JPH0658034A - 扉の開閉装置 - Google Patents
扉の開閉装置Info
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- JPH0658034A JPH0658034A JP20935292A JP20935292A JPH0658034A JP H0658034 A JPH0658034 A JP H0658034A JP 20935292 A JP20935292 A JP 20935292A JP 20935292 A JP20935292 A JP 20935292A JP H0658034 A JPH0658034 A JP H0658034A
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- door
- shaft
- passage
- fitting
- pivot shaft
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Links
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/48—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements
- E05D15/50—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges
- E05D15/505—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges by radial separation of the hinge parts at the hinge axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hinges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構成簡単で安価な両開き可能な扉の開閉装置を
提供する。 【構成】キャビネット1の前面開口部2の左右端部の上
下両端にそれぞれ、鉛直方向に向く回転枢支軸10を備え
た軸取付金具9を設け、一方扉3の左右端部の上下両端
にはそれぞれ、軸受金具12と、この軸受金具12の両板部
12a間に位置し軸受金具12の先端の軸嵌入用通路13の奥
に扉3の端部側にふくらむように形成されたふくらみ部
13a内に位置した回転枢支軸10を抱着する抱着部材14
と、この抱着部材14に係合し抱着部材14に対し左右に移
動可能な規制部材15とを設け、両開き可能で扉の閉塞状
態を確実に保持し得るようにした。
提供する。 【構成】キャビネット1の前面開口部2の左右端部の上
下両端にそれぞれ、鉛直方向に向く回転枢支軸10を備え
た軸取付金具9を設け、一方扉3の左右端部の上下両端
にはそれぞれ、軸受金具12と、この軸受金具12の両板部
12a間に位置し軸受金具12の先端の軸嵌入用通路13の奥
に扉3の端部側にふくらむように形成されたふくらみ部
13a内に位置した回転枢支軸10を抱着する抱着部材14
と、この抱着部材14に係合し抱着部材14に対し左右に移
動可能な規制部材15とを設け、両開き可能で扉の閉塞状
態を確実に保持し得るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種家具に設けられる扉
の開閉装置に関するものである。
の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家具に回動自在に設けられる扉の
開き方向は一方向、例えば右開き、あるいは左開きの何
れかに限られていた。しかし乍ら家具の配置場所によっ
ては家具の内部に対する被収納物の出し入れのときに作
業が行ないにくい場合があった。そこで、左右何れの方
向からでも開くことができるようにした扉開閉装置が実
開昭61−98173 号などで種々提案されているが、何れも
構成が複雑で、コストが高くなるという問題があった。
開き方向は一方向、例えば右開き、あるいは左開きの何
れかに限られていた。しかし乍ら家具の配置場所によっ
ては家具の内部に対する被収納物の出し入れのときに作
業が行ないにくい場合があった。そこで、左右何れの方
向からでも開くことができるようにした扉開閉装置が実
開昭61−98173 号などで種々提案されているが、何れも
構成が複雑で、コストが高くなるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、構成簡単で安価な両開き可能な扉
の開閉装置を提供することを目的とするものである。
題を解決するもので、構成簡単で安価な両開き可能な扉
の開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、扉取付体の前面開口部の左右端部の上下両
端もしくは扉の左右端部の上下両端にそれぞれ、鉛直方
向に向く回転枢支軸を備えた軸取付金具を設け、一方扉
の左右端部の上下両端もしくは扉取付体の前面開口部の
左右端部の上下両端にはそれぞれ、軸受金具と、この軸
受金具の両板部間に位置し軸受金具の先端の軸嵌入用通
路の奥に扉の端部側にふくらむように形成されたふくら
み部内に位置した回転枢支軸を抱着する抱着部材と、こ
の抱着部材に係合し抱着部材に対し左右に移動可能な規
制部材とを設け、前記抱着部材は軸受金具に対して左右
に移動可能に構成されるとともに前記軸嵌入用通路に重
なるように形成されて前記回転枢支軸に対して嵌脱する
通路と、前記軸受金具に設けたピンに対して係脱する補
助通路を設け、また前記規制部材には扉が閉じた状態に
おいて軸取付金具に連設した突部と係止する係止部を設
け、さらに前記左右の回転枢支軸間の間隔を左右の軸受
金具の軸嵌入用通路間の間隔よりも若干大きくしたもの
である。
に本発明は、扉取付体の前面開口部の左右端部の上下両
端もしくは扉の左右端部の上下両端にそれぞれ、鉛直方
向に向く回転枢支軸を備えた軸取付金具を設け、一方扉
の左右端部の上下両端もしくは扉取付体の前面開口部の
左右端部の上下両端にはそれぞれ、軸受金具と、この軸
受金具の両板部間に位置し軸受金具の先端の軸嵌入用通
路の奥に扉の端部側にふくらむように形成されたふくら
み部内に位置した回転枢支軸を抱着する抱着部材と、こ
の抱着部材に係合し抱着部材に対し左右に移動可能な規
制部材とを設け、前記抱着部材は軸受金具に対して左右
に移動可能に構成されるとともに前記軸嵌入用通路に重
なるように形成されて前記回転枢支軸に対して嵌脱する
通路と、前記軸受金具に設けたピンに対して係脱する補
助通路を設け、また前記規制部材には扉が閉じた状態に
おいて軸取付金具に連設した突部と係止する係止部を設
け、さらに前記左右の回転枢支軸間の間隔を左右の軸受
金具の軸嵌入用通路間の間隔よりも若干大きくしたもの
である。
【0005】
【作用】この構成により、構成簡単で閉塞状態を確実に
保持し得、且つスムーズに開閉が可能な両開き式扉の開
閉装置を安価に提供することができる。
保持し得、且つスムーズに開閉が可能な両開き式扉の開
閉装置を安価に提供することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図8において、1はキャビネッ
トで、このキャビネット1の前面開口部2には扉3が設
けられる。この扉3は前記キャビネット1の前端部にお
ける左右の側板4の上下両端にビス止めされるキャビネ
ット側部材5と、扉3の上下両端且つ左右両端にビス止
めされる扉側部材6とを連結させることによりキャビネ
ット1に支持される。従って、前記キャビネット側部材
5と扉側部材6とを連結させることにより構成される支
持装置7が4隅に位置してキャビネット1に扉3を両開
き可能に支持するのである。
づいて説明する。図1〜図8において、1はキャビネッ
トで、このキャビネット1の前面開口部2には扉3が設
けられる。この扉3は前記キャビネット1の前端部にお
ける左右の側板4の上下両端にビス止めされるキャビネ
ット側部材5と、扉3の上下両端且つ左右両端にビス止
めされる扉側部材6とを連結させることによりキャビネ
ット1に支持される。従って、前記キャビネット側部材
5と扉側部材6とを連結させることにより構成される支
持装置7が4隅に位置してキャビネット1に扉3を両開
き可能に支持するのである。
【0007】詳しくは各支持装置7においてキャビネッ
ト側部材5はキャビネット1の側板4の内面にビス8に
て固定され先端部がキャビネット1の前端部から前方に
突出する軸取付金具9と、この軸取付金具9の先端に軸
芯が鉛直方向に向くように設けられた回転枢支軸10とか
ら構成されている。
ト側部材5はキャビネット1の側板4の内面にビス8に
て固定され先端部がキャビネット1の前端部から前方に
突出する軸取付金具9と、この軸取付金具9の先端に軸
芯が鉛直方向に向くように設けられた回転枢支軸10とか
ら構成されている。
【0008】また、扉側部材6は扉3の内面にビス11に
て固定される軸受金具12と、この軸受金具12の上下2枚
の板部12a間に位置し軸受金具12の先端の軸嵌入用通路
13に対する前記回転枢支軸10の出退時に軸受金具12に対
して左右に往復移動する樹脂製の抱着部材14と、同じく
前記軸受金具12の板部12a間に位置し抱着部材14の凹部
14aに重なって抱着部材14の爪14bに係合する段部15a
を備え且つ抱着部材14に対し左右に移動可能な樹脂製の
規制部材15とから構成されている。さらに詳しくは、前
記軸嵌入用通路13は扉3の上端に取り付けられる扉側部
材6の場合は上側の板部12aの先端に形成されていると
ともに、扉3の下端に取り付けられる扉側部材6の場合
は下側の板部12aの先端に形成されており、この軸嵌入
用通路13の奥のふくらみ部13aは扉3の端部側にふくら
んでいる。また、前記抱着部材14には前記回転枢支軸10
に対して嵌脱する通路16と、扉3が閉じた状態において
軸受金具12に設けられている2本のピン17,17を嵌入さ
せる円弧状の補助通路18,18と、同じく扉3が閉じた状
態において軸取付金具9に連設されている折り曲げ片19
を嵌入させる切り欠き部20を備えている。なお、前記補
助通路18,18の奥のふくらみ部18a,18aは扉3の端部
側にふくらんでいる。さらに、前記規制部材15には扉3
が閉じた状態において前記軸受金具12に設けられている
2本のピン17,17とは別のピン21を嵌入させる円弧状の
補助通路22が設けられているとともに、この補助通路22
が前記ピン21に係合したときに前記切り欠き部20に嵌入
した折り曲げ片19の鉛直方向に突出する突部19aを嵌入
させる切り欠き部23とこの切り欠き部23からの前記突部
19aの抜け外れを防止すべく切り欠き部23の入り口部に
形成された係止部24が設けられている。22aは前記補助
通路22に嵌入した前記ピン21に弾性をもって係合するよ
うに補助通路22の内面に形成された突部である。ところ
で、前記キャビネット1側の左右の回転枢支軸10,10間
の間隔が扉3側の左右の軸嵌入用通路13,13間の間隔よ
りも若干広く、例えば一側部の回転枢支軸10がふくらみ
部13a内に位置した状態で他側部の回転枢支軸10が軸嵌
入用通路13内に位置し、その後他側部の回転枢支軸10が
軸嵌入用通路13の奥でふくらみ部13aの側に動くと、他
側部の回転枢支軸10は前記抱着部材14を押し、抱着部材
14の一部が軸嵌入用通路13の幅を狭め、軸嵌入用通路13
からの回転枢支軸10の抜け止めを行なうようになってい
る。一側部の回転枢支軸10においても抱着部材14の一部
が軸嵌入用通路13の幅を狭め、軸嵌入用通路13からの回
転枢支軸10の抜け止めが行なわれるものである。このと
きの抱着部材14の左右の移動は前記ふくらみ部13aおよ
びふくらみ部18aのふくらみの範囲内で行なわれる。
て固定される軸受金具12と、この軸受金具12の上下2枚
の板部12a間に位置し軸受金具12の先端の軸嵌入用通路
13に対する前記回転枢支軸10の出退時に軸受金具12に対
して左右に往復移動する樹脂製の抱着部材14と、同じく
前記軸受金具12の板部12a間に位置し抱着部材14の凹部
14aに重なって抱着部材14の爪14bに係合する段部15a
を備え且つ抱着部材14に対し左右に移動可能な樹脂製の
規制部材15とから構成されている。さらに詳しくは、前
記軸嵌入用通路13は扉3の上端に取り付けられる扉側部
材6の場合は上側の板部12aの先端に形成されていると
ともに、扉3の下端に取り付けられる扉側部材6の場合
は下側の板部12aの先端に形成されており、この軸嵌入
用通路13の奥のふくらみ部13aは扉3の端部側にふくら
んでいる。また、前記抱着部材14には前記回転枢支軸10
に対して嵌脱する通路16と、扉3が閉じた状態において
軸受金具12に設けられている2本のピン17,17を嵌入さ
せる円弧状の補助通路18,18と、同じく扉3が閉じた状
態において軸取付金具9に連設されている折り曲げ片19
を嵌入させる切り欠き部20を備えている。なお、前記補
助通路18,18の奥のふくらみ部18a,18aは扉3の端部
側にふくらんでいる。さらに、前記規制部材15には扉3
が閉じた状態において前記軸受金具12に設けられている
2本のピン17,17とは別のピン21を嵌入させる円弧状の
補助通路22が設けられているとともに、この補助通路22
が前記ピン21に係合したときに前記切り欠き部20に嵌入
した折り曲げ片19の鉛直方向に突出する突部19aを嵌入
させる切り欠き部23とこの切り欠き部23からの前記突部
19aの抜け外れを防止すべく切り欠き部23の入り口部に
形成された係止部24が設けられている。22aは前記補助
通路22に嵌入した前記ピン21に弾性をもって係合するよ
うに補助通路22の内面に形成された突部である。ところ
で、前記キャビネット1側の左右の回転枢支軸10,10間
の間隔が扉3側の左右の軸嵌入用通路13,13間の間隔よ
りも若干広く、例えば一側部の回転枢支軸10がふくらみ
部13a内に位置した状態で他側部の回転枢支軸10が軸嵌
入用通路13内に位置し、その後他側部の回転枢支軸10が
軸嵌入用通路13の奥でふくらみ部13aの側に動くと、他
側部の回転枢支軸10は前記抱着部材14を押し、抱着部材
14の一部が軸嵌入用通路13の幅を狭め、軸嵌入用通路13
からの回転枢支軸10の抜け止めを行なうようになってい
る。一側部の回転枢支軸10においても抱着部材14の一部
が軸嵌入用通路13の幅を狭め、軸嵌入用通路13からの回
転枢支軸10の抜け止めが行なわれるものである。このと
きの抱着部材14の左右の移動は前記ふくらみ部13aおよ
びふくらみ部18aのふくらみの範囲内で行なわれる。
【0009】上記構成のキャビネット側部材5と扉側部
材6とからなる支持装置7を4個用いて、キャビネット
1に対して扉3を取り付けることにより、扉3は左右の
どちらからでも開くことができる両開き式となる。図6
〜図8にその動作の状態を示しており、図6に示すよう
な閉じた状態の扉3を一側部の回転枢支軸10を支点に開
くときは扉3の他側部を手前に引くことにより、扉3の
一側部の軸嵌入用通路13のふくらみ部13a内に回転枢支
軸10が位置するように力が掛かり、同時に扉3の他側部
の軸嵌入用通路13内の入口部に対向する位置に他側部の
回転枢支軸10が重なって位置し、他側部の軸嵌入用通路
13および抱着部材14の通路16から他側部の回転枢支軸10
が抜け出て扉3は一側部の回転枢支軸10を支点に回動す
る(図7参照)。この図7に示す状態において、扉3の
一側部では前記規制部材15の係止部24に前記軸取付金具
9に連設されている折り曲げ片19の鉛直方向に突出する
突部19aが係止した状態で抱着部材14とともに軸受金具
12から抜け出て軸取付金具9と一体的に結合されてお
り、また扉3の一側部の軸受金具12に対して回転枢支軸
10は前記軸嵌入用通路13のふくらみ部13a内において抱
着部材14の通路16の奥でつかまれて、扉3はキャビネッ
ト1に枢支されている。このように回転枢支軸10が軸嵌
入用通路13のふくらみ部13a内において抱着部材14の通
路16の奥でつかまれるのは、扉3の回動時に抱着部材14
の円弧状の補助通路18,18の内面が前記ピン17,17とこ
すれあい、且つ抱着部材14の円弧状の外面が前記別のピ
ン21とこすれあう結果、抱着部材14が軸嵌入用通路13の
ふくらみ部13a側に押し付けられるからである。
材6とからなる支持装置7を4個用いて、キャビネット
1に対して扉3を取り付けることにより、扉3は左右の
どちらからでも開くことができる両開き式となる。図6
〜図8にその動作の状態を示しており、図6に示すよう
な閉じた状態の扉3を一側部の回転枢支軸10を支点に開
くときは扉3の他側部を手前に引くことにより、扉3の
一側部の軸嵌入用通路13のふくらみ部13a内に回転枢支
軸10が位置するように力が掛かり、同時に扉3の他側部
の軸嵌入用通路13内の入口部に対向する位置に他側部の
回転枢支軸10が重なって位置し、他側部の軸嵌入用通路
13および抱着部材14の通路16から他側部の回転枢支軸10
が抜け出て扉3は一側部の回転枢支軸10を支点に回動す
る(図7参照)。この図7に示す状態において、扉3の
一側部では前記規制部材15の係止部24に前記軸取付金具
9に連設されている折り曲げ片19の鉛直方向に突出する
突部19aが係止した状態で抱着部材14とともに軸受金具
12から抜け出て軸取付金具9と一体的に結合されてお
り、また扉3の一側部の軸受金具12に対して回転枢支軸
10は前記軸嵌入用通路13のふくらみ部13a内において抱
着部材14の通路16の奥でつかまれて、扉3はキャビネッ
ト1に枢支されている。このように回転枢支軸10が軸嵌
入用通路13のふくらみ部13a内において抱着部材14の通
路16の奥でつかまれるのは、扉3の回動時に抱着部材14
の円弧状の補助通路18,18の内面が前記ピン17,17とこ
すれあい、且つ抱着部材14の円弧状の外面が前記別のピ
ン21とこすれあう結果、抱着部材14が軸嵌入用通路13の
ふくらみ部13a側に押し付けられるからである。
【0010】なお、扉3の他側部の軸嵌入用通路13およ
び抱着部材14の通路16から他側部の回転枢支軸10が抜け
出たとき、抱着部材14は補助通路18,18の奥のふくらみ
部18a,18aが軸受金具12の2本のピン17,17と嵌入し
て軸受金具12からの外れが防止されており、また規制部
材15は補助通路22の奥に軸受金具12のピン21と嵌入して
軸受金具12からの外れが防止されている。
び抱着部材14の通路16から他側部の回転枢支軸10が抜け
出たとき、抱着部材14は補助通路18,18の奥のふくらみ
部18a,18aが軸受金具12の2本のピン17,17と嵌入し
て軸受金具12からの外れが防止されており、また規制部
材15は補助通路22の奥に軸受金具12のピン21と嵌入して
軸受金具12からの外れが防止されている。
【0011】図6に示すような閉じた状態の扉3を他側
部の回転枢支軸10を支点に開くときは扉3の一側部を手
前に引くことにより、前述と同様の動作により扉3は開
かれる。
部の回転枢支軸10を支点に開くときは扉3の一側部を手
前に引くことにより、前述と同様の動作により扉3は開
かれる。
【0012】扉3を閉じるときは、扉3を閉動させると
前述の扉開動時の動作と逆の動作でキャビネット1の左
右の軸取付金具9の回転枢支軸10に扉3の左右の軸受金
具12が結合される。即ち、扉3を閉じたとき、扉3の左
右の軸受金具12がキャビネット1の左右の軸取付金具9
の回転枢支軸10に連結されることは前述のことからも明
らかであるが、本発明実施例はさらに補助通路22が軸受
金具12のピン21と嵌入して固定されている規制部材15の
係止部24に、前記軸取付金具9に連設されている折り曲
げ片19の鉛直方向に突出する突部19aが係止してキャビ
ネット1に対する扉3の連結は確実になされる。
前述の扉開動時の動作と逆の動作でキャビネット1の左
右の軸取付金具9の回転枢支軸10に扉3の左右の軸受金
具12が結合される。即ち、扉3を閉じたとき、扉3の左
右の軸受金具12がキャビネット1の左右の軸取付金具9
の回転枢支軸10に連結されることは前述のことからも明
らかであるが、本発明実施例はさらに補助通路22が軸受
金具12のピン21と嵌入して固定されている規制部材15の
係止部24に、前記軸取付金具9に連設されている折り曲
げ片19の鉛直方向に突出する突部19aが係止してキャビ
ネット1に対する扉3の連結は確実になされる。
【0013】ところで、上記実施例において、回転枢支
軸10をキャビネット1側に設け、軸受金具12を扉3側に
設けているが、その逆、即ちキャビネット1側に軸受金
具12、扉3側に回転枢支軸10を設けるようにしても良
い。
軸10をキャビネット1側に設け、軸受金具12を扉3側に
設けているが、その逆、即ちキャビネット1側に軸受金
具12、扉3側に回転枢支軸10を設けるようにしても良
い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、構成簡単
で閉塞状態を確実に保持し得、且つスムーズに開閉が可
能な両開き式扉の開閉装置を安価に提供することができ
る。しかも、本発明では扉を閉じた状態において、軸取
付金具の回転枢支軸を軸受金具の軸嵌入用通路のふくら
み部内で抱着部材でつかんで支持している他、軸受金具
に固定されている規制部材の係止部に、軸取付金具に連
設されている折り曲げ片の突部が係止することからキャ
ビネットに対する扉の連結は確実になされる。
で閉塞状態を確実に保持し得、且つスムーズに開閉が可
能な両開き式扉の開閉装置を安価に提供することができ
る。しかも、本発明では扉を閉じた状態において、軸取
付金具の回転枢支軸を軸受金具の軸嵌入用通路のふくら
み部内で抱着部材でつかんで支持している他、軸受金具
に固定されている規制部材の係止部に、軸取付金具に連
設されている折り曲げ片の突部が係止することからキャ
ビネットに対する扉の連結は確実になされる。
【図1】本発明の一実施例における開閉装置の分解斜視
図である。
図である。
【図2】同扉側に取り付けられる扉側部材の抱着部材を
裏側から見た拡大斜視図である。
裏側から見た拡大斜視図である。
【図3】同扉側に取り付けられる扉側部材の規制部材を
裏側から見た拡大斜視図である。
裏側から見た拡大斜視図である。
【図4】同扉側に取り付けられる扉側部材の一部切り欠
き斜視図である。
き斜視図である。
【図5】同扉側部材とキャビネット側部材との関係を示
す一部切り欠き拡大斜視図である。
す一部切り欠き拡大斜視図である。
【図6】同扉を閉じた状態を示す横断面図である。
【図7】同扉の左側を開いた状態を示す横断面図であ
る。
る。
【図8】同扉の右側を開いた状態を示す横断面図であ
る。
る。
1 キャビネット 2 前面開口部 3 扉 4 側板 5 キャビネット側部材 6 扉側部材 7 支持装置 9 軸取付金具 10 回転枢支軸 12 軸受金具 12a 板部 13 軸嵌入用通路 13a ふくらみ部 14 抱着部材 14a 凹部 14b 爪 15 規制部材 15a 段部 16 通路 17 ピン 18 補助通路 18a ふくらみ部 19 折り曲げ片 19a 突部 20 切り欠き部 21 ピン 22 補助通路 23 切り欠き部 24 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 扉取付体の前面開口部の左右端部の上下
両端もしくは扉の左右端部の上下両端にそれぞれ、鉛直
方向に向く回転枢支軸を備えた軸取付金具を設け、一方
扉の左右端部の上下両端もしくは扉取付体の前面開口部
の左右端部の上下両端にはそれぞれ、軸受金具と、この
軸受金具の両板部間に位置し軸受金具の先端の軸嵌入用
通路の奥に扉の端部側にふくらむように形成されたふく
らみ部内に位置した回転枢支軸を抱着する抱着部材と、
この抱着部材に係合し抱着部材に対し左右に移動可能な
規制部材とを設け、前記抱着部材は軸受金具に対して左
右に移動可能に構成されるとともに前記軸嵌入用通路に
重なるように形成されて前記回転枢支軸に対して嵌脱す
る通路と、前記軸受金具に設けたピンに対して係脱する
補助通路を設け、また前記規制部材には扉が閉じた状態
において軸取付金具に連設した突部と係止する係止部を
設け、さらに前記左右の回転枢支軸間の間隔を左右の軸
受金具の軸嵌入用通路間の間隔よりも若干大きくしたこ
とを特徴とする扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20935292A JPH0658034A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20935292A JPH0658034A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 扉の開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658034A true JPH0658034A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16571529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20935292A Pending JPH0658034A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 扉の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658034A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5675934A (en) * | 1994-06-16 | 1997-10-14 | Hong Il Lee | Device capable of opening/closing a door at either side thereof |
ITMI20111723A1 (it) * | 2011-09-23 | 2013-03-24 | Ivo Pellegri | Cerniera a incasso per porta reversibile |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP20935292A patent/JPH0658034A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5675934A (en) * | 1994-06-16 | 1997-10-14 | Hong Il Lee | Device capable of opening/closing a door at either side thereof |
ITMI20111723A1 (it) * | 2011-09-23 | 2013-03-24 | Ivo Pellegri | Cerniera a incasso per porta reversibile |
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