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JPH0647191B2 - ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents

ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ

Info

Publication number
JPH0647191B2
JPH0647191B2 JP9536390A JP9536390A JPH0647191B2 JP H0647191 B2 JPH0647191 B2 JP H0647191B2 JP 9536390 A JP9536390 A JP 9536390A JP 9536390 A JP9536390 A JP 9536390A JP H0647191 B2 JPH0647191 B2 JP H0647191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
flux
welding
wire
amount
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9536390A
Other languages
English (en)
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JPH03294092A (ja
Inventor
友幸 鈴木
政男 鎌田
成美 真木
晴敏 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9536390A priority Critical patent/JPH0647191B2/ja
Publication of JPH03294092A publication Critical patent/JPH03294092A/ja
Publication of JPH0647191B2 publication Critical patent/JPH0647191B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、造船・橋梁・鉄骨などの分野で多用されてい
るプライマー塗装鋼板の溶接において、ピット,ガス溝
やブローホール等の溶接欠陥の少ない高品質な溶接部が
高能率で得られるガスシールドアーク溶接用フラックス
入りワイヤに関する。
(従来の技術) 近年、フラックス入りワイヤを用いる場合の溶接の高能
率性、良好な溶接作業性の面からフラックス入りワイヤ
の使用の増加が著しい。フラックス入りワイヤは溶接の
能率が被覆アーク溶接棒の約2倍以上であり、またソリ
ッドドワイヤより溶接中のスパッタが少なく。更に含有
フラックスの効果により、優れた溶接ビード外観が得ら
れる。このためフラックス入りワイヤは鋼材の突き合せ
溶接およびひずみ肉溶接に多く採用されてきている。
しかしながら、鋼材の多くは発錆を防止するため切断や
溶接等の加工前にショッププライマー(防錆塗料)が塗
布されており、その鋼材を溶接した場合、溶接欠陥なな
ど様々な不具合が生じ易い。特に、プライマー塗装鋼板
のすみ肉溶接においては、溶接アーク熱により発生した
水素や一酸化炭素などのプライマー分解ガスが溶融金属
内に侵入し、ピット,ガス溝やブローホールが発生し易
く、溶接速度低減や手直しによる工数増などでフラック
ス入りワイヤ本来の目的である溶接の高能率化を達成し
ていないという問題がある。
こうした問題を解決する方策として、特開昭52-68040
号公報、特開昭52-144341号公報等のフラックス入り
ワイヤが提案されている。これらはいずれも、シールド
ガスや充填フラックスから所定量の水素を供給し、溶融
金属中のガス放出速度を早くして溶融金属の凝固前にガ
スを放出させることにより、ピットやブローホール等の
溶接欠陥を防止するものである。しかしこれらの方法で
は溶接金属中の水素が多いため耐割れ性の点で鋼種や板
厚が制限される他、アーク安定性が悪いため高速溶接が
できない等、溶接の高能率化が達成されないという問題
がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記問題を解決するためになされたものであ
って、ショッププライマー塗装鋼板のすみ肉肉溶接にお
いても、ピット,ガス溝やブローホール等の欠陥発生を
抑えると共にビード外観・形状が良好で、高速溶接性に
優れた低水素系のガスシールドアーク溶接用フラックス
入りワイヤを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わるガスシールドアーク溶接用フラックス入
りワイヤの要旨は、ワイヤのポテンシャル水素量が90
ppm以下であり、かつワイヤ全重量に対し下記成分を必
須とすることにある。
スラグ形成剤の総量(A);2.5〜5.5% TiO2 ;1.5〜3.5% TiO2/A ;0.45〜0.77 ZrO2 ;0.3〜1.0% 金属弗化物(F換算値で);0.01〜0.23% Si ;0.3〜1.0% Mn ;0.8〜2.8% Al,Mg,Tiの1種または2種以上の合計(B)が下記式
を満足すること 0.7≦(A/10)+B≦1.2 以下に本発明に係わるワイヤを上記構成とした理由を詳
細に説明する。
(作 用) 本発明者等は、プライマー塗装鋼板の水平すみ肉溶接に
おけるピット,ガス溝(ガス圧痕)およびブローホール
発生機構について種々実験を重ねた結果、次のような知
見を得て本発明を完成したものである。
(1)ピット,ブローホール発生原因となる溶接金属中の
ガス量、特に水素量を極力低減させること。
(2)生成スラグ量を極力少なくして溶融金属および溶融
スラグからのガス放出を容易にさせること。
(3)スラグ量低減によるスラグ被包劣化(ビード形状劣
化)を防止するにはスラグ量に応じた強脱酸剤の調整が
必要であること。
本発明は上記知見に基づいて完成したものであり、以下
に本発明の構成理由について詳細に説明する。
まずワイヤのポテンシャル水素量を90ppm以下と限定
したのは次の理由による。即ちワイヤ中の水素は充填フ
ラックス、鋼外皮およびワイヤ表面付着物に含有されて
いるが、この水素はプライマーの熱分解ガス中の水素と
共に溶接中アーク雰囲気中の水素分圧を上げて溶融金属
中に侵入し、ピット、ブローホールの発生原因となる。
この水素に起因するピット、ブローホールを抑制するた
めにはワイヤ中のポテンシャル水素量を極力低く抑える
ことが必要であり、実験の結果90ppm以下であれば目
的を達成できるので、ワイヤ中のポテンシャル水素量の
上限は90ppmとした。なおワイヤ中のポテンシャル水
素量は不活性ガス雰囲気中で2000℃以上に加熱して抽出
される全水素量を示し、充填フラックス、外皮および表
面付着物に含有する水素量の合計した値である。
フラックス入りワイヤによりプライマー塗装鋼板の水平
すみ肉溶接において特徴的に見られるガス溝はビード表
面のスラグによりガスの放出が阻害されて発生するもの
であり、スラグ量が多い程この傾向が強いと考えられ
る。そこでスラグ量、即ちワイヤ中のスラグ形成剤の総
量とピット,ガス溝等の表面欠陥発頻度の関係を実験し
た結果、スラグ形成剤の総量が5.5%以下であればこれ
ら欠陥が大幅に低減できることが分かった。一方スラグ
剤が極端に少なくなると水平すみ肉ビードの表面に均一
にスラグが被包せず、ビード形状・外観が劣化すると共
に高速溶接性も犠牲になる。スラグ被包性、高速溶接性
共に満足するためには以下に述べるスラグ組成の調整を
しても2.5%以上のスラグ形成剤が必要である。従っ
て、ワイヤ中のスラグ形成剤の総量は2.5〜5.5%とす
る。なお、スラグ形成剤とはTiO2等の酸化物、金属弗化
物および金属炭酸塩などである。
TiO2は本発明におけるフラックスの主要な成分であり、
スラグ形成剤として、またアーク安定剤として不可欠の
成分である。即ち、TiO2はスラグの流動性を良好にして
ビード全体を均一に被包させ、すみ肉ビード形状を整え
る作用をする。またアーク安定剤としての作用も有し、
安定したアークを持続させる効果がある。TiO2量が1.5
%未満では上記効果が発揮されず、スラグがビード全面
を被包しないため良好な外観・形状が得られず。スパッ
タも増大する。一方、3.5%を超えるとスラグ被包性、
ビードド形状が良好になるが、スラグ粘性が高くなるた
めガスの放出が阻害されてピットやガス溝が多発する。
従ってTiO2の添加範囲はワイヤ全重量に対し1.5〜3.5%
とする。
またスラグ形成剤総量(A)の中のTiO2量を限定したの
は次の理由による。即ち、TiO2/Aが0.77を超えるとア
ーク安定性およびビード形状は良好であるが、スラグの
粘性が高くなってピット,ガス溝の発生を抑制できな
い。一方、TiO2/Aが0.45未満ではTiO2量が相対的に減
少するためアーク安定性が劣化すると共に、ビード形状
・外観が劣悪になる。従ってTiO2/Aは0.45〜0.77とす
る。
ZrO2はスラグの粘性を調整する作用を有し、特にスラグ
量を低く抑えた本発明においてスラグ被包性を改善し、
良好なビード形状を得るためにはTiO2と共に必須の成分
である。ZrO2が0.3%未満ではスラグの被包効果が期待
できず、ビード形状が劣化する。一方1.0%を超えると
スラグが粘調になると共に緻密化するため生成スラグに
よりガスの放出が阻害されてピットやガス溝の発生が顕
著になる。従ってZrO2の添加量は0.3〜1.0%の範囲とす
る。
金属弗化物はスラグの粘性を調整してすみ肉ビード形状
をより平滑化し、母材とのなじみを良好にすると共に、
溶融金属の撹拌作用によりガスの放出を容易にし、ピッ
ト、ブローホールの低減に効果がある。金属弗化物がF
換算値で001%未満では上記効果が認められずピット、
ブローホールが発生し、0.23%を超えるとスラグの流動
性が過剰となってスラグ被包性およびビード形状が劣化
すると共にアークが不安定となるので、金属弗化物の添
加量はF換算値で0.01〜0.23%とする。なお金属弗化物
としてはLi,Na,K,Mg,Ca,Al等の弗化物やK2SiF6
の珪弗化アルカリ金属化合物が用いられる。
Siは主として脱酸剤としての機能を発揮し、溶着金属の
機械的性質を改善すると共にビードのなじみを良好にす
る。しかし0.3%未満では脱酸不足による気孔が多発す
る他、ビードのなじみが悪くなる。一方1.0%を超えて
添加すると溶着金属の機械的性質、特に衝撃値が劣化す
るのでSiの添加量は0.3〜1.0%とする。
MnもSiと同様脱酸剤としての機能を有し、溶着金属の機
械的性質を改善するが、0.8%未満では脱酸不足のため
気孔を発生し、他方、2.8%を超えると溶着金属の強度
が高くなり過ぎ衝撃値が劣化したり、割れが発生するの
でMnの添加量は0.8〜2.8%とする。
以上の要件を満足すればピット、ブローホールが発生し
にくく、ビード形状・外観も良好な水平すみ肉ビードが
得られるが、溶接を高速化するとスラグが後退し、部分
的に被包性が劣化する場合がある。そこで高速溶接にお
いても安定したスラグ被包性が得られる条件を更に検討
した。その結果、Al,Mg,Tiの1種以上をスラグ量に応
じて適量添加することが有効でであることを発見した。
即ち、各スラグ形成剤の添加比率を一定としてスラグ形
成剤の量のみ段階的に変化させ、同時にAl,Mg,Tiの添
加量を種々変化させたフラックスを鋼製外皮に充填し、
第1図(d)の断面形状の径1.2mmのワイヤを試作し、実験
を行なった。この場合、スラグ形成剤量は2.0〜6.5%の
範囲で、Al,Mg,Tiの合計は0〜1.2%の範囲で変動さ
せた。第2図はこれら試作ワイヤの水平すみ肉溶接にお
けるスラグ被包性,耐プライマー性を示す実験結果のグ
ラフである。但し、本実験を行った溶接条件は次の通り
である。
<溶接条件> ・試験鋼板 ;SM-50B,12.7t(無機ジンクプライ マーを20〜25μm厚に塗布) ・試験板形状;T型すみ肉溶接試験板 ・溶接姿勢 ;水平すみ肉溶接 ・溶接電流 ;300A ・溶接電圧 ;33V ・溶接速度 ;80cm/min ・ワイヤ突出し長さ;25mm ・トーチ角度;下板から45゜(前進角5゜) ・CO2流量 ;20/min 第2図から、スラグ剤総量(A)が2.5〜5.5%の範囲に
おいて、Al+Mg+Ti量(B)とAの関係が(A/10)
+Bが0.7未満では、溶接速度80cpmの速度になるとス
ラグがビード表面に完全に被包しない部分が発生し、ビ
ードが不揃いとなる。一方、(A/10)+Bが1.2を
超えるとスラグ被包性およびビード外観はは良好になる
がピット,ガス溝が多く発生した。(A/10)+Bが
0.7〜1.2の範囲においてスラグ被包性,ビード外観およ
び耐プライマー性いずれも良好であった。従って、スラ
グ剤総量(A)およびAl,Mg,Tiの1種または2種以上
の合計(B)の関係は0.7≦(A/10)+B≦1.2とす
る。このようにスラグ剤の量に応じて強脱酸剤であるA
l,Mg,Tiの添加量を調整することにより、高速溶接に
おいても良好なスラグ被包性およびビード形状を保ちつ
つ、ピット,ガス溝等の溶接欠陥を防止できることが判
明した。この理由は次のように推察される。即ち、強脱
酸剤であるAl,Mg,Tiを添加することにより、これらよ
り脱酸力の弱いSi,Mn、特にMnの消耗が抑制され、スラ
グ中のMnOが減少する。このMnOはスラグの融点および粘
性を下げる作用を有するため、特にスラグ量の少ない場
合は水平すみ肉溶接において溶融スラグがビード下脚側
に流れ易く、上脚部のスラグ被包性が劣化する傾向を示
す。Al,Mg,Tiの添加量を本発明の範囲に調整すること
により過剰なMnOの生成を抑制すると共に、より高融点
の脱酸生成物のAl2O3,MgO,TiO2をスラグに与え、適度
な粘性、融点をもつスラグ組成になって、スラグ被包
性,耐プライマー性が改善されるものと考えられる。ス
ラグ量に対してAl,Mg,Tiの添加が少ない場合は、上記
効果が期待出来ず、逆にこれら強脱酸剤が多過ぎる場合
はスラグの粘性が高くなってガス放出が阻害され、耐プ
ライマー性が劣化する。
以上が本発明の主要構成であるが、アークの安定化やス
ラグ物性調整によるビード形状良好化を図るため、上記
TiO2,ZrO2以外の例えばNa2O,K2O,Li2O,SiO2,MnO,
Al2O3,MgO,FeO,Fe2O3などの酸化物、CaCO3,MgCO3,K
2CO3,Li2CO3等の炭酸塩をその総量が5.5%を超えない
範囲で添加することができる。
また溶接金属の機械的性質を向上させるためにNi,Mo,
Bなどの合金元素が添加でき、溶着速度を高める目的で
鉄粉も添加できる。
また本発明は、フラックス充填率は上述の条件を満たす
限り7〜20%の範囲で選択でき、ワイヤ径は特に限定
されないが溶着速度の点で1.0〜2.0mmの細径が望まし
い。ワイヤの断面形状は第1図の何れの形状も採用でき
るが、自動化、ロボット化を考慮すれば、ワイヤの直進
性、送給性の良好な第1図(d)のシームレスワイヤが最
適である。さらに本発明ワイヤを用いて溶接する場合の
シールドガス組成としてはCO2のほかにAr−CO2,Ar−O2
等も適用可能である。
以上のように構成されたフラックス入りワイヤを用いて
ショッププライマー塗装鋼板の水平すみ肉溶接を高速で
行なっても、ピット、ガス溝、ブローホール発生の少な
い良好な水平すみ肉ビード形状が得られる。
次に実施例に基づいて本発明ワイヤを更に具体的に説明
する。
(実施例) 第1表に本発明ワイヤおよび比較ワイヤのフラックス組
成を示す(表中のフラックス成分の数値はワイヤ全重量
に対する百分率である)。いずれも軟鋼外皮(C;0.04
7%,Si:0.01%,Mn;028%)を用い、断面形状が第1
図(d)のフラックス入りワイヤ1.2mmφ)を作製した。第
2表にこれらワイヤを用いて無機ジンクプライマー塗装
鋼板を水平すみ肉溶接したときの試験結果を示す。
第1表および第2表においてNo.1No.9が本発明例、N
o.10〜No21が比較例である。本発明の構成要件を満
足するNo.1〜No.9はいずれも耐プライマーおよび高速
溶接作業性が良好である。
これに対し、No10はワイヤのポテンシャル水素量が多
いため耐プライマー性が不良であり、No11はスラグ剤
が少なく、かつ強脱酸剤が多いためスラグ被包性、耐プ
ライマー性共に悪い。No12はスラグ剤が多過ぎてピッ
ト,ガス溝が多発し、No13およびNo.14はTiO2,ZrO
2が少ないためビード外観・形状が不良である。No.1
5,No.16,No17はTiO2の量および比率、あるいはZ
rO2が本発明の要件を満足しないため、耐プライマー性
やビード形状が劣化する。またNo18,No.19は金属
弗化物およびSi,Mnが本発明の範囲外のためビード全線
にわたってピットが発生した。さらにNo.20,No.21
はSi,Mnの量が多いため溶着金属性能が劣化し、特にN
o.21は割れが発生した。
(発明の効果) 以上のように、本発明のガスシールドアーク溶接用フラ
ックス入りワイヤはプライマー塗装鋼板のすみ肉溶接に
おいて、ビード外観・形状が良好で、スパッタが少ない
など溶接作業性に優れ、かつピット、ブローホールさら
にはビード表面のガス溝の発生が極めて少ないワイヤで
ある。従って溶接ビードの手直しを軽減でき、溶接部の
信頼性向上および溶接の高能率化に大きく貢献するもの
である。
【図面の簡単な説明】 第1図はフラックス入りワイヤの断面形状を示す断面
図、第2図はスラグ形成剤総量およびAl,Mg,Tiの添加
量とすみ肉溶接性能の関係を示す図である。 1:外皮、2:フラックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 晴敏 神奈川県相模原市淵野辺5―10―1 新日 本製鐵株式會社第2技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−283493(JP,A) 特公 昭63−32560(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼製外皮中にフラックスを充填してなるガ
    スシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにおい
    て、ワイヤのポテンシャル水素量が90ppm以下であ
    り、かつワイヤ全重量に対し下記成分を必須とすること
    を特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入り
    ワイヤ。 スラグ形成剤の総量(A);2.5〜5.5% TiO2 ;1.5〜3.5% TiO2/A ;0.45〜0.77 ZrO2 ;0.3〜1.0% 金属弗化物(F換算値で);0.01〜0.23% Si ;0.3〜1.0% Mn ;0.8〜2.8% Al,Mg,Tiの1種または2種以上の合計(B)が下記式
    を満足すること 0.7≦(A/10)+B≦1.2
JP9536390A 1990-04-11 1990-04-11 ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ Expired - Lifetime JPH0647191B2 (ja)

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