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JPH0638416Y2 - 混成集積回路部品 - Google Patents

混成集積回路部品

Info

Publication number
JPH0638416Y2
JPH0638416Y2 JP1988034665U JP3466588U JPH0638416Y2 JP H0638416 Y2 JPH0638416 Y2 JP H0638416Y2 JP 1988034665 U JP1988034665 U JP 1988034665U JP 3466588 U JP3466588 U JP 3466588U JP H0638416 Y2 JPH0638416 Y2 JP H0638416Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
component
substrate
conductor layer
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988034665U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01139420U (ja
Inventor
充穂 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP1988034665U priority Critical patent/JPH0638416Y2/ja
Publication of JPH01139420U publication Critical patent/JPH01139420U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0638416Y2 publication Critical patent/JPH0638416Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、積層型C(コンデンサ)ネットワークあるい
はLC(インダクタおよびコンデンサ)ネットワーク等の
積層部品を基板とした混成集積回路部品に関する。
(従来の技術) 積層型Cネットワークは、誘電体層と電極層(またはシ
ート)とを印刷法等により交互に積層して焼結し、第6
図に示すように、その焼結体1の側面における前記電極
層が露出した部分に、外部端子2を形成することによ
り、内部に1個以上のコンデンサを形成したものであ
る。前記外部端子2は、外部回路部品との接続に使用さ
れるほか、焼結体1の内部導体どうしを内蔵抵抗等を介
して接続する手段、あるいは表裏面に形成された導体パ
ターンどうしを接続する手段、もしくは他の外部端子に
表面あるいは裏面に形成された抵抗層を介して接続する
中継導体としての役目を果たす場合もある。
このようなCネットワークを基板1として使用し、その
上にトランジスタやIC等の部品3を搭載し、混成集積回
路として構成することにより、実装密度を向上させる場
合がある。この場合、第6図に示すように、外部端子2
に接続する導体層4を基板1の表面あるいは裏面に印
刷、焼成により形成し、その導体層4に前記部品3の端
子5を接続する。
このような混成集積回路部品において、搭載部品3と外
部端子2との間に抵抗を挿入する必要が生じた場合、従
来構成において、例えば図面上2aで示すものが不使用の
外部端子として存在していれば、部品5に導体層4を介
して接続された外部端子2bと前記不使用の外部端子2aと
を、表面に形成した抵抗層6を介して接続し、それまで
不使用であった外部端子2aを新たに外部回路に接続され
る端子として使用することが可能である。しかし、この
ような不使用の外部端子2aが無い(多くの場合、外部端
子2はほとんど使用されており、このような不使用の外
部端子2aは無い場合が多い。)場合は、第7図に示すよ
うに、外部端子2に接続された導体層4に対し、離れた
位置に導体層8を印刷、焼成により形成し、両導体層4,
8に両端が接続されるように、例えば酸化ルテニウムRuO
2系のペースト等を印刷、焼成することにより抵抗層7
を形成していた。
(考案が解決すべき問題点) しかし、第7図の構造によれば、部品3とこれが抵抗層
7を介して接続される外部端子2形成面との間の距離W1
が大きくなり、第6図に示した既存の基板1の使用が不
可能となり、既存の基板1と異なるスペースが拡張され
た基板1Aを新たに設計し製作しなければならないという
問題点があった。また、基板1Aが大きくなるので、実装
密度が低下するという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため、本考案は、積層部品を基
板とし、該基板の側面に設けた複数個の外部端子の少な
くとも一部と、前記基板の表面またはおよび裏面に搭載
する部品との間に抵抗を設けた混成集積回路部品におい
て、前記基板上の前記部品搭載面に、前記外部端子に対
して一部重畳することにより接続された第1の導体層
と、該導体層より離れた位置に形成された第2の導体層
と、前記第1、第2の導体層にそれぞれ一部を重畳する
ことにより接続して形成された抵抗層とを設け、前記抵
抗層上に絶縁層を形成し、該絶縁層および第2の導体層
上に、前記第2の導体層に一部を重畳して接続しかつ前
記抵抗層とは前記絶縁層を介して絶縁された第3の導体
層を基板側面に向けて折り返し状に形成し、該第3の導
体層に前記部品の端子を接続したものである。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す断面図であり、1は誘
電体層9と電極層(あるいはシート)10とを交互に積層
することにより、1個以上のCネットワークを形成した
基板であり、この代わりにCネットワークとLネットワ
ーク(磁性体層と巻線を構成する導体層とを複数段に積
層したもの)とを積層し焼結や接着等により一体化した
LCネットワークが基板1として用いられる場合もある。
2は基板1の側面に形成された外部端子である 11は前記基板1上の前記部品3搭載面に、前記外部端子
2に接続されて形成された第1の導体層、12は該導体層
11より離れた位置に形成された第2の導体層、13は前記
第1、第2の導体層間を接続する抵抗層であり、前記抵
抗層13上に例えばガラスからなる絶縁層14を形成し、該
絶縁層14上に、前記第2の導体層12に一部を接続した第
3の導体層15を形成し、該第3の導体層15に前記部品3
の端子5を導電性接着剤等により接続したものである。
第2図ないし第5図は、第1図に示した混成集積回路部
品の製造工程を示すもので、まず第2図に示すように、
基板1の部品3搭載面に、第1、第2の導体層11,12
を、例えばAgあるいはAg-Pd等の金属粉等を含んだ導電
性ペーストを印刷、焼成することにより形成する。次に
例えば前記酸化ルテニウムを含んだペーストを印刷、焼
成することにより、抵抗層13(分かり易くするため、斜
線が付してある。)を形成する。
次に第3図に示すように、ガラス粉を含んだペーストを
印刷、焼成することにより、ガラス絶縁層14(分かり易
くするために、斜線が付してある。)を、前記抵抗層13
の全部および前記導体層11,12の一部を覆うように形成
する。
次に第4図に示すように、導電性ペーストを前記ガラス
絶縁層14上および前記導体層12の露出部分に重ねて、印
刷、焼成することにより、導体層15を形成する。この導
体層15は、抵抗層13上のガラス絶縁層14を介在させた位
置、すなわち、導体層12から外部端子2側に延出するよ
うに形成する。
次に第5図に示すように、前記導体層15に、トランジス
タ、IC等の部品3の端子5を例えば導電性接着剤あるい
ははんだ付け等により接続する。
なお、導体層11,12を印刷した後に乾燥し、次に抵抗層1
3を印刷、乾燥し、ガラス絶縁層14を印刷、乾燥し、導
体層15を印刷、乾燥して最後に焼成してもよい。
このように構成すれば、第1図に示すように、基板1の
端面から部品3までの距離W2を小さくすることができ、
既存の基板1をそのまま用いて外部端子2と部品3との
間に抵抗を挿入した回路構成が実現できる。
上記実施例においては、絶縁層14をガラスにより形成し
たが、導体層11,12,15として導電性ペーストの焼結体で
はなく、導電性樹脂を使用したものにおいては、絶縁層
14として樹脂製絶縁層を用いることができる。また、抵
抗層13を導体層11,12より先に形成しておき、抵抗層13
の両端に導体層11,12の一部を重ねて形成するようにし
てもよい。
なお、通常、厚膜印刷により形成された抵抗は、サンド
ブラスト法あるいはレーザートリミング法等により抵抗
値が調整されているが、本考案による場合には、抵抗値
の調整ができない。従って、抵抗値のばらつきが生じる
ことは避けられないが、一般的には±20%程度の抵抗値
の誤差が許容される用途であれば、本考案を適用でき
る。
(考案の効果) 本考案によれば、基板の表面に新たに抵抗層を形成して
部品を搭載する場合において、搭載する部品の端子と基
板側面の外部端子との間の距離を拡大する必要がなく、
従って、基板の部品搭載面の面積を広くする必要がな
く、既存の基板をそのまま用いて基板の部品搭載面に抵
抗を設けることが可能となる。このため、新たな積層基
板製造ラインを設備することなく、抵抗挿入型の混成集
積回路部品を安価に提供可能となる。また、既存の基板
に対して、その部品搭載面に種々のパターンの抵抗、絶
縁、導体の各層を形成することが可能となるので、基板
の面積を広げることなく既存の基板の用途を拡大するこ
とができる。また、積層部品上に抵抗を伴う他の部品が
搭載可能となるので、実装密度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による混成集積回路部品の一実施例を示
す断面図、第2図ないし第5図は該実施例の製造工程を
示す各工程における部品の斜視図、第6図はCネットワ
ークを基板としIC等の部品を搭載した従来の混成集積回
路部品を示す斜視図、第7図はCネットワークを基板と
しIC等の部品を搭載すると共に、外部端子と部品との間
に抵抗を挿入した従来の混成集積回路部品を示す斜視図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層部品を基板とし、該基板の側面に設け
    た複数個の外部端子の少なくとも一部と、前記基板の表
    面またはおよび裏面に搭載する部品との間に抵抗を設け
    た混成集積回路部品において、前記基板上の前記部品搭
    載面に、前記外部端子に対して一部重畳することにより
    接続された第1の導体層と、該導体層より離れた位置に
    形成された第2の導体層と、前記第1、第2の導体層に
    それぞれ一部を重畳することにより接続して形成された
    抵抗層とを設け、前記抵抗層上に絶縁層を形成し、該絶
    縁層および第2の導体層上に、前記第2の導体層に一部
    を重畳して接続しかつ前記抵抗層とは前記絶縁層を介し
    て絶縁された第3の導体層を基板側面に向けて折り返し
    状に形成し、該第3の導体層に前記部品の端子を接続し
    た混成集積回路部品。
JP1988034665U 1988-03-16 1988-03-16 混成集積回路部品 Expired - Lifetime JPH0638416Y2 (ja)

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JP1988034665U JPH0638416Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 混成集積回路部品

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JP1988034665U JPH0638416Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 混成集積回路部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01139420U JPH01139420U (ja) 1989-09-22
JPH0638416Y2 true JPH0638416Y2 (ja) 1994-10-05

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JP1988034665U Expired - Lifetime JPH0638416Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 混成集積回路部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60151122U (ja) * 1984-03-16 1985-10-07 日本電気株式会社 多層複合部品

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JPH01139420U (ja) 1989-09-22

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