維
    供給を開始する、特許請求の範囲第1〜9項の1つに記
    載の方法。
  11. 【請求項11】形成された繊維集積部に糸の端部を載せ
    る、特許請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 【請求項12】遅くともくさびギャップからの繊維搬出
    を終了する時に、摩擦紡績要素を紡績方向に駆動する、
    特許請求の範囲第1〜11項の1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】ニップを形成する摩擦紡績要素が設けら
    れており、これら摩擦紡績要素の少なくとも1つが、負
    圧源に接続されており、ニップの方向に向けられた繊維
    供給通路が設けられており、かつ繊維搬出装置が設けら
    れている、オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再
    開方法を実施する装置において、繊維搬出装置(111)
    が、繊維供給通路(24)とは反対の、摩擦紡績要素(10
    0、101)の側に配置されており、かつ摩擦紡績要素(10
    0、101)に作用する制御装置(17、110)が設けられて
    いることを特徴とする、オープンエンド摩擦紡績装置に
    おける紡績再開装置。
  14. 【請求項14】繊維搬出装置が、制御可能な吸気ノズル
    (111)として構成されている、特許請求の範囲第13項
    記載の装置。
  15. 【請求項15】負圧が、吸気ノズル(111、114)から吸
    引可能な摩擦紡績要素(100)へ、及びその逆に切換え
    可能である、特許請求の範囲第13又は14項記載の装置。
  16. 【請求項16】吸気ノズル(111、114)と吸引可能な摩
    擦紡績要素(100)における負圧が、複数のオープンエ
    ンド摩擦紡績装置(10)に沿って走行可能な糸継ぎ装置
    (50)によって制御可能である、特許請求の範囲第13〜
    15項の1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】吸気ノズル内に作用する負圧が徐々に制
    御可能である、特許請求の範囲第13〜16項の1つに記載
    の装置。
  18. 【請求項18】繊維供給通路がくさびギャップの方に向
    けられており、このくさびギャップ(102)から出る方
    向に回転する摩擦紡績要素(101)に制御可能な反転ク
    ラッチが付属している、特許請求の範囲第13〜17項の1
    つに記載の装置。
  19. 【請求項19】摩擦紡績要素(100、101)が互いに相対
    的に半径方向に可動である、特許請求の範囲第13〜18項
    の1つに記載の装置。
  20. 【請求項20】摩擦紡績要素(100、101)の動作位置が
    止め部材(16)によつて設定できる、特許請求の範囲第
    19項記載の装置。
  21. 【請求項21】可動支持された摩擦紡績要素(101)の
    支持体が、定置支持された摩擦紡績要素(100)を収容
    するケーシング部分(133)に対して相対的に可動に支
    持されたケーシング部分(134)によって形成されてい
    る、特許請求の範囲第19又は20項記載装置。
  22. 【請求項22】吸気ノズル(111、114)と吸引可能な摩
    擦紡績要素(100)における負圧が、摩擦紡績要素(10
    0、101)の位置に依存して制御可能である、特許請求の
    範囲第13〜17及び19〜21項の1つに記載の装置。
  23. 【請求項23】摩擦紡績要素を収容するケーシングが設
    けられており、ケーシング(13)が、くさびギャップ
    (102)に入る方向に回転する摩擦紡績要素(100)の周
    面に対向して口を開いた糸導入スリット(14)を有す
    る、特許請求の範囲第13〜22項の1つに記載の装置。
  24. 【請求項24】くさびギャップ(102)に入る方向に回
    転する摩擦紡績要素(100)が定置支持されており、く
    さびギャップ(102)から出る方向に回転する摩擦紡績
    要素(100)が、もう一方の摩擦紡績要素(100)に対し
    て可動に支持されている、特許請求の範囲第19〜23項の
    1つに記載の装置。
JP61504317A 1985-09-20 1986-08-02 オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0665766B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3533587.4 1985-09-20
DE19853533587 DE3533587A1 (de) 1985-09-20 1985-09-20 Verfahren und vorrichtung zum wiederanspinnen einer offenend-friktionsspinnvorrichtung
PCT/DE1986/000318 WO1987001742A1 (en) 1985-09-20 1986-08-02 Process and device for resuming spinning on an open-end friction spinning device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63503153A JPS63503153A (ja) 1988-11-17
JPH0665766B2 true JPH0665766B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=6281496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61504317A Expired - Lifetime JPH0665766B2 (ja) 1985-09-20 1986-08-02 オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4781017A (ja)
EP (1) EP0276208B1 (ja)
JP (1) JPH0665766B2 (ja)
CN (1) CN1007627B (ja)
BR (1) BR8606884A (ja)
CZ (1) CZ632286A3 (ja)
DE (2) DE3533587A1 (ja)
IN (1) IN168438B (ja)
WO (1) WO1987001742A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19529654A1 (de) * 1995-08-11 1997-02-13 Schlafhorst & Co W Kreuzspulen herstellende Offenend-Spinnmaschine
US7404080B2 (en) 2001-04-16 2008-07-22 Bjorn Markus Jakobsson Methods and apparatus for efficient computation of one-way chains in cryptographic applications
CN100443632C (zh) * 2006-11-20 2008-12-17 中国重型汽车集团有限公司 一种低温锌系磷化液

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246825A (ja) * 1984-05-10 1985-12-06 ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 摩擦紡績機において糸をつぐ方法と装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1584247A (ja) * 1968-02-07 1969-12-19
DE2103171C3 (de) * 1971-01-23 1974-10-03 Skf Kugellagerfabriken Gmbh, 8720 Schweinfurt Vorrichtung zum Verspinnen eines Faserbandes nach dem Offen-End-Prinzip
AT338666B (de) * 1976-02-17 1977-09-12 Fehrer Ernst Gmbh Vorrichtung zum spinnen textiler fasern
GB2042599B (en) * 1978-10-26 1983-09-21 Platt Saco Lowell Ltd Open-end spinning apparatus
CS227602B1 (en) * 1980-02-13 1984-04-16 Jiri Ing Elias Method of and apparatus for yarn spinning-in in open-end spinning unit
DE3167885D1 (en) * 1980-02-16 1985-02-07 Hollingsworth Uk Ltd Apparatus and method of open-end spinning yarn
DE3168150D1 (en) * 1980-10-08 1985-02-21 Hollingsworth Uk Ltd Friction open-end spinning method and apparatus
DE3141733A1 (de) * 1980-10-23 1982-06-03 Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag, 5630 Remscheid "vorrichtung zum offenendspinnen"
DE3317361C2 (de) * 1983-05-13 1994-03-17 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zur Inbetriebnahme eines Friktionsspinnaggregates
DE3318687C2 (de) * 1983-05-21 1995-07-06 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zur Inbetriebnahme eines Friktionsspinnaggregats
CS240166B1 (en) * 1983-10-04 1986-02-13 Stanislav Skoda Fibre liberation device with spinning unit
DE3339129A1 (de) * 1983-10-28 1985-05-09 Fritz 7347 Bad Überkingen Stahlecker Verfahren und vorrichtung zum reinigen eines spinnaggregates einer oe-friktionsspinnmaschine
DE3342472A1 (de) * 1983-11-24 1985-06-05 Fritz 7347 Bad Überkingen Stahlecker Verfahren zum anspinnen eines garnes an einem spinnaggregat einer oe-friktionsspinnmaschine und oe-friktionsspinnmaschine
DE3403964A1 (de) * 1984-02-04 1985-08-08 Fritz 7347 Bad Überkingen Stahlecker Vorrichtung zum oe-friktionsspinnen
DE3432622A1 (de) * 1984-09-05 1986-03-13 Fritz 7347 Bad Überkingen Stahlecker Vorrichtung zum oe-friktionsspinnen

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246825A (ja) * 1984-05-10 1985-12-06 ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 摩擦紡績機において糸をつぐ方法と装置

Also Published As

Publication number Publication date
CZ632286A3 (en) 1993-04-14
US4781017A (en) 1988-11-01
IN168438B (ja) 1991-04-06
EP0276208A1 (de) 1988-08-03
DE3674805D1 (de) 1990-11-08
CN86106956A (zh) 1987-09-09
CN1007627B (zh) 1990-04-18
DE3533587A1 (de) 1987-04-16
WO1987001742A1 (en) 1987-03-26
DE3533587C2 (ja) 1989-01-12
BR8606884A (pt) 1987-11-03
JPS63503153A (ja) 1988-11-17
EP0276208B1 (de) 1990-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5022222A (en) Process and device for piecing yarn to an open-end spinning device
US4676059A (en) Process and device for starting spinning on an open-end spinning apparatus
US4920739A (en) Method and apparatus for reestablishing the spinning operation
EP1950162B1 (en) Suction system for spoolers
US4893462A (en) Open-end spinning machine and process for the start-up of such a device
US4845936A (en) Process and device to piece back to a spinning device operating with a pneumatic torsion element
US4541233A (en) Method and device for starting the operation of a friction-spinning machine unit
US4891933A (en) Method and apparatus for the rapid reestablishment of operation of a textile spinning machine
US4384451A (en) Method of an apparatus for spinning-in yarn in open-end spinning units
JPH0244925B2 (ja)
JPH04222234A (ja) ラップ処理機械におけるラップの接合方法及びラップ処理機械
WO1998036115A1 (en) A method of individual yarn spinning-in at an operating unit of a rotor spinning machine and a device for carrying out the method
US4089155A (en) Open-end spinning machine with facilities and method for the simultaneous piecing of all spinning units
CZ284503B6 (cs) Způsob a zařízení pro zapřádání spřádacího zařízení pro předení s otevřeným koncem
US5694756A (en) Process and device to stop an open-end rotor spinning device
US4246749A (en) Method of and apparatus for piecing yarn in open end rotor spinning units
US5327712A (en) Method and apparatus for intermediate yarn storage during renewed spun thread joining
US5463860A (en) Process and device for piecing an open-end spinning device
JP3283578B2 (ja) 操作オートマトンとエアージェット紡績機の紡績ステーションとの間の動作シーケンスの制御方法および制御装置
JPH0665766B2 (ja) オープンエンド摩擦紡績装置における紡績再開方法及び装置
US4628685A (en) Yarn piecing arrangement for an open-end friction spinning machine
US4586325A (en) Method and device for piecing on a thread in friction spinning machines
CN1986924A (zh) 通过接合器在气流纺纱机上恢复纺制组分纱线的方法以及实施该方法的装置
JPH10325024A (ja) オープンエンド・ロータ紡績機の紡績ボックス
US4633660A (en) Process and apparatus for rejoining a thread on an open-end friction-spinning device