JPH065207Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH065207Y2 JPH065207Y2 JP12481087U JP12481087U JPH065207Y2 JP H065207 Y2 JPH065207 Y2 JP H065207Y2 JP 12481087 U JP12481087 U JP 12481087U JP 12481087 U JP12481087 U JP 12481087U JP H065207 Y2 JPH065207 Y2 JP H065207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- unit case
- door
- outlet
- heater core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は暖風と冷風とを混合させるエアーミックス方式
の自動車用空気調和装置に関し、特に一枚のミックスド
アによって車室内へ温度調節されてベント吹出口から吹
出される空気を左右で独立して温度調整し得るようにし
たものである。
の自動車用空気調和装置に関し、特に一枚のミックスド
アによって車室内へ温度調節されてベント吹出口から吹
出される空気を左右で独立して温度調整し得るようにし
たものである。
(従来の技術) 近年の自動車用空気調和装置にあっては、クーラユニッ
トで冷却された後の空気をヒータユニットで加熱して温
度調整し、これを車室内に吹出させるようにしている。
このような場合にヒータユニット内に設けられたヒータ
コアにクーラユニットからの空気の一部を通過させ、残
りの空気をヒータコアを通過させずにバイパスさせてい
る。バイパスして冷風のままの空気と、ヒータコアを通
過した暖風はヒータユニットの下流側に形成された混合
室内においてミックスされて車室内に吹出されることに
なる。
トで冷却された後の空気をヒータユニットで加熱して温
度調整し、これを車室内に吹出させるようにしている。
このような場合にヒータユニット内に設けられたヒータ
コアにクーラユニットからの空気の一部を通過させ、残
りの空気をヒータコアを通過させずにバイパスさせてい
る。バイパスして冷風のままの空気と、ヒータコアを通
過した暖風はヒータユニットの下流側に形成された混合
室内においてミックスされて車室内に吹出されることに
なる。
このようなエアーミックス方式の自動車用空気調和装置
では、車室内に吹出される空気を左右の吹出口で温度が
異なるように独立して温度制御ができるようにしたもの
(実開昭57−166,910号公報)や、上下の吹出
口から吹出される空気の温度をそれぞれ独立して制御で
きるようにしたものとか、或いは車室内の前後に設けら
れた吹出口から吹出される空気の温度を、それぞれ独立
して制御できるようにしたもの等が提案されている。
では、車室内に吹出される空気を左右の吹出口で温度が
異なるように独立して温度制御ができるようにしたもの
(実開昭57−166,910号公報)や、上下の吹出
口から吹出される空気の温度をそれぞれ独立して制御で
きるようにしたものとか、或いは車室内の前後に設けら
れた吹出口から吹出される空気の温度を、それぞれ独立
して制御できるようにしたもの等が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のいわゆる独立温度調節
式の自動車用空気調和装置においては、ヒータユニット
内を二分しており、ミックスドアを2枚用いている。こ
のために、ヒータユニット内の構造が複雑となり、部品
点数の増加や組立て工数の増加により製造コストが高く
なるという問題点があった。
式の自動車用空気調和装置においては、ヒータユニット
内を二分しており、ミックスドアを2枚用いている。こ
のために、ヒータユニット内の構造が複雑となり、部品
点数の増加や組立て工数の増加により製造コストが高く
なるという問題点があった。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構造で上述した前後、左右の吹出口から吹
出す空気の温度を、独立して温度調整し得るようにする
ことを目的とする。
あり、簡単な構造で上述した前後、左右の吹出口から吹
出す空気の温度を、独立して温度調整し得るようにする
ことを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案は、空気流入口を有す
るヒータユニットのユニットケースにベント吹出口、デ
フ吹出口、及びフット吹出口を設け、前記空気流入口か
ら流入した空気を加熱するヒータコアを前記ユニットケ
ース内の上流部に有する自動車用空気調和装置におい
て、前記ヒータコアを通って加熱された後に前記ユニッ
トケースの下流側に形成された混合室内に流入する暖風
と、前記ヒータコアを通過せずに直接前記混合室内に流
入する冷風との割合いを調整するミックスドアを、前記
ユニットケースに軸方向に摺動自在に装着されたドア軸
に固着し、前記ミックスドアの軸方向の幅を前記ユニッ
トケースの前記ミックスドアの軸方向の幅よりも短く形
成し、当該ドア軸の軸方向位置を変化させることにより
ミックスドアとユニットケース内壁との間の隙間を通る
空気の割合いを調整して前記ベント吹出口及びフット吹
出口に暖風領域と冷風領域が形成されるようにしたこと
を特徴とする自動車用空気調和装置である。
るヒータユニットのユニットケースにベント吹出口、デ
フ吹出口、及びフット吹出口を設け、前記空気流入口か
ら流入した空気を加熱するヒータコアを前記ユニットケ
ース内の上流部に有する自動車用空気調和装置におい
て、前記ヒータコアを通って加熱された後に前記ユニッ
トケースの下流側に形成された混合室内に流入する暖風
と、前記ヒータコアを通過せずに直接前記混合室内に流
入する冷風との割合いを調整するミックスドアを、前記
ユニットケースに軸方向に摺動自在に装着されたドア軸
に固着し、前記ミックスドアの軸方向の幅を前記ユニッ
トケースの前記ミックスドアの軸方向の幅よりも短く形
成し、当該ドア軸の軸方向位置を変化させることにより
ミックスドアとユニットケース内壁との間の隙間を通る
空気の割合いを調整して前記ベント吹出口及びフット吹
出口に暖風領域と冷風領域が形成されるようにしたこと
を特徴とする自動車用空気調和装置である。
(作用) ドア軸を軸方向に摺動させて前記隙間の寸法を変化させ
ることにより、車室内に向けてベント吹出口及びフット
吹出口から吹出される空気の温度を独立して制御するこ
とができる。これにより、車室内の空気調和を適正な状
態に制御することが可能となる。
ることにより、車室内に向けてベント吹出口及びフット
吹出口から吹出される空気の温度を独立して制御するこ
とができる。これにより、車室内の空気調和を適正な状
態に制御することが可能となる。
(実施例) 以下、本考案を図示する実施例に基いて詳細に説明す
る。第1図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和
装置を示す図であり、通常樹脂を素材として射出成形に
より形成されたヒータユニットのユニットケース1に
は、空気流入口2が形成されており、この空気流入口2
の前方には図示しないクーラユニットが設置されるよう
になっている。したがって、このクーラユニットにおい
て冷却された空気がユニットケース1内に流入すること
になる。また、前記ユニットケース1には、前壁部に形
成されたベント吹出口3と、上壁部に形成されたデフ吹
出口4と、底壁部に形成されたフット吹出口5との3種
類の空気流出用吹出口が形成されている。前記ベント吹
出口3には第2図に示すようにベントダクト20が接続
されるようになっており、これを介して車室内の換気時
や冷房時に、乗員の上半身に向けて温調空気が吹出され
ることになる。また、デフ吹出口4には第2図に示すよ
うにデフダクト21が接続されるようになっており、こ
れを介してフロントガラスの内面に温調空気が吹出さ
れ、このガラスの曇が除去されることになる。尚、前記
ベントダクト20は左右にそれぞれ吹出口20a、20
bを有すると共に、中央にも吹出口20cを有する。ま
た、デフダクト21には左右の吹出口21a、21bが
設けられており、更に左右のガラスに向けて空気を吹出
させる吹出口が設けられているものもある。車室内を暖
房する際にはフット吹出口5から温調空気が車室内に吹
出されることになる。
る。第1図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和
装置を示す図であり、通常樹脂を素材として射出成形に
より形成されたヒータユニットのユニットケース1に
は、空気流入口2が形成されており、この空気流入口2
の前方には図示しないクーラユニットが設置されるよう
になっている。したがって、このクーラユニットにおい
て冷却された空気がユニットケース1内に流入すること
になる。また、前記ユニットケース1には、前壁部に形
成されたベント吹出口3と、上壁部に形成されたデフ吹
出口4と、底壁部に形成されたフット吹出口5との3種
類の空気流出用吹出口が形成されている。前記ベント吹
出口3には第2図に示すようにベントダクト20が接続
されるようになっており、これを介して車室内の換気時
や冷房時に、乗員の上半身に向けて温調空気が吹出され
ることになる。また、デフ吹出口4には第2図に示すよ
うにデフダクト21が接続されるようになっており、こ
れを介してフロントガラスの内面に温調空気が吹出さ
れ、このガラスの曇が除去されることになる。尚、前記
ベントダクト20は左右にそれぞれ吹出口20a、20
bを有すると共に、中央にも吹出口20cを有する。ま
た、デフダクト21には左右の吹出口21a、21bが
設けられており、更に左右のガラスに向けて空気を吹出
させる吹出口が設けられているものもある。車室内を暖
房する際にはフット吹出口5から温調空気が車室内に吹
出されることになる。
ユニットケース1内の上流側にはヒータコア6が設けら
れ、下流側には混合室7が形成されている。ヒータコア
6内にはエンジンを冷却した温水が循環するようになっ
ており、空気流入口2から流入した空気がヒータコア6
を通過すると、ここで加熱されることになる。
れ、下流側には混合室7が形成されている。ヒータコア
6内にはエンジンを冷却した温水が循環するようになっ
ており、空気流入口2から流入した空気がヒータコア6
を通過すると、ここで加熱されることになる。
前記ヒータコア6は第3図(A)〜(C)に示すよう
に、ユニットケース1の前壁1bと後壁1cとにそれぞ
れヒータコア6のタンク部6a、6bを接触させた設置
されている。
に、ユニットケース1の前壁1bと後壁1cとにそれぞ
れヒータコア6のタンク部6a、6bを接触させた設置
されている。
ヒータコア6の前面には第2図に示すように、ミックス
ドア10が開閉自在になっており、このミックスドア1
0はヒータコア6を通って加熱された後に混合室7内に
流入する暖風と、ヒータコア6を通過せずに直接混合室
7内に流入する冷風との割合を調整するためのものであ
る。このミックスドア10はユニットケース1に、これ
の前後の壁1b、1cの部分で両端が支持されたドア軸
11に固着されており、このドア軸11は軸方向に摺動
自在となっている。このミックスドア10の幅は第3図
(A)に示すように、前後の両壁1b、1cの間隔をL
とし、ミックスドア10と前壁1bとの間の間隔をD
1、後壁1cとの間の間隔をD2とする。前記間隔Lよ
りも寸法D1+D2だけ短い寸法L0に設定されてい
る。
ドア10が開閉自在になっており、このミックスドア1
0はヒータコア6を通って加熱された後に混合室7内に
流入する暖風と、ヒータコア6を通過せずに直接混合室
7内に流入する冷風との割合を調整するためのものであ
る。このミックスドア10はユニットケース1に、これ
の前後の壁1b、1cの部分で両端が支持されたドア軸
11に固着されており、このドア軸11は軸方向に摺動
自在となっている。このミックスドア10の幅は第3図
(A)に示すように、前後の両壁1b、1cの間隔をL
とし、ミックスドア10と前壁1bとの間の間隔をD
1、後壁1cとの間の間隔をD2とする。前記間隔Lよ
りも寸法D1+D2だけ短い寸法L0に設定されてい
る。
ドア軸11を軸方向に摺動することによって、第3図
(A)に示すよう、にミックスドア10をユニットケー
ス1内の中央部に位置させたり、第3図(B)に示すよ
うに後壁1cに寄った位置に移動させたり、或いは第3
図(C)に示すように前壁1bに寄った位置に移動させ
ることができる。第3図(A)にあっては、前記寸法D
1とD2とがほぼ同一値となっており、第3図(B)に
あっては、D2がほぼゼロで、第3図(C)にあって
は、D1がほぼゼロとなった状態を示す。
(A)に示すよう、にミックスドア10をユニットケー
ス1内の中央部に位置させたり、第3図(B)に示すよ
うに後壁1cに寄った位置に移動させたり、或いは第3
図(C)に示すように前壁1bに寄った位置に移動させ
ることができる。第3図(A)にあっては、前記寸法D
1とD2とがほぼ同一値となっており、第3図(B)に
あっては、D2がほぼゼロで、第3図(C)にあって
は、D1がほぼゼロとなった状態を示す。
前記ベント吹出口3を開閉するためにユニットケース1
内にはベントドア22が開閉自在に取付けられ、デフ吹
出口4を開閉するためにユニットケース1内にはデフド
ア23が開閉自在に取付けられ、更にフット吹出口5を
開閉するためにフットドア24が取付けられている。ヒ
ータユニットケース1の下面にはフットダクト30が取
付けられ、これに設けられた配風吹出口31から車室内
に空気が吹出されるようになっている。
内にはベントドア22が開閉自在に取付けられ、デフ吹
出口4を開閉するためにユニットケース1内にはデフド
ア23が開閉自在に取付けられ、更にフット吹出口5を
開閉するためにフットドア24が取付けられている。ヒ
ータユニットケース1の下面にはフットダクト30が取
付けられ、これに設けられた配風吹出口31から車室内
に空気が吹出されるようになっている。
前記各々の吹出口3、4のうち、ベントドア22が開い
た状態でのベント吹出口3にあっては、第3図(B)に
示すように、ミックスドア10を後壁1cに寄せると、
冷風が寸法D1で示されているミックスドア10と前壁
1bとの間の隙間の部分を通ることになり、この冷風は
前壁1bに沿って流れてベント吹出口3の第3図におけ
る左側の領域に主として至ることになる。これにより左
側が冷風領域となる。これに対して、ヒータコア6を通
過し暖風となった空気はベント吹出口3の右側に主とし
て至り、このベント吹出口3の右側の部分が暖風領域と
なる。したがって、第2図においてベントダクト20に
は左側の吹出口20aからは比較的冷たい空気が吹出さ
れ、逆に右側の吹出口20bからは比較的暖かい空気が
吹出されることになる。これらの温度調整はミックスド
ア10の位置を調整してそれぞれの隙間寸法D1,D2
を変化させることにより達成される。
た状態でのベント吹出口3にあっては、第3図(B)に
示すように、ミックスドア10を後壁1cに寄せると、
冷風が寸法D1で示されているミックスドア10と前壁
1bとの間の隙間の部分を通ることになり、この冷風は
前壁1bに沿って流れてベント吹出口3の第3図におけ
る左側の領域に主として至ることになる。これにより左
側が冷風領域となる。これに対して、ヒータコア6を通
過し暖風となった空気はベント吹出口3の右側に主とし
て至り、このベント吹出口3の右側の部分が暖風領域と
なる。したがって、第2図においてベントダクト20に
は左側の吹出口20aからは比較的冷たい空気が吹出さ
れ、逆に右側の吹出口20bからは比較的暖かい空気が
吹出されることになる。これらの温度調整はミックスド
ア10の位置を調整してそれぞれの隙間寸法D1,D2
を変化させることにより達成される。
ドア軸11を摺動させて第3図(C)に示すように第3
図(B)で示す位置とは逆の方向に移動させると、前記
冷風領域と暖風領域が逆に形成されることになる。
図(B)で示す位置とは逆の方向に移動させると、前記
冷風領域と暖風領域が逆に形成されることになる。
このようにして左右の吹出口からの空気の温度を別々に
独立して調整することは、フット吹出口5、デフ吹出口
4についても同様となる。
独立して調整することは、フット吹出口5、デフ吹出口
4についても同様となる。
上述したようにドア軸11を軸方向に摺動させるには、
アクチュエータやケーブル等をドア軸11に連結し、こ
れを作動させることによりなされる。
アクチュエータやケーブル等をドア軸11に連結し、こ
れを作動させることによりなされる。
上述した自動車用空気調和装置を用いて車室内を所望の
状態に調整するには、ミックスドア10の開度を変化さ
せることにより、ヒータコア6を通過する空気と通過し
ないで迂回する空気の割合いを調整することによって達
成される。ベントダクト20の左右の吹出口20a、2
0bから、それぞれほぼ同一温度の温調空気を吹出され
るには、ミックスドア10を第3図(A)に示すよう
に、ユニットケース1内の中央部に位置させる。
状態に調整するには、ミックスドア10の開度を変化さ
せることにより、ヒータコア6を通過する空気と通過し
ないで迂回する空気の割合いを調整することによって達
成される。ベントダクト20の左右の吹出口20a、2
0bから、それぞれほぼ同一温度の温調空気を吹出され
るには、ミックスドア10を第3図(A)に示すよう
に、ユニットケース1内の中央部に位置させる。
そして、左右の吹出口20a、20bから吹出される空
気の温度を変化させるには、ドア軸11を軸方向に移動
してそれぞれの隙間寸法D1、D2を変化することによ
り達成される。
気の温度を変化させるには、ドア軸11を軸方向に移動
してそれぞれの隙間寸法D1、D2を変化することによ
り達成される。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、ミックスドアをユニッ
トケースに軸方向に摺動自在に装着されたドア軸に固着
し、前記ミックスドアの軸方向の幅を前記ユニットケー
スの前記ミックスドアの軸方向の幅よりも短く形成し、
当該ドア軸の軸方向位置を変化させることによりミック
スドアとユニットケース内壁との間の隙間を通る空気の
割合いを調整して前記各々の吹出口に暖風領域と冷風領
域が形成されるようにしたので、ドア軸を軸方向に摺動
することによって、車室内に吹出される空気の温度を左
右等の各々の吹出口で相互に独立して制御することがで
きる。
トケースに軸方向に摺動自在に装着されたドア軸に固着
し、前記ミックスドアの軸方向の幅を前記ユニットケー
スの前記ミックスドアの軸方向の幅よりも短く形成し、
当該ドア軸の軸方向位置を変化させることによりミック
スドアとユニットケース内壁との間の隙間を通る空気の
割合いを調整して前記各々の吹出口に暖風領域と冷風領
域が形成されるようにしたので、ドア軸を軸方向に摺動
することによって、車室内に吹出される空気の温度を左
右等の各々の吹出口で相互に独立して制御することがで
きる。
第1図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置
を示す斜視図、第2図はダクトが組付けられた状態を示
す第1図の正面図、第3図(A)〜(C)はそれぞれミ
ックスドアの移動状態をよ示す断面図である。 1……ユニットケース、2……空気流入口、3……ベン
ト吹出口、4……デフ吹出口、6……ヒータコア、7…
…混合室、8、9……隙間、10……ミックスドア、1
1……ドア軸。
を示す斜視図、第2図はダクトが組付けられた状態を示
す第1図の正面図、第3図(A)〜(C)はそれぞれミ
ックスドアの移動状態をよ示す断面図である。 1……ユニットケース、2……空気流入口、3……ベン
ト吹出口、4……デフ吹出口、6……ヒータコア、7…
…混合室、8、9……隙間、10……ミックスドア、1
1……ドア軸。
Claims (1)
- 【請求項1】空気流入口(2)を有するヒータユニットの
ユニットケース(1)にベント吹出口(3)、デフ吹出口
(4)、及びフット吹出口(5)を設け、前記空気流入口から
流入した空気を加熱するヒータコア(6)を前記ユニット
ケース内の上流部に有する自動車用空気調和装置におい
て、前記ヒータコアを通って加熱された後に前記ユニッ
トケースの下流側に形成された混合室内(7)に流入する
暖風と、前記ヒータコアを通過せずに直接前記混合室内
に流入する冷風との割合いを調整するミックスドア(10)
を、前記ユニットケースに軸方向に摺動自在に装着され
たドア軸(11)に固着し、前記ミックスドアの軸方向の幅
を前記ユニットケースの前記ミックスドアの軸方向の幅
よりも短く形成し、当該ドア軸の軸方向位置を変化させ
ることによりミックスドアとユニットケース内壁との間
の隙間を通る空気の割合いを調整して前記ベント吹出口
及びフット吹出口に暖風領域と冷風領域が形成されるよ
うにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12481087U JPH065207Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12481087U JPH065207Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6441409U JPS6441409U (ja) | 1989-03-13 |
JPH065207Y2 true JPH065207Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31374863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12481087U Expired - Lifetime JPH065207Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065207Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-18 JP JP12481087U patent/JPH065207Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6441409U (ja) | 1989-03-13 |
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