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JPH06500550A - アザ二環式化合物、その製造方法および製造用中間体ならびにその化合物含有の医薬組成物 - Google Patents

アザ二環式化合物、その製造方法および製造用中間体ならびにその化合物含有の医薬組成物

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JPH06500550A
JPH06500550A JP3514793A JP51479391A JPH06500550A JP H06500550 A JPH06500550 A JP H06500550A JP 3514793 A JP3514793 A JP 3514793A JP 51479391 A JP51479391 A JP 51479391A JP H06500550 A JPH06500550 A JP H06500550A
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JP
Japan
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formula
compound
group
azabicyclo
oct
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Application number
JP3514793A
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English (en)
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オルレック,バリー・シドニー
ブロミッジ,スティーブン・マーク
フォークナー,リチャード・エリック
Original Assignee
ビーチャム・グループ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Filing date
Publication date
Priority claimed from GB909018675A external-priority patent/GB9018675D0/en
Priority claimed from GB919110255A external-priority patent/GB9110255D0/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アザニ環式化合物、その製造方法および製造用中間体ならびにその化合物含有の 医薬組成物 本発明は医薬活性を有する化合物、それらの製法および医薬としてのそれらの使 用に関する。
EP−0338723およびEP−0392803(1990年10月17ヨ公 開)はムスカリン様受容体での作用を介してアセチルコリン機能を強化するある 種のアザニ環式化合物を開示している。
今回、さらに中枢神経系内にあるムスカリン様受容体での作用を介してアセチル コリン機能を強化し、従って、哺乳動物の痴呆症の治療および/または予防に有 用な一群の新規な化合物が見いだされた。
本発明によれば、式(■): [式中、R1は ここで、pは2または3を意味し二R2は基0R4(ここで、R4はC1,4ア ルキツノ、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルである)、基○C0R5( ここで、R5は水素またはR4である)または基NHR6あるいはNR7Rfi (ここて、R6、Roおよ二(R8は、独立して、C12アルキルである)であ り、およびR3は水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シクロプロピル、Cl−4 アルキル、1.2または31面のハロゲン原子によって置換されているCl−3 アルキルであるか、またはR3は基(CHx)nRs (ここで、R9は−CN 、−〇H,−0CHs、−3H,−5CH3、−C=CHまたは−CH=CH, であり、nは0または1である)を意味する;ただしnがOの場合、R9は−O Hまたは一3H以外の基であるか、またはR2が0COR,またはNHR,であ る場合、R3は水素以外の基である]で示される化合物またはその医薬上許容さ れる塩が得られる。
ハロゲンなる語は、臭素、塩素、フッ素およびヨウ素、好ましくはフッ素を包含 する。
式(I)の化合物は、synおよびantiのような幾何異性体およびエナンチ オマーを包含する多くの立体異性体形にて存在しうる。本発明はこれらの立体異 性体形の各々に、およびその混合物(ラセミ体を包含する)に及ぶものである。
種々の立体異性体形は常法によりある異性体を他の異性体から分離してもよく、 またはいずれか所定の異性体は立体特異的合成または非対称合成により得ること ができる。
式(I)の化合物は、通常の医薬上許容される酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、 リン酸、酢酸、フマル酸、サリチル酸、クエン酸、乳酸、マンデル酸、酒石酸、 シュウ酸およびメタンスルホン酸のような酸と酸付加塩を形成しうる。
医薬上許容される塩なる語は、溶媒和物および水和物を包含する。かくして、式 (I)の化合物またはその医薬上許容される塩が溶媒和物または水和物を形成す る場合、これらの化合物もまた本発明の態様を構成する。
好ましくは、pは2である。
R2にある基R4およびR5は、好ましくは、メチル、エチル、アリルおよびプ ロパルギルから選択される。R6、R7およびR8は、好ましくは、メチルであ る。
R2について適当な基は、メトキシ、エトキシ、アリルオキシ、プロパルギルオ キシ、アセトキシおよびジメチルアミノ、好ましくはメトキシを包含する。
R8について適当な例は、水素、シクロプロピル、クロロ、フルオロおよびブロ モを包含し、R3が基(CHz)nRsであって、nがOである場合、R9の適 当な例は−CN、−0CHsまたは−CECHを包含する。nが1である場合、 R1の例はCNである。
さらに、本発明は、 (a)式(■): で示される化合物を、式(■): Rz’ NH4(m) で示される化合物 [式中、R1゛はR,またはそれに変換可能な基であり、R2゛はR2またはヒ ドロキシであって、R3゛はR3またはそれに変換可能な基を意味する]と反応 させ、ヒドロキシの場合はR2゛をR2に変え、R1およびR3以外の場合はR loおよびR8゛をR,およびR3に変える、ここでR1、R2およびR3は式 (I)の記載と同じであって、その後、所望により医薬上許容される塩を形成さ せてもよく; (b)式(■)。
で示される化合物を、式(V)。
M−R3’ (V) で示される請求核分子生成能を有する化合物[式中、R1゛はR1またはそれに 変換可能な基であり、R3゛はR3またはそれに変換可能な基を意味する] と反応させ、R1およびR5以外の場合はR1゛およびR3゛をR1およびR3 に変える、ここでR1、R2およびR3は式(I)の記載と同じであって、その 後、所望により医薬上許容される塩を形成させてもよ(。
(C)式(rVa): [式中、R1゛およびR2は式(rV)の記載と同じである〕で示される化合物 を、塩素化剤、臭素化剤またはフッ素化剤と反応させ、R1以外の場合はR1゛ をR1に変え、所望により、クロロまたはブロモである場合はR。
を他のR3に変える、ここでR8は式(1)の記載と同じであって、その後、所 望により医薬上許容される塩を形成させてもよく;(d)式(IVb)または( rVc):[式中、R1゛およびR3゛は式(I[)の記載と同じであり、pは 式(1)の記載と同じであるコ で示される化合物をニトロソ化し、その後、得られた=NOH基を=NR2に変 える、ここでR2は式(I)の記載と同じであって、R,およびR3以外の場合 はR2゛およびR3゛をR1およびR3に変え、その後、所望により医薬上許容 される塩を形成させてもよく;または (e)式(IVd) : [式中、R1゛およびR3゛は式(I)に記載のR,およびR3と同じであるか またはそれに変換可能な基を意味する〕 で示される化合物を反応させ、そのヒドロキシ基を式(1)に記載のR2に変え 、その後、R1およびR3以外の場合はRloおよびR3゛をR,およびR3に 変え、所望により医薬上許容される塩を形成させることからなる、式(I)の化 合物またはその医薬上許容される塩の製法を提供するものである。
式(rV)の化合物は、R3がR1゛で、R8がクロロまたはブロモである式( 1)の化合物と同一であって、その化合物自体が本発明の一部であることは明ら かであろう。
式(II)と式(II+)の化合物の間の反応は、好ましくは、メタノールまた はエタノールのようなヒドロキシル溶媒中、室温にて、または適宜、高温にて実 施する。
式(I)の化合物中のR2が基OR4、NHR6またはNR7R5である場合、 式(II)の化合物を、都合よくは、R2゛がR2である式(II[)の化合物 と反応させる。
式(T)の化合物中のR2が基0COR5である場合、式(I[)の化合物をR 2゛がヒドロキシである式(II[)の化合物と反応させ、その後、得られた式 (rVd)のオキシムを、ハロゲン化アシル、例えば、塩化アセチルのような適 当なアシル化剤で処理することによりアンル化してもよい。
式(TV)と式(V)の化合物の開の反応は、ハロゲンを核分子によって置換す る標準条件下で実施することができる。
式(+)の化合物中のR3がフルオロである場合、残基Mは適当にはセシウムで あり、そのフッ化センウム試薬は、ツメチルホルムアミド中、高温にて長期間、 フン化カルシウム上で維持される。
式(rVb)または式(IVc)の化合物のニトロソ化は、好ましくは、亜硝酸 t−ブチルおよびナトリウムエトキシド、さらに好ましくはカリウムt−ブトキ シドのような塩基を用いて実施し、R3’は、好ましくは、CNのようなハロゲ ン以外の電子吸引基である。
式(rVd)のオキシム中の得られた=NOH基は、前記のアシル化、またはメ チルトシラートまたはハロゲン化アルキル、例えば、ヨウ化メチルのようなアル キル化剤でのアルキル化のような常套手段により=NR2に変えることができる 。
R3’が、好ましくは、CNのようなハロゲン以外の基であることは明らかであ ろう。
式(II)と(I[[)および式(rV)と(V)の化合物の反応生成物ならび に式(IVb)または式(IVc)の化合物のニトロソ化物は、式(IIa): (IIa) [式中、R2゛はR2またはヒドロキシであり、R1゛およびR3゛はR2およ びR3またはそれに変換可能な基であって、R3、R2およびR8は式(1)の 記載と同じ]で示される化合物である。
R2゛およびR3゛がR2およびR3である場合、R1゛がR1以外の基である 式(IIa)の中間体もまた、本発明の一部分を構成する。
式(IVa)の化合物と塩素化剤、臭素化剤またはフッ素化剤の反応が、R3が クロロ、ブロモまたはフルオロである式(I)の化合物を生成するのは明らかで あろう。
適当な塩素化剤は、ニトロメタン中、低温、例えば、0℃にて反応に付される五 塩化リン、およびアセトニトリル中、高温、例えば、溶媒の沸点で反応に付され るジクロロトリフェニルホスフィンまたは四塩化炭素/トリフェニルホスフィン を包含する。適当な臭素化剤は、アセトニトリル中、高温、例えば、溶媒の沸点 で反応に付されるジブロモトリフェニルホスフィンまたは四臭化炭素/トリフェ ニルホスフィンを包含する。適当なフッ素化剤は、また、アセトニトリル中、高 温で反応に付されるジエチルアミノサルファー トリフルオリド(diethy lamin。
5ulphurtrifluoride) (DAST)を包含する。
得られたR、ハロゲン基がクロロまたはブロモである場合の他のR5基への変換 は、前記(b)の反応によって行うことができる。
式(n)の化合物と式(TV)および(rVa)の化合物は、式(VI)[式中 、Lは脱離基、例えば、クロロ、ブロモ、01−4アルコキンまたはN−メトキ シ−N−メチルアミノであり、R1゛は式(II)の記載と同じである]で示さ れる中間化合物から製造することができる。Lが、好ましくは、クロロまたはブ ロモである式(VI)の化合物をN、O−ジメチルヒドロキシルアミンと反応さ せ、得られたN−メトキシ−N−メチルカルボキシアミド誘導体を式(V)の化 合物、適当には、水素化ジイソブチルアルミニウムあるいは水素化アルミニウム リチウムまたはメチルリチウムのようなオルガノリチウムあるいはグリニヤール 試薬と反応させて式(n)の化合物を得る。R8がエチニルである場合、それは 、適当には、リチウム(トリメチルシリル)アセチレンである式(V)の化合物 に3いて保護されていることが好ましい。該トリメチルシリル保護基は、式(n )と式(m)の化合物の反応後、水性水酸化ナトリウムで処理することによって 除去することが好ましい。
R3がシクロプロピルである場合、Lが、好ましくは、クロロまたはブロモであ る式(Vl)の化合物を、ノクロロメタン中、三塩化アルミニウムの存在下、ン クロブロビルトリメチル7ランで処理してもよい。
R3がCH2CNである場合、Lが、好ましくは、C1−4アルコキンまにはN −メトキノーN−メチルアミノである式(Vl)の化合物を、適当なオルガノリ チウムまたはグリニヤール試薬、例えば、アセトニトリルとリチウムンイソブコ ピルアミドの反応生成物で処理することができる。得られた式(n)の化合物が リチウムエノラート塩の形態であることが明らかであろう。
また、式(VI)の化合物を、溶媒としてクロロホルムあるいはアセトニトリル または混合物中、ピリジンまたはトリエチルアミンのような塩基の存在下、R2 ゛がOR,である式(I[[)の化合物と反応させ、得られた式(IVa)の誘 導体を塩素化剤または臭素化剤で処理し、R2がOR4である式(IV)の化合 物を得てもよい。
式(I[)、(IV)、(rVa)、(rVb)、(rVc)、(IVd)およ び(VI)の新規な化合物もまた、本発明の一部分を構成する。
特に、本発明は、その塩を包含する、式(XI[[):R+’ Q (XnI) [式中、RloはR1またはそれに変換可能な基であり、Qは−COR3°、− CONHR2、CON (CHs ) OCHs、−C(R3’)=NR2°お よび−CH2R8°から選ばれ、R0゛およびR8゛はR,およびR3またはそ れに変換可能な基であり、R2゛はR2またはヒドロキシを意味する;ただし、 Qが−C(Rs’)=NR2°であり、R2゛およびR3゛がR2およびR8で ある場合、RloはR1以外の基である]で示される中間体を提供するものであ る。
式(Vl)と式(rVb)の化合物および式(II)のある種の化合物は、都合 よくは、式(■): (VIII [式中、Fは−(CH2)I)−および−CH2−のうちの一方で、Gはそのう ちの他方であるか、またはそれに変換可能な基であり、YlはCNまたはCOL 、であって、Ylは−(CH2)2Wである、ここで、WはCNまたはCOL、 であり、Llは脱離基を意味する] で示される化合物を環化し、その後、要すれば、いずれか適当な順序で、環化生 成物のカルボニル基をヒドロキシに還元して得られたアルコールを脱水し、Wを COL、COR3’またはCH2R3’に変換し、FおよびGを、適宜、−(C Hz)p−および−CH2−に変換することによって製造することができる。
脱離基り、の例は、エトキシのようなC1−4アルコキンを包含する。
環化方法において、YlおよびYlが共にカルボキシエステル基を含有する場合 、その環化反応は、トルエンのような溶媒中、高温でカリウムt−ブトキシドの ような塩基によって引き起こされるディークマン(Dieckmann)反応で あり、その生成物はβ−ケトエステルである。
環化方法において、YlおよびYlが共にシアン基を含有する場合、その環化反 応は、トルエンのような溶媒中、高温でカリウムt−ブトキシドのような塩基に よって引き起こされるソープ(Thorpe)反応であり、列後処理後、その生 成物はβ−ケトニトリルである。
β−ケトエステルまたはニトリルの環化生成物は、常法により、エタノールのよ うな低級アルコール中、水素化ホウ素ナト」ノウムのような水素化ホウ素アルカ リ金属で還元し、通常、軸および赤道系アルコールの混合物として4−ヒドロキ シ化合物を得る。該混合物を、例えば、濃硫酸と氷酢酸を用いる強酸性条件下の ような不飽和系を形成するための通常の条件下、溶媒の沸点のような高温で、所 望により、酸性試薬を溶媒として作用させて脱水してもよい。さらに好ましくは 、脱水は、従来のメンラードへの変形により行うことができる。軸および赤道系 アルコールは通常のクロマトグラフィーにより分離し、溶媒としても機能しつる 乾燥ピリジンの存在下、メタンスルホニルクロリドのような標準条件下でメジラ ードに変形してもよい。これらの条件下、軸系アルコールは、系内にて脱水反応 に付される。赤道系アルコールのメジラードは、N、N−ジメチルホルムアミド のような適当な溶媒中、高温で酢酸ナトリウムを用い、アセタートのような軸系 エステル誘導体に変形することができる。その中間体を単離しないで、脱離させ て所望の生成物を得る。別法として、軸および赤道系アルコールの混合物を、逐 次、各異性体の脱水に要する条件に付してもよい。還元および脱水工程を、Wを C(Rs ) = N R2基に変形する前後で実施しうろことは明らかであろ う。
したがって、4−ケトおよび4−ヒドロキシアザビシクロアルカン基が、R1に 変換可能なR1’の例である。
WのCOL、COR3’またはCH2R3’への変換は、従来どおり実施するこ とができる。
カルボキシ基は、アルコキシカルボニルまたはシアノ基Wを通常の脱エステル化 に付すことにより得られる。カルボキシ基を、高温で塩化チオニルで処理してク ロロカルボニル基、COClを得るか、または臭化チオニルで処理してブロモカ ルボニル基、C0Brを得ることができる。
R3゛がCl−4アルキルであるR1’Co−基は、エーテル中、低a (de pressedtemperature)で適当なアルキルリチウムで処理する ことによりシアノ基Wから得てもよく、またはアルコキシカルボニル基Wを、水 中、水酸化リチウムで加水分解することにより得られるLi0OC基をアルキル リチウムで処理することにより得ることができる。また、R3゛がC1−4アル キルであるR3’C〇−基は、クロロカルボニル基をN、O−ジメチルヒドロキ シルアミンと反応させ、アルキルリチウムで処理することにより得ることができ る。
シアノまたはアルコキシカルボニルまたはN−メトキシ−N−メチルアミドのよ うなカルボン酸誘導体基Wは、トルエンまたはテトラヒドロフランのような不活 性溶媒中、低温で、水素化ジイソブチルアルミニウムまたは水素化アルミニウム リチウムのような適当な還元剤を用いる制限された還元反応により−CHO(す なわち、R8゛が水素であるR3’C0−)に変換してもよい。ついで、そのホ ルミル基を、塩基性条件下、低温にてp−トルエンスルホニルメチルイソシアニ ドで処理することによりCH2CNに変形してもよい。
式(]Vc)の化合物は、EP 0414394に記載されているように、例え ば、式(■a): で示される化合物を、式(X)または(X):[式中、Ra、RbおよびRcは 、独立して、C0−6アルキル、了り−ルまたはアラルキルであり、ZはCNの ような電子吸引基またはカルボン酸を意味する]で示されるリン・イリド化合物 またはそのエステルあるいはアミド誘導体と反応させることにより、式(Xl[ ) : [式中、Zは式(X)および(X[)の記載と同じコで示される化合物を得、そ の後、要すれば、ZをR3′に変換する。
式(■a)の化合物と式(X)または(XI)のリン・イリドの反応は、ケトン をオレフィンに変換するのと同じであり、ウィノチヒ反応(Wittig Re action)として知られており、一般にこのような反応に用いる条件下で実 施することができる。
好ましくは、式(■a)の化合物を、RaおよびRbが各々、C1−6アルキル 、例えば、エチルであり、Zがシアノである式(X[)の化合物と反応させる。
Z基がアルコキンカルボニル基のようなカルボキン誘導体である場合、それは常 法によりノアノ基に変換することができる。
しかし、前記のように、Zはシアノであることが好ましく、変換は必要ではない 。
式(■)および(■a)の中間体は公知化合物であり(例えば、チル(Thil l)ら、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、 Org、 C hem、 ) 、1968.33.4376に記載されている)、または同様に 製造することができる。
例えば、式(4戸 [式中、YISFおよびGは式(■)の記載と同じ、R1゜は水素またはN−保 護基を意味する] で示される化合物を、要すれば、パラジウム/炭素上にて、または好ましくはギ 酸アンモニウムの存在下でPd/Cを用いて水素添加することにより脱保護し、 つづいてエタノール中、高温にてアクリル酸エチルと反応させることができる。
式(■)の化合物は公知化合物であるかまたは公知化合物を製造する方法に類似 する方法によって製造することができる。Fが−(CH2)2−で、Gが−CH 2−であってR10がベンジルである式(■)の化合物は、適当なアルカノール 中、イタコン酸ジーC1−4アルキルを、高温でベンジルアミンで環化し、つづ いて得られたピロリジン環の2−位にあるオキソ基を、テトラヒドロフラン中、 室温ないし高温にてBH3で還元することにより製造することができる。
また、好ましくは、C1−4アルキルアクリラートを、触媒量のトリフルオロ酢 酸の存在下、式(IX) [式中、RloはN−保護基を意味する]で示される化合物で双極性付加環化に 付し、直接、式(■)の化合物を得る。
式(IX)の化合物は、通常、第1級アミンR3゜NH2を、逐次、クロロメチ ルトリメチルンラン、ついでホルムアルデヒド1、エタノールおよび無水炭酸カ リウムと反応させることにより製造することができる。
式(I[[)の化合物は公知化合物であるかまたは公知化合物の製造方法に類似 する方法により製造することができる。式(I[[)のある種の化合物は商業上 入手可能である。
式(1)の化合物の種々の立体異性体形は、常法、例えば、クロマトグラフィー 操作を用いることにより一の異性体を他の異性体から分離することができる。エ ナンチオマーはキラル分割剤またはキラルクロマトグラフィーを用いて分離して もよ(、またはいずれか所定の異性体を立体特異的または非対称合成により得て もよい。
式(1)の化合物の医薬上許容される塩は、通常、前記の式(1)の下方に記載 されているような適当な酸との反応により形成させることができる。
本発明の化合物は、中枢神経系内にあるムスカリン様受容体での作用を介してア セチルコリン機能を強化するものであり、そのため痴呆症の治療および/または 予防において有用である。
さらに、本発明は、式(1)の化合物またはその医薬上許容される塩と医薬上許 容される担体とからなる医薬組成物を提供する。
その組成物は、錠剤、カプセル、粉末、顆粒、ロゼンジ、坐剤、復元可能な粉末 または経口あるいは滅菌非経口溶液あるいは懸濁液のような液体調製物の形態で あってもよい。
投与の一貫性を得るためには、本発明の組成物は単位投与形であることが好まし い。
経口投与の場合の単位用量供給形は錠剤およびカプセルであってもよく、結合剤 、例えば、ンロツブ、アカシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカントまたは ポリビニルピロリドン:充填剤、例えば、ラクトース、ショ糖、トウモロコシ澱 粉、リン酸カルシウム、ソルビトールまたはグリシン:錠剤化滑剤、例えば、ス テアリン酸マグネシウム:崩壊剤、例えば、澱粉、ポリビニルピロリドン、ナト リウム澱粉グリコラートまたは微結晶セルロース二またはラウリル硫酸ナトリウ ムのような医薬上許容される湿潤剤のごとき通常の賦形剤を含有していてもよい 。
固形経口内組酸物は、混合、充填、錠剤化などの常套手段により製造することが できる。混合操作を繰り返し、活性剤を多量の充填剤を使用するこれらの組成物 全体に分配することができる。このような操作は、勿論、その分野における常套 手段である。錠剤は通常の製薬操作においてよく知られた方法、特に腸溶被覆法 に従って被覆することができる。
経口内液体調製物は、例えば、エマルジョン、シロップまたはエリキシルの形態 であってもよく、または使用前に水または他の適当なビヒクルで復元される乾燥 生成物として提供することができる。このような液体調製物は、沈澱防止剤、例 えば、ソルビトール、70ツブ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシエチ ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲルま たは硬化食用脂、乳化剤、例えば、レシチン、ソルビタン・モノオレエートまた はアカシア:非水性ビヒクル(食用油を含んでいてもよい)、例えば、扁桃油、 分別ココヤシ油、グリセリン、プロピレングリコールまたはエチルアルコールの エステル類のような油状エステル、保存剤、例えば、メチルまたはプロピルp− ヒドロキシベンゾアートまたはソルビン酸:および所望により、通常のフレーバ ー剤または着色剤のような通常の添加剤を含有していてもよい。
非経口投与の場合、流体単位投与形を該化合物および滅菌ビヒクルを用いて製造 し、用いる濃度に依存して該ビヒクル中に懸濁させるかまたは溶解させるかのい ずれかとすることができる。溶液を製造するにおいて、化合物を注射用水に溶か し、適当なバイアルまたはアンプルに充填する前に滅菌濾過して密封することが できる。有利には、局所麻酔剤、保存剤および緩衝剤のようなアジュバントをそ のビヒクル中に溶かすことができる。バイアルに充填し、水を真空下で除去した 後、該組成物を凍結させてその安定性を強化することができる。非経口用懸濁液 は、該化合物をビヒクル中に溶かす代わりに懸濁させること、および滅菌処理は 濾過手段により達成することができないことを除いて、実買的に同一方法にて製 造される。該化合物は、滅菌ビヒクルに懸濁させる前に酸化エチレンに暴露する ことにより滅菌処理することができる。有利には、界面活性剤または湿潤剤を該 組成物中に含め、該化合物の均一な分配を容易にする。
組成物は、投与方法に依存して、0.1〜99重量%、好ましくは10〜60重 量%の活性物質を含有していてもよい。
本発明はまた、有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を患者 に投与することからなる、ヒトを包含する哺乳動物における痴呆症の治療および /または予防方法を提供する。
このような障害の治療に用いる化合物の用量は、通常の場合、その障害の重度、 その患者の体重および該化合物の相対的効能に従って変化するであろう□しかし 、一般的な指針として、適当な単位用量は、0,05〜100mg、例えば、領 2〜50mgであり、このような単位用量を一日に一回以上、例えば、−ヨの全 用量が約0.01〜5mg/kgの範囲にあるように一日に2または3回投与し てもよ(、このような治療が数週間または数カ月にわたってもよい。
本発明に従って投与する場合、本発明の化合物で許容できない毒物学的効果は考 えられない。
さらなる態様において、本発明は、活性治療物質として用いる式(I)の化合物 またはその医薬上許容される塩を提供する。
本発明は、さらに、痴呆症の治療および/または予防において用いる式(I)の 化合物またはその医薬上許容される塩を提供する。
さらなる態様において、本発明は、痴呆症の治療および/または予防用の医薬を 製造する場合の式(1)の化合物またはその医薬上許容される塩の使用を提供す る。
以下の実施例は本発明を説明するものであり、以下の記載例はそれに至る中間体 の製造を説明する。
一5℃でジクロロメタン(2,5リツトル)中、アクリル酸エチル(141g、 1.41モル)とN−ベンジル−N−(メトキシメチル)−N−[(トリメチル シリル)メチルコアミン(EP 0363085のDl7の化合物、435g。
約75にのDl7を含有、1.4モル)の撹拌溶液に、温度が0℃以上に上がら ないように注意して、ジクロロメタン(100ml)中のトリフルオロ酢酸(1 6,1g50.14モル)を加えた。ついで、この混合物を、カニユーレを用い て、静かな還流が維持されるそのような速度にて、撹拌した還流ジクロロメタン (5る前にさらに1時間還流した。ついで、飽和水性炭酸カリウムで洗浄し、乾 燥(Na2SO4) シ、真空下で濃縮してガムを得、それを蒸留させて標記化 合物(Dl)(286g、88%)を無電池として得た(4 mmHgで沸点1 20−150℃)。
IHNMR(CDCl2)δ: 1.23 (3H,t、J=7Hz) 、2.01−2.12 (2111m)  、2.34−2.75 (3H,m)、2、83−3.07 (2H,m)  、3.59 (2H,s) 、4.10 (2H,Q、 J=7Hz) 、7. 16−7、33(5H,m) エタノール(800ml)中、(±)エチルN−ペンシル−3−ビロリジニルカ ルボキシラート(DI)(100g、0.43モル)の溶液を、ギ酸アンモニウ ム(135,32g、2.15モル)および10%Pd/炭素(25g)で処理 し、ついで70℃で2時間加熱した。1時間後、さらに10%Pd/炭素(10 g)の添加を行った。反応混合物をセライトを介して濾過し、濾液を真空下て濃 縮した。残渣をクロロホルムと飽和水性炭酸カリウム溶液の間に分配した。有機 相を分離し、乾燥(NazsoJ L、真空下で濃縮した。残渣をエタノール( 500ml)に溶かし、アクリル酸エチル(51,56g、0,52モル)で処 理し、ついで1時間加熱還流した。反応混合物を真空下で濃縮し、飽和水性炭酸 カリウムで処理し、ついでクロロホルム中に抽出した。合した有機抽出液を乾燥 (NazSO4) シ、真空下で濃縮し、その残渣を蒸留させて標記化合物(D 2)(60,53g、58%)を油として得た(4關Hgで沸点135−145 ℃)。
IHNMR(CDC13)δ: 1、28 (61,t、 J=7Hz) 、2.03−2.14 (2H,m)  、2.47−2.57 (3H,m)、2.61−2.86 (4)1.m)  、2゜87−3.12 (2H,m) 、4.15 (4H,q、 J=7H z)乾燥トルエン(10ml)中、(±)エチルN−(2−エトキシカルボニル エチル)−3−ピロリジニルカルボキシラート(D2)(5,77g、252ミ リモル)の溶液を、窒素下、還流温度で乾燥トルエン(50ml)中、カリウム t−ブトキシド(7,57g、55.4ミリモル)の溶液に1時間にわたって滴 下した。還流温度でさらに2時間後、その反応混合物を一15℃に冷却し、つい で温度を0°C以下に維持しながら酢酸(3,33m l、55.4ミリモル) を加えることでクエンチした。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮して標記化 合物(D3)(2,6g、47%)を白色固体として得、それをさらに精製する ことなく乾燥エタノール(100ml)中、(±)エキソ−エチル−4−オキソ −1−アザピンクロ[3,2,1]オクト−3−イルカルボキシラート(D3) (17゜71g、90ミリモル)の溶液を窒素下で水冷し、15分間にわたって 水素化ホウ素ナトリウム(1,7g、45ミリモル)で少しずつ処理した。反応 混合物を1時間にわたって室温に加温した。ついで真空下で濃縮し、飽和水性炭 酸カリウム(20ml)で処理し、クロロホルム(3X15ml)中に抽出した 。抽出液を乾燥(NazSO<) シ、ついで真空下で濃縮し、残渣をO−3% メタノール/クロロホルムの勾配にて塩基性アルミナ上のクロマトグラフィーに 付し、溶出順において、ンス異性体(D4)を無電池として(4,73g、26 %)、トランス異性体(D5)を灰白色固体として(3,81g、21%)を得 た。
’HNMR(CDCIs)δ: 1.26 (3H,t、J’7Hz) 、1.57−1.73 (IIII、m ) 、1.85−2.01 (IH,m)、2、27−2.53 (2E、 m ) 、2.59−2.82 (4B、m) 、2.87−3.09 (2H,m )、3、97−4.05 (IH,m) 、4.16 (2L q、 J=7H z)+3CNMR(CDC13)δ。
14.54.25.4g、4070.46.01.51.95.55.87.5 166.61.25.7168.174、20 ’HNMR(CDCb)δ 1、26 (3H,t、 J=7Hz) 、1.45−1.60 (IH,m)  、1.72−1.86 (In、m)、2、28−2.41 (2H,m)  、2.61−2.71 (IH,m) 、2.78−3.02 (3H,m)、 3、09−3.1111 (LH,m) 、3.37−3.45 (LH,m)  、4.06−4.20 (3H,m)13CNMR(CDC13)δ・ 14、19.27.72.3981.39.84.50.29.52.96.5 3.32.60.91.68゜98.174、31 方法(a) 0℃で乾燥ピリジン(10ml)中、(±)シス−エキソ−エチル4−ヒドロキ シ−1−アザビシクロ[3,2,11オクト−3−イルカルボキシラード(D4 )(2g、10.1ミリモル)の溶液を、15分間にわたってメタンスルホニル クロリド(3,45g、30.2ミリモル)で滴下処理した。反応混合物を3時 間にわたって室温まで加温し、真空下で濃縮し、ついで飽和水性炭酸カリウム( 100ml)で処理し、クロロホルム(3X100ml)中に抽出した。合した 有機抽出液を乾燥(Na2SO4) シ、蒸発させて残渣を得、それをO−2% メタノール/クロロホルムの勾配で中性アルミナ上のクロマトグラフィーに付し 、標記化合物(D6)(Ig、53%)をガムとして得た。
’HNMR(CDC13)δ 1.26(3H1t、J=7Hz) 、1.80−2.12 (2H,m) 、 2.57−3.01 (4H,m)、3、06−3.22 (18,m) 、3 .35 (lfl、 d、 J=17Hz) 、3.93 (In、 d、 J =17Hz)、4、16 (2H9q、 J=7Hz) 、7.19−7.28  (LH,m)13CNMR(CDCIs)δ 1425.33.60.36.53.54.52.55.85.5g、 32. 60.25.126.96.145.60.166、35 方法(b)− 窒素下、乾燥ピリジン(50m l )中、(±)トランス−エキソ−エチル4 −ヒドロキシ−1−アザビシクロ[3,2,1]オクト−3−イルカルボキンラ ード(D5)(3,9g、0.0196モル)の溶液を、075時間にわたって 水冷しながらメタンスルホニルクロリド(3,8mL 0.049モル)で滴下 処理した。混合物を室温にて3時間撹拌し、ついで、真空下で濃縮した。乾燥ト ルエンとの共蒸留により揮発分を除去し、残渣をさらに高真空下で乾燥した。得 られたガムを乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶かし、無水 酢酸ナトリウム(8,2g、 0.1モル)で処理し、1時間にわたって100 °Cに加熱した。反応物をこの温度でさらに0.75時間維持し、ついで真空下 で濃縮した。
トルエンと共蒸留に付した後、残渣を飽和炭酸カリウム溶液(25ml)で処理 し、クロロホルム(4X25ml)中に抽出した。合した有機抽出液を乾燥(N a2SO4) L/%真空真空製縮して粗油を得た。2−6%メタノール/クロ ロホルムの勾配にてシリカゲル上で精製し、標記化合物(D6)(1,9g、5 4%)シスおよびトランス異性体(D4)および(D5)の混合物(3:1)( 9゜89g、領050モル)を方法(b)に記載の反応条件に付し、標記化合物 (D6)(6,23g、71%)を得た。
エタノール(6ml)中、(±)エチル1−アザビシクロ[3,2,1ニオクト −3−エン−3−イルカルボキシラード(D6)(0,52g、2.9ミリモル )の溶液を85%水酸化カリウム(0,38g、5.7ミリモル)で処理し、つ いで9時間加熱還流した。反応混合物を真空下で濃縮し、5N塩酸(1,72m 1.8.6ミリモル)で処理し、ついで真空下で濃縮し、トルエンとの共蒸留に 付して最後の水の痕跡を除去した。残渣を塩化チオニル(10ml)で処理し、 窒素下で25分間加熱還流し、ついで真空下で濃縮し、トルエンと共蒸留に付し て、粗列クロリドを得た。窒素下、乾燥アセトニトリル(12ml)と乾燥クロ ロホルム(10ml)の混合物中、この物質の溶液を、メトキシルアミン塩酸塩 (0゜48g、5.8ミリモル)で処理し、ついで−30℃に冷却し、アセトニ トリル(2ml)中のピリジン(1,09g、29ミリモル)を−回速やかに添 lして処理した。反応混合物を室温まで加温し、室温にて一夜撹拌した。ついで 、飽和水性炭酸カリウム(25ml)で処理し、有機相を分離し、水相をクロ: ホルム(8X25ml)で抽出した。合した有機抽出液を乾燥(1’+aiSO 4) L/、真空下で濃縮し、残渣を0−10%メタノール/クロロホルムの勾 配にて中性アノ、ミナ上のクロマトグラフィーに付し、標記化合物(D7)(0 ,17g、34%)を褐色油として得た。
’HNMR(CDCb)δ: 1.82−2.12 (2B、m) 、2.57−3.02 (4H,m) 、 3.11”3.26 (Ill、 m) 、3.37(IH,d、 J=17H z) 、3.68 (3)l、 s) 、3.94 (IH,d、 J=17H z) 、6.84(IHld、 J=7Hz) 記載例8 (±)1−アザビシクロ[3,2,1]オクト−3−エン−3−イル−N−メト キシ−N−メチルカルボキシアミド(D8)5M塩酸(25ml)中、(±)エ チル1−アザビシクO[3,2,1コオクト−3−エン−3−イルカルボキシラ ード(D6)(1,9g、10.5ミリモル)の溶液を100℃で7時間加熱し た。反応液を真空下で濃縮し、トルエンとの共蒸留に付した。得られた褐色固体 (2,0g)を塩化チオニル(20ml)に懸濁させ、すべての酸が溶解するま で(約10分間)、加熱還流した。その反応液を真空下で濃縮した後、残りの揮 発性物質の痕跡をトルエンとの共蒸留により除去し、最終的に残渣を高真空下で 乾燥した。無水クロロホルム(50ml)中の酸クロリドの懸濁液を、N、O− ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1,13g。
11.5ミリモル)で処理し、水塩浴中にて冷却しだ。ピリジン(4,2ml、 5゜3ミリモル)を1時間にわたって十分に撹拌しながら滴下した。反応物を室 温まで加温して一夜撹拌した。水浴中にて冷却後、反応液を炭酸カリウムの飽和 水溶液(25m l )でクエンチした。水層をクロロホルム(3X25ml) で抽出し、合した有機抽出液を乾燥(Na2SO4) L、真空下で濃縮して油 を得、それをエーテル中に抽出し、ついでクーゲルレール(kugelrQhr )上にて蒸留させ(175°C/ 0 、2 mmHg) 、標記化合物(D8 )(1,1g、54%)を淡黄色油として得、それを冷却して固形化させた。
’HNMR(CDCIs)δ。
1.9 (IH,m) 、2.1 (IH,m) 、2.55 (ILm) 、 2.68 (IH,m) 、2゜9(IH,m) 、3.05 (IH,m)  、3.15 (IH,m) 、3.20 (3B、s) 、3.32 (1■、 d。
J=17.5Hz) 、3.64 (3B、s) 、4.02 (IB、d、J =17.5Hz) 、6.64 (LH,d。
J=7Hz) 乾燥テトラヒドロフラン(10ml)中、(±)1−アザビシクロ[3,2,1 ]オクト−3−エン−3−イル−N−メトキシ−N−メチルカルボキシアミド( D8) (0,25g、128ミリモル)の溶液を窒素雰囲気下で一70℃に冷 却し、1.5M水素化ジイソブチルアルミニウム/トルエン(1,1ml、1. 66ミリモル)で5分間にわたって処理した。反応物を1時間にわたって0℃ま で加温し、ついで−60℃に冷却し、0℃に冷却し、激しく撹拌した5N塩酸( 25ml)中に注いだ。テトラヒドロフランを真空下にて除去し、水溶液を炭酸 カリウムおよびロッシェル塩(Rochelle 5alt)で飽和させ、つい でクロロホルム(3×30m1)中に抽出した。合した有機抽出液を乾燥(Na 2SO4) シ、真空下で濃縮し、残渣を蒸留して標記化合物(D9)(128 mg、73%)を無色油として得た(160℃/1mmf1g(クーゲルレール (kugelrohr)装置)。
’HNMR(CDCl2)δ 1、89−2.15 (2H,m) 、2.67−3.98 (4H,m) 、 3.09−3.20 (IH,m) 、3.32(IH,d、J=17Hz)  、3.87 (1B、d、 J=17Hz) 、7.11−7.19 (ILm ) 、9.33(IH,s) +3c NMR(CDCl2)δ 34、45.3662.5456.56.12.5626.137.34.15 5.86.193.12記載例10 (±)3−アセチル−1−アザビシクロ[3,2,1コオクト−3−エン(DI O)乾燥テトラヒドロフラン(20ml)中、(±)1−アザビンクロ[3,2 ,1]オクト−3−エン−3−イル−N−メトキン−N−メチルカルボキシアミ ド(D8)(0,40g、2.0ミリモル)の溶液を、窒素雰囲気下、−70℃ に冷却し、15分間にわたってメチルリチウム(臭化リチウムとの複合体として ジエチルエーテルの1.5m溶液1.47mL 2.2ミリモル)で滴下処理し た。温度を一70℃に30分間維持し、ついで1.75時間にわたって0℃に加 温した。反応液を一20℃に冷却し、0℃以下に冷却した1Mオルトリン酸(2 0ml)溶液中に注いだ。有機層を分離し、水相を炭酸カリウムで飽和させ、ク ロロホルムで徹底的に抽出した。合した有機抽出液を乾燥(Na2SO4) L 、真空下で濃縮して淡黄色油(0,33g)を得、それを150℃10.1++ lllll1gでクーゲルレールを用いて蒸留し、標記化合物(0,28g、9 3%)を無色液体として得た。
’HNMR(CDCis)δ: 1.9−2.23 (2B、m) 、2.2 (3[1,s) 、2.6−3. 2 (5H,m) 、3.35 (LH,d。
(±)3−シアノメチレン−1−アザビシクロ[3,2,1]オクタン(Dll )THF (75ml)中のジエチルシアノメチルホスホナート(5,67g、  0゜032モル)を、0℃でTHF (75ml)中、カリウムtert−ブ トキシド(3゜60g、0.032モル)の撹拌溶液に10分間にわたって加え た。ついで、THF (50ml)中の1−アザビシクロ[3,2,1コオクタ ン−3−オン本(3゜64g、0.029モル)を15分間にわたって滴下する 前に、その反応混合物を一20℃に冷却した。混合物を室温に加温し、1時間撹 拌し、ついで20%水性炭酸カリウム(150ml)中に注ぎ、酢酸エチル(3 x200ml)で抽出した。合した有機抽出液を乾燥(Na2SO4) L、蒸 発させて標記化合物(Dll)をEおよびZ異性体の混合物(6:5)(3,8 8g、90%)として得た。この異性体は、溶出液として3%メタノール/クロ ロホルムを用いるシリカ上のクロマトグラフィーにより分離することが可能であ り、溶出順にZ−異性体およびE−異性体を油として得た。
IHNMR(CDCI、)δ: 1.59 (IB、m) 、 1.77 (LH,l11) 、 2.30 ( IH,m) 、 2.48−3.06 (6Hm) 、3.50 (IH,d、  J−15Hz) 、3.81 (LH,d、J=15Hz) 、5.16 ( IH,d)”CNMR(CDCIg)δ: 29、97.36.12.41.71.52.39.59.78.59.96. 96.47.115.78.165、00 E−異性体 ’HNMR(CDCIs)δ: 1.61 (IH,m) 、1.28 (LH,m) 、2.48−2.60  (2H,m)、2.68−2.94 (4H,m)、3、03 (In、 d、  J=11Hz) 、3.27 (1B、 d、 J−15Hz) 、3.59  (IH,d、 J=15Hz)A 5、22 (Ill、 5) I3CNMR(CDCIs)δ: 30、05.35.88.39.16.52.24.59.76.62.44. 96.48.115.94.164、79 本:ディー・ビー・チルおよびエッチ・ニス・アアロン(D、 P、Th1ll およびB、 S。
^aron) 、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、Org 、Chem、) 、1(±)1−アザビシクロ[3,2,11オクト−3−エン −3−イル−N−メトキシカルボキシイミドイルプロミド(El)乾燥エーテル (45ml)およびメタノール(5ml)の混合物中、(±)1−アザビシクロ [3,2,1]オクト−3−エン−3−イル−N−メトキシカルボキシアミド( D7)(690mg、3.79ミリモル)の溶液を、水中で冷却しながら過剰の 臭化水素(1g)で処理した。その溶液を真空下で濃縮し、ついでアセトニトリ ルとの共蒸留に付し、メタノールの最後の痕跡を除去した。乾燥アセトニトリル (100ml)中、その残渣の溶液を四臭化炭素(1,38g、4゜17ミリモ ル)で処理し、ついで窒素下で加熱還流した。ついで、それをトリフェニルホス フィン(1,09g、4.17ミリモル)で処理し、5時間加熱還流した。
この期間の経過後、さらに、四臭化炭素(1,38g、4.17ミリモル)およ びトリフェニルホスフィン(1,09g、4.17ミリモル)の添加を行った。
反応混合物を真空下にて濃縮し、飽和水性炭酸カリウム(20ml)で処理し、 ついでクロロホルム(25m l X 3)中に抽出した。合した有機抽出液を (Na2SO4で)乾燥し、蒸発させて残渣を得、それを0−7%メタノール/ クロロホルムの勾配にてシリカ上のクロマトグラフィーに付し、標記化合物(E l)(240mg。
26%)を灰白色固体として得た。
’HNMR(CDCIg)δ: 1、76−2.03 (3H,m) 、3.58−2.66 (2H,m) 、 2.69−2.81 (IH,o) 、2.86−2、95 (IH,m) 、 3.07−3.19 (ILm) 、3.38 (IH,dJ=17Hz) 、 3.92(IH,d、J=17Hz) 、3.93 (3H,s) 、6.79  (In、d、J=7Hz)実施例2 (±)1−アザビシクロ[3,2,1コオクト−3−エン−3−イル−N−メト キシカルボキンイミドイルクロリド・シュウ酸塩(E2)窒素下、乾燥アセトニ トリル(15ml)中、(±)1−アザビシクロ[3゜2.1]オクト−3−エ ン−3−イル−N−メトキシカルボキシアミド(D7)(80mg、0.43ミ リモル)および四塩化炭素(125mg、0.82ミリモル)の還流溶液を、ト リフェニルホスフィン(121mg、0.45ミリモル)で処理し、ついで7分 間加熱還流した。反応混合物を真空下にて濃縮し、残渣を0−4%メタノール/ クロロホルムの勾配にてシリカ上のクロマトグラフィーに付し、イミドイルクロ リド(34mg、39%)を白色固体として得、それをンユウ酸塩(E2)に変 えた(融点172℃(分解)(メタノール−エーテルから))。
IHNMR(d、−DMSO)δ・ 2.01−2.27 (2H,m) 、2.98−3.41 (4H,m) 、 3.48−3.67 (LH,m) 、3.89(IH,d、J=17Hz)  、3.95 (3H,s) 、4.26 (IH,dJ=17Hz) 、6.9 6 (IH,d。
J=7Hz) I3CNMR(d6−DMSO)δ・ 32、87.33.14.52.49.54.1g、55.18.63.15. 123.75.134.49.137、98 元素分析・C1□H+ s N t Os C1として計算値(%) :C,4 5,45;H,5,11;N、9.64測定値(%) :C,45,54:H, 5,11;N、9.33方法(1)(反応経路(C)) (±)1−アザビシクロ[3,2,1コオクト−3−エン−3−イル−N−メト キシカルボキシアミド(D7)(80mg、0.44ミリモル)を、フッ化水素 −ビリジン(アルドリッチ(Aldrich) )を添加することによりそのフ ッ化水素酸塩に変えた。酸塩を還流アセトニトリル(10ml)に溶かし、アセ トニトリル(1ml)中のジエチルアミンサルファーートリフルオリド(die thylamin。
5ulphur−trifluoride) (DAST) (74mg、 0 .46ミリモル)を一度に加え、ついで反応混合物を30秒間加熱還流した。つ いで、それを真空下で濃縮し、飽和水性炭酸カリウム(50ml)で処理し、ク ロロボルム(3X75ml)中に抽出した。合した有機抽出液を乾燥(Na2S Oa) L、真空下で濃縮し、残渣を0−4%メタノール/クロロホルムの勾配 にてシリカ上のクロマトグラフィーに付した。これにより、そのイミドイルクロ リドを白色固体として得た(12mg。
15%)。
方法(ii)(反応経路(b)) 乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(7ml)中、(±)1−アザビシクロ[3 、2,1]オクト−3−エン−3−イル−N−メトキシカルボキシイミドイルプ ロミド(El、0.1g、0.4ミリモル)の溶液を、フッ化カルシウム上に支 持したフッ化セシウム(4g)*で処理し、ついで窒素下、140℃にて4日間 加熱した。反応混合物を濾過し、その固体をさらなるN、N−ジメチルホルムア ミドで洗浄し、濾液を真空下で濃縮した。それを、ついで飽和水性炭酸カリウム (50ml)で処理し、クロロホルム(3x75ml)中に抽出した。合した有 機抽出液を乾燥(NazSO4) シ、ついで真空下で濃縮し、残渣を0−3% メタノール/クロロホルムの勾配にてシリカ上のクロマトグラフィーに付し、約 25%の(El)を混合したイミドイルフルオリド(10mg、13%)を得た 。この化合物を方法(a)を用いて得られた物質と合し、そのシュウ酸塩に変え 、それをメタノール/水から再結晶し、約9%の(El)を含有する標記化合物 (E3)を得た。
’HNMR(da DMSO)δ: 2、12−2.21 (2H,m) 、3.08−3.73 (5L m) 、 3.75 (LH,d、 J=16Hz)、3、90 (3B、 s) 、4. 16 (IH,d、 J=16Hz) 、6.92 (IEI、d、 J=7H z)’3CNMR(d、−DMSO)δ: ′32、74.32.98.52. 67.53.62.54.25.6297.11g、 12 (d、 ”JCF =29Hz)、136、50.147.40 (d、 ’JCF=320[]Z )MS :C9H13ON、Fとして 計算値:184.1014 測定値・184.1011 *・ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティ−(ケミカル・コミユニケーン Bン) (J、Chem、Soc、、Chem、Commun、) 、 791  (1986)方法(iii)(反応経路(C)) アセトニトリル(5ml)中、ジエチルアミノサルファートリフルオリド(DA ST)(1,58g、9.80ミリモル)を、還流温度でアセトニトリル(80 m l )中の(±)1−アザピノクロ[3,2,1]オクト−3−エン−3− イル−N−メトキンカルボキシアミド(D7)(1,7g、9.34ミリモル) に一度に加えた。ついで、その反応混合物を、直ちに飽和水性炭酸カリウム(7 5ml)中に注ぎ、クロロホルム(3X100ml)で抽出した。合した有機抽 出液を乾燥(Nazso4) L、ガム状にまで蒸発させ、それを2%メタノー ル/クロロホルムを用いるシリカ上のクロマトグラフィーに付し、そのイミドイ ルフルオリド(0,39g、23%)を結晶化油として得た。この物質の一部を シュウ酸塩に変え、標記化合物(E3)を白色結晶固体として得た(融点153 −155℃(分解))。
元素分析: CsH+5NzOF−CzHzCLとして計算値(%) :C,4 8,18:H,5,51;N、10.21測定値(%):C,48,10:H, 5,53:N、10.05乾燥メタノール(7ml)中、(±)1−アザビシク ロ[3,2,1]オクト−3−エン−3−イルカルボキシアルデヒド(D9)( 108mg、0.79ミリモル)の溶液を、メトキシルアミン・塩酸塩(73m g、0.87ミリモル)で処理し、窒素下、室温で17時間撹拌した。反応混合 物を真空下で濃縮し、飽和水性炭酸カリウム(25ml)で処理し、ついでクロ ロホルム(3X30ml)中に抽出した。合した有機抽出液を乾燥(NazSO 4) L、真空下で濃縮し、残渣を5%メタノール/クロロホルムで溶出するシ リカ上のクロマトグラフィーに付した。これによりアルドキシムエーテル(76 mg、58%)を得、それを塩酸塩に変え、メタノール/ジエチルエーテルから 再結晶し、標記化合物(E4)を白色結晶固体として得た(融点214℃(分解 ))。
IHNMR(da−DMSO)δ: 2、10−2.35 (2B、a+) 、3.25−3.49 (411,m)  、3.61−3.77 (LH,m) 、3.89(3H,s) 、3.91  (IH,d、J=17Hz) 、4.30 (IH,d、J=17Hz) 、 6.67−6.74(In、n+) 、8.94 (IH,s)”CNMR(d a−DMSO)6 : 3297.33.41.5272.54.34.54.66.6194.124 .71.138.4g、148.25 実施例5 (±)トランス3−アセチル−1−アザビシクロ[3,2,1]オクト−3−エ ンーO−メチルオキシム・塩酸塩(E5)メタノール(15ml)中、(±)3 −アセチル−1−アザビシクロ[32゜1]オクト−3−エン(DIO)(0, 27,g、1.79ミリモル)の溶液をメトキシルアミン・塩酸塩(0,16g 、196ミリモル)で処理した。室温で一夜撹拌後、反応物を真空下で濃縮し、 炭酸カリウムの飽和水溶液(10ml)で処理した。混合物をクロロホルム(4 X10ml)で抽出し、その有機層を乾燥しくNa25O4) 、濃縮して粗油 を得、それを5−15%メタノール/クロロホルムの勾配溶出液を用いるシリカ ゲルカラム上で精製した。生たる高速移動成分を含有する純粋なフラクションを プールし、所望のオキシムエーテル(0,19g159%)を油として得、それ を標記の塩酸塩(E5)に変えた(融点241−243℃(メタノール−エーテ ルから))。
’HNMR(ds DMSO)δ: 1.95 (3H,s) 、2.1−2.4 (28,m) 、3.1−3.8  (6H,m) 、4.0 (3H,s)、4、28 (IH,d、 J=16 Hz) 、6.78 (IL d、 J=7Hz)”CNMR(ds DMSO )δ。
979.32.65.32.98.52.25.5404.54.83.61. 74.126.17.133.3g、152、58 元素分析・C+ + H(7N 20C1として計算値(%) :C,55,4 2:8.7.91;N、12.93測定値(%) :C,55,05;H,7, 90;N、12.73実施例6 (±)−α−(メトキシイミノ)−α−(1−アザビシクロ[3,2,1]オク ト−3−エン−3−イル)アセトニトリル・ノユウ酸塩(E6)カリウムter t−ブトキシド(0,807g、7゜19ミリモル)を、−70℃でTHF ( 40ml)中の(±)3−シアノメチレン−1−アザビシクO[3,2゜1]オ クタン(Dll)(0,967g、6.53ミリモル)の溶液に少しずつ加えた 。得られた溶液を一60℃にて0.5時間撹拌し、ついで亜硝酸tert−ブチ ル(約り0%純度物を0.87m1.6.58ミリモル)を滴下した。反応混合 物を室温に加温し、1.5時間撹拌した。THF (10ml)中のメチルp− トルエンスルホナート(1,215g、6.53ミリモル)を滴下し、得られた 混合物を室温にて一夜撹拌し、ついで炭酸カリウムの飽和水溶液(75ml)中 に注ぎ、酢酸エチル(3X100ml)で抽出した。合した有機抽出液を乾燥( Na2SO4)し、ガム状まで蒸発させ、それを1−5%メタノール/クロロホ ルムの勾配にてシリカ上のカラムクロマトグラフィーに付し、溶出順にて結晶化 油の(±)−α−(メトキシイミノ)−α−(1−アザビシクロ[3,2,1] オクト−2−エン−3−イル)アセトニトリル(0,683’g、55%)を、 油の(±)−α−(メトキンイミノ)−α−(1−アザビシクロ[3,2,1コ オクト−3−エン−3−イル)アセトニトリル(0,194g、16%)を得た 。後者の化合物をそのシュウ酸塩に変え、アセトン/メタノールから再結晶し、 標記化合物(E6)を白色結晶固体として得た(融点196−198℃)。
’HNMR(da DMSO)δ。
2、14 (2H,m) 、3.07−3.36 (4H,m) 、3.55  (IH,m) 、3.85 (LH,d、J=15Hz) 、4.06 (3B 、s) 、4.22 (In、d、J=15Hz) 、6.86 (IH,d、 J=5Hz)13CNMR(d、−DMSO)δ・ 3290.33.37.52.56.54.16.54.32.64.41.1 08.06.123.23.130、24.139.39 元素分析: C+oH+5N30−C2H204として計算値(%) :C,5 1,24:H,5,38;N、14.94測定値(%) :C,51,24;H ,5,38:N、14.88ホラデッド・リスター・ラット(Booded L i5ter rat) (Olac、UK)の大脳皮質を、2.5倍容量の水冷 50mMトリス緩衝液(pH7,7)(25℃)中で均質化する。25,000 xg、4℃で15分間、遠心分離に付した後、そのペレットを2.5倍容量の緩 衝液に再懸濁させ、洗浄を3回以上繰り返す。最終の再懸濁液は2.5倍容量と し、その均質液を1mlアリコートづつ、−20℃で貯蔵する。
インキュベーション(総容量2m1)を、3H−オキソトレモリンーM (3H −OXO−M)実験において、2mM塩化マグネシウムを加えた前記の緩衝液を 用いて調製する。3H−キヌクリジニル・ベンジラード(3H−Quinucl idinylBenzilate) (3H−Q N B )の場合、1mlの 貯蔵膜を30m1に希釈し、領1mlを試験化合物および0.27nM (c、 25.ooocpm)3H−QNB(アメルシャム・インターナショナル)(^ mersham International)と混合する。
3H−OXO−Mの場合、1mlの膜を5mlに希釈し、0.1mlを試験化合 物および2HM (c、250.ooocpm)3H−○X0−M <二:、− ・イングランド・ヌクレアー(New England Nuclear)と混 合する。
3H−QNBの非特異的結合を1μMアトロピン硫酸塩(Atropine s ulphate)(2μMアトロビン(Atropine) )を用い、3H− OXO−Mの非特異的結合を10μMオキソトレモリン(Oxotremori ne)を用いて限定する。非特異的結合値は、各々、典型的には、全結合の5% および25%である。インキュベーションを37℃で30分間行い、試料をホワ ットマン(Vhatman) G F / Bフィルターを用いて濾過する。( 3H−OXO−M実験では、フィルターを0.05%ポリエチレンイミン/水に 30分間、予め浸しておく)。フィルターを水冷緩衝液(3X4ml)で洗浄す る。放射能をパラカード(Packard) B P L Dシンチレーション カウンターを用い、シンチラントとして3mlのビコーフルオラー30 (Pi c。
−F1ior30)を用いて検定する。
この試験は、試験化合物のムスカリン様結合活性の適用性を提供するものである 。その結果を、ムスカリン様作動剤3m−oxo−Mとムスカリン様拮抗剤3H −QNBの置換についてのIC5o値(すなわち、リガンドの結合を50%まで に抑制する濃度)として得る。IC,。(3H−QNB)/IC,。(3H−O XO−M)の比率は、試験化合物の作動剤特性の適用性を付与する。作動剤は、 典型的には、大きな比率を示し;拮抗剤は、典型的には、単一に近い比率を示す 。結果を表1に示す。
国際調査報告 Pctm PCT/15M1o Il&11111ms+−1211−pst+  u 伽4+国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LO,NL、 SE)、 AU、  CA、JP、 KR,US□ 172)発明者 ブロミッジ、ステイーブン・マークイギリス国エセックス・シ ーエム19・5エイデイー、バーロウ、ザ・ビナクルズ、コールドハーバ−・ロ ード (番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファーマシューティ カルズ内 172)発明者 フォークナー、リチャード・エリツクイギリス国エセックス・ シーエム19・5エイデイー、バーロウ、ザ・ピナクルズ、コールドハーバ−・ ロード (番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファ一マシューテ ィカルズ内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1は ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、pは2または3を意味し;R2は基OR4(ここで、R4はC1−4ア ルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルである)、基OCOR5(こ こで、R5は水素またはR4である)または基NHR6あるいはNR7R8(こ こで、R6、R7およびR8は、独立して、C1−2アルキルである)であり; およびR3は水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シクロプロピル、C1−4アル キル、1、2または3個のハロゲン原子によって置換されているC1−3アルキ ルであるか、またはR3は基(CH2)nR9(ここで、R9は−CN、−OH 、−OCH3、−SH、−SCH3、−C=CHまたは−CH=CH2であり、 nは0または1である)を意味する;ただしnが0の場合、R9は−OHまたは −SH以外の基であるか、またはR2がOCOR5またはNHR6である場合、 R3は水素以外の基である]で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. 2.pが2である請求項1記載の化合物。
  3. 3.R2にあるR4およびR5がメチル、エチル、アリルおよびプロパルギルか ら選択され、かつR2にあるR6、R7およびR8がメチルである請求項1また は2記載の化合物。
  4. 4.R3が水素、メチル、シクロプロピル、クロロ、フルオロ、ブロモ、CN、 −OCH3、−C≡CHおよび−CH2CNから選択される前記いずれかの請求 項に記載の化合物。
  5. 5.(±)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イル−N− メトキシカルボキシイミドイルブロミドである化合物。
  6. 6.(±)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イル−N− メトキシカルボキシイミドイルクロリドである化合物。
  7. 7.(±)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イル−N− メトキシカルボキシイミドイルフルオリドである化合物。
  8. 8.(±)syn−1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イ ルカルボキシアルデヒド−O−メチルオキシムである化合物。
  9. 9.(±)trans3−アセチル−1−アザビシクロ[3.2.1]オクト− 3−エン−O−メチルオキシムである化合物。
  10. 10.(±)−α−(メトキシイミノ)−α−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクト−3−エン−3−イル)アセトニトリルである化合物。
  11. 11.請求項5〜10に記載のいずれか1つの化合物の医薬上許容される塩。
  12. 12.(a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)で示される化合物を、式(III) : R2′−NH2(III) で示される化合物 [式中、R1′はR1またはそれに変換可能な基であり、R2′はR2またはヒ ドロキシであって、R3′はR3またはそれに変換可能な基を意味する]と反応 させ、ヒドロキシの場合はR2′をR2に変え、R1およびR3以外の場合はR 1′およびR3′を1およびR3に変える、ここでR1、R2およびR3は請求 項1の記載と同じであって、その後、所望により医薬上許容される塩を形成させ てもよく; (b)式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)で示される化合物を、式(V): M−R3′(V) で示されるR3′求核分子生成能を有する化合物[式中、R1′はR1またはそ れに変換可能な基であり、R3′はR3またはそれに変換可能な基を意味する] と反応させ、R1およびR3以外の場合はR1′およびR3′をR1およびR3 に変える、ここでR1、R2およびR3は請求項1の記載と同じであって、その 後、所望により医薬上許容される塩を形成させてもよく;(c)式(IVa): ▲数式、化学式、表等があります▼(IVa)[式中、R1′およびR2は式( IV)の記載と同じである]で示される化合物を、塩素化剤、臭素化剤またはフ ッ素化剤と反応させ、R1以外の場合はR1′をR1に変え、所望により、クロ ロまたはブロモである場合はR3を他のR3に変える、ここでR3は式(I)の 記載と同じであって、その後、所望により医薬上許容される塩を形成させてもよ く;(d)式(IVb)または(IVc):▲数式、化学式、表等があります▼ (IVb)▲数式、化学式、表等があります▼(IVc)[式中、R1′および R3′は式(II)の記載と同じであり、pは請求項1の記載と同じである] で示される化合物をニトロソ化し、その後、得られた=NOH基を=NR2に変 える、ここでR2は式(I)の記載と同じであって、R1およびR3以外の場合 はR1′およびR3′をR1およびR3に変え、その後、所望により医薬上許容 される塩を形成させてもよく; (e)式(IVd): ▲数式、化学式、表等があります▼(IVd)[式中、R1′およびR3′は請 求項1に記載のR1およびR3と同じであるかまたはそれに変換可能な基を意味 する] で示される化合物を反応させ、そのヒドロキシ基を請求項1に記載のR2に変え 、その後、R1およびR3以外の場合はR1′およびR3′をR1およびR3に 変え、所望により医薬上許容される塩を形成させることからなる、請求項1に記 載の化合物の製法。
  13. 13.式(XIII): R1′−Q(XIII) [式中、R1′はR1またはそれに変換可能な基であり、Qは−COR3′、− CONHR2、−CON(CH3)OCH3、−C(R3′)=NR2′および −CH2R3′から選ばれ、R1′およびR3′はR1およびR3またはそれに 変換可能な基であり、R2′はR2またはヒドロキシであって、ここで、R1、 R2およびR3は請求項1の記載と同じである;ただし、Qが−C(R3′)= NR2′であり、R2′およびR3′ゴがR2およびR3である場合、R1′は R1以外の基である]で示される化合物またはその塩。
  14. 14.(士)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イル−N −メトキシカルボキシアミドである化合物。
  15. 15.(±)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イル−N −メトキシ−N−メチルカルボキシアミドである化合物。
  16. 16.(±)1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−3−イルカル ボキシアルデヒドである化合物。
  17. 17.(±)3−アセチル−1−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン である化合物。
  18. 18.式(IVc) ▲数式、化学式、表等があります▼(IVc)[式中、R3′はR3またはそれ に変換可能な基であり、R3およびpは請求項1の記載と同じである] で示される化合物またはその塩。
  19. 19.(±)3−シアノメチレン−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタンで ある化合物。
  20. 20.請求項1に記載の化合物と医薬上許容される担体とからなる医薬組成物。
  21. 21.活性治療物質として用いる請求項1記載の化合物。
  22. 22.痴呆症の治療および/または予防に用いる請求項1記載の化合物。
  23. 23.痴呆症の治療および/または予防用の医薬を製造するための請求項1に記 載の化合物の使用。
  24. 24.有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を患者に投与す ることからなる、ヒトを包含する哺乳動物における痴呆症の治療および/または 予防方法。
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