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JPH0646786B2 - マルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路 - Google Patents

マルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路

Info

Publication number
JPH0646786B2
JPH0646786B2 JP60083659A JP8365985A JPH0646786B2 JP H0646786 B2 JPH0646786 B2 JP H0646786B2 JP 60083659 A JP60083659 A JP 60083659A JP 8365985 A JP8365985 A JP 8365985A JP H0646786 B2 JPH0646786 B2 JP H0646786B2
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JP
Japan
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circuit
horizontal
frequency
signal
supplied
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Expired - Lifetime
Application number
JP60083659A
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JPS61242172A (ja
Inventor
正文 菊池
博 坂本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP60083659A priority Critical patent/JPH0646786B2/ja
Priority to US06/852,362 priority patent/US4673984A/en
Priority to DE8686302849T priority patent/DE3683393D1/de
Priority to CA000506824A priority patent/CA1261962A/en
Priority to EP86302849A priority patent/EP0199542B1/en
Publication of JPS61242172A publication Critical patent/JPS61242172A/ja
Publication of JPH0646786B2 publication Critical patent/JPH0646786B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/27Circuits special to multi-standard receivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通常のテレビジヨン放送の受像の他に、水平走
査線数を2倍に変換する変換装置等からの水平周波数の
異なる映像信号の受像を行うことができるようにしたマ
ルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明は通常のテレビジヨン放送の受像の他に水平走査
線数を例えば2倍に変換する変換装置等からの水平周波
数の異なる映像信号の受像を行うことができるようにし
たマルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路に於
いて入力信号の水平周波数を検出し、周波数に応じて変
化する電圧に変換する周波数−電圧変換回路の出力信号
により水平偏向回路の水平周波数と共にS字補正用のコ
ンデンサの容量値を切換えるようにすると共にこの切換
えの時点を検出する検出回路を設け、この検出回路によ
り得られる過渡期間中に水平偏向回路の電源を遮断する
様にし、テレビジヨン信号の水平周波数の切換え時に起
る水平出力回路の過渡電流を少なくする様にしたもので
ある。
〔従来の技術〕
例えばNTSC方式のテレビジヨン信号においては、垂直周
波数が約60Hz、水平周波数が約15.75kHzで画像が形成さ
れている。これに対して演算処理などによつて走査線数
を2倍化し、受像される画質を向上させる変換装置が提
案されている。この装置を用いた場合、これから出力さ
れる信号は垂直周波数が約60Hzに対して水平周波数は約
31.5kHzになつている。
この他、いわゆる高解像度表示のパーソナルコンピユー
タの出力信号においては、水平周波数が約24kHzのもの
がある。またいわゆる高品位テレビにおいては、水平周
波数は約33.75kHzが予定されている。
このように水平周波数の異なる種々の信号に対して、こ
れを単一の装置で受像できるようにするマルチ走査形テ
レビジヨン受像機が提案された。
第5図はこのマルチ走査形テレビジヨン受像機の例を示
し、この第5図において通常のテレビジヨン放送受信用
のチユーナあるいはビデオテープレコーダ、ビデオデイ
スクプレーヤ、衛星放送受信用のチユーナや、一部のパ
ーソナルコンピユータ等からの通常の複合映像信号を受
像する場合には、入力端子(1)に供給される複合映像信
号がビデオプロセス回路(2)を通じてRGBプロセス回路
(3)に供給されて赤色信号R、緑色信号G及び青色信号
Bの三原色信号が形成される。また入力端子(4)に供給
されるビデオ・RGB の切換信号がプロセス回路(3)に供
給され、これによつて選択されたビデオ信号からの三原
色信号が出力回路(5)を通じてカラー陰極線管(6)に供給
される。
また入力端子(1)からの複合映像信号が同期分離回路(7)
に供給され、垂直・水平の同期信号が分離される。さら
に入力端子(4)からの切換信号が同期分離回路(7)に供給
され、これによつて選択された映像信号の垂直同期信号
が垂直偏向回路(8)に供給され、形成された垂直偏向信
号がカラー陰極線管(6)の垂直偏向ヨーク(9)に供給され
る。また同期分離回路(7)で選択された映像信号の水平
同期信号がAFC 回路(10)に供給され、このAFC 回路(10)
からの信号が水平発振回路(11)に供給されると共に、モ
ード検出回路(12)からの通常時の制御信号が水平発振回
路(11)に供給される。そしてこの水平発振回路(11)から
の信号が水平偏向回路(13)に供給され、形成された水平
偏向信号がカラー陰極線管(6)の水平偏向ヨーク(14)に
供給される。さらに水平偏向回路(13)からの信号がフラ
イバツクトランス等の高圧発生回路(15)に供給され、形
成された高圧がこのカラー陰極線管(6)の高圧端子(16)
に供給されると共に、信号の一部がAFC 回路(10)に供給
される。また垂直偏向回路(8)の出力信号を垂直ブラン
キングパルス形成回路(25)に供給すると共に水平偏向回
路(13)の出力信号を水平ブランキングパルス形成回路(2
6)に供給し、この垂直及び水平ブランキングパルス形成
回路(25)及び(26)の出力側に夫々得られる垂直及び水平
ブランキングパルスがオアゲート回路(27)を介してRGB
プロセス回路(3)に供給される。
さらに電源入力端子(17)からの商用電源が電源回路(18)
に供給され、モード検出回路(12)からの信号に応じた通
常時の電圧が水平偏向回路(13)に供給される。また電源
入力端子(17)からの商用電源が他の電源回路(19)に供給
され、これにより形成された電圧が他の回路へ供給され
る。
これによつて通常の複合映像信号の受像が行われる。こ
れに対して一部のパーソナルコンピユータや、所謂キヤ
プテン復調器、テレテキスト復調器あるいは走査変換装
置等からのデジタル又はアナログのR,G,Bの三原色信号
を受像する場合には、入力端子(20R)(20G)(20B)
に供給されるデジタルのR,G及びB信号と入力端子(21
R)(21G)(21B)に供給されるアナログのR,G及びB信
号とが切換スイツチ(22)で選択されてRGBプロセス回路
(3)に供給され、入力端子(4)からの切換信号で選択され
て出力回路(5)に供給される。
また入力端子(20S)からのデジタルの同期信号と入力
端子(21S)からのアナログの同期信号とが切換スイツ
チ(23)で選択されて同期分離回路(7)に供給され、入力
端子(4)からの切換信号で選択されて垂直偏向回路(8)及
びAFC回路(10)に供給される。さらに同期分離回路(7)か
らの信号がモード検出回路(12)に供給され、水平同期信
号の周波数に応じた制御信号が形成されて水平発振回路
(11)、水平偏向回路(13)及び電源回路(18)に供給され
る。
これによつてデジタルまたはアナログのR,G及びB信号
の三原色信号の受像が行われる。さらに上述の通常の複
合映像信号に重畳してR,G及びB信号を表示するいわゆ
るスーパーインポーズの受像を行う場合には、入力端子
(4)に供給される切換信号がRGBモードとされると共に、
入力端子(24)に供給されるスーパーインポーズされる信
号の位置を示すYs信号及びスーパーインポーズされる範
囲を示すYm信号がRGBプロセス回路(3)に供給され、これ
らのYs,Ym信号の間に複合映像信号とR,G及びB信号との
切換等が行われる。
以上のようにして各種の信号の受像が行われる。さらに
上述の装置において水平偏向系は具体的には第6図に示
す如く構成される。第6図において、同期分離回路(7)
からの水平同期信号が水平同期信号入力端子(7H)を介
してモード検出回路(12)を構成する周波数−電圧変換回
路(31)に供給されて水平周波数に応じた電圧が形成され
る。この周波数−電圧変換回路(31)としては例えば第7
図に示す如く水平同期信号入力端子(7H)よりの水平同
期信号を所定の時定数を有するモノマルチバイプレータ
(31a)に供給し、このモノマルチバイブレータ(31a)
の出力信号を平滑回路を構成するローパスフイルタ(31
b)に供給し、出力端子(31c)に水平周波数に応じた電
圧を得る如くする。この電圧が下限を定めるリミツタ回
路(32)、バツフアアンプ(33)を通じて水平発振回路(11)
を構成する電圧制御形可変周波数発振器(VCO)(34)に
供給される。このVCO(34)の発振出力が駆動回路(35)を
通じて水平偏向回路(13)を構成するスイツチングトラン
ジスタ(36)に供給される。
また周波数−電圧変換回路(31)からの電圧が上下限を定
めるリミツタ回路(37)、制御アンプ(38)を通じて電源回
路(18)を構成する例えばY−Z型のパラメトリツク電源
回路(39)に供給される。この電源回路(39)の出力電圧が
分圧回路(40)を通じて制御アンプ(38)に帰還されて電圧
が安定化される。この出力電圧がフライバツクトランス
(41)に供給される。
このフライバツクトランス(41)に直列に水平出力トラン
ジスタ(36)が接続される。またこのトランジスタ(36)に
並列にダンパーダイオード(42)、共振用コンデンサ(43)
及び水平偏向ヨーク(14)とS字補正コンデンサ(44)との
直列回路が接続される。
また水平同期信号がAFC回路(10)を構成する検出回路(4
5)に供給されると共に、トランジスタ(36)に直列に設け
られた分圧回路(46)からの信号が検出回路(45)に供給さ
れ、AFC 信号が形成される。この信号がローパスフイル
タ(LPF)(47)を通じてVCO(34)の制御端子に供給され
る。
さらに共振用コンデンサ(43)に並列にスイツチ回路(48)
を通じてコンデンサ(49)(50)が接続される。またS字補
正コンデンサ(44)に並列に、スイツチ回路(51)を通じて
コンデンサ(52)(53)が接続される。また周波数−電圧変
換回路(31)からの電圧が、例えば入力水平周波数の20kH
z及び30kHzの電圧に相当する2値比較の比較回路(54)に
供給されて20kHz以下、20〜30kHz、30kHz以上の各範囲
に相当する比較出力が形成され、この比較出力に応じて
スイツチ回路(48)(51)に内蔵されたそれぞれ2個のスイ
ツチが共にオフまたはいずれか一方がオンとなるように
制御が行われる。
これによつてこの水平偏向系においては、VCO(34)にて
入力水平同期信号に同期して15〜34kHzに変化される発
振信号が形成されて水平偏向が行われると共に、電源回
路(39)にて水平周波数に応じて例えば58〜123 ボルトに
変化される電圧が形成されて、水平偏向の振幅が一定に
なるように制御が行われる。また共振用コンデンサ(43)
及びS字補正コンデンサ(44)に並列に、水平周波数の範
囲に応じてコンデンサ(49)(50)及び(52)(53)が接続さ
れ、それぞれ特性の補正が行われる。
また上述の装置において垂直偏向系は具体的には第8図
に示すように構成される。第8図において、同期分離回
路(7)からの垂直同期信号が垂直同期信号入力端子(7
V)を介して垂直偏向回路(8)を構成する鋸歯状発振器(6
1)に供給され、例えばコンデンサ(62)を電流源(63)の電
流で充放電して鋸歯状波が形成される。この鋸歯状波が
2値の比較回路(64)に供給され、所定の電圧範囲及びそ
れ以下または以上を示す比較出力が形成され、この比較
出力がアツプダウンカウンタ(UDC)(65)の制御端子に
供給される。このUDC(65)の計数端子に垂直同期信号が
供給される。このUDC(65)の計数値がデジタル信号をア
ナログ信号に変換するDA変換回路(DAC)(66)に供給さ
れ、変換されたアナログ値にて電流源(63)が制御され
る。
このため発振器(61)からは垂直同期信号の周波数に依ら
ず波高値(振幅)が所定の電圧範囲に制御された鋸歯状
波が取出される。この鋸波状波が出力回路(67)を通じて
垂直偏向ヨーク(9)に供給される。さらにこの垂直偏向
ヨーク(9)に直列にコンデンサ(68)、抵抗器(69)の直列
回路が接続され、この抵抗器(69)に並列に分圧回路(70)
が接続される。この分圧回路(70)の分圧出力が出力回路
(67)に供給される。
これによつて垂直周波数が変化しても常に一定振幅の垂
直偏向が行われる。さらに分圧回路(70)を構成する一方
の抵抗器を可変とすることにより、垂直偏向の振幅を任
意に制御することができる。
さらに発振器(61)〜DAC(66)の回路がもう一組(発振器
(71)〜DAC(76))設けられ、この回路のDAC(76)の出力値
がピン歪補正信号の形成回路(77)に供給されると共に、
例えば垂直偏向ヨーク(9)とコンデンサ(68)の接続中点
からの垂直周期のパラボラ信号が形成回路(77)に供給さ
れて、ピン歪補正信号が形成される。この信号がピン歪
補正回路へ供給される。
こうして上述の装置において、種々の異なる水平・垂直
の周波数に応じてそれぞれに必要な水平・垂直の偏向が
行われると共に、各種の信号の受像が行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで斯るマルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏
向回路(13)に於いては共振用コンデンサ(43)及びS字補
正コンデンサ(44)に並列に再生する映像信号の水平周波
数に応じてコンデンサ(49)(50)及び(52)(53)が切換接続
されるが、この場合この切換接続時に大きな過渡電流が
流れ、この過渡電流が水平出力トランジスタ(36)等の素
子にも流れ、これにより之等素子を破壊する虞れがあ
り、それだけ安全動作範囲の広い高価な素子を使用しな
ければならない不都合があつた。
本発明は斯る点に鑑み、水平周波数に応じてコンデンサ
を切換接続するときの過渡電流を小さくすることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明マルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路
は第1図に示す如く入力信号の水平周波数を検出し、こ
の周波数に応じて変化する電圧に変換する周波数−電圧
変換回路(31)の出力信号により水平偏向回路(13)の水平
周波数と共にS字補正用のコンデンサの容量値を切換え
るようにしたマルチ走査形テレビジヨン受像機に於い
て、この切換えの時点を検出する検出回路(55)を設け、
この検出回路(55)により得られる過渡期間中にこの水平
偏向回路(13)の電源を遮断するようにしたものである。
〔作用〕
斯る本発明に依れば水平周波数に応じて水平偏向回路(1
3)の水平周波数と共にS字補正用のコンデンサの容量値
を切換える時点を検出し、この検出により得られる過渡
期間中に水平偏向回路(13)の電源を遮断し、電源を一瞬
零とするようにしたので、このコンデンサの容量値を切
換える時点の過渡電流が小さくなる。
〔実施例〕
以下第1図、第2図及び第3図を参照しながら本発明マ
ルチ走査形テレビジヨン受像機の水平偏向回路の一実施
例につき説明しよう。この第1図、第2図及び第3図に
於いて第5図、第6図及び第7図に対応する部分につい
ては同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例に於いては第5図に示す如きマルチ走査形テレビジ
ヨン受像機の水平偏向回路系を第1図に示す如く構成す
る。
本例に於いては周波数−電圧変換回路(31)の平滑回路を
構成するローパスフイルタを2個のローパスフイルタ即
ち第1のローパスフイルタ(31d)と第2のローパスフ
イルタ(31e)との直列回路で構成し、この第1のロー
パスフイルタ(31d)の出力信号及び第2のローパスフ
イルタ(31e)の出力信号を周波数変化検出回路(55)に
供給する。この周波数変化検出回路(55)は第1のローパ
スフイルタ(31d)の出力信号と第2のローパスフイル
タ(31e)の出力信号との電圧差が所定値以上のときに
制御信号を得る如くしたものである。即ち例えば第3図
Aに示す如く再生映像信号の水平周波数が時間t1でfH
から2fHに変化し、時間t2で2fHからfHに変化したと
すると、この第1及び第2のローパスフイルタ(31d及
び(31e)の夫々の出力電圧は第3図B及びCに示す如
くなり、この時点t1及びt2でこの第1及び第2のロー
パスフイルタ(31d)及び(31e)の立上り、立下り時定
数の為傾斜した波形となり、第2のローパスフイルタ
(31e)には第1のローパスフイルタ(31d)の出力信号
(第3図B)が供給される為、この第2のローパスフイ
ルタ(31e)の出力信号(第3図C)の傾斜角は第1の
ローパスフイルタ(31d)の出力信号の傾斜角より小さ
くなり、その差は所定範囲で所定電圧値以上となり、こ
の周波数変化検出回路(55)の出力側に第3図Dに示す如
き例えばそのパルス幅が70msの制御信号(55a)が得ら
れる。この周波数変化検出回路(55)の出力側に得られる
制御信号(55a)によりこの期間中に水平偏向回路(13)
に供給する電源を遮断する如くする。この場合この制御
信号(55a)はスイツチ回路(48)及び(51)が切換接続さ
れ、共振用コンデンサ及びS字補正コンデンサの過渡期
間中に対応している。この周波数−電圧変換回路(31)の
ローパスフイルタ(31d)(31e)及び周波数変化検出回
路(55)のより具体的構成は第2図に示す如くである。こ
の場合トランジスタQ1により電圧差を検出している。
この第1図に於いて、その他は第6図と同様に構成す
る。
本例は上述の如く構成されているので再生せんとする映
像信号を切換え、そのときに水平周波数が変化したとき
には周波数−電圧変換回路(31)の第1及び第2のローパ
スフイルタ(31d)及び(31e)の出力信号に所定値の差
ができ周波数変化検出回路(55)の出力側に制御信号(55
a)が得られ、これにより水平偏向回路(13)に供給する
電源を一瞬遮断するので、このときに水平偏向回路(13)
の水平周波数を切換える共振用及びS字補正用のコンデ
ンサ(43)及び(44)の容量値を切換えてもその過渡電流は
小さく水平出力トランジスタ等の素子が破壊することが
なく、之等素子の安全動作範囲を必要以上に広げる必要
がなく特別の素子を使用する必要のない利益がある。ま
たこの場合電源が遮断するのは瞬時であるから映像画面
上ではめだたない。
まだ第4図は従来周知のピンクツシヨン歪補正回路即ち
ピンクツシヨン歪補正のためダンパーダイオードに並列
に共振コンデンサを設けたものに本発明を応用した例で
ある。この第4図につき説明するにこの第4図に於いて
は第1図に対応する部分には同一符号その詳細説明は省
略する。
第4図に於いては水平駆動回路(35)の駆動トランス(35
T)の2次巻線の一端を水平出力トランジスタ(36)のベ
ースに接続すると共にこの2次巻線の他端を接地し、ま
たこのトランジスタ(36)のエミツタを帰還用の抵抗器(8
0)及びコイル(81)の直列回路を介して接地し、このトラ
ンジスタ(36)のコレクタをダンパーダイオード(42)及び
ダイオード(82)の直列回路を介して接地し、このダンパ
ーダイオード(42)に並列に共振用コンデンサ(43)を接続
すると共にこれに並列にスイツチ回路(48)を通じて補正
用コンデンサ(49)(50)を接続し、またダイオード(82)に
並列にコンデンサ(83)を設ける。またトランジスタ(36)
のコレクタを水平偏向ヨーク(14)、コンデンサ(84)及び
ピンモジユレーシヨンコイル(85)の直列回路を介して接
地し、このコイル(84)及びピンモジユレーシヨンコイル
(85)の接続点をS字補正用コンデンサ(44)を介してコン
デンサ(43)及び(83)の接続点に接続し、このS字補正用
コンデンサ(44)に並列にスイツチ回路(51)を通じて補正
用コンデンサ(52)(53)を接続する。また(86)は垂直周期
のピツクツシヨン歪補正用のパラボラ信号が供給される
ピンクツシヨン歪補正信号入力端子を示し、このピンク
ツシヨン歪補正信号入力端子(86)をnpn 形トランジスタ
(87)のベースに接続し、このトランジスタ(87)のエミツ
タを接地すると共にこのコレクタをコイル(89)を介して
コンデンサ(43)及び(83)の接続点に接続し、このトラン
ジスタ(87)のコレクタをコンデンサ(88)を介して接地す
る。電源回路(39)の出力端子をフライバツクトランス(4
1)を介してトランジスタ(36)のコレクタに接続する。ま
た第4図に於いて(54a)は比較回路(54)の出力信号が
供給されるスイツチ回路切換信号が供給される切換信号
入力端子を示し、(55b)は周波数変化検出回路(55)よ
りの制御信号(55a)が供給される制御信号入力端子を
示す。その他は第1図と同様に構成する。
斯る第4図に於いては水平偏向ヨーク(14)とピンモジユ
レーシヨンコイル(85)とが略同じインダクタンス値であ
ると共に交流回路として並列に接続したものとなるので
このときインダクタンス値は小さくなり、この水平周波
数に応じてコンデンサを切換接続するときはより大きな
過渡電流が流れようとするが、この切換接続時に電源回
路(39)を遮断するのでこの過渡電流は小さくなり、上述
同様の作用効果が得られる。
尚本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱する
ことなくその他種々の構成が取り得ることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
本発明に依れば再生映像信号の水平周波数が変化したと
きには水平偏向回路(13)に供給する電源を一瞬遮断する
ので、このとき水平偏向回路(13)の水平周波数を切換え
る共振用及びS字補正用コンデンサの容量値を切換えて
も、その過渡電流は小さく水平出力トランジスタ等の素
子が破壊することがなく、之等素子の安全動作範囲を必
要以上に広げる必要がなく安価な素子を使用できる利益
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明マルチ走査形テレビジヨン受像機の水平
偏向回路の一実施例を示す構成図、第2図は第1図の要
部の具体例を示す接続図、第3図は本発明の説明に供す
る線図、第4図は本発明の他の実施例を示す構成図、第
5図はマルチ走査形テレビジヨン受像機の例を示す構成
図、第6図及び第8図は夫々第5図の要部の例を示す構
成図、第7図は第6図の要部の例を示す構成図である。 (1)は複合映像信号入力端子、(3)はRGB プロセス回路、
(5)は出力回路、(6)はカラー陰極線管、(8)は垂直偏向
回路、(13)は水平偏向回路、(31)は周波数−電圧変換回
路、(31d)及び(31e)は夫々ローパスフイルタ、(39)
は電源回路、(55)は周波数変化検出回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の水平周波数を検出し、この水平
    周波数に応じて変化する電圧に変換する周波数−電圧変
    換手段と、 この周波数−電圧変換手段の出力信号により水平偏向回
    路の水平周波数を切り換える水平周波数切換手段と、 上記周波数−電圧変換手段の出力信号によりS字補正用
    のコンデンサの容量値を切り換えるコンデンサ容量切換
    手段とを有するマルチ走査形テレビジョンの受像機の水
    平偏向回路に於いて、 上記水平周波数の周波数変化を検出することにより上記
    水平周波数と上記コンデンサ容量との切換えの時点を自
    動的に検出する検出手段と、 該検出手段により得られる過渡期間中に上記水平偏向回
    路の電源を遮断する電源遮断手段とを設けたことを特徴
    とするマルチ走査形テレビジョン受像機の水平偏向回
    路。
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