JPH0655520B2 - 感熱記録ヘッドの駆動方法 - Google Patents
感熱記録ヘッドの駆動方法Info
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- JPH0655520B2 JPH0655520B2 JP58096285A JP9628583A JPH0655520B2 JP H0655520 B2 JPH0655520 B2 JP H0655520B2 JP 58096285 A JP58096285 A JP 58096285A JP 9628583 A JP9628583 A JP 9628583A JP H0655520 B2 JPH0655520 B2 JP H0655520B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- recording
- bit
- shift register
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/3555—Historical control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
-
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- B41J2/36—Print density control
- B41J2/365—Print density control by compensation for variation in temperature
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、感熱記録ヘッドの駆動方法に関し、特に、一
定しない時間間隔で且つ高速で一括記録する感熱記録ヘ
ッドにおいて、各記録素子毎に印字エネルギを制御し得
るようにした感熱記録ヘッドの駆動方法に関する。
定しない時間間隔で且つ高速で一括記録する感熱記録ヘ
ッドにおいて、各記録素子毎に印字エネルギを制御し得
るようにした感熱記録ヘッドの駆動方法に関する。
従来技術 感熱記録における記録濃度は、種々の要因に基づいて変
動するが、これらの要因の中で、特に高速記録において
は、記録間隔の時間による影響が大きい、即ち、記録ヘ
ッドの記録素子(発熱要素)は、駆動された場合、所定
時間後には基底温度レベルに復帰するが、それ迄は蓄熱
状態にあり、高蓄熱状態で駆動すると濃い記録となって
しまう。その為、発熱要素が基底温度レベルへ落ちるの
を待って次の記録を行なうか、或いは、急速に基底温度
レベルへ落とす工夫を行なってきたが、高速記録が要求
される場合には、対処できなくなり、蓄熱状態で次の記
録を行なわざるを得なくなってきていた。そこで、従
来、記録ヘッドの各発熱要素毎に記録間隔時間を測定
し、その記録間隔時間に応じて選択したパルス幅の記録
電力パルスで各発熱要素を熱駆動する方法が提案されて
いる。
動するが、これらの要因の中で、特に高速記録において
は、記録間隔の時間による影響が大きい、即ち、記録ヘ
ッドの記録素子(発熱要素)は、駆動された場合、所定
時間後には基底温度レベルに復帰するが、それ迄は蓄熱
状態にあり、高蓄熱状態で駆動すると濃い記録となって
しまう。その為、発熱要素が基底温度レベルへ落ちるの
を待って次の記録を行なうか、或いは、急速に基底温度
レベルへ落とす工夫を行なってきたが、高速記録が要求
される場合には、対処できなくなり、蓄熱状態で次の記
録を行なわざるを得なくなってきていた。そこで、従
来、記録ヘッドの各発熱要素毎に記録間隔時間を測定
し、その記録間隔時間に応じて選択したパルス幅の記録
電力パルスで各発熱要素を熱駆動する方法が提案されて
いる。
従来、各記録素子毎に印字エネルギーの制御を行なう方
法としては、例えば、特開昭57−117978号に記
載されているような方法がある。これは、発熱状態の検
出結果に応じて発熱抵抗体に印加する駆動パルス幅を決
定し、これを出力バッファにビット毎に書き込んだ後、
IOP(入出力制御装置)に送りプリントを行なうとい
うものである。しかし、このような方法では、別途、パ
ルス幅を書き込むためのバッファを設けなくてはならな
い。更に、パルス幅によって印字エネルギーを制御して
いるため、例えば、第1図に示すような、記録素子毎に
独立した信号線(φ1…φ2048)が必要となり、サ
ーマルヘッドユニットからのハーネスの本数が増え、回
路、装置が複雑になってしまうという不具合が生じる。
法としては、例えば、特開昭57−117978号に記
載されているような方法がある。これは、発熱状態の検
出結果に応じて発熱抵抗体に印加する駆動パルス幅を決
定し、これを出力バッファにビット毎に書き込んだ後、
IOP(入出力制御装置)に送りプリントを行なうとい
うものである。しかし、このような方法では、別途、パ
ルス幅を書き込むためのバッファを設けなくてはならな
い。更に、パルス幅によって印字エネルギーを制御して
いるため、例えば、第1図に示すような、記録素子毎に
独立した信号線(φ1…φ2048)が必要となり、サ
ーマルヘッドユニットからのハーネスの本数が増え、回
路、装置が複雑になってしまうという不具合が生じる。
第1図は、従来の記録ヘッド駆動方法を示す図で、各ビ
ット毎に、測定した記録間隔時間に応じて選択したパル
ス幅φ1,φ2,φ3…でデータ1,2,3…をゲート
して発熱要素H1,H2,H3…を駆動するものであるが、例え
ば、1ラインのビット数(発熱要素数)を2048とす
ると、各発熱要素毎に印加エネルギーを制御しようとす
ると、各発熱素子H1,H2…H2048に対するリード線
(φ1,φ2…φ2048)が2048本となり、回
路、装置が大がかりになり、また、パルス幅規定信号を
複数ビット(複数発熱要素)共通とすると、リード線の
数を減らすことができるが、その反面、各ビット毎(各
発熱要素毎)の駆動制御ができないという欠点があっ
た。
ット毎に、測定した記録間隔時間に応じて選択したパル
ス幅φ1,φ2,φ3…でデータ1,2,3…をゲート
して発熱要素H1,H2,H3…を駆動するものであるが、例え
ば、1ラインのビット数(発熱要素数)を2048とす
ると、各発熱要素毎に印加エネルギーを制御しようとす
ると、各発熱素子H1,H2…H2048に対するリード線
(φ1,φ2…φ2048)が2048本となり、回
路、装置が大がかりになり、また、パルス幅規定信号を
複数ビット(複数発熱要素)共通とすると、リード線の
数を減らすことができるが、その反面、各ビット毎(各
発熱要素毎)の駆動制御ができないという欠点があっ
た。
また、記録ヘッド内に、各ビット(各発熱要素)毎にパ
ルス幅を制御できるシフトレジスタ、デコーダ、ラッチ
回路を備え、転送は、画情報と平行してパルス幅を規定
するコードを転送し、画情報と同様にシフト、デコー
ド、ラッチを行ない、そのビットの長さを駆動パルス幅
とするものが提案されているが、記録ヘッド内部のパル
ス幅情報用のシフトレジスタ等が必要であること、各ビ
ットパルス幅を制御する必要のない低速用にはこの機能
がむだとなり、コスト的に共用化に問題があること、そ
のため、パルス幅情報用のシフトレジスタ等をヘッド外
部に設けるのは装置が大がかりになること、またデコー
ダのみを外部に設けた場合、シフトレジスタの列が増
し、ヘッド内部の回路の軽減があまり望めないこと等の
欠点があった。
ルス幅を制御できるシフトレジスタ、デコーダ、ラッチ
回路を備え、転送は、画情報と平行してパルス幅を規定
するコードを転送し、画情報と同様にシフト、デコー
ド、ラッチを行ない、そのビットの長さを駆動パルス幅
とするものが提案されているが、記録ヘッド内部のパル
ス幅情報用のシフトレジスタ等が必要であること、各ビ
ットパルス幅を制御する必要のない低速用にはこの機能
がむだとなり、コスト的に共用化に問題があること、そ
のため、パルス幅情報用のシフトレジスタ等をヘッド外
部に設けるのは装置が大がかりになること、またデコー
ダのみを外部に設けた場合、シフトレジスタの列が増
し、ヘッド内部の回路の軽減があまり望めないこと等の
欠点があった。
目的 本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、1ライ
ン分の記録素子(発熱要素)を一括駆動する感熱記録ヘ
ッドを用いて、バッファやハーネス線を増やすことな
く、数千ビットの発熱要素を各々独立してエネルギ制御
できるようにすることを目的としてなされたものであ
る。
ン分の記録素子(発熱要素)を一括駆動する感熱記録ヘ
ッドを用いて、バッファやハーネス線を増やすことな
く、数千ビットの発熱要素を各々独立してエネルギ制御
できるようにすることを目的としてなされたものであ
る。
構成 本発明の構成について、以下、実施例に基づいて説明す
る。
る。
第2図は、本発明が適用された感熱記録装置の一実施例
を示す回路構成図、第3図及び第4図は、その動作説明
をするためのタイムチャートで、本実施例は、1ライン
のデータを2Kビット(2048ビット)とし、1ライ
ンを8回転送し、各発熱要素の駆動パルス幅を 、各ビットの8ライン分相当の時間までの駆動前歴
(3ビット) 、各ビットの左右の情報(2ビット) 、サーマルヘッドの蓄熱状態(3ビット) の3つの情報8ビットから演算して決定する場合の例を
示すものであるが、本発明がこれら3つの情報の演算方
法、或いは演算回路に特徴を有するものではなく、ヘッ
ドの駆動方法、特に、ヘッドの各ビット毎(各発熱要素
毎)に独立して駆動する駆動方法に特徴を有するもので
あることは、以下の説明から容易に理解できよう。
を示す回路構成図、第3図及び第4図は、その動作説明
をするためのタイムチャートで、本実施例は、1ライン
のデータを2Kビット(2048ビット)とし、1ライ
ンを8回転送し、各発熱要素の駆動パルス幅を 、各ビットの8ライン分相当の時間までの駆動前歴
(3ビット) 、各ビットの左右の情報(2ビット) 、サーマルヘッドの蓄熱状態(3ビット) の3つの情報8ビットから演算して決定する場合の例を
示すものであるが、本発明がこれら3つの情報の演算方
法、或いは演算回路に特徴を有するものではなく、ヘッ
ドの駆動方法、特に、ヘッドの各ビット毎(各発熱要素
毎)に独立して駆動する駆動方法に特徴を有するもので
あることは、以下の説明から容易に理解できよう。
第2図において、入力データIDATAは、RAM1又
はRAM2にトグル的に入力され、この制御は、トグル
バッファコントロール3によって行なわれる。そして、
第3図に示すように、一方のRAMが“Full”にな
ると、そのデータは、1ラインの8倍の速度で出力さ
れ、シフトレジスタ4に入力される。
はRAM2にトグル的に入力され、この制御は、トグル
バッファコントロール3によって行なわれる。そして、
第3図に示すように、一方のRAMが“Full”にな
ると、そのデータは、1ラインの8倍の速度で出力さ
れ、シフトレジスタ4に入力される。
このレジスタ4への出力は、1ラインの記録時間に8回
行なわれる。本実施例の場合、各ドットを最高8回パル
スを印加して記録するようにしているため、8倍の速度
で8回転送するようにしているが、これは、RAMの転
送能力、記録精度、記録速度等によって決定されるもの
であり、任意である。なお、IADDは入力時のアドレ
ス、OADDは出力時のアドレスである。そして、DI
Nに対して、シフトレジスタ4の3ビット遅れの出力Q
C(第4図において、DINに対してQAは1ビット遅
れ、QBは2ビット遅れ、QCは3ビット遅れとなる)
は、今画こうとしているデータとして、ゲート5の一方
に入力される。ゲート5の他方の入力は、各ビットに対
して印字、非印字を決定するデータで、この値が“Tr
ue”の場合は、サーマルヘッドへの転送データは有効
(印字)で、“False”の場合は無効(非印字)に
なる。なお、WENA(ライトエネィブル)は、8回転
送の第1回転送のみ有効であり、黒でリセットされ、後
は、カウンタ7のカウント値が前歴データのコードとな
り、これが、2048の各ビット毎にRAM6に格納さ
れる。
行なわれる。本実施例の場合、各ドットを最高8回パル
スを印加して記録するようにしているため、8倍の速度
で8回転送するようにしているが、これは、RAMの転
送能力、記録精度、記録速度等によって決定されるもの
であり、任意である。なお、IADDは入力時のアドレ
ス、OADDは出力時のアドレスである。そして、DI
Nに対して、シフトレジスタ4の3ビット遅れの出力Q
C(第4図において、DINに対してQAは1ビット遅
れ、QBは2ビット遅れ、QCは3ビット遅れとなる)
は、今画こうとしているデータとして、ゲート5の一方
に入力される。ゲート5の他方の入力は、各ビットに対
して印字、非印字を決定するデータで、この値が“Tr
ue”の場合は、サーマルヘッドへの転送データは有効
(印字)で、“False”の場合は無効(非印字)に
なる。なお、WENA(ライトエネィブル)は、8回転
送の第1回転送のみ有効であり、黒でリセットされ、後
は、カウンタ7のカウント値が前歴データのコードとな
り、これが、2048の各ビット毎にRAM6に格納さ
れる。
次に、駆動パルス決定のためのデータ処理の説明をす
る。RAM6は2K×4ビットの容量を持ち、トグルバ
ッファからの出力速度と同期してアドレッシングされ
る。このRAM6の入力は、第3図に示すように、8回
データ転送の最初の1回の時間に行なわれる。そして、
このRAM6の入力の4ビット目(4pin)に、第4
図に示すように、シフトレジスタ4のQAのデータ
(今、画こうとしているデータQCに対して2ビット前
のデータ)が入力される。この2ビット前のデータ(Q
A)をRAM6に入力するのは、サーマルヘッドへのデ
ータは、DINに対しては、前述のように、3ビット遅
れのデータとなるが、マルチプレクサ9の出力までに2
ビットの遅れが生ずるので(なお、マルチプレクサ9の
出力は(該マルチプレクサ9で1ビット遅れるので)D
INに対して3ビット遅れとなる)、これと同期をとる
ためである。
る。RAM6は2K×4ビットの容量を持ち、トグルバ
ッファからの出力速度と同期してアドレッシングされ
る。このRAM6の入力は、第3図に示すように、8回
データ転送の最初の1回の時間に行なわれる。そして、
このRAM6の入力の4ビット目(4pin)に、第4
図に示すように、シフトレジスタ4のQAのデータ
(今、画こうとしているデータQCに対して2ビット前
のデータ)が入力される。この2ビット前のデータ(Q
A)をRAM6に入力するのは、サーマルヘッドへのデ
ータは、DINに対しては、前述のように、3ビット遅
れのデータとなるが、マルチプレクサ9の出力までに2
ビットの遅れが生ずるので(なお、マルチプレクサ9の
出力は(該マルチプレクサ9で1ビット遅れるので)D
INに対して3ビット遅れとなる)、これと同期をとる
ためである。
今、RAM6(4pin)への入力データQAが、“T
rue”で1ライン前のデータがTrueの場合、ゲー
ト11の出力によってカウンタ7がリセットされる。デ
ータが“False”であるとカウンタ7がインクレメ
ントされる。カウンタ7が8カウントするとカウンタ7
のQA,QB,QCの値は全て“True”となり、ゲー
ト10の出力によりカウンタ7の動作は停止する。ま
た、カウンタ7の出力はRAM6に入力され、これが各
ビットの駆動前歴のデータとなる(なお、ここで、前歴
データとは、各ビットにおける8ライン前までの駆動前
歴データである)、すなわち、RAM6の後ラッチ出力
には(第4図のRAM6の後ラッチ出力(カウンタ7の
入力)を参照)、データ“True”が生じた時、その
8ライン前までのどの位置でそのビットが駆動されたか
が記憶されており、これがRAM8の入力0,1,2に
入力される(第4図のROM8の入力参照)。なお、図
示実施例は連続記録の場合について記述しているが、フ
ァクシミリにおける間欠動作がある場合は、カウンタ7
のインクレメント動作をライン単位ではなく単位時間で
行なうことにより、駆動前歴を時間で記憶することがで
きる。
rue”で1ライン前のデータがTrueの場合、ゲー
ト11の出力によってカウンタ7がリセットされる。デ
ータが“False”であるとカウンタ7がインクレメ
ントされる。カウンタ7が8カウントするとカウンタ7
のQA,QB,QCの値は全て“True”となり、ゲー
ト10の出力によりカウンタ7の動作は停止する。ま
た、カウンタ7の出力はRAM6に入力され、これが各
ビットの駆動前歴のデータとなる(なお、ここで、前歴
データとは、各ビットにおける8ライン前までの駆動前
歴データである)、すなわち、RAM6の後ラッチ出力
には(第4図のRAM6の後ラッチ出力(カウンタ7の
入力)を参照)、データ“True”が生じた時、その
8ライン前までのどの位置でそのビットが駆動されたか
が記憶されており、これがRAM8の入力0,1,2に
入力される(第4図のROM8の入力参照)。なお、図
示実施例は連続記録の場合について記述しているが、フ
ァクシミリにおける間欠動作がある場合は、カウンタ7
のインクレメント動作をライン単位ではなく単位時間で
行なうことにより、駆動前歴を時間で記憶することがで
きる。
ROM8のpin3,4にはシフトレジスタ4のQA,
QCの出力が入力される。これは各ビットの左右の情報
であり、実際には、今画こうとしている画データQCの
左右のQB,QDのデータであるが、マルチプレクサ9へ
のラッチ動作で1ビット遅れるため、QAが左のデータ
として、QCが右のデータとしてROM8に入力され
る。
QCの出力が入力される。これは各ビットの左右の情報
であり、実際には、今画こうとしている画データQCの
左右のQB,QDのデータであるが、マルチプレクサ9へ
のラッチ動作で1ビット遅れるため、QAが左のデータ
として、QCが右のデータとしてROM8に入力され
る。
ROM8のpin5,6,7にはヘッド基板温度の情報
THERMが入力される。
THERMが入力される。
以上、ROM8への8つの入力によって各ビットに対す
る印字又は非印字が、ROM8のテーブルによって決定
される。この動作は8回転送の第1回目に行なわれる
(WENAが“True”の間)。したがって、第1回
目転送の間はデータをすべてTrueにする(ROM8
の出力QOは常に“True”)。マルチプレクサ9の
出力(第4図のマルチプレクサ9の出力参照)はMPX
CLKにより、転送回数(第何回目か)によってROM
8の出力(第4図のROM8の出力参照)の8ビットの
うち1ビットが選ばれ、ゲート5に入力され、その出力
がシフトレジスタ12(2048ビット)に入力され
る。第n回目の転送データは、転送終了後LOAD(ラ
ッチ)信号によってヘッドにラッチされ、次のLOAD
信号が入力されるまでその信号を記録する。第8回目の
ラッチが終了すると、1回転送分の時間経過時点でRE
SET信号によってラッチデータがリセットされ1ライ
ンの記録が終了する。
る印字又は非印字が、ROM8のテーブルによって決定
される。この動作は8回転送の第1回目に行なわれる
(WENAが“True”の間)。したがって、第1回
目転送の間はデータをすべてTrueにする(ROM8
の出力QOは常に“True”)。マルチプレクサ9の
出力(第4図のマルチプレクサ9の出力参照)はMPX
CLKにより、転送回数(第何回目か)によってROM
8の出力(第4図のROM8の出力参照)の8ビットの
うち1ビットが選ばれ、ゲート5に入力され、その出力
がシフトレジスタ12(2048ビット)に入力され
る。第n回目の転送データは、転送終了後LOAD(ラ
ッチ)信号によってヘッドにラッチされ、次のLOAD
信号が入力されるまでその信号を記録する。第8回目の
ラッチが終了すると、1回転送分の時間経過時点でRE
SET信号によってラッチデータがリセットされ1ライ
ンの記録が終了する。
なお、データ転送速度が素子等の制限で追従しない場合
は、データを並列に入力し、各データラインにおいて同
様の制御をすることにより、速度に追従させることが可
能である。
は、データを並列に入力し、各データラインにおいて同
様の制御をすることにより、速度に追従させることが可
能である。
効果 上述のように、本発明によれば、1ライン分の記録素子
を一括して駆動する感熱記録ヘッドの駆動において、1
ライン中画情報をn回(図示実施例の場合、8回)転送
し、その転送周期をτとし、各ビットごとにデータ“T
rue”の回数をmとした時、駆動エネルギはm×τと
なるので、サーマルヘッド内部に各ビット単位で印加エ
ネルギを制御する手段を設けることなく、つまり、サー
マルヘッド内部のバッファやハーネス線を増やすことな
く、数千ビットの発熱素子を各ビット単位(各発熱要素
ごと)でエネルギ制御を行なうことができる。よって、
パルス幅制御のための特殊な信号線を具備しない、一般
的な低速記録用ヘッドに適用して記録素子毎の印字エネ
ルギを制御することもできる。
を一括して駆動する感熱記録ヘッドの駆動において、1
ライン中画情報をn回(図示実施例の場合、8回)転送
し、その転送周期をτとし、各ビットごとにデータ“T
rue”の回数をmとした時、駆動エネルギはm×τと
なるので、サーマルヘッド内部に各ビット単位で印加エ
ネルギを制御する手段を設けることなく、つまり、サー
マルヘッド内部のバッファやハーネス線を増やすことな
く、数千ビットの発熱素子を各ビット単位(各発熱要素
ごと)でエネルギ制御を行なうことができる。よって、
パルス幅制御のための特殊な信号線を具備しない、一般
的な低速記録用ヘッドに適用して記録素子毎の印字エネ
ルギを制御することもできる。
第1図は、従来の記録ヘッド駆動方法を示す図、第2図
は、本発明が適用された感熱記録装置の一実施例を示す
回路構成図、第3図及び第4図は、本発明の動作説明を
するためのタイムチャートである。 1,2……RAM、3……トグルバッファコントロー
ル、4……シフトレジスタ、5……ゲート、6……RA
M、7……カウンタ、8……RAM、9……マルチプレ
クサ、10,11……ゲート、12……シフトレジス
タ、13……ラッチ回路。
は、本発明が適用された感熱記録装置の一実施例を示す
回路構成図、第3図及び第4図は、本発明の動作説明を
するためのタイムチャートである。 1,2……RAM、3……トグルバッファコントロー
ル、4……シフトレジスタ、5……ゲート、6……RA
M、7……カウンタ、8……RAM、9……マルチプレ
クサ、10,11……ゲート、12……シフトレジス
タ、13……ラッチ回路。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の記録素子を有し、1ライン分の画情
報を複数回繰返してシフトレジスタに転送しラッチさ
せ、該シフトレジスタにラッチした画情報を転送毎に一
括して記録させる感熱記録ヘッドの駆動方法において、
前記シフトレジスタに対して画情報を転送する際には、
各転送毎に各記録素子に対する印字及び非印字を決定
し、印字と決定された場合には、転送すべき画情報は有
効としてそのまま前記シフトレジスタに転送する一方、
非印字と決定された場合には、転送すべき画情報を無効
にして前記シフトレジスタに転送させ、各記録素子毎に
印字エネルギの制御を行なうことを特徴とする感熱記録
ヘッドの駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58096285A JPH0655520B2 (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 感熱記録ヘッドの駆動方法 |
US06/570,303 US4590484A (en) | 1983-01-13 | 1984-01-13 | Thermal recording head driving control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58096285A JPH0655520B2 (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 感熱記録ヘッドの駆動方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29162993A Division JPH0811450B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 記録ヘッドの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220383A JPS59220383A (ja) | 1984-12-11 |
JPH0655520B2 true JPH0655520B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=14160827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58096285A Expired - Lifetime JPH0655520B2 (ja) | 1983-01-13 | 1983-05-31 | 感熱記録ヘッドの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655520B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57117978A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-22 | Canon Inc | Thermal printer |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP58096285A patent/JPH0655520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59220383A (ja) | 1984-12-11 |
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