JPH06502432A - 安定化された漂白剤含有液体洗剤組成物 - Google Patents
安定化された漂白剤含有液体洗剤組成物Info
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- JPH06502432A JPH06502432A JP3512659A JP51265991A JPH06502432A JP H06502432 A JPH06502432 A JP H06502432A JP 3512659 A JP3512659 A JP 3512659A JP 51265991 A JP51265991 A JP 51265991A JP H06502432 A JPH06502432 A JP H06502432A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
安定化された漂白剤含有液体洗剤組成物波 術 分 野
本発明は、固体水溶性過酸素化合物を含有する水性液体洗剤組成物に関する。
前記過酸素化合物は、鉄、マンガンなどの遷移金属での汚染のための分解に対し
て安定化される。
背 景 技 術
固体水溶性過酸素漂白剤を含有する液体洗剤組成物を処方することが可能になっ
たのはつい最近のことである。
かかる洗剤組成物は、例えば、EPPO2294904号明細書に記載されてい
る。
通常の状況下では、かかる液体洗剤における前記過酸素化合物の化学安定性は、
満足であり、かくて製品に良好な貯蔵安定特性を与える。
しかしながら、若干の製品は、過酸素化合物の成る不安定を示し、このことはこ
れらの製品の適当な貯蔵寿命に十分な貯蔵安定性に関する問題を生ずる。
この過酸素化合物の原因は、組成物中の過酸素化合物の分解を触媒する遷移金属
痕跡による製品の汚染として今や確認されている。
遷移金属痕跡による製品の汚染は、通常の工業実施で回避できない重要な問題で
ある。事実、製品の製造に使用する原料の若干は、それ自体痕跡量の遷移金属を
担持していることが発見された。
更に、製品の製造時、輸送時、取扱時または在庫時に、腐食したパイプまたは容
器のため、偶発的汚染が生ずることがある。
この問題の解決法は、同時係属欧州特許出願箱9020 0315号明細書で提
案されており、これは過酸素漂白剤を含有する水性液体洗剤組成物を記載してお
り、そして過酸素漂白剤は有効量のヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸(HEDP)によって、遷移金属による分解に対して保護している。これらの
組成物においては、過酸素化合物は、効率的に安定化されるが、HEDPがカル
シウムの存在下で大きい凝集体(これは沈殿することがある)を形成する傾向が
あるという新しい問題に遭遇している。この沈殿現象は、HEDP含存洗剤組成
物で洗浄された布帛の白さの維持に若干の悪影響を有することがあると信じられ
る。
液体洗剤組成物におけるHEDPの使用が洗剤組成物で使用できる酵素の完成品
中での安定性を妨害するらしいという事実にも、新しく遭遇する。
勿論、これらの問題は、自明の方法、例えば、酵素安定系および再付着防止剤を
加えることにより、またはHEDPの使用量を妥協することにより克服できる。
本発明の目的は、代わりに、固体水溶性過酸素化合物を含Hし、前記漂白剤を遷
移金属による分解から保護する化合物(該化合物は漂白剤を保護する際にHED
Pと同じ位に効率的であるが前記化合物はカルシウムの存在下で沈殿のリスクを
包含しない)を更に含有する液体洗剤組成物を提供することにある。本発明の別
の目的は、前記化合物が完成品中での酵素の安定性を妨害しない液体洗剤組成物
を提供することにある。
本発明は、固体水溶性過酸素化合物および(式中、RはC−05アルキルまたは
アルケニル基でおよび
(式中、RはHまたはC02Hてあり、Xおよびyはそル割合を意味する整数で
あり、x:yのモル比は30:1よりも低い)
および
(ili)それらの混合物
から選ばれる化合物0.01〜5.0重量%、好ましくは0,05〜1.5重量
%を含むことを特徴とする水性液体洗剤組成物を提供する。
発明を実施するための最良の形態
遷移金属痕跡による分解に対する水溶性過酸素漂白剤の保護に有用であるが沈殿
しないことが見出された化合物は、式
(式中、RはC−05アルキルまたはアルケニル基で1よりも低く、好ましくは
20:1よりも低く、最も好ましくは4:1である)
前記式(11)に係る化合物は、分子jil(J[J[J〜20000、好まし
くは1000〜5000、最も好ましくは約2000を有することができる。重
量平均分子量は、当業者に既知である低角度散乱技術(以下にである。
好ましい合成陰イオン界面活性剤は、アルキル基中に9〜15個の炭素原子を有
するアルキルベンゼンスルホン酸の水溶性塩である。別の好ましい合成陰イオン
界面活性剤は、アルキル硫酸またはアルキル基が約8〜約24個、好ましくは約
10〜約18個の炭素原子を有し且つ約1〜約20個、好ましくは約1〜約12
個のエトキシ基があるアルキルポリエトキシレートエーテル硫酸の水溶性塩であ
る。他の好適な陰イオン界面活性剤は、1979年10月9日発行のフレラシャ
−等の米国特許第4.170,565号明細書に開示されている。
非イオン界面活性剤は、通常、反応性水素原子、例えば、ヒドロキシル、カルボ
キシル、またはアミノ基を有する炭化水素とエチレンオキシドとを酸触媒または
塩基触媒の存在下で縮合することによって生成し且つ非イオン界面活性剤として
は、一般式
RA(CH2CH20)nH(式中、Rは疎水部分を表わし、Aは反応性水素原
子を担持する基を表わし、nはエチレンオキシド部分の平均数を表わす)を有す
る化合物が挙げられる。Rは、典型的には、約8〜22個の炭素原子を有する。
それらは、プロピレンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオキシドと
の共重合体と低分子量化合物との縮合によっても生成できる。nは、通常、約2
〜約24で変化する。
非イオン化合物の疎水部分は、好ましくは、炭素数約8〜約24、好ましくは約
12〜約20の第一級または第二級直鎖または分枝脂肪族アルコールである。好
適な非イオン界面活性剤のより完全な開示は、米国特許第4゜111.855号
明細書に見出すことができる。非イオン界面活性剤の混合物は、望ましいことが
ある。
好適な陽イオン界面活性剤としては、式RRRRN”(式中、R、R、およびR
3はメチル基であり、R4はC12〜C15アルキル基であり、またはR1はエ
チルまたはヒドロキシエチル基であり、RおよびRはメチル基であり、R4はC
I2〜C15アルキル基である)の第四級アンモニウム化合物が挙げられる。
双性界面活性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分枝鎖であることができ且つ
脂肪族置換基の1つが約8〜約24個の炭素原子を有し且つ別の置換基が少なく
とも1個の陰イオン水溶化基を含有する脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウ
ム、およびスルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。特に好ましい双性物質は
、1975年12月9日発行のローリン等の米国特許第3,925゜262号明
細書および1975年12月30日発行のローリン等の米国特許第3,929,
678号明細書に開示のエトキシ化アンモニウムスルホネートおよびエトキシ化
アンモニウムサルフェートである。
半極性非イオン界面活性剤としては、炭素数約8〜約28のアルキルまたはヒド
ロキシアルキル部分1個および炭素数1〜約3のアルキル基およびヒドロキシア
ルキル基からなる群から選ばれる部分2個(これらは場合によって結合して環構
造となることができる)を含有する水溶性アミンオキシドが挙げられる。
好適な陰イオン合成界面活性剤塩は、スルホネートおよびサルフェートの群から
選ばれる。かかる陰イオン洗剤は、洗剤技術上周知であり、商業的洗剤において
広汎な応用を見出している。好ましい陰イオン合成水溶性スルホネート又はサル
フェート塩は、分子構造中に炭素数約8〜約22のアルキル基を有する。
かかる好ましい陰イオン界面活性剤塩の例は、タローおよびヤシ油から誘導され
る08〜C18脂肪アルコールを硫酸化することによって得られる反応生成物;
アルキル基か約9〜15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホネート;
アルキルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム;タローおよびヤシ油から誘
導される脂肪アルコールのエーテルサルフェート;ココナツツ脂肪酸モノグリセ
リドサルフェートおよびココナツツ脂肪酸モノグリセリドスルホネート;および
アルキル鎖中に約8〜約22個の炭素原子を有するパラフィンスルホン酸の水溶
性塩である。例えば、米国特許第3,332,880号明細書に詳述のようなス
ルホン化オレフィン界面活性剤も、使用できる。陰イオン合成スルホネートおよ
び/またはサルフェート用中和陽イオンは、洗剤テクノロジーで広く使用されて
いるナトリウム、カリウムなどの通常の陽イオンによって表わされる。
ここで特に好ましい陰イオン合成界面活性剤成分は、アルキルベンゼンスルホン
酸の水溶性塩、好ましくはアルキル基中に約10〜13個の炭素原子を有するア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムによって表わされる。
好ましい種類の非イオンエトキシレートは、炭素数12〜15の脂肪アルコール
と脂肪アルコール1モル当たり約2〜10、好ましくは3〜7モルのエチレンオ
キシドとの縮合物によって表わされる。この種のエトキシレートの好適なものと
しては、012〜C15オキソアルコールとアルコール1モル当たり7モルのエ
チレンオキシドとの縮合物;ナローカットCI4−C15オキソアルコールと脂
肪(オキソ)アルコール1モル当たり7または9モルのエチレンオキシドとの縮
合物;ナローカットC12〜013脂肪(オキソ)アルコールと脂肪アルコール
1モル当たり6,5モルのエチレンオキシドとの縮合物;およびエトキシ化度(
EOモル/脂肪アルコールモル)5〜8を有するC −Cココナツツ脂肪アルコ
ールの縮合物が挙げられる。脂肪オキソアルコールは、主として線状であるが、
加工条件および原料オレフィンに応じて成る分枝度、特にメチル分枝などの短鎖
を有することができる。
分岐度1506〜50%(重ffi ?ti )は、しばしば市販のオキソアル
コールで見出される。
また、好ましい非イオンエトキシ化成分は、異なるエトキシ化度をaする2種の
別個にエトキシ化された非イオン界面活性剤の混合物によって表わすことができ
る。
例えば、疎水部分1モル当たり3〜7モルのエチレンオキシドを有する非イオン
エトキシレート界面活性剤および疎水部分1モル当たり8〜14モルのエチレン
オキシドを有する第二エトキシ化物。好ましい非イオンエトキシ化混合物は、分
枝5o%(重りまでを有するcl。〜C15オキソアルコールと脂肪オキソアル
コール1モル当たり約3〜7モルのエチレンオキシドとの縮合物である低級エト
キンレートと、50%帽1)よりも高い分枝を有する016〜C19オキソアル
コールと分枝オキソアルコール1モル当たり約8〜14モルのエチレンオキシド
との縮合物である高級エトキシレートとを含有する。
本組成物で好適な漂白剤は、固体水溶性過酸素化合物である。好ましい化合物と
しては、ベルボレート、ベルサルフェート、ベルオキシジサルフエート、ベルホ
スフェートおよび過酸化水素を炭酸ナトリウムまたは尿素と反応させることによ
って生成される結晶性過酸化水素化物、好ましくはベルカーボネートが挙げられ
る。好ましい過酸素漂白剤化合物は、過ホウ酸ナトリウム1水和物および過ホウ
酸ナトリウム4水和物、並びに過炭酸ナトリウムである。本組成物中のベルボレ
ート漂白剤は、好ましくは、小粒子、即ち、直径0.1〜20μmを存する小粒
子の形態である。前記粒子はベルボレートのその場結晶化によって形成されてい
る。「その場結晶化」なる用語は、ベルボレート粒子を水/陰イオン界面活性剤
/洗剤ビルダーマトリックスの存在下で、より大きい粒子または溶液から形成す
る方法に関係する。それゆえ、この用語は、過ホウ酸ナトリウムが化学量論量の
過酸化水素とメタホウ酸ナトリウムまたはホウ砂とを反応させることによって生
成する時のような化学反応を包含する方法を包含する。それは、ベルボレート1
永和物を溶解した後、ベルボレート4水和物を生成するような溶解および再結晶
を包含する方法も包含する。再結晶は、ベルボレート1永和物が結晶水を取り上
げさせることによって生じてもよく、それによって1水和物が溶解工程なしに4
水和物に直接再結晶する。
例えば、ベルボレート化合物、例えば、過ホウ酸ナトリウム1水和物は、陰イオ
ン界面活性剤および洗浄性ビルダーを含む水性液体に添加できる。得られたスラ
リーは、攪拌する。この攪拌時に、ベルボレート化合物は、溶解/再結晶のプロ
セスを受ける。陰イオン界面活性剤および洗浄性ビルダーの存在のため、この溶
解/再結晶プロセスは、所望の粒径を有する粒子を生ずる。1永和物は再結晶を
より受けやすいので、1永和物は、本発明のこの態様に好ましい。物理的安定性
の理由で、粒径分布は、比較的狭いことが好ましく、即ち、10%(Wt)未満
は10μmよりも大きい粒径を有することか好ましい。
さもなければ、ベルボレート化合物は、化学反応によって、その場で生成できる
。例えば、メタホウ酸ナトリウムは、陰イオン界面活性剤および洗浄性ビルダー
を含む水性液体に添加できる。次いで、化学量論量の過酸化水素は、攪拌下に加
える。攪拌は、反応が完了するまで、続ける。
メタボレートの代わりに、他のボレート化合物、例えば、ホウ砂およびホウ酸を
、使用できる。ホウ砂をホウ素化合物として使用するならば、化学量論量の塩基
、例えば、水酸化ナトリウムは、加えてホウ砂のメタボレートへの反応を保証す
る。次いで、プロセスは、メタボレート転化の場合に前記したように進行する。
過酸化水素の代わりに、他の過酸化物(例えば、過酸化ナトリウム)を、技術上
既知のように使用してもよい。
好ましい液体洗剤組成物は、水に加えて、水混和性有機溶媒を含有する。溶媒は
、液相中の固体水溶性過酸素漂白剤の溶解度を減少し、それによって組成物の化
学安定性を高める。
液相中の固体水溶性過酸素漂白剤の溶解度に影響を及ぼすのに十分な溶媒が組成
物の水と混合するならば、有機溶媒は、水と完全に混和性であることは必要では
ない。
勿論、水混和性有機溶媒は、使用するp8で固体水溶性過酸素漂白剤と相容性で
なければならない。
好適な水混和性有機溶媒の例としては、低級脂肪族モノアルコール、およびジエ
チレングリコールおよび低級モノ脂肪族モノアルコールのエーテルが挙げられる
。好ましい溶媒は、エタノール、イソプロパツール、1−メトキシ−2−プロパ
ツール、エチルジグリコールエーテルおよびブチルジグリコールエーテルである
。
過ホウ酸ナトリウムを使用する時には、viCヒドロキシ基を有するポリアルコ
ール(例えば、1.2−プロパンジオールおよびグリセロール)は余り望ましく
なく、好ましい溶媒はエタノールであろう。
また、本発明に係る組成物は、洗剤酵素を含有できる。
好適な酵素としては、洗剤プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼお
よびそれらの混合物が挙げられる。好ましい酵素は、高アルカリ性プロテアーゼ
、例えば、マキサカル(Maxacal) (R) 、サビナーゼ(5avin
ase) (R)およびマキサベム(Maxapev) (R)である。欧州特
許出願第0238216号明細書に記載のようなシリコーン被覆酵素も、使用で
きる。
本発明の好ましい組成物は、場合によって、ビルダーとして、脂肪酸成分を含有
する。しかしながら、好ましくは、脂肪酸の量は、組成物の5重量%未満、より
好ましくは4重量%未満である。好ましい飽和脂肪酸は、10〜16個、より好
ましくは12〜14個の炭素原子を有する。好ましい不飽和脂肪酸は、オレイン
酸およびパルミトレイン酸である。
好ましい組成物は、無機または有機ビルダーを含有する。無機ビルグーの例とし
ては、リンをベースとするビルダー、例えば、トリポリリン酸ナトリウム、ビロ
リン酸ナトリウム、およびアルミノシリケート(ゼオライト)が挙げられる。
有機ビルダーの例は、ポリ酸、例えば、クエン酸、ニトリロ三酢酸、およびタル
トレートモノスクシネートとタルトレートジスクシネートとの混合物によって表
わされる。ここで使用するのに好ましいビルダーは、クエン酸およびアルキルま
たはアルケニルが10〜16個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル置
換コハク酸化合物である。この群の化合物の一例は、ドデセニルコハク酸である
。ポリアクリレート、ポリヒドロキシアクリレートおよびポリアクリレート/ポ
リマレエート共重合体を含めて高分子カルボキシレートビルダーも、使用できる
。
本組成物は、大抵添加剤量、通常約5%以下の量で使用される一連の更に他の任
意成分を含有できる。かかる添加剤の例としては、制泡剤、乳白剤、エナメル被
覆表面に関連して機械相容性を改良する薬剤、殺細菌剤、染料、香料、増白剤な
どが挙げられる。
過酸素安定化化合物に加えて、本発明の好ましい液体組成物は、0.05%〜5
%の量の他のキレート化剤を更に含有していてもよい。
これらのキレート化剤としては、ポリアミノカルボキシレート、例えば、エチレ
ンジアミノ四酢酸、ジエチレントリアミノ五酢酸、エチレンジアミノジコI\り
酸また〉 はそれらの水溶性アルカリ金属が挙げられる。他の添加剤としては、
オルガノホスホン酸が挙げられる。エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン
酸)、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリ
アミンペンタ(メチレンホスホン酸)およびアミントリ(メチレンホスホン酸)
が、特に好ましい。
アスコルビン酸、ジピコリン酸〈スズ酸ナトリウム、8−ヒドロキシキノリンな
どの漂白剤安定剤も、0.01%〜1%の量でこれらの組成物に配合できる。
各種の使用条件下での本組成物の有益な利用は、制泡剤の利用を必要とすること
がある。一般にすべての洗剤制泡剤は、利用できるが、しばしばシリコーンとも
呼ばれるジメチルポリシロキサンなどのアルキル化ポリシロキサンは、ここで使
用するのに好ましい。シリコーンは、しばしば1.5%を超えない量、最も好ま
しくは0.05%〜1,0%の量で使用される。
・ また、乳白剤が濃厚液体洗剤組成物の均一な外観を生ずるのに寄与するので
、乳白剤を利用することが望ましいことがある。好適な乳白剤の例としては、モ
ンサンド・ケミカル・コーポレーション製ライトロン(LYTRON)621と
して商業上既知のポリスチレンが挙げられる。
乳白剤は、しばしば、0.3%〜1.5%の量で使用される。
本発明の液体洗剤組成物は、特にエナメル被覆表面に関連して洗濯機相容性を改
良する薬剤を更に含むことができる。
更に既知の再付着防止および/または相容化剤0,1%〜5%を加えることが望
ましいことがある。かかる添加剤の例としては、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム;ヒドロキシ−〇 アルキルセルロース;ポリ1〜6
カルボン酸単独重合体または共重合体成分、例えば、ポリマレイン酸;モル比2
:1から1:2の無水マレイン酸とメチルビニルエーテルとの共重合体;および
炭素数5以下、好ましくは3または4のエチレン性不飽和モノカルボン酸単量体
、例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数6以下、好ましくは4のエチレン性不飽
和ジカルボン酸単量体との共重合体(単量体のモル比は1:4から4:1の範囲
内であり、前記共重合体は1982年5月17日出願の欧州特許出願第0 06
6 915号明細書に詳述されている)が挙げられる。
本発明に係る組成物は、室温でのpH少なくとも8.5、より好ましくは少なく
とも9,0、最も好ましくは少なくとも9.5を有する。
式(ff)に係る重合体を次の通り合成する。ポリアクリル酸125.Og (
1,44モル、LALLSにより測定した時の平均分子量2100)、蒸留水2
5.9g(1,44モル)、およびスルホラン(テトラメチレンスルホン)30
0.0gを2リツトルの丸底フラスコ中で混合した。ポリアクリル酸が溶解され
るまで、この溶液を45℃で攪拌した。次いで、PCl3125.6m1(19
7,76g、1.44モル)を連続攪拌下に約1時間にわたって溶液に滴下した
。遊離HCIをアルゴンバージでフラスコから除去した。溶液は、フラスコを油
浴に入れることによって100℃に加熱し、溶液を室温に冷却させる前に、その
温度に2時間維持した。一旦室温で、CHCI3600mlをフラスコに注ぎ、
このことは黄色の固体沈殿を溶液から落下させた。沈殿を真空濾過によって捕集
し、Cl1C1で5回洗浄した(洗浄当たり250 mlのCHC13)、残留
CHCl3を真空中で除去し、沈殿を蒸留水500m1に再溶解し、水溶液を1
00℃で18時間還流して粗gemジホスホネート重合体生成物を製造した。粗
生成物を含有する水溶液を真1下に50℃で約200 mlに濃縮し、次いて、
アセトン1.2gを加えた。油状ge11ジホスホネート重合体を傾瀉によって
回収した。
沈殿法を追加の4回行って、式(ii)に係る化合物72gを製造した。P”N
MR分析による生成物の検査は、生成物中のリンの43モル%がヒドロキシジホ
スホン酸として存在することを示した。生成物は、全リン12.28重量%を含
有した。x:yのモル比を計算したところ、約4,0であった。
実施例■〜XI:
下記実施例は、本発明に係る組成物を例示する。組成物は、表示の割合の表示成
分を混合することによって得られる。
n II[IVVVI
C12〜C14硫酸ナトリウム
線状アルキルベンゼンスルホネート 15 8.5 g、5 g、5 fl、5
タローアルキルサルフエート
オキソアルコール1モルと
エチレンオキシド5モルとの縮合物 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0
オキソアルコール1モルと
エチレンオキシド3モルとの縮合物
CI2〜C14(2−ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド 0.
8 0.8 0.6 0.8 0.6ドデセニルコハク酸 10.5 10,5
10.5 10.5 10.5テトラデセニル/ドデセニルコハク酸 −−−
−一マレイン酸/アクリル酸共重合体 −一一一一クエン酸1水和物 3.0
3.0 3.0 3.0 0.3過ホウ酸ナトリウム1水和物 14.5 14
,5 14.5 14.5 14.5過ホウ酸ナトリウム4水和物 −−−−−
エタノール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0NaOH(F
Fi定1)Hまで) 10,0 10.0 10.0 10.0 10.0ギ酸
ナトリウム 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5酢酸ナトリウム3水和物
4.0 4.0 4.0 4.0 4.0シリコーン被覆サビナーゼR(16
KNPU/g) OJ O,30,30J OJマキサベムR(活性分50■/
g)
ヒドロキシブチリデン−1,1−ジホスホン酸 0.7 − − OJ −ヒド
ロキシへキシリデン−1,1−ジホスホン酸 −0,7−−0,4実施例1の化
合物 −−0,7−−
ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン釦−−−0,70,5水および
微量成分 残部(100%とする)■ ■ IX X XI
C12〜CI4硫酸ナトリウム − −−−8,0線状アルキルベンゼンスルホ
ネート 8.5 g、5 11!、5 9.5 0タローアルキルサルフェート
−−−2,02,0オキソアルコール1モルと
エチレンオキシド5モルとの縮合物 7.0 7.0 7.0 − −オキソア
ルコール1モルと
エチレンオキシド3モルとの縮合物 −−−4,55,0CI2〜C14(2−
ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド 0.6 0.6 0.6
− −ドデセニルコハク酸 10.5 10.5 10.5 − −テトラデセ
ニル/ドデセニルコハク酸 −−−8,0111,0マレイン酸/アクリル酸共
重合体 −−−1,41,5クエン酸1水和物 3.0 3.0 3.0 2.
8 3.0過ホウ酸ナトリウム1水和物 14.5 14゜5 14.5 0
15.0過ホウ酸ナトリウム4水和物 −−−23,0−エタノール 10.0
10.0 10.0 9.0 9.0NaOH(所定pHまで) 10.0
10.0 10.0 10.0 10.0ギ酸ナトリウム 1.5 1.5 1
.5 1.5 1.0酢酸ナトリウム3水和物 4.0 4.0 4.0 3.
0 2.0シリコーシ彼覆サビナーゼR(16KNPU/g) OJ O,30
,3−0,3マキサベムR(活性分50mg/g) −−−0,3−ヒドロキシ
ブチリデン−1,1−ジホスホン酸 −0,7−0,4−ヒドロキシへキンリゾ
>−1,1−ジホスホン酸 −−0,11−一実施例1の化合物 1.4 −
− 0.5 0.5ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホンe) 0.
2− − 0 1水および微組分 残部(10006とする)国際調査報告
Claims (12)
- 1.固体水溶性過酸素漂白剤を含む水性液体洗剤組成物であって、 (i)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、RはC2〜C5アルキルまた はアルケニル基である); (ii)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R1はHまたはCO2Hで あり、xおよびyはモル割合を意味する整数であり、x:yのモル比は30;1 よりも低い) (iii)それらの混合物 から選ばれる化合物0.01〜5重量%を更に含有することを特徴とする水性液 体洗剤組成物。
- 2.前記化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である、請求項1に記載の組成物。
- 3.化合物が式(ii)を有し且つx:yの比率が4:1である、請求項1に記 載の組成物。
- 4.前記化合物が式(ii)を有し、且つ前記化合物が分子量1000〜500 0を有する、請求項1または3に記載の組成物。
- 5.前記化合物が、分子量2000を有する、請求項4に記載の組成物。
- 6.固体水溶性過酸素漂白剤が、過ホウ酸または過炭酸の塩から選ばれる、請求 項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
- 7.固体水溶性過酸素漂白剤が、過炭酸ナトリウムである、請求項6に記載の組 成物。
- 8.ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)を更に含むことを特徴 とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
- 9.水混和性有機溶媒を含有することを特徴とする、請求項1ないし8のいずれ か1項に記載の組成物。
- 10.水混和性有機溶媒が、エタノールであることを特徴とする、請求項9に記 載の組成物。
- 11.pH少なくとも9を有する、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の 組成物。
- 12.酵素を更に含有することを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1 項に記載の組成物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1991/004728 WO1992001774A1 (en) | 1989-02-22 | 1991-07-08 | Stabilized bleach containing liquid detergent compositions |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06502432A true JPH06502432A (ja) | 1994-03-17 |
JP2994035B2 JP2994035B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=1763021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP51265991A Expired - Lifetime JP2994035B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 安定化された漂白剤含有液体洗剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2994035B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002129189A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Teepol Ltd | 界面活性剤の可溶化方法およびそれによって得られる界面活性剤可溶化溶液、並びにそれを用いた液体洗浄剤組成物 |
JP2002146400A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Teepol Ltd | 液体洗浄剤組成物 |
JP2004231959A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Clariant Gmbh | 水性液状洗剤分散液 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP51265991A patent/JP2994035B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002129189A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Teepol Ltd | 界面活性剤の可溶化方法およびそれによって得られる界面活性剤可溶化溶液、並びにそれを用いた液体洗浄剤組成物 |
JP2002146400A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Teepol Ltd | 液体洗浄剤組成物 |
JP2004231959A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Clariant Gmbh | 水性液状洗剤分散液 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2994035B2 (ja) | 1999-12-27 |
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