[go: up one dir, main page]

JPH06346762A - スロットルバルブ - Google Patents

スロットルバルブ

Info

Publication number
JPH06346762A
JPH06346762A JP13839793A JP13839793A JPH06346762A JP H06346762 A JPH06346762 A JP H06346762A JP 13839793 A JP13839793 A JP 13839793A JP 13839793 A JP13839793 A JP 13839793A JP H06346762 A JPH06346762 A JP H06346762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
butterfly valve
control motor
center
intake passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13839793A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Tsujino
睦 辻野
Sunao Kitamura
直 北村
Kanehiro Fukaya
金広 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP13839793A priority Critical patent/JPH06346762A/ja
Publication of JPH06346762A publication Critical patent/JPH06346762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バタフライ弁10の重心のアンバランスを修
正し、制御モータの小型化を達成する。 【構成】 エンジンの吸気通路を制御モータの制御によ
って開閉するバタフライ弁10の回動軸C2 が前記吸気
通路のボア中心C1 からオフセットされる。バタフライ
弁10の反オフセット側には、弁重心をほぼ回動軸C2
上に位置させるための、板厚tを薄くする凹部20が切
除によって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動車用エンジン
の吸気通路を制御モータの制御によって開閉するスロッ
トルバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスロットルバルブが組み込まれ
たスロットル弁制御装置の一例についてその平断面図を
示した図4を参照して述べる。図示のスロットル弁制御
装置はトラクションコントロール(TRCともいう)用
スロットルボデーである。図4において、エンジンの吸
気系に配置されるボデー本体1には、吸気通路2を開閉
することでエンジンの吸気量を調整するメインスロット
ルバルブ(メインバルブという)3を主体とするメイン
バルブ系と、その上流に位置するTRC用サブスロット
ルバルブ(サブバルブという)4を主体とするサブバル
ブ系とが配置されている。なお、本例のスロットルボデ
ーは吸気通路2が水平状態となるようにエンジンに搭載
されるものであり、また図示されないエアクリーナから
の吸入空気は図中白抜き矢印で示されるように吸気通路
2を図示上側から下方に向かって流れてエンジンに吸入
される。
【0003】メインバルブ系において、メインバルブ3
は弁体としてのバタフライ弁5を弁軸6にスクリュによ
って固定している。この弁軸6の両端部はボデー本体1
に回動可能に支持されている。弁軸6の図示右側の端部
にはスロットルレバー7が取り付けられている。スロッ
トルレバー7には、図示しない車両の運転席のフロア上
のアクセルペダルと連係するアクセルワイヤが接続され
る。スロットルレバー7とボデー本体1との間には、メ
インバルブ3を常には全閉位置に付勢するリターンスプ
リング8が配置されている。またボデー本体1の図示左
側の側面に設けられたスロットルセンサ9は、弁軸6の
回動量からメインバルブ3の開度を検出しその検出信号
を図示しない電子制御ユニット(ECUともいう)から
なる制御回路に入力する。
【0004】サブバルブ系において、サブバルブ4は弁
体としてのバタフライ弁10を弁軸11にスクリュ18
によって固定している。この弁軸11の両端部はボデー
本体1に回動可能に支持されている。ボデー本体1の図
示右側の側面に設けられたスロットルセンサ12は、弁
軸11の回動量からサブバルブ4の開度を検出しその検
出信号を前記ECUに入力する。前記弁軸11の図示右
側の端部にはサブスロットルセンサ12の検出子と係合
するスロットルセンサ用レバー13が取り付けられてお
り、このレバー13とボデー本体1との間にサブバルブ
4を全開位置に付勢するリターンスプリング14が配置
されている。またボデー本体1の図示左側の側面にはス
テップモータからなる制御モータ15が設けられてい
る。制御モータ15の出力軸(符号省略)とサブバルブ
4の弁軸11とは減速歯車伝達機構16を介して連繋さ
れている。制御モータ15は、前記ECUから発信され
る制御信号によりサブバルブ4を開閉制御する。なお前
記したようなスロットルボデーには、例えば実開昭64
−46443号公報がある。
【0005】前記スロットルボデーにおいて、制御モー
タ15によって開閉制御されるサブバルブ4は、一般的
には図5に説明図で示されるように弁軸11の軸心すな
わちバタフライ弁10の回動軸C2 が吸気通路2のボア
中心C1 上に位置しているのが一般的である(これを従
来技術1という)。なお図5中、バタフライ弁10の全
開状態が実線で示され、その全閉状態が二点鎖線で示さ
れている。
【0006】ところで前記従来技術1の制御モータ15
の小型化を図るために、図6に説明図で示されるように
前記バタフライ弁10に吸気管負圧による閉弁トルクが
作用するように回動軸C2 を吸気通路2のボア中心C1
からオフセットさせる従来技術2が提案される。また、
前記従来技術1のリターンスプリング14を排除する一
方制御モータ15の万一の制御不能時の退避走行を可能
にするために、図7に説明図で示されるようにバタフラ
イ弁10に吸気管負圧による開弁トルクが作用するよう
に回動軸C2 を吸気通路2のボア中心C1 から従来技術
2とは反対の方向へオフセットさせる従来技術3も提案
される。なお従来技術2,3のサブバルブ4が本発明の
対象とするスロットルバルブに相当する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術2,3の
サブバルブ4では、弁重心C3 がいわば図心上にあるア
ンバランスな非対称回転体である。このため、全開時あ
るいは制御時にエンジン振動や車両の走行振動等により
バルブ位置がふらつきやすく、また慣性力による加速ト
ルクが大きくなること等により、位置精度の低下および
制御性の悪化といった悪影響が懸念されひいては制御モ
ータの小型化に支障を生じる。例えば従来技術2の場
合、前記悪影響を補うためにはバルブを全開に保持する
リターンスプリング14にスプリングトルクの増加を余
儀なくされ、これに伴いそのスプリングトルクに抗して
バルブを閉じるための制御モータに駆動トルクの増大が
必要となるので制御モータが大型化する。また従来技術
3の場合、制御モータに大きな負荷がかかるので、その
モータにバルブの位置保持能力が余分に要求され、必要
なディテントトルクを大きくしなければならずこれまた
制御モータが大型化する。このように従来技術2,3で
は、制御モータの小型化に支障をきたすために十分な成
果が得られない。
【0008】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的はバタフライ弁
の重心のアンバランスを修正し、制御モータの小型化を
達成することのできるスロットルバルブを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、エンジンの吸気通路を制御モータの制御によって
開閉するバタフライ弁の回動軸を前記吸気通路のボア中
心からオフセットさせたスロットルバルブにおいて、前
記バタフライ弁の反オフセット側には、弁重心をほぼ回
動軸上に位置させるための、板厚を薄くする凹部が切除
によって形成されている。
【0010】
【作用】前記手段によれば、前記バタフライ弁の凹部に
相当する部分が切除されることにより、弁重心がほぼ回
動軸上に位置しバランスのよい状態に修正される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例1〜3について順に説明す
る。 〔実施例1〕実施例1について図1を参照して説明す
る。なお本例は、従来例のTRC用スロットルボデーの
サブバルブに使用されるバタフライ弁に実施したもの
で、図1(a)はバタフライ弁の側面図、(b)はその
底面図、(c)はその断面図である。バタフライ弁10
は、ほぼ真円形をなしていて、その図心はエンジンの吸
気通路のボア中心C1 上にあり、このボア中心C1 から
図示左方に寸法Aをもってオフセットする位置に回動軸
2 が設定されている。この回動軸C2 上には、固定用
スクリュが貫通する取付孔10aが形成されている。
【0012】前記バタフライ弁10の反オフセット側
(図示右側)の裏面には、円形状の凹部20が切削加工
等による切除によって形成されている。この凹部20
は、バタフライ弁10の板厚tよりも小さい深さhで形
成されていて、凹部20の底面の板厚t1 がt1 =t−
hと薄くなっている。この凹部20の形成によって、弁
重心がほぼ回動軸C2 上に位置されている。
【0013】前記バタフライ弁10を備えるスロットル
バルブによれば、バタフライ弁10の凹部20に相当す
る部分が切除されることにより、弁重心がほぼ回動軸C
2 上に位置しバランスのよい状態に修正される。これに
より、従来のものに生じた位置精度の低下および制御性
の悪化等といった悪影響が改善されることにより、制御
モータの小型化の支障を排除することができる。例え
ば、従来技術2のサブバルブとして本例のバタフライ弁
10を採用すれば、リターンスプリングのスプリングト
ルクを軽減でき、これに伴い制御モータの駆動トルクを
低減できるので、制御モータの大型化を抑制できる。ま
た従来技術3の場合、制御モータにかかる負荷を軽減で
きるので、そのモータのディテントトルクが小さくて済
むので、これまた制御モータの大型化を抑制できる。
【0014】〔実施例2〕実施例2を図2を参照して説
明する。なお本例は、実施例1の凹部20を変更したも
のであるからその変更部分について詳述し、実施例1と
同一もしくは均等構成と考えられる部分には図面に同一
符号を付して重複する説明は省略する。また次以降の実
施例についても同様の考えで重複する説明は省略する。
図2(a)はバタフライ弁の側面図、(b)はその底面
図、(c)はその断面図である。図2から明らかなよう
に、本例では、前記バタフライ弁10の反オフセット側
の開閉端側の縁部に沿って割円形状の凹部21を切除し
ている。
【0015】〔実施例3〕実施例3を図3を参照して説
明する。図3(a)はバタフライ弁の側面図、(b)は
その底面図、(c)はその断面図である。図3から明ら
かなように、本例では、前記バタフライ弁10の反オフ
セット側の開閉端側の縁部に沿って円弧形状の凹部22
を切除している。なお実施例2,3の凹部21,22に
よると、バタフライ弁10の反オフセット側の開閉端縁
の板厚t1 が薄いため、吸気通路の壁面に対する接触面
積が減少しその壁面に開閉端縁が引っかかりにくいとい
った付随的効果も認められる。
【0016】
【発明の効果】本発明のスロットルバルブによれば、弁
重心のアンバランスが修正されるので、従来のものに生
じた位置精度の低下および制御性の悪化等といった悪影
響が改善されることにより、制御モータの小型化の支障
を排除することができ、よって小型の制御モータの使用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す説明図である。
【図2】実施例2を示す説明図である。
【図3】実施例3を示す説明図である。
【図4】スロットル弁制御装置の一例を示す平断面図で
ある。
【図5】従来技術1を示す説明図である。
【図6】従来技術2を示す説明図である。
【図7】従来技術3を示す説明図である。
【符号の説明】
10 バタフライ弁 20 凹部 C1 ボア中心 C2 回動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路を制御モータの制御
    によって開閉するバタフライ弁の回動軸を前記吸気通路
    のボア中心からオフセットさせたスロットルバルブにお
    いて、前記バタフライ弁の反オフセット側には、弁重心
    をほぼ回動軸上に位置させるための、板厚を薄くする凹
    部が切除によって形成されているスロットルバルブ。
JP13839793A 1993-06-10 1993-06-10 スロットルバルブ Pending JPH06346762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13839793A JPH06346762A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 スロットルバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13839793A JPH06346762A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 スロットルバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06346762A true JPH06346762A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15220999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13839793A Pending JPH06346762A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 スロットルバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06346762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013023A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Denso Corp スロットル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013023A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Denso Corp スロットル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0380561A1 (en) Throttle assembly
JP2654148B2 (ja) スリップ制御装置
JP2003201866A (ja) 車両用電子スロットルバルブの制御システム
US6488009B2 (en) Throttles
US7237759B2 (en) Air intake control device for internal combustion engine and air intake control device for gasoline engine
JPH06346762A (ja) スロットルバルブ
JPH025716A (ja) スロットル弁制御装置
JP2844918B2 (ja) 内燃機関のスロットル弁開度制御装置
JP2002317654A (ja) サブスロットルバルブを備えたスロットル装置
US20010017124A1 (en) Support structure of valve shaft for butterfly valve
JPH10103082A (ja) ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
US6626142B2 (en) Intake air rate controlling device for an internal combustion engine
JP2771249B2 (ja) 電子式絞り弁開度制御装置
JP3799126B2 (ja) アクセルペダル装置
JPH0763072A (ja) スロットル弁制御装置
JPH02185631A (ja) 機関のスロットル弁制御装置
JPH06167226A (ja) バタフライ弁
JPH0213716Y2 (ja)
JPH0355787Y2 (ja)
JPH06185376A (ja) スロットル弁制御装置
JPH03941A (ja) 内燃機関の出力制御装置
KR200153227Y1 (ko) 메인 스로틀 엑츄에이터
KR100250205B1 (ko) 자동차의 이중 스로틀밸브
JPH03105033A (ja) スロツトルアクチユエータ
JP2765608B2 (ja) 絞り弁制御装置