JPH065094B2 - 自動変速機 - Google Patents
自動変速機Info
- Publication number
- JPH065094B2 JPH065094B2 JP59166156A JP16615684A JPH065094B2 JP H065094 B2 JPH065094 B2 JP H065094B2 JP 59166156 A JP59166156 A JP 59166156A JP 16615684 A JP16615684 A JP 16615684A JP H065094 B2 JPH065094 B2 JP H065094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- oil
- oil passage
- support portion
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/12—Details not specific to one of the before-mentioned types
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/02—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
- B60T1/06—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels
- B60T1/062—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels acting on transmission parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/021—Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/3023—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
- F16H63/3026—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動変速機内の円環状の油圧サーボドラムを回
転自在に支持すると共に、該油圧サーボドラムへの作動
油の給排を行う作動油供給油路を内部に形成したサポー
トを備える自動変速機に関する。
転自在に支持すると共に、該油圧サーボドラムへの作動
油の給排を行う作動油供給油路を内部に形成したサポー
トを備える自動変速機に関する。
[従来技術] 特開昭57−22455号公報および実公昭57−39
652号公報には、摩擦係合装置の油圧サーボドラムに
嵌入する筒状支持部を有し、油圧サーボドラムに作動油
を給排するためのに作動油給排油路が内部に形成された
サポート(特開昭57−22455号公報記載の中空固
定軸55、実公昭57−39652号公報記載のケース
49(シリンダ58))が装着された自動変速機が示さ
れている。
652号公報には、摩擦係合装置の油圧サーボドラムに
嵌入する筒状支持部を有し、油圧サーボドラムに作動油
を給排するためのに作動油給排油路が内部に形成された
サポート(特開昭57−22455号公報記載の中空固
定軸55、実公昭57−39652号公報記載のケース
49(シリンダ58))が装着された自動変速機が示さ
れている。
これらの従来技術において、サポートの外周側より前記
油圧サーボドラムの内周に作動油の給排を行う作動油給
排油路は、サポートの外周より内周に開口しないように
半径方向に形成されたサポート内油路(特開昭57−2
2455号公報記載の通路62の半径方向部分、実公昭
57−39652号公報記載の油路76の半径方向部
分)と、筒状支持部の軸方向側の端面より前記サポート
内油路に連通するように軸方向に形成された筒状支持部
内周油路(特開昭57−22455号公報記載の通路6
2の軸方向部分、実公昭57−39652号公報記載の
油路76の軸方向部分)と、油圧サーボドラムの内周筒
状部に形成される作動油給排用の穴に対応したサポート
の筒状支持部の外周より内周に開口しないように、かつ
筒状支持部内周油路に連通するように半径方向に形成さ
れた支持部内油路(特開昭57−22455号公報記載
のポート63、65、実公昭57−39652号公報記
載の油路76とシリンダ室78とを結ぶ半径方向のシリ
ンダ58に設けられた油路)とが設けられ、筒状支持部
の軸方向側の端面より支持部内周油路にプラグまたはボ
ール等の栓を装着して筒状支持部内周油路の開口を塞ぐ
ことにより形成されていた。
油圧サーボドラムの内周に作動油の給排を行う作動油給
排油路は、サポートの外周より内周に開口しないように
半径方向に形成されたサポート内油路(特開昭57−2
2455号公報記載の通路62の半径方向部分、実公昭
57−39652号公報記載の油路76の半径方向部
分)と、筒状支持部の軸方向側の端面より前記サポート
内油路に連通するように軸方向に形成された筒状支持部
内周油路(特開昭57−22455号公報記載の通路6
2の軸方向部分、実公昭57−39652号公報記載の
油路76の軸方向部分)と、油圧サーボドラムの内周筒
状部に形成される作動油給排用の穴に対応したサポート
の筒状支持部の外周より内周に開口しないように、かつ
筒状支持部内周油路に連通するように半径方向に形成さ
れた支持部内油路(特開昭57−22455号公報記載
のポート63、65、実公昭57−39652号公報記
載の油路76とシリンダ室78とを結ぶ半径方向のシリ
ンダ58に設けられた油路)とが設けられ、筒状支持部
の軸方向側の端面より支持部内周油路にプラグまたはボ
ール等の栓を装着して筒状支持部内周油路の開口を塞ぐ
ことにより形成されていた。
そして、サポートの筒状支持部の外周には油圧サーボド
ラムの内周筒状部に形成された作動油給排用の穴に前記
筒状支持部内油路の半径方向外側の開口から作動油を導
くために、筒状支持部内油路の開口の軸方向両側にはシ
ールリングを装着するためのシールリング溝が形成され
ている。
ラムの内周筒状部に形成された作動油給排用の穴に前記
筒状支持部内油路の半径方向外側の開口から作動油を導
くために、筒状支持部内油路の開口の軸方向両側にはシ
ールリングを装着するためのシールリング溝が形成され
ている。
また、一般的にサポートは大型部分であり、自動変速機
の軽量化のためにアルミニウム等の軽量素材が用いら
れ、シールリングにはアルミニウム等に対してなじみ性
の優れた鋳鉄性シールリングが用いられている。
の軽量化のためにアルミニウム等の軽量素材が用いら
れ、シールリングにはアルミニウム等に対してなじみ性
の優れた鋳鉄性シールリングが用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の従来技術のサポートの構造では、半径方向に延び
るサポート内油路、筒状支持部内周油路および筒状支持
部内油路を形成する穴はそれぞれを貫通構造とすること
ができないので、加工が困難である。
るサポート内油路、筒状支持部内周油路および筒状支持
部内油路を形成する穴はそれぞれを貫通構造とすること
ができないので、加工が困難である。
また、サポートの筒状支持部の外周に形成されるシール
リング溝は高精度の加工が要求され、支持部内油路は2
つのシールリング溝の間に開口させるために小径で位置
ずれがないように精度良く形成されなければならない。
しかし、上記のサポートではシールリングが装着される
筒状支持部が一体的に形成されるので、大型の部品であ
るサポートにシールリング溝の高精度の加工を直接に施
すので生産性が悪い。
リング溝は高精度の加工が要求され、支持部内油路は2
つのシールリング溝の間に開口させるために小径で位置
ずれがないように精度良く形成されなければならない。
しかし、上記のサポートではシールリングが装着される
筒状支持部が一体的に形成されるので、大型の部品であ
るサポートにシールリング溝の高精度の加工を直接に施
すので生産性が悪い。
また、シールリングとしてフッ素樹脂等からなるシール
性の優れた樹脂性のシールリングが注目されているが、
大型部品であるサポートの材質は、自動変速機の軽量化
のために決定されるため、軽量素材とのなじみ性の悪い
フッ素樹脂性シールリング等は耐久性の点から採用する
ことができず、シールリングからの油漏れ量を低減する
ことが困難だった。
性の優れた樹脂性のシールリングが注目されているが、
大型部品であるサポートの材質は、自動変速機の軽量化
のために決定されるため、軽量素材とのなじみ性の悪い
フッ素樹脂性シールリング等は耐久性の点から採用する
ことができず、シールリングからの油漏れ量を低減する
ことが困難だった。
本発明は上記の問題点を解決するために、サポートの加
工性を良好なものとすることにより、自動変速機の生産
性を向上させると共に、サポートに装着されるシールリ
ングからの油漏れ量を低減することができる自動変速機
を提供することを目的とする。
工性を良好なものとすることにより、自動変速機の生産
性を向上させると共に、サポートに装着されるシールリ
ングからの油漏れ量を低減することができる自動変速機
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために次の構成を採用す
る。すなわち、 回転自在に外嵌される摩擦係合装置の油圧サーボドラム
に作動油の給排を行う作動油供給油路を形成したサポー
トを備える自動変速機において、 前記サポートは、内周側に筒状支持部を有し、外周がト
ランスミッションケースに嵌着されたサポート本体と、
該筒状支持部の内周に固着される内周スリーブと、前記
筒状支持部の外周に固着される外周スリーブとを備え、 前記サポート本体は、作動油の給排を行う油圧制御装置
から前記筒状支持部の内周に連通する支持サポート内油
路と、前記筒状支持部の外周と内周とを連通する筒状支
持部内油路と、前記支持サポート内油路の内周口と前記
筒状支持部内油路の内周口とを連通し、内周側が前記内
周スリーブに覆われて作動油が流通する筒状支持部内周
油路を形成する筒状支持部内周溝とを有し、 前記外周スリーブは、前記油圧サーボドラムの内周筒状
部の作動油給排穴に対応した位置に設けられた外周油溝
と、該外周油溝と前記サポートの筒状支持部内油路の外
周開口とを連通するスリーブ穴と、該外周油溝の両側に
設けられた外周リング溝とを有し、 該外周スリーブの外周リング溝にシールリングを装着し
た自動変速機である。
る。すなわち、 回転自在に外嵌される摩擦係合装置の油圧サーボドラム
に作動油の給排を行う作動油供給油路を形成したサポー
トを備える自動変速機において、 前記サポートは、内周側に筒状支持部を有し、外周がト
ランスミッションケースに嵌着されたサポート本体と、
該筒状支持部の内周に固着される内周スリーブと、前記
筒状支持部の外周に固着される外周スリーブとを備え、 前記サポート本体は、作動油の給排を行う油圧制御装置
から前記筒状支持部の内周に連通する支持サポート内油
路と、前記筒状支持部の外周と内周とを連通する筒状支
持部内油路と、前記支持サポート内油路の内周口と前記
筒状支持部内油路の内周口とを連通し、内周側が前記内
周スリーブに覆われて作動油が流通する筒状支持部内周
油路を形成する筒状支持部内周溝とを有し、 前記外周スリーブは、前記油圧サーボドラムの内周筒状
部の作動油給排穴に対応した位置に設けられた外周油溝
と、該外周油溝と前記サポートの筒状支持部内油路の外
周開口とを連通するスリーブ穴と、該外周油溝の両側に
設けられた外周リング溝とを有し、 該外周スリーブの外周リング溝にシールリングを装着し
た自動変速機である。
[作用および発明の効果] 高精度の加工が要求される油溝、リング溝および油溝に
開口する油路を小型の部品である外周スリーブに形成す
るだけでよいので、加工が容易となる。しかも大型部品
であるサポート本体に形成されるサポート内油路と筒状
支持部内油路はいづれも貫通構造であるので、油路の形
成が容易である。こうしてそれぞれ容易に加工できるサ
ポート本体と外周スリーブと内周スリーブとを組み立て
ることにより、容易にサポートが製造できるので自動変
速機の生産性が向上する。
開口する油路を小型の部品である外周スリーブに形成す
るだけでよいので、加工が容易となる。しかも大型部品
であるサポート本体に形成されるサポート内油路と筒状
支持部内油路はいづれも貫通構造であるので、油路の形
成が容易である。こうしてそれぞれ容易に加工できるサ
ポート本体と外周スリーブと内周スリーブとを組み立て
ることにより、容易にサポートが製造できるので自動変
速機の生産性が向上する。
また、サポート本体と外周スリーブの材質をそれぞれの
要求に合わせて採用できるので、例えばサポート本体を
軽合金として自動変速機の軽量化に貢献できると共に、
シールリングとしてシール性の優れた樹脂性のシールリ
ングを装着し、外周スリーブの材質を樹脂性シールリン
グとなじみ性の良い鉄製とするなど、外周スリーブの材
質を装着されるシールリングの材質に合わせて選択する
ことができるので、シールリングからの油漏れ量を低減
することができ、また、シールリングの耐久性が向上す
る。
要求に合わせて採用できるので、例えばサポート本体を
軽合金として自動変速機の軽量化に貢献できると共に、
シールリングとしてシール性の優れた樹脂性のシールリ
ングを装着し、外周スリーブの材質を樹脂性シールリン
グとなじみ性の良い鉄製とするなど、外周スリーブの材
質を装着されるシールリングの材質に合わせて選択する
ことができるので、シールリングからの油漏れ量を低減
することができ、また、シールリングの耐久性が向上す
る。
[実施例] つぎに本発明の動力伝達軸と油圧サーボドラムの支持サ
ポートを図に示す一実施例に基づき説明する。
ポートを図に示す一実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の動力伝達軸と油圧サーボドラムの支持
サポートを示す断面図、第2図は本発明の動力伝達軸と
油圧サーボドラムの支持サポートを適用した車両用自動
変速機の断面図を示す。
サポートを示す断面図、第2図は本発明の動力伝達軸と
油圧サーボドラムの支持サポートを適用した車両用自動
変速機の断面図を示す。
自動変速機100は、流体式トルクコンバータ200と、トラ
ンスミッション300と、油圧制御装置400とから構成され
る。
ンスミッション300と、油圧制御装置400とから構成され
る。
トランスミッション300は、第1遊星歯車装置U0、油圧
サーボにより作動される1つの多板クラッチC0、1つ
の多板ブレーキB0、および1つの一方向クラッチF0を
備えるオーバードライブ変速装置300Aと、第2遊星歯
車装置U1、第3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作
動される2つの多板クラッチC1、C2、1つのベルトブ
レーキB1、2つの多板ブレーキB2、B3、および2つ
の一方向クラッチF1、F2を備える前進3段後進1段の
アンダードライブ変速装置300Bとから構成される。
サーボにより作動される1つの多板クラッチC0、1つ
の多板ブレーキB0、および1つの一方向クラッチF0を
備えるオーバードライブ変速装置300Aと、第2遊星歯
車装置U1、第3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作
動される2つの多板クラッチC1、C2、1つのベルトブ
レーキB1、2つの多板ブレーキB2、B3、および2つ
の一方向クラッチF1、F2を備える前進3段後進1段の
アンダードライブ変速装置300Bとから構成される。
自動変速機100の変速機ケース110は、トルクコンバータ
200を収容するトルクコンバータハウジング120、オーバ
ードライブ変速装置300Aとアンダードライブ変速装置3
00Bとを収容する各室とを一体に形成してなるトランス
ミッションケース130、自動変速機100の後側を蓋するエ
クステンションハウジング140とからなり、これらトル
クコンバータハウジング120と、トランスミッションケ
ース130と、エクステンションハウジング140とはそれぞ
れ多数のボルトで締結され、変速機ケース110の内部に
はトルクコンバータ200からオーバードライブ変速装置3
00Aに動力を伝達する入力軸1A、オーバードライブ変
速装置300Aの出力をアンダードライブ変速装置300Bに
伝達する中間伝動軸1B、アンダードライブ変速装置300
Bの出力を取り出す出力軸1Cからなる動力伝達軸1が配
設されている。
200を収容するトルクコンバータハウジング120、オーバ
ードライブ変速装置300Aとアンダードライブ変速装置3
00Bとを収容する各室とを一体に形成してなるトランス
ミッションケース130、自動変速機100の後側を蓋するエ
クステンションハウジング140とからなり、これらトル
クコンバータハウジング120と、トランスミッションケ
ース130と、エクステンションハウジング140とはそれぞ
れ多数のボルトで締結され、変速機ケース110の内部に
はトルクコンバータ200からオーバードライブ変速装置3
00Aに動力を伝達する入力軸1A、オーバードライブ変
速装置300Aの出力をアンダードライブ変速装置300Bに
伝達する中間伝動軸1B、アンダードライブ変速装置300
Bの出力を取り出す出力軸1Cからなる動力伝達軸1が配
設されている。
トルクコンバータ200は、前方(エンジン側)が開いた
トルクコンバータハウジング120内に収容され、図示し
ないエンジンの駆動を受けて回転するフロントカバー20
1、該フロントカバー201内周に溶接された円環板状のリ
アカバー202、該リアカバー202の内周壁面の内壁に周設
されたポンプインペラ203、該ポンプインペラ203に対向
して配置されたタービンランナ204、該タービンランナ2
04を保持しているタービンシェル205、一方向クラッチ2
06を介し、変速機ケース110に連結された固定軸207に支
持され、入力回転数の低い時トクル容量を増大させるス
テータ208と、前記フロントカバー201とタービンシェル
205との間にフロントカバー201とタービンシェル205を
同一回転とする直径クラッチ(ロックアップクラッチ)
209を備えている。前記トルクコンバータハウジング120
の後方に連続する筒状のトランスミッションケース130
とトルクコンバータハウジング120の間には、内部に外
歯歯車150aと内歯歯車150bを備えた内接歯車オイルポン
プ150を収容し、内周で前方に筒状部151を有するオイル
ポンプボディ152がトランスミッションケース130の前部
に締結され、リアカバー202の内周端部と連結された延
長部材210が筒状部151の内周を介して外歯歯車150aの内
周とスプライン嵌合されている。また前記オイルポンプ
ボディ152の後側には、前記筒状部151と同軸状で後向き
に突出し、固定軸201を介して入力軸1Aを周囲で支持す
る筒状のフロントサポート153を有するオイルポンプカ
バー154が締着されて前記オイルポンプハウジング152と
オイルポンプカバー154がトルクコンバータハウジング1
20とトランスミッションケース130との隔壁を形成して
いる。また、トランスミッションケース130内の中間に
はオーバードライブ変速装置300Aが形成されるオーバ
ードライブ機構室130Aとアンダードライブ変速装置300
Bが形成されるアンダードライブ機構室130Bとを隔壁
し、内周で動力伝達軸1の中間伝動軸1Bを内周で支持す
る後方に突出する筒状支持部3を有するセンターサポー
ト5が設けられている。トランスミッションケース130の
後部(図示右側)には、前方に突出し、出力軸1Cを内
周で支持する筒状のリアサポート133を有する後部支壁1
34が設けられている。前記フロントサポート153の内側
にはトルクコンバータ200のステータ208を支持する一方
向クラッチ206の固定軸207が嵌着され、該固定軸207の
内側にトルクコンバータ200の出力軸であるトランスミ
ッション300の入力軸1Aが回転自在に支持されている。
該入力軸1Aは後方端部にフランジ部101を有し、後方端
部の中心に後向きの穴102が形成されている。前記入力
軸1Aの後方には、入力軸1Aに直列的に配された中間伝
動軸1Bが回転自在に装着され、該中間伝動軸1Bは、そ
の先端が入力軸1Aの穴102内に摺接し、外周から入力軸
1A内と出力軸1C内とに潤滑油を供給する軸内供給油路
11、外周と下述する油圧サーボC−1とを連通する軸内
供給油路11Ba、軸内流動油路11Bb、傾斜油路11Bcか
らなるサーボ油路11B、中間伝動軸1Bの後方端部にフ
ランジ部111を有し、中心に動力を駆動輪側に伝達する
出力軸1Cの先端が摺接する後向きの穴112が形成され、
軸内供給油路11Aの外周の潤滑油供給用の開口とサーボ
油路11Bの外周の潤滑油供給用の開口のそれぞれの外周
には油溝11C、11Dが設けられ、該油溝11C、11D内の
隣部には油溝11C、11D内の作動油および潤滑油を外部
に漏らさぬよう樹脂製よりなるシールリング11E、11
F、11Gが配設されている。出力軸1Cは、エクステンシ
ョンハウジング140内で回転数研修用のセンサロータ12
1、スピードメータドライブギア122を固着し、後方端部
は外周に駆動輪側へ動力を伝達するスリーブヨークを外
嵌すべくスプライン溝123が形成され、スリーブヨーク
を介してエクステンションハウジング140により回転自
在に支持されるとともに前方端部が中間伝動軸1Bの穴1
12内により回転自在に支持されている。
トルクコンバータハウジング120内に収容され、図示し
ないエンジンの駆動を受けて回転するフロントカバー20
1、該フロントカバー201内周に溶接された円環板状のリ
アカバー202、該リアカバー202の内周壁面の内壁に周設
されたポンプインペラ203、該ポンプインペラ203に対向
して配置されたタービンランナ204、該タービンランナ2
04を保持しているタービンシェル205、一方向クラッチ2
06を介し、変速機ケース110に連結された固定軸207に支
持され、入力回転数の低い時トクル容量を増大させるス
テータ208と、前記フロントカバー201とタービンシェル
205との間にフロントカバー201とタービンシェル205を
同一回転とする直径クラッチ(ロックアップクラッチ)
209を備えている。前記トルクコンバータハウジング120
の後方に連続する筒状のトランスミッションケース130
とトルクコンバータハウジング120の間には、内部に外
歯歯車150aと内歯歯車150bを備えた内接歯車オイルポン
プ150を収容し、内周で前方に筒状部151を有するオイル
ポンプボディ152がトランスミッションケース130の前部
に締結され、リアカバー202の内周端部と連結された延
長部材210が筒状部151の内周を介して外歯歯車150aの内
周とスプライン嵌合されている。また前記オイルポンプ
ボディ152の後側には、前記筒状部151と同軸状で後向き
に突出し、固定軸201を介して入力軸1Aを周囲で支持す
る筒状のフロントサポート153を有するオイルポンプカ
バー154が締着されて前記オイルポンプハウジング152と
オイルポンプカバー154がトルクコンバータハウジング1
20とトランスミッションケース130との隔壁を形成して
いる。また、トランスミッションケース130内の中間に
はオーバードライブ変速装置300Aが形成されるオーバ
ードライブ機構室130Aとアンダードライブ変速装置300
Bが形成されるアンダードライブ機構室130Bとを隔壁
し、内周で動力伝達軸1の中間伝動軸1Bを内周で支持す
る後方に突出する筒状支持部3を有するセンターサポー
ト5が設けられている。トランスミッションケース130の
後部(図示右側)には、前方に突出し、出力軸1Cを内
周で支持する筒状のリアサポート133を有する後部支壁1
34が設けられている。前記フロントサポート153の内側
にはトルクコンバータ200のステータ208を支持する一方
向クラッチ206の固定軸207が嵌着され、該固定軸207の
内側にトルクコンバータ200の出力軸であるトランスミ
ッション300の入力軸1Aが回転自在に支持されている。
該入力軸1Aは後方端部にフランジ部101を有し、後方端
部の中心に後向きの穴102が形成されている。前記入力
軸1Aの後方には、入力軸1Aに直列的に配された中間伝
動軸1Bが回転自在に装着され、該中間伝動軸1Bは、そ
の先端が入力軸1Aの穴102内に摺接し、外周から入力軸
1A内と出力軸1C内とに潤滑油を供給する軸内供給油路
11、外周と下述する油圧サーボC−1とを連通する軸内
供給油路11Ba、軸内流動油路11Bb、傾斜油路11Bcか
らなるサーボ油路11B、中間伝動軸1Bの後方端部にフ
ランジ部111を有し、中心に動力を駆動輪側に伝達する
出力軸1Cの先端が摺接する後向きの穴112が形成され、
軸内供給油路11Aの外周の潤滑油供給用の開口とサーボ
油路11Bの外周の潤滑油供給用の開口のそれぞれの外周
には油溝11C、11Dが設けられ、該油溝11C、11D内の
隣部には油溝11C、11D内の作動油および潤滑油を外部
に漏らさぬよう樹脂製よりなるシールリング11E、11
F、11Gが配設されている。出力軸1Cは、エクステンシ
ョンハウジング140内で回転数研修用のセンサロータ12
1、スピードメータドライブギア122を固着し、後方端部
は外周に駆動輪側へ動力を伝達するスリーブヨークを外
嵌すべくスプライン溝123が形成され、スリーブヨーク
を介してエクステンションハウジング140により回転自
在に支持されるとともに前方端部が中間伝動軸1Bの穴1
12内により回転自在に支持されている。
オーバードライブ変速装置300Aは、前記入力軸1Aの後
方に第1遊星歯車装置U0が設けられ、そのリングギア
R0は中間伝動軸1Bにフランジ板113を介して結合さ
れ、プラネタリキャリアP0は入力軸1Aのフランジ部10
1と結合され、サンギアS0は一方向クラッチF0のイン
ナーレース軸13により形成されている。第1遊星歯車装
置U0の前側には、後方に開口する第1油圧サーボドラ
ム14がインナーレース軸13に固着され、第1油圧サーボ
ドラム14の外周壁14Aと内周壁14Bの間に環状ピストン15
が嵌め込まれてキャリアP0と第1油圧サーボドラム14
の係合および解放を行うクラッチC0の油圧サーボC−0
を形成すると共にインナーレース軸13側に環状ピストン
15を油圧サーボC−0側に押圧するリターンスプリング1
6、外周壁14Aの内側にクラッチC0が装着され、該クラ
ッチC0を介して第1油圧サーボドラム14およびインナ
ーレース軸13とキャリアP0とが連結されている。第1
油圧サーボドラム14の内周にインナーレース軸13をイン
ナーレースとする一方向クラッチF0が設けられ、その
外周にアウタレース17とトランスミッションケース130
の間にクラッチC0およびブレーキB0が設けられ、ブレ
ーキB0の後方のセンターサポート5の前方にブレーキB
0を押圧するピストン18が嵌め込まれピストン18とセン
ターサポート5の間にはブレーキB0の油圧サーボB−0
を形成し、センターサポート5の前方先端内周部135にピ
ストン18を油圧サーボB−0側に押圧するリターンスプ
リング19が嵌め込まれている。
方に第1遊星歯車装置U0が設けられ、そのリングギア
R0は中間伝動軸1Bにフランジ板113を介して結合さ
れ、プラネタリキャリアP0は入力軸1Aのフランジ部10
1と結合され、サンギアS0は一方向クラッチF0のイン
ナーレース軸13により形成されている。第1遊星歯車装
置U0の前側には、後方に開口する第1油圧サーボドラ
ム14がインナーレース軸13に固着され、第1油圧サーボ
ドラム14の外周壁14Aと内周壁14Bの間に環状ピストン15
が嵌め込まれてキャリアP0と第1油圧サーボドラム14
の係合および解放を行うクラッチC0の油圧サーボC−0
を形成すると共にインナーレース軸13側に環状ピストン
15を油圧サーボC−0側に押圧するリターンスプリング1
6、外周壁14Aの内側にクラッチC0が装着され、該クラ
ッチC0を介して第1油圧サーボドラム14およびインナ
ーレース軸13とキャリアP0とが連結されている。第1
油圧サーボドラム14の内周にインナーレース軸13をイン
ナーレースとする一方向クラッチF0が設けられ、その
外周にアウタレース17とトランスミッションケース130
の間にクラッチC0およびブレーキB0が設けられ、ブレ
ーキB0の後方のセンターサポート5の前方にブレーキB
0を押圧するピストン18が嵌め込まれピストン18とセン
ターサポート5の間にはブレーキB0の油圧サーボB−0
を形成し、センターサポート5の前方先端内周部135にピ
ストン18を油圧サーボB−0側に押圧するリターンスプ
リング19が嵌め込まれている。
アンダードライブ変速装置300Bは、まず前方には後方
に開口する本発明の適用される第2油圧サーボドラム2
がセンターサポート5の筒状支持部3の外周にシールリン
グ7D、7Eと筒状ブッシュ8を介して回転自在に支持
され、その外周筒状部2Cと内周筒状部2Aの間にクラッ
チC2を押圧する環状ピストン21が嵌め込まれ、環状ピ
ストン21と第2油圧サーボドラム2の間にクラッチC2の
油圧サーボC−2を形成すると共に内周筒状部2A側に環
状ピストン21を油圧サーボC−2側に押圧するリターン
スプリング22、外周筒状部2Cの内側にクラッチC2が装
着され、内周筒状部2Aには油圧サーボC−2内と連通す
る作動油給排用穴2Bが設けられている。前記第2油圧
サーボドラム2の後方には、後方に開口すると共に前方
に環状突起23を有する第3油圧サーボドラム24が中間伝
動軸1Bの後方部のフランジ部111の外周に固着され、中
間伝動軸1Bの後方端部と第3油圧サーボドラム24の外
周壁24Aとフランジ部111の外周との間にクラッチC1を
押圧する環状ピストン25が嵌め込まれて環状ピストン25
を第3油圧サーボドラム24の間にクラッチC1の油圧サ
ーボC−1を形成すると共にクラッチC1の内周側に環状
ピストン25と油圧サーボC−1側に押圧するリターンス
プリング26、さらに環状突起23の外周にクラッチC2が
装着され、クラッチC2を介して第2、3油圧サーボド
ラム2、24が連結されている。該第3油圧サーボドラム24
の後方には、第2遊星歯車装置U1が設けられ、そのリ
ングギアR1は該リングギアR1を出力軸1Cの外周で回
転自在に支持する回転支持部材27の前方に突設して設け
られた環状突起28およびクラッチC1を介して第3油圧
サーボドラム24に連結され、キャリアP1は前記出力軸1
Cの前側外周にスプライン嵌合し、サンギアS1は出力
軸1Cの外周で回転自在に設けられたサンギア軸29の先
端に一体に形成されている。また、第2、3油圧サーボ
ドラム2、24および第2遊星歯車装置U1を最小空間でカ
バーするよう成型された連結ドラム30が、その前方先端
で第2油圧サーボドラム2の外周に固着され、後端は、
第2遊星歯車装置U1の後方でサンギア軸29に連結さ
れ、外周側に連結ドラム30の固定および解放を行うベル
トブレーキB1が設けられている。
に開口する本発明の適用される第2油圧サーボドラム2
がセンターサポート5の筒状支持部3の外周にシールリン
グ7D、7Eと筒状ブッシュ8を介して回転自在に支持
され、その外周筒状部2Cと内周筒状部2Aの間にクラッ
チC2を押圧する環状ピストン21が嵌め込まれ、環状ピ
ストン21と第2油圧サーボドラム2の間にクラッチC2の
油圧サーボC−2を形成すると共に内周筒状部2A側に環
状ピストン21を油圧サーボC−2側に押圧するリターン
スプリング22、外周筒状部2Cの内側にクラッチC2が装
着され、内周筒状部2Aには油圧サーボC−2内と連通す
る作動油給排用穴2Bが設けられている。前記第2油圧
サーボドラム2の後方には、後方に開口すると共に前方
に環状突起23を有する第3油圧サーボドラム24が中間伝
動軸1Bの後方部のフランジ部111の外周に固着され、中
間伝動軸1Bの後方端部と第3油圧サーボドラム24の外
周壁24Aとフランジ部111の外周との間にクラッチC1を
押圧する環状ピストン25が嵌め込まれて環状ピストン25
を第3油圧サーボドラム24の間にクラッチC1の油圧サ
ーボC−1を形成すると共にクラッチC1の内周側に環状
ピストン25と油圧サーボC−1側に押圧するリターンス
プリング26、さらに環状突起23の外周にクラッチC2が
装着され、クラッチC2を介して第2、3油圧サーボド
ラム2、24が連結されている。該第3油圧サーボドラム24
の後方には、第2遊星歯車装置U1が設けられ、そのリ
ングギアR1は該リングギアR1を出力軸1Cの外周で回
転自在に支持する回転支持部材27の前方に突設して設け
られた環状突起28およびクラッチC1を介して第3油圧
サーボドラム24に連結され、キャリアP1は前記出力軸1
Cの前側外周にスプライン嵌合し、サンギアS1は出力
軸1Cの外周で回転自在に設けられたサンギア軸29の先
端に一体に形成されている。また、第2、3油圧サーボ
ドラム2、24および第2遊星歯車装置U1を最小空間でカ
バーするよう成型された連結ドラム30が、その前方先端
で第2油圧サーボドラム2の外周に固着され、後端は、
第2遊星歯車装置U1の後方でサンギア軸29に連結さ
れ、外周側に連結ドラム30の固定および解放を行うベル
トブレーキB1が設けられている。
センターサポート5は、第3図から第7図に示す如く外
周がトランスミッションケース130に支持され、外周か
ら内周に油圧サーボC−2の作動油の給排を行うC2用サ
ポート内油路4A、第2油圧サーボドラム2の内周筒状部
2Aに形成される作動油給排用穴2Bに対応した筒状支持
部3の外周と内周とを連通する支持部内油路4B、C2用
サポート内油路4Aの内周側の開口と支持部内油路4Bの
内周側の開口とを連通するC2用支持部内周溝4C、外周
から内周に油圧サーボC−1の作動油の給排を行うC1用
サポート内油路4E、該C1用サポート内油路4Eの内周
側の開口と中間伝動軸1B内に形成された油圧サーボC
−1に連通するサーボ油路11Bの外周開口位置の外周と
を軸方向に連通するサーボ用支持部内周溝4F、外周か
ら内周に潤滑油の供給を行う潤滑油用サポート油路4
G、該潤滑油用サポート油路4Gの内周側の開口と中間
伝動軸1Bに形成された軸内供給油路11Aの外周開口位
置の外周とを軸方向に連通する潤滑油用支持部内周溝4
Hを有するアルミニウム製などの軽量部材よりなるサポ
ート本体5Aと、該サポート本体5Aの筒状支持部3の内
周より固着され、前記C2用支持部内周溝4C、サーボ用
支持部内周溝4Fおよび潤滑油用支持部内周溝4Hを覆
い、C2用支持部内周溝4CをC2用支持部内周油路4D、
サーボ用支持部内周溝4Fをサーボ用支持部内周油路4
J、潤滑油用支持部内周溝4Hを潤滑油用支持部内周油
路4Kとし、中間伝動軸1Bの外周に配設されるフッ素樹
脂製のシールリング11C、11Eとのなじみを良くする鉄
製よりなる内周スリーブ6と、サポート本体5Aの筒状支
持部3の外周より固着され、支持部内油路4Bの外周開口
から第2油圧サーボドラム2の内周筒状部2Aの作動油給
排用穴2Bに対応した位置に設けられたスリーブ穴7A、
該スリーブ穴7Aに対応外周位置に設けられた油溝7F、
該油溝7Fの両隣部の外周にフッ素樹脂製などの樹脂製
のシールリング7D、7Eを配設するリング溝7B、7Cを
外周に形成すると共に後側は段7Gを介して薄筒部とさ
れ、外周にブッシュ8を配設するジャーナル部7Hを有す
る鉄製よりる外周スリーブ7とからなり、段7Gの後方
で、外周スリーブ7の外周、内周筒状部2Aの内周、ブッ
シュ8の前方には隙間Aが設けられ、潤滑油用支持部内
周溝4Hと隙間Aは潤滑油供給路4Lにより連結され、潤
滑油の供給を受けるよう設けられている。また中間伝動
軸1Bと筒状支持部3の間で内周スリーブ6の配設されな
い、内周スリーブ6の後方位置には中間伝動軸1Bが円滑
に回転されるようローラーベアリング6Aが配設されて
いる。上記作動は、クラッチC2係合時に油圧制御装置4
00の作動によりC2用サポート内油路に作動油が供給さ
れ、C2用支持部内周油路4D、支持部内油路4B、スリ
ーブ穴7A、油溝7Fおよび内周筒状部2Aの作動油給排
用穴2Aを介して油圧サーボC−2内に供給される、C1
用サポート内油路4Eに供給された作動油は内周スリー
ブ6の図示しない油穴、油溝11D、およびサーボ油路11
Bを介して油穴、油溝11D、およびサーボ油路11Bを介
して油圧サーボC−1内の作動油の給排を行う。潤滑油
用サポート内油路4Gに供給された潤滑油は内周スリー
ブ6に設けられた図示しない油穴、および油溝11Cを介
して軸内供給油路11A内に供給し、軸内供給油路11A内
に供給された潤滑油は入力軸1A側と出力軸1B側とに供
給される。
周がトランスミッションケース130に支持され、外周か
ら内周に油圧サーボC−2の作動油の給排を行うC2用サ
ポート内油路4A、第2油圧サーボドラム2の内周筒状部
2Aに形成される作動油給排用穴2Bに対応した筒状支持
部3の外周と内周とを連通する支持部内油路4B、C2用
サポート内油路4Aの内周側の開口と支持部内油路4Bの
内周側の開口とを連通するC2用支持部内周溝4C、外周
から内周に油圧サーボC−1の作動油の給排を行うC1用
サポート内油路4E、該C1用サポート内油路4Eの内周
側の開口と中間伝動軸1B内に形成された油圧サーボC
−1に連通するサーボ油路11Bの外周開口位置の外周と
を軸方向に連通するサーボ用支持部内周溝4F、外周か
ら内周に潤滑油の供給を行う潤滑油用サポート油路4
G、該潤滑油用サポート油路4Gの内周側の開口と中間
伝動軸1Bに形成された軸内供給油路11Aの外周開口位
置の外周とを軸方向に連通する潤滑油用支持部内周溝4
Hを有するアルミニウム製などの軽量部材よりなるサポ
ート本体5Aと、該サポート本体5Aの筒状支持部3の内
周より固着され、前記C2用支持部内周溝4C、サーボ用
支持部内周溝4Fおよび潤滑油用支持部内周溝4Hを覆
い、C2用支持部内周溝4CをC2用支持部内周油路4D、
サーボ用支持部内周溝4Fをサーボ用支持部内周油路4
J、潤滑油用支持部内周溝4Hを潤滑油用支持部内周油
路4Kとし、中間伝動軸1Bの外周に配設されるフッ素樹
脂製のシールリング11C、11Eとのなじみを良くする鉄
製よりなる内周スリーブ6と、サポート本体5Aの筒状支
持部3の外周より固着され、支持部内油路4Bの外周開口
から第2油圧サーボドラム2の内周筒状部2Aの作動油給
排用穴2Bに対応した位置に設けられたスリーブ穴7A、
該スリーブ穴7Aに対応外周位置に設けられた油溝7F、
該油溝7Fの両隣部の外周にフッ素樹脂製などの樹脂製
のシールリング7D、7Eを配設するリング溝7B、7Cを
外周に形成すると共に後側は段7Gを介して薄筒部とさ
れ、外周にブッシュ8を配設するジャーナル部7Hを有す
る鉄製よりる外周スリーブ7とからなり、段7Gの後方
で、外周スリーブ7の外周、内周筒状部2Aの内周、ブッ
シュ8の前方には隙間Aが設けられ、潤滑油用支持部内
周溝4Hと隙間Aは潤滑油供給路4Lにより連結され、潤
滑油の供給を受けるよう設けられている。また中間伝動
軸1Bと筒状支持部3の間で内周スリーブ6の配設されな
い、内周スリーブ6の後方位置には中間伝動軸1Bが円滑
に回転されるようローラーベアリング6Aが配設されて
いる。上記作動は、クラッチC2係合時に油圧制御装置4
00の作動によりC2用サポート内油路に作動油が供給さ
れ、C2用支持部内周油路4D、支持部内油路4B、スリ
ーブ穴7A、油溝7Fおよび内周筒状部2Aの作動油給排
用穴2Aを介して油圧サーボC−2内に供給される、C1
用サポート内油路4Eに供給された作動油は内周スリー
ブ6の図示しない油穴、油溝11D、およびサーボ油路11
Bを介して油穴、油溝11D、およびサーボ油路11Bを介
して油圧サーボC−1内の作動油の給排を行う。潤滑油
用サポート内油路4Gに供給された潤滑油は内周スリー
ブ6に設けられた図示しない油穴、および油溝11Cを介
して軸内供給油路11A内に供給し、軸内供給油路11A内
に供給された潤滑油は入力軸1A側と出力軸1B側とに供
給される。
トランスミッションケース130の後部の内周に形成され
たスプライン136には、前方にブレーキB2のブレーキプ
レートb2、後方にブレーキB3のブレーキプレートb3が
スプライン嵌合され、ブレーキB2とブレーキB3の間に
は前方に開口し、前方側に円環状突起31を有した第4油
圧サーボドラム32がスプライン嵌合されている。第4油
圧サーボドラム32の外周壁32Aと円環状突起31の間にブ
レーキB2を押圧する環状ピストン33が嵌め込まれ、環
状ピストン33と第4油圧サーボドラム32の間にブレーキ
B2の油圧サーボB−2を形成すると共に、内周壁32B側
に環状ピストン33を油圧サーボB−2側に押圧するリタ
ーンスプリング34が設けられている。またブレーキB2
の内周側にはサンギア軸29をインナーレースとする一方
向クラッチF1が設けられ、アウターレース35の外周に
ブレーキB2が装着されている。ブレーキB2の後側の後
部支壁134のリアサポート133外周側とトランスミッショ
ンケース130の間に形成される環状穴36にブレーキB3を
押圧する複数のピストン371、373とリアクションスリー
ブ372が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を
形成し、またピストン371、373を油圧サーボB−3側へ
押圧するリターンスプリング38がリアサポート133先端
に装着されたリターンスプリング取付具38Aにより支持
されている。ブレーキB3の内周に配された一方向クラ
ッチF2のインナーレース39はサンギア軸29の外周で第
4油圧サーボドラム32と連結され、一方向クラッチF2
のアウターレース40の外周にブレーキB3が装着されて
いる。第3遊星歯車装置U2は、サンギアS2がサンギア
軸29と一体に形成され、キャリアP2が前側の一方向ク
ラッチF2のアウタレース40に連結されると共にブレー
キB3と連結され、外周にパーキングギア41を周設した
リングギアR2が出力軸1Cに内周がスプライン嵌合した
連結部材42を介して連結されている。前記パーキングギ
ア41は自動変速機のシフトレバーをパーキング(P)位
置に選択したとき、パーキング爪43がパーキングギア41
に噛み合い出力軸1Cを固定するよう設けられている。
たスプライン136には、前方にブレーキB2のブレーキプ
レートb2、後方にブレーキB3のブレーキプレートb3が
スプライン嵌合され、ブレーキB2とブレーキB3の間に
は前方に開口し、前方側に円環状突起31を有した第4油
圧サーボドラム32がスプライン嵌合されている。第4油
圧サーボドラム32の外周壁32Aと円環状突起31の間にブ
レーキB2を押圧する環状ピストン33が嵌め込まれ、環
状ピストン33と第4油圧サーボドラム32の間にブレーキ
B2の油圧サーボB−2を形成すると共に、内周壁32B側
に環状ピストン33を油圧サーボB−2側に押圧するリタ
ーンスプリング34が設けられている。またブレーキB2
の内周側にはサンギア軸29をインナーレースとする一方
向クラッチF1が設けられ、アウターレース35の外周に
ブレーキB2が装着されている。ブレーキB2の後側の後
部支壁134のリアサポート133外周側とトランスミッショ
ンケース130の間に形成される環状穴36にブレーキB3を
押圧する複数のピストン371、373とリアクションスリー
ブ372が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を
形成し、またピストン371、373を油圧サーボB−3側へ
押圧するリターンスプリング38がリアサポート133先端
に装着されたリターンスプリング取付具38Aにより支持
されている。ブレーキB3の内周に配された一方向クラ
ッチF2のインナーレース39はサンギア軸29の外周で第
4油圧サーボドラム32と連結され、一方向クラッチF2
のアウターレース40の外周にブレーキB3が装着されて
いる。第3遊星歯車装置U2は、サンギアS2がサンギア
軸29と一体に形成され、キャリアP2が前側の一方向ク
ラッチF2のアウタレース40に連結されると共にブレー
キB3と連結され、外周にパーキングギア41を周設した
リングギアR2が出力軸1Cに内周がスプライン嵌合した
連結部材42を介して連結されている。前記パーキングギ
ア41は自動変速機のシフトレバーをパーキング(P)位
置に選択したとき、パーキング爪43がパーキングギア41
に噛み合い出力軸1Cを固定するよう設けられている。
トランスミッション300は、車速、スロットル開度など
車両の走行条件に応じてトランスミッションケース130
の下部にボルト401により締結されたオイルパン402に内
蔵されたバルブボディ403内の油圧制御装置400から各摩
擦係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧によ
り、各クラッチおよびブレーキの係合または解放が行わ
れ、前進4段の変速または後進1段の変速を行うように
なっている。各クラッチ、ブレーキ、一方向クラッチの
作動と達成される変速段(RANGE)の一例を表1に
示す。
車両の走行条件に応じてトランスミッションケース130
の下部にボルト401により締結されたオイルパン402に内
蔵されたバルブボディ403内の油圧制御装置400から各摩
擦係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧によ
り、各クラッチおよびブレーキの係合または解放が行わ
れ、前進4段の変速または後進1段の変速を行うように
なっている。各クラッチ、ブレーキ、一方向クラッチの
作動と達成される変速段(RANGE)の一例を表1に
示す。
表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示す。×は対応するクラッチおよびブレ
ーキが解放していることを示す。Lは対応する一方向ク
ラッチがエンジンドライブ状態において係合している
が、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチあるい
はブレーキによって動力の伝達が保証されていることか
ら必ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。
(L)は対応する一方向クラッチがエンジンドライブ状
態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。さらにfは対応する一方向ク
ラッチがフリーであることを示す。
していることを示す。×は対応するクラッチおよびブレ
ーキが解放していることを示す。Lは対応する一方向ク
ラッチがエンジンドライブ状態において係合している
が、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチあるい
はブレーキによって動力の伝達が保証されていることか
ら必ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。
(L)は対応する一方向クラッチがエンジンドライブ状
態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。さらにfは対応する一方向ク
ラッチがフリーであることを示す。
第1図は本発明の動力伝達軸と油圧サーボドラムの支持
サポートを示す側面断面図、第2図は本発明の動力伝達
軸と油圧サーボドラムの支持サポートを適用した車両用
自動変速機の側面断面図、第3図はサポートの正面図、
第4図はサポートの側面断面図、第5図はサポートの後
面図、第6図は第4図のA−A線に沿う断面図、第7図
は第4図のB−B線に沿う断面図である。 1…動力伝達軸、1A…入力軸、1B…中間伝動軸、1
C…出力軸、2…第2油圧サーボドラム(油圧サーボド
ラム)、2A…内周筒状部、2B…作動油給排穴、3…
筒状支持部、4…作動油路、4A…C2用サポート内油
路(サポート内油路)、4B…支持部内油路(筒状支持
部内油路)、4C…C2用支持部内周溝(筒状支持部内
周溝)、4D…C2用支持部内周油路(筒状支持部内周
油路)、4E…C1用サポート内油路、5…サポート、
5A…サポート本体、6…内周スリーブ、7…外周スリ
ーブ、7A…スリーブ穴、7B、7C…リング溝(外周
リング溝)、7D、7E…シールリング、7F…油溝
(外周溝)
サポートを示す側面断面図、第2図は本発明の動力伝達
軸と油圧サーボドラムの支持サポートを適用した車両用
自動変速機の側面断面図、第3図はサポートの正面図、
第4図はサポートの側面断面図、第5図はサポートの後
面図、第6図は第4図のA−A線に沿う断面図、第7図
は第4図のB−B線に沿う断面図である。 1…動力伝達軸、1A…入力軸、1B…中間伝動軸、1
C…出力軸、2…第2油圧サーボドラム(油圧サーボド
ラム)、2A…内周筒状部、2B…作動油給排穴、3…
筒状支持部、4…作動油路、4A…C2用サポート内油
路(サポート内油路)、4B…支持部内油路(筒状支持
部内油路)、4C…C2用支持部内周溝(筒状支持部内
周溝)、4D…C2用支持部内周油路(筒状支持部内周
油路)、4E…C1用サポート内油路、5…サポート、
5A…サポート本体、6…内周スリーブ、7…外周スリ
ーブ、7A…スリーブ穴、7B、7C…リング溝(外周
リング溝)、7D、7E…シールリング、7F…油溝
(外周溝)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多賀 豊 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 渡辺 和昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】回転自在に外嵌される摩擦係合装置の油圧
サーボドラムに作動油の給排を行う作動油供給油路を形
成したサポートを備える自動変速機において、前記サポ
ートは、内周側に筒状支持部を有し、外周がトランスミ
ッションケースに嵌着されたサポート本体と、該筒状支
持部の内周に固着される内周スリーブと、前記筒状支持
部の外周に固着される外周スリーブとを備え、 前記サポート本体は、作動油の給排を行う油圧制御装置
から前記筒状支持部の内周に連通する支持サポート内油
路と、前記筒状支持部の外周と内周とを連通する筒状支
持部内油路と、前記支持サポート内油路の内周口と前記
筒状支持部内油路の内周口とを連通し、内周側が前記内
周スリーブに覆われて作動油が流通する筒状支持部内周
油路を形成する筒状支持部内周溝とを有し、 前記外周スリーブは、前記油圧サーボドラムの内周筒状
部の作動油給排穴に対応した位置に設けられた外周油溝
と、該外周油溝と前記サポートの筒状支持部内油路の外
周開口とを連通するスリーブ穴と、該外周油溝の両側に
設けられた外周リング溝とを有し、 該外周スリーブの外周リング溝にシールリングを装着し
た ことを特徴とする自動変速機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166156A JPH065094B2 (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 自動変速機 |
US06/763,007 US4693353A (en) | 1984-08-07 | 1985-08-06 | Support for transmission shaft and hydraulic servo drum |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166156A JPH065094B2 (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 自動変速機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023455A Division JP2740942B2 (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 自動変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6145136A JPS6145136A (ja) | 1986-03-05 |
JPH065094B2 true JPH065094B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=15826101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59166156A Expired - Lifetime JPH065094B2 (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 自動変速機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4693353A (ja) |
JP (1) | JPH065094B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681884B2 (ja) * | 1988-07-25 | 1994-10-19 | いすゞ自動車株式会社 | 翼車軸の軸受構造 |
EP0352994A1 (en) * | 1988-07-28 | 1990-01-31 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission system for a four-wheel drive motor vehicle |
JPH04331873A (ja) * | 1991-05-07 | 1992-11-19 | Jatco Corp | 自動変速機の回転ドラム |
JP3653286B2 (ja) * | 1993-03-05 | 2005-05-25 | ジヤトコ株式会社 | 摩擦締結ドラムの支持構造 |
DE4341953A1 (de) * | 1993-12-09 | 1995-01-26 | Daimler Benz Ag | Anordnung eines ringförmigen Axialkolbens eines Kupplungsstellgliedes bei einer Lamellenkupplung |
JP3533001B2 (ja) * | 1995-04-07 | 2004-05-31 | ジヤトコ株式会社 | オイルポンプカバー |
JP3606776B2 (ja) * | 1999-10-19 | 2005-01-05 | ジヤトコ株式会社 | ドラムサポート支持構造 |
WO2003093694A1 (en) * | 2002-05-04 | 2003-11-13 | Cheolhong Hwang | An hydraulic transmission system utilizing a planetary gear pump |
US20080017469A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-01-24 | Mazda Motor Corporation | Automatic transmission |
US7854675B2 (en) * | 2007-06-28 | 2010-12-21 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Hydraulic feed system for a transmission |
DE102008063385B4 (de) * | 2008-12-30 | 2013-08-14 | Getrag Ford Transmissions Gmbh | Kupplungssupport |
DE102011002904B4 (de) * | 2011-01-20 | 2022-08-18 | Zf Friedrichshafen Ag | Anordnung eines Getriebes und eines Anbaumoduls |
FR3062695B1 (fr) * | 2017-02-07 | 2019-03-22 | Valeo Embrayages | Mecanisme a double embrayages demontable |
DE102018218399A1 (de) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | Zf Friedrichshafen Ag | Getriebe für ein Kraftfahrzeug |
DE102018219121A1 (de) * | 2018-11-09 | 2020-05-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Anordnung einer hydraulischen Steuerung und Druckmittelversorgung in einem in Planetenbauweise ausgebildeten Getriebe |
DE102021207112A1 (de) | 2021-07-07 | 2023-01-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Drehdurchführung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2583556A (en) * | 1949-03-10 | 1952-01-29 | Products & Licensing Corp | Planetary gear arrangement |
DE2716493A1 (de) * | 1977-04-14 | 1978-10-19 | Daimler Benz Ag | Abdichtung fuer die druckmittelzufuehrung zu betaetigungsorganen eines kraftfahrzeug-getriebes, insbesondere eines automatisch schaltenden kraftfahrzeug-getriebes |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3236349A (en) * | 1963-06-10 | 1966-02-22 | Chrysler Corp | Clutch mechanism |
US3285379A (en) * | 1964-10-21 | 1966-11-15 | Ford Motor Co | Fluid pressure clutch with spring cushion |
US3353641A (en) * | 1965-10-18 | 1967-11-21 | Gen Motors Corp | Clutch or brake unit |
US3421608A (en) * | 1966-12-08 | 1969-01-14 | Gen Motors Corp | Clutch with automatic modulating valves |
US3554057A (en) * | 1968-09-13 | 1971-01-12 | Gen Motors Corp | Transmission and control |
US3596537A (en) * | 1969-06-11 | 1971-08-03 | Gen Motors Corp | Clutch piston and retraction spring subassembly and method of transmission assembly |
GB1271680A (en) * | 1969-07-18 | 1972-04-26 | Borg Warner Ltd | Brake and clutch actuating assembly |
US3642107A (en) * | 1970-05-13 | 1972-02-15 | Gen Motors Corp | Transmission drive establishing control |
US3848518A (en) * | 1972-09-14 | 1974-11-19 | Gen Motors Corp | Sheet metal piston for transmissions and method of making a piston assembly |
JPS55152857U (ja) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | ||
US4421218A (en) * | 1981-02-02 | 1983-12-20 | Deere & Company | Relief valve means for rotatable fluid-pressure mechanisms |
-
1984
- 1984-08-07 JP JP59166156A patent/JPH065094B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-08-06 US US06/763,007 patent/US4693353A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2583556A (en) * | 1949-03-10 | 1952-01-29 | Products & Licensing Corp | Planetary gear arrangement |
DE2716493A1 (de) * | 1977-04-14 | 1978-10-19 | Daimler Benz Ag | Abdichtung fuer die druckmittelzufuehrung zu betaetigungsorganen eines kraftfahrzeug-getriebes, insbesondere eines automatisch schaltenden kraftfahrzeug-getriebes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4693353A (en) | 1987-09-15 |
JPS6145136A (ja) | 1986-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH065094B2 (ja) | 自動変速機 | |
JPS6145118A (ja) | 摩擦係合クラツチの油圧サ−ボドラム | |
US4753132A (en) | Hydraulic servo for friction coupling devices of automatic transmissions | |
JPS6145145A (ja) | 自動変速機 | |
JP2774514B2 (ja) | 自動変速機におけるスナップリング支持装置 | |
JP2740942B2 (ja) | 自動変速機 | |
JPH0561497B2 (ja) | ||
JPS6141054A (ja) | 自動変速機の摩擦係合装置の油圧サ−ボ | |
JPS6141050A (ja) | 自動変速機の摩擦係合装置の油圧サ−ボ | |
JPS6145146A (ja) | 自動変速機の摩擦係合装置 | |
JPS6138248A (ja) | 自動変速機の回転支持部の潤滑装置 | |
JPS6136559A (ja) | 自動変速機 | |
JPH0747985B2 (ja) | 自動変速機の潤滑装置 | |
JPH0621627B2 (ja) | 自動変速機の動力伝達ドラム | |
JPH0650140B2 (ja) | 自動変速機 | |
JPS6138244A (ja) | 自動変速機の潤滑油供給中心軸 | |
JPH0650139B2 (ja) | 自動変速機の潤滑機構 | |
JPS6141048A (ja) | 自動変速機 | |
JPH061104B2 (ja) | 自動変速機 | |
JPS6138227A (ja) | 摩擦係合装置 | |
JPS6138261A (ja) | 自動変速機内の隔壁 | |
JPS6145173A (ja) | 自動変速機の流体圧アクチュエータ | |
JPH0543905B2 (ja) | ||
JPS6145144A (ja) | 自動変速機の摩擦係合装置の支持機構 | |
JPH0656192B2 (ja) | 自動変速機のサーボドラム回転支持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |