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JPH0647684A - 釘抜き工具 - Google Patents

釘抜き工具

Info

Publication number
JPH0647684A
JPH0647684A JP20167592A JP20167592A JPH0647684A JP H0647684 A JPH0647684 A JP H0647684A JP 20167592 A JP20167592 A JP 20167592A JP 20167592 A JP20167592 A JP 20167592A JP H0647684 A JPH0647684 A JP H0647684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
nail pulling
fulcrum
handle
pulling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20167592A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Kano
道弘 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP20167592A priority Critical patent/JPH0647684A/ja
Publication of JPH0647684A publication Critical patent/JPH0647684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別に板を添える面倒を伴うことなく、釘抜き
面に対する力を面接触により効果的に分散して、釘抜き
面の傷付き防止・保護が図れるようにした釘抜き工具を
提供する。 【構成】 柄11の先端部に、左右二股形状をなして釘
を挟み込む釘抜き部22と、この釘抜き部22による釘
抜き操作の際に支点となる支点部23とを備える釘抜き
工具10において、釘抜き部22による釘抜き面との間
に介装され、少なくとも支点部23から釘抜き部22と
反対側に延びる平板状の当て板31を、支点部23に揺
動自在に枢着して備える。 【効果】 釘抜き面に当て板31を常に添えた状態にし
て、釘を引き抜くときの支点部23にかかる力を、当て
板31との面接触により広く分散して釘抜き面に作用さ
せるため、釘抜き面に対し傷付きを効果的に防止して保
護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭部に釘抜き部を備え
るハンマーやバール等の釘抜き工具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】柄の先端部に釘抜き部を一体に形成して
備えるバールにおいて、釘抜き操作の際に支点となる角
部に横棒を一体に形成して、釘抜き面に対する角部での
釘抜き操作力の集中を回避し、横棒に分散させること
で、釘抜き面の傷付きを抑えるようにした技術は、実開
昭62−92176号公報により公知となっている。ま
た、柄部分と釘抜き部との間に半円状部を形成して、そ
の半円状部を釘抜き部の作用点からの支点移動部分とす
ることにより、大小の釘を能率よく抜けるようにした技
術が、実開平1−99576号公報により公知となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭62−92176号公報に開示のものでは、前記横
棒に沿った線接触による力の分散だけに留まり、また、
前記実開平1−99576号公報に開示のものでも、前
記半円状部における移動支点での局部的な線接触による
変化に過ぎず、釘抜き面に対する傷付き防止の観点から
は不十分なものとなっていた。なお、釘抜き面を保護す
るため、板を当ててからバールで釘抜きすることも行わ
れるが、釘抜きに備えてその都度、板を当てなければな
らず、面倒である。
【0004】そこで、本発明の目的は、別に板を添える
面倒を伴うことなく、釘抜き面に対する力を面接触によ
り効果的に分散して、釘抜き面の傷付き防止・保護が図
れるようにした釘抜き工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、柄の先端部に、左右二股形状をなして釘を挟
み込む釘抜き部と、この釘抜き部による釘抜き操作の際
に支点となる支点部とを備える釘抜き工具において、前
記釘抜き部による釘抜き面との間に介装され、少なくと
も前記支点部から前記釘抜き部と反対側に延びる平板状
の当て板を、前記支点部に揺動自在に枢着して備えたこ
とを特徴とする。
【0006】具体的には、前記釘抜き部を一半部側に形
成して、他半部側に釘打ち部を形成した頭部を前記柄に
組み付けてなるハンマーである。または、前記柄と前記
釘抜き部および支点部を一体に形成したバールである。
そして、前記当て板のコーナー部を滑らかな曲線状の面
取り部として形成したことも特徴とする。
【0007】
【作用】頭部に釘抜き部を備えるハンマーやバール等、
釘抜き工具の支点部に、釘抜き部と反対側に延びる平板
状の当て板を揺動自在に枢着して備えているので、釘抜
きを行う際、その釘抜き面に当て板が常に添えられて、
釘抜き部により釘を引き抜くときの支点部にかかる力
が、当て板との面接触により広く分散されて釘抜き面に
作用する。
【0008】なお、当て板のコーナー部を滑らかな曲線
状の面取り部として形成することで、当て板のコーナー
部による釘抜き面の傷付きの心配がなくなる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る釘抜き工具の実施例を
図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、本発明に係る
釘抜き工具の第1実施例として頭部に釘抜き部を備える
ハンマーを示す図1および図2において、10は本発明
に係る釘抜き工具の第1実施例としてのハンマーであ
り、11はその柄、20は頭部、21は釘打ち部、22
は釘抜き部、23は支点部、31は当て板である。
【0010】ハンマー10は、例えば、鉄等による金属
製の柄11と、その先端部に固定した鉄等による金属製
の頭部20とから本体が構成されており、頭部20に鉄
等による金属製のフラットな当て板31が取り付けられ
ている。先ず、柄11は、大径のグリップ部12から先
を細径部13として、この柄11の細径部13の先端部
に、頭部20の中央部を圧入接着等により一体結合して
なる。なお、柄11は、頭部20から突き抜けないもの
である。
【0011】頭部20は、比較的細長い略円柱状をなし
ており、その一端部に略平坦面による釘打ち部21を有
すると共に、他端部には、徐々に薄肉となって左右二股
状をなす釘抜き部22が形成されている。ここで、頭部
20は、釘打ち部21側の一半部に対して、釘抜き部2
2側の他半部が湾曲する形状をなし、即ち、頭部20の
略中央部は、釘抜き部22による釘抜き操作の際の支点
部23となっている。以上の柄11および頭部20から
なるハンマー10において、その頭部20の支点部23
に横方向の枢着孔25を形成すると共に、この枢着孔2
5内に、鉄等による金属棒35を回動自在に組み込む。
そして、この金属棒35の両端部を、フラットな当て板
31の略中央部にろう付け等により固定結合して、頭部
20の柄11と反対側に沿うように当て板31を一体的
に備える。
【0012】当て板31は、頭部20に対し、充分に広
い幅を有すると共に、釘打ち部21の手前から釘抜き部
22の手前までにわたる充分な長さを有している。そし
て、実施例において、当て板31は、釘抜き部22側を
頂角とする細長い略五角形のもので、釘打ち部21側の
左右のコーナー部を滑らかな曲線状の面取り部32,3
2に形成すると共に、釘抜き部22側の左右および中央
のコーナー部も滑らかな曲線状の面取り部33,33,
34に形成している。
【0013】例えば、柄11の長さが約30cm程度
で、頭部20の長さが約20cm程度のハンマー10の
場合において、当て板31は、幅が約4cm程度で、長
さが約18cm程度のものとする。なお、ハンマー10
の柄11については、頭部20と一体形成してもよく、
さらに、金属製のみに限らず、木製であってもよく、ま
た、形状の変更も自由である。
【0014】以上のハンマー10を用いて行う釘抜きと
して、例えば、図5に示すように、壁パネルや屋根パネ
ル等の木質パネル1,1の端面接着のため、その接合部
に沿って互いに斜めに打ち込んだ比較的長いスクリユー
釘5,5…を、木質パネル1,1の接着結合後に抜く場
合がある。なお、木質パネル1は、その表面が合板2に
より形成されている。
【0015】図3はハンマー10による釘抜き操作の一
例を示したもので、その釘抜き部22の二股状内に釘5
を挟む際には、木質パネル1面に常に当て板31が接触
しており、この当て板31に頭部20が接触している。
従って、グリップ部12を手で持って柄11を図示右側
に倒すと、頭部20は、その釘抜き部22から支点部2
3および釘打ち部21まで充分に当て板31の面に沿っ
て押圧状態となる。
【0016】このようにして、釘抜き操作の際には、頭
部20の支点部23から作用する力を常に当て板31の
面に広く分散させられるので、木質パネル1の合板2面
を傷付ける心配がない。しかも、当て板31のコーナー
部も滑らかな曲線状の面取り部32,32,33,3
3,34となっているので、この点からも釘抜き面の傷
付きの心配はない。また、頭部20に取り付けた当て板
31は、釘打ち部21の手前までとされているので、ハ
ンマー10による通常の釘打ちにも支障はない。次に、
本発明に係る釘抜き工具の第2実施例としてバールを示
す図4の構成について説明する。このバール40は、柄
41および左右二股状の釘抜き部42を一体に形成した
側面視略L形をなす鉄製のもので、その釘抜き部42側
の屈曲部が釘抜き操作の際の支点部43となっている。
【0017】このようなバール41においても、前記第
1実施例と同様に、その支点部43に横方向の枢着孔4
5を形成して、この枢着孔45内に、金属棒55を回動
自在に組み込む。そして、この金属棒55の両端部を、
フラットな当て板51の略中央部にろう付け等により固
定結合して、釘抜き部42の手前から支点部43および
柄41にまで沿うように当て板51を一体的に備える。
【0018】この第2実施例の当て板51についても、
前記第1実施例と同様、そのコーナー部を滑らかな曲線
状の面取り部52,53…としている。以上のバール4
1によっても、釘抜き操作の際には、支点部43から作
用する力を常に当て板51の面に広く分散させられるの
で、木質パネル1の合板2面を傷付ける心配がない。な
お、以上の実施例においては、木質パネルの釘抜き用と
して例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、他の釘抜きに使用しても同様の利点が得られること
は勿論である。また、当て板の材質やデザイン等も任意
であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に
変更可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る釘抜き工具
によれば、頭部に釘抜き部を備えるハンマーやバール等
の少なくとも支点部から釘抜き部と反対側に延びる平板
状の当て板を、支点部に揺動自在に枢着して備えるた
め、釘抜きを行う際、その釘抜き面に当て板を常に添え
た状態にして、釘抜き部により釘を引き抜くときの支点
部にかかる力を、当て板との面接触により広く分散して
釘抜き面に作用させることができる。従って、別に板を
添える面倒を伴うことなく、釘抜き面に対し傷付きを効
果的に防止して保護することができる。
【0020】なお、請求項4のように、当て板のコーナ
ー部を滑らかな曲線状の面取り部として形成することに
より、当て板のコーナー部による釘抜き面の傷付きの心
配もないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘抜き工具の第1実施例として頭
部に釘抜き部を備えるハンマーを示す概略斜視図であ
る。
【図2】その頭部および当て板部分を示す平面図であ
る。
【図3】第1実施例に係るハンマーの釘抜き部による釘
抜き操作を説明する斜視図である。
【図4】本発明に係る釘抜き工具の第2実施例としてバ
ールを示す概略斜視図である。
【図5】(a)は本発明に係る釘抜き工具による釘抜き
面の一例として木質パネルの接合部を示す平面図、
(b)は同じく正面図である。
【符号の説明】
10 釘抜き工具(ハンマー) 11 柄 20 頭部 21 釘打ち部 22 釘抜き部 23 支点部 25 枢着孔 31 当て板 32,33,34 面取り部 35 金属棒 40 釘抜き工具(バール) 41 柄 42 釘抜き部 43 支点部 45 枢着孔 51 当て板 52,53 面取り部 55 金属棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄の先端部に、左右二股形状をなして釘
    を挟み込む釘抜き部と、この釘抜き部による釘抜き操作
    の際に支点となる支点部とを備える釘抜き工具におい
    て、 前記釘抜き部による釘抜き面との間に介装され、少なく
    とも前記支点部から前記釘抜き部と反対側に延びる平板
    状の当て板を、前記支点部に揺動自在に枢着して備えた
    ことを特徴とする釘抜き工具。
  2. 【請求項2】 前記釘抜き部を一半部側に形成して、他
    半部側に釘打ち部を形成した頭部を前記柄に組み付けて
    なるハンマーであることを特徴とする請求項1記載の釘
    抜き工具。
  3. 【請求項3】 前記柄と前記釘抜き部および支点部を一
    体に形成したバールであることを特徴とする請求項1記
    載の釘抜き工具。
  4. 【請求項4】 前記当て板のコーナー部を滑らかな曲線
    状の面取り部として形成したことを特徴とする請求項
    1、2または3記載の釘抜き工具。
JP20167592A 1992-07-29 1992-07-29 釘抜き工具 Pending JPH0647684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20167592A JPH0647684A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釘抜き工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20167592A JPH0647684A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釘抜き工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647684A true JPH0647684A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16445039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20167592A Pending JPH0647684A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 釘抜き工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647684A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5607434A (en) * 1995-08-08 1997-03-04 Alvino; Joseph J. Device for and method of removing ticks

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5607434A (en) * 1995-08-08 1997-03-04 Alvino; Joseph J. Device for and method of removing ticks

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