JPH034807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034807Y2 JPH034807Y2 JP15820384U JP15820384U JPH034807Y2 JP H034807 Y2 JPH034807 Y2 JP H034807Y2 JP 15820384 U JP15820384 U JP 15820384U JP 15820384 U JP15820384 U JP 15820384U JP H034807 Y2 JPH034807 Y2 JP H034807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transom
- clamp
- screw
- outboard motor
- clamp screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は船外機の取付装置に関する。
従来の船外機をトランサムに取付けるクランプ
機構は、第2図に示すように船外機1に軸2によ
り枢支されたクランプブラケツト3の一端にクラ
ンプスクリユー4が螺挿され、このクランプスク
リユー4の外端にはハンドル5が、他端には押え
板6が取付けられており、船体のトランサム7へ
の取付けには同図に示すようにクランプブラケツ
ト3をトランサム7に引掛け、クランプスクリユ
ー4のハンドル5を回動してねじ込み、押え板6
をトランサム7に圧接して固定するようになされ
ている。
機構は、第2図に示すように船外機1に軸2によ
り枢支されたクランプブラケツト3の一端にクラ
ンプスクリユー4が螺挿され、このクランプスク
リユー4の外端にはハンドル5が、他端には押え
板6が取付けられており、船体のトランサム7へ
の取付けには同図に示すようにクランプブラケツ
ト3をトランサム7に引掛け、クランプスクリユ
ー4のハンドル5を回動してねじ込み、押え板6
をトランサム7に圧接して固定するようになされ
ている。
しかして、クランプスクリユー4のみでは、船
外機1の振動その他によりゆるみが生じて船外機
1がトランサム7から脱落するおそれがあるた
め、トランサム4とクランプブラケツト3とを貫
通する締付ボルト8により確実に両者を固定する
ようにしている。
外機1の振動その他によりゆるみが生じて船外機
1がトランサム7から脱落するおそれがあるた
め、トランサム4とクランプブラケツト3とを貫
通する締付ボルト8により確実に両者を固定する
ようにしている。
しかしながら、上記従来の構造によるもので
は、クランプスクリユー4の他に締付ボルト8を
用いるので、この締付ボルト8を締着するために
このボルト8の頭部8aとナツト8bとを同時に
2種の工具を用いて締付操作しなければならず、
締付作業が容易でないという欠点があつた。
は、クランプスクリユー4の他に締付ボルト8を
用いるので、この締付ボルト8を締着するために
このボルト8の頭部8aとナツト8bとを同時に
2種の工具を用いて締付操作しなければならず、
締付作業が容易でないという欠点があつた。
そこで、第3図に示すように、クランプスクリ
ユー4の先端部を延長してその外周にネジを形成
し、この延長部4aをトランサム7およびクラン
プブラケツト3に挿通してその突出端部にナツト
9を螺着することにより船外機1をトランサム7
に固定するようにしたものを本出願人は提案した
が、これによると船外機1をトランサム7から取
外す際にクランプスクリユー4をトランサム7か
ら完全に抜き取らなければならず、脱着時に手間
が掛るという難点がみられた。
ユー4の先端部を延長してその外周にネジを形成
し、この延長部4aをトランサム7およびクラン
プブラケツト3に挿通してその突出端部にナツト
9を螺着することにより船外機1をトランサム7
に固定するようにしたものを本出願人は提案した
が、これによると船外機1をトランサム7から取
外す際にクランプスクリユー4をトランサム7か
ら完全に抜き取らなければならず、脱着時に手間
が掛るという難点がみられた。
この考案は上記従来技術の欠点に着目し、これ
を改善することを目的とするもので、船外機をト
ランサムに脱着する際、単一の汎用工具で作業が
でき、トランサムボルトを取付けない場合でも従
来と同様にクランプスクリユーをねじ込むだけで
取付けることのできる船外機の取付装置を提供す
るものである。
を改善することを目的とするもので、船外機をト
ランサムに脱着する際、単一の汎用工具で作業が
でき、トランサムボルトを取付けない場合でも従
来と同様にクランプスクリユーをねじ込むだけで
取付けることのできる船外機の取付装置を提供す
るものである。
上記目的を達成するため、この考案は、クラン
プブラケツトに螺挿されるクランプスクリユーに
より船外機を船体のトランサムに取付けるクラン
プ機構において、クランプスクリユーの先端から
軸方向にネジ孔を設け、クランプブラケツトおよ
びトランサムに後側から挿通するトランサムボル
トを前記クランプスクリユーのネジ孔に螺挿締結
するようにしたことを特徴とするものである。
プブラケツトに螺挿されるクランプスクリユーに
より船外機を船体のトランサムに取付けるクラン
プ機構において、クランプスクリユーの先端から
軸方向にネジ孔を設け、クランプブラケツトおよ
びトランサムに後側から挿通するトランサムボル
トを前記クランプスクリユーのネジ孔に螺挿締結
するようにしたことを特徴とするものである。
以下この考案の実施例を第1図により第2図お
よび第3図と共通する部材には同一符号を用いて
説明する。
よび第3図と共通する部材には同一符号を用いて
説明する。
クランプブラケツト3の前部3aに螺挿される
クランプスクリユー4の先端から軸方向にネジ孔
10が形成され、このネジ孔10にトランサムボ
ルト11が螺挿されるようになつてる。このトラ
ンサムボルト11は、クランプブラケツト3の後
部3bに前記クランプスクリユー4と同一軸線上
に穿設された貫孔12およびトランサム7に穿設
された貫孔13を挿通して前記クランプスクリユ
ー4のネジ孔10に螺挿されるようになつてい
る。
クランプスクリユー4の先端から軸方向にネジ孔
10が形成され、このネジ孔10にトランサムボ
ルト11が螺挿されるようになつてる。このトラ
ンサムボルト11は、クランプブラケツト3の後
部3bに前記クランプスクリユー4と同一軸線上
に穿設された貫孔12およびトランサム7に穿設
された貫孔13を挿通して前記クランプスクリユ
ー4のネジ孔10に螺挿されるようになつてい
る。
クランプスクリユー4の外端には回動操作用の
ハンドル5がピン14により起伏自在に取付けら
れており、またクランプスクリユー4の内端には
トランサム7に圧接する押え板6が取付けられて
いる。
ハンドル5がピン14により起伏自在に取付けら
れており、またクランプスクリユー4の内端には
トランサム7に圧接する押え板6が取付けられて
いる。
したがつて、船外機1を船体に取付けるには、
クランプブラケツト3をトランサム7に嵌合して
クランプスクリユー4をねじ込んで押え板6をト
ランサム7に圧着させることによりクランプスク
リユー4のみによる船外機1の取付けができる。
クランプブラケツト3をトランサム7に嵌合して
クランプスクリユー4をねじ込んで押え板6をト
ランサム7に圧着させることによりクランプスク
リユー4のみによる船外機1の取付けができる。
船外機1の脱落を防止するため、トランサムボ
ルト11でさらに強固に取付けるには、クランプ
ブラケツト3の後部3bの貫孔12に後側からト
ランサムボルト11を挿入し、トランサム7の貫
孔13を通してクランプスクリユー4のネジ孔1
0に螺挿し、このトランサムボルト11の頭部1
1aに工具を嵌合して締着することによりクラン
プスクリユー4はゆるむことのない固定状態とな
る。
ルト11でさらに強固に取付けるには、クランプ
ブラケツト3の後部3bの貫孔12に後側からト
ランサムボルト11を挿入し、トランサム7の貫
孔13を通してクランプスクリユー4のネジ孔1
0に螺挿し、このトランサムボルト11の頭部1
1aに工具を嵌合して締着することによりクラン
プスクリユー4はゆるむことのない固定状態とな
る。
船外機1を取外すときは、トランサムボルト1
1をゆるめて抜き取り、ついでクランプスクリユ
ー4をゆるめることにより取外すことができる。
この場合、クランプスクリユー4はトランサム7
に圧接して固定されるているので、単一のスパナ
等の工具により作業することができる。
1をゆるめて抜き取り、ついでクランプスクリユ
ー4をゆるめることにより取外すことができる。
この場合、クランプスクリユー4はトランサム7
に圧接して固定されるているので、単一のスパナ
等の工具により作業することができる。
(考案の効果)
以上のようにこの考案は、クランプブラケツト
に螺挿されるクランプスクリユーにより船外機を
船体のトランサムに取付けるクランプ機構におい
て、クランプスクリユーの先端から軸方向にネジ
孔を設け、クランプブラケツトおよびトランサム
に後側から挿通するトランサムボルトを前記クラ
ンプスクリユーのネジ孔に螺挿締結するようにし
たので、トランサムボルトとクランプスクリユー
とが引合う方向に締着されてトランサムを挾着す
ることになり、船外機の取付強度を著しく高める
ことができ、またトランサムボルトの締着、取外
し時にはトランサムボルトの頭部のみに工具を嵌
めて回動操作すればよいので、1つの工具で足
り、船外機の脱着作業が容易に行なえ、さらにク
ランプスクリユーのみによる取付時には従来と同
様にクランプスクリユーのみを締付けるだけでよ
いなど、種々優れた効果がある。
に螺挿されるクランプスクリユーにより船外機を
船体のトランサムに取付けるクランプ機構におい
て、クランプスクリユーの先端から軸方向にネジ
孔を設け、クランプブラケツトおよびトランサム
に後側から挿通するトランサムボルトを前記クラ
ンプスクリユーのネジ孔に螺挿締結するようにし
たので、トランサムボルトとクランプスクリユー
とが引合う方向に締着されてトランサムを挾着す
ることになり、船外機の取付強度を著しく高める
ことができ、またトランサムボルトの締着、取外
し時にはトランサムボルトの頭部のみに工具を嵌
めて回動操作すればよいので、1つの工具で足
り、船外機の脱着作業が容易に行なえ、さらにク
ランプスクリユーのみによる取付時には従来と同
様にクランプスクリユーのみを締付けるだけでよ
いなど、種々優れた効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す要部の断面
図、第2図、第3図は従来例の断面図である。 1……船外機、3……クランプブラケツト、4
……クランプスクリユー、7……トランサム、1
0……ネジ孔、11……トランサムボルト、1
2,13……貫孔。
図、第2図、第3図は従来例の断面図である。 1……船外機、3……クランプブラケツト、4
……クランプスクリユー、7……トランサム、1
0……ネジ孔、11……トランサムボルト、1
2,13……貫孔。
Claims (1)
- クランプブラケツトに螺挿されるクランプスク
リユーにより船外機を船体のトランサムに取付け
るクランプ機構において、クランプスクリユーの
先端から軸方向にネジ孔を設け、クランプブラケ
ツトおよびトランサムに後側から挿通するトラン
サムボルトを前記クランプスクリユーのネジ孔に
螺挿締結するようにしたことを特徴とする船外機
の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15820384U JPH034807Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15820384U JPH034807Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173809U JPS6173809U (ja) | 1986-05-19 |
JPH034807Y2 true JPH034807Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=30716186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15820384U Expired JPH034807Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034807Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5993816B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2016-09-14 | 株式会社サワタ | 吊下金具 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP15820384U patent/JPH034807Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173809U (ja) | 1986-05-19 |
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