JPH0646509Y2 - 粉砕機の定量送込み装置 - Google Patents
粉砕機の定量送込み装置Info
- Publication number
- JPH0646509Y2 JPH0646509Y2 JP1991091452U JP9145291U JPH0646509Y2 JP H0646509 Y2 JPH0646509 Y2 JP H0646509Y2 JP 1991091452 U JP1991091452 U JP 1991091452U JP 9145291 U JP9145291 U JP 9145291U JP H0646509 Y2 JPH0646509 Y2 JP H0646509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- belt conveyor
- crusher
- port
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バター・マーガリン・
チーズ等食品の長方体形状固形ブロックや畜肉・魚肉ま
たは大豆の扁平な長方体形状の凍結ブロック、ジュース
・コーヒー・スープ・等食品の長方体形状凍結ブロック
を粉砕する粉砕機の定量送込み装置に関する。
チーズ等食品の長方体形状固形ブロックや畜肉・魚肉ま
たは大豆の扁平な長方体形状の凍結ブロック、ジュース
・コーヒー・スープ・等食品の長方体形状凍結ブロック
を粉砕する粉砕機の定量送込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、凍結ブロックの自重を利用してと
ころてん式に送込む形式の送込み装置を備えた凍結物粉
砕機は知られている。
ころてん式に送込む形式の送込み装置を備えた凍結物粉
砕機は知られている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】上記従来の技術におい
て述べた送込み装置は、凍結ブロックの連なり数あるい
は削り量が変ると送込み力が変動する。このように変動
すると、粉砕機における粉砕刃および送り羽根にかかる
負担も粉砕量も粒の大きさも一定しないことになって好
ましくないのみならず粒の大きさのそろった粉砕物(製
品)を得るには凍結ブロックの連なり数や削り量、粉砕
ドラムの回転数などの調整がむずかしく、熟練した操作
者が必要となっていた。また、自重に見合った押込力に
よる削り量までしか削れないので処理量もこれ以上多く
することができなかった。また、粉砕したものを送り乍
ら加熱溶解するときに送り量が定量になっていないと熱
交換部で一定温度に溶解することができなかった。
て述べた送込み装置は、凍結ブロックの連なり数あるい
は削り量が変ると送込み力が変動する。このように変動
すると、粉砕機における粉砕刃および送り羽根にかかる
負担も粉砕量も粒の大きさも一定しないことになって好
ましくないのみならず粒の大きさのそろった粉砕物(製
品)を得るには凍結ブロックの連なり数や削り量、粉砕
ドラムの回転数などの調整がむずかしく、熟練した操作
者が必要となっていた。また、自重に見合った押込力に
よる削り量までしか削れないので処理量もこれ以上多く
することができなかった。また、粉砕したものを送り乍
ら加熱溶解するときに送り量が定量になっていないと熱
交換部で一定温度に溶解することができなかった。
【0004】本考案は、粉砕機における粉砕刃および送
り羽根にかかる負担を一定とする、粒の大きさのそろっ
た粉砕物を得やすくする、処理量を多くする、一定温度
の溶解を得やすくするための、新規の粉砕機の定量送込
み装置を提供することを目的とするものである。
り羽根にかかる負担を一定とする、粒の大きさのそろっ
た粉砕物を得やすくする、処理量を多くする、一定温度
の溶解を得やすくするための、新規の粉砕機の定量送込
み装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係わる粉砕機の定量送込み装置は、ブロック
の送込口および粉砕物の送出口を備えた横向シリンダに
外周面に粉砕刃及び送り羽根を備えた横軸型粉砕ドラム
を回転駆動するようにして内蔵し、送込口にブロックを
ところてん式で連続して押し込む送込みラインを連結し
た粉砕機において、送込みラインは定速のベルトコンベ
アと、送込口の下辺縁とベルトコンベアの先端との間の
個所に設けた、ベルトコンベアと同じ周速で稼動する外
周全面に滑止め用歯をもつ送りローラとを備えベルトコ
ンベアの上方にシリンダで上下動できる転りローラ付き
押え用板を、また押え用板の先端と送込口の上辺縁との
間に吹出し防止板をそれぞれ設けたものである。
に本考案に係わる粉砕機の定量送込み装置は、ブロック
の送込口および粉砕物の送出口を備えた横向シリンダに
外周面に粉砕刃及び送り羽根を備えた横軸型粉砕ドラム
を回転駆動するようにして内蔵し、送込口にブロックを
ところてん式で連続して押し込む送込みラインを連結し
た粉砕機において、送込みラインは定速のベルトコンベ
アと、送込口の下辺縁とベルトコンベアの先端との間の
個所に設けた、ベルトコンベアと同じ周速で稼動する外
周全面に滑止め用歯をもつ送りローラとを備えベルトコ
ンベアの上方にシリンダで上下動できる転りローラ付き
押え用板を、また押え用板の先端と送込口の上辺縁との
間に吹出し防止板をそれぞれ設けたものである。
【0006】
【作用】ベルトコンベアの基端側から送られて来たブロ
ック16は、予めシリンダによって下降位置とされた転
りローラ付き押え用板とベルトコンベアとの間に入り、
ベルトコンベアの定速回転により定量送りされ、前に送
られているブロック1を後から定量送りで押し送りす
る。このようにして押送されるブロック1は送りローラ
によって送込口に入るのである。また、ベルトコンベア
および送りローラの定周速回転を高いレベルに設定すれ
ば処理量を多くすることができる。尚、バター、マーガ
リン、チーズのように表面に柔さのあるブロックの処理
に用いるときには送りローラをフリーとする。
ック16は、予めシリンダによって下降位置とされた転
りローラ付き押え用板とベルトコンベアとの間に入り、
ベルトコンベアの定速回転により定量送りされ、前に送
られているブロック1を後から定量送りで押し送りす
る。このようにして押送されるブロック1は送りローラ
によって送込口に入るのである。また、ベルトコンベア
および送りローラの定周速回転を高いレベルに設定すれ
ば処理量を多くすることができる。尚、バター、マーガ
リン、チーズのように表面に柔さのあるブロックの処理
に用いるときには送りローラをフリーとする。
【0007】
【実施例】図に示す実施例は、ブロック1の送込口2お
よび粉砕物の送出口3を備えた横向シリンダ4に外周面
に多数個の粉砕刃5および送り羽根6を備えた横軸型粉
砕ドラム7を内蔵した粉砕機8を構成し、送込口2にブ
ロック1をところてん式で連続して押し込む送込みライ
ン9を連結する。
よび粉砕物の送出口3を備えた横向シリンダ4に外周面
に多数個の粉砕刃5および送り羽根6を備えた横軸型粉
砕ドラム7を内蔵した粉砕機8を構成し、送込口2にブ
ロック1をところてん式で連続して押し込む送込みライ
ン9を連結する。
【0008】上記送込みライン9は、ベルトコンベア1
0と、送込口2の下辺縁とベルトコンベア10の先端と
の間の個所に設けた、ベルトコンベア10と同じ周速で
稼動する外周全面に山形筋状の歯を持つ定周速回転の送
りローラ11とを備え、ベルトコンベア10の上方にシ
リンダ−15により上下動する転りローラ12付き押え
用板13を配装し、この押え用板13の先端と送込口3
の上辺縁との間に吹出し防止板14を当該押え用板13
と連動するようにして設けたものである。
0と、送込口2の下辺縁とベルトコンベア10の先端と
の間の個所に設けた、ベルトコンベア10と同じ周速で
稼動する外周全面に山形筋状の歯を持つ定周速回転の送
りローラ11とを備え、ベルトコンベア10の上方にシ
リンダ−15により上下動する転りローラ12付き押え
用板13を配装し、この押え用板13の先端と送込口3
の上辺縁との間に吹出し防止板14を当該押え用板13
と連動するようにして設けたものである。
【0009】本考案は、前・後・左・右が上下に揺動す
る首振構成とした転りローラ付き押え用板を利用するこ
とができる。
る首振構成とした転りローラ付き押え用板を利用するこ
とができる。
【0010】
【考案の効果】本考案に係わる粉砕機は、送込みライン
から送込口を介して横向シリンダ4内に送込まれたブロ
ックの先端を粉砕刃5により削って粉砕物とし、この粉
砕物を送り羽根6等により送出口3から他の工程に確実
に送り出すことができる著効があるは勿論であるが、特
に送込みラインは定速のベルトコンベアと、送込口の下
辺縁とベルトコンベアの先端との間の個所に設けた、ベ
ルトコンベアと同じ周速で稼動する外周全面に滑止め用
歯をもつ送りローラとを備えベルトコンベアの上方にシ
リンダで上下動できる転りローラ付き押え用板を、また
押え用板の先端と送込口の上辺縁との間に吹出し防止板
をそれぞれ設けたので、上記作用において述べたように
送込口に入るブロック1はベルトコンベアの定速回転力
によって定量送りされて粉砕刃5により削られるもので
あって、粉砕刃および送り羽根にかかる負担はベルトコ
ンベアおよび送りローラの回転速度を故意に変えない限
り一定しているものである。またこのように定量送りさ
れるので粉砕刃5の削り量も一定し粒の大きさのそろっ
た粉砕物(製品)を得ることができる。更にベルトコン
ベアによる定量送り作用は転りローラ付き押え用板によ
る押圧により助けられて確実に行うものである。また、
ベルトコンベア、送りローラの定速回転を高いレベルに
設定すれば定量送りの量も高いレベルになるので処理量
も多くすることができる。更に、ベルトコンベアを脂油
しているのでバター、マーガリン、チーズ等のように表
面が柔か気味のものの処理に好適であり且つ上記のよう
に定量送りを確実になすことができるので本考案粉砕機
に連結した熱交換部が粉砕物を一定温度に溶解するのに
は好都合である。
から送込口を介して横向シリンダ4内に送込まれたブロ
ックの先端を粉砕刃5により削って粉砕物とし、この粉
砕物を送り羽根6等により送出口3から他の工程に確実
に送り出すことができる著効があるは勿論であるが、特
に送込みラインは定速のベルトコンベアと、送込口の下
辺縁とベルトコンベアの先端との間の個所に設けた、ベ
ルトコンベアと同じ周速で稼動する外周全面に滑止め用
歯をもつ送りローラとを備えベルトコンベアの上方にシ
リンダで上下動できる転りローラ付き押え用板を、また
押え用板の先端と送込口の上辺縁との間に吹出し防止板
をそれぞれ設けたので、上記作用において述べたように
送込口に入るブロック1はベルトコンベアの定速回転力
によって定量送りされて粉砕刃5により削られるもので
あって、粉砕刃および送り羽根にかかる負担はベルトコ
ンベアおよび送りローラの回転速度を故意に変えない限
り一定しているものである。またこのように定量送りさ
れるので粉砕刃5の削り量も一定し粒の大きさのそろっ
た粉砕物(製品)を得ることができる。更にベルトコン
ベアによる定量送り作用は転りローラ付き押え用板によ
る押圧により助けられて確実に行うものである。また、
ベルトコンベア、送りローラの定速回転を高いレベルに
設定すれば定量送りの量も高いレベルになるので処理量
も多くすることができる。更に、ベルトコンベアを脂油
しているのでバター、マーガリン、チーズ等のように表
面が柔か気味のものの処理に好適であり且つ上記のよう
に定量送りを確実になすことができるので本考案粉砕機
に連結した熱交換部が粉砕物を一定温度に溶解するのに
は好都合である。
【図1】本考案に係わる粉砕機の定量送込み装置の実施
例を示す断面略図である。
例を示す断面略図である。
1 ブロック 2 送込口 3 送出口 4 横向シリンダ 5 粉砕刃 6 送り羽根 7 ドラム 8 粉砕機 9 送込みライン 10 ベルトコンベ
ア 11 送りローラ 12 転りローラ 13 押え用板 14 吹出し防止
板
ア 11 送りローラ 12 転りローラ 13 押え用板 14 吹出し防止
板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B02C 18/14 A 7918−4D
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロックの送込口および粉砕物の送出口
を備えた横向シリンダに外周面に粉砕刃及び送り羽根を
備えた横軸型粉砕ドラムを回転駆動するようにして内蔵
し、送込口にブロックをところてん式で連続して押し込
む送込みラインを連結した粉砕機において、 送込みラインは定速のベルトコンベアと、送込口の下辺
縁とベルトコンベアの先端との間の個所に設けた、ベル
トコンベアと同じ周速で稼動する外周全面に滑止め用歯
をもつ送りローラとを備え、ベルトコンベアの上方にシ
リンダで上下動できる転りローラ付き押え用板を、また
押え用板の先端と送込口の上辺縁との間に吹出し防止板
をそれぞれ設けたことを特徴とする粉砕機の定量送込み
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091452U JPH0646509Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 粉砕機の定量送込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091452U JPH0646509Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 粉砕機の定量送込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533843U JPH0533843U (ja) | 1993-05-07 |
JPH0646509Y2 true JPH0646509Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=14026759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091452U Expired - Lifetime JPH0646509Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 粉砕機の定量送込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646509Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP1991091452U patent/JPH0646509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533843U (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |