JPH066282Y2 - テーパー軸連結装置 - Google Patents
テーパー軸連結装置Info
- Publication number
- JPH066282Y2 JPH066282Y2 JP14228187U JP14228187U JPH066282Y2 JP H066282 Y2 JPH066282 Y2 JP H066282Y2 JP 14228187 U JP14228187 U JP 14228187U JP 14228187 U JP14228187 U JP 14228187U JP H066282 Y2 JPH066282 Y2 JP H066282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- taper shaft
- mounting
- screw hole
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,回転軸端のテーパー部に,このテーパー部に
嵌合するテーパー孔をもった取り付け部品を着脱可能に
連結する装置に関する。
嵌合するテーパー孔をもった取り付け部品を着脱可能に
連結する装置に関する。
軸端にテーパー面を有する回転軸に,テーパー孔をもっ
た取り付け部品たとえばエンコーダの回転板やプーリな
どを取り付ける場合は,部品の取り付け孔を通したボル
トを回転軸端のねじ孔に螺合させて締め付け固定するよ
うにしているためテーパー面で強く連結され,取り付け
部品を取り外すときは,部品の側面を叩いたり,特別な
引き抜き工具を用いねばならない。
た取り付け部品たとえばエンコーダの回転板やプーリな
どを取り付ける場合は,部品の取り付け孔を通したボル
トを回転軸端のねじ孔に螺合させて締め付け固定するよ
うにしているためテーパー面で強く連結され,取り付け
部品を取り外すときは,部品の側面を叩いたり,特別な
引き抜き工具を用いねばならない。
このため,実公昭29−3008号公報に開示されている技術
では,第3図に示すように,テーパー軸1の軸端に設け
たねじ孔2に螺合するボルト10に取り付け部品3と係合
するフランジ11を設け,取り外し時は,フランジ11が取
り付け部品3に固着した押さえ板12をボルト10のゆるめ
に応じて押し出すようにしており,また,実公昭44−20
168号公報では,第4図に示すように締め付けボルト13
と別個に押し出しねじ14をそなえ,取り外し時は押し出
しねじ14をねじ込んでテーパー軸1の端面を押圧するよ
うにしてある。
では,第3図に示すように,テーパー軸1の軸端に設け
たねじ孔2に螺合するボルト10に取り付け部品3と係合
するフランジ11を設け,取り外し時は,フランジ11が取
り付け部品3に固着した押さえ板12をボルト10のゆるめ
に応じて押し出すようにしており,また,実公昭44−20
168号公報では,第4図に示すように締め付けボルト13
と別個に押し出しねじ14をそなえ,取り外し時は押し出
しねじ14をねじ込んでテーパー軸1の端面を押圧するよ
うにしてある。
しかるに,締め付けねじにフランジを設けたり,別個の
押し出しねじを設けることは,構造が面倒になるととも
に,部品数が増加し,加工が面倒になるなどの欠点があ
る。
押し出しねじを設けることは,構造が面倒になるととも
に,部品数が増加し,加工が面倒になるなどの欠点があ
る。
本案は上記の欠点にかんがみて考案されたもので,取り
付け部品にテーパー軸端のねじ孔より大径のねじ孔を設
け,テーパー軸端に螺合する締め付け用の小径ねじと,
前記取り付け部品のねじ孔に螺合する押し出し用の大径
ねじとを一体にし,その両端面にそれぞれ同じ締め付け
工具孔をそなえた締め付けねじを設けている。
付け部品にテーパー軸端のねじ孔より大径のねじ孔を設
け,テーパー軸端に螺合する締め付け用の小径ねじと,
前記取り付け部品のねじ孔に螺合する押し出し用の大径
ねじとを一体にし,その両端面にそれぞれ同じ締め付け
工具孔をそなえた締め付けねじを設けている。
取り付け部品を連結するときは,押し出し用ねじの端面
に設けた締め付け工具孔で小径ねじをテーパー軸端のね
じ孔に螺合させ,取り外すときは,締め付けねじを反対
向きにし,大径ねじを取り付け部品のねじ孔に螺合さ
せ,先端でテーパー軸端面を押圧させてテーパー面の嵌
合を離開させる。
に設けた締め付け工具孔で小径ねじをテーパー軸端のね
じ孔に螺合させ,取り外すときは,締め付けねじを反対
向きにし,大径ねじを取り付け部品のねじ孔に螺合さ
せ,先端でテーパー軸端面を押圧させてテーパー面の嵌
合を離開させる。
第1図および第2図は本考案の実施例を示すもので,1
はテーパー軸,2はテーパー軸端面のねじ孔,3は取り
付け部品,4は取り付け部品を貫通するねじ孔で,前記
テーパー軸のねじ孔2より大径にしてある。5は締め付
けねじで,前記ねじ孔2に螺合する小径ねじ部5aと,
ねじ孔4に螺合する大径ねじ部5bを軸方向に一体にそ
なえ,両端面に締め付け工具孔5c,5dを設けてある。6
はワッシャ,7は締め付け工具である。
はテーパー軸,2はテーパー軸端面のねじ孔,3は取り
付け部品,4は取り付け部品を貫通するねじ孔で,前記
テーパー軸のねじ孔2より大径にしてある。5は締め付
けねじで,前記ねじ孔2に螺合する小径ねじ部5aと,
ねじ孔4に螺合する大径ねじ部5bを軸方向に一体にそ
なえ,両端面に締め付け工具孔5c,5dを設けてある。6
はワッシャ,7は締め付け工具である。
取り付け部品3をテーパー軸1に取り付ける場合は,第
1図のようにワッシャ6を介して締め付けねじ5の小径
ねじ部5aをねじ孔4に通し,先端部をテーパー軸1の
ねじ孔2に螺合させ,締め付け工具孔5cに締め付け工
具たとえばボックススパナ7を挿入して締め付けを行わ
せる。
1図のようにワッシャ6を介して締め付けねじ5の小径
ねじ部5aをねじ孔4に通し,先端部をテーパー軸1の
ねじ孔2に螺合させ,締め付け工具孔5cに締め付け工
具たとえばボックススパナ7を挿入して締め付けを行わ
せる。
また,取り付け部品3をテーパー軸1から取り外す場合
は,第2図に示すように,締め付けねじ5をいったん引
き抜いてワッシャ6を除き,大径ねじ部5bを取り付け
部品のねじ孔4に螺合させてねじ込み,大径ねじ部の先
端をテーパー軸端面に当て,締め付け工具孔5dに前記
ボックススパナ7を挿入して締め付けると,テーパー軸
端を押圧して取り付け部品3をテーパー軸1から引き離
すことができる。
は,第2図に示すように,締め付けねじ5をいったん引
き抜いてワッシャ6を除き,大径ねじ部5bを取り付け
部品のねじ孔4に螺合させてねじ込み,大径ねじ部の先
端をテーパー軸端面に当て,締め付け工具孔5dに前記
ボックススパナ7を挿入して締め付けると,テーパー軸
端を押圧して取り付け部品3をテーパー軸1から引き離
すことができる。
このように本考案は,1個の締め付けねじに小径ねじ部
と大径ねじ部をそなえ,両端面に締め付け工具孔を設け
てあるので,小径ねじ部をテーパー軸のねじ孔に螺合さ
せて取り付け部品の連結を行うとともに,締め付けねじ
を反対にして大径ねじ部を取り付け部品のねじ孔に螺合
させテーパー軸端面を押圧することによってテーパー嵌
合部を引き離すことができ,別個の部品を必要とせず,
機構が簡単で,取り付け部品のねじ孔は部品取り付け時
にはねじ嵌合されないのでテーパー軸との軸心を正確に
合わせる必要がなく,製作を容易にし歩留りが良好にな
るなどの効果がある。
と大径ねじ部をそなえ,両端面に締め付け工具孔を設け
てあるので,小径ねじ部をテーパー軸のねじ孔に螺合さ
せて取り付け部品の連結を行うとともに,締め付けねじ
を反対にして大径ねじ部を取り付け部品のねじ孔に螺合
させテーパー軸端面を押圧することによってテーパー嵌
合部を引き離すことができ,別個の部品を必要とせず,
機構が簡単で,取り付け部品のねじ孔は部品取り付け時
にはねじ嵌合されないのでテーパー軸との軸心を正確に
合わせる必要がなく,製作を容易にし歩留りが良好にな
るなどの効果がある。
第1図は本考案の実施例を示す側断面図,第2図は第1
図の実施例における取り外し時の状態を示す側断面図,
第3図および第4図はそれぞれ従来の例を示す側断面図
である。 1はテーパー軸,2はねじ孔,3は取り付け部品,4は
取り付け部品のねじ孔,5は締め付けねじ,5aは小径
ねじ部,5bは大径ねじ部,5c・5dは締め付け工具
孔,6はワッシャ,10・13は締め付けねじ,14は
押し出しねじである。
図の実施例における取り外し時の状態を示す側断面図,
第3図および第4図はそれぞれ従来の例を示す側断面図
である。 1はテーパー軸,2はねじ孔,3は取り付け部品,4は
取り付け部品のねじ孔,5は締め付けねじ,5aは小径
ねじ部,5bは大径ねじ部,5c・5dは締め付け工具
孔,6はワッシャ,10・13は締め付けねじ,14は
押し出しねじである。
Claims (1)
- 【請求項1】テーパー軸端に取り付け部品を嵌合し,テ
ーパー軸端面のねじ孔に螺合する取り付けねじで着脱可
能に固着するテーパー軸連結装置において,取り付け部
品にテーパー軸端のねじ孔より大径のねじ孔を設け,テ
ーパー軸端のねじ孔に螺合して取り付け部品を固着する
小径ねじ部および前記取り付け部品のねじ孔に螺合して
テーパー軸端を押圧する大径ねじ部を軸方向に一体に構
成し,その両端面にそれぞれ取り付け工具孔を有する締
め付けねじと,固着時に前記締め付けねじの大径ねじ部
と取り付け部品との間に介挿するワッシャとをそなえた
テーパー軸連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228187U JPH066282Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | テーパー軸連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14228187U JPH066282Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | テーパー軸連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446531U JPS6446531U (ja) | 1989-03-22 |
JPH066282Y2 true JPH066282Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31408095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14228187U Expired - Lifetime JPH066282Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | テーパー軸連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066282Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2570587Y2 (ja) * | 1991-10-17 | 1998-05-06 | 株式会社明電舎 | 軸一体化車輪 |
JP2006258197A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Sanden Corp | 回転体と回転軸との締結構造 |
AT512432B1 (de) * | 2012-01-20 | 2016-06-15 | Andritz Hydro Gmbh | Rotorflügel für eine turbine |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP14228187U patent/JPH066282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446531U (ja) | 1989-03-22 |
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