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JP2968435B2 - スクレーパ - Google Patents

スクレーパ

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Publication number
JP2968435B2
JP2968435B2 JP6080749A JP8074994A JP2968435B2 JP 2968435 B2 JP2968435 B2 JP 2968435B2 JP 6080749 A JP6080749 A JP 6080749A JP 8074994 A JP8074994 A JP 8074994A JP 2968435 B2 JP2968435 B2 JP 2968435B2
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JP
Japan
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tip
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scraper
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trunk
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JP6080749A
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JPH07285079A (ja
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英夫 白▲籏▼
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクレーパに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】スクレーパは、柄部と、この柄部から同
一軸線方向へ突出しつつ先端側ほど幅広となるように形
成された金属製平板状の板刃とから成るものであって、
壁や床等における付着物の掻き取り、壁材や床材自体の
剥離、壁紙や壁クロス等を貼付する場合の皺延ばし、接
着剤や塗料等の塗布や混合等、主に建築現場等において
多種多様な用い方ができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクレーパは、
板刃が平板状の単純形状をしていたため、例えば、外面
が曲面状をした柱やパイプ又は棒材等の周面に付着した
付着物を掻き取ろうとする場合に、刃先が滑ってしま
い、うまく処理できないことがあった。この場合、刃先
が滑った拍子に相手物に余計な傷を付けるおそれがあっ
た。
【0004】一方、最近では、壁と天井との交差部等に
アクセントとなる細い溝状の入隅部を設けることがよく
あるが、この入隅部内へも壁紙や壁クロス等を貼付する
必要がある。ところが、このような入り組んだ部分に対
し、従来のスクレーパでは差し込み難い場合や差し込み
ができない場合、又は差し込みができてもその後の操作
(ひねり動作等)ができない場合等があった。またアル
ミサッシのレール内部に付着した付着物を掻き取るよう
な場合でも同様なことが起きていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、相手物の形状や構造に合わせて各種作業が確実
且つ簡単に行えるようにしたスクレーパを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、柄部と、該柄部に対してその同一軸線方向へ突出
して設けられた基幹部と、該基幹部の中途部から少なく
とも一側方へ突出形成された分枝部とを具備して成るこ
とを特徴としている。
【0007】基幹部や分枝部の適所に、広幅刃、鋭角
刃、狭幅刃、凹状刃、凸状刃、掻き爪部、尖端刃等を設
けることも可能である。
【0008】
【作用】相手物の形状や作業目的に応じて基幹部の先端
部や分枝部の先端部等を使い分けることができる。ま
た、基幹部と分枝部とが分岐する股部で、付着物の掻き
取り作業等を行うことができる。なお、この場合、片方
の手で柄部を掴むと共に他方の手で分枝部又は基幹部を
把持するような持ち方ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明において最も基本形となるスクレーパ
1を示したものであって、このスクレーパ1は、柄部2
と、この柄部2に対してその同一軸線方向へ突出するよ
うに設けられた基幹部3と、この基幹部3の中途部から
一側方へ突出形成された分枝部4とから成る。
【0010】基幹部3は一定幅を有した帯板状に形成さ
れており、その根元部は柄部2の内部を貫通してその末
端部2aまで延びている。この基幹部3に対して分枝部
4は一体的に形成されている。基幹部3及び分枝部4の
形成材料には、相手物の素材や作業目的等に応じてステ
ンレス、鋼、アルミ等の金属製板材又は樹脂板等が用い
られる。本実施例では板厚2mmのステンレス板を用い
た。
【0011】柄部2は、木、樹脂、ゴム、金属等により
形成されている。この柄部2内には上記したように基幹
部3が貫設されているため、その末端部2aをハンマー
で殴打して基幹部3の先端部5による打ち込み作業を行
ったり、又は該末端部2aで直接的に相手物を殴打した
りすることができる。基幹部3の先端部5や側縁部6a
〜6cをはじめ、分枝部4の先端部7や側縁部8a,8
bを多種多様の用途に使用可能なことは勿論であるが、
基幹部3と分枝部4との分岐股部10,11について
も、掻き取り作業等において重宝される。例えば図2
(a)及び(b)は、相手物12としてその外面が曲面
状をした棒材である場合の、スクレーパ1の使用例を示
したもので、分岐股部10を相手物12へ押し付けるよ
うにしつつスクレーパ1を上下動させている。
【0012】なお、この場合、片手で柄部2を掴むと共
に、他方の手で分枝部4又は基幹部3を把持するような
持ち方ができ、これによりスクレーパ1を相手物12に
対して最適な角度で確実且つ安定的に保持できる。ま
た、相手物12に対する押し付けを力強く行うことも可
能となり、付着物の掻き取りを、少ない動作で確実に行
える利点がある。
【0013】図3乃至図6は、基幹部3及び分枝部4の
変形例を示すものである。基幹部3の先端部5におい
て、幅方向の少なくとも一方側を延出させて広幅刃20
を形成することができる。例えば延出方向が一方側のみ
のものとして図3(a)や図4(a)等を挙げることが
でき、両方側のものとして図3(f)、図4(c)、図
5(c)等を挙げることができる。
【0014】分枝部4の先端部7についても、同様に、
幅方向の少なくとも一方側を延出させて広幅刃21を形
成することができる。例えば図5(f)、図6(c)や
(d)等参照。このような広幅刃20,21には、片刃
又は両刃の切断刃22を設けることもできる。例えば図
3(d)、図4(b)、図6(c)等参照。
【0015】基幹部3の先端部5において、幅方向の少
なくとも一方側を鋭利な角度(90°より小さい)で突
出させることで、その突出端部に鋭角刃25を形成させ
ることができる。例えば図3(h)、図4(d)、図5
(a)、図6(a)等を挙げることができる。基幹部3
の先端部5において、先細り状に形成させることで狭幅
刃26を形成させることができる。例えば図5(e)〜
(g)等参照。
【0016】基幹部3や分枝部4の外周部適所に、凹状
に彎曲した凹状刃28を形成させることができる。例え
ば図3(c)、図4(b)、図5(b)、図6(a)等
を挙げることができる。このような凹状刃28のうち曲
率半径が比較的大きなものについては、ローラ刷毛の糊
落とし等としても使用できる。基幹部3の先端部5にお
いて、凸状に彎曲した凸状刃30を形成させることがで
きる。例えば図3(g)、図4(g)、図5(d)等を
挙げることができる。
【0017】基幹部3の先端部5において、立体方向へ
折曲された掻き爪部33を設けることができる。図6
(b)及び(e)がそれである。また分枝部4の先端部
7についても、同様に、図6(g)に示すように立体的
な掻き爪部34を形成させることができる。分枝部4の
先端部7において、尖端刃36を形成させることができ
る。例えば図4(d)や(g)等参照。
【0018】その他、基幹部3や分枝部4の外周部適所
に片刃又は両刃の切断刃37を設けることが可能であ
る。例えば図3(e)や(f)、図4(d)、図6
(c)等を挙げることができる。また分枝部4に釘抜き
部38(図5(g)参照)やハンマー部39(図6
(h)参照)等を設けることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を具備するもので
あって、相手物の形状や作業目的に応じて基幹部の先端
部や分枝部の先端部等を使い分けることができる。ま
た、基幹部と分枝部とが分岐する股部で、付着物の掻き
取り作業等を行うことができる。この場合、柄部のみな
らず、分枝部又は基幹部をも持つようにできる(即ち、
両手でしっかりと持つことができる)ので、確実且つ安
定した作業を迅速に行えるという利点がある。
【0020】基幹部や分枝部において種々様々な形状、
構造をしたものを揃えておけば、相手物の形状や構造、
また作業目的等に応じて最適なものを選出でき、その作
業を確実且つ迅速に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクレーパの基本形を示す側面図
である。
【図2】図1のスクレーパにおける使用例を示す斜視図
である。
【図3】本発明に係るスクレーパの変形例1〜8を示す
要部側面図である。
【図4】本発明に係るスクレーパの変形例9〜16を示
す要部側面図である。
【図5】本発明に係るスクレーパの変形例17〜23を
示す要部側面図である。
【図6】(a)〜(d)は本発明に係るスクレーパの変
形例24〜27を示す要部側面図であり、(e)は
(b)のA−A線矢視図であり、(f)〜(h)は変形
例28〜30の端面図である。
【符号の説明】
1 スクレーパ 2 柄部 3 基幹部 4 分枝部 5 分岐股部 20 広幅刃(基幹部のもの) 21 広幅刃(分枝部のもの) 25 鋭利刃 26 狭幅刃 28 凹状刃 30 凸状刃 33 掻き爪部(基幹部のもの) 34 掻き爪部(分枝部のもの)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 33/00 B08B 1/00 A47L 13/08 E04F 21/00 E04F 21/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄部(2)と、該柄部(2)に対してそ
    の同一軸線方向へ突出して設けられた帯板状の基幹部
    (3)とを備えたスクレーパであって、 前記 基幹部(3)の長手方向中途部から少なくとも一側
    方へ突出形成された帯板状の分枝部(4)を具備し 分枝部(4)から基幹部先端(5)側に分岐する分岐股
    部(10)を、相手物に押し付けて付着物の掻き取り作
    業を行えるように構成されている ことを特徴とするスク
    レーパ。
  2. 【請求項2】 基幹部(3)の先端部(5)又は分枝部
    (4)の先端部(7)において、幅方向の少なくとも一
    方側が延出されることで広幅刃(20,21)が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のスクレーパ。
  3. 【請求項3】 基幹部(3)の先端部(5)又は分枝部
    (4)の先端部(7)において、幅方向の少なくとも一
    方側が鋭利に突出されることでその突出端部に鋭角刃
    (25)が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のスクレーパ。
  4. 【請求項4】 基幹部(3)の先端部(5)において、
    先細り状に形成されることで狭幅刃(26)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のスクレーパ。
  5. 【請求項5】 基幹部(3)又は分枝部(4)の外周部
    適所において、凹状に彎曲した凹状刃(28)が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のスクレーパ。
  6. 【請求項6】 基幹部(3)の先端部において、凸状に
    彎曲した凸状刃(30)が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のスクレーパ。
  7. 【請求項7】 基幹部(3)の先端部又は分枝部(4)
    の先端部において、立体方向へ折曲された掻き爪部(3
    3,34)が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のスクレーパ。
  8. 【請求項8】 分枝部(4)の先端部(5)に尖端刃
    (36)が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のスクレーパ。
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