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JP2020108739A - 外科用アクセスデバイスおよびそれと共に使用するためのスリーブストップ - Google Patents

外科用アクセスデバイスおよびそれと共に使用するためのスリーブストップ Download PDF

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スリニバサ マーシー アラバリ エーブイブイエルエヌ
Srinivasa Murthy Aravalli Avvln
スリニバサ マーシー アラバリ エーブイブイエルエヌ
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Abstract

【課題】外科用アクセスデバイスと共に使用するためのスリーブストップを提供する。【解決手段】外科用アクセスデバイスは、カニューレおよびスリーブストップ800を含む。スリーブストップは、カニューレの細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対するカニューレの遠位への前進を制限するように構成されている。スリーブストップは一体型構造であり、第1の区分810aおよび第2の区分810bを有する本体部分を含む。第1の区分および第2の区分は、リビングヒンジ820によって相互接続されている。第1の区分は、第2の区分と選択的に係合するように構成されている。【選択図】図8

Description

本開示は、外科用アクセスデバイスに関する。より具体的には、本開示は、外科用アクセスデバイスと共に使用するためのスリーブストップに関する。
内視鏡および腹腔鏡の低侵襲処置は、患者の体内に医療デバイスを導入するため、および患者の解剖学的構造の一部を見るために使用されている。所望の解剖学的部位を見るために、外科医は、患者の体内に硬性または可撓性の内視鏡を挿入して、解剖学的部位の画像をレンダリングし得る。
通常、トロカールアセンブリは、カニューレおよび栓塞子を含む。カニューレは、腹腔鏡処置中に使用するために所定の位置に残り、栓塞子は、体組織を突き通るための先端を含む。内視鏡外科処置では、手術は、小さな切開を通して、または皮膚の小さな入り口の傷に挿入された細い内視鏡チューブ(例えば、カニューレ)を通して、身体の任意の中空器官または組織において行われる。腹腔鏡処置では、腹部の外科手術は、小さな切開(通常約0.5〜約1.5cm)を通して行われる。腹腔鏡および内視鏡処置では、外科医が切開から遠く離れた器官、組織、および血管に作用することがしばしば必要になる。
したがって、トロカールアセンブリと共に使用可能であり、手術部位内でのトロカールアセンブリの過剰挿入または過剰進行の防止に役立つように構成されたスリーブストップを提供することが役立ち得る。
本開示は、カニューレおよびスリーブストップを含む外科用アクセスデバイスに関する。カニューレは、ハウジングと、ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを含む。細長い部分は、それを通って延出するチャネルを画定する。細長い部分の遠位部分は、組織と係合するために構成されている。スリーブストップは、カニューレの細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対するカニューレの遠位への前進を制限するように構成されている。スリーブストップは、一体型構造であり、第1の区分および第2の区分を有する本体部分を含む。第1の区分および第2の区分は、リビングヒンジによって相互接続されている。第1の区分は、第2の区分と選択的に係合するように構成されている。
開示される実施形態では、スリーブストップの本体部分の第1の区分は、フィンガーを含み得、スリーブストップの本体部分の第2の区分は、フィンガーを摺動的に受容するために構成されたレセプタクルを含み得る。フィンガーおよびレセプタクルが複数の歯を含み得ることがさらに開示されている。実施形態では、フィンガーの複数の歯とレセプタクルの複数の歯との間の係合は、スリーブストップの本体部分の第1の区分とスリーブストップの本体部分の第2の部分との間に画定された開口のサイズを維持することに役立ち得る。
また、スリーブストップが、プラスチック等の単一の材料から作製され得ることが開示される。
さらに、外科用アクセスデバイスが、カニューレの細長い部分上およびスリーブストップの遠位に配置可能な停止ブロックを含み得ることが開示される。停止ブロックは、組織に接触し、スリーブストップが組織に接触することを防止するように構成され得る。
また、本開示は、カニューレおよびスリーブストップを含む外科用アクセスデバイスに関する。カニューレは、ハウジングと、ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを含む。細長い部分は、それを通って延出するチャネルを画定し、細長い部分の遠位部分は、組織と係合するために構成されている。スリーブストップは、カニューレの細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対するカニューレの遠位への前進を制限するように構成されている。スリーブストップは、調整可能部材と、第1の区分および第2の区分を有する本体部分とを含む。第1の区分は、第2の区分に対してピボットを中心に旋回可能である。第1の区分および第2の区分は、カニューレの摺動可能な受容のためにそれらの間に開口を画定する。調整可能部材は、スリーブストップの第1の区分のねじ山付き開口およびスリーブストップの第2の区分のねじ山付き開口をねじ込み可能に係合するように構成されている。
開示される実施形態では、スリーブストップの第1の区分に対する第1の方向への調整可能部材の回転によって、開口の直径が大きくなり得、スリーブストップの第1の区分に対する第2の方向への調整可能部材の回転によって、開口の直径が小さくなり得る。
また、調整可能部材が蝶ナットを含み得ることが開示される。
さらに、スリーブストップの第1の区分が、半円形部分および延出部分を含み得、スリーブストップの第2の区分が、半円形部分および延出部分を含み得ることが開示される。実施形態では、スリーブストップの第1の区分のねじ山付き開口は第1の区分の延出部上にあり得、スリーブストップの第2の区分のねじ山付き開口は第2の区分の延出部上にあり得る。
加えて、外科用アクセスデバイスが、カニューレの細長い部分上およびスリーブストップの遠位に配置可能な停止ブロックを含み得ることが開示される。停止ブロックは、組織に接触し、スリーブストップが組織に接触することを防止するように構成され得る。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
外科用アクセスデバイスであって、
ハウジングと、前記ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを有するカニューレであって、前記細長い部分が、それを通って延出するチャネルを画定し、前記細長い部分の遠位部分が、組織と係合するために構成されている、カニューレと、
前記カニューレの前記細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対する前記カニューレの遠位への前進を制限するように構成されたスリーブストップであって、前記スリーブストップが、一体型構造であり、第1の区分および第2の区分を有する本体部分を含み、前記第1の区分および前記第2の区分が、リビングヒンジによって相互接続され、前記第1の区分が、前記第2の区分と選択的に係合するように構成されている、スリーブストップと、を備える、外科用アクセスデバイス。
(項目2)
前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分が、フィンガーを含み、前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の区分が、前記フィンガーを摺動的に受容するために構成されたレセプタクルを含む、上記項目に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目3)
前記フィンガーが複数の歯を含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目4)
前記レセプタクルが複数の歯を含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目5)
前記フィンガーの前記複数の歯と前記レセプタクルの前記複数の歯との間の係合が、前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分と前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の部分との間に画定された開口のサイズを維持することに役立つ、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目6)
前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分と前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の部分との間の係合が、それらの間の開口を画定する、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目7)
前記スリーブストップが、単一の材料から作製される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目8)
前記スリーブストップが、プラスチックから作製される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目9)
前記カニューレの前記細長い部分上および前記スリーブストップの遠位に配置可能である停止ブロックをさらに含み、前記停止ブロックが、組織と接触し、前記スリーブストップが組織と接触することを防止するように構成されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目10)
外科用アクセスデバイスであって、
ハウジングと、前記ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを有するカニューレであって、前記細長い部分が、それを通って延出するチャネルを画定し、前記細長い部分の遠位部分が、組織と係合するために構成されている、カニューレと、
前記カニューレの前記細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対する前記カニューレの遠位への前進を制限するように構成されたスリーブストップであって、前記スリーブストップが、調整可能部材と、第1の区分および第2の区分を有する本体部分とを含み、前記第1の区分が、前記第2の区分に対してピボットを中心に旋回可能であり、前記第1の区分および前記第2の区分が、前記カニューレの摺動可能な受容のためにそれらの間に開口を画定し、前記調整可能部材が、前記スリーブストップの前記第1の区分のねじ山付き開口および前記スリーブストップの前記第2の区分のねじ山付き開口をねじ込み可能に係合するように構成されている、スリーブストップと、を備える、外科用アクセスデバイス。
(項目11)
前記スリーブストップの前記第1の区分に対する第1の方向への前記調整可能部材の回転によって、前記開口の直径が大きくなり、前記スリーブストップの前記第1の区分に対する第2の方向への前記調整可能部材の回転によって、前記開口の前記直径が小さくなる、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目12)
前記調整可能部材が蝶ナットを含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目13)
前記スリーブストップの前記第1の区分が、半円形部分および延出部分を含み、前記スリーブストップの前記第2の区分が、半円形部分および延出部分を含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目14)
前記スリーブストップの前記第1の区分の前記ねじ山付き開口が、前記第1の区分の前記延出部上にあり、前記スリーブストップの前記第2の区分の前記ねじ山付き開口が、前記第2の区分の前記延出部上にある、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(項目15)
前記カニューレの前記細長い部分上および前記スリーブストップの遠位に配置可能である停止ブロックをさらに含み、前記停止ブロックが、組織と接触し、前記スリーブストップが組織と接触することを防止するように構成されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスデバイス。
(摘要)
外科用アクセスデバイスは、カニューレおよびスリーブストップを含む。スリーブストップは、カニューレの細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対するカニューレの遠位への前進を制限するように構成されている。スリーブストップは一体型構造であり、第1の区分および第2の区分を有する本体部分を含む。第1の区分および第2の区分は、リビングヒンジによって相互接続されている。第1の区分は、第2の区分と選択的に係合するように構成されている。
添付の図面を参照しながら、本開示の様々な実施形態を本明細書に記載する。
カニューレおよび栓塞子を含むトロカールアセンブリの斜視図である。 図1のカニューレと共に使用するためのスリーブストップの第1の実施形態の斜視図である。 図1のトロカールアセンブリ、図2のスリーブストップの第1の実施形態、および停止ブロックの組立図である。 図2および3のスリーブストップの第1の実施形態ならびに組織と係合した図3の停止ブロックを含む図1および3のトロカールアセンブリの斜視図である。 スリーブストップの第2の実施形態の上面図である。 スリーブストップの第3の実施形態の斜視図である。 図6のスリーブストップの第3の実施形態の側面図である。 スリーブストップの第4の実施形態の側面図である。 スリーブストップの第4の実施形態の側面図である。 スリーブストップの第5の実施形態の斜視図である。 スリーブストップの第5の実施形態の斜視図である。
本開示の外科用アクセスデバイスおよびスリーブストップの実施形態は、図面を参照して詳細に記載され、同様の参照番号は、いくつかの図の各々において対応する要素を示す。
本明細書で使用される「遠位」という用語は、ユーザからより遠い、器具のその部分またはその構成要素を指し、一方、「近位」という用語は、ユーザにより近い、器具のその部分またはその構成要素を指す。
本明細書では、外科用アクセスデバイスの様々な実施形態が記載される。一般に、外科用アクセスデバイスは、手術(例えば、腹腔鏡手術)中に用いられ得るトロカールアセンブリを含み、様々な実施形態では、腹腔等の送気された体腔内への腹腔鏡手術器具の密閉アクセスを提供し得る。以下でさらに詳細に記載するように、本開示のトロカールアセンブリは、カニューレと、それを通って挿入可能な栓塞子とを含む。カニューレおよび栓塞子は、別々の構成要素であるが、選択的に合わせて接続することができる。例えば、栓塞子のハンドルがカニューレの近位ハウジングと係合する、例えば選択的にロックするまで、栓塞子をカニューレに挿通し得る。この初期位置において、トロカールアセンブリを用いて、構造を通る新しい通路を作ることによって、または構造を通る既存の開口部を通過することによって、解剖学的構造、例えば腹壁を貫通する。トロカールアセンブリが解剖学的構造を貫通すると、栓塞子は取り外され、カニューレが構造内の所定の位置、例えばトロカールアセンブリによって作成された切開に残る。カニューレの近位ハウジングは、体腔からの送気ガスの漏れを防止するシールまたはバルブを含むだけでなく、体腔に手術器具を挿入することも可能にする。カニューレおよび栓塞子を含む外科用アクセスデバイスのさらなる詳細は、2018年7月17日に発行されたHolstenらに対する米国特許第10,022,149号、および2017年11月13日に出願されたOkoniewskiらに対する米国特許出願公開第2018/0085145号に記載されており、その各々の内容全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
最初に図1を参照すると、外科用アクセスデバイス100が示される。外科用アクセスデバイス100は、カニューレ200および栓塞子300を含む。栓塞子300は、カニューレ200の細長い部分220によって画定されたチャネル210を通して挿入可能である。加えて、栓塞子300は、カニューレ200と選択的に係合可能であるか、またはカニューレ200に取り付け可能である。より詳細には、栓塞子300の近位部分302は、カニューレ200の近位部分またはハウジング202と選択的に係合可能であるか、または取り付け可能である。使用中、栓塞子300がカニューレ200と係合すると、栓塞子300の遠位端310が組織「T」内に前進して、組織「T」に切開または開口部を作成または拡大する(図4)。代替として、カニューレ200の遠位端230を使用して、例えば、栓塞子を使用せずに、組織「T」に開口部を作成または拡大することができる。いずれの状況でも、組織「T」に対するカニューレ200の挿入深さを制限または制御して、標的組織への最適なアクセスを提供すること、およびカニューレ200または栓塞子300の部分間の標的組織の遠位に位置する組織との偶発的な接触を最小限に抑えることに役立てることが重要であり得る。本開示は、カニューレ200上に配置可能であり、カニューレ200が組織「T」に対して前進し得る距離を制限するように構成されたスリーブストップの様々な実施形態を含む。
特に図2〜4を参照すると、スリーブストップの第1の実施形態が示され、参照文字500によって示される。スリーブストップ500は、ばね荷重クランプであり、リング部分510と、2つの延出部520、522とを含む。リング部分510は、カニューレ200の細長い部分220の外周と係合するサイズである、そこを通る開口512を画定する。延出部520、522は、リング部分510から延出し、リング部分510の一体部分である。実施形態では、リング部分510および延出部520、522は、一体型構造である。図示するように、スリーブストップ500は、図示された形状または同様の形状に形成された単一のワイヤから形成され得る。
延出部520、522が(例えば、それらを合わせて圧迫することによって)互いに向かって移動すると、開口512の直径は、第1のより小さな直径から第2のより大きな直径に変化する。延出部520、522が、互いに離れるように付勢される(例えば、ばね荷重される)と、これによって、開口512がその第1のより小さな直径に向かって付勢される。
その初期の付勢位置において、スリーブストップ500のリング部分510によって画定された開口512は、カニューレ200の細長い部分220と固定的または非摺動的に係合するように構成されている。その第2の非付勢位置では、開口512は、カニューレ200の細長い部分220の外径より少なくともわずかに大きく、これによって、スリーブストップ500をカニューレ200の細長い部分220に沿って再配置させることが可能になる。
加えて、図3および4に示すように、停止ブロック550も、カニューレ200の細長い部分220上、およびスリーブストップ500の遠位に配置可能である。停止ブロック550は、組織に接触するように構成され、例えば、スリーブストップ500が組織に接触するのを防止するように構成されている。停止ブロック550は、カニューレ200の細長い部分220の外径よりも大きい直径を有する開口560を含み、これによって、停止ブロック550がカニューレ200の細長い部分220と摺動的に係合することが可能になる。
使用中、ユーザは、スリーブストップ500の延出部520、522を互いに向かって移動させて開口512を拡大し、スリーブストップ500をカニューレ200の細長い部分220に沿った所望の位置に摺動させ、延出部520、522を解放して開口512のサイズを小さくして、スリーブストップ500がカニューレ200の細長い部分220上に固定的または非摺動的に配置されるようにする。特に図3および4を参照すると、カニューレ200の遠位端230(および/または栓塞子300)が組織「T」に挿入されると、停止ブロック550の遠位面552が組織「T」に接触し、スリーブストップ500の遠位面501は、停止ブロック550の近位面(図3または4では見えない)に接触する。組織「T」と停止ブロック550との間、および停止ブロック500とスリーブストップ500との間のこの係合は、組織「T」に対するカニューレ200のさらなる挿入の防止に役立つ。外科処置の後に、例えば、スリーブストップ500および/または停止ブロック550をカニューレ200から取り外し、滅菌し、かつ再利用することができる。
ここで図5を参照すると、スリーブストップの第2の実施形態が示され、参照文字600によって示される。スリーブストップ600は、上述のように、カニューレ200の細長い部分220と係合するように構成され、停止ブロック550と共に使用可能である。スリーブストップ600は、開口620を画定する本体部分610、レバー630、および本体部分610とレバー630とを相互接続するリンク640を含む。本体部分610は、第1のピボット612で第2の区分610bに旋回可能に接続された第1の区分610aを含む。第1の区分610aおよび第2の区分610bは、合わせると、それらの間に開口620を画定し、開口620は、カニューレ200の細長い部分220の外周と係合するサイズを有する。
リンク640は、本体部分610の第2の区分610bのピン614と摺動的に係合するように構成されたスロット642を含む。リンク640は、第2のピボット635によりレバー630と旋回可能に係合している。レバー630は、第1の位置(図示する)から第2の位置(図示せず)に移行すると場合に図5の矢印「A」の一般方向に、および第2の位置から第1の位置に移行する場合に図5の矢印「B」の一般方向に、第2のピボット635を中心に旋回可能である。レバー630が旋回すると、リンク640が本体部分610の第2の区分610bに対して摺動して(すなわち、第2の区分610bのピン614がリンク640のスロット642内で摺動する)、開口620によって画定される直径が変化するようにする。レバー630がその第1の位置(図示する)にある場合、開口620によって画定される直径は比較的小さく、スリーブストップ600は、カニューレ200の細長い部分220と固定的または非摺動的に係合するように構成されている。レバー640がその第2の位置にある場合、開口620によって画定される直径は比較的大きく(すなわち、カニューレ200の細長い部分220の外径よりも大きい)、スリーブストップ600は、カニューレ200の細長い部分220に沿って再配置されるように構成されている。
使用中、ユーザは、スリーブストップ600のレバー630を矢印「A」の一般方向に本体部分610の第1の区分610aから離して移動させ、これによって、開口620が拡大し、スリーブストップ600をカニューレ200の細長い部分220に沿った所望の位置に摺動または再配置し、レバー630を矢印「B」の一般方向に本体部分610の第1の区分610aに向かって移動させて開口620のサイズを小さくし、スリーブストップ600が、カニューレ200の細長い部分220上に固定的または非摺動的に配置されるようにする。また、スリーブストップ600は、スリーブストップ500に関して本明細書に示され、かつ上述された同様の方式で、停止ブロック550と共に使用可能である。したがって、スリーブストップ600の使用は、組織「T」に対するカニューレ200のさらなる挿入の防止に役立つ。外科処置の後に、例えば、スリーブストップ600および/または停止ブロック550をカニューレ200から取り外し、滅菌し、かつ再利用することができる。
ここで図6および7を参照すると、スリーブストップの第3の実施形態が示され、参照文字700によって示される。スリーブストップ700は、上述のように、カニューレ200の細長い部分220と係合するように構成され、停止ブロック550と共に使用可能である。スリーブストップ700は、第1の区分710aおよび第2の区分710bを有する本体部分710を含み、これらは、ピボット711を中心に互いに対して旋回可能であり、合わせると、カニューレ200の細長い部分220の外周と係合するサイズの開口720を画定する。スリーブストップ700は、本体部分710の第1の区分710aおよび第2の区分710bと回転可能に係合可能な調整可能部材730(例えば、蝶ナット)も含む。
調整可能部材730は、ねじ山付き部分(図では見えない)を含み、これは、本体部分710の第1の区分710aおよび第2の区分710bのそれぞれの延出部712a、712bの対応するねじ山付き区分と係合するように構成されている。調整可能部材730が本体部分710に対して第1の方向(例えば、時計回り)に回転すると、第1の区分710aの延出部712aは、第2の区分710bの延出部712bに向かって移動し(ピボット711を中心に)、これによって、開口720のサイズが小さくなり、スリーブストップ700が、カニューレ200の細長い部分220と固定的または非摺動的に係合し、それに対して摺動することができなくなる。調整可能部材730が本体部分710に対して第2の方向(例えば、反時計回り)に回転すると、第1の区分710aの延出部712aは、第2の区分710bの延出部712bから離れて移動し(ピボット711を中心に)、これによって、開口720のサイズが大きくなり、スリーブストップ700がカニューレ200の細長い部分220に沿って再配置可能になる。
使用中、ユーザは、例えば、スリーブストップ700の調整可能部材730を第2の方向に回転させ、これによって開口720を拡大し、スリーブストップ700をカニューレ200の細長い部分220に沿った所望の位置に摺動させ、調整可能部材730を、例えば、第1の反対方向に回転させて開口720のサイズを小さくして、スリーブストップ700がカニューレ200の細長い部分220上に固定的または非摺動的に配置されるようにする。スリーブストップ700も、スリーブストップ500に関して本明細書に示され、かつ上述された同様の方式で、停止ブロック550と共に使用可能である。したがって、スリーブストップ700の使用は、組織「T」に対するカニューレ200のさらなる挿入の防止に役立つ。外科処置の後に、例えば、スリーブストップ700および/または停止ブロック550をカニューレ200から取り外し、滅菌し、かつ再利用することができる。
ここで図8〜9を参照すると、スリーブストップの第4の実施形態が示され、参照文字800で示される。スリーブストップ800は、上述のように、カニューレ200の細長い部分220と係合するように構成され、停止ブロック550と共に使用可能である。スリーブストップ800は、一体型構造であり、リビングヒンジ820によって相互接続された第1の区分810aおよび第2の区分810bを有する本体部分810を含む。スリーブストップ800の全体が単一の材料、例えばプラスチックから作製されることが想定される。第1の区分810aおよび第2の区分810bは、合わせると、開口812を画定する。本体部分810の第1の区分810aは、複数の歯832を有するフィンガー830を含む。本体部分810の第2の区分810bは、フィンガー830を摺動的に受容するための複数の歯842を有するレセプタクル840を含む。
フィンガー830の複数の歯832とレセプタクルの複数の歯842との間の係合は、開口812の所望のサイズに対応するレセプタクル840内のフィンガー830の所望の部分の維持に役立つ。開口812がカニューレ200の細長い部分220の外径よりも大きい場合(例えば、図8)、スリーブストップ800は、カニューレ200の細長い部分220に沿って再配置可能である。開口812がカニューレ200の細長い部分220の外径以下である場合(例えば、図9)、スリーブストップ800は、カニューレ200の細長い部分220と固定的に係合し、それに対して摺動することができない。
使用中、ユーザは、スリーブストップ800が開位置(図8)にあるときにカニューレ200の細長い部分220の周りにスリーブストップ800を配置し、スリーブストップ800をカニューレ200の細長い部分220に沿った所望の位置に摺動させ、フィンガー830の少なくとも一部分をレセプタクル840に挿入して、開口812のサイズを小さくし、本体部分810の第2の区分810bに対する本体部分810の第1の区分810aの位置を維持して(図9)、スリーブストップ800が、カニューレ200の細長い部分220上に固定的または非摺動的に配置されるようにする。スリーブストップ800も、スリーブストップ500に関して本明細書に示され、かつ上述された同様の方式で、停止ブロック550と共に使用可能である。したがって、スリーブストップ800の使用は、組織に対するカニューレ200のさらなる挿入の防止に役立つ。外科処置の後に、例えば、スリーブストップ800および/または停止ブロック550をカニューレ200から取り外し、滅菌し、かつ再利用することができる。
ここで図10〜11を参照すると、スリーブストップの第5の実施形態が示され、参照文字900によって示される。スリーブストップ900は、上述のように、カニューレ200の細長い部分220と係合するように構成され、停止ブロック550と共に使用可能である。スリーブストップ900は、リビングヒンジ920によって相互接続された第1の区分910aおよび第2の区分910bを有する本体部分910を含む。第1の区分910aおよび第2の区分910bは、合わせると、開口912を画定する。本体部分910の第1の区分910aは、リップ932を有するフィンガー930を含む。本体部分910の第2の区分910bは、フィンガー930のリップ932を受容するためのレセプタクル940を含む。
フィンガー930のリップ932とレセプタクル940との間の係合は、開口912の所望のサイズに対応する閉位置(図11)に本体部分910の第1の区分910aおよび第2の区分910bを維持することに役立つ。本体部分910の第1の区分910aおよび第2の区分910bが開位置にある場合(図10)、開口912は、カニューレ200の細長い部分220の外径よりも大きく、スリーブストップ900がカニューレ200の細長い部分220に沿って再配置可能であるようにする。本体部分910の第1の区分910aおよび第2の区分910bが閉位置にある場合(図11)、開口912は、カニューレ200の細長い部分220の外径以下であり、スリーブストップ900がカニューレ200の細長い部分220と固定的に係合し、それに対して摺動することができないようにする。
使用中、ユーザは、スリーブストップ900が開位置(図10)にあるときにカニューレ200の細長い部分220の周りにスリーブストップ900を配置し、スリーブストップ900をカニューレ200の細長い部分220に沿った所望の位置に摺動させ、フィンガー930のリップ932をレセプタクル940に挿入して、開口912のサイズを小さくし、本体部分910の第2の区分910bに対する本体部分910の第1の区分910aの位置を維持して(図11)、スリーブストップ900がカニューレ200の細長い部分220上に固定的または非摺動的に配置されるようにする。スリーブストップ900も、スリーブストップ500に関して本明細書に示され、かつ上述された同様の方式で、停止ブロック550と共に使用可能である。したがって、スリーブストップ900の使用は、組織に対するカニューレ200のさらなる挿入の防止に役立つ。外科処置の後に、例えば、スリーブストップ900および/または停止ブロック550をカニューレ200から取り外し、滅菌し、かつ再利用することができる。
上記の説明は多くの詳細を含むが、これらの詳細は、本開示の範囲に対する制限としてではなく、単にその様々な実施形態の例示として解釈されるべきである。したがって、上記の説明は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に様々な実施形態の例示として解釈されるべきである。当業者は本明細書に添付される特許請求の範囲の範囲および主旨内での他の修正を想定するであろう。

Claims (15)

  1. 外科用アクセスデバイスであって、
    ハウジングと、前記ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを有するカニューレであって、前記細長い部分が、それを通って延出するチャネルを画定し、前記細長い部分の遠位部分が、組織と係合するために構成されている、カニューレと、
    前記カニューレの前記細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対する前記カニューレの遠位への前進を制限するように構成されたスリーブストップであって、前記スリーブストップが、一体型構造であり、第1の区分および第2の区分を有する本体部分を含み、前記第1の区分および前記第2の区分が、リビングヒンジによって相互接続され、前記第1の区分が、前記第2の区分と選択的に係合するように構成されている、スリーブストップと、を備える、外科用アクセスデバイス。
  2. 前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分が、フィンガーを含み、前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の区分が、前記フィンガーを摺動的に受容するために構成されたレセプタクルを含む、請求項1に記載の外科用アクセスデバイス。
  3. 前記フィンガーが複数の歯を含む、請求項2に記載の外科用アクセスデバイス。
  4. 前記レセプタクルが複数の歯を含む、請求項3に記載の外科用アクセスデバイス。
  5. 前記フィンガーの前記複数の歯と前記レセプタクルの前記複数の歯との間の係合が、前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分と前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の部分との間に画定された開口のサイズを維持することに役立つ、請求項4に記載の外科用アクセスデバイス。
  6. 前記スリーブストップの前記本体部分の前記第1の区分と前記スリーブストップの前記本体部分の前記第2の部分との間の係合が、それらの間の開口を画定する、請求項1に記載の外科用アクセスデバイス。
  7. 前記スリーブストップが、単一の材料から作製される、請求項1に記載の外科用アクセスデバイス。
  8. 前記スリーブストップが、プラスチックから作製される、請求項7に記載の外科用アクセスデバイス。
  9. 前記カニューレの前記細長い部分上および前記スリーブストップの遠位に配置可能である停止ブロックをさらに含み、前記停止ブロックが、組織と接触し、前記スリーブストップが組織と接触することを防止するように構成されている、請求項1に記載の外科用アクセスデバイス。
  10. 外科用アクセスデバイスであって、
    ハウジングと、前記ハウジングから遠位に延出する細長い部分とを有するカニューレであって、前記細長い部分が、それを通って延出するチャネルを画定し、前記細長い部分の遠位部分が、組織と係合するために構成されている、カニューレと、
    前記カニューレの前記細長い部分との選択的係合のために構成され、組織に対する前記カニューレの遠位への前進を制限するように構成されたスリーブストップであって、前記スリーブストップが、調整可能部材と、第1の区分および第2の区分を有する本体部分とを含み、前記第1の区分が、前記第2の区分に対してピボットを中心に旋回可能であり、前記第1の区分および前記第2の区分が、前記カニューレの摺動可能な受容のためにそれらの間に開口を画定し、前記調整可能部材が、前記スリーブストップの前記第1の区分のねじ山付き開口および前記スリーブストップの前記第2の区分のねじ山付き開口をねじ込み可能に係合するように構成されている、スリーブストップと、を備える、外科用アクセスデバイス。
  11. 前記スリーブストップの前記第1の区分に対する第1の方向への前記調整可能部材の回転によって、前記開口の直径が大きくなり、前記スリーブストップの前記第1の区分に対する第2の方向への前記調整可能部材の回転によって、前記開口の前記直径が小さくなる、請求項10に記載の外科用アクセスデバイス。
  12. 前記調整可能部材が蝶ナットを含む、請求項10に記載の外科用アクセスデバイス。
  13. 前記スリーブストップの前記第1の区分が、半円形部分および延出部分を含み、前記スリーブストップの前記第2の区分が、半円形部分および延出部分を含む、請求項10に記載の外科用アクセスデバイス。
  14. 前記スリーブストップの前記第1の区分の前記ねじ山付き開口が、前記第1の区分の前記延出部上にあり、前記スリーブストップの前記第2の区分の前記ねじ山付き開口が、前記第2の区分の前記延出部上にある、請求項13に記載の外科用アクセスデバイス。
  15. 前記カニューレの前記細長い部分上および前記スリーブストップの遠位に配置可能である停止ブロックをさらに含み、前記停止ブロックが、組織と接触し、前記スリーブストップが組織と接触することを防止するように構成されている、請求項10に記載の外科用アクセスデバイス。
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