JPH0654253B2 - 空気流量計付き吸気通路 - Google Patents
空気流量計付き吸気通路Info
- Publication number
- JPH0654253B2 JPH0654253B2 JP63333453A JP33345388A JPH0654253B2 JP H0654253 B2 JPH0654253 B2 JP H0654253B2 JP 63333453 A JP63333453 A JP 63333453A JP 33345388 A JP33345388 A JP 33345388A JP H0654253 B2 JPH0654253 B2 JP H0654253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- flow path
- sub
- flow
- main flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 21
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000003625 skull Anatomy 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの吸気通路に係り、更に詳細には、
発熱抵抗体式の空気流量計を備えた吸気通路の構造に関
する。
発熱抵抗体式の空気流量計を備えた吸気通路の構造に関
する。
従来より、エンジンの分野では、燃料制御を行なう場合
の吸気センサとして、熱線を用いた発熱抵抗体式の空気
流量計が広く実用化されている。
の吸気センサとして、熱線を用いた発熱抵抗体式の空気
流量計が広く実用化されている。
この種の空気流量計は、例えば特開昭58-26221号,特開
昭59-190624号公報等に開示されるように、吸気通路
(主流路)を有するボデイの壁部自体に副流路を形成し
て、この副流路に熱線素子を内装したり、或いは最近で
は主流路にL字形の副流路(管路)を形成して、この副
流路に熱線素子を内装する方式のもの等が提案されてい
る。
昭59-190624号公報等に開示されるように、吸気通路
(主流路)を有するボデイの壁部自体に副流路を形成し
て、この副流路に熱線素子を内装したり、或いは最近で
は主流路にL字形の副流路(管路)を形成して、この副
流路に熱線素子を内装する方式のもの等が提案されてい
る。
このうち、後者のL字形副流路方式のものは、副流路の
入口から流路途中まで主流路の流れ方向に向き、この流
路途中から出口までが主流路をブリツジ状に横切つて全
体がL字形管路を呈する。副流路の入口及び出口は主流
路と通じている。このように副流路を主流路内に設けた
ものは、副流路を主流路の壁部自体に設けた方式のもの
よりも、主流路の壁厚を薄くし吸気ボデイの小形軽量化
を図り得る利点を有する。L字形副流路方式のものは本
発明の実施例でも適用しているので参照されたい。
入口から流路途中まで主流路の流れ方向に向き、この流
路途中から出口までが主流路をブリツジ状に横切つて全
体がL字形管路を呈する。副流路の入口及び出口は主流
路と通じている。このように副流路を主流路内に設けた
ものは、副流路を主流路の壁部自体に設けた方式のもの
よりも、主流路の壁厚を薄くし吸気ボデイの小形軽量化
を図り得る利点を有する。L字形副流路方式のものは本
発明の実施例でも適用しているので参照されたい。
ところで、発熱抵抗体式空気流量計は、測定精度が高い
ことが望まれる。
ことが望まれる。
空気流量測定精度の向上を阻げる原因としては、第1に
主流路内に旋回流が生じこれが副流路の出口付近で乱流
となつて、副流路の空気の吐き出し状態を不安定にする
ことが挙げられる。特に主流路内に前述したようなL字
形の副流路を配設したものは、主流路内の流れが副流路
により乱される傾向がある。なおこのL字形副流路を主
流路内に設ける方式は、主流路と副流路とをダイカスト
により一体成形するが、その成形に際し、副流路がL字
を呈するため、その一部に湯流れが悪くなる傾向があ
り、副流路壁部に巣が発生し易い問題もあつた。
主流路内に旋回流が生じこれが副流路の出口付近で乱流
となつて、副流路の空気の吐き出し状態を不安定にする
ことが挙げられる。特に主流路内に前述したようなL字
形の副流路を配設したものは、主流路内の流れが副流路
により乱される傾向がある。なおこのL字形副流路を主
流路内に設ける方式は、主流路と副流路とをダイカスト
により一体成形するが、その成形に際し、副流路がL字
を呈するため、その一部に湯流れが悪くなる傾向があ
り、副流路壁部に巣が発生し易い問題もあつた。
流量測定精度を阻げる第2の原因としては、主流路,副
流路を通常備えるスロツトルボデイの製品にばらつきが
あることが挙げられる。なお、空気流量測定精度は±
3.5%の範囲内の誤差に抑えるものとされ、製品テス
トの段階で精度上不良と認定された製品は使用不可とさ
れる。
流路を通常備えるスロツトルボデイの製品にばらつきが
あることが挙げられる。なお、空気流量測定精度は±
3.5%の範囲内の誤差に抑えるものとされ、製品テス
トの段階で精度上不良と認定された製品は使用不可とさ
れる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その主たる
目的とするところは、発熱抵抗体式の空気流量計の測定
精度を向上させ、副次的には、この種空気流量計を備え
る吸気通路のダイカスト成形の湯流れを向上させ製品歩
留りを向上させることにある。
目的とするところは、発熱抵抗体式の空気流量計の測定
精度を向上させ、副次的には、この種空気流量計を備え
る吸気通路のダイカスト成形の湯流れを向上させ製品歩
留りを向上させることにある。
本発明は上記目的を達成するために次のような手段を講
じる。
じる。
以下、本発明の課題解決手段を、説明の理解を容易にす
るため、第1図の実施例の符号を引用して説明する。
るため、第1図の実施例の符号を引用して説明する。
すなわち、第1の課題解決手段は、 エンジンの吸気通路1として、主流路2と、空気流量測
定用の発熱抵抗体30を配する副流路3とを備え、この
副流路3は、主流路2内に位置し、且つその入口3−1
から流路途中までが主流路2の流れ方向に向き、流路途
中から出口3−2までが主流路2をブリツジ状に横切つ
て全体がL字形の管路を呈するものにおいて、 副流路3のうち、主流路2の上流側に面した外壁面3
d、及びこれに交わる外壁面3eよりなるL字の内曲が
り外壁面3d,3eと、主流路2の内壁面2aとの間
に、これらの内曲がり外壁面3d,3e、主流路内壁面
2aと一体につながる板状のリブ11を主流路2と平行
或いはほぼ平行に配置してなる。
定用の発熱抵抗体30を配する副流路3とを備え、この
副流路3は、主流路2内に位置し、且つその入口3−1
から流路途中までが主流路2の流れ方向に向き、流路途
中から出口3−2までが主流路2をブリツジ状に横切つ
て全体がL字形の管路を呈するものにおいて、 副流路3のうち、主流路2の上流側に面した外壁面3
d、及びこれに交わる外壁面3eよりなるL字の内曲が
り外壁面3d,3eと、主流路2の内壁面2aとの間
に、これらの内曲がり外壁面3d,3e、主流路内壁面
2aと一体につながる板状のリブ11を主流路2と平行
或いはほぼ平行に配置してなる。
第2の課題解決手段は、エンジンの吸気通路として、主
流路2と、空気流量測定用の発熱抵抗体30を配する副
流路3(副流路はL字形の方式以外のもの、例えば主流
路ボデイの壁部自体に設けたものであつてもよい)とを
備えるものにおいて、副流路3内の通路断面積を変化さ
せて流路抵抗を可変調整するための機構12を装着して
なる。
流路2と、空気流量測定用の発熱抵抗体30を配する副
流路3(副流路はL字形の方式以外のもの、例えば主流
路ボデイの壁部自体に設けたものであつてもよい)とを
備えるものにおいて、副流路3内の通路断面積を変化さ
せて流路抵抗を可変調整するための機構12を装着して
なる。
なお、第1の課題解決手段の板状リブ11と、第2の課
題解決手段の副流路抵抗調整機構12を組合せても良
く、これを第3の課題解決手段とする。
題解決手段の副流路抵抗調整機構12を組合せても良
く、これを第3の課題解決手段とする。
第1の課題解決手段によれば、L字形の副流路3の壁部
3d,3eと主流路2の内壁2aとの間に設けたリブ1
1が主流路2の流れ方向と平行或いはほぼ平行に配置さ
れることから、副流路3設置箇所付近に流れる主流路2
の空気がリブ11に沿つて流れる。すなわち、リブ11
が主流路の空気に対して整流作用をなす。従つて、L字
形副流路3の出口3−2付近の乱流発生を防止し、副流
路出口3−2の流れの吐き出しをスムーズにし、ひいて
は副流路3内を通る空気の流れをスムーズにして発熱抵
抗体出力の外乱的変動を抑制できる。
3d,3eと主流路2の内壁2aとの間に設けたリブ1
1が主流路2の流れ方向と平行或いはほぼ平行に配置さ
れることから、副流路3設置箇所付近に流れる主流路2
の空気がリブ11に沿つて流れる。すなわち、リブ11
が主流路の空気に対して整流作用をなす。従つて、L字
形副流路3の出口3−2付近の乱流発生を防止し、副流
路出口3−2の流れの吐き出しをスムーズにし、ひいて
は副流路3内を通る空気の流れをスムーズにして発熱抵
抗体出力の外乱的変動を抑制できる。
更に、本課題解決手段では、主流路2及び副流路3を一
体にダイカスト成形する場合、従来、湯の流れが悪いと
されていた、L字形副流路3の内曲がり壁部3a,3e
にリブ11成形の型空間をも通して、矢印X方向からの
湯の流れによりストレートに湯を導くので、この内曲が
り壁部3a,3eに充分且つスムーズに湯を導き、鋳巣
の発生を防止する。なお、従来は、このリブ11が存在
していないため、副流路3の内曲がり壁部3a,3eに
副流路のブリツジ部分3cや副流路3の外曲り壁部3f
側から湯が導かれるが、特に内曲り壁部3a,3eに
は、コーナ3gが存在しまた細部であるため、ストレー
トに湯を導く手段がないため、この内曲り壁部への湯の
流れを悪くしていた。
体にダイカスト成形する場合、従来、湯の流れが悪いと
されていた、L字形副流路3の内曲がり壁部3a,3e
にリブ11成形の型空間をも通して、矢印X方向からの
湯の流れによりストレートに湯を導くので、この内曲が
り壁部3a,3eに充分且つスムーズに湯を導き、鋳巣
の発生を防止する。なお、従来は、このリブ11が存在
していないため、副流路3の内曲がり壁部3a,3eに
副流路のブリツジ部分3cや副流路3の外曲り壁部3f
側から湯が導かれるが、特に内曲り壁部3a,3eに
は、コーナ3gが存在しまた細部であるため、ストレー
トに湯を導く手段がないため、この内曲り壁部への湯の
流れを悪くしていた。
次に第2の課題解決手段によれば、副流路3の通路断面
積を変化させる機構(例えばアジヤストスクリユー)
で、その流路抵抗を可変調整する。
積を変化させる機構(例えばアジヤストスクリユー)
で、その流路抵抗を可変調整する。
これによつて、副流路3内のセンサ部(発熱抵抗体配置
部)の空気流速を任意に調整できる。従つて、熱線素子
の出力にばらつきが生じても、これを副流路抵抗の可変
調整を通してある程度コントロールすることができ、一
旦、管理幅を外れた吸気通路ボデイ(例えばスロツトル
ボデイ)でも、流路抵抗調整機構の操作により管理幅に
入れることができる。
部)の空気流速を任意に調整できる。従つて、熱線素子
の出力にばらつきが生じても、これを副流路抵抗の可変
調整を通してある程度コントロールすることができ、一
旦、管理幅を外れた吸気通路ボデイ(例えばスロツトル
ボデイ)でも、流路抵抗調整機構の操作により管理幅に
入れることができる。
第3の課題解決手段は、前記第1,第2の課題解決手段
双方の作用を期待でき、空気流量精度の向上をより一層
発揮することができる。
双方の作用を期待でき、空気流量精度の向上をより一層
発揮することができる。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図で、図中、1
はスロツトルボデイ、2は主流路、3は副流路、4はス
ロツトルバルブである。
はスロツトルボデイ、2は主流路、3は副流路、4はス
ロツトルバルブである。
スロツトルボデイ1は、内部に主流路2と副流路3とを
有する。副流路3は、後述するようにL字形の管路を呈
し、スロツトルバルブ4の上流に配置される。
有する。副流路3は、後述するようにL字形の管路を呈
し、スロツトルバルブ4の上流に配置される。
スロツトルボデイ1は、その入口部5において主流路2
の流れがスムーズに縮流するよう、アール又はベルマウ
ス形状に形成される。入口部5には、環状の段差5aが
設けられ、この段差5aにメツシユ6が固定される。メ
ツシユ6は動くことのないようスナツプリング7で上か
ら押えられている。また、メツシユ6の外周縁は、メツ
シユがばらばらになることがないよう金属をかしめるこ
とにより固定される。
の流れがスムーズに縮流するよう、アール又はベルマウ
ス形状に形成される。入口部5には、環状の段差5aが
設けられ、この段差5aにメツシユ6が固定される。メ
ツシユ6は動くことのないようスナツプリング7で上か
ら押えられている。また、メツシユ6の外周縁は、メツ
シユがばらばらになることがないよう金属をかしめるこ
とにより固定される。
主流路2は、副流路3の出口3−2が位置する付近で急
激に径が絞られる(この絞りは符号8で示す)。主流路
2の入口部5から絞り8までの径は変化がない。また、
絞られた後の主流路2内径は、スロツトルバルブ4の下
流まで径の変化はない。
激に径が絞られる(この絞りは符号8で示す)。主流路
2の入口部5から絞り8までの径は変化がない。また、
絞られた後の主流路2内径は、スロツトルバルブ4の下
流まで径の変化はない。
ここで副流路3の構成について説明する。
副流路3は、主流路2内に位置し、且つその入口3−1
から流路途中まで(この流路部を3aとする)が主流路
2の流れ方向に向き、流路途中から出口3−2まで(こ
の流路部を3bとする)が主流路2をブリツジ状に横切
つて全体が円筒状のL字形管路を呈する。第3図はスロ
ツトルボデイ1を上からみた図で、副流路3の流路部3
bは主流路2の中央を横切る。
から流路途中まで(この流路部を3aとする)が主流路
2の流れ方向に向き、流路途中から出口3−2まで(こ
の流路部を3bとする)が主流路2をブリツジ状に横切
つて全体が円筒状のL字形管路を呈する。第3図はスロ
ツトルボデイ1を上からみた図で、副流路3の流路部3
bは主流路2の中央を横切る。
本実施例では、副流路3のうち流路部3aの内径がφ1
0mm、流路部3bの内径がφ11mmで、流路部3a,3
b同士が直交している。
0mm、流路部3bの内径がφ11mmで、流路部3a,3
b同士が直交している。
副流路の入口3−1は、主流路入口5に設けたメツシユ
6より13mm下流に位置し、また主流路2に対し副流路
3は、20mm偏心している。副流路入口部3−1はダイ
カストで、その端面がアール形状(符号9で示す)に形
成されている。
6より13mm下流に位置し、また主流路2に対し副流路
3は、20mm偏心している。副流路入口部3−1はダイ
カストで、その端面がアール形状(符号9で示す)に形
成されている。
副流路3の流路部3aの一部3a′は、部分的にふくら
みを持ち、この位置に発熱抵抗体(以下、熱線素子と称
する)30が配置されている。この熱線素子30は、熱
線素子の端部をモールドで一体的にカバーした破損防止
型ホツトワイヤモジユール10で固定保持され、ホツト
ロイヤモジユール10がスロツトルボデイ1の壁部に嵌
装される。
みを持ち、この位置に発熱抵抗体(以下、熱線素子と称
する)30が配置されている。この熱線素子30は、熱
線素子の端部をモールドで一体的にカバーした破損防止
型ホツトワイヤモジユール10で固定保持され、ホツト
ロイヤモジユール10がスロツトルボデイ1の壁部に嵌
装される。
副流路3の出口3−2は、流路部3bの管壁一端を半割
状(断面半円状)に切欠き形成したもので、その切欠き
口3−2は、スロツトルバルブ4側すなわち主流路2の
下流側に面している。このように出口3−2を切欠くこ
とで、第4図に示すように(第4図は第1図のA−A付
近の断面斜視図)、流路歩3bの管壁の一部3cが断面
半円形のひさし状を呈し、この管壁一部3cが出口3−
2の上側を覆い、主流路2の空気流に対し出口3−2の
防風壁的な役割を担つている。また、管壁一部3cの一
端が、スロツトルボデイ1の内壁とつながつている。
状(断面半円状)に切欠き形成したもので、その切欠き
口3−2は、スロツトルバルブ4側すなわち主流路2の
下流側に面している。このように出口3−2を切欠くこ
とで、第4図に示すように(第4図は第1図のA−A付
近の断面斜視図)、流路歩3bの管壁の一部3cが断面
半円形のひさし状を呈し、この管壁一部3cが出口3−
2の上側を覆い、主流路2の空気流に対し出口3−2の
防風壁的な役割を担つている。また、管壁一部3cの一
端が、スロツトルボデイ1の内壁とつながつている。
11は、本発明の第1の課題解決手段の要部となる板状
のリブで、L字形副流量3の流路部3bの管壁3cのう
ち主流路2上流側方向に面した外壁面(符号3dで示
す)と、この外壁面3dと直交する流路部3a側の外壁
面3eとからなるL字の内曲がり外壁面につながり、ま
た、外壁面3eと対抗する主流路内壁2aにつながるよ
うにして、スロツトルボデイ1と一体に鋳造成形され
る。
のリブで、L字形副流量3の流路部3bの管壁3cのう
ち主流路2上流側方向に面した外壁面(符号3dで示
す)と、この外壁面3dと直交する流路部3a側の外壁
面3eとからなるL字の内曲がり外壁面につながり、ま
た、外壁面3eと対抗する主流路内壁2aにつながるよ
うにして、スロツトルボデイ1と一体に鋳造成形され
る。
リブ11は、主流路2の流れと平行に配置され、その断
面は主流路上流から下流に向うにつれて徐徐に広がる形
状に形成される。
面は主流路上流から下流に向うにつれて徐徐に広がる形
状に形成される。
流路部3bの内径において、その出口3−2側には流路
部3bと同軸にストローク調整可能なアジヤストスクリ
ユー12が配置される。このアジヤストスクリユー12
は、スロツボデイ1の壁部に設けたスクリユー孔13に
嵌装され、外部からストローク操作することで断面半円
形の副流路出口3−2の面積を変化させることが可能な
もので、出口3−2の面積を変えることで、副流路3の
流路抵抗を任意に調整できるようにしてある。なお、ス
クリユー孔13には、調整後プラグ14が圧入され、市
場における素人による再調整を困難にしている。
部3bと同軸にストローク調整可能なアジヤストスクリ
ユー12が配置される。このアジヤストスクリユー12
は、スロツボデイ1の壁部に設けたスクリユー孔13に
嵌装され、外部からストローク操作することで断面半円
形の副流路出口3−2の面積を変化させることが可能な
もので、出口3−2の面積を変えることで、副流路3の
流路抵抗を任意に調整できるようにしてある。なお、ス
クリユー孔13には、調整後プラグ14が圧入され、市
場における素人による再調整を困難にしている。
ここで、スロツトルボデイ1のその他の関連部品につい
て説明する。
て説明する。
スロツトルボデイ1の外壁面の一部には、平坦面2bg
f形成され、この平坦面2bにホツトワイヤモジユール
10が配置される。
f形成され、この平坦面2bにホツトワイヤモジユール
10が配置される。
スロツトルバルブ4は、Al板材のプレス品であり、外
周の切削加工は行わない。15はスロツトルシヤフト
で、第3図に示すように主流路2内を貫通して一端にス
ロツトルレバー機構16が装着され、他端が第6図に示
すようにスロツトルボデイ1外壁より突出する。第10
図は、このスロツトルシヤフト15の貫通状態を断面し
て表わす図で、シヤフト15はボデイ1の壁部に軸支さ
れる。このスロツトルシヤフト15は、軸受部18から
出た部分に周溝19が形成され、周溝19にスラストプ
レート20を挿入し、スラストプレート20をスロツト
ルボデイ1にねじ止めする。そして、この溝19とスラ
ストプレート20間の板厚の差によりシヤフト15のス
ラストがたが決定される。
周の切削加工は行わない。15はスロツトルシヤフト
で、第3図に示すように主流路2内を貫通して一端にス
ロツトルレバー機構16が装着され、他端が第6図に示
すようにスロツトルボデイ1外壁より突出する。第10
図は、このスロツトルシヤフト15の貫通状態を断面し
て表わす図で、シヤフト15はボデイ1の壁部に軸支さ
れる。このスロツトルシヤフト15は、軸受部18から
出た部分に周溝19が形成され、周溝19にスラストプ
レート20を挿入し、スラストプレート20をスロツト
ルボデイ1にねじ止めする。そして、この溝19とスラ
ストプレート20間の板厚の差によりシヤフト15のス
ラストがたが決定される。
また、スロツトルバルブ4には、第1図に示すように、
全閉時に一定の洩れが生じるように孔21を有する。
全閉時に一定の洩れが生じるように孔21を有する。
22はスロツトルボデイ1の下端に位置するフランジ
で、フランジ22の端面22aはインテークマニホール
ド(図示せず)との接合面となり、この接合面22aに
は、第2図に示すようにブローバイガス還流通路23が
通り、温水通路24及びアイドルエアコントロール(以
下IACと略称する)通路の出口27−2が配設され
る。
で、フランジ22の端面22aはインテークマニホール
ド(図示せず)との接合面となり、この接合面22aに
は、第2図に示すようにブローバイガス還流通路23が
通り、温水通路24及びアイドルエアコントロール(以
下IACと略称する)通路の出口27−2が配設され
る。
ブローバイガス環流通路23は、図示していないが、そ
の一端がインテークマニホールドの一部に開口してお
り、インテークマニホールドと、スロツトルボデイ1の
接合面22aを通過して、スロツトルボデイ1に貫設さ
れ、スロツトルボデイ1では、第5図の点線に示すよう
に、主流路2と平行に形成され、スロツトルバルブ4上
流部で直角に曲がり、スロツトルバルブ4上流部で主流
路2と合流する。ブローバイガス通路23のうち、主流
路2と平行な通路部23aは、ダイカスト鋳物で形成さ
れ、加工していない。そのため、通路部23aはテーパ
状になつている。また、通路部23aと直角な通過部2
3bは、スロツトルボデイ1外部から主流路2に向かい
加工されており、外部との間は、プラグ25によりふさ
がれている。
の一端がインテークマニホールドの一部に開口してお
り、インテークマニホールドと、スロツトルボデイ1の
接合面22aを通過して、スロツトルボデイ1に貫設さ
れ、スロツトルボデイ1では、第5図の点線に示すよう
に、主流路2と平行に形成され、スロツトルバルブ4上
流部で直角に曲がり、スロツトルバルブ4上流部で主流
路2と合流する。ブローバイガス通路23のうち、主流
路2と平行な通路部23aは、ダイカスト鋳物で形成さ
れ、加工していない。そのため、通路部23aはテーパ
状になつている。また、通路部23aと直角な通過部2
3bは、スロツトルボデイ1外部から主流路2に向かい
加工されており、外部との間は、プラグ25によりふさ
がれている。
ブローバイガス通路23の出口23cは、主流路の壁面
に開口し、主流路上流から見て、他部材の影にならない
部分に開口している。
に開口し、主流路上流から見て、他部材の影にならない
部分に開口している。
インテークマニホールドとスロツトルボデイ1に接合面
22aとの間はガスケツトにより、ブローバイ通路と外
気の通気を遮断する。
22aとの間はガスケツトにより、ブローバイ通路と外
気の通気を遮断する。
温水通路24はスロツトルボデイ1の主流路2の近傍及
びスロツトル軸受部近傍に、温水を導くためのもので、
第2図の如くフランジ面22aにダイカストにより形成
された溝よりなり、溝24の一面をインテークマニホー
ルド上面で覆うことで形づくられており、スロツトルボ
デイ外部及び主流路2へのフランジ接面での洩れがない
ようにOリング付ガスケツトによりシールされる。
びスロツトル軸受部近傍に、温水を導くためのもので、
第2図の如くフランジ面22aにダイカストにより形成
された溝よりなり、溝24の一面をインテークマニホー
ルド上面で覆うことで形づくられており、スロツトルボ
デイ外部及び主流路2へのフランジ接面での洩れがない
ようにOリング付ガスケツトによりシールされる。
温水通路溝24は加工せずダイカスト鋳造のみにより形
成するように、ダイカスト抜きテーパがある。インテー
クマニホールド上面には、温水出口と温水入口が開口
し、温水出口から出た温水は、前記温水通路溝24を通
過し温水入口よりインテークマニホールド側に戻る。
成するように、ダイカスト抜きテーパがある。インテー
クマニホールド上面には、温水出口と温水入口が開口
し、温水出口から出た温水は、前記温水通路溝24を通
過し温水入口よりインテークマニホールド側に戻る。
第7図はスロツトルボデイ1の背面図で、図中26はス
テツパモータタイプのIACバルブで、スロツトルボデ
イ1内のIAC通路に組込まれた弁体が、主流路2に対
し、ほぼ垂直に作動するように、スロツトルボデイに装
着されている。
テツパモータタイプのIACバルブで、スロツトルボデ
イ1内のIAC通路に組込まれた弁体が、主流路2に対
し、ほぼ垂直に作動するように、スロツトルボデイに装
着されている。
第8図の(a),(b)はIAC通路27の内部構造を
示し、第8図(b)は第8図(a)のB方向からみた図
で、27−1はその通路入口、27−2は通路出口であ
る。通路入口27−1は、主流路内壁における副流路出
口3−2近傍の絞り8の下流でスロツトルバルブ4の上
流となる位置に開口し、通路出口27−2がスロツトル
バルブ4下流に開口している。
示し、第8図(b)は第8図(a)のB方向からみた図
で、27−1はその通路入口、27−2は通路出口であ
る。通路入口27−1は、主流路内壁における副流路出
口3−2近傍の絞り8の下流でスロツトルバルブ4の上
流となる位置に開口し、通路出口27−2がスロツトル
バルブ4下流に開口している。
IAC通路出口27−2は、第2図でも示したようにフ
ランジ22のマニホールド接合面22aに形成した溝よ
りなり、満開放面がインテークマニホールド上面で覆わ
れて通路の一部を構成し、外部との間のシールは、スロ
ツトルボデイとインテークマニホールドの接合面をシー
ルするガスケツト29により行われる。
ランジ22のマニホールド接合面22aに形成した溝よ
りなり、満開放面がインテークマニホールド上面で覆わ
れて通路の一部を構成し、外部との間のシールは、スロ
ツトルボデイとインテークマニホールドの接合面をシー
ルするガスケツト29により行われる。
またIAC通路27は、その入口27−1と出口27−
2の間の通路上で、少なくとも3カ所の直角曲り部27
a,27b,27cがある。このうち、直角曲り部のう
ち少なくとも1カ所は加工上外部との連通が不可避であ
り、この連通をプラグ(図示せず)により止めている。
2の間の通路上で、少なくとも3カ所の直角曲り部27
a,27b,27cがある。このうち、直角曲り部のう
ち少なくとも1カ所は加工上外部との連通が不可避であ
り、この連通をプラグ(図示せず)により止めている。
IAC通路27の一部27bに弁体28が組込まれ、こ
の弁体28がアイドル制御信号に応じてステツパモータ
(IACバルブアクチユエータ)26aにより開閉制御
される。
の弁体28がアイドル制御信号に応じてステツパモータ
(IACバルブアクチユエータ)26aにより開閉制御
される。
また、IACバルブの弁体28は、駆動の負担を軽くす
るため、インテークマニホールドの負圧により開放向に
力がかかるように構成されている。IAC通路の上流側
入口27−1断面は円であり、下流側出口27−2断面
は長方形である。
るため、インテークマニホールドの負圧により開放向に
力がかかるように構成されている。IAC通路の上流側
入口27−1断面は円であり、下流側出口27−2断面
は長方形である。
なお、インテークマニホールドには3本のスタツトボル
トが固定されており、第2図に示すスロツトルボデイ1
側フランジ22の3つの孔31,32,33にスタツト
ボルトを挿入しナツトで締付けられる。
トが固定されており、第2図に示すスロツトルボデイ1
側フランジ22の3つの孔31,32,33にスタツト
ボルトを挿入しナツトで締付けられる。
インテークマニホールドとスロツトルボデイ1の間は、
Oリング付のプラステイツクガスケツトを介し締付られ
ている。
Oリング付のプラステイツクガスケツトを介し締付られ
ている。
ボデイ側フランジの3つの孔31,32,33位置は、
上からφ20のボツクスレンチスペースが確保できる位
置であり、なおかつ面圧を均一にできるように配してあ
る。
上からφ20のボツクスレンチスペースが確保できる位
置であり、なおかつ面圧を均一にできるように配してあ
る。
このような構成によりなる本実施例によれば、特にリブ
11及び副流路抵抗調整用のアジヤストスクリユー12
を用いることで、次の作用,効果が期待できる。
11及び副流路抵抗調整用のアジヤストスクリユー12
を用いることで、次の作用,効果が期待できる。
主流路2内の空気流は、一部が副流路3内を通過し、そ
の流れる空気量(空気流速)がスロツトル開度に応じ変
化すると、常に一定温度を保とうとする熱線素子の電流
値の変化より空気流量が測定される。この時、主流路2
内の空気流に乱流が生じていると、副流路3内の空気の
吐き出しが不安定となり、測定精度に悪影響を及ぼす
が、これは、リブ11の存在により次のように改善され
る。
の流れる空気量(空気流速)がスロツトル開度に応じ変
化すると、常に一定温度を保とうとする熱線素子の電流
値の変化より空気流量が測定される。この時、主流路2
内の空気流に乱流が生じていると、副流路3内の空気の
吐き出しが不安定となり、測定精度に悪影響を及ぼす
が、これは、リブ11の存在により次のように改善され
る。
すなわち、リブ11が主流路2と平行に配置されること
から、副流路3設置箇所付近を通る主流路2の空気がリ
ブ11に沿つて流れる。このように、リブ11によつて
主流路空気流が整流され、副流路3の出口3−2付近の
乱流発生が防止される。また、、本実施例では、リブ1
1が下流方向に向けて次第に断面積を広がる形状を呈し
ていることから、主流路2の空気流が第4図の矢印Cに
示すようにブリツジ状に横切る副流路3を避けて通り、
より一層主流路2の空気流れをスムーズにすると共に、
副流路出口3−2を副流路3のひさし状の管経一部3c
で覆うことから、副流路出口3−2付近は更に一層主流
路空気流の影響を受けることなく、副流路中の空気を極
めて安定した状態で吐き出すことができる。
から、副流路3設置箇所付近を通る主流路2の空気がリ
ブ11に沿つて流れる。このように、リブ11によつて
主流路空気流が整流され、副流路3の出口3−2付近の
乱流発生が防止される。また、、本実施例では、リブ1
1が下流方向に向けて次第に断面積を広がる形状を呈し
ていることから、主流路2の空気流が第4図の矢印Cに
示すようにブリツジ状に横切る副流路3を避けて通り、
より一層主流路2の空気流れをスムーズにすると共に、
副流路出口3−2を副流路3のひさし状の管経一部3c
で覆うことから、副流路出口3−2付近は更に一層主流
路空気流の影響を受けることなく、副流路中の空気を極
めて安定した状態で吐き出すことができる。
更に、本実施例では、主流路2及び副流路3を一体にダ
イカスト成形する場合、従来湯の流れが悪いとされてい
た、L字形副流路3の内曲がり壁部3a,3eにリブ1
1成形の型空間を通して、矢印X方向から湯の流れによ
りストレートに湯を導くので、この内曲がり壁部3a,
3eに充分且つスムーズに湯を導き、鋳素の発生を防止
する。
イカスト成形する場合、従来湯の流れが悪いとされてい
た、L字形副流路3の内曲がり壁部3a,3eにリブ1
1成形の型空間を通して、矢印X方向から湯の流れによ
りストレートに湯を導くので、この内曲がり壁部3a,
3eに充分且つスムーズに湯を導き、鋳素の発生を防止
する。
また、アジヤストスクリユ12等の調整機構は、ストロ
ークにより副流路3の断面積を可変させる。
ークにより副流路3の断面積を可変させる。
これによつて、センサ部(熱線素子配置部)の空気流速
を制御できる。従つて、熱線素子30の出力をある程度
コントロールすることができ、一旦、管理幅をはずれた
スロツトルボデイでも、アジヤストスクリユーを操作す
ることにより管理幅に入れることが可能となつた。
を制御できる。従つて、熱線素子30の出力をある程度
コントロールすることができ、一旦、管理幅をはずれた
スロツトルボデイでも、アジヤストスクリユーを操作す
ることにより管理幅に入れることが可能となつた。
第11図は、アジヤストスクリユー12をストロークに
換算して1mm移動した時、空気流量換算における熱線素
子出力値の偏差(ΔQ/Q)の特性変化を示す。1mm移
動により低速域から高速域まで全域にわたりΔQ/Qが
ほぼ1%シフトする。このことは、特性の最大値と最小
値の幅が管理幅より小さければ、調整可能なことを示
す。
換算して1mm移動した時、空気流量換算における熱線素
子出力値の偏差(ΔQ/Q)の特性変化を示す。1mm移
動により低速域から高速域まで全域にわたりΔQ/Qが
ほぼ1%シフトする。このことは、特性の最大値と最小
値の幅が管理幅より小さければ、調整可能なことを示
す。
このようにアジヤストスクリユーによつてほとんどのス
ロツトルボデイを管理幅に納めることができる。
ロツトルボデイを管理幅に納めることができる。
以上のように本発明によれば、第1の課題解決手段の如
くL字副流路の内曲り壁部にリブを設けることで、主流
路中の空気流を有効に整流し、副流路の出口付近の乱流
発生を防止して、熱線素子の出力の乱れを抑制し、空気
流量測定精度を向上させることができる。また、リブの
存在で従来問題とされたスロツトルボデイ鋳造成形上の
湯流れを改善し、加工後の鋳素が低減し、製品の歩留り
を向上させることができる。
くL字副流路の内曲り壁部にリブを設けることで、主流
路中の空気流を有効に整流し、副流路の出口付近の乱流
発生を防止して、熱線素子の出力の乱れを抑制し、空気
流量測定精度を向上させることができる。また、リブの
存在で従来問題とされたスロツトルボデイ鋳造成形上の
湯流れを改善し、加工後の鋳素が低減し、製品の歩留り
を向上させることができる。
また、第2の課題解決手段の如く、副流路の流路抵抗調
整機構を用いれば、製品完成の段階で空気流量測定精度
にばらつきがあり、不良となつたスロツトルボデイで
も、その精度を管理幅内にシフトさせることができ、不
良率が著しく低下する。従つて製品コストダウンが図れ
る。
整機構を用いれば、製品完成の段階で空気流量測定精度
にばらつきがあり、不良となつたスロツトルボデイで
も、その精度を管理幅内にシフトさせることができ、不
良率が著しく低下する。従つて製品コストダウンが図れ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図はそ
の底面図、第3図はその平面図、第4図は第1図のA−
A線を断面して表わす部分斜視図、第5図は上記実施例
の正面図、第6図はその左側面図、第7図はその背面
図、第8図はその内部構造の一部を示す部分断面図、第
9図はその右側面図、第10図はその横断面図、第11
図は上記実施例に用いるアジヤストスクリユーを操作し
た時の空気流量−熱線素子出力値偏差特性図である。 1……スロツトルボデイ(吸気通路)、2……主流路、
2a……主流路内壁、3……副流路、3−1……副流路
入口、3−2……副流路出口、3d,3e……L字の内
曲り外壁面、11……リブ、12……流路抵抗調整機構
(アジヤストスクリユー)、30……熱線素子。
の底面図、第3図はその平面図、第4図は第1図のA−
A線を断面して表わす部分斜視図、第5図は上記実施例
の正面図、第6図はその左側面図、第7図はその背面
図、第8図はその内部構造の一部を示す部分断面図、第
9図はその右側面図、第10図はその横断面図、第11
図は上記実施例に用いるアジヤストスクリユーを操作し
た時の空気流量−熱線素子出力値偏差特性図である。 1……スロツトルボデイ(吸気通路)、2……主流路、
2a……主流路内壁、3……副流路、3−1……副流路
入口、3−2……副流路出口、3d,3e……L字の内
曲り外壁面、11……リブ、12……流路抵抗調整機構
(アジヤストスクリユー)、30……熱線素子。
Claims (5)
- 【請求項1】エンジンの吸気通路として、主流路と、空
気流量測定用の発熱抵抗体を配する副流路とを備え、こ
の副流路は、前記主流路内に位置し、且つその入口から
流路途中までが前記主流路の流れ方向に向き、流路途中
から出口までが前記主流路をブリツジ状に横切つて全体
がL字形の管路を呈するものにおいて、 前記副流路のうち、前記主流路の上流側に面した外壁
面、及びこれに交わる外壁面よりなるL字の内曲がり外
壁面と、前記主流路の内壁面との間に、これらの内曲が
り外壁面,主流路内壁面と一体につながる板状のリブを
前記主流路と平行或いはほぼ平行に配置してなることを
特徴とする空気流量計付き吸気通路。 - 【請求項2】第1請求項において、前記リブは、前記主
流路の下流方向に向けてその断面積が徐々に大きくなる
よう形成される空気流量計付き吸気通路。 - 【請求項3】第1請求項又は第2請求項において、前記
副流路の出口は、前記主流路の下流側に面する側の副流
路管壁面を一部切欠いて形成し、前記主流路のボデイの
一部には、前記副流路の出口面積を可変調整して該副流
路の流路抵抗を調整する機構を設けてなる空気流量計付
き吸気通路。 - 【請求項4】エンジンの吸気通路として、主流路と、空
気流量測定用の発熱抵抗体を配する副流路とを備え、こ
の副流路に前記主流路の空気の一部を通過させるものに
おいて、 前記副流路内の通路断面積を変化させて流路抵抗を可変
調整するための機構を有してなることを特徴とする空気
流量計付き吸気通路。 - 【請求項5】第3請求項又は第4請求項において、前記
副流路の流路抵抗調整機構は、アジヤストスクリユーで
構成してなる空気流量計付き吸気通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63333453A JPH0654253B2 (ja) | 1988-12-31 | 1988-12-31 | 空気流量計付き吸気通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63333453A JPH0654253B2 (ja) | 1988-12-31 | 1988-12-31 | 空気流量計付き吸気通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02181611A JPH02181611A (ja) | 1990-07-16 |
JPH0654253B2 true JPH0654253B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=18266257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63333453A Expired - Fee Related JPH0654253B2 (ja) | 1988-12-31 | 1988-12-31 | 空気流量計付き吸気通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654253B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101594869B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-02-17 | (주) 지비테크 | 유리조각을 매용제로 활용한 굴절률을 가지는 유리알 조성물 및 유리 조성물을 조분화한 유리가루를 이용한 굴절률을 가지는 유리알 |
-
1988
- 1988-12-31 JP JP63333453A patent/JPH0654253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101594869B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-02-17 | (주) 지비테크 | 유리조각을 매용제로 활용한 굴절률을 가지는 유리알 조성물 및 유리 조성물을 조분화한 유리가루를 이용한 굴절률을 가지는 유리알 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02181611A (ja) | 1990-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4986115A (en) | Hot-wire air flow meter | |
KR920002921B1 (ko) | 열선식 공기유량계 및 그것을 사용한 내연기관 | |
JPH06194199A (ja) | 空気流量測定装置 | |
JPH02232524A (ja) | 熱線式空気流量計及び該流量計を備えた内燃機関 | |
US6018994A (en) | Temperature sensitive flow sensor having plate-like straightening members on the metering pipe | |
JPH0143884B2 (ja) | ||
JPH0654253B2 (ja) | 空気流量計付き吸気通路 | |
CN107992105A (zh) | 一种流量控制系统及其控制方法 | |
JPH021518A (ja) | 熱線式空気流量計 | |
US4986116A (en) | Air flow meter for internal combustion engine | |
JPH0258571B2 (ja) | ||
JP3649258B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JPH0631179Y2 (ja) | 機関の吸気量制御装置 | |
JPH039312B2 (ja) | ||
JP3204328B2 (ja) | 空気流量計付きスロットルボディ | |
JPS633422Y2 (ja) | ||
JPH0248694Y2 (ja) | ||
JP2588966B2 (ja) | スロットル装置 | |
JP3211818B2 (ja) | 空気流量計及び内燃機関 | |
JPH0310356Y2 (ja) | ||
JPH02157476A (ja) | スロットルボデイ | |
JPS6212836Y2 (ja) | ||
JPS606736Y2 (ja) | 吸入空気量測定装置 | |
JPH02118288A (ja) | バタフライ弁 | |
JPH07128109A (ja) | スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |