JPH06503791A - 複数の品物用カートン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複数の品物用カートンとそのブランク 本発明はカートンとそれのためのブランクに関する。

マルチパック用の色々な厚紙のスリーブは公知であり、一般的に品物の上部縁部 を収容するために側面と上面のパネルの接合部に孔を有する。ある品物、特に缶 に於ては、必要な孔はスリーブの端縁部に非常に近く置かれ、従ってパックが取 り扱われる時はいつでも必ず残りの紙片のストリップを破りやすくする。勿論、 破れることはスリーブの有用性に重大な影響を及ぼすが、カートンがコンパクト であることは、美的観点からだけではなく、商売上の観点からも不可欠である。

構成的一体性を保ちつつ、可能なかぎり小さい厚紙を使用することは明らかに望 ましい。その上、よりかさばるカートンはより大きな空間を占め、搬送費用を増 す。

本発明の第１の態様によると、複数の品物を収容するカートンが提供され、その カートンは上面部分と、底面部分と、２つの側面部分とを具備し、側面部分及び ／或いは底面部分は少なくとも前記品物の幾つかの下端部分と係合するための構 成を具備し、まちの部分は側面部分と上面部分との間に具備され、カートンの各 端部領域を少なくとも部分的に横切って延在する。

好ましくは２つのまちの部分が、各側面部分と各上面部分との間のカートンの各 端部部分に具備される。下端部分と係合するための構成は、夫々下端部分を受容 して保持する孔型をしている。

好ましい実施例では、各まちの部分は２枚のパネルを具備し、第１のそれは上面 部分に蝶番式に連結され、第２のそれは繋がっている側面部分に蝶番式に連結さ れ、両方のノくネルは一緒に蝶番式に連結されて、その結果前記一方のノくネル はその繋がっている部分に向って曲げられて、他方のノくネルはカートンの開放 端部領域を横切って延在できるようにする。

各まちの部分の前記他方のパネルには更に蝶番式のものは一切具備されないこと が好ましい特徴である。更に、各まちの部分の前記一方のパネルは、前記品物の １つによってその繋がっている上面部分、或いは好ましくは側面部分に接触して 保持される。

好ましくは上面部分は、向い合う側面縁部に沿って側面部分と蝶番式に連結され 、２つの底面パネルは一緒にしっかりと固定され、前記底面部分を構成する。

１つの構成では、２枚の底面パネルは相互に係合する構成に形成され、それらを −緒に固定するようにする。代りに２枚の底面パネルは一緒に糊付けされること も出来る。

都合の良いことに、カートンは２列に並んだ品物を入れるように適合させられ、 その結果２つの品物が各開放端部に面し、その品物はまちの付いた部分と、各品 物に対して１つづつ具備される構成と係合する下端部分とによってカートン内に 保持される。

理想的には、カートンは厚紙から形成され、蝶番式の連結は折り線、切込み線、 或いはとびとびの切込み線によって構成され得る。

本発明の第２の態様によると、複数の品物を収容するためのカートンを製作する ためのブランクが提供され、そのブランクは上面部分と、２つの側面部分と、底 面部分とを構成するためのパネルを具備し、そのパネルは一緒に蝶番式に連結さ れ、前記ブランクは側面部分及び上面部分の各端部の間に少なくとも１つのまち の部分を具備し、各まちの部分は２枚のパネルによって構成され、第１のそれは 繋がっている側面部分に蝶番式に連結され、第２のそれは上面部分に蝶番式に連 結され、まちの部分の両方のパネルは一緒に蝶番式に連結される。

本発明の実施例はここでより詳細に説明される。その記述は添付の線図を参照す る。

図１は、本発明のブランクを示す。

図２は、カートンに組み立てられつつある図１のブランクの斜視図である。

図３は、図１で示されたブランクから作られる本発明のカートンの斜視図である 。

図４は、図３に示されたカートンの端面図である。

図１は、図２乃至４で示されるように、この場合は３缶ずつ２列に並んで配置さ れた６ケの飲み物の缶１２の、複数の品物を取り囲むカートン１１を形成するた めのブランクｌＯを示す。

カートン１１は、カートンの持ち運びを容易にするための２つの指穴１４を伴っ て形成された上面部分１３を有する。缶１２の斜めになった上表面に合うように 適合させられた上方側面パネルは１７．１８は、折り線１５．１６に沿う上面部 分の各側面縁部に蝶番式に連結される。主側面パネル２１．２２は、折り線１９ ．２０に沿って上方側面パネル１７．１８の各側面に蝶番式に連結させられる。

続いて折り線２７．２８に沿って底面パネル２９．３０と繋がっている下方側面 パネルは、折り線２３．２４に沿って側面ノ々ネル２１．２２の下方縁部に蝶番 式に連結させられる。

パネル２１．２５．２９；　２２．２６．３０は、缶１２の下端部分と係合し保 持するために孔３１と構成３２を伴って形成される。図４で見られ得るように、 缶の下端部分は孔３１を通っである程度突出し、これはカートン１１内の缶１２ の横方向の大きい動きを防止する。

底面パネル２９．３０は、ブランク１０を閉じてスリーブ状カートン１１を形成 するように相互固定及び相互係合するするように設計された色々な構成３３を有 する。

ブランクｌＯは、各側壁２１．２２を上面部分１３と相互連結させるまちの部分 ３４も伴って形成される。各まちの部分３４は、折り線３７に沿って、上面部分 １３と蝶番式に連結させられる第１のパネル３５と、側面パネル２１．２２と蝶 番式に連結させられる第２のパネル３６とを有する。第１及び第２のノ（ネル３ ５．３６は、折り線３８に沿って一緒に蝶番式に連結させられる。上方側面パネ ル１７．１８は、孔３９を設けることによって）くイ、＜スされる。

缶１２を取り囲むカートン１１を形成する時、上面部分は缶の上部を横切って位 置させられ、そして側面ノくネルと底面ノくネルとは、缶１２の周りに折り曲げ られる。折り曲げる時に、まちの部分３４の第２のパネル３６は、それらの繋が っている側面パネル２１．２２の後ろに折り込まれ、そして底面ノくネル２９． ３０は一緒に連結させられる。これらの第２のノくネル３６と第１の部分３５の 下方部分とは、完成したカートン１１内の缶１２と側面パネル２１．２２との間 の決まった位置に挟まれ、容易に引っ張り出すことはできない。完成したカート ン１１では、まちの部分３４の第１のパネル３５はカートンの開放端部領域を部 分的に塞ぎ、それによって缶の上部がカートンから取出されるのを防ぐ。これは はっきりと図４に示される。

飲料用缶以外の品物が上で説明されたカートンで使用され得ることが理解される であろう。例えば、カートンはボトルに使用するために採用され得る。更に、色 々な型の缶には僅かに変形したパネルの設計を必要とするであろう。例えば、缶 が上方の斜めになった表面を持たないならば、上方側面パネル１７．１８は削除 されて、上面部分１３に直接に蝶番式に連結される主側面パネル２１．２２を残 し得る。加えて、別の底面壁固定技術が想定されることが理解されるであろう。

例えば、別の構成３３が使用され得るとか、或いはただ単に接着剤で固定され得 るとかである。その上、ブランクの端部間の連結は底面部分にあるように示され るが、必要ならば側面或いは上面部分に配置され得ることが理解されるであろう 。別の変形実施例では、所望であれば第１のまちの部分に、或いは他の何れかの パネルに別の折り線を入れ、収容される品物の形に適合させることもあり得る。

理想的にはカートンは厚紙から作るのに適しているが、他の半剛性或いは剛性の シートも使用され得る。更に、折り線も切込み線或いは、折り線と切込み線とを 任意に組み合わせたものも含み得る。

上記で説明したカートンの型は、複数の品物のための安全なパッケージを提供し 、品物の上部を保持するための孔には頼らない。従って公知のカートンの最上端 部の孔及び端縁部の間の弱点は、カートンを大きくすることなしに排除される。

ＦＩＧ、２ 国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．カートンが上面部分と、底面部部分と、２つの側面部分と、その側面部分と その上面部分との間に設けられてカートンの各端部の少なくとも部分を横切って 延在するまちの部分とを具備し、その側面部分及び／或いはその底面部分は少な くとも幾つかの品物の下端部分と係合するための構成を具備する複数の品物を収 容するためのカートン。
2. ２．２つのまちの部分が、各側面部分と上面部分との間のカートンの各端部に設 けられる請求項１のカートン。
3. ３．下端部分と係合するための構成が、各々が下端部分を受容し保持する孔の形 状である請求項１或いは２の何れか１項記載のカートン。
4. ４．各まちの部分が２枚のパネルを具備し、第１のそれは上面部分に蝶番式に連 結され、第２のそれは繋がった側面部分に蝶番式に連結され、両方のパネルは一 緒に蝶番式に連結されて、その結果前記パネルの一方はその繋がり部分に向って 曲げられて、他方のパネルがカートンの開放端部領域を横切って延在できるよう にする請求項１乃至３の何れか１項記載のカートン。
5. ５．各まちの部分の前記他方のパネルに別の蝶番式のものが一切具備されない請 求項１乃至４の何れか１項記載のカートン。
6. ６．各まちの部分の前記一方のパネルが、使用中に前記品物の１つによって、そ の繋がった上面に或いは好ましくは側面部分にもたれて保持される請求項５記載 のカートン。
7. ７．上面部分が向い合う側面縁部に沿って側面部分に蝶番式に連結され、各側面 部分が底面パネルに蝶番式に連結され、２枚の底面パネルが一緒に結び付けられ て前記底面部分を構成する請求項１乃至６の何れか１項記載のカートン。
8. ８．２枚の底面パネルが相互係合する構成で形成されて、それらを一緒に結び付 けられるようにする請求項７記載のカートン。
9. ９．２枚の底面パネルが一緒に糊接着で結び付けられる請求項７記載のカートン 。
10. １０．カートンが２列の品物を受容するように適合され、その結果２つの品物が 各開放端部に面し、まちの付けられた部分と、その一つが夫々の品物のために設 けられる構成に係合している下端部分とによって品物がカートン内に保持される 請求項１乃至９の何れか１項記載のカートン。
11. １１．カートンが厚紙によって形成され、蝶番式の連結が折り線、切込み線或い はとびとびの切込み線によって構成され得る請求項１乃至１０の何れか１項記載 のカートン。
12. １２．ブランクが上面部分と、２つの側面部分と、底面部分とを構成するための 一緒に蝶番式に連結されたパネルを具備し、前記ブランクはその各端部で側面部 分と上面部分との間の少なくとも１つのまちの部分を具備し、各まちの部分は２ 枚のパネルによって構成され、第１のそれは繋がっている側面部分に蝶番式に連 結され、第２のそれは上面部分に蝶番式に連結され、まちの部分の両方のパネル は一緒に蝶番式に連結されている、複数の品物を受容するためのカートンを作る ためのブランク。
13. １３．ほぼ添付の図面を参照して上記で説明され、図示されたカートン。
14. １４．ほぼ添付の図面を参照して上記で説明され、図示されたプランク。