JPH0656262A - 輸送ユニット上に容器を積載する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 首部を有する容器を輸送ユニット上に積載す
る装置を提供する。 【構成】 本発明の積載装置において、輸送ユニット
（３）は各容器の首部用の把持機構（４）を備えてお
り、該機構および容器が同一の距離（Ｐ）だけ離されて
いる。該装置は、積載ゾーン内で把持機構（４）が円弧
状軌道を描くように軸（１１）の周りで回転する輸送ユ
ニット（３）と、同一の距離（Ｐ）だけ離れている各容
器の受容手段（５）を備えるようになると共に軸（１
１）に平行な軸（６）の周りで輸送ユニット（３）と同
一の方向に回転しながら該ユニット上に位置付けられ、
その直径および軸（６）および（１１）の各位置は投影
平面において受容手段の円形軌道が把持機構の円弧状軌
道と（Ａで）交差するようになる容器の回転収容プレー
ト（１）と、容器の首部が軌道の交差点を通過する瞬間
に該首部を掴むように把持機構を制御する手段と、把持
機構が軌道の交差点でプレートの受容手段と同期して現
れるように輸送ユニットとプレートとを同期して起動す
る手段とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、輸送ユニット上で特に
びんの首部を提示する容器の積載装置に提供される改良
に関し、該輸送ユニットは容器の首部の個別の把持機構
を備えており、把持機構は、互いに所定の距離の間隔を
置いて配置されており、容器は所定の距離の間隔で次々
に積載装置に運ばれる。

【０００２】

【従来の技術】容器の製造および／または充填設備にお
いて、容器の移動はいくつかの実施態様が知られている
トランスファホイール（roues de transfert）によって
よどみなく行われる。

【０００３】しかし、このホイールによって確実に行わ
れる単一の機能は移動機能であり、ホイールは、例えば
これらのホイールが支持している容器の首部内のチャッ
クによる打ち込みにより生み出される垂直応力のような
応力に耐えるように機械的に構成されてはいない。

【０００４】その上、容器の製造設備において使用され
る容器を構成する可塑材料の加熱炉において、容器の移
送は、容器を把持すると共に移動してチャックの下に運
ばれるスロット付きプレートによって確実に行われ得
る。しかし既知の設備において、チャックは直線的に移
動し、従って容器の移送はチャックの直線経路ゾーン内
で実行され、その結果設備の外形寸法が大きくなる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の装置
によって提示された不利点を取り除いて積載装置を改善
することを主要な目的とし、そのために乗っている容器
の上に及ぼされる垂直応力に耐えるように機械的に構成
されると共に、いくつかの既知の装置よりかさばらない
外形寸法で製造されるように改善された積載装置を提供
することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】そのために、本発明に従
って配置されている序文で引用されたタイプの積載装置
は、容器の積載ゾーン内の円形または円弧状の輸送ユニ
ットであって、回転軸の周りで所定の方向に回転し、該
ユニットによって支持されている把持機構が容器の積載
ゾーン内で上記軸の周りに所定の直径を有する円弧状軌
道を描く輸送ユニットと、各容器用の受容手段の円周上
またはその近くに備えられた装置まで運ばれた容器の回
転収容プレートであって、該手段が互いに上記の所定の
距離と同一の距離間隔を提示し、輸送ユニットの上に取
り付けられていると共に輸送ユニットの軸と平行な軸の
周りで該ユニットと同一の方向に回転し、プレートの直
径ならびに輸送ユニットの軸およびプレートの軸の位置
は、プレートの受容手段の首部の円形軌道が投影平面
（projection plane）において輸送ユニットの把持機構
の円弧状軌道と交差するようになっている収容プレート
と、上記軌道の交差点を通過する瞬間に容器の首部をそ
れぞれ把持するべく把持機構を制御するように配置され
ている輸送ユニットの把持機構の制御手段と、輸送ユニ
ットの把持機構がプレートの受容手段と同期して軌道の
交差点に順次現れるように輸送ユニットおよび収容プレ
ートの回転と同期する駆動手段とを含むことを主な特徴
としている。

【０００７】従って、本発明による装置によって、その
取り入れ口で容器を把持し、輸送ユニットに該容器を与
える収容プレートと輸送ユニット自身とは、収容プレー
トと同時に少なくともその軌道の一部においては積層さ
れた回転構造であり、収容プレートから輸送ユニット上
への容器の積載行程は曲線状（円形）軌道の一部におい
て実行され、その結果、積載装置を備えた設備の縦方向
の長さが減少される。

【０００８】さらに、積載に必要な曲線状軌道の上記部
分の長さは比較的小さく、このカーブしたゾーン内の容
器を処理または処理を開始するために円形または円弧状
の輸送ユニットに乗せられた容器の円形軌道に従う部分
を使用することが可能である。その結果、そこでもまた
設備の全体外形寸法が減少される。

【０００９】さらに輸送ユニットは、特に例えば各容器
の首部のチャックによる打ち込みによって生み出される
ような垂直応力に耐えるべく望ましい耐性を有するよう
にも機械的に構成され得る。

【００１０】最後に、収容プレートによって運ばれた容
器と輸送ユニットに備えられた把持機構とが分割円形軌
道に並んで行く（内部接触状態）のではなく該軌道に付
き従うという事実により、下記の二つの利点が兼ね備え
られている。

【００１１】− 各把持機構と各容器との垂直一致は幾
何学平面上では並行軌道の場合よりずっと良好に規定さ
れる。

【００１２】− 垂直一致は、機械的平面上では経時的
により容易に且つより小さくなるように確実に行われ
得、一方時と共に現れる避けられない遊びが並行軌道に
よる一致をより不確実且つより短くさせ、さらに分割軌
道により、容器が輸送ユニットに乗せられるとプレート
から素早く取り出すことが可能になると共に、いくつか
の形態の積載装置の組立および使用への移動中の部品の
介入を防止する。

【００１３】プレートは、容器の受容手段が所定の直径
を有する円形軌道に従うと共にプレートの回転軸が把持
機構と受容手段とのそれぞれの軌道との交差点を作り出
すように輸送ユニットの回転軸から離されるように運ば
れるのが好ましい。本装置の正常な機能は、プレートの
受容手段と輸送ユニットの把持機構とのそれぞれの軌道
の交差角度が２度から５度の範囲、好ましくは３度であ
る場合に得られる。

【００１４】受容手段の軌道と把持機構の軌道との交差
点の向こうに（回転方向に）、それぞれの容器から降ろ
された受容手段が上記に示唆したように把持機構に乗せ
られている容器にもはや衝突しないように、プレートの
受容手段は輸送ユニットが従う円弧状軌道の内部に向か
って輸送ユニットの把持機構から離れるようにプレート
の回転軸が輸送ユニットの回転軸に対して位置をずらさ
れるのが有利である。好ましい実施態様において、本装
置は、 − 輸送ユニットを支承する垂直回転軸と、 − 軸が自由回転して横切り且つ該軸に対して偏心して
いる回転固定パッキンと、 − パッキンの周りに自由回転するように取り付けられ
ていると共に輸送ユニットの上に伸長するプレートと連
動する回転ボスとを含んでいる。

【００１５】その場合、プレートおよび輸送ユニットの
回転駆動を同一のモータ手段から用意することによって
装置設計を簡易化するのが有利であり、そのために輸送
ユニットとプレートとの同期駆動手段が、 − 回転軸を駆動するモータと、 − 輸送ユニットを支持し且つ該ユニットに対してずら
されているモータの軸に平行な中間軸と、 − 中間軸を回転駆動するためのモータ軸と中間軸との
間の第１の回転移動伝動装置と、 − 中間軸とプレートのボスとの間の第２の回転移動伝
動装置であって、第１および第２の伝動装置の伝動比率
は、輸送ユニットの把持機構とプレートの受容手段とが
それぞれの軌道の交差点でそれぞれ連続的に同期して現
れるようになっており、第１および第２の回転移動伝動
装置が取扱いやすいようにプーリおよびベルト伝動装置
である第２の回転移動伝動装置とを含んでいる。

【００１６】本装置の特定の実施例において、輸送ユニ
ットは、把持機構を備えた輸送エンドレスチェーンを含
んでおり、該エンドレスチェーンの支持および駆動ホイ
ールは回転軸の周りで回転し、エンドレスチェーンによ
って支持されている把持機構は、該チェーンがホイール
上を通過する際に所定の直径を有する円弧状軌道を描
き、その場合、垂直回転軸はエンドレスチェーンの駆動
ホイールを支持する。

【００１７】

【実施例】本発明は、添付図面を参照して単に非限定的
例として下記に与えられている好ましい実施例について
の詳細な記載を通してより良く理解されるであろう。

【００１８】図１および図２に示されている積載装置は
主に、当業者には既知のあらゆる供給手段（例えばその
本体で容器を把握するウォーム装置）により本装置に接
線をなして（例えば矢印２に沿って）取り付けられる容
器の回転収容プレート１と、該プレート１によってもた
らされる容器の個々の把持機構４を備えていると共に収
容プレート１の上に位置して該プレートと一緒に同一の
方向に回転する輸送ユニット３とを含んでいる。

【００１９】容器は首部（例えばびんまたはそれと同等
なものの）を有しており、且つピッチ合わせ手段（des
moyens de mise au pas）（図示せず）により互いに所
定の距離Ｐに等しい距離だけ離されて軸７の軌道に沿っ
て次々と（矢印２に従って）運ばれる。

【００２０】軸６の周りで回転する収容プレート１はそ
の全円周縁８に沿って、円周上でこれも上記値Ｐを有す
る距離だけ互いに離れている一連の凹み５によって構成
されている容器の首部の受容手段を提示している。該凹
みは容器の首部を受容すると共に、首部を取り巻き且つ
凹みの縁上に支持されている突出した環状カラーによっ
て容器を支持するように適合されている。

【００２１】検討中の例において、輸送ユニット３は主
として密閉された連結構造によって構成されていると共
に、各々が容器の首部を支持するように配置されている
相互回転環エンドレスチェーン９を形成している。該輸
送ユニットは、その上でエンドレスチェーン９が回転す
ると共に該チェーンを支持且つ駆動するように配置され
ている比較的大きな直径を有する駆動ホイール１０とを
さらに含んでおり、それによってモータ手段はピッチ合
わせ手段７と軸１１の周りで回転する駆動ホイール１０
との同時駆動を確実に行う。

【００２２】輸送チェーン９に関しては、該チェーンは
ホイール１０の円周に備えられている半径方向の凹み１
４内にはめ込まれるように適合されており、そのために
チェーン９の支持および駆動を確実にする直径の大きな
ピボット１３によって一つずつ自由回転するように連結
されている連続環１２で構成されている。各環１２は外
部に向かって半径方向に向けられた横アーム１５を備え
ている（チェーンがホイール１０に巻き付く場合を考慮
して）。各アームはその自由端に容器の首部をつかむ把
持機構４を備えている。

【００２３】概念を明確に示すために、図３は輸送チェ
ーン９のアーム１５の端部に取付けられている、特定的
ではあるが非限定的な本発明の範囲内で使用し得る把持
機構４の実施例を示している。各把持機構４は、アーム
１５によって自由に回転するように支持されているスリ
ーブ１７内で可動な垂直チャック１６を含んでいる。ス
リーブ１７を介してチャック１６を伸長させると共にス
リーブを越えて該チャックを高く突出させているロッド
１８の上端部はチャック１６を順次上下させる（濃い矢
印２０）ように固定横カム（図示せず）と協働するよう
に適合されたローラ１９を備えている。各チャック１６
は容器の首部を提示するべき内径と一致するかまたはそ
れよりやや小さい外径を有している。容器の首部を把持
する（または首部に「かぶせる」）ように、チャック１
６を取り巻いていると共にスリーブ１７の下端部で支持
されている環状止め金具２１が首部の縁と接触するまで
容器の首部においてチャック１６に力を加える。このよ
うに力が加えられて、チャックは容器を支持するように
適合される。

【００２４】本発明により、収容プレート上に備えられ
ている受容手段が従う円形軌道と、輸送ユニットによっ
て支持されている把持機構の軸が従う円形軌道または円
弧状軌道とは同一半径を有している。それによって上記
に記載のより特定的な実施例において、チェーンがホイ
ール１０に巻き付くとすぐに下にある容器がその間で収
容プレート１によって運ばれる軸間（entre-axe）に相
当する値Ｐを有する軸間だけ半径方向アーム１５の端部
が互いに引き離されるように歯付きホイール１０の直
径、環１２の長さおよびアーム１５の長さが決められる
ことが認められるであろう。

【００２５】さらに、上記の円形または円弧状軌道が２
度から５度の範囲、好ましくは３度の角度αをもって不
動点Ａで互いに交差する（垂直投影による）ように駆動
ホイール１０の軸１１は収容プレート１の軸６に対して
ずらされている。ホイール１０の回転駆動およびプレー
ト１の回転駆動は、把持機構４および収容プレートの凹
み５が同期して点Ａに互いに垂直に現れるように同期し
て行われる。さらにカム（図示せず）は斜め前向きの位
置で前もって再び上げられているチャック１６の下降
（図３では濃い矢印２０）および下にある容器の首部へ
のそのはめ合わせを丁度この点で制御する。

【００２６】また、プレートの受容手段の軌道と輸送手
段の把持機構の軌道との交差点Ａの向こうで、それぞれ
の容器から降ろされた受容手段が把持機構に乗せられて
いる容器にもはや衝突しないように、プレート１の縁８
とそこに備えられている首部の受容手段とが把持機構が
従う円弧状軌道の内部に向かって把持機構から離される
ことが望ましいことが認められよう。

【００２７】そのような配置は特に、半径方向アームの
端部間の間隔を減少させるために、該アームを備えてい
るエンドレスチェーンと、従って軌道の曲線部およびそ
れに続く直線部との間でアームが支持している容器の図
１および図２に示されている構成に必要であることがわ
かる。

【００２８】ホイール１０の回転とプレート１の回転と
の望ましい同期化を完全に確実にすることによる構造の
単純化を考慮すると、ホイール１０およびプレート１は
図２に示されている伝動装置の配置を実行することによ
り単一のモータ機構から駆動される。

【００２９】エンドレスチェーン９の駆動ホイール１０
は、連動回転するほぼ垂直な軸２２の上端部（且つホイ
ールの回転軸を示す）で支持されている。該軸は、自由
回転しながら横切る支持体よりもっと先の問題である固
定支柱２４によって機械のフレーム２３上で支持されて
おり、軸２２の下端部は駆動モータ手段２５と連動す
る。

【００３０】固定支柱、即ちパッキン２４は、円錐台形
の外部形状を提示しており、特に軸２２とは交軸でない
が、該支柱の軸は軸２２に対して偏心している。支柱２
４の円錐台形外表面上に収容プレート１と相補形状のボ
ス２６が自由回転するように支持されており、該ボス
は、この配置を考慮にいれて、ホイール１０の下に位置
していると共にホイール１０の軸１１に対してずれてい
る円錐台形支柱（上記の回転軸６である）の軸の周りで
回転している。

【００３１】収容プレート１の回転駆動は、モータ軸２
２上に固定され、フレーム３によって支持されている中
間軸３０の端部上に固定されている平行軸を有する第２
のホイール２９をベルト２８によって駆動させる第１の
ホイール２７によってモータ軸２２から行われる。中間
軸３０の他方の端部上で、ベルト３２によって軸６の第
４のホイール３３を起動させると共に収容プレート１の
ボス２６と連動する第３のホイール３１が固定されてい
る。

【００３２】アセンブリ２７、２８、２９とアセンブリ
３１、３２、３３との伝動は、把持機構４とプレートの
受容手段５とがそれぞれ連続的に同期して点Ａに現れる
ような比率になっている。

【００３３】自明であり且つ上記記載からわかるよう
に、本発明はより特定的に検討した応用および実施モー
ドだけに限定されず、全ての変形を包含する。

【００３４】特に、上記に記載され且つ図１および図２
に示されている例において、駆動ホイールによって支持
されているエンドレスチェーンの形状で構成されている
輸送ユニットが要求される直径を有する単純な輸送ユニ
ットの形態で与えられ得ることが理解されよう。採用さ
れる実施態様がどうであれ、把持機構が積載ゾーン内で
プレートの回転軸に対してずれている軸を中心とするプ
レートと同一の半径を有する円弧状軌道に従うことで充
分である。

【００３５】同様に、把持機構は例として図３に示され
ている形態とは別の全ての形態で構成することが可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に従って配置された積載装置の概略平面
図である。

【図２】図１の積載装置の側断面図である。

【図３】図１および図２の積載装置に備えられ得る容器
の把持機構の断面図である。

【符号の説明】

１ 収容プレート ３ 輸送ユニット ４ 把持機構 ５ 凹み ９ リンクチェーン １０ 駆動ホイール １２ 環 １３ ピボット

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 特にびんのような、首部を提示する各容
   器の首部用の把持機構を備えた輸送ユニット上に該容器
   を積載する装置であって、前記把持機構が互いに所定の
   距離の間隔を置いて配置されており、前記容器が前記距
   離の間隔を置いて次々に前記装置に運ばれ、 前記装置が、 前記容器の積載ゾーン内の円形または円弧状輸送ユニッ
   トであって、回転軸の周りで所定の方向に回転し、該輸
   送ユニットによって支持されている前記把持機構が前記
   容器の積載ゾーン内で前記軸の周りに所定の直径を有す
   る円弧状軌道を描く輸送ユニットと、 前記容器の個別受容手段の円周上またはその近くに備え
   られている前記装置まで運ばれた容器の回転収容プレー
   トであって、前記受容手段が互いに前記所定の距離と同
   一の相互間隔距離を提示し、前記プレートが前記輸送ユ
   ニットの上に位置していると共に前記輸送ユニットの回
   転軸に平行な軸の周りで該ユニットと同一の方向に回転
   し、前記プレートの直径ならびに前記輸送ユニットの軸
   および前記プレートの軸の位置は、前記プレートの受容
   手段の円形軌道が投影平面において前記輸送ユニットの
   把持機構の円弧状軌道と交差するようになっている収容
   プレートと、 前記軌道の前記交差点を通過する瞬間に前記容器の首部
   をそれぞれ把持すべく前記把持機構を制御するように配
   置されている前記輸送ユニットの把持機構の制御手段
   と、 前記輸送ユニットの前記把持機構が前記プレートの前記
   受容手段と同期して前記軌道の交差点に順次現れるよう
   に前記輸送ユニットおよび前記収容プレートの回転と同
   期する駆動手段とを含むことを特徴とする装置。
2. 【請求項２】 前記プレートは、前記容器の受容手段が
   前記所定の直径を有する円形軌道に従うように配置され
   ており、前記プレートの回転軸は、前記把持機構の軌道
   と前記受容手段の軌道との前記交差点を作り出すように
   前記輸送ユニットの回転軸から離されていることを特徴
   とする請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 前記プレートの受容手段の軌道と前記輸
   送ユニットの把持機構の軌道との交差角度が２度から５
   度の範囲に含まれ、好ましくは３度である請求項２に記
   載の装置。
4. 【請求項４】 前記受容手段および前記把持機構の軌道
   の前記交差点の向こうに（回転方向に）、それぞれの容
   器から降ろされた前記受容手段が前記把持機構に乗せら
   れている前記容器にもはや衝突しないように、前記プレ
   ートの受容手段は前記輸送ユニットが従う円弧状の軌道
   の内部に向かって前記輸送ユニットの把持機構から離れ
   るように前記プレートの回転軸が前記輸送ユニットの回
   転軸に対してずらされていることを特徴とする請求項１
   から３のいずれか一項に記載の装置。
5. 【請求項５】 前記輸送ユニットを支持する垂直回転軸
   と、該軸が自由回転して横切る回転固定パッキンと、該
   パッキンの周りに自由回転するように取り付けられてい
   ると共に前記輸送ユニットの上に伸長する前記プレート
   と連動する回転ボスとを含むことを特徴とする請求項２
   から４のいずれか一項に記載の装置。
6. 【請求項６】 前記輸送ユニットと前記プレートとに同
   期する駆動手段が、 前記垂直回転軸を駆動するモータと、 前記輸送ユニットを支持し且つ該ユニットに対してずら
   されているモータ軸に平行な中間軸と、 該中間軸を回転駆動させるための前記モータ軸と前記中
   間軸との間の第１の回転移動伝動装置と、 前記中間軸と前記プレートのボスとの間の第２の回転移
   動伝動装置とを含み、 前記第１および第２の伝動装置の伝動は、前記輸送ユニ
   ットの把持機構と前記プレートの受容手段とがそれぞれ
   の軌道の前記交差点でそれぞれ連続的に同期して現れる
   ような比率であることを特徴とする請求項５に記載の装
   置。
7. 【請求項７】 前記第１および第２の回転移動伝動装置
   がプーリおよびびベルト伝動装置であることを特徴とす
   る請求項６に記載の装置。
8. 【請求項８】 前記輸送ユニットが、前記把持機構を備
   えている輸送エンドレスチェーンと、前記輸送ユニット
   の回転軸の周りで回転する前記エンドレスチェーンの支
   持且つ駆動ホイールとを含み、前記エンドレスチェーン
   によって支持されている前記把持機構は、前記チェーン
   が前記ホイールを通過する際に所定の直径を有する前記
   円弧状軌道を描くことを特徴とする請求項１から７のい
   ずれか一項に記載の装置。
9. 【請求項９】 前記垂直回転軸が前記エンドレスチェー
   ンの前記駆動ホイールを支持していることを特徴とする
   請求項５または８に記載の装置。