JPH06506851A - カニューレ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は外科装置の分野に関する。

直径が小さくなるに伴ってカニユーレの絶対壁圧が減少しかつカニ迅速に除去で きることが望ましいとされているので、カニユーレの適した従来の小型カニユー レは使用が著しく困難である。しばしば利用される最小カニユーレは、血管に微 小切開を形成しかつその小血管にそのカニユーレを適切に設置するにはを者に相 当の時間を要求かつ熱線操作を必要とする。

発明の概要および課題 本発明は面取り先端部を有する非常ムこ小さい孔のカニｊ−−レと、緊密である がカニユーレの孔内へ着脱自在に設置される鋭利尖端部を有するトロカールから 成る。このカニユーレまたはマイクロカニユーレ、および組み合わされるトロカ ールは比較的容易に操作できるだけの剛性を存する。更に、鋭利尖端部を有する トロカールおよび面取り先端部を有するカニユーレによって、上記カニユーレお よびトロカールを挿入する前に血管壁の切開を必要とすることなく小さい血管へ のカニユーレの挿入を可能にする。

本発明の課題は短時間で小さい中空器官および血管へカニユーレを挿入するため に使用できる操作の容易なカニユーレを提供することにある。

本発明の他の課題は最小限の血液損失によって迅速にカニユーレ挿入のできるユ ニットとして共同作用するマイクロカニユーレとトロカールを提供することにあ る。

本発明の他の課題は血管−、トロカールとカニユーレを挿入する前に！１！備切 開をすることなく血管へカニユーレを挿入するために使用できるマイクロカニユ ーレとトロカールを提供することにある。

図面の簡単な説明 図１は本発明によるトロカールの側面図である。

図２は本発明によるマイクロカニユーレの断面図である。

図３はトロカールの尖端部によって血管壁または他の中空管を穿刺する直前のユ ニットとして使用するトロカールとマイクロカニユーレを示す。

図４は血管または他の中空管内に設置されたマイクロカニユーレと排出途中のト ロカールを示す。

図５は血管または他の中空管内に設置してその近位端部を血管に縛りつげて適所 に固定したマイクロカニユーレを示す。

発明の詳細な説明 更に詳細には、本発明によるマイクロカニユーレは２４ゲージ針よりも小さい寸 法断面を有する中空管１２から成る。更に正確には、上記マイクロカニユーレの 本体を構成する上記中空管の直径は約０．０１６インチ（約０．０４０６ｃｍ） である。この管材料の外径は僅かに変化するが、一般的に上記管の外径は０．０ １８と０．０１４インチ（約０．０４５７〜０．０３５６ｃｍ）の範囲にある。

通常、上記管材料の外径は０．０１６インチ＋／−０，００１インチ（約０．０ ４０６ｃｍ＋／　Ｏ，０００２５４ｃｍ）である。

本発明によるマイクロカニユーレは単純な面取り先端部を有する。

この面取り先端部の角度は約２５°である。上記面取り先端部の角度は２３″か ら２７’の範囲で変化してよいが、本発明のマイクロカニユーレの最良の形態は 上記面取り部が２５°＋／−〇、５°のときとこ達成される。

本発明のマイクロカニユーレは概ね生物適合性のあるポリマー管材料で形成され る。生物適合性ポリマーはペルフルオロカーボン材であるのが好ましい。

上記マイクロカニユーレは高可撓性かつ繊細であって血管１８の管腔、またはカ ニユーレ挿入を必要とする他の中空器官へ挿入するのは困難である。上記マイク ロカニユーレの操作を促進するために、トロカール１０がマイクロカニユーレと 共に使用される。上記トロカールはマイクロカニユーレ管の孔へ適合しかつそこ から除去できる。

上記トロカールはマイクロカニユーレ管の孔へ緊密に適合して該カニユーレの孔 内では自由に移動しない。しかし、上記トロカールは、上記マイクロカニユーレ の側壁を把持して上記トロカ−ルを上記マ上記トロカールの好ましい性能はその 外径が上記マイクロカニユーレ管の内径よりも小さいときに最良に得られる。

上記カニユーレに使用される上記トロカールは尖端部を有しがっその尖端部が約 ８°角を形成する。上記トロカールの尖端部の角度は約１１°から５°の範囲で 変更できる。上記トロカールの好ましい角度は８°である。上記トロカールの尖 端部の長さはその直径の約６倍である。上記トロカールの長さがその直径の実質 的に約６倍以上である場合には屈曲して破壊し易い望ましくない繊細な尖端部に なる。従って、上記トロカール尖端部の長さはその直径の約６倍またはそれ以下 であるのが好ましい。

上記トロカールはいずれの強力ワイヤ材で形成されてもよい。上記トロカールを 上記マイクロカニユーレの孔へ挿入するときに上記トロカールは上記カニユーレ に剛性を付与するので上記ワイヤは延性金属でないのが好ましい。また、延性ワ イヤは曲折または破壊を佳うことなく要求される緊密な適合性をもって上記マイ クロカニユーレのＴＬへ挿入するのが容易でない。上記トロカールはステンレス 鋼で形成されるのが好ましい。

本発明によるマイクロカニユーレは、更に、マイクロカニユーレの先端から遠位 に設けられた拡張外径を有するマイクロカニユーレ管のセグメントを含む。ノヨ ルダ１４の上記拡張外径は管材料のリング、または上記マイクロカニユーレ管の 外壁−プラスチック接着剤で接着して乾燥させるかまたはマイクロカニユーレそ れ自体の壁厚を増して形成された○リングの形態であってよい。

使用に際して、上記ショルダは結紮糸２０を用いて上記マイクロカニユーレの遠 位端部を固定するために使用され、その１端部はマイクロカニユーレの遠位端部 のまわりに結ばれ、かつ他端部は図５に示−されたように、面取り先端部に近位 のマイクロカニユーレ端を囲繞する血管１８のまわりに結び付けられる。

上記マイクロカニユーレの遠位端部は上記面取り端部から遠隔の端部であり一９ 選択的により大きな管の孔内へ固定されてよく、順次針または更に大きい管材片 の先端−・固定されてよい。上記マイクロカニューし・の遠位端部はこのような 状態でルア（Ｉｕｅｒ）ロック取付具等の管材または注射器用の従来取付具へ便 利に結合されることができる。

本発明によるマイクロカニユーレを形成するために使用できる管材料はアメリカ 合衆国、イリノイ州、シカゴのＣｏｌｅ−Ｐａｒｍｅｒ等研究室製品供給者から 入手できる。ここに記載のトロカールへ加工するのに適したワイヤはアメリカ合 衆国、カリフォルニア、サンタフェスプリングスのＮａｔｉｏｎａｌ　５ｔａｎ ｄａｒｄ　Ｃｏｌ１ｐａｎｙから入手できる。

本発明は史シこ上記マイクロカニユーレを形成する管の孔へ挿入された上記トロ カールを具備した上記マイクロカニユーレから成る。

小さい血管または中空器官へカニユーレを挿入するために、トロカール１０とマ イクロカニユーレ１２はユニットとして使用される。トロカール１０はマイクロ カニュー　し１２の孔へ緊密に嵌込され、トロカールの先端部１１はマイクロカ ニユーレの面取り先縁部１６から突出する。トロカール先端部１１は血管１８の 壁を穿刺するために使用される。

マイクロカニユーレの面取り先縁部は血管１８の外側と接触し、血管の壁を僅か に変位させかっ血管壁内に穿刺した孔を伸張する。上記マイクロカニユーレとト ロカールとを共に更に前進させることにより、上記マイクロカニユーレはその孔 を通って血管の管腔へ容易に通過する。

上記トロカールとカニユーレの緊密結合の結果として、小さい血管のカニユーレ 挿入は、カニユーレとトロカールとを挿入する前に、先ず血管を切開することを 必要とすることなく達成できる。上記トロカールとマイクロカニユーレとのユニ ットを使用することにより、出血は最小限に止まり、かつ余りにも大きい切開に よって血管を損傷する危険は解消する。

ＦＩＧ、／ ＦＩＧ、２ 国際調査報告 １ｍ１ｌ１１ａｌｕｏＲａｌＡ叩ｕｅ＋＋＋＋ａｎＮａ、ｌ（ｆ／リ−ｒａｔｉ ｏロー噸−フロントページの続き （７２）発明者　ウエイツ、ハロルド　ディー。

アメリカ合衆国、カリフォルニア　９４７０４゜バークレー、ヒルサイド　コー ト　２１（７２）発明者　コーエン、ブルース アメリカ合衆国、カリフォルニア　９４８０４゜

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．２４ゲージ針よりも小寸法の断面を有する中空管から成り、かつ約２５°の 面取り斜角を有する面取り先端部を有することを特徴とするマイクロカニューレ 。
2. ２．上記面取り斜角は２５°＋／−０．５°である、請求項１のマイクロカニュ ーレ。
3. ３．上記中空管の外径は約０．０１６インチ（約０．０４０６ｃｍ）である、請 求項１のマイクロカニューレ。 上記管の外径は０．０１８と０．０１４インチ（約０．０４５７〜０．０３５６ ｃｍ）の範囲にある。
4. ４．上記中空管の外径は約０．０１６インチ＋／−０．００１インチ（約０．０ ４０６ｃｍ＋／−０．００２５４ｃｍ）である、請求項１のマイクロカニューレ 。
5. ５．上記中空管の内径は約０．００８インチ（約０．０２０３ｃｍ）である、請 求項１のマイクロカニューレ。
6. ６．上記中空管の内径は約０．００８インチ＋／−０．００１インチ（約０．０ ２０３ｃｍ＋／−０．００２５４ｃｍ）である、請求項１のマイクロカニューレ 。
7. ７．上記中空管の壁は生物適応性のあるポリマーである、請求項７のマイクロカ ニューレ。
8. ８．上記中空管の壁は生物適応性のあるベルフルオロカーボン材である、請求項 ７のマイクロカニューレ。
9. ９．上記マイクロカニューレ管の孔に適合する尖端部を有するトロカールを含む 、請求項１のマイクロカニューレ。
10. １０．上記トロカールの尖端部は約８°の斜角を形成している、請求項９のマイ クロカニューレ。
11. １１．上記トロカールの尖端部は約８°＋／−３°の斜角を形成している、請求 項９のマイクロカニューレ。
12. １２．上記トロカールの尖端部はその直径の約６倍である、請求項９のマイクロ カニューレ。
13. １３．上記トロカールの外径は上記中空管の内径よりも僅かに小さい、請求項９ のマイクロカニューレ。
14. １４．上記トロカールは上記マイクロカニューレから着脱自在でありかつ上記マ イクロカニューレの孔内に緊密に適合する、請求項９のマイクロカニューレ。
15. １５．上記トロカールはステンレス鋼で形成されている、請求項９のマイクロカ ニューレ。
16. １６．請求項１のマイクロカニューレとそのマイクロカニューレ管の孔内に適合 する尖端部を有するトロカールから成る、ことを特徴とする装置。
17. １７．その先端部から遠位に拡張外径を有するセグメントを更に含む、請求項１ のマイクロカニューレ。
18. １８．その先端部から遠位に拡張外径を有するセグメントを更に含む、請求項１ ６の装置。
19. １９．上記セグメントの拡張外径部は上記中空管の外側のまわりのリングにより 形成されている、請求項１７のマイクロカニューレ。
20. ２０．上記セグメントの拡張外径部は上記中空管の外側のまわりのリングにより 形成されている、請求項１８の装置。