JPH063384Y2 - 原稿照明装置 - Google Patents
原稿照明装置Info
- Publication number
- JPH063384Y2 JPH063384Y2 JP1987051444U JP5144487U JPH063384Y2 JP H063384 Y2 JPH063384 Y2 JP H063384Y2 JP 1987051444 U JP1987051444 U JP 1987051444U JP 5144487 U JP5144487 U JP 5144487U JP H063384 Y2 JPH063384 Y2 JP H063384Y2
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- reflecting
- light
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- light source
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Lenses (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原稿を照明して、その情報を読み取りあるいは
記録するための原稿照明装置、特に反射部材を用いて原
稿に光を集光する照明装置に関するものである。
記録するための原稿照明装置、特に反射部材を用いて原
稿に光を集光する照明装置に関するものである。
第6図は従来の原稿照明装置を示す断面図である。
1は原稿を照明するための管状ランプであり、このラン
プから照射された光は、反射板5及び6によりスリツト
状に読み取り位置Pに集光されることにより透明な原稿
台ガラス2上に載置された原稿3をスリツト露光する。
プから照射された光は、反射板5及び6によりスリツト
状に読み取り位置Pに集光されることにより透明な原稿
台ガラス2上に載置された原稿3をスリツト露光する。
4は不要な光を遮る遮光部である。
この第6図に示されているような多段に屈折した反射板
は、特公昭60−15052号公報にも示されている通
り、楕円等の曲率によって形成される反射板に対し、光
源と反射板の位置づれが多少生じても被照明部を安定し
て照明できるという長所を有する。
は、特公昭60−15052号公報にも示されている通
り、楕円等の曲率によって形成される反射板に対し、光
源と反射板の位置づれが多少生じても被照明部を安定し
て照明できるという長所を有する。
ところが、上述した反射板は1枚の平面板を折れ曲げる
ことにより設けられており、ミラーの反射面どうしは鋭
いエツジをなして交わらせるよう加工するのは困難であ
り、成型する際、折り曲げ位置近傍はゆるい曲率を有す
るようになってしまう。
ことにより設けられており、ミラーの反射面どうしは鋭
いエツジをなして交わらせるよう加工するのは困難であ
り、成型する際、折り曲げ位置近傍はゆるい曲率を有す
るようになってしまう。
第5図は、第6図における光線の反射の様子を折り曲げ
線近傍の反射を含めて模式的に表わしたものである。
線近傍の反射を含めて模式的に表わしたものである。
このように、本来、原稿をほぼ均一に照明する光束A,
Bの他に、折り曲げ線近傍の曲率を有する面から、光束
Cが原稿面上に集光してしまい原稿面の照度分布がピー
クC′を有するようになる。本図は模式的に一つの折り
曲げについて示したが、このピークC′は折り曲げ線が
多くなればなるほどその数が増加して、照度分布は走査
方向にリツプルを有するようになる。
Bの他に、折り曲げ線近傍の曲率を有する面から、光束
Cが原稿面上に集光してしまい原稿面の照度分布がピー
クC′を有するようになる。本図は模式的に一つの折り
曲げについて示したが、このピークC′は折り曲げ線が
多くなればなるほどその数が増加して、照度分布は走査
方向にリツプルを有するようになる。
一方、原稿を読み取る時、原稿は常に照明装置と同じ距
離を保っているとは限らず、原稿の自重によるガラスの
たわみ、ガラス本来のそり、あるいは浮きによって、そ
れぞれ光束のあたる位置が変化するため、副走査方向に
対してリツプルのある分布は光量が不安定で読み取り及
び記録画質の劣化を招くという欠点があった。
離を保っているとは限らず、原稿の自重によるガラスの
たわみ、ガラス本来のそり、あるいは浮きによって、そ
れぞれ光束のあたる位置が変化するため、副走査方向に
対してリツプルのある分布は光量が不安定で読み取り及
び記録画質の劣化を招くという欠点があった。
例えばCCD(Change Coupled Dev
ice)のような走査方向に短い受光巾を有する素子に
よって原稿を読み取りる際には、リツプルの変化の影響
を受けやすく、特に、原稿の走査方向に複数のチヤンネ
ルを千鳥状に配列して長尺化したものでは、各チヤンネ
ル間で光量が微妙に変化してしまい、チャンネル間でつ
なぎが画像に表わしてしまうという欠点があった。
ice)のような走査方向に短い受光巾を有する素子に
よって原稿を読み取りる際には、リツプルの変化の影響
を受けやすく、特に、原稿の走査方向に複数のチヤンネ
ルを千鳥状に配列して長尺化したものでは、各チヤンネ
ル間で光量が微妙に変化してしまい、チャンネル間でつ
なぎが画像に表わしてしまうという欠点があった。
本考案は上述した従来の問題を解決し、屈折部の曲率に
より生ずるリツプルを除去した原稿照明装置を提供する
ことを目的とする。
より生ずるリツプルを除去した原稿照明装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成する本考案は、原稿を照明する光源と、
この光源からの光を反射する平面部を夫々備えた複数の
反射部材と、を有する原稿照明装置において、上記反射
部材は夫々それ自身を支持するための屈折部を有してお
り、複数の反射部材のうち一つの反射部材の屈折部は他
の反射部材の平面部により覆われていることを特徴とす
るものである。
この光源からの光を反射する平面部を夫々備えた複数の
反射部材と、を有する原稿照明装置において、上記反射
部材は夫々それ自身を支持するための屈折部を有してお
り、複数の反射部材のうち一つの反射部材の屈折部は他
の反射部材の平面部により覆われていることを特徴とす
るものである。
以下、本考案を図面に基づき説明する。
尚、同一機能を果たす部材には同一の番号を符してあ
る。
る。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。
第6図は反射部材5,6をすべて平面の反射面を有する
反射部材5A,5B,6A,,6B,6Cに分割構成し
たものである。第1図の実施例では、各反射部材はそれ
ぞれ固定するための屈折部を有しているが、反射面は1
枚の平面だけからなり、屈折部はスリツト露光には関与
していない。平面鏡5Aの屈折部は平面鏡5Bに覆われ
ており、この屈折部による光量むらの影響は確実に防止
される。平面鏡5A,5Bは同一のビスにより固定さ
れ、同じく平面鏡6A,6B,6Cが同一のビスにより
固定されている。
反射部材5A,5B,6A,,6B,6Cに分割構成し
たものである。第1図の実施例では、各反射部材はそれ
ぞれ固定するための屈折部を有しているが、反射面は1
枚の平面だけからなり、屈折部はスリツト露光には関与
していない。平面鏡5Aの屈折部は平面鏡5Bに覆われ
ており、この屈折部による光量むらの影響は確実に防止
される。平面鏡5A,5Bは同一のビスにより固定さ
れ、同じく平面鏡6A,6B,6Cが同一のビスにより
固定されている。
また、複数の平面鏡により構成される屈曲部の端面5C
は光源からエツジ5dに向かう光線1Cと交わらないよ
うに設けられている。
は光源からエツジ5dに向かう光線1Cと交わらないよ
うに設けられている。
これにより、端面5Cの反射による悪影響は生じない。
これは、他の屈折部でも同様である。
これは、他の屈折部でも同様である。
第2図は第1図の光束の集光状態を片側についてのみ示
したものであり、光源1より発した光束A,Bは、分割
された反射部材5A,5Bによってそれぞれ反射されて
原稿を照明しており、屈折部に曲率がないため従来例第
5図のように、折り曲げの部分でリツプルを生じない。
したものであり、光源1より発した光束A,Bは、分割
された反射部材5A,5Bによってそれぞれ反射されて
原稿を照明しており、屈折部に曲率がないため従来例第
5図のように、折り曲げの部分でリツプルを生じない。
第3図は本考案における他の実施例であり、読み取り位
置Pに関してランプと反対側の反射板5を分割により設
けたもので、反射面が原稿読み取り位置Pに近い場合に
顕著にあらわれるリツプルの除去に有効な場合を示した
ものである。
置Pに関してランプと反対側の反射板5を分割により設
けたもので、反射面が原稿読み取り位置Pに近い場合に
顕著にあらわれるリツプルの除去に有効な場合を示した
ものである。
第4図も本考案における他の実施例であり、読み取り位
置Pに関して、ランプと同じ側の反射板6を分割により
設けたもので、補助反射笠5の光量に対して6A,6
B,6Cの側からの光量が十分に大きい時に有効な場合
を示したものである。
置Pに関して、ランプと同じ側の反射板6を分割により
設けたもので、補助反射笠5の光量に対して6A,6
B,6Cの側からの光量が十分に大きい時に有効な場合
を示したものである。
上述した通り、反射板が1つの場合は、これを分割処理
すれば良く、複数の場合は少なくとも一番光量の大きな
反射板もしくは原稿に近接する反射板を分割処理するこ
とが好ましい。
すれば良く、複数の場合は少なくとも一番光量の大きな
反射板もしくは原稿に近接する反射板を分割処理するこ
とが好ましい。
以上、反射原稿について説明をしてきたが、透過原稿に
対しても同様のことがいえるのは勿論である。
対しても同様のことがいえるのは勿論である。
また、光源としては蛍光灯,ハロゲンランプ,LEDア
レイ等の使用が可能である。
レイ等の使用が可能である。
以上説明したように、本考案によれば、支持のため反射
部材が屈折部を有しても原稿走査方向になだらかな照度
分布を与える事が可能となり、それによって原稿の位置
関係が変化しても大巾に光量が変化してしまうことがな
く、安定した画像情報を供給する事が可能となる。ま
た、受光部材としてCCDアレイが千鳥状に設けられた
ものを使用しても、各アレイ間での光量むらを防止し、
正しい画像の読み取りが可能となる。
部材が屈折部を有しても原稿走査方向になだらかな照度
分布を与える事が可能となり、それによって原稿の位置
関係が変化しても大巾に光量が変化してしまうことがな
く、安定した画像情報を供給する事が可能となる。ま
た、受光部材としてCCDアレイが千鳥状に設けられた
ものを使用しても、各アレイ間での光量むらを防止し、
正しい画像の読み取りが可能となる。
第1図は本考案の実施例の断面図、 第2図は本考案の実施例の説明図、 第3図乃至第4図は夫々他の実施例を示す図、 第5図は従来例の説明図、 第6図は従来例の断面図。 図において、 1……光源 2……原稿台ガラス 3……原稿 4……遮光板 5,6……反射板
Claims (1)
- 【請求項1】原稿を照明する光源と、この光源からの光
を反射する平面部を夫々備えた複数の反射部材と、を有
する原稿照明装置において、 上記反射部材は夫々それ自身を支持するための屈折部を
有しており、複数の反射部材のうち一つの反射部材の屈
折部は他の反射部材の平面部により覆われていることを
特徴とする原稿照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051444U JPH063384Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 原稿照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051444U JPH063384Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 原稿照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63157737U JPS63157737U (ja) | 1988-10-17 |
JPH063384Y2 true JPH063384Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30875709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987051444U Expired - Lifetime JPH063384Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 原稿照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063384Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6728010B1 (en) | 2000-09-19 | 2004-04-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color image reader for use in image forming apparatus |
JP2007156643A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Nidec Copal Corp | 光学検査装置 |
JP2012120096A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Ricoh Co Ltd | ライン照明光学系及び原稿読取装置 |
WO2013118414A1 (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-15 | 三菱電機株式会社 | 光源装置及び反射板支持構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4190355A (en) * | 1978-05-03 | 1980-02-26 | Xerox Corporation | Facetted reflector |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP1987051444U patent/JPH063384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63157737U (ja) | 1988-10-17 |
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