JPH0653469A - イメージセンサおよびその製造方法 - Google Patents
イメージセンサおよびその製造方法Info
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- JPH0653469A JPH0653469A JP4202720A JP20272092A JPH0653469A JP H0653469 A JPH0653469 A JP H0653469A JP 4202720 A JP4202720 A JP 4202720A JP 20272092 A JP20272092 A JP 20272092A JP H0653469 A JPH0653469 A JP H0653469A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成膜異常の発生を防止して、経時劣化の少な
いイメージセンサおよびその製造方法を提供することで
ある。 【構成】 イメージセンサ10は、電気絶縁性の基板1
1の上に、共通電極12と感光層13が形成され、その
上に透明導電層14、導電層15,16で構成される個
別電極17が複数形成されており、感光層13の端部2
0の断面形状が傾斜している。
いイメージセンサおよびその製造方法を提供することで
ある。 【構成】 イメージセンサ10は、電気絶縁性の基板1
1の上に、共通電極12と感光層13が形成され、その
上に透明導電層14、導電層15,16で構成される個
別電極17が複数形成されており、感光層13の端部2
0の断面形状が傾斜している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を走査線毎に読取
って画像信号を出力するイメージセンサおよびその製造
方法に関する。
って画像信号を出力するイメージセンサおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)は、従来のイメージセンサの
一例を示す部分平面図であり、図8(b)はB−B線に
沿った部分断面図である。当該イメージセンサ70は、
ガラス基板などの電気絶縁性の基板71の上に、Crな
どから成る共通電極72と、アモルファスシリコン(a
−Si)などから成る感光層73が形成され、その上に
インジウム錫酸化物(ITO)などから成る透明導電層
74、Crなどから成る導電層75およびAlなどから
成る導電層76で構成される個別電極77が複数形成さ
れており、透明導電層74のみが形成された各受光部7
9の中央付近に、矩形状の導光窓78がエッチングなど
によって基板71に達するまで形設されている。
一例を示す部分平面図であり、図8(b)はB−B線に
沿った部分断面図である。当該イメージセンサ70は、
ガラス基板などの電気絶縁性の基板71の上に、Crな
どから成る共通電極72と、アモルファスシリコン(a
−Si)などから成る感光層73が形成され、その上に
インジウム錫酸化物(ITO)などから成る透明導電層
74、Crなどから成る導電層75およびAlなどから
成る導電層76で構成される個別電極77が複数形成さ
れており、透明導電層74のみが形成された各受光部7
9の中央付近に、矩形状の導光窓78がエッチングなど
によって基板71に達するまで形設されている。
【0003】図9(a)は、図8に示したイメージセン
サ70の感光層74を成膜する際に用いられるマスク板
80を示す正面図であり、図9(b)はC−C線に沿っ
た断面図である。金属製などのマスク板80は、長手方
向にスリット状の開口部81が形成されており、開口部
81の形状は厚さ方向で一定している。
サ70の感光層74を成膜する際に用いられるマスク板
80を示す正面図であり、図9(b)はC−C線に沿っ
た断面図である。金属製などのマスク板80は、長手方
向にスリット状の開口部81が形成されており、開口部
81の形状は厚さ方向で一定している。
【0004】図10は、図9のマスク板80を用いて感
光層73を成膜している様子を示す部分断面図である。
基板71の上に形成された共通電極72が開口部から露
出するように、所定距離でマスク板80を配置して、C
VD(Chemical VaporDeposition)法などを用いて成膜
材料となるたとえばSi原子などの粒子流82を発生さ
せることによって、共通電極72および基板71の上に
たとえばアモルファスシリコンから成る感光層73を成
膜することができ、成膜された感光層72の表面から見
た形状は、マスク板80の開口部の形状にほぼ一致し、
その断面形状は矩形状となる。
光層73を成膜している様子を示す部分断面図である。
基板71の上に形成された共通電極72が開口部から露
出するように、所定距離でマスク板80を配置して、C
VD(Chemical VaporDeposition)法などを用いて成膜
材料となるたとえばSi原子などの粒子流82を発生さ
せることによって、共通電極72および基板71の上に
たとえばアモルファスシリコンから成る感光層73を成
膜することができ、成膜された感光層72の表面から見
た形状は、マスク板80の開口部の形状にほぼ一致し、
その断面形状は矩形状となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
イメージセンサ70は、感光層73の断面形状が矩形状
であるため、(1)図11の部分断面図で示すように、
感光層73の肩部Eが部分的に突出して、成膜異常が生
じやすく、そのため光照射がない場合でも出力される暗
電流が異常に増加する。(2)図12の部分断面図で示
すように、感光層73の上に形成される透明導電層74
や導電層75,76が、ステップカバレッジ不良により
段差部Fで断線しやすくなる。(3)図13の部分平面
図で示すように、成膜工程中における感光層73とマス
ク板80との接触によって、マスク板80の金属粒子が
感光層73の上の斜線で示す領域Gに残留して、隣合う
個別電極同志が短絡しやすくなるなどの成膜異常が発生
するという課題がある。また、このような成膜異常は、
製造直後だけでなく、経時変化による信頼性の低下を招
くという課題がある。
イメージセンサ70は、感光層73の断面形状が矩形状
であるため、(1)図11の部分断面図で示すように、
感光層73の肩部Eが部分的に突出して、成膜異常が生
じやすく、そのため光照射がない場合でも出力される暗
電流が異常に増加する。(2)図12の部分断面図で示
すように、感光層73の上に形成される透明導電層74
や導電層75,76が、ステップカバレッジ不良により
段差部Fで断線しやすくなる。(3)図13の部分平面
図で示すように、成膜工程中における感光層73とマス
ク板80との接触によって、マスク板80の金属粒子が
感光層73の上の斜線で示す領域Gに残留して、隣合う
個別電極同志が短絡しやすくなるなどの成膜異常が発生
するという課題がある。また、このような成膜異常は、
製造直後だけでなく、経時変化による信頼性の低下を招
くという課題がある。
【0006】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、成膜異常の発生を防止して、経時劣化の少ないイ
メージセンサおよびその製造方法を提供することであ
る。
ため、成膜異常の発生を防止して、経時劣化の少ないイ
メージセンサおよびその製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性の
基板の上に、順次、共通電極、感光層が形成され、その
上に透明導電層を含む個別電極が複数形成されたイメー
ジセンサにおいて、前記感光層の端部の断面形状が傾斜
していることを特徴とするイメージセンサである。
基板の上に、順次、共通電極、感光層が形成され、その
上に透明導電層を含む個別電極が複数形成されたイメー
ジセンサにおいて、前記感光層の端部の断面形状が傾斜
していることを特徴とするイメージセンサである。
【0008】また本発明は、(a)電気絶縁性の基板の
上に、共通電極を形成する工程と(b)当該基板側の開
口領域が、当該基板の反対側の開口領域より広いマスク
板を用いて、感光層を成膜する工程と、(c)前記感光
層および前記基板の上に、透明導電層を含む個別電極を
複数形成する工程とを含むことを特徴とするイメージセ
ンサの製造方法である。
上に、共通電極を形成する工程と(b)当該基板側の開
口領域が、当該基板の反対側の開口領域より広いマスク
板を用いて、感光層を成膜する工程と、(c)前記感光
層および前記基板の上に、透明導電層を含む個別電極を
複数形成する工程とを含むことを特徴とするイメージセ
ンサの製造方法である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、電気絶縁性の基板の上に順
次、共通電極、感光層が形成され、その上に透明導電層
を含む個別電極が複数形成されたイメージセンサにおい
て、感光層の端部の断面形状が傾斜していることによっ
て、暗電流を減少させることができるとともに、成膜工
程におけるステップカバレッジが良好になり、段差部に
おける個別電極の電気的接続が確実になる。
次、共通電極、感光層が形成され、その上に透明導電層
を含む個別電極が複数形成されたイメージセンサにおい
て、感光層の端部の断面形状が傾斜していることによっ
て、暗電流を減少させることができるとともに、成膜工
程におけるステップカバレッジが良好になり、段差部に
おける個別電極の電気的接続が確実になる。
【0010】また本発明に従えば、感光層を成膜する際
に、基板側の開口領域が、基板の反対側の開口領域より
広いマスク板を用いることによって、感光層の端部の断
面形状が確実に傾斜するとともに、マスク板と感光層と
の接触を解消することができ、個別電極同志の短絡事故
を防止することが可能となる。
に、基板側の開口領域が、基板の反対側の開口領域より
広いマスク板を用いることによって、感光層の端部の断
面形状が確実に傾斜するとともに、マスク板と感光層と
の接触を解消することができ、個別電極同志の短絡事故
を防止することが可能となる。
【0011】
【実施例】図1(a)は、本発明の一実施例であるイメ
ージセンサを示す部分平面図であり、図1(b)はA−
A線に沿った部分断面図である。当該イメージセンサ1
0は、ガラス基板などの電気絶縁性の基板の上に、Cr
などから成る共通電極12とアモルファスシリコン(a
−Si)などから成る感光層13が形成され、その上に
インジウム錫酸化物(ITO)などから成る透明導電層
14、Crなどから成る導電層15およびAlなどから
成る導電層16で構成される個別電極17が複数形成さ
れており、透明導電層14のみが形成された各受光部1
9の中央付近に、矩形状の導光窓18がエッチングなど
によって基板11に達するまで形成されている。なお、
感光層13の端部20の断面形状が傾斜しているため、
その上に形成される個別電極17はほぼ一様な厚さで滑
らかな断面形状で形成されている。
ージセンサを示す部分平面図であり、図1(b)はA−
A線に沿った部分断面図である。当該イメージセンサ1
0は、ガラス基板などの電気絶縁性の基板の上に、Cr
などから成る共通電極12とアモルファスシリコン(a
−Si)などから成る感光層13が形成され、その上に
インジウム錫酸化物(ITO)などから成る透明導電層
14、Crなどから成る導電層15およびAlなどから
成る導電層16で構成される個別電極17が複数形成さ
れており、透明導電層14のみが形成された各受光部1
9の中央付近に、矩形状の導光窓18がエッチングなど
によって基板11に達するまで形成されている。なお、
感光層13の端部20の断面形状が傾斜しているため、
その上に形成される個別電極17はほぼ一様な厚さで滑
らかな断面形状で形成されている。
【0012】その動作は、基板11の裏面側に配置され
た光源(図示せず)からの光が導光窓18を通過して、
イメージセンサ10の表面にほぼ密着するように配置さ
れた原稿(図示せず)を照射すると、原稿から反射した
光が透明導電層14を介して感光層13に到達する。光
が入射した領域の感光層13は、受光量に応じて比抵抗
が低下する。そこで、予め各個別電極17に負荷抵抗を
介して所定電圧を印加しておくことにより、感光層13
の受光部に電流が流れ、各個別電極17の電圧変化をバ
ッファアンプなどで外部へ取出すことによって、各受光
部の光量分布に応じた原稿の画像信号を得ることができ
る。
た光源(図示せず)からの光が導光窓18を通過して、
イメージセンサ10の表面にほぼ密着するように配置さ
れた原稿(図示せず)を照射すると、原稿から反射した
光が透明導電層14を介して感光層13に到達する。光
が入射した領域の感光層13は、受光量に応じて比抵抗
が低下する。そこで、予め各個別電極17に負荷抵抗を
介して所定電圧を印加しておくことにより、感光層13
の受光部に電流が流れ、各個別電極17の電圧変化をバ
ッファアンプなどで外部へ取出すことによって、各受光
部の光量分布に応じた原稿の画像信号を得ることができ
る。
【0013】図2は、本発明の一実施例であるイメージ
センサの製造方法を示す部分断面図である。まず、図2
(a)に示すように、ガラス基板などの基板11の上
に、Crなどの金属薄膜を蒸着やスパッタなどを用いて
全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いて所定
パターンにエッチングすることにより、共通電極12を
形成している。
センサの製造方法を示す部分断面図である。まず、図2
(a)に示すように、ガラス基板などの基板11の上
に、Crなどの金属薄膜を蒸着やスパッタなどを用いて
全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いて所定
パターンにエッチングすることにより、共通電極12を
形成している。
【0014】次に、図2(b)に示すように、基板11
および共通電極12の上に、基板11側の開口領域が基
板11の反対側の開口領域より広い金属などから成るマ
スク板30を設置して、CVD法などによって、アモル
ファスシリコン(a−Si)などから成る感光層12を
成膜する。このとき感光層12の端部の断面形状は、マ
スク板30の断面形状に対応して、傾斜するようにな
る。図3は、プラズマCVD装置の一例を示す概略断面
図である。このプラズマCVD装置40は、真空容器4
1の中に、基板ホルダ42と、基板ホルダ42に対向し
て原料ガスを供給するための噴出口44を多数備えた中
空状の電極43が設けられている。基板11を基板ホル
ダ42に固定し、さらに成膜パターンを決定するマスク
板30を固定した後、真空容器41内を真空排気すると
ともに、原料ガスを供給しながら基板42と電極41の
間に高周波電界を印加することによってプラズマが発生
し、原料ガスが分解して原料ガスの組成原子が基板11
の上に堆積する。たとえば、原料ガス11としてシラン
を用いて基板温度や圧力などの反応条件を制御すること
によって、アモルファスシリコンから成る感光層13を
成膜することができる。なお、成膜領域を決定するマス
ク板30は、基板側の開口領域が基板の反対側の開口領
域より広いものであれば、図4に示す段差状のもの、図
5に示すテーパ状のもの、図6に示す円弧状のもの、図
7に示す2段の段差状のものなどを用いることができ
る。また、マスク板の厚さは1mm〜1.5mmが好ま
しく、裏側の開口領域と表側の開口領域を結ぶ直線とマ
スク板30との成すテーパ角は、30度〜45度が好ま
しい。
および共通電極12の上に、基板11側の開口領域が基
板11の反対側の開口領域より広い金属などから成るマ
スク板30を設置して、CVD法などによって、アモル
ファスシリコン(a−Si)などから成る感光層12を
成膜する。このとき感光層12の端部の断面形状は、マ
スク板30の断面形状に対応して、傾斜するようにな
る。図3は、プラズマCVD装置の一例を示す概略断面
図である。このプラズマCVD装置40は、真空容器4
1の中に、基板ホルダ42と、基板ホルダ42に対向し
て原料ガスを供給するための噴出口44を多数備えた中
空状の電極43が設けられている。基板11を基板ホル
ダ42に固定し、さらに成膜パターンを決定するマスク
板30を固定した後、真空容器41内を真空排気すると
ともに、原料ガスを供給しながら基板42と電極41の
間に高周波電界を印加することによってプラズマが発生
し、原料ガスが分解して原料ガスの組成原子が基板11
の上に堆積する。たとえば、原料ガス11としてシラン
を用いて基板温度や圧力などの反応条件を制御すること
によって、アモルファスシリコンから成る感光層13を
成膜することができる。なお、成膜領域を決定するマス
ク板30は、基板側の開口領域が基板の反対側の開口領
域より広いものであれば、図4に示す段差状のもの、図
5に示すテーパ状のもの、図6に示す円弧状のもの、図
7に示す2段の段差状のものなどを用いることができ
る。また、マスク板の厚さは1mm〜1.5mmが好ま
しく、裏側の開口領域と表側の開口領域を結ぶ直線とマ
スク板30との成すテーパ角は、30度〜45度が好ま
しい。
【0015】次に図2(c)に示すように、感光層12
および基板11の上に、インジウム錫酸化物(ITO)
などから成る透明導電層14、Crなどから成る導電層
15、Alなどから成る導電層16を蒸着やスパッタな
どを用いて全面に形成する。次に、図2(d)に示すよ
うに、導電層15,16および透明導電層14をフォト
リソグラフィ法を用いて所定パターンにエッチングする
ことによって、図1(a)の平面図に示すような個別電
極17を複数形成して、イメージセンサ10の基本的形
状を決定する。次に図2(e)に示すように、受光部1
9の中央付近の個別電極を基板11に達するまでエッチ
ングを行って、導光窓18を形成する。
および基板11の上に、インジウム錫酸化物(ITO)
などから成る透明導電層14、Crなどから成る導電層
15、Alなどから成る導電層16を蒸着やスパッタな
どを用いて全面に形成する。次に、図2(d)に示すよ
うに、導電層15,16および透明導電層14をフォト
リソグラフィ法を用いて所定パターンにエッチングする
ことによって、図1(a)の平面図に示すような個別電
極17を複数形成して、イメージセンサ10の基本的形
状を決定する。次に図2(e)に示すように、受光部1
9の中央付近の個別電極を基板11に達するまでエッチ
ングを行って、導光窓18を形成する。
【0016】こうして、感光層10が感光層13の端部
の断面形状が傾斜しているイメージセンサを得ることが
できる。
の断面形状が傾斜しているイメージセンサを得ることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明によれば、
感光層の端部の断面形状が傾斜していることによって、
その上に形成される個別電極の電気的接続が確実になっ
て、高信頼性のイメージセンサを得ることができる。ま
た、基板側の開口領域が、基板と反対側の開口領域より
広いマスク板を用いて感光層の成膜を行うことによっ
て、端部の断面形状が傾斜した感光層を簡単に形成する
ことが可能となり、成膜異常による動作不良の発生を防
止して、イメージセンサの製造歩留まりを向上させるこ
とができる。
感光層の端部の断面形状が傾斜していることによって、
その上に形成される個別電極の電気的接続が確実になっ
て、高信頼性のイメージセンサを得ることができる。ま
た、基板側の開口領域が、基板と反対側の開口領域より
広いマスク板を用いて感光層の成膜を行うことによっ
て、端部の断面形状が傾斜した感光層を簡単に形成する
ことが可能となり、成膜異常による動作不良の発生を防
止して、イメージセンサの製造歩留まりを向上させるこ
とができる。
【図1】図1(a)は、本発明の一実施例であるイメー
ジセンサを示す部分平面図であり、図1(b)はA−A
線に沿った部分断面図である。
ジセンサを示す部分平面図であり、図1(b)はA−A
線に沿った部分断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるイメージセンサの製造
方法を示す部分断面図である。
方法を示す部分断面図である。
【図3】プラズマCVD装置の一例を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係るマスク板30の断面形状の一例を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図5】本発明に係るマスク板30の断面形状の他の例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図6】本発明に係るマスク板30の断面形状の他の例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図7】本発明に係るマスク板30の断面形状の他の例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図8】図8(a)は、従来のイメージセンサの一例を
示す部分平面図であり、図8(b)はB−B線に沿った
部分断面図である。
示す部分平面図であり、図8(b)はB−B線に沿った
部分断面図である。
【図9】図9(a)は、従来用いられているマスク板8
0を示す正面図であり、図9(b)はC−C線に沿った
断面図である。
0を示す正面図であり、図9(b)はC−C線に沿った
断面図である。
【図10】図9のマスク板80を用いて感光層73を成
膜している様子を示す部分断面図である。
膜している様子を示す部分断面図である。
【図11】従来のイメージセンサ70の課題を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図12】従来のイメージセンサ70の課題を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図13】従来のイメージセンサ70の課題を示す部分
平面図である。
平面図である。
10 イメージセンサ 11 基板 12 共通電極 13 感光層 14 透明導電層 15,16 導電層 17 個別電極 18 導光窓 19 受光部 20 端部 30 マスク板 40 プラズマCVD装置 41 真空容器 42 基板ホルダ 43 電極 44 噴出口
Claims (2)
- 【請求項1】 電気絶縁性の基板の上に、順次、共通電
極、感光層が形成され、その上に透明導電層を含む個別
電極が複数形成されたイメージセンサにおいて、 前記感光層の端部の断面形状が傾斜していることを特徴
とするイメージセンサ。 - 【請求項2】 (a)電気絶縁性の基板の上に、共通電
極を形成する工程と、 (b)当該基板側の開口領域が、当該基板の反対側の開
口領域より広いマスク板を用いて、感光層を成膜する工
程と、 (c)前記感光層および前記基板の上に、透明導電層を
含む個別電極を複数形成する工程と、 を含むことを特徴とするイメージセンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202720A JPH0653469A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | イメージセンサおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202720A JPH0653469A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | イメージセンサおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653469A true JPH0653469A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16462048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4202720A Pending JPH0653469A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | イメージセンサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653469A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181098B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-02-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical hybrid module and manufacturing method thereof |
KR20100113610A (ko) | 2008-02-08 | 2010-10-21 | 유겐가이샤 월하쇼카이 | 스퀴징 장치 및 점조성 액체용 포장 주머니 |
US10773433B2 (en) | 2016-07-01 | 2020-09-15 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge, core, mold and method of manufacturing a cartridge |
US10870127B2 (en) | 2018-10-02 | 2020-12-22 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge for a mixing and dispensing system |
US10906702B2 (en) | 2018-10-02 | 2021-02-02 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge, method of manufacturing a cartridge, dispensing assembly and method of assembling a dispensing assembly |
US11053064B2 (en) | 2016-07-01 | 2021-07-06 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge, core, mold and method of manufacturing a cartridge |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4202720A patent/JPH0653469A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181098B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-02-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical hybrid module and manufacturing method thereof |
KR20100113610A (ko) | 2008-02-08 | 2010-10-21 | 유겐가이샤 월하쇼카이 | 스퀴징 장치 및 점조성 액체용 포장 주머니 |
US10773433B2 (en) | 2016-07-01 | 2020-09-15 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge, core, mold and method of manufacturing a cartridge |
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US10870127B2 (en) | 2018-10-02 | 2020-12-22 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge for a mixing and dispensing system |
US10906702B2 (en) | 2018-10-02 | 2021-02-02 | Sulzer Mixpac Ag | Cartridge, method of manufacturing a cartridge, dispensing assembly and method of assembling a dispensing assembly |
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